JPH01296279A - 一成分トナ−現像装置 - Google Patents

一成分トナ−現像装置

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JPH01296279A
JPH01296279A JP12629088A JP12629088A JPH01296279A JP H01296279 A JPH01296279 A JP H01296279A JP 12629088 A JP12629088 A JP 12629088A JP 12629088 A JP12629088 A JP 12629088A JP H01296279 A JPH01296279 A JP H01296279A
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JP
Japan
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toner
conveying member
developing device
supply member
carbon atoms
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JP12629088A
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English (en)
Inventor
Toshiki Minamitani
俊樹 南谷
Masami Tomita
正実 冨田
Kimitoshi Yamaguchi
公利 山口
Toshihiko Takahashi
俊彦 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は一成分トナー現像装置に関し、より詳しくは、
トナー搬送部材上にトナー薄層を形成させ現像を行ない
良質な画像を得るようにした電子写真における一成分ト
ナー現像装置に関する。
[従来技術] 電子写真や静電記録等で採用される乾式現像方式には、
トナー及びキャリアからなる二成分系現像剤を用いる方
式と、キャリアを含まない一成分系現像剤を用いる方式
がある。前者の方式には、比較的安定して良好な画像が
得られるが、キャリアの劣化並びにトナーとキャリアと
の混合比の変動が発生しやすいことから長期間にわたっ
て一定の品質が得られ難く、また、装置の維持管理性や
コンパクト化に難点がある。そこで、こうした欠点を有
しない後者の一成分系現像剤を用いる方式が注目される
ようになっている。
ところで、この方式においては、通常少なくとも一つの
トナー搬送部材によってトナー(現像剤)を搬送し、か
つ搬送されたトナーによって潜像担持体に形成された静
電潜像を可視像化する手段がとられているが、その際、
トナー搬送部材表面を搬送されるトナーの層厚は極力薄
くしなければならないとされている。このことは二成分
系現像剤であってもキャリアが非常に小径なものを用い
る場合にも当てはまることであり、また、特に−成分系
現像剤を使用しそのトナーとして電気抵抗の高いものを
用いた時は、現像装置によってこのトナーを帯電させる
必要があるため、トナー層厚は著しく薄くされなければ
ならない。この層厚が厚いとトナー層の表面近くだけが
帯電し、トナー層全体が均一に帯電し難くなるからであ
る。
かかる要請から、トナー搬送部材上のトナー層厚を規制
する手段(トナー層厚規制手段)にいろいろな方法が提
案されており、代表例としては、ドクターブレードを用
い、このブレードをトナー搬送部材に対置させ、これに
よりトナー搬送部材表面の搬送されるトナーを押圧部材
(ドクターブレード)で押さえつけてトナー層厚を制御
するものである。
しかしながら、これだけではトナーがトナー搬送部材に
均一に搬送されにくい。そのため、トナー搬送部材に接
触しつつ自在に回転可能に支持されており、トナーをト
ナー搬送部材上に供給するトナー供給手段を有する現像
装置が提案されているが、現像を連続して行なうと、ト
ナーをトナー搬送部材へ供給する能力が低下し、画像濃
度の低下を招くようになる。その原因としては、トナー
ホッパー内からトナー供給部材へのトナー補給性の低下
、さらにはトナー供給部材からトナー搬送部材へのトナ
ー補給性の低下の2つが挙げられる。
上記欠点の解決のために、トナーに界面活性物質及び流
動性改質剤等の添加を試みたが、まだ充分には解決され
