JPS591762Y2 - 木工加工盤における材料引出機構 - Google Patents
木工加工盤における材料引出機構Info
- Publication number
- JPS591762Y2 JPS591762Y2 JP8895779U JP8895779U JPS591762Y2 JP S591762 Y2 JPS591762 Y2 JP S591762Y2 JP 8895779 U JP8895779 U JP 8895779U JP 8895779 U JP8895779 U JP 8895779U JP S591762 Y2 JPS591762 Y2 JP S591762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- distance
- detector
- signal
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動反転木工加工盤における材料引出機構に関
するものである。
するものである。
従来の連続往復形の自動反転木工加工盤では、刃の前後
に材料検出器及び終端感知回路を設け、往行程では前側
材料検出器により被加工材の送行方向終端を検出して一
定距離送行した後、モータを反転させている。
に材料検出器及び終端感知回路を設け、往行程では前側
材料検出器により被加工材の送行方向終端を検出して一
定距離送行した後、モータを反転させている。
復行程では同じく後側材料検出器により被加工材の送行
方向終端を検出後、一定距離送行させ、再びモータを正
転させている。
方向終端を検出後、一定距離送行させ、再びモータを正
転させている。
木材引出しの際は返送時の送行距離を十分大きく設定し
、被加工材を手前に引き出していた。
、被加工材を手前に引き出していた。
この構成では送材部材の送行距離を測定して被加工材の
送行距離としているが、材料の反り、狂いにより滑りが
発生した場合、被加工材の実際の移動量が不足し、完全
に手前に抜は出ない場合があった。
送行距離としているが、材料の反り、狂いにより滑りが
発生した場合、被加工材の実際の移動量が不足し、完全
に手前に抜は出ない場合があった。
本考案の目的は切削済加工材を手前に引き出す場合、材
料に反り、厚さの狂い等ばあっても、材料の送行距離を
誤測定することなく、確実に木材を手前に引き出すこと
で゛ある。
料に反り、厚さの狂い等ばあっても、材料の送行距離を
誤測定することなく、確実に木材を手前に引き出すこと
で゛ある。
本考案は切削済加工材を手前側に引き出す場合、鉋刃の
木材送入方向前方(手前側)に設けられた材料検出器及
び終端検出器の出力信号を受けて材料の引出距離を測定
することにより、測定距離を十分小さく設定してすべり
誤差の影響を最小限に止め、材料を確実に手前に引出す
様にしたものである。
木材送入方向前方(手前側)に設けられた材料検出器及
び終端検出器の出力信号を受けて材料の引出距離を測定
することにより、測定距離を十分小さく設定してすべり
誤差の影響を最小限に止め、材料を確実に手前に引出す
様にしたものである。
本考案を超仕上銀盤にあてはめ、以下実施例を述べる。
上送材テーブル1に対向して、駆動ローラ3及び従動ロ
ーラ4の間に張設されている送材ベルト2を設け、この
間に送材路を形成している。
ーラ4の間に張設されている送材ベルト2を設け、この
間に送材路を形成している。
前記上送材テーブル1の中央には鉋刃10が設けられ、
昇降部を構成しており、昇降用可逆電動機9の回転を螺
軸に伝達し、2本のコラム7により支持部材6に昇降可
能に支持されている。
昇降部を構成しており、昇降用可逆電動機9の回転を螺
軸に伝達し、2本のコラム7により支持部材6に昇降可
能に支持されている。
加圧ローラ5は送材中一定の加圧力が生ずるように設け
られたもので送材ベルト2、駆動ローラ3及び従動ロー
ラ4とともに送材部材を構成している。
られたもので送材ベルト2、駆動ローラ3及び従動ロー
ラ4とともに送材部材を構成している。
鉋刃10の前方及び後方に設けられた材料検出器11及
び12は被加工材14の有無を検出するものであり、マ
イクロスイッチ、光電スイッチ及び磁気スイッチ等から
構成されている距離検出器13は被加工材14の送行距
