JPH02154000A - 濃縮高比重衣料用粉末複合石鹸 - Google Patents

濃縮高比重衣料用粉末複合石鹸

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JPH02154000A
JPH02154000A JP30755588A JP30755588A JPH02154000A JP H02154000 A JPH02154000 A JP H02154000A JP 30755588 A JP30755588 A JP 30755588A JP 30755588 A JP30755588 A JP 30755588A JP H02154000 A JPH02154000 A JP H02154000A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は濃縮高比重衣料用粉末複合石鹸に関し、更に詳
しくは、従来の粉末洗剤と比べて、持ち運びに便利で置
き場所をとらず、且つ洗濯1回当りの洗剤使用量が少な
い高比重コンパクト化した石鹸であり、洗浄力、石鹸滓
分散能、溶解性、耐ケーキング性に優れた濃縮高比重衣
料用粉末複合石鹸に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕現在、
家庭用衣料用洗剤の約9割は粉末品である。そして大部
分の粉末品は洗剤原料をスラリー化したものを噴霧乾燥
して製造している。
そのため粉末形態は中空粒状になることから、その嵩比
重は低く、通常0.2〜0.4g/ctの範囲にある。
近年の我が国の都市部の高層住宅及び一戸建住宅の間取
りを調べてみると水回り、特に洗濯場所は余り大きなス
ペースを取ることができない、そのためかさばった箱の
洗剤は好まれない傾向にある。
また、大きい箱では主婦にとって買物時に持ち運びに不
便であるのみならず、洗剤供給者にとっても物流費(運
賃、倉庫化等)の洗剤コストに占めるウェイトが高いの
が悩みの種となっている。
また、洗濯時の標準使用量から求めた洗剤1箱の洗濯回
数を減らすことなくコンパクト洗剤を実現するためには
洗剤の高比重化のみならず標準使用量を少なくせざるを
得ない。そのため、従来の洗剤と同等の性能を発揮する
ためには配合組成における工夫が求められ、洗浄力に最
も影響する界面活性剤及び主要ビルグーの種類と配合量
が重要となる。
ところで、従来合成洗剤の活性分としてはLAS、^O
S、 AS、 AI!等が使用されている。これらは洗
浄力が高いこと及び経済的に安価なことから多量に使用
されているが、河川での泡公害、魚類への影響といった
環境汚染の面で問題となっている。
これに対処するため生分解性に優れた環境汚染の少ない
粉石鹸が少量ながら使用されているが、粉石鹸は硬水中
で不溶性スカム(石鹸滓)を発生するため洗浄力の低下
、洗濯槽内への石鹸滓の付着、さらには被洗物への石鹸
滓の残留により特有な石鹸臭および黄変現象が見られる
という欠点がある。
そのため粉石鹸の長所を生かしつつ且つ欠点を克服した
洗剤が要望されており、その方策の1つとして複合石鹸
が注目されつつある。
複合石鹸は石鹸中に石鹸以外の界面活性剤を一定の範囲
で配合したものである。特長として石鹸滓分散能が発揮
されるので、石鹸滓によって生じる粉石鹸の諸々の欠点
が解消される。
一般に高比重洗剤は個々の粒子の内部が密に詰まった形
態であり、従来の噴霧乾燥塔で製造される中空粒状洗剤
に比べ洗濯時の低温溶解性は劣る傾向がある。
また、石鹸滓分散剤として非イオン系界面活性剤が良好
な性能を発揮することが知られているが、非イオン系界
面活性剤の種類および配合量によってはカートン中での
粉末の保存安定性、つまり耐ケーキング性に悪影響を及
ぼす。
高比重複合石鹸に関する従来の知見として特開昭62−
86099号公報がある。しかしながら、この公報に記
載されている発明の内容は主に造粒装置に関するもので
あり、洗剤の諸性能についての記述は少なく、特に低温
溶解性については言及しておらず、実施例で示されてい
る配合組成では必ずしも満足できるものではない。
上記公報の実施例中の2種の界面活性剤について、高級
アルコールのエチレンオキサイド付加物は石鹸滓分散能
の点から必ずしも最適な非イオン系界面活性剤とは言い