ていない。
[目的] 本発明の目的は、トナー搬送部材上にトナー薄層を形成
させ現像を行ない、良質な画像を得るようにした電子写
真における一成分現像装置において、連続複写後も画像
に異常がみられず、初期と同等の画像品質が得られる現
像装置を提供することにある。
[構成] 本発明の一成分現像装置は、少なくともトナー搬送部材
と、トナー層厚規制部材と、該トナー搬送部材に接触し
つつ自在に回転可能に支持されたトナーを該トナー搬送
部材に供給するトナー供給部材とを有する現像装置に関
するものであり、トナーが該供給部材に供給された後、
トナー搬送部材に供給され、更にトナー層厚を規制する
トナー層厚規制部材を介してトナーを薄層化せしめ、次
いで、そのトナーを潜像担持体に供給して潜像を現像す
る装置である。
本発明者らが鋭意検討したところ、前記現像装置に正帯
電性トナーを使用する場合、前記欠点は、下記特定の物
質で少なくともトナー供給部材表面を被覆し、前記トナ
ー供給部材に前記トナー搬送部材よりO〜500 V正
電位のバイアスを印加させた現像装置を使用することで
解決できることがわかった。
すなわち、本発明によれば、少なくともトナー搬送部材
と、トナー層厚規制部材と、トナー搬送部材に接触しつ
つ自在に回転可能に支持されトナーを前記搬送部材上に
供給するトナー供給部材とを有する現像装置において、
少なくとも前記トナー供給部材の表面を下記一般式(A
>または(B)で表わされる化合物から選ばれる少なく
とも一種を含む組成物で被覆し、前記トナー供給部材に
前記トナー搬送部材よりもO〜soo v正電位のバイ
アスを印加することを特徴とする正帯電性トナー用現像
装置。
一般式(A> (但し、式中 1?I、R2:水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、
炭素数1〜8のアルコキシ基。
R3:水素原子、炭素数1〜8のアルキル基。
M : Zn、 Cr、 Co、 Ni、 Feの金属
原子)一般式(B) (但し、式中 R4,Its:水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、
炭素数1〜8のアルコキシ基。
)1  : 2n、 Cr、 Co、 Ni、  Fe
の金属原子)上記現懺装置により目的が達成される原因
は定かではないが、トナー供給部材を上記一般式で表わ
される化合物から選ばれる少なくとも一種を含有する組
成物で被覆することにより、現像部のトナータンク内の
正帯電性トナーがトナー供給部材に円滑に補給され、更
に該トナー供給部材に前記のトナー搬送部材よりO〜5
00 V正電位のバイアスを印加させることにより、ト
ナー供給部材上のトナーが滞留することなく、円滑にト
ナー搬送部材上に供給され、現像装置内のトナーの流れ
がスムーズになり、トナー搬送部材上のトナー層厚が常
に均一に保てるようになるためと考えられる。
本発明で使用される一般式(A>で表わされる化合物と
しては以下のようなものがある。
A−11 本発明で使用される一般式(A>で表わされる化合物と
しては以下のようなものがある。
B−11 B−12 次に一般式(A>または(B)で表わされる化合物の合
成例を示す。
合成例1 インドールカルボンIO,1moleを水50m1に7
0℃に加温しながら溶解させる。更に水酸化ナトリウム
4qを加え中和し、ZnS0 7800.05mole
を溶かした水溶液を加える。溶液は白濁し、白色の沈澱
物であるインドールカルボン酸亜鉛錯体(例示化合物A
−1)を得た。
合成例2 キノリン−2−カルボン酸0.1moleを水50m1
に70℃に加温しながら溶解する。ざらに、水酸化ナト
リウム4qを加え中和し、よく攪拌しながら反応させ、
白色の沈澱物であるキノリンカルボン酸亜銘銘体(例示
化合物B−1)を得る。
なお、本発明のトナー供給部材としては、スポンジ状材
質、ファーブラシ状材質などのものが考えられ、それら
が導電性材料でできていることも考えられるがこれらに
限定されるものではない。
また、本発明の物質をトナー供給部材表面に被覆する方
法としては、必要に応じて溶剤あるいは分散媒中に溶解
ないし分散させて得た塗布液中にトナー供給部材を浸漬
、スプレィ、刷毛塗り等により塗布することが可能であ
る。
本発明において重要なことは、トナー供給部材がトナー
に対して、負帯電性を示す物質で表面処理されているこ
とであり、負帯電性を示さない物質の場合は、トナーが