離すなわち送材ベルト2の回転距離を検出する。
び12は被加工材14の有無を検出するものであり、マ
イクロスイッチ、光電スイッチ及び磁気スイッチ等から
構成されている距離検出器13は被加工材14の送行距
離すなわち送材ベルト2の回転距離を検出する。
第2図に示す如く一定間隔に穴をあけられた送材ベルト
の内側に距離検出器13(ここでは反射式光電スイッチ
)を配置し、穴の有無をテ゛ジタル的に検出し、被加工
材の送行距離を検出しようとするものである。
の内側に距離検出器13(ここでは反射式光電スイッチ
)を配置し、穴の有無をテ゛ジタル的に検出し、被加工
材の送行距離を検出しようとするものである。
次に本考案の動作について説明する。
第1図に示す如く被加工材14を下送材テーブル1′上
にのせて、図示していない操作スイッチ等により昇降用
可逆電動機9を制御して適正加圧力状態にして、送材ベ
ルト2を第2図中の可逆電動機40により回転させ被加
工材14を送材路に押し入れる。
にのせて、図示していない操作スイッチ等により昇降用
可逆電動機9を制御して適正加圧力状態にして、送材ベ
ルト2を第2図中の可逆電動機40により回転させ被加
工材14を送材路に押し入れる。
送材ベルト2の正回転(反時計方向を正回転とする)に
より被加工材14を送り、材料検出器11により被加工
材の有無を検出して第4図Bに示す如く出力を発する。
より被加工材14を送り、材料検出器11により被加工
材の有無を検出して第4図Bに示す如く出力を発する。
該出力信号の立下りをアンドゲート15及びオアゲート
17を介して終端感知回路18で受け、被加工材の終端
通過を感知して第4図中Gに示す如く出力を発し、セッ
ト・リセット回路19をセットし、その1側出力をロー
からバイレベルに反転させる。
17を介して終端感知回路18で受け、被加工材の終端
通過を感知して第4図中Gに示す如く出力を発し、セッ
ト・リセット回路19をセットし、その1側出力をロー
からバイレベルに反転させる。
距離測定回路20はセット・リセット回路19の1側出
力がバイレベルのとき距離検出器13の出力信号を測定
して、予め設定された距離を測定した位置で第4図■に
示す如く出力を発し、アンドゲート21を介してセット
・リセット回路23をリセットし、出力状態を第4図O
5Pに示す如く反転させる。
力がバイレベルのとき距離検出器13の出力信号を測定
して、予め設定された距離を測定した位置で第4図■に
示す如く出力を発し、アンドゲート21を介してセット
・リセット回路23をリセットし、出力状態を第4図O
5Pに示す如く反転させる。
このためアンドゲート27の出力がバイからローに反転
し、リレーコイル35の励磁が停止し、常開リレー接点
37を消勢して、可逆電動機40の給電を停止する。
し、リレーコイル35の励磁が停止し、常開リレー接点
37を消勢して、可逆電動機40の給電を停止する。
可逆電動機40の給電を停止しても、送材部材の慣性に
より被加工材14は送行され、更に送材距離を測定し、
一定距離送行後第4図Jに示す如く出力を発し、アンド
ゲート24を介してセット・リセット回路26をセット
し出力状態を第4図Q、 Rに示す如く反転させる。
より被加工材14は送行され、更に送材距離を測定し、
一定距離送行後第4図Jに示す如く出力を発し、アンド
ゲート24を介してセット・リセット回路26をセット
し出力状態を第4図Q、 Rに示す如く反転させる。
このためアンドゲート2Bの出力がローからバイレベル
に反転し、リレーコイル36が励磁され、常開リレー接
点3Bを付勢して、可逆電動機40を逆転させ、送材ベ
ルトを逆転して、被加工材14を逆送させる。
に反転し、リレーコイル36が励磁され、常開リレー接
点3Bを付勢して、可逆電動機40を逆転させ、送材ベ
ルトを逆転して、被加工材14を逆送させる。
それと同時にオアゲート33、微分回路34によりセッ
ト・リセット回路19をリセットする。
ト・リセット回路19をリセットする。
引出信号発生回路29をバイレベルにしておくと、アン
ドゲート30の出力がバイレベルになり更にインバータ
32の出力がローレベルになるため、材料検出器12の
出力信号をアンドゲート16で阻止するとともに、アン
ドゲート30のバイレベルをオアゲート31を介してア