難く、またアルキルフェノールのエチレンオキサイド付
加物は生分解性が劣るため、易生分解性の石鹸に配合す
ることは相応しくないと考えられる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは洗浄力、石鹸滓分散能、溶解性、耐ケーキ
ング性に優れた高比重複合石鹸を如何にして得るか鋭意
検討した結果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の濃縮高比重衣料用粉末複合石鹸は、石鹸
45〜80重量%、脂肪酸モノエタノールアマイドエト
キシレート1〜15重量%、ゼオライト5〜25重量%
を必須の構成成分として含有し、且つ嵩比重が0.5g
/c−以上であることを特徴とする。
ここで本発明に使用する石鹸は主に炭素数12〜18個
の高級脂肪酸塩である。脂肪酸の原料としてはヤシ油、
パーム核油、米ヌカ油、牛脂、豚脂、大豆油、菜種油、
パーム油などの天然油脂を挙げることができる。また対
応する塩としてはアルカリ金属塩が好ましく、ナトリウ
ム塩およびカリウム塩が特に好ましい、ナトリウム石鹸
の使用が価格面から有利であるが、冬場の低温洗濯での
溶解性を考慮すると石鹸はナトリウム石鹸とカリウム石
鹸の混合物であることが望ましい、カリウム石鹸を全石
鹸に対して5重量%以上、好ましくは10重量%以上含
有することにより溶解性は向上する。
本発明において、石鹸は全組成物中45重量%以上必要
である。45重量%未満では、本発明品の洗濯1回当り
の標準使用量が従来の洗剤よりも少ない事から、充分な
洗浄力は発揮出来ない。
また、80重量%を越えて使用しても洗浄力は向上せず
、排水時の有機物負荷量が増えるので好ましくない、好
ましい配合量は50〜75重量%である。
本発明に用いられる脂肪酸モノエタノールアマイドエト
キシレートは脂肪酸モノエタノールアマイドにエチレン
オキサイドを付加したものである。このものの脂肪酸と
しては炭素数12〜18個の範囲の飽和および不飽和脂
肪酸を挙げることが出来るが、べとつきの少ない洗剤を
得るためには炭素数16〜18個の脂肪酸が好ましい。
エチレンオキサイドの付加モル数は2〜25モルの範囲
が好ましい、2モル未満では水に溶けにくく使用困難で
あり、25モルを越えると石鹸滓分散能が低下する。
本発明において、脂肪酸モノエタノールアマイドエトキ
シレート配合量は全組成物中1〜15重量%の範囲であ
り、好ましくは3〜10重量%の範囲である。脂肪酸モ
ノエタノールアマイドエトキシレートが1重量%未満で
は充分な石鹸滓分散が認められない、又15重量%を越
えると粉末のべとつきが増加して耐ケーキング性が劣る
本発明の脂肪酸モノエタノールアマイドエトキシレート
を石鹸に配合した場合、石鹸のクラフト点を降下させる
ので界面活性剤が石鹸のみの粉石鹸と比べて洗濯時の低
温溶解性は改善される。
本発明に用いられるゼオライトは一次粒子径が1−以下
の合成ゼオライ)Aが洗浄性能から望ましい0本発明で
配合されるゼオライト量は5〜25重量%、好ましくは
10〜20重量%の範囲である。ゼオライトが5重量%
未満では充分な洗浄性能を発揮できない、また、25重
量%を越えるとすすぎ時の水の濁りが大きくなり、すす
ぎに時間を費す。
本発明の粉末複合石鹸の嵩比重は0.5 g/c11以
上である。嵩比重が0.5g/cd1未満では、従来の
噴霧乾燥により製造された粉末洗剤と比べて製品包装箱
の大きさはそれほど小さくならず、嵩張ってしまうため
使いにくい。
本発明では石鹸、脂肪酸モノエタノールアマイドエトキ
シレート、ゼオライトが必須成分であるが、洗浄性能及
び粉末物性を向上させるために、その他の成分も配合す
ることができる。
即ち、界面活性剤では、陰イオン系として直鎖アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫
酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィン
スルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、アシル化
ポリペブタイド塩、両性系としてアルキルベタイン、イ
ミオ゛ゾリウムベタイン、アミノ酸系両性活性剤、非イ