トナー供給部材によって負に十分摩擦帯電されず供給部
材に十分トナーが補給されず、更にトナー搬送部材へも
トナーの供給が不十分となり、均一に帯電した均一なト
ナー薄層が得られない。また更に重要なことは、トナー
供給部材表面の被覆材料としては、長期間使用しても、
熱的にも経時的にも変質せず安定にトナーに正の帯電を
付与しなければならないことである。
”また、トナー供給部材にトナー搬送部材より0〜+5
00 Vのバイアスを印加することにより、トナー供給
部材からトナー搬送部材上へトナーの補給がすみやかに
行われる。該印加バイ・アスが負電位であると、トナー
の搬送部材上への移行が不十分となり、+500Vより
正に大きいと、トナー搬送部材上へのトナーフィルミン
グが発生し、ランニングにより地かぶり等が画像上に生
じる。
本発明の現像装置に用いられるトナーとしては、従来か
ら知られている静電荷現像用正帯電性トナーとして使用
されているものの実質的にすべてが有効に用いられる。
すなわち、トナーは非磁性、磁性のいずれもが用いられ
る。
ざらに、トナーは結着樹脂中に着色剤を分散させた着色
粒子であり、また、帯電付与するために染料・顔料、あ
るいは、いわゆる荷電制御剤を含有してもよい。また、
コロイダルシリカのような流動性向上剤、酸化セリウム
、炭化珪素等の研磨剤、ステアリン酸金属塩等の滑剤、
酸化錫のような導電性付与剤等を必要に応じて含有させ
てもよい。
[実施例コ 以下実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 スチレン系樹脂([)−125工ツソ社製)85重量部 カーボンブラック(#44三菱カーボン社製)12重量
部 ニグロシン染料         3重量部上記組成の
混合物をヘンシェルミキサー中で十分攪拌混合した後、
熱ロールミルで溶融混練し、室温まで冷却し、ハンマー
ミルを用いて粗粉砕し、次いで、エアージェットミルに
て微粉砕する。得られた微粉末を分板し粒径5〜25μ
mのトナーを得た。
次に、下記組成物をボールミルを用いて室温にて10時
間分散溶解して塗布液として、スポンジ状材質のトナー
供給部材を浸漬し、室温下で完全に溶媒を蒸発させた。
例示化合物A−115(1 溶媒 エチルアルコール    1000(]第1図に
示すように、本トナー供給部材4をトナー搬送部材2及
びトナー層厚規制部材3からなる現像装置に配設した。
この現S装置を用いた現像方法について説明すると、第
1図に示すように、トナータンク7に内蔵されているト
ナー6は攪拌羽根5によりトナー供給部材4に強制的に
寄せられ、トナーはトナー供給部材4に供給される。そ
して、トナー供給部材4に取り込まれたトナーはトナー
供給部材が矢印方向に回転することにより、トナー搬送
部材2に運ばれ、摩擦され、静電的おるいは物理的に吸
着し、トナー搬送部材2が矢印方向に強く回転し、トナ
ー層厚規制部材3によって均一なトナー薄層が形成され
るとともに摩擦帯電する。その後トナー搬送部材2と接
触もしくは近接している潜像担持体1の表面に運ばれ潜
像が現像される。
本実施例では、前記トナーを本現像装置に補給し、トナ
ー搬送部材に−200■トナー供給部材へ一100Vの
バイアスを印加し、マイナス潜像を有する感光体に現像
させ、転写・定着工程をへて画像出しを行なったところ
、鮮明な画像を得た。続けて、5oooo枚連続複写し
たところ初期と変わりのない鮮明な画像が得られた。ま
た、トナー搬送部材上のトナーの比電荷ff1(Q/M
)を、出口側にフィルターを具備したファラデーケージ
(図示せず)を介し、トナー搬送部材上のトナーを吸引
しファラデーケージ内にトラップされたトナーの比電荷
を測定する吸引式比電荷量測定装置を用いて、測定した
ところ、+12.5(μC/q)と十分な比電荷量でお
り、50000枚連続複写後のQ/Mは+11.7 (
μC/q)と初期とほとんど変わらなかった。またざら
に、35℃・90%RHの高温高湿下、及び10℃・1
5%RHの低温低湿環境下でも常温常湿の時と同等の画
像品質が得られた。
なお、前記塗布液を金属板表面にコートしたものとトナ
ーとの摩擦帯電性を上記のようなトナー吸引式比電荷量
測定装置を応用して、その帯電極性を調べたところ、前
記塗布液を金属板表面にコートしたものは、負極性に帯
電した。
実施例2 スチレン−アクリル系樹脂 (SBM−73三洋化成製)    80重量部カーボ
