JPH0215326Y2 - - Google Patents

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JPH0215326Y2
JPH0215326Y2 JP19974883U JP19974883U JPH0215326Y2 JP H0215326 Y2 JPH0215326 Y2 JP H0215326Y2 JP 19974883 U JP19974883 U JP 19974883U JP 19974883 U JP19974883 U JP 19974883U JP H0215326 Y2 JPH0215326 Y2 JP H0215326Y2
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slide piece
lid
groove
side plate
adapter
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JP19974883U
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JPS60111072U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は小型カセツト式テープレコーダ等の如
き携帯に便利な電子機器を携帯する場合に使用す
るアダプタに関し、このアダプタの使用により、
電子機器を手に持つことなく、ズボンのベルト等
に固定して携帯できるようにしたものである。
背景技術とその問題点 従来、この種のアダプタは、その全体をケース
状として電子機器のほぼ全部収納した状態で携帯
するものが提案されているが、電子機器が、テー
プレコーダの如く蓋体を開閉して使用する場合に
は、これを、その都度ケース内より取出さねばな
らないので、不便である。
従つて、このように蓋体を有する電子機器に対
するアダプタにあつては、その蓋体の部分丈け除
いたものも考えられているが、この場合は、電子
機器の蓋体が、その使用中に不用意に開いてしま
う欠点が生ずる。勿論電子機器によつては、蓋体
をロツクするロツク手段を具備したものもある
が、ロツク手段のないものもあり、この場合は上
述した欠点が生ずるものである。
考案の目的 本考案は上述した点に鑑み、ロツク手段のない
電子機器に対しても、その蓋体の閉蓋をロツクで
きるようにしたものである。
考案の概要 本考案は、アダプタ本体の電子機器の側面と対
向又は対接する側板に、上下方向に延長する貫通
溝を設け、かかる側板に係合し、且つ貫通溝の延
長方向に沿つて移動し得るスライド片を取付ける
ことにより、このスライド片を側板に対して一の
位置と、他の位置とでロツクできるようになし、
スライド片の一の位置で電子機器の蓋体をロツク
し、他の位置でロツクを解除するようにしたもの
である。
実施例 以下図面を参照して本考案によるアダプタの一
例を説明する。
第1図において1は電子機器(以下テープレコ
ーダと云う)、2はその蓋体、3は蓋体2の側面
に形成したロツク溝(凹溝)である。又4は全体
として本考案によるアダプタを示し、全体として
合成樹脂で形成している。そしてテープレコーダ
1の背面即ち蓋体2側とは反対面に対接する主板
5と、テープレコーダ1の左右側面に対接又は対
向する側板6と、ベルトへの引掛片7とよりアダ
プタ本体8を形成している。そして一方の側板6
に第7図に示すように複数の上下方向に延長され
た貫通溝9,10,11と、後述する係合用段部
12及び13とを設けており、更にこの側板6に
沿つて上下にスライドするスライド片14(第9
図及び第10図参照)を設けている。
スライド片14を説明すると、第9図及び第1
0図に示すように、主板15の一辺16に一対の
L字状の突起17を形成し、一辺16とは反対側
の他辺18にも、第10図に示すように一対のL
字状の突起19を形成している。又この主板15
のほぼ中央付近にはピン20を突設し、更に、他
辺18より連続して副板21を主板15と同一面
に形成し、その右端(第9図及び第10図におい
て)にはロツクピン22を形成している。尚この
副板21は下半部が切除された形状となされてい
る。
次に先に説明した側板6について、第7図及び
第8図を用いて再び説明すると、左端(図におい
て;以下同じ)の溝9には第8図に示すように溝
9の全長にわたつて、その左縁側に上述した係合
用段部12を形成してあり、これはスライド片1
4の突起17と係合する(第5図参照)。又主板
15の右縁側にも、そのほぼ全長にわたつて同様
に上述した係合用段部13を形成してあり、これ
はスライド片14の突起19と係合するようにし
ている(同第5図参照)。尚この段部13の一部
には突部23を有する。
左端の溝9の右縁側には、溝9内に突出する一
対の制御片24を形成している。これは、上述し
たスライド片14が完全に側板6に係合した状態
では、その特定位置(第11図及び第12図参
照)を除き、スライド片14の一対の突起17が
側板6の段部12より離脱しないように、よつて
一対の突起19も段部13より離脱しないように
制御しているものである。
右端の溝11内には、その左縁側より一体にほ
ぼ三角形状の凸部25及び26を突出させてい
る。そして一方の凸部25は溝11の延長方向に
対して斜面25aと、垂直面25bとを形成し、
他方は、夫々斜面を形成している。そして上述し
たピン20を、スライド片14の一の位置(第4
図参照)と他の位置(第6図参照)とにおいて、
夫々凸部26の一方側と他方側とに位置させるこ
とにより、スライド片14の位置決めをなしてい
る。尚ピン20の上述した両位置間の移動は、中
央の溝10と右端の溝11との間で形成されてい
る側板6の細い線状部分27の弾性(たわみ)に
よつて、この凸部26を越えて行なわれる。
