JPH02151962A - 通報機能付き株価表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、株価が予め設定されている所定の条件に達し
たときに自動的に通報を行う株価表示装置に関する。本
発明は、株取引の指示等を行う場合に利用する。

〔概要〕

本発明は、通信回線を介して受信した株価情報を表示す
る装置において、 予め設定しである条件の株価情報を受信したときに、予
め記憶させである通報先に通報することにより、 株価判断の誤りを少なくするものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の株価表示装置は、株式市場から送信され
てくる株価情報を受信する手段と、株式銘柄別に記号お
よび数字が表示可能な表示素子から構成される装置 とで構成されたものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上述の従来の株価表示装置は、株価を表示する
だけの機能であるため、人が表示データを読取ってその
データを参照して売買等の判断を行っており、判断すべ
き対象の銘柄数が多いと判断に時間がかかり、また判断
誤りをおかすおそれがあった。また、多くのデータを読
取って判断する必要があるため、判断が煩雑である問題
があった。

本発明は、株価データが所定の条件の場合に自動的に予
め決められた通報先に通報することができる通報機能付
き株価表示装置を提供することを目的とする。

〔問題点を・解決するための手段〕

本発明は、通信回線を介して伝送されてくる株価情報を
受信する受信手段と、この受信手段で受信した株価情報
を表示装置に表示する表示手段とを備えた株価表示装置
において、 予め通報先および通報条件である所定の株価情報を記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている通報条
件に上記受信手段で受信した株価情報が一致するかを判
定する判定手段と、この判定手段で通報条件に一致した
場合に上記記憶手段に記憶されている通報先に対して上
記株価情報を含む情報を通報する送信手段とを備えたこ
とを特徴とする。

〔作用〕

株式市場から通信回線によって送信されてきた株価デー
タは、受信手段によって受信され、表示制御手段を介し
て銘柄と株価が対応する表示盤上に表示される。受信さ
れた株価データは、判定手段に送られ、予め記憶手段に
記憶されている銘柄と株価によって指定された通報条件
に合致しているか否かの判定がなされ、通報条件に合致
した場合には、予め記憶されている通報先に株価データ
を含む通報電文を送信する。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明実施例を説明する。

第１図は、本発明の一実施例の通報機能付き株価表示装
置の構成を示すブロック図である。

本実施例の通報機能付き株価表示装置は、通信回線１０
を介して送信されてくる株価データを受信する受信制御
回路１と、この受信制御回路１によって受信された株価
データを表示素子で構成され記号および数字を表示する
表示盤３と、この表示盤３への株価表示を制御する表示
制御回路２とを備えており、この受信制御回路１と、表
示制御回路２と表示盤３とで株価表示装置を構成する。

本実施例ではさらに、通報先の電話番号や通報条件とな
る株価データを操作者が入力する入力操作盤４と、この
入力操作盤４によって入力された通報先や株価データな
どを記憶する記憶装置５と、上述の受信制御回路１で受
信された株価データと記憶装置５に記憶された株価デー
タとを比較して、受信された株価データが、通報条件に
合致するか否かの判定を行うデータ解析装置６と、この
データ解析装置６での解析判定の結果、通報条件に合致
した株価データを受信したときに、予め記憶装置５に記
憶されていた通報先に株価データとともに他の売買の指
示などの通報電文を通信回線１３を介して送信する送信
制御回路７とを備えている。

次に本実施例装置の動作を説明する。

株式市場からは、通信回線１０により株価データが送ら
れてきており、この株価データは、受信制御回路１で受
信する。受信制御回路ｌは、この受信した株価データを
株価表示装置に表示するに意味のある株式銘柄情報と株
価情報とに復元する。

表示制御回路２は、受信制御回路１から人力された株式
銘柄が位置する表示盤３上の表示素子群を選択して、表
示素子に合致した記号、数字の表示パタンを生成し、入
力されたデータを表示するように表示素子を駆動させる
。

以上の動作は、従来の株価表示装置と同じである。

次に第２図にデータ解析装置６の動作の一例を説明する
フローチャートを示して、本実施例の自動通報機能につ
いて説明する。

受信制御回路１から出力されて表示制御回路２に入力さ
れる株価データ信号１１は、データ解析装置６に入力さ
れる（Ｓｌ）。

データ解析装置６は、人力された株価データに対応する
記憶装置５に格納されている通報条件である銘柄の株価
の上下限値を読み出すくＳ２）。

そして、株価データが、記憶装置５に登録されている通
報条件と合致するか否かの解析判定を行う（Ｓ３、Ｓ４
）。この通報条件は、あらかじめ入力操作盤４から記憶
装置５に人力されているものであり、銘柄とその銘柄の
株価が到達した場合に株式売買を行うべき価格すなわち
株価の上下限値とで構成されたデータである。

データ解析装置６は、人力された株価データと、通報条
件のデータとが一致した場合には、この−致した通報条
件のデータとともに記憶装置５に記憶されている通報先
の呼出番号を記憶装置５から読み出して、送信制御回路
７へこの呼出番号とともに通報電文を送出する（Ｓ５）
。この通報電文は、銘柄データ、価格、売りまたは買い
の指示データなどで構成されたもので、データ解析装置
６で作成する。

送信制御回路７は、データ解析装置６からの呼出番号に
より、通信回線１３を介して通報先を呼び出し、呼び出
しが完了したら、通報電文を通信回線１３を介して通報
先へ送信する。

なお、記憶装置５に記憶する通報条件と通報先の呼出番
号は、操作者が予め株式市場から株価データが送られて
くる前に入力操作盤４から人力しておく必要がある。

また、上述の説明では記憶装置５に記憶させる通報条件
は、銘柄と、株の売りまたは買いを行うべき上下限値の
株価とであるとしたが、その他に株の売買量の変化率、
株価の上昇あるいは下降の変化率をも含めた条件とする
ことができる。あるいは株の売買の指示ではなく、単に
株価が一定の条件に達したときに通信回線で結ばれた通
報先、例えば客先に対して、その客に対応した銘柄と株
価とを通報することとしてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は通報すべき条件と通報先
を記憶させて送られてきた株価データが通報すべき条件
と一致するかを解析して通報先に通報する機能を株価表
示装置に設けたので、判断に時間がかからず、また判断
誤りを生ずることを少なくして、予め登録されている通
報先に売買等の指示を行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例装置の構成を示すブロック図。 第２図は実施例データ解析装置の動作を示すフローチャ
ート。 １・・・受信制御回路、２・・・表示制御回路、３・・
・表示盤、４・・・人力操作盤、５・・・記憶装置、６
・・・データ解析装置、７・・・送信制御回路、１０．
１３・・・通信回線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、通信回線を介して伝送されてくる株価情報を受信す
   る受信手段と、 この受信手段で受信した株価情報を表示装置に表示する
   表示手段と を備えた株価表示装置において、 予め通報先および通報条件である所定の株価情報を記憶
   する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている通報条件に上記受信手段
   で受信した株価情報が一致するかを判定する判定手段と
   、 この判定手段で通報条件に一致した場合に上記記憶手段
   に記憶されている通報先に対して上記株価情報を含む情
   報を通報する送信手段と を備えたことを特徴とする通報機能付き株価表示装置。