JPH0711617Y2 - 紐止め具 - Google Patents

紐止め具

Info

Publication number
JPH0711617Y2
JPH0711617Y2 JP16377988U JP16377988U JPH0711617Y2 JP H0711617 Y2 JPH0711617 Y2 JP H0711617Y2 JP 16377988 U JP16377988 U JP 16377988U JP 16377988 U JP16377988 U JP 16377988U JP H0711617 Y2 JPH0711617 Y2 JP H0711617Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
push button
base
hook
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16377988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0284509U (ja
Inventor
政夫 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morito Co Ltd
Original Assignee
Morito Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Morito Co Ltd filed Critical Morito Co Ltd
Priority to JP16377988U priority Critical patent/JPH0711617Y2/ja
Publication of JPH0284509U publication Critical patent/JPH0284509U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0711617Y2 publication Critical patent/JPH0711617Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Buckles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は紐止め具に関する。本考案は、例えば、カメラ
と吊下げ紐とを接続する金具として使用することが出来
る。
[従来の技術] 現在、カメラと吊下げ紐とを接続する金具としてよく用
いられているのは、第5図に示すようなものである。フ
ックaを有する基部bとこの基部b上を摺動するスライ
ダーcからなり、スライダーcがフックaを開閉する。
スライダーcを特定位置で固定させたり、特定位置での
固定を解除したりするのは、摺動方向に対して垂直方向
に設定した押しばね(底面側にあるため第5図には表れ
ていない)による。押しばねを操作するのは指かまたは
爪による押圧力である。
[考案が解決しようとする課題] この従来技術では、ばねは小さい上に基部に被せた合成
樹脂からなる本体部分の影に隠れていて指が届きにく
に。
本考案は、この従来技術の問題点を解決し、指でばねを
操作しやすい、紐止め具を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、上下2部分からなる基部と、この基部
に対して摺動可能であり、少なくとも2段階の異なった
幅を有する長穴を備え、さらにフックを有するスライダ
ーと、環状突起と、摺動方向と垂直方向に付勢されたば
ねとを有する押しボタンとからなり、前記スライダーの
摺動運動に伴なって、前記押しボタンの環状突起と、前
記スライダーの長穴とが係脱することにより、前記スラ
イダー先端の前記フック内側先端部分と基部の先端面部
分との間の隙間を閉じる位置で、前記スライダーを固定
したり、その固定を解除して隙間を開けたりすることを
特徴とする。
[作用] 本考案によれは、スライダーを特定位置で固定したり、
特定位置での固定を解除したりするのは押しボタンであ
るので、非常に操作しやすい。
[実施例] 以下、添付の図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の紐止め具の断面図である。主要な構成
要素は、上下2部分2,4からなる基部6と、この基部6
に対して摺動するスライダー8と、このスライダー8を
特定位置で固定したり、特定位置での固定を解除したり
する押しボタン10である。
上側基部2は、合成樹脂からなり、前記押しボタン10を
収容するために、円形穴12を有する。下側基部4は、合
成樹脂からなり、前記押しボタン10を収容するために、
下方が閉鎖された円形窪み14を有する。上下基部2,4
は、ねじ16により数箇所で固定されている。例えば、第
4図の横断面図に示すように周辺4ヵ所及び中央2ヵ所
で固定されている。中央の2ヵ所は上側基部2の突出脚
部5を貫通している。
スライダー8は、第1図に側面図が、第4図に平面図が
示されているように、先端がカールしてフック部分18と
なっている金属板である。スライダー後端20は末広がり
となっており、ここに紐挿通用の穴22が開けられてい
る。中央部には押しボタン10に接触したりしなかったり
する長穴24が開けられている。長穴24は、一様な幅では
なく、少なくとも2段階の幅(例えば、第4図に示すよ
うに、3段階の幅)を有する。即ち、もっとも狭い24a,
中間幅の24b、24d、及び最大幅の24cの3段階である。
長穴の最大幅部分24cにおいて、次記する押しボタン10
が上下する。
押しボタン10は、第1図に示すように、スライダー摺動
方向に対して垂直方向に設定されている。押しボタン10
の内部は中空になっており、その中空部にコイルばね26
が設定されている。押しボタン10は、このばね26のため
に常時上側方向に付勢されている。
押しボタン10はその周囲に上下2本の環状突起28,30を
有する。上側突起28は押しボタン10の上下方向のほぼ中
央に、下部突起30は下端部に位置している。上側突起28
は上側基部2のストッパ32に接触して第2図の状態以上
には上昇しない。下側突起30はスライダー8の長穴幅に
よって接触する場合としない場合がある。スライダー8
の長穴最大幅24cの部分では、長穴24と押しボタン10は
全く接触しないが、長穴中間幅部分24b、24dでは両者は
接触する部分としない部分がある。即ち、押しボタン10
の通常太さの部分では接触しないが、下側突起30部分で
は接触するのである。
押しボタン10をスライダーの長穴最大幅部分24cにおい
て押し下げて第1図の状態にすると、下側突起30はスラ
イダー8の下に位置するようになる。この時、長穴最大
幅24c部分は勿論、中間幅部分24b、24d部分において
も、下側突起30とスライダー8は接触しなくなる。した
がって、スライダー8は長手方向に摺動可能となる。し
