JPH0215396Y2 - - Google Patents

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JPH0215396Y2
JPH0215396Y2 JP1982107151U JP10715182U JPH0215396Y2 JP H0215396 Y2 JPH0215396 Y2 JP H0215396Y2 JP 1982107151 U JP1982107151 U JP 1982107151U JP 10715182 U JP10715182 U JP 10715182U JP H0215396 Y2 JPH0215396 Y2 JP H0215396Y2
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insulating base
recess
container
insulating
surrounding wall
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、超音波固体遅延子用絶縁基台に関す
る。この種の絶縁基台は、それに嵌合する絶縁力
バーとで容器を構成するものであるが、近年、半
田浸し方式等の半田付けで端子接続されることか
ら、その際に発生するフラツクスが容器内に進入
するのを防止することがが要求されている。
第1図及び第2図は、上記要求に応えた超音波
固体遅延子用容器の斜視図及び同容器を所定のプ
リント基板に接続した状態の正面部分断面図(容
器部分のみ斜線で断面個所を示す。以下同様)で
ある。この容器は絶縁基台100と絶縁カバー2
00とで構成される。絶縁基台100の基本構造
は、その内部に矩形状の開口部をもつた凹所10
1(第1図にて破線で示す。)と、その開口部の
平面形状すなわち矩形状の輪郭となる上面102
上の長手方向の片側に直立壁103,104と、
その上面102より下方に凹所101をその全深
さ寸法の途中まで矩形状に包囲する第1包囲壁
105と、その第1包囲壁105の外側面から外側に断
差面106を設けて凹所101の残りの深さ寸法を包囲
すると共に、その凹所101の底面を共通にする
第2包囲壁107とからなる。そして、この絶縁
基台100の上面102のうち、第1図の図面
上、手前側の長手方向上面を幅広くして、その上
面から第2包囲壁106の底面108まで金属端
子301,302,303,304を貫通固定
し、第1包囲壁105の長手方向の一方の外側面
中心付近に突出させたストツパー109と、第2
包囲壁106の底面108の両端付近に突出され
た脚110,111を形成している。次に、絶縁
カバー200は、絶縁基台100の第1包囲壁1
05と断差面106に嵌合する段差面201と、
ストツパー109を挿入する挿入口202を形成
している。そして、絶縁基台100の凹所101
に所定の超音波固体遅延子400(第2図にて破
線で示す。)を設置し、その高さ寸法のほぼ半分
弱まで収容し、残りの高さ寸法を絶縁カバー20
0で収容して、超音波固体遅延子用容器を構成す
る。
このような容器は、その絶縁基台100の金属
端子301〜304を所定のプリント基板500
の挿入孔501〜504にそれぞれ挿入して、半
田浸し方式等により半田付け接続されるが、その
際に発生するフラツクスに対して絶縁基台100
と絶縁カバー200の相互接合個所がプリント基
板500の平面から相当離れていることから、そ
のフラツクスの容器内への進入を防止することが
できる。
しかしながら、このような構造の容器、特に絶
縁基台100は1mm以下の厚み寸法をもつた成形
加工であるために、熱硬化性樹脂よりも熱可塑性
樹脂を材料として使用した方が有利であるが、そ
の場合、熱可塑性樹脂は成形加工して硬化後に収
縮する性質があり、その絶縁基台における収縮量
は厚み寸法に応じて異なり、第3図の平面図で示
すように特に金属端子301〜304を貫通固定
している部分の上面102から底面108まで、
すなわち側面としてはその部分の第1包囲壁10
5と第2包囲壁107が各金属端子301〜30
4の両隣個所にて薄くなり、その結果、このよう
な絶縁基台100を使用した場合、絶縁カバー2
00との嵌合を低下させるのみならず、気密性も
低下させ、前述したフラツクスの進入防止につい
て不充分であつた。
本考案の目的は、絶縁基台に熱可塑性樹脂のよ
うな成形加工後に収縮する性質のある材料を使用
した場合においても、その絶縁基台と絶縁カバー
との嵌合及び両者の接合による気密性を向上させ
た超音波固体遅延子用容器のうち、その主要部で
ある絶縁基台を提供することであり、このような
目的を達成するため、本考案は、絶縁基台の凹所
内に形成した支柱に金属端子を貫通固定してい
る。
以下、本考案を実施例図面を参照して詳細に説
明する。第4図〜第6図は本考案の一実施例を示
し、第4図は絶縁基台と絶縁カバーの構造を示す
斜視図、第5図は所定のプリント基板に接続させ
た状態の短手方向の容器の断面を示す側面部分断
面図及び第6図は同状態の長手方向の容器の断面
を示す正面部分断面図である。本例の容器は絶縁
基台600と絶縁カバー700とで構成される。
絶縁基台600は、第1図及び第2図に示したも
のと同様、その内部に平面的に矩形状の開口部を
もつた凹所601(第4図にて破線で示す。)と、
その開口部の平面形状(矩形状)の輪郭となる上
面602上のうち長手方向の一方(第4図にて手
前側)の上面のほぼ半分強に直立壁603と、そ
の上面602より下方に凹所601にその全深さ
寸法の途中まで矩形状に包囲する第1包囲壁60
4と、その第1包囲壁604の外側面から外側に
断差面605を設けて凹所601の残りの深さ寸
法を包囲すると共に、その凹所601の底面を共
通にする第2包囲壁606と、その包囲壁606
の底面607(絶縁基台600の底面にも相当す
る。)の長手方向両端付近に突出させた脚608,
609とを形成し、更に本例では前記直立壁60
3のうち、外側の主側面を長手方向と平行に二分
する断差面610と、その断差面610の下方の
主側面にあつて、絶縁基台600の中心線上の位
置で突出させたストツパー611とを形成してい
る。そして、本考案の特徴となる支柱612は、
凹所601内にあつて、その凹所601の長手方
向に平行な両内側面のうち、一報の内側面(第4
図にて後方の内側面)に片寄つた位置にあり、そ
の両内側面と間隔を置いて互に平行にして、その
底面から上方に突出させて絶縁基台600本体と
