JPH0215288A - 非磁性一成分現像装置 - Google Patents

非磁性一成分現像装置

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JPH0215288A
JPH0215288A JP63166153A JP16615388A JPH0215288A JP H0215288 A JPH0215288 A JP H0215288A JP 63166153 A JP63166153 A JP 63166153A JP 16615388 A JP16615388 A JP 16615388A JP H0215288 A JPH0215288 A JP H0215288A
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Yuji Takashima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真記録装置あるいは静電記録装置など
に利用される現像装置に関する。具体的には、電子写真
感光体あるいは静電記録体などの電荷保持体上に形成さ
れた静電潜像を非磁性−成分現像剤で顕像化する非磁性
一成分現像装置に関する。
従来の技術 従来、電荷保持体上に形成された静電潜像を粉体トナー
で顕像化する乾式の現像装置としては、現像剤にトナー
とキャリヤとからなる2成分現像剤を用いた2成分現像
装置が一般的であった。
しかし、2成分現像装置で安定した画像濃度を得るため
には、トナーとキャリヤの混合比を常に一定に保持する
トナー濃度コントロール装置が必要である。そのため、
現像装置が大型化する問題点があった。また、経時によ
ってキャリヤが漸次劣化するため、定期的に新しいキャ
リヤと交換しなければならず、メンテナンスが煩雑にな
るという問題点があった。
そこで、上述した2成分現像装置の問題点を克服して、
メンテナンスの易容化を目的とした一成分現像装置がい
ろいろと提案されている。−成分現像装置には、磁性ト
ナーを用いる磁性−成分現像装置と非磁性トナーを用い
る非磁性一成分現像装置の2種類がある。しかし、磁性
トナーは磁性体が着色しているため、色再現性が重視さ
れるフルカラー記録には不適である。そこで、単色記録
のみならずフルカラー記録にも対応できる汎用度の高い
非磁性一成分現像装置に対する要望が強い。
ところで、従来からよく知られている非磁性一成分現像
装置として、例えば特開昭11i2−89,975号公
報に開示されているものがある。この装置は、薄層化さ
れた非磁性−成分現像剤を担持した現像剤担持体と静電
潜像を担持した電荷保持体とを対向させ、現像剤担持体
と電荷保持体との間に形成される潜像電界の作用によっ
て前記現像剤を飛しょうさせて、前記静電潜像を顕像化
する電界飛翔型の現像装置である。
一般に、この種の現像装置には、樹脂結着剤と色材を主
成分とする絶縁性トナー(以下、トナーという)にシリ
カ微粉末などの流動化剤を外添した非磁性−成分現像剤
が用いられていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、前述した従来の非磁性一成分現像装置を用いて
プリントを撮り続けると、したいに画像濃度が低下する
という問題点があった。
そこで、この原因を解析したところ、現像装置の運転時
間に比例してトナーの帯電電荷量が」1昇し、遂には現
像に必要な適正電荷量を越えてしまうことが分かった。
すなわち、経時によるトナーの過帯電が画像濃度低下の
主原因であることが分かった。しかし、従来の技術では
、トナーの過帯電を防止してトナーの帯電電荷量を一定
に保持させることか極めて困短であった。
本発明は、係る従来の問題点を克服し、経時によっても
高濃度のプリント画像が安定して得られる非磁性一成分
現像装置を提供することを目的とする。具体的には、一
定量の現像剤を現像領域に安定供給し、しかもトナーの
帯電電荷量を長時間に亙って安定に維持することができ