オン系としてポリオキシエチレンアルキルフェノールエ
ーテル、ポリプロピレングリコールエチレンオキサイド
付加物、脂肪酸アルカノールアマイド、アルキルアミン
オキサイド等を挙げることができる。
ビルグーではアルカリ剤として炭酸ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム、珪酸ナトリウム、金属イオン封鎖剤とし
てクエン酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、グルコン
酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、エチレンジ
アミン四酢酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五詐酸
ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、再汚染防止剤
としてカルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリ
ドン、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール
、中性塩として硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム等を挙
げることができる。その他の添加剤として酵素(プロテ
アーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ)、漂白剤
(過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム)、香料、螢
光増白側を配合することができる。
次に、本発明の粉末複合石鹸の製造方法について述べる
。その製造方法には以下の2通りを挙げることができる
第1に、界面活性剤及びビルグーをニーグーで混練する
方法である。即ち、界面活性剤の水溶液又は粉末、各種
ビルグーをニーグー内で均一に混練する。最終製品の水
分を調整する必要がある場合には、加熱しながら混合し
て水分を揮散する。その他、所望の目開きのふるいを用
いて粗粒を除く。
第2に、噴霧洗剤を原料として、これに適当なバインダ
ー存在下で造粒する方法である。造粒機は垂直方向又は
水平方向に回転軸のある高速回転が可能な羽根を有する
竪型又は横型の転勤造粒を基本とするものである。竪型
造粒機の具体名としてハイスピードミキサー(法理工業
製)、ヘンシェルミキサー(三井三池工機製)、フレキ
ソミックス(富士産業製)を挙げることが出来る。また
、横型造粒機としてレーデイゲミキサー(レーディゲ製
)、スパルタン・リユーザー(不二パウダル製)を挙げ
ることが出来る。
バインダーとしては水、非イオン界面活性剤が有効であ
る。上記の造粒機に噴霧洗剤を仕込み、更にバインダー
を加えて回転すると、洗剤は粉砕されつつバインダーの
力によって造粒して高嵩比重の洗剤が得られる。造粒程
度は回転速度、回転時間、温度、バインダーの種類と量
によってコントロールできる。また、造粒後に表面改質
剤として粉末ゼオライトを噴霧洗剤に対して2〜lO重
量%加えて混合することにより洗剤の耐ケーキング性は
向上する。その後、所望の目開きのふるいを用いて粗粒
を除く。さらに適当な粉体温合機の中で香料、酵素、漂
白剤を加えることも可能である。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明を詳述するが、各実施例で
の実験条件は以下の通りである。
(1)洗浄力 く洗浄条件〉 汚染布:金巾布(11cmx24cm)を作業衣の衿部
分に取り付け、7日間着用抜取り 外して汚染布として供した。
補助布:綿タオル1kgを用意し、浴比を1:30とし
た。
洗剤量: 40 g (JIS指標洗剤、比較例6 )
 、30g(実施例及び比較例6以外の全比 較例の洗剤) 水 量:水道水301 洗 浄:25°C110分間家庭用電気洗濯機(東芝製
銀河)で洗浄し、脱水機で1分 間脱水し、その後汚染布のみを25℃、3分間水30f
ですすぎ、更に1分間 脱水する。
く洗浄力測定法〉 JIS K−3371に記載されている如く、1通りの
組み合わせにつき汚染布15枚を用意し、汚れがほぼ完