ンブラック (#44  三菱カーボン社製)    io重吊部低
分子量ポリプロピレン      糧1部四級アンモニ
ウム塩        5重量部上記組成の混合物を実
施例1と同様な方法にてトナーとした。本トナー100
重量部に対し、コロイダルシリカ(日本アエロジル社製
R−972>0.1重量部を添加した。
次に下記組成物をボールミルを用いて室温にて10時間
分散溶解して塗布液として、導電性スポンジ状材質のト
ナー供給部材を浸漬し、100℃下で完全に溶媒を蒸発
させた。
例示化合物A−2+アクリル樹脂 10+20(1溶媒
  トルエン        1000(1本トナー供
給部材4を実施例1と同様に現像装置に配設した。前記
トナーを本現像装置に補給し、トナー搬送部材に−30
0vトナー供給部材へ一200Vのバイアスを印加し、
実施例1と同様に現像させ、画像出しを行なったところ
鮮明な画像が得られた。続けて、50000枚連続複写
したところ初期と変わりのない鮮明な画像が得られた。
また、トナー搬送部材上のトナーの比電荷m (Q/M
)は、初期+11.8 (μC/g)と十分であり、5
0000枚連続複写後のQ/Mは+11.0 (μC/
Q)と初期とほとんど変わらなかった。またさらに、3
5℃・90%RHの高温高湿下、及び10℃・15%R
Hの低温低湿環境下でも常温常湿の時と同等の画像品質
が得られた。
なお、前記塗布液を金属板表面にコートしたものとトナ
ーとの摩擦帯電性を上記のようなトナー吸引式比電荷量
測定装置を応用して、その帯電極性を調べたところ、前
記塗布液を金属板表面にコートしたものは、負極性に帯
電した。
実施例3 スチレン−2エチルへキシルアクリレート−nブチルメ
タアクリレート系樹脂 80重囲部 カーボンブラック (#44  三菱カーボン社製)12重量部低分子量ポ
リプロピレン     5重量部ニグロシン染料   
      3重量部上記組成の混合物を実施例1と同
様な方法にてトナーとした。本トナー100重量部に対
し、コロイダルシリカ(日本アエロジル社製R−972
)0.1重量部を添加した。
次に、下記組成物をボールミルを用いて室温にて10時
間分散溶解して塗布液として、スポンジ状材質のトナー
供給部材を浸漬し、50℃下で完全に溶媒を蒸発させた
例示化合物 A−520a 溶媒 エチルアルコール    10000本トナー供
給部材4を実施例1と同様に現像装置に配設した。前記
トナーを本現像装置に補給し、トナ一部材に−450v
トナー供給部材へ−100Vのバイアスを印加し、実施
例1と同様に現像させ、画像出しを行なったところ、鮮
明な画像が得られた。続けて、50000枚連続複写し
たところ初期と変わりのない鮮明な画像が1qられた。
また、トナー搬送部材上のトナーの比電荷ff1(Q/
M)は、初期+10.6(μC/Q)と十分であり、5
0000枚連続複写後のQ/Mは+10.1(μC/q
)と初期とほとんど変わらなかった。またさらに、35
°C・90%RHの高温高湿下、及び10°C・15%
Rl−1の低温低湿環境下でも常温常湿の時と同等の画
像品質が得られた。
なお、前記塗布液を金属板表面にコートしたものとトナ
ーとの摩擦帯電性を上記のようなトナー吸引式比電荷量
測定装置を応用して、その帯電極性を調べたところ、前
記塗布液を金属板表面にコートしたものは、負極性に帯
電した。
比較例1 実施例1の例示化合物A−1をトナー供給部材4の被覆
材として使用しない以外は実施例1と同様な装置及びト
ナーで画像出しを行なったところ、初期から連続複写i
 oooo枚までは鮮明な画像が得られていたが、20
000枚後には画像濃度が低下しはじめ、50000枚
後ではざらに画像濃度が低下し残像等も発生し、トナー
搬送部材上には均一なトナー薄層が形成されていなかっ
た。
また、実施例1と同様にトナー搬送部材上のトナーのQ
/Mを測定したところ、初期は+11.2(μC/g>
 、20000枚後で+4.8(μC/q)、5000
0枚後では+1.5 (μc/g)であった。
比較例2 実施例1の例示化合物A−1の代わりに実施例2のトナ
ーに用いた四級アンモニウム塩をトナー供給部材4の被
覆材として使用した以外は実施例1と同様な装置及びト
ナーで画像出しを行なったところ、初期から連続複写1
ooo枚までは鮮明な画像が得られていたが、1500
枚後には画像濃度が低下しはじめ、2000枚後ではざ
らに画像濃度が低下し残像等も発生し、トナー搬送部材
