JPH0215209Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215209Y2 JPH0215209Y2 JP13901386U JP13901386U JPH0215209Y2 JP H0215209 Y2 JPH0215209 Y2 JP H0215209Y2 JP 13901386 U JP13901386 U JP 13901386U JP 13901386 U JP13901386 U JP 13901386U JP H0215209 Y2 JPH0215209 Y2 JP H0215209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- lamp
- housing
- shielding wall
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 10
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 2
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は、自動車用灯具に関するものであ
る。
る。
（従来の技術）
従来の自動車用灯具において、第５図に示すよ
うに、ハウジングａの背面側にシール用の溝ｂが
形成され、車体取付部ｃに灯具を取付ける際に、
前記溝ｂにホツトブチルゴム等のシール材ｄを介
在させてシールするようにしたものがある。
うに、ハウジングａの背面側にシール用の溝ｂが
形成され、車体取付部ｃに灯具を取付ける際に、
前記溝ｂにホツトブチルゴム等のシール材ｄを介
在させてシールするようにしたものがある。
この灯具においては、灯具内を仕切る遮光壁ｅ
が前記ハウジングａと一体に形成され、その先端
部に沿つてレンズ嵌合用の溝ｆが設けられ、この
溝に合体レンズｇの合着部ｈが嵌合するようにな
つている。
が前記ハウジングａと一体に形成され、その先端
部に沿つてレンズ嵌合用の溝ｆが設けられ、この
溝に合体レンズｇの合着部ｈが嵌合するようにな
つている。
（考案が解決しようとする問題点）
このような従来の自動車用灯具は、前記レンズ
嵌合用の溝ｆがシール用の溝ｂに臨む部分ｉは深
い孔形状となり、このためハウジングａの成形に
際して細長い棒状の金型が必要となり、金型の強
度が弱くなる欠点がある。
嵌合用の溝ｆがシール用の溝ｂに臨む部分ｉは深
い孔形状となり、このためハウジングａの成形に
際して細長い棒状の金型が必要となり、金型の強
度が弱くなる欠点がある。
また、前記深い孔の部分が前記のレンズｇを通
して他の溝ｆの部分と異なつて見え、灯具として
の商品性が低下し、さらに前記遮光壁ｅの付根部
分にヒケや変形等が発生して体裁が悪くなる。
して他の溝ｆの部分と異なつて見え、灯具として
の商品性が低下し、さらに前記遮光壁ｅの付根部
分にヒケや変形等が発生して体裁が悪くなる。
（問題点を解決するための手段）
この考案は、上記の問題点を解決するためにな
され、その解決手段としては、灯具のハウジング
の背面側に車体取付部とのシール用の溝が形成さ
れ、かつこのハウジングには灯内を仕切る遮光壁
が一体に設けられると共に、その遮光壁の先端部
に沿つてレンズ嵌合用の溝が形成された自動車用
灯具において、前記レンズ嵌合用の溝のうち前記
シール用の溝に臨む部分は、前記遮光壁に対して
ほぼ直角方向に板状の金型をスライドさせること
により後面部分を成形し、前記嵌合用の溝は孔の
無い面にしたことを要旨とするものである。
され、その解決手段としては、灯具のハウジング
の背面側に車体取付部とのシール用の溝が形成さ
れ、かつこのハウジングには灯内を仕切る遮光壁
が一体に設けられると共に、その遮光壁の先端部
に沿つてレンズ嵌合用の溝が形成された自動車用
灯具において、前記レンズ嵌合用の溝のうち前記
シール用の溝に臨む部分は、前記遮光壁に対して
ほぼ直角方向に板状の金型をスライドさせること
により後面部分を成形し、前記嵌合用の溝は孔の
無い面にしたことを要旨とするものである。
（実施例）
以下、図示の実施例によりこの考案を具体的に
説明する。
説明する。
１は灯具のハウジングであり、背面側にシール
用の溝２が形成され、内部側には灯内を仕切る遮
光壁３がほぼ平行に対設されると共に、その先端
部に沿つてレンズ嵌合用の溝４が設けられてい
る。レンズ嵌合用の溝４は、ハウジング１の正面
側から見ると左右方向に走つており、この溝のう
ち前記シール用の溝２に臨む部分Ｐ，Ｑは、従来
とは異なつて深い孔形状になつていない。即ち、
Ｐ，Ｑの部分は、第２図および第３図に示すよう
に板状の金型５を遮光壁３に対してほぼ直角方
向、図示の例では上側方（第７図に矢印で示す）
にスライドさせることにより成形してある。従つ
て、前記溝４におけるＰ，Ｑの部分には後面部分
１２が成形されて孔が存在せず、上側の遮光壁３
に前記金型５を抜いた窓孔３ａが生じるだけであ
る。このため、従来のような細い棒状の金型は不
要となつて金型の強度を向上させることができ、
かつＰ，Ｑの部分は溝４の他の部分と同じ外観を
呈することになる。
用の溝２が形成され、内部側には灯内を仕切る遮
光壁３がほぼ平行に対設されると共に、その先端
部に沿つてレンズ嵌合用の溝４が設けられてい
る。レンズ嵌合用の溝４は、ハウジング１の正面
側から見ると左右方向に走つており、この溝のう
ち前記シール用の溝２に臨む部分Ｐ，Ｑは、従来
とは異なつて深い孔形状になつていない。即ち、
Ｐ，Ｑの部分は、第２図および第３図に示すよう
に板状の金型５を遮光壁３に対してほぼ直角方
向、図示の例では上側方（第７図に矢印で示す）
にスライドさせることにより成形してある。従つ
て、前記溝４におけるＰ，Ｑの部分には後面部分
１２が成形されて孔が存在せず、上側の遮光壁３