る非磁性一成分現像装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、非磁性−成分現像剤を現像領域内に担持搬送
する現像剤搬送手段と、前記現像剤搬送手段に前記現像
剤をイ1与する現像剤付与手段と、前記現像領域を通過
する前に前記現像剤搬送手段に付与された前記現像剤を
薄層化する現像剤層厚規制手段を有する非磁性一成分現
像装置であって、前記現像剤搬送手段と前記現像剤付与
手段とが電気的に短絡されており、かつ前記現像剤とし
て絶縁性トナーに前記トナーより小径の導電性微粉末を
外添剤として添加したものを用いることによって、目的
を達したものである。
作用 本発明においては、現像剤搬送手段と前記現像剤付与手
段とを電気的短絡させ、かつ現像剤が絶縁性トナーとト
ナーより小径の導電性微粉末とを含み、トナーが導電性
微粉末で外添されてbXるので、(1)現像剤を現像領
域に安定供給することがてきる、(2)トナーの過帯電
を防止し、トナーの帯電電荷量を長時間に亙って安定に
維持させることができる、(3)トナーの帯電電荷量を
短時間で安定させることができる、したがって、現像剤
の供給不足による掠れのない高濃度のプリント画像が安
定して得られる。
実施例 本発明の非磁性−成分現像剤は、絶縁性トナーと導電性
微粉末との混合物から成り、しかも前記トナーが前記導
電性微粉末で外添された構成をしている。
トナーとしては、電子写真記録あるいは静電記録で通常
よく用いられている非磁性トナーであれば何れでも適用
できる。勿論、必要に応じて電荷イ」与剤、オフセット
防止剤、電荷制御剤なとの添加剤を含有させたトナーで
あってもよい。トナーの平均粒径は、5〜15μmが好
ましい。
導電性微粉末としては、比抵抗が109Ω・cm以下て
、しかも粒径がトナーよりも小さなもの、好ましくは1
μm以下のものがよい。このような特性を有するものに
、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫、ヨウ化銅、アセチレ
ンブラックなどの微粉末がある。カラー用トナーには、
粉顕が白色もしくは淡色のもの、例えば酸化チタン、酸
化亜鉛、酸化錫、ヨウ化銅が適している。
導電性微粉末の添加量は、用いる導電性微粉末の比重お
よびトナーの粒径によって異なるが、総体にトナー重量
に刻して10重量%以下、望ましくは0.1〜2重量%
が好ましい。導電性微粉末の添加量を10重量%以上に
すると、感光体上に形成されたトナー像を受像紙に静電
転写する際、トナー像がスキャッタリングしたり、トナ
ー像の転写効率が低下するなどの不都合が生じるので好
ましくない。
トナーに導電性微粉末を外添するには、ヘンシェルミキ
サ、シェイカなど通常の粉体混合機を用いることにより
容易に達せられる。このとき、導電性微粉末がトナー表
面に実質的に埋没しない条件て外添処理することが肝要
である。理由は、導電性微粉末をトナー表面に埋没させ
ると、プリント画像に地力ブリが発生し好ましくないか
らである。
現像剤に流動性を付与させるには、シリカ微粉末、硫酸
バリウム微粉末などの流動化剤を現像剤に添加すること
により達せられる。特に、シリカ微粉末は、現像剤担持
体へのトナーのフィルミングを防止するといった副次的
な効果もあり優れている。流動化剤の添加量は必要最少
■でよく、総体的には導電性微粉末に対して20−10
0重量%が好ましい。次に、本発明による現像装置の一
実施例について説明する。
第1図は、本発明による現像装置の一構成例を示す断面
図である。1は現像剤収納容器、2は非磁性−成分現像
剤である。3は、現像剤2を現像領域に担持搬送するた
めの現像剤搬送手段であって、例えばアルミニウム、ス
テンレスなとの導電性材料から成る円筒状の現像ローラ
である。他の現像剤搬送手段としては、導電処理を施し
たプラスチックシートをベルト状にしたものが適用でき
る。何れの場合も、現像剤搬送手段3の表面は、現像剤
の均一薄層形成を容易にするため、粗面処理することが
望ましい。好ましい表面粗さは、Ra061〜2である
4は、現像剤2を現像剤搬送手段3に付与するための現