全に落ちている場合・・・5点、汚れがほとんど落ちて
いない場合・・・1点としてl。
2、3.4.5の5段階で評価し、汚染布15枚の合計
評価点を求め、JIS指標洗剤による評価点を100と
した場合の指数で表した。
(2)石鹸滓分散能 石鹸滓分散能は、繰り返し洗濯において布に付着した石
鹸滓量(脂肪酸及びカルシウム量として)から判断した
〈条 件〉 テスト布:ポリエステル布および綿布各4枚試験機:タ
ーゴットメーター1100rp+洗剤量:5.00g/
水if(但し、比較例6の場合は6.67 g /水1
1とした。)温度:30℃ 浴比:1:30 使用水:硬度調整水(蒸留水に塩化カルシウムを加え炭
酸カルシウムとして150 pptsに調整する。) 〈操 作〉 ・カップに洗剤、硬度調整水を入れる。
・洗剤を溶解した後、テスト布を入れ10分撹拌する。
・脱水 ・カップに硬度調整水とテスト布を入れて10分すすぐ
・脱水 ・乾燥機で1時間乾燥する。
この操作を10回繰り返す。
〈脂肪酸およびカルシウム付着量の測定〉・三角フラス
コにテスト終了布、石油エーテル100−1蒸留水10
0−1濃塩酸1−を入れ、振盪機で30分振盪する。
・液を分液ロートに移す。
・フラスコ内の布をエーテルと水で洗浄し、洗液を分液
ロートに加える。
・水層をメスフラスコに取り、メスアップした後原子吸
光度測定機でカルシウム量を測定する。そして布に対す
る付着it(%)を算出する。
・エーテル層はナスフラスコに取り、エーテルをエバポ
レーターで飛ばし、中性エタノールを加えて抽出物を溶
解した後、フェノールフタレインを指示薬としてN15
0水酸化カリウムで滴定する。脂肪酸の分子量を275
として脂肪酸量を算出し、さらに布に対する付着量(%
)を求める。
(3)溶解性 ・ミニミニ洗濯機(ナショナル類)に温度10°Cに合
わせた水道水5I!、を入れ、さらに洗剤5.OOg 
(比較例6の場合は6.67 g使用する。)加えて3
分間撹拌する。
・目開き100メツシユの篩に洗剤液を流し、篩上に残
存した不溶物を105°Cで恒量になるまで乾燥する。
・溶解性(%)を以下の式で求める。
(4)耐ケーキング性 く方 法〉 ・縦方向に2分した塩化ビニール製パイプ(内径5C1
1、長さ6cm)を輪ゴムで止める。
・この中に洗剤90ccを入れ、その上にパイプの内径
とほぼ同じ大きさのゴム栓を置き、更におもりを乗せる
。ゴム栓とおもりの合計重量は1 kgとする。
・この状態で2分間放置した後、ゴム栓とおもりを外し
、そして輪ゴムを静かに切る。
〈評 価〉 円柱状に形成された洗剤ケーキの上に塩化ビニール製容
器(50g)を乗せ、更にこの容器の中に鉄球(8g)
を1個ずつ乗せていく。
ケーキが崩壊した時の重さを測定する。m定5回行ない
、平均値を算出する。
実施例1.2及び比較例1. 2 以下の如き方法により第1表に示す組成を有する洗剤を
作製した。
ニーグーに適当量の水、所定量の苛性ソーダおよび苛性
カリ、脂肪酸(ヨウ素価95、鹸化価204)を加えて
加熱混合して石鹸を作成した。ただし、比較例1につい
ては苛性カリを加えなかった。これに脂肪酸モノエタノ
ールアマイドエトキシレート、一部のゼオライト、珪酸
ナトリウム、炭酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロ
ース(CMC)を加えた。水分を揮散させながら混練し
、目標水分に達した後内容物を取り出し、目開き14メ
ツシユの篩で粗粒を除いた。続いてケンミックスアイコ
ー(愛工合製作所製)の中に造粒物を加え、造粒物に対
してゼオライト5重量%を加えてブレンドした。
実施例3.4.5及び比較例3,4.5ナトリウム石鹸
、カリウム石鹸、脂肪酸モノエタノールアマイドエトキ
シレート、ゼオライト、珪酸ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、CMCを第1表に示すような割合で含有する洗剤を
噴霧乾燥した。ただし、実施例3についてはカリウム石
鹸を除き、比較例3についてはゼオライトを除き、比較
例4については脂肪酸モノエタノールアマイドエトキシ
レートを除いた。脂肪酸モノエタノールアマイドエトキ
シレート、ゼオライト、水の一部は次の造粒工程におい
て追加した。得られた噴霧洗剤の嵩比重は0.2〜0.