そして第4図に示す状態(第2図と同状態)で
は、そのロツクピン22がテープレコーダ1の蓋
体2のロツク溝3と係合し、第6図の状態(第3
図と同じ状態)では、ロツクピン22がテープレ
コーダ1の蓋体2のロツク溝4より離間するの
で、蓋体2を開くことができるようにしている。
従つて本考案によるアダプタによれば、アダプタ
本体8の側板6にスライド的に取付けられたスラ
イド片14を、第4図(同第2図)に示す位置に
ロツクさせるときは、テープレコーダ1の蓋体2
をロツクでき、よつてこれが不用意に開くのを阻
止することができる。又スライド片14を第6図
(同第3図)に示す位置にロツク(移動)させる
ときは、テープレコーダ1の蓋2を開くことがで
き、アダプタを使用状態のままカセツトの入れ換
えを行うことができる。
尚、アダプタ本体8の側板6に対するスライド
片14の取付け方法について説明すると、第11
図及び第12図に示すように、スライド片14の
一対の突起17を、側板6の一対の制御片24を
回避した位置で溝9内に係合させる(第12図参
照)。このとき、スライド片14のピン20は第
11図に示すように、溝11内の右縁側の更に一
部に形成した逃げ凹部28内にある。
この状態でスライド片14を強く側板6に押し
付けることにより、スライド片14の一対の突起
19が側板6の段部13に弾性により嵌合する。
この嵌合状態で、スライド片14を下方に引くこ
とにより、スライド片14のピン20が突起25
の斜面25a上を滑り、且つ部分27のたわみに
より、第6図に示す位置に持ち来たされる。その
後の使用状態は上述の通りである。
考案の効果 以上説明した本考案によれば、アダプタそれ自
体に、テープレコーダ1の蓋体2の開閉をロツク
するロツク機構を設けたので、仮りに蓋体のロツ
ク機構を有しないテープレコーダでも、本考案に
よるアダプタによれば安心して使用できる特徴が
ある。
又全体として合成樹脂により形成することがで
き、その組立ても、上述のように、ほとんどワン
タツチにてできるので製造工程が複雑となること
もなく、よつて製造価格を引き上げるような欠点
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるアダプタの使用状態を示
す上面図、第2図はその側面図、第3図は第2図
の他の状態を示す側面図、第4図は第1図の電子
機器を取り除いた状態のA−A線上の拡大断面
図、第5図は第4図のB−B線上の断面図、第6
図は第4図の他の状態を示す断面図、第7図はア
ダプタ本体の側面板のみを示す第4図と同様の断
面図、第8図は第7図のC−C線上の断面図、第
9図は、スライド片のみの第4図と対応する正面
図、第10図はそのD−D線上の断面図、第11
図は組立て状態を説明する第6図と同様の断面
図、第12図はそのE−E線上の断面図である。 1は電子機器、4は本考案によるアダプタ、6
は側板、9,10,11は溝、12,13は係合
用段部、14はスライド片、17,19は突起、
22はロツクピンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋体が開閉自在となされた電子機器を、生体の
    手以外の部分に取付けて携帯し、且つ上記蓋体を
    開閉し得るように電子機器に取付けるようにした
    携帯用アダプタ本体を設け、該アダプタ本体の上
    記電子機器の側面と対向又は対接する側板に、上
    下方向に延長する貫通溝を設け、一方上記側板に
    係合して上記貫通溝の延長方向に沿つて移動し得
    るスライド片を設け、該スライド片は、その一部
    に形成したピンが、上記溝内に突出した凸部を越
    えることにより、一の位置と他の位置とにロツク
    されると共に、該スライド片の一の位置で、上記
    電子機器の蓋体の閉蓋状態をもロツクするように
    した電子機器の携帯用アダプタ。
JP19974883U 1983-12-29 1983-12-29 電子機器の携帯用アダプタ Granted JPS60111072U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19974883U JPS60111072U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 電子機器の携帯用アダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19974883U JPS60111072U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 電子機器の携帯用アダプタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60111072U JPS60111072U (ja) 1985-07-27
JPH0215326Y2 true JPH0215326Y2 (ja) 1990-04-25

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ID=30759955

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19974883U Granted JPS60111072U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 電子機器の携帯用アダプタ

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JPS60111072U (ja) 1985-07-27

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