像剤搬送手段であって、現像剤搬送手段3に接触もしく
は近接して配設され、しかも現像剤搬送手段3と現像剤
付与手段4とは電気的に短絡されている。通常、現像剤
搬送手段3と現像剤付与手段4をアースするか、もしく
は同電圧にする。しかし、必要に応じて現像剤搬送手段
3と現像剤付与手段4との間に直流電圧あるいは直流電
圧に交流電圧を重畳した電圧を印加することにより、現
像剤搬送手段3に供給する現像剤量をコントロールする
こともできる。
現像剤付与手段4としては、例えば導電性ファーあるい
は導電性スポンジなどの弾性体を金属ローラに固着させ
たファーブラシローラあるいはスポンジローラが適用で
きる。特に、導電性ファーブラシローラは、経時によっ
て現像剤が凝集することなく、均一な現像剤の薄層形成
ができる点で優れている。
導電性ファーとしては、レーヨン、アクリル。
ナイロン、ポリエステルなどのポリマーに導電性カーボ
ンあるいは酸化錫などの導電性微粉末を分散し、これを
紡糸したものが適用できる。ファーの比抵抗は109Ω
・cm以下、太さは2〜15デニール、長さは2〜10
mm、  ファー密度は25.000〜50 、oOo
本/平方インチが好ましい。
5は、現像剤搬送手段3に付着した現像剤2を薄層化す
るための現像剤層厚規制手段であって、例えばウレタン
、シリコン、ステンレス、リン青銅などの弾性体からな
る板状の弾性ブレードである。特に、ウレタン、シリコ
ンなどのゴムブレードは、層厚むらのない均一な現像剤
の薄層が容易に形成できる点で優れている。ゴムブレー
ドの押圧力は、10〜100g/cmが好ましい。図で
は、ブレード5の自由端が現像剤搬送手段3の回転方向
に対して順方向に取り付けられているが、逆方向であっ
てもよい。次に、この現像装置の動作原理について説明
する。ここでは、現像剤搬送手段3に金属性の現像ロー
ラを、現像剤付与手段4にファーブラシローラを、現像
剤層厚規制手段5にブレードを用いた場合について説明
する。
現像ローラ3及びファーブラシローラ4を矢印方向に回
転すると、収納容器1内の現像剤2はファーブラシロー
ラ4によって現像ローラ3に搬送される。ここで、ファ
ーブラシローラ4(周速:Va)と現像ローラ3(周速
: Vb)の相対速度比Va/Vbは、1〜2が好まし
い。相対速度比を1未満にすると現像剤の供給不足が生
じ、2より大きくすると現像装置内での現像剤の揺動争
飛散が激しくなり、現像剤の漏れ防止が困難になるので
好ましくない。
現像剤2が現像剤容器1→フアーブラシローラ4→現像
ローラ3に搬送される過程で、現像剤中ノトナーは装置
ケース、ファーブラシ、現像ローラなどの装置構成部材
と摩擦して帯電される。そして、摩擦帯電されたトナー
は、トナー電荷による静電力およびファーブラシによる
摺察力などによって現像ローラ3に付着される。
現像ローラ3に付着した現像剤2は、ブレード5で層厚
規制および地均しされて均一に薄層化される。現像剤が
薄層化される際、トナーはブレード5と摩擦され、所望
の電荷量に帯電される。
ここで、トナーの平均粒径が5〜15μmの場合、現像
ローラ上に形成された現像剤層の層厚は10〜50μm
1  また現像剤層の表面電圧はIθ〜80Vが好まし
い。現像剤層の層厚および表面電圧の調節は、トナーの
組成物、現像装置の構成部材およびプロセス条件などを
最適化することにより達せられる。
現像ローラ3上に薄層化された現像剤2は、電荷保持体
7上の静電潜像に対応して現像に供される。現像に供さ
れなかった現像剤2は、ファーブラシローラ4によって
その大部分は現像ローラ3から掻き取られ、現像剤収納
容器1に回収される。
現像剤収納容器1に回収された現像剤は、上述した動作
を繰り返えしながら現像装置内を循環し、再び現像に供
される。
以上説明した非磁性一成分現像装置は、現像剤搬送手段
に形成された現像剤の薄層を電荷保持体に接触させて現
像する接触現像法あるいは現像剤の薄層と電荷保持体と
を非接触状態に保持させて現像する非接触現像法のいず
れにも適用できる。
(実施例1) 下記に示す製法により、イエロ(C)、マゼンタ(M)