一体的に形成し、その支柱612の上面から絶縁
基台600の底面608までには4本の金属端子
801〜804を一列に林立させて貫通固定して
いる。そして、その支柱612の上面のうち、金
属端子801〜804が占める部分の財り部分の
上面に直立壁613を前記直立壁603とほぼ同
一の高さ寸法に形成している。この直立壁613
と前記直立壁603は互に平行に対向しており、
超音波固体遅延子900を凹所601に所定のク
ツシヨン材を介して収容した場合、その超音波固
体遅延子900の上方部分を機械的に保護し、振
動、衝撃に対して保護手段となる。
次に絶縁カバー700は、絶縁基台600の断
差面605と第1包囲壁604に嵌合する断差面
701と、絶縁基台600のストツパー611を
挿入する挿入口702を形成している。
そして、絶縁基台600の凹所601に所定の
超音波固体遅延子900を設置し、その遅延子9
00の高さ寸法のほぼ半分弱まで収容し、残りの
高さ寸法を絶縁カバー700を被せて収容して、
絶縁基台600と絶縁カバー700の接合個所を
遅延子900の高さ寸法のほぼ半分弱に定めてい
る。その結果、絶縁基台600の金属端子801
〜804を所定のプリント基板500の挿入孔5
01〜504にそれぞれ挿入して、半田浸し方式
等により半田付けされる際に発生するフラツクス
に対して容器内への進入を防止することができ
る。そして、本考案の特徴となる絶縁基台600
の構造により、その材料としてポリカーボネート
樹脂等のような熱可塑性樹脂を使用して成形加工
した場合、その硬化後に、特に金属端子801〜
804を貫通固定している支柱612の部分が収
縮するが、この支柱612は前述したように絶縁
基台600の凹所601の両内側面と間隔をおい
てその内部に形成していることから、支柱612
の収縮は絶縁基台600の凹所601に全く影響
を与えず、その凹所601を所望通り成形加工す
ることができ、結局、絶縁基台600と絶縁カバ
ーとの嵌合を良好にして、両者の気密を得ること
ができる。
なお、超音波固体遅延子900は、各種形状の
ものが紹介されているが、本例では、長方形の短
辺の2角を45゜の角度で切り欠いた5角形状のガ
ラス材からなる遅延媒体901と、一方の切り欠
き面に入・出力変換子902,903を設置して
なる公知のものである。また、金属端子の本数に
ついては、4本としているが、入・出力変換子9
02,903のリード線につき、各上面電極から
各1本と各下面電極を共通にして引き出した1本
とで合計3本としていることから、4本の金属端
子のうち1本を非接続にしている。
本考案の変形例としては、支柱612を凹所6
01の両内側面に対して片寄らせずに、ほぼ中心
線上に位置させ、その支柱612を間にして凹所
601の両内側面との間に、すなわち凹所601
の一方の内側面とそれに対向する支柱612との
間と、凹所601の他方の内側面とそれに対向す
る支柱612との間にそれぞれ超音波固体遅延子
の一部を収容させ、2個の遅延子を収容した絶縁
基台と絶縁カバーとからなる容器も提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基礎になつた超音波固体遅延
子用容器を示す斜視図、第2図は第1図に示した
容器を所定のプリント基板に接続した状態の正面
部分断面図、第3図は第1図に示した容器の一部
である絶縁基台の平面図、第4図は本考案の一実
施例を示す斜視図、第5図は第4図に示した容器
を所定のプリント基板に接続した状態の側面部分
断面図及び第6図は同状態の正面部分断面図であ
る。 600……絶縁基台、601……凹所、612
……支柱、801,802,803,804……
金属端子、900……超音波固体遅延子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁基台に形成され、ほぼ均一な厚みを持ち、
    薄い包囲壁による凹所内に、超音波固体遅延子の
    一部を収容した超音波固体遅延子用絶縁基台にお
    いて、該凹所内に該包囲壁とに隙間を開けて、少
    なくとも3本の金属端子を貫通固定する支柱を該
    絶縁基台と一体的に形成したことを特徴とする超
    音波固体遅延子用絶縁基台。
JP10715182U 1982-07-15 1982-07-15 超音波固体遅延子用絶縁基台 Granted JPS5911514U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10715182U JPS5911514U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 超音波固体遅延子用絶縁基台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10715182U JPS5911514U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 超音波固体遅延子用絶縁基台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5911514U JPS5911514U (ja) 1984-01-24
JPH0215396Y2 true JPH0215396Y2 (ja) 1990-04-25

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ID=30250465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10715182U Granted JPS5911514U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 超音波固体遅延子用絶縁基台

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JP (1) JPS5911514U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51156734U (ja) * 1975-06-06 1976-12-14

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JPS5911514U (ja) 1984-01-24

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