に前記金型５を抜いた窓孔３ａが生じるだけであ
る。このため、従来のような細い棒状の金型は不
要となつて金型の強度を向上させることができ、
かつＰ，Ｑの部分は溝４の他の部分と同じ外観を
呈することになる。
６はアンバー色のレンズと赤色レンズとを組み
合わせて形成した合体レンズであり、前記ハウジ
ング１の前面側に嵌着され、その合着部６ａは前
記レンズ嵌合用の溝４に嵌め込まれている。７，
８はバルブであり、ホルダー９を介して前記ハウ
ジング１に取付けられている。
合わせて形成した合体レンズであり、前記ハウジ
ング１の前面側に嵌着され、その合着部６ａは前
記レンズ嵌合用の溝４に嵌め込まれている。７，
８はバルブであり、ホルダー９を介して前記ハウ
ジング１に取付けられている。
このように構成された本考案に係る灯具は、従
来と同様に前記シール用の溝２に適宜のシール材
１０を介在させ、車体の取付部１１に装着して使
用される。この場合には、前記レンズ嵌合用の溝
４のＰ，Ｑ部分には前記のように孔が存在しない
ので、溝４全体が均一の外観を呈して灯具の体裁
が良くなる。また、前記遮光壁３の付根部分に成
形によるヒケ等が生じないので、灯具としての商
品価値を高めることができる。
来と同様に前記シール用の溝２に適宜のシール材
１０を介在させ、車体の取付部１１に装着して使
用される。この場合には、前記レンズ嵌合用の溝
４のＰ，Ｑ部分には前記のように孔が存在しない
ので、溝４全体が均一の外観を呈して灯具の体裁
が良くなる。また、前記遮光壁３の付根部分に成
形によるヒケ等が生じないので、灯具としての商
品価値を高めることができる。
（考案の効果）
以上説明したように、この考案によれば、灯具
のハウジングの遮光壁の先端部に沿つて形成され
るレンズ嵌合用の溝のうち、ハウジングの背面側
に形成されるシール用の溝に臨む部分は、遮光壁
に対してほぼ直角方向に板状の金型をスライドさ
せることにより肉抜き成形した後面部分を有して
孔の無い構造であるから、金型の強度を向上さ
せ、灯具の外観を向上させると共に、遮光壁の付
根部分のヒケを未然に防止できる等その実用的効
果は極めて顕著である。
のハウジングの遮光壁の先端部に沿つて形成され
るレンズ嵌合用の溝のうち、ハウジングの背面側
に形成されるシール用の溝に臨む部分は、遮光壁
に対してほぼ直角方向に板状の金型をスライドさ
せることにより肉抜き成形した後面部分を有して
孔の無い構造であるから、金型の強度を向上さ
せ、灯具の外観を向上させると共に、遮光壁の付
根部分のヒケを未然に防止できる等その実用的効
果は極めて顕著である。
第１図は、この考案の一実施例を示す正面図、
第２図は、第１図のＡ−Ａ線概略断面図、第３図
は、同Ｂ−Ｂ線概略断面図、第４図は、同Ｃ−Ｃ
線概略断面図、第５図は、従来例を示すもので、
イは正面図、ロはそのＸ−Ｘ線概略断面図、ハは
同Ｙ−Ｙ線概略断面図、第６図は、そのハウジン
グの斜視図、第７図は、本考案に係るハウジング
の斜視図である。 １……ハウジング、２……シール用溝、３……
遮光壁、４……レンズ嵌合用溝、５……金型、６
……合体レンズ、７，８……バルブ、９……ホル
ダー、１０……シール材、１１……取付部、１２
……後面部分。
第２図は、第１図のＡ−Ａ線概略断面図、第３図
は、同Ｂ−Ｂ線概略断面図、第４図は、同Ｃ−Ｃ
線概略断面図、第５図は、従来例を示すもので、
イは正面図、ロはそのＸ−Ｘ線概略断面図、ハは
同Ｙ−Ｙ線概略断面図、第６図は、そのハウジン
グの斜視図、第７図は、本考案に係るハウジング
の斜視図である。 １……ハウジング、２……シール用溝、３……
遮光壁、４……レンズ嵌合用溝、５……金型、６
……合体レンズ、７，８……バルブ、９……ホル
ダー、１０……シール材、１１……取付部、１２
……後面部分。
Claims (1)
- 灯具のハウジングの背面側に車体取付部とのシ
ール用の溝が形成され、かつこのハウジングには
灯内を仕切る遮光壁が一体に設けられると共に、
その遮光壁の先端部に沿つてレンズ嵌合用の溝が
形成された自動車用灯具において、前記レンズ嵌
合用の溝のうち前記シール用の溝に臨む部分は、
前記遮光壁に対してほぼ直角方向に板状の金型を
スライドさせることにより後面部分を成形し、前
記嵌合用の溝は孔の無い面にしたことを特徴とす
る自動車用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13901386U JPH0215209Y2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13901386U JPH0215209Y2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6344309U JPS6344309U (ja) | 1988-03-25 |
| JPH0215209Y2 true JPH0215209Y2 (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=31044524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13901386U Expired JPH0215209Y2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0215209Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-10 JP JP13901386U patent/JPH0215209Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6344309U (ja) | 1988-03-25 |
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