、シアン(C)3種類の正帯電用の非磁性−成分現像剤
を作製した。
(1)イエロ現像剤 下記に示した組成物を150°Cで約2時間混練したの
ち、冷却、粉砕9分級して5〜15μm(平均粒径:1
0μm)のYトナー用体を得た。
着色剤: C,1,ピグメントイエロ12 ・・・・・
・50g結着剤:  スチレンアクリル樹脂 ・・・・
・・・・・・・・930g電荷制御剤ニアミノ化スチレ
ン樹脂 ・・・・・・20gつぎに、下記に示した混合
物をヘンシェルミキサで攪はんして、イエロ現像剤を作
製した。
Yトナー母体 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・500gシリカ
微粉末 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・20g酸化錫微粉末(
1次粒子の平均粒径:0.旧μm)5g (2)マゼンタ現像剤 下記に示した組成物を150°Cで約2時間、混練した
のち冷却し、粉砕9分級して5〜15μm(平均粒径:
10μm)のMトナー母体を得た。
、着色剤: C,1,ピグメントレッド5・・・・・・
・・・・・・BOg結着剤:スチレンアクリル樹脂・・
・・・・・・・・・・・・・910g電荷制御剤ニアミ
ノ化スチレン樹脂・・・・・・・・・30gつぎに、下
記に示した混合物をヘンシェルミキサで攪はんして、マ
ゼンタ現像剤を作製した。
Mトナー母体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・500gシ
リカ微粉末・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g酸化錫
微粉末(1次粒子の平均粒径: 0.01μm)5g (3)シアン現像剤 下記に示した組成物を+50°Cて約2時間、混練した
のち冷却し、粉砕1分級して5〜15μm(平均粒径:
10μm)のCトナー母体を得た。
着色剤: C,1,ピグメントブルー15・・・・・・
・・・50g結着剤:スチレンアクリル樹脂・・・・・
・・・・・・・・・・930g電荷制御剤ニアミノ化ス
チレン樹脂・・・・・・・・・2(Igつぎに、下記に
示した混合物をヘンシェルミキサで攪はんして、シアン
現像剤を作製した。
CI−ナー母体・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・500g
シリカ微粉末・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g酸化
錫微粉末(1次粒子の平均粒径: 0.01u、m)5
g つぎに、上記3種類の現像剤を用いて第2図に示した画
像形成装置でカラー画像を作成し、現像装置の特性を評
価した。
第2図において、8はアルミニウムドラムにセレンテル
ルを蒸着した感光体ドラム(感光層の層厚: 60μm
1  静電容di: 92pF/cイ)、9はスコロト
ロン帯電器(コロナ電圧: +7kV1  グリッド電
圧: +850Y)、10は発光ダイオードアレイ(出
カニ7μW1  発光波長670 nm)、11は集束
性ロッドレンズアレイ、12.13.14はそれぞれY
M、  Cの現像剤が別々にはいっている現像器、15
はAC除電器、16は転写用のコロナ帯電器、17は紙
剥離用のAC除電器、18は普通紙、19はクリーニン
グブラシである。
現像器は、第1図で説明した構成と同じものを用いた。
現像剤搬送手段3にはアルミニウムローラの表面をRa
=0.2に粗面処理した現像ローラを、現像剤付与手段
4には比抵抗が10600mのカーボン入りのレーヨン
繊維をアルミニウム管に植毛したファーブラシローラ(
ファー密度: 35,000本/平方インチ)を用いた
。また、現像ローラとファーブラシローラのファーとは
接触させ、互いに同方向に回転させる構成にした。現像
ローラの回転速度は100mm/s1  ファーブラシ
ローラの回転速度は150mm/sとした。そして、感
光体ドラム8と現像ローラとの間隙が、現像時では12