3g/c−の範囲であった。この噴霧洗剤をハイスピー
ドミキサーに入れ、バインダーとして脂肪酸モノエタノ
ールアマイドエトキシレート2.5重量%、水0.5重
量%を加えて造粒した。造粒後、粉末ゼオライト(水沢
化学製ジルトンB)を5重量%添加して混合した。ただ
し、比較例3については3重量%添加した。目開き14
メツシユの篩で粗粒を除いた。
実施例6,7 ナトリウム石鹸、カリウム石鹸、脂肪酸モノエタノール
アマイドエトキシレート、ゼオライト、珪酸ナトリウム
、炭酸ナトリウム、CMCを第1表に示すような割合で
含有する洗剤を噴霧乾燥した。得られた噴霧洗剤の嵩比
重は0.2〜0.3g/c+aの範囲であった。この噴
霧洗剤をレーディゲミキサーに入れ造粒した。造粒後、
粉末ゼオライト(水沢化学製ジルトンB)を5重量%添
加して混合した。次に目開き14メツシユの篩で粗粒を
除いた。
実施例1〜7及び比較例1〜5で得られた粉末複合石鹸
、及び市販の複合石鹸(比較例6)について、嵩比重、
洗浄力、石鹸滓分散能、溶解性、耐ケーキング性を測定
した。その結果を第1表に示す。
注) *l成分表示: 界面活性剤(42,5%)、脂肪酸ナトリウム(純石鹸
分)(37%)、その他の界面活性剤(5,5%)、脂
肪酸アルカノールアミド、炭酸塩、アルミノ珪酸塩、珪
酸塩 標準使用量:水30I2に対して洗剤40g*2牛脂脂
肪酸モノエタノールアマイドエチレンオキサイド15モ
ル付加物 第1表に記載する結果から下記のことが判る。
実施例1〜7のいずれの複合石鹸も従来の複合石鹸より
も嵩比重は高い、また、洗浄力はJIS指標洗剤および
市販複合石鹸に比べて優っていた。更に、実施例1〜7
の複合石鹸の石鹸滓分散能、溶解性、耐ケーキング性は
良好であった。
これに対して石鹸量が少ない場合(比較例1゜2)、ゼ
オライト量の少ない場合(比較例3)の洗浄力は劣って
いた。
脂肪酸モノエタノールアマイドエトキシレートを配合し
ない場合(比較例4)は、石鹸滓分散能が劣っていた。
脂肪酸モノエタノールアマイドエトキシレート量が多い
場合(比較例5)は耐ケーキング性が劣っていた。
〔発明の効果〕
本発明の濃縮高比重衣料用粉末複合石鹸は従来の粉末洗
剤と比べて、持ち運びに便利で置き場所をとらず、且つ
洗濯1回当りの洗剤使用量が少ない高比重コンパクト化
したものであり、洗浄力、石鹸滓分散能、溶解性、耐ケ
ーキング性に優れる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 必須の構成成分として、石鹸45〜80重量%、脂肪酸
    モノエタノールアマイドエトキシレート1〜15重量%
    、ゼオライト5〜25重量%を含有し、嵩比重が0.5
    g/cm^3以上であることを特徴とする濃縮高比重衣
    料用粉末複合石鹸。
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