上には均一なトナー薄層が形成されていなかった。
また、実施例1と同様にトナー搬送部材上のトナーのQ
/Mを測定したところ、初期は+9.5(μC/Q >
 、1500枚後で+2.5(μC/C1)、2000
枚後では+0.4(μC/cx>であった。
比較例3 実施例1と同様な装置及びトナーを用い、トナー搬送部
材に−250V、トナー供給部材に一300Vのバイア
スを印加して、同様な画像出しを行なったところ、初期
から連続複写10000枚までは鮮明な画像が得られて
いたが、20000枚後には画像濃度が低下しはじめ、
5oooo枚後ではざらに画像濃度が低下し残像等も発
生し、トナー搬送部材上には均一なトナー薄層が形成さ
れておらず、トナー層厚規制部材及びトナー搬送部材上
にはトナーフィルミングが発生していた。
また、実施例1と同様にトナー搬送部材上のトナーのQ
/Mを測定したところ、初期は+11.3(μC/Q 
) 、20000枚後で+5.7(μC/CI)、50
000枚後では+2.6(μC/Q)であった。
実施例4 実施例1の例示化合物A−1の代わりに例示化合物8−
1をトナー供給部材4の被覆材として使用した以外は実
施例1と同様な装置及びトナーで、トナー搬送部材に−
350Vトナー供給部材へ一200Vのバイアスを印加
し、実施例1と同様に現像させ、画像出しを行なったと
ころ、鮮明な画像が得られた。続けて、5oooo枚連
続複写したところ初期と変わりのない鮮明な画像が得ら
れた。
また、トナー搬送部材上のトナーの比電荷量(Q/ M
 )は、初期+−10,5(μC/q)と十分であり、
5oooo枚連続複写後のQ/Mは+9.7(μC’/
q)と初期とほとんど変わらなかった。またさらに、3
5℃・90%RHの高温高湿下、及び10℃・15%R
Hの低温低湿環境下でも常温常湿の時と同等の画像品質
が得られた。
なお、前記塗布液を金属板表面にコートしたものとトナ
ーとの摩擦帯電性を上記のようなトナー吸引式比電荷量
測定装置を応用して、その帯電極性を調べたところ、前
記塗布液を金属板表面にコートしたものは、負極性に帯
電した。
実施例5 実施例2の例示化合物A−2の代わりに例示化合物A−
8をトナー供給部材4の被覆材として使用した以外は実
施例2と同様な装置及びトナーで、トナー搬送部材に−
300■トナー供給部材へ一150Vのバイアスを印加
し、実施例2と同様に現像させ、画像出しを行なったと
ころ、鮮明な画像が(qられた。続けて、50000枚
連続複写したところ初期と変わりのない鮮明な画像が得
られた。
また、トナー搬送部材上のトナーの比電荷ff1(Q/
M)は、初期+9.8(μC/g)と十分であり、50
000枚連続複写後のQ/Mは+9.2(μC/Q)と
初期とほとんど変わらなかった。またざらに、35℃・
90%RHの高温高湿下、及び10℃・15%RHの低
温低湿環境下でも常温常湿の時と同等の画像品質が得ら
れた。
なお、前記塗布液を金属板表面にコートしたものとトナ
ーとの摩擦帯電性を上記のようなトナー吸引式比電荷量
測定装置を応用して、その帯電極性を調べたところ、前
記塗布液を金属板表面にコートしたものは、負極性に帯
電した。
実施例6 実施例2の例示化合物A−2の代わりに例示化合物B−
3をトナー供給部材4の被覆材として使用した以外は実
施例2と同様な装置及びトナーで、トナー搬送部材に−
400vトナー供給部材へ一200Vのバイアスを印加
し、実施例2と同様に現像させ、画像出しを行なったと
ころ、鮮明な画像が得られた。続けて、50000枚連
続複写したところ初期と変わりのない鮮明な画像が得ら
れた。
また、トナー搬送部材上のトナーの比電荷ff1(Q/
M)は、初期+9.1(μC/q>と十分でおり、5o
ooo枚連続複写後のQ/Mは+8,8(μC/g)と
初期とほとんど変わらなかった。またさらに、35℃・
90%RHの高温高湿下、及び10℃・15%RHの低
温低湿環境下でも常温常湿の時と同等の画像品質が得ら
れた。
なお、前記塗布液を金属板表面にコートしたものとトナ
ーとの摩擦帯電性を上記のようなトナー吸引式比電荷量
測定装置を応用して、その帯電極性を調べたところ、前
記塗布液を金属板表面にコートしたものは、負極性に帯
電した。
実施例7 実施例1の例示化合物A−1の代わりに例示化合物B−
5をトナー供給部材4の被覆材として使用した以外は実
施例1と同様な装置及びトナーで、トナー搬送部材に−
300Vトナー供給部材へ一200Vのバイアスを印加