0μm1  非現像時では5mmになるように、現像器
に離接機構(図示していない)を取り(1けた。つぎに
、像形成力法について説明する。
感光体ドラム8を矢印の向きに周速100mm/Sで回
転させながら、スコロトロン帯電器9で感光体ドラム8
を+800■に帯電した。次に、発光ダイオードアレイ
10てイエロの画像信号をスキャニング露光し、非画線
部が+800V、  画線部が+40Vのネガの静N潜
像を形成した。露光後、この静電潜像をイエロの現像器
で反転現像した。このときの各現像器の設定条件を下記
に示す。
(1)イエロの現像器12 現像ローラおよびファーブラシへの印加電圧二十750
V 薄層化された現像剤層の表面電位:約40V薄層化され
た現像剤層の層厚:約40μ、m現像ローラと感光体ド
ラムとの間隙:120μm(2)マゼンタおよびシアン
の現像器13.14現像ローラおよびファーブラシへの
印加電圧二0■ 現像ローラと感光体ドラムとの間隙:5mm現像後、Y
トナー像を担持した感光体ドラム8をAC除電器15で
除電して静電潜像を消去した後、再びスコロトロン帯電
器9で帯電した。感光体ドラム8の表面電位は、トナー
の有無に係わらず+800vであった。
つぎに、発光ダイオードアレイ10てマゼンタの画像信
号をスキャニング露光して、ネガの静電潜像を形成した
。Yトナーのない部分における画線部の表面電位は+4
0■、またYトナー付着部における画線領域の表面電位
は+IBOVであった。
露光後、この静電潜像をマゼンタの現像器13で反転現
像した。このときの各現像器の設定条件を下記に示す。
(1)イエロおよびシアンの現像器12.14現像ロー
ラおよびファーブラシへの印加電圧:0■ 現像ローラと感光体ドラムとの間隙:5mm(2)マゼ
ンタの現像器13 現像ローラおよびファーブラシへの印加電圧:  +7
70V 薄層化された現像剤層の表面電位:約45Vwj層化さ
れた現像剤層の層厚:約35μm現像ローラと感光体ド
ラムとの間隙:120μm再び感光体ドラム8をAC除
電したのち、スコロトロン帯電器9で帯電した。トナー
の有無に係わらず感光体の表面電位は、+800■であ
った。
つぎに、発光ダイオードアレイ10てシアンの画像信号
をスキャニング露光した。画線部の表面電位はトナーの
ない部分で+40V1 Y及びM +−ナーたけが付着
している部分で+IGOV、  またYトナーとMトナ
ーが重なっている部分て+220■てあった。
つぎに、シアンの静電潜像をシアンの現像器14で反転
現像した。このときの各現像器の設定条件を下記に示す
(1)イエロおよびマゼンタの現像器12.13現像ロ
ーラおよびファーブラシへの印加電圧:OV 現像ローラと感光体ドラムとの間隙:5mm(2)シア
ンの現像器14 現像ローラおよびファーブラシへの印加電圧:  +8
00V 薄層化された現像剤層の表面電位:約45V薄層化され
た現像剤層の層厚:約45μm現像ローラと感光体ドラ
ムとの間隙:120μmつぎに、感光体ドラム8をAC
除電したのち、転写用のコロナ帯電器16(コロナ電圧
: −5,5kV)で感光体ドラム8上のトナー像を普
通紙18に転写した。そして、AC除電器17で普通紙
18を除電して感光体8から剥離した。普通紙18に転
写されたトナー像を加熱定着器(図示していない)で加
熱しカラープリントを得た。転写後、感光体ドラム8に
残留したトナーをクリーニングブラシ19で除去し、再
び感光体ドラム8をつぎの画像形成に供した。
その結果、イエロ:1.1.  マゼンタ:1.4、シ
アン:1.5.3色合成の黒:1.4の鮮明なカラープ
リントが得られた。また、連続5000枚コピー後ても
、イエロ:1.01  マゼンタ:L3、シアン:1.
4.3色合成の黒:1.3のカラープリントが得られた
。このときの、各現像器における薄層化された現像剤層
の表面電圧および層厚は、初期と比べてほとんど変化が
なかった。
(比較例1) 具体的実施例1のシアン現像剤から酸化錫微粉末だけを
除いたものを作成して、第2図の画像形成装置でシアン
単色の画像を形成したところ、初期画像の色濃度は1.