かし、前記したように、スライダー8の後端20は末広が
りとなっていて、一定以上にフック18方向に移動できな
い。また、スライダー8はフック18を有するので、この
フックが上側基部2と接触する第2図の状態以上には後
端20方向に移動できない。このフック18が上側基部2と
接触している状態が紐のロック状態である。なお、上側
基部2に窪み34を設けてフック18先端をこの窪み34の中
に収容すると紐のロックが確実である。
本願考案の紐止め具の使用法を説明する。スライダー8
の後端20の紐挿通用穴22に紐または鎖(図示省略)を通
しておき、一方、フック開放状態の時に、スライダー8
のフック部分18に別の紐または鎖(図示省略)を通す。
次にスライダーの長穴最大幅部分24cにおいて、指で押
しボタン10を第1図の位置まで押し下げる。前記したよ
うに、スライダー8は、長穴24と押しボタンの下側突起
30との接触が外れて長穴中間幅部分24b,24dにおいても
摺動可能となる。この状態で、第2図に示すように、指
でスライダー8を図面の左側に動かし、フック18を上側
基部2の先端に接触させる。その後、スライダーの長穴
最大幅部分24cにおいて、押しボタン10から指を離す
と、押しボタン10はばね26により元の位置、即ち、下側
突起30と長穴最大幅部分24cが嵌合した状態に復元す
る。そのとき押しボタン10の下側突起30が再びスライダ
ー8の長穴中間幅部分24b、24dから夫々最大幅部分24c
へ移行する端部と接触するので、そのままロック状態が
維持される。ロックの解除は再び押しボタン10を押し下
げて、スライダー8の摺動を回復させて第1図の状態に
戻すことによる。
[考案の効果] 本考案によれば、スライダー8を特定位置で固定した
り、特定位置での固定を解除したりするのはワンタッチ
式の押しボタン10であるので、非常に操作しやすい。し
かも、紐のロックは確実である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ロック解除状態の紐止め具の断面図である。 第2図は、ロック状態の紐止め具の断面図である。 第3図は、ロック解除状態の紐止め具の平面図である。 第4図は、上側基部と押しボタンを取り除いた、ロック
解除状態の紐止め具の平面図である。 第5図は、従来技術の斜視図である。 6……基部 (2……上側基部) (4……下側基部) 8……スライダー 10……押しボタン 18……フック 24……長穴 (24a……最小幅部分) (24b……中間幅部分) (24c……最大幅部分) (24d……中間幅部分) 26……ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下2部分(2,4)からなる基部(6)
    と、 この基部(6)に対して摺動可能であり、少なくとも2
    段階の異なった幅(24a,24b,24c,24d)を有する長穴(2
    4)を備え、さらにフック(18)を有するスライダー
    (8)と、 環状突起(30)と、摺動方向と垂直方向に付勢されたば
    ね(26)とを有する押しボタン(10)と からなり、前記スライダー(8)の摺動運動に伴なっ
    て、前記押しボタン(10)の環状突起(30)と、前記ス
    ライダー(8)の長穴(24)とが係脱することにより、
    前記スライダー(8)先端の前記フック(18)内側先端
    部分と基部(6)の先端面部分との間の隙間を閉じる位
    置で前記スライダー(8)を固定したり、その固定を解
    除して隙間を開けたりすることを特徴とする紐止め具。
JP16377988U 1988-12-16 1988-12-16 紐止め具 Expired - Lifetime JPH0711617Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16377988U JPH0711617Y2 (ja) 1988-12-16 1988-12-16 紐止め具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16377988U JPH0711617Y2 (ja) 1988-12-16 1988-12-16 紐止め具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0284509U JPH0284509U (ja) 1990-06-29
JPH0711617Y2 true JPH0711617Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=31448808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16377988U Expired - Lifetime JPH0711617Y2 (ja) 1988-12-16 1988-12-16 紐止め具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0711617Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0284509U (ja) 1990-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0732437Y2 (ja) 容 器
JPH0629428U (ja) 係止具
JPH0711617Y2 (ja) 紐止め具
JPH01232905A (ja) 髪止め具
US5295496A (en) Compact for cosmetic preparations
JPH0613976Y2 (ja) ラッチ装置
US3975933A (en) Latching device
JPH07967Y2 (ja) 掛止め具
JPH0215326Y2 (ja)
KR910006251Y1 (ko) 자물쇠
JPS5940862Y2 (ja) 額縁の裏板係止機構
JPH0525444Y2 (ja)
JP2587028Y2 (ja) スポットライトカバー開閉機構
JP2542417Y2 (ja) 時計バンドの中留具
KR920001876Y1 (ko) 농문짝의 시건장치
JPS6015461Y2 (ja) 抽斗の開閉装置
JPH0343031Y2 (ja)
JP2530206Y2 (ja) クリップ
KR900008689B1 (ko) 전기전자기기의 도어 고정용 래치
JPS637064Y2 (ja)
JPH09140414A (ja) 紐の止め具
JPS588846Y2 (ja) カバン等の差込錠
KR970003497Y1 (ko) 더블데크(double deck)형 카세트 도어 잠금장치
JPS6345939Y2 (ja)
JP2002112806A (ja) アジャスター

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term