JPH074887Y2 - 自動鉋盤の切込み量設定装置 - Google Patents

自動鉋盤の切込み量設定装置

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JPH074887Y2
JPH074887Y2 JP18011286U JP18011286U JPH074887Y2 JP H074887 Y2 JPH074887 Y2 JP H074887Y2 JP 18011286 U JP18011286 U JP 18011286U JP 18011286 U JP18011286 U JP 18011286U JP H074887 Y2 JPH074887 Y2 JP H074887Y2
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JP
Japan
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wood
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cutting
automatic plane
cut
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JP18011286U
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JPS6384307U (ja
Inventor
芳雅 羽山
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、切削する木材の状態に適した切込み量を設定
する自動鉋盤の切込み量設定装置に関するものである。
〔考案の背景〕 従来、可逆電動機によりテーブルが切削ヘッドに対し、
近づく方向に移動して来たとき、前記テーブル上の木材
と当接することにより移動する検出部材と、この検出部
材の前記移動により作動して、可逆電動機の電源を遮断
して前記テーブルの移動を停止させる検出器とからなる
検出手段により、木材に対する切込み量の設定を行うも
のがある。
しかし、検出部材の木材と当接する面が単一の平らな面
で形成されているだけであったため、この検出手段の構
成を用いた場合、常に一定の切込み量しか設定できなか
った。なお、前記した一定に切込み量は、そのモートル
で最大切込み可能な量が設定されている。
本来、自動鉋盤で切削する際、仕上げ切削(切込み量を
少なくし、切削面を奇麗にする)あるいは、木材の含水
率、切削幅、送材速度等により切込み量を変える必要が
ある。従って、切込み量を変えるときは、前記検出手段
で自動的に設定した後、手動ハンドル等の昇降手段でテ
ーブルを上下に微調整し、希望の切込み量に設定しなけ
ればならなかった。
また、検出器に昇降ネジを嵌合させ、前記昇降ネジを回
動させて検出器全体を上下に昇降させて希望の切込み量
を設定するものがあるが、この場合、検出器全体を上下
昇降させるので、上下左右のガタ量等が発生するのを排
除するために、構造が複雑化し、コスト的に高価であっ
た。
〔考案の目的〕
本考案は、上記した従来技術の欠点を解消し、所望の切
込み量に応じた設定を容易にできるようにした自動鉋盤
を提供することを目的としている。
〔考案の概要〕
上記の目的を達成するために、本考案は可逆電動機によ
り上下に移動自在なテーブルと、前記テーブルに対向配
置された切削ヘッドと、前記テーブルを前記切削ヘッド
に対し近づく方向に移動させたときテーブル上の木材に
当接することにより移動する検出部材と、検出部材の移
動により作動して前記可逆電動機を停止させる検出器と
を有する自動鉋盤において、前記検出部材に複数の段差
を木材の送材方向に対し直交方向に設けることにより、
自動的に所望の切込み量に設定できるように工夫したも
のである。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を第1図〜第4図を用いて説明する。
第1図は本考案となる切込み量設定装置を備えた自動鉋
盤の概略構成図、第2図は第1図のA−A線断面図、第
3図は木材の切込み量を示す説明図、第4図は本考案の
ブロック回路図である。
図において、ベース1上び直立状態で固定したコラム2
を複数本設け、コラム2上端には図示しない電動機によ
り回転駆動する回転鉋胴3、送材部材となる送材ローラ
4,4を収納した切削ヘッド5が設けられている。切削ヘ
ッド5の下面と対向した位置には、木材6を支持するテ
ーブル7がコラム2に穴嵌合し、切削ヘッド5とテーブ
ル7間で木材6を送材する送材路が形成されている。テ
ーブル7は第4図に示すように、電源8に並列に接続さ
れた第1の常開スイッチ9、検出器となる常閉スイッチ
10の直列接続体及び第2の常開スイッチ11を介して駆動
される可逆電動機12により、ベース1にネジにネジ嵌合
された昇降ネジ13を介して、コラム2に沿って昇降自在
となっている。
切削ヘッド5内の木材送入側には、切削ヘッド5の両側
面に固定した支持部材14を支点に上下に揺動する検出部
材15が鉋胴3と平行して軸支されている。検出部材15の
上面、すなわち反木材当接面側の中央には接触片16が設
けられている。接触片16の上方には常閉スイッチ10がホ
ルダ17を介して切削ヘッド5に取り付けられている。検
出部材15の木材6が当接する面には木材6の送材方向に
対し、直交方向に段差15a,15b,15cが設けられている。
なお、段差15cが最大切込み量となり、段差15aが最小切
込み量となる。切削ヘッド5の内側面から突出している
ピン18は、検出部材15が木材6に接しない時に定位置に
設定するためのものである。
上記構成において、テーブル7の木材送入側(第1図の
右端)に木材6を置き、常開スイッチ9を閉じてテーブ
ル7を上昇させると、木材6の切込み位置となったとこ
ろで木材6の上面に検出部材15が当接する。木材6に当
接して検出部材15が押し上げられると同時に接触片16も
上方に移動し、常閉スイッチ10を作動させる。常閉スイ
ッチ10が作動すると可逆電動機12は停止し、テーブル7
は停止する。
最大切込み量で行う場合、段差15cで木材6が当接する
ように木材6をテーブル7上にセットすることで、第3
図に示すa3分の切込み量で切削される。仕上げ切削等に
より少なめに切削したい場合は、段差15a又は段差15bの
位置で木材6が当接するように木材6をテーブル7上に
セットすることで、a1又はa2分の切込み量で切削され
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、検出部材に複数の段差を木材の送材方
向に対し直交方向に設けたので、所望の切込み量を自動
的に設定することができる。
また、検出部材に段差を加えた極めて簡単な構成である
ため、安価に切込み量設定装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案となる切込み量設定装置を備えた自動鉋
盤の概略構成図、第2図は第1図のA−A線断面図、第
3図は木材の切込み量を示す説明図、第4図は本考案の
ブロック回路図である。 図において、7はテーブル、10は常閉スイッチ、12は可
逆電動機、15は検出部材、15a〜15cは段差、16は接触片
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可逆電動機により上下に移動自在なテーブ
    ルと、前記テーブルに対向配置された切削ヘッドと、前
    記テーブルを前記切削ヘッドに対し近づく方向に移動さ
    せたときテーブル上の木材に当接することにより移動す
    る検出部材と、検出部材の移動により作動して前記可逆
    電動機を停止させる検出器とを有する自動鉋盤におい
    て、前記検出部材に複数の段差を木材の送材方向に対し
    直交方向に設けたことを特徴とする自動鉋盤の切込み量
    設定装置。
JP18011286U 1986-11-21 1986-11-21 自動鉋盤の切込み量設定装置 Expired - Lifetime JPH074887Y2 (ja)

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JPS6384307U JPS6384307U (ja) 1988-06-02
JPH074887Y2 true JPH074887Y2 (ja) 1995-02-08

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