3であったが、連続2000枚コピー後では0,5に低
下した。また、現像剤層の表面電位は、初期約50Vで
あったものが連続2000枚コピー後では250Vに上
昇していた。
(比較例2) 実施例1のシアン現像器において、現像ローラとファー
ブラシローラとを電気的に浮して、第2図の画像形成装
置でシアン単色の画像を形成したところ、初期画像の色
濃度は1.3であったが、連続2000枚コピー後では
0.8に低下した。また、現像剤層の表面電位は、初期
約50Vてあったものが連続2000枚コピー後では+
50Vに上昇していた。
(比較例3) 実施例1で述べたシアンの現像剤においテ、酸化錫の添
加量を50gにして第2図の画像形成装置でシアン単色
の画像を形成したところ、初期画像の色濃度が0.8に
なった。また、得られた画像は、画線の周辺にトナーが
飛び散ったボケたものであった。
(比較例)4 実施例1で述べたシアンの現像剤からシリカ微粉末だけ
を取り除いた現像剤を用いて、第2図の画像形成装置で
シアン単色の画像を形成したところ、初期画像の色濃度
は1.3であったが、連続3000枚コピー後のプリン
ト画像の色濃度が0.9になった。そこで、現像ローラ
の表面を調べたところ、トナーが薄くフィルミングして
いた。
(比較例5) 実施例1で述べたシアンの現像剤において、酸化錫微粉
末の代わりに平均粒径30μmの銅粒子を添加したもの
用いたところ、現像ローラ上に白線(現像剤が付着して
いない)が生じ、現像剤の均一な薄層形成ができなかっ
た。この原因を調べたところ、ブレードに銅粒子が挟ま
って現像剤が堰止められていた。
(実施例2) 実施例1で述べたマゼンタの現像剤において、酸化錫微
粉末の代わりにヨウ化銅(1次粒子の平均粒径: 0.
05μm) 17gを外添した現像剤を用いて、第2図
の画像形成装置でマゼンタ単色の画像を形成した。
その結果、初期画像の色1度カ月、2の鮮明なマゼンタ
画像が得られた。また、連続5000枚コピー後の色濃
度は】、1であった。このときの現像器における現像剤
層の表面電圧および層厚は、初期と比べてほとんど変化
がなかった。
(実施例3) 実施例1て述べたシアンの現像器において、ファーブラ
シローラの代わりに市販されている導電性スポンジロー
ラ(比抵抗:約108Ω個)を用いて、第2図の画像形
成装置でシアンの単色画像を形成した。
その結果、初期の色濃度が1.4の鮮明なシアン画像が
得られた。また、連続3000枚コピー後でも1.3の
色濃度が得られた。しかし、連続5000枚コピー後で
は色濃度が0.9に低下した。画像濃度が低下した原因
を調べたところ、現像ローラの表面にトナーが薄くフィ
ルミングしていた。
発明の効果 本発明によればトナーの帯電電荷量を長時間に亙って安
定に維持することができるため、経時によっても高濃度
のプリント画像が安定して得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の非磁性一成分現像装置の断面
概略図、第2図は同装置を用いた画像形成装置の概略図
である。 1・・・現像剤収納容器、2・・・非磁性1成分現像剤
、3・・・現像剤搬送手段、4・・・現像剤付与手段、
S・・・現像剤層厚規制手段。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名〜24 ト 綾

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性一成分現像剤を現像領域内に担持搬送する
    現像剤搬送手段と、前記現像剤搬送手段に前記現像剤を
    付与する現像剤付与手段と、前記現像剤搬送手段に付与
    された前記現像剤が前記現像領域を通過する前に前記現
    像剤を薄層化する現像剤層厚規制手段を具備し、前記現
    像剤搬送手段と前記現像剤付与手段とを電気的短絡させ
    、かつ前記現像剤が絶縁性トナーと前記トナーより小径
    の導電性微粉末とを含み、前記トナーが前記導電性微粉
    末で外添されていることを特徴とする非磁性一成分現像
    装置。
  2. (2)現像剤付与手段が10^9Ω・cm以下の導電性
    ファーブラシである請求項1記載の非磁性一成分現像装
    置。
  3. (3)導電性微粉末がトナーに対して0.1〜2重量%
    である請求項1記載の非磁性一成分現像装置。
  4. (4)導電性微粉末が酸化錫である請求項3記載の非磁
    性一成分現像装置。
  5. (5)シリカ微粉末が導電性微粉末に対して20〜10
    0重量%添加されている請求項3記載の非磁性一成分現
    像装置。
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