し、実施例1と同様に現像させ、画像出しを行なったと
ころ、鮮明な画像が得られた。続けて、50000枚連
続複写したところ初期と変わりのない鮮明な画像が得ら
れた。
また、]・ナー搬送部材上のトナーの比電荷i(Q/M
)は、初期+10.6(μC/g>と十分であり、50
000枚連続複写後のQ/Mは+10.1(μC/q)
と初期とほとんど変わらなかった。またさらに、35℃
・90%Rl−(の高温高湿下、及び10℃・15%R
Hの低温低湿環境下でも常温常湿の時と同等の画像品質
が得られた。
なお、前記塗布液を金属板表面にコートしたものとトナ
ーとの摩擦帯電性を上記のようなトナー吸引式比電荷量
測定装置を応用して、その帯電極性を調べたところ、前
記塗布液を金属板表面にコートしたものは、負極性に帯
電した。
実施例8 実施例1の例示化合物A−1の代わりに例示化合物B−
12をトナー供給部材4の被覆材として使用した以外は
実施例1と同様な装置及びトナーで、トナー搬送部材に
−250Vトナー供給部材へ一1oovのバイアスを印
加し、実施例1と同様に現像させ、画像出しを行なった
ところ、鮮明な画像が得られた。続けて、50000枚
連続複写したところ初期と変わりのない鮮明な画像が得
られた。
また、トナー搬送部材上のトナーの比電荷i(Q/M)
は、初期+12.4 (μC/q)と十分であり、50
000枚連続複写後のQ/Mは+11.3 (μC/g
>と初期とほとんど変わらなかった。またさらに、35
℃・90%RHの高温高湿下、及び10℃・15%RH
の低温低湿環境下でも常温常湿の時と同等の画像品質が
得られた。
なお、前記塗布液を金属板表面にコートしたものとトナ
ーとの摩擦帯電性を上記のようなトナー吸引式比電荷量
測定装置を応用して、その帯電極性を調べたところ、前
記塗布液を金属板表面にコートしたものは、負極性に帯
電した。
[効果コ 以上の説明で明らかなように本発明では、−成分現像装
置において、連続複写後も初期と同等の画像品質が得ら
れる現像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で使用した現像装置の概略図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともトナー搬送部材と、トナー層厚規制部
    材と、トナー搬送部材に接触しつつ自在に回転可能に支
    持されトナーを前記搬送部材上に供給するトナー供給部
    材とを有する現像装置において、少なくとも前記トナー
    供給部材の表面を下記一般式(A)または(B)で表わ
    される化合物から選ばれる少なくとも一種を含む組成物
    で被覆し、前記トナー供給部材に前記トナー搬送部材よ
    りも0〜500V正電位のバイアスを印加することを特
    徴とする正帯電性トナー用現像装置。 一般式(A) ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中 R_1、R_2:水素原子、炭素数1〜8のアルキル基
    、炭素数1〜8のアルコキシ基。 R_3:水素原子、炭素数1〜8のアルキル基。 M:Zn、Cr、Co、Ni、Feの金属原子) 一般式(B) ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中 R_4、R_5:水素原子、炭素数1〜8のアルキル基
    、炭素数1〜8のアルコキシ基。 M:Zn、Cr、Co、Ni、Feの金属原子)
JP12629088A 1988-05-24 1988-05-24 一成分トナ−現像装置 Pending JPH01296279A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0215288A (ja) * 1988-07-04 1990-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非磁性一成分現像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0215288A (ja) * 1988-07-04 1990-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非磁性一成分現像装置

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