ンドゲート15の入力とし木材検出器11の出力信号の
みを取り入れる。
ドゲート30の出力がバイレベルになり更にインバータ
32の出力がローレベルになるため、材料検出器12の
出力信号をアンドゲート16で阻止するとともに、アン
ドゲート30のバイレベルをオアゲート31を介してア
ンドゲート15の入力とし木材検出器11の出力信号の
みを取り入れる。
逆送時、材料検出器11の出力信号の立上りを前述の如
く終端感知回路18により感知して、セット・リセット
回路19をセットし、距離測定回路20を稼動状態にし
、距離検出器13の出力信号を受けて距離測定し、第4
図■に示す如く出力を発し、アンドゲート22を介して
セット・リセット回路23をリセットし、出力状態を反
転させる。
く終端感知回路18により感知して、セット・リセット
回路19をセットし、距離測定回路20を稼動状態にし
、距離検出器13の出力信号を受けて距離測定し、第4
図■に示す如く出力を発し、アンドゲート22を介して
セット・リセット回路23をリセットし、出力状態を反
転させる。
このためアンドゲート28の出力がバイからローレベル
に反転し、リレーコイル36の励磁が停止し、常開リレ
ー接点38を消勢して、可逆電動機40の給電を停止さ
れる。
に反転し、リレーコイル36の励磁が停止し、常開リレ
ー接点38を消勢して、可逆電動機40の給電を停止さ
れる。
給電が停止する以前に切削済被加工材は手前に引き出さ
れる。
れる。
更に送材部材の慣性により、空回転状態で距離を測定し
一定距離送材ベルトが回転した後、第4図Jに示す如く
出力を発し、アンドゲート24を介してセット・リセッ
ト回路26をリセットし出力状態を反転させる。
一定距離送材ベルトが回転した後、第4図Jに示す如く
出力を発し、アンドゲート24を介してセット・リセッ
ト回路26をリセットし出力状態を反転させる。
このためアンドゲート27の出力がローからバイレベル
に反転し、リレーコイル35が励磁され、常開リレー接
点37が付勢し、可逆電動機40を正回転させ、送材ベ
ルト2を正転させ次の切削作業に備える。
に反転し、リレーコイル35が励磁され、常開リレー接
点37が付勢し、可逆電動機40を正回転させ、送材ベ
ルト2を正転させ次の切削作業に備える。
連続切断を行なわせる場合は、引出信号発生回路の出力
をローレベルにしておくことにより、被加工材14の逆
送時、材料検出器11の出力信号を阻止し、材料検出器
12の出力信号のみを取り入れ、前述の如く距離測定を
行ない、被加工材14が送材ベルト2から抜けきらない
状態で送材ベルト2を逆転から正転させ連続切削を行な
わせる。
をローレベルにしておくことにより、被加工材14の逆
送時、材料検出器11の出力信号を阻止し、材料検出器
12の出力信号のみを取り入れ、前述の如く距離測定を
行ない、被加工材14が送材ベルト2から抜けきらない
状態で送材ベルト2を逆転から正転させ連続切削を行な
わせる。
本考案によれば、切削済被加工材を手前に引き出す場合
、鉋刃の前方に設けられた木材検出器及び終端感知回路
により被加工材の引出方向終端を検出して、被加工材の
引出距離を測定することができるため、従来例に比べて
被加工材返送時における測定距離を極めて短く設定でき
るので1.被加工材の反り、厚さの狂い等による送材部
材と被加工材とのすべり誤差の影響を殆んどなくして、
被加工材を確実に手前に引出すことができる。
、鉋刃の前方に設けられた木材検出器及び終端感知回路
により被加工材の引出方向終端を検出して、被加工材の
引出距離を測定することができるため、従来例に比べて
被加工材返送時における測定距離を極めて短く設定でき
るので1.被加工材の反り、厚さの狂い等による送材部
材と被加工材とのすべり誤差の影響を殆んどなくして、
被加工材を確実に手前に引出すことができる。
第1図は超仕上銀盤の概略構成を示す側面図、第2図は
木材の送行距離を検出する検出部の一構成例を示す送材
ベルトの底面図、第3図は本考案の一具体例を示すブロ
ック線図、第4図は1回切削引出の場合の動作を示すタ
イミングチャートである。 図において、1は上送材テーブル、1′は下送材テーブ
ル、2は送材ベルト、3は駆動ローラ、4は従動ローラ
、5は加圧ローラ、6は支持部材、7はコラム、8は螺
軸、9は昇降用可逆電動機、10は鉋刃、11及び12
は木材検出器、13は距離検出器、14は被加工材、1
5.16.21.22.24.25゜27、2B及び3
0はアンドゲート、17.31及び33はオアゲート、
1Bは終端感知回路、19.23及び26セツト・リセ
ット回路、20は距離測定回路、32はインバータ、3
4は微分回路、35及び36はリレーコイル、37及び
38は常開リレー接点、39は電源、40は可逆転電動
機である。
木材の送行距離を検出する検出部の一構成例を示す送材
ベルトの底面図、第3図は本考案の一具体例を示すブロ
ック線図、第4図は1回切削引出の場合の動作を示すタ
イミングチャートである。 図において、1は上送材テーブル、1′は下送材テーブ
ル、2は送材ベルト、3は駆動ローラ、4は従動ローラ
、5は加圧ローラ、6は支持部材、7はコラム、8は螺
軸、9は昇降用可逆電動機、10は鉋刃、11及び12
は木材検出器、13は距離検出器、14は被加工材、1
5.16.21.22.24.25゜27、2B及び3
0はアンドゲート、17.31及び33はオアゲート、
1Bは終端感知回路、19.23及び26セツト・リセ
ット回路、20は距離測定回路、32はインバータ、3
4は微分回路、35及び36はリレーコイル、37及び
38は常開リレー接点、39は電源、40は可逆転電動
機である。
Claims (1)
- 刃を有する定盤と、可逆電動機により駆動される送材部
材とを対向させて送材路を形成し、刃の前後に設けた材
料検出器と被加工材送行方向終端を検出する終端感知回
路とを備え、被加工材終端検出信号により可逆電動機を
正逆駆動して被加工材を定盤上で連続的に往復動させそ
なる自動反転木工加工盤において、被加工材の送行距離
をテ゛ジタル的に検出する距離検出器と、終端感知回路
の信号により動作して前記距離検出器からのパルス信号
により被加工材の送行距離を測定する距離測定回路と、
材料引出し時に前記後側材料検出器を非作動状態に保ち
、前側材料検出器の信号により前記距離検出器を作動さ
せる材料引出信号発生回路とを設けてなる材料引出機構
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8895779U JPS591762Y2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 木工加工盤における材料引出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8895779U JPS591762Y2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 木工加工盤における材料引出機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS565604U JPS565604U (ja) | 1981-01-19 |
JPS591762Y2 true JPS591762Y2 (ja) | 1984-01-19 |
Family
ID=29322129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8895779U Expired JPS591762Y2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 木工加工盤における材料引出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591762Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0637886Y2 (ja) * | 1988-09-13 | 1994-10-05 | 株式会社名空製作所 | 空気式研磨工具 |
-
1979
- 1979-06-27 JP JP8895779U patent/JPS591762Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS565604U (ja) | 1981-01-19 |
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