JPH09293099A - 情報表示システム - Google Patents

情報表示システム

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Publication number
JPH09293099A
JPH09293099A JP10666296A JP10666296A JPH09293099A JP H09293099 A JPH09293099 A JP H09293099A JP 10666296 A JP10666296 A JP 10666296A JP 10666296 A JP10666296 A JP 10666296A JP H09293099 A JPH09293099 A JP H09293099A
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JP
Japan
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data
customer
terminal device
display system
information terminal
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Application number
JP10666296A
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English (en)
Inventor
Mina Horiuchi
美奈 堀内
Eiji Takechi
永次 武地
Hiroya Kuwabara
浩也 桑原
Osamu Kurihara
修 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の情報表示システムでは、顧客が定めた
一定の基準を超えての騰落の判断を行うのに、その手順
が煩雑で、リアルタイム性に乏しいという問題点があっ
たが、本発明は、そのような判断をリアルタイムに行
い、視認性の高い方法で表示できる情報表示システムを
提供する。 【解決手段】 DBサーバ1が、顧客データと市況デー
タとをともに管理し、また、顧客の保有商品ごとに変動
範囲を設定しており、市況データがその変動範囲を超え
ると判定データを情報端末装置2に送信し、端末情報装
置2が、当該判定データを受信して、その顧客データを
着色して表示する情報表示システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、証券会社等におい
て、証券、金融業界の情報と、顧客データとを検索し、
表示する情報表示システムに係り、特に、リアルタイム
性が高く、顧客の保有商品の変動が特定範囲を逸脱する
時に分かり易く表示でき、利便性が高い情報表示システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報表示システムでは、証券会社
の店舗外において渉外活動を行う際には、営業マンが証
券情報等を閲覧する端末と、顧客データを閲覧・更新す
る端末とを別々に所持しており、営業マンは、証券情報
等を格納するデータベースと、顧客データを格納するデ
ータベースとの2つのデータベースを、通信回線を介し
てアクセスして渉外活動を行うようにしていた。従っ
て、通信回線に接続できない場合には、渉外活動を行う
ことが困難であった。
【0003】また、証券会社の店舗内においても、証券
情報用の情報端末装置と、顧客データ用の情報端末装置
とは、それぞれ専用の情報端末装置となっていた。すな
わち、証券情報用の情報端末装置を用いて顧客データを
検索することはできず、その逆もできなかった。
【0004】そこで従来、営業マンが特定の顧客に応対
する際、まず、顧客データ用の情報端末装置によって、
顧客データを検索して保有商品を検索し、次いで各保有
商品の動向を証券情報用の情報端末装置を用いて検索
し、両情報より、営業マンが手動で計算を行って顧客の
保有商品等の状況を参照し、営業活動を行うようにして
いた。
【0005】また、顧客の保有商品の株価が一定の基準
を超えて騰落していることを知るにも、営業マンが各市
況データを各顧客ごとに判断しなくてはならなかった。
すなわち、顧客データの保有商品ごとに顧客が定めた一
定の基準と市況データとを見比べて判断していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報表示システムでは、顧客が定めた一定の基準を
超えての騰落の判断を行うのに、顧客データを参照し、
更に市況データを参照するというように、その手順が煩
雑で、ミスが生じやすいほか、時間がかかり、リアルタ
イム性に乏しいという問題点があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、証券情報と顧客データとを関連づけて、各顧客毎の
保有商品等の状況を一の端末において、リアルタイムに
表示するとともに、予め顧客データに設定された保有商
品ごとの一定基準を超える騰落があるかどうかを容易に
判定し、視認性の高い方法で表示できる情報表示システ
ムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、顧客データと、金
融商品の市況データとを各々格納し、前記顧客データの
顧客が保有する商品について対応する市況データを読み
取って、取引の判断材料となる計算データを算出して表
示する情報表示システムであって、前記市況データの変
動が予め設定された範囲を逸脱すると、前記顧客データ
を元にした一覧表示である場合には、逸脱した顧客の顧
客データを着色して表示することを特徴としており、顧
客保有の商品の大きな変動をリアルタイムに分かり易く
表示できる。
【0009】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、顧客データと、金融商品の市況デー
タとを各々格納し、前記顧客データの顧客が保有する商
品について対応する市況データを読み取って、取引の判
断材料となる計算データを算出して表示する情報表示シ
ステムであって、前記市況データの変動が予め設定され
た範囲を逸脱すると、前記顧客データを元にした一覧表
示でない場合には、当該逸脱を告知するメッセージを表
示することを特徴としており、顧客保有の商品の大きな
変動をリアルタイムに分かり易く表示できる。
【0010】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、互いにLANを介して接続されてい
るDBサーバと情報端末装置とを有する情報表示システ
ムであって、前記DBサーバは、顧客データにおける顧
客が保有する商品毎に、特定の変動範囲を設定するため
の上値及び下値から成る判定基準データを格納し、更新
された市況データと前記判定基準データと比較して、前
記範囲内であるか又は前記範囲外である場合には前記上
値若しくは前記下値を超えての逸脱であるかを示す判定
データを生成し、前記範囲外となった場合には前記判定
データを前記情報端末装置に送信するDBサーバである
ことを特徴としており、顧客保有の商品の特定範囲を超
える変動をリアルタイムに情報端末装置に送信できる。
【0011】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、互いにLANを介して接続されてい
るDBサーバと情報端末装置とを有する請求項3記載の
情報表示システムであって、前記情報端末装置は、前記
DBサーバから判定データを受信すると、顧客データを
元にした一覧表示を行っている場合には、前記判定デー
タに従って逸脱した顧客の顧客データを着色して表示す
る情報端末装置であることを特徴としており、顧客保有
の商品の特定範囲を超える変動をリアルタイムに分かり
易く表示できる。
【0012】上記従来例の問題点を解決するための請求
項5記載の発明は、請求項4記載の情報表示システムに
おいて、情報端末装置は、市況データの変動が予め設定
された範囲を逸脱すると、前記範囲の上値を超えての逸
脱であるか又は前記範囲の下値を超えての逸脱であるか
によって異なる色を用いて顧客データを着色して表示す
る情報端末装置であることを特徴としており、顧客保有
の商品の特定範囲を超える変動を上値若しくは下値を超
えた場合に異なる色を用いて表示させ、リアルタイムに
更に分かり易く表示できる。
【0013】上記従来例の問題点を解決するための請求
項6記載の発明は、請求項4記載の情報表示システムに
おいて、情報端末装置は、市況データの変動が予め設定
された範囲を逸脱すると、前記顧客データを元にした一
覧表示でない場合には、当該逸脱を告知するメッセージ
を表示する情報端末装置であることを特徴としており、
顧客保有の商品の特定範囲を超える変動をリアルタイム
に分かり易く表示できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。本発明に係る情報表示システムは、
顧客コードの保有商品の銘柄コードごとに、予め上値と
下値とが設定されており、市況データにおける株価がそ
れらを超えて変化すると、情報端末装置において、当該
データを着色して表示するものである。
【0015】本発明の第1の実施の形態に係る情報表示
システムを図1を使って説明する。図1は、本発明の実
施の形態に係る情報表示システムの構成ブロック図であ
る。本発明の第1の実施の形態に係る情報表示システム
は、DBサーバ1と、情報端末装置2とから基本的に構
成されており、双方はLAN(Local Area Network)に
よって接続されている。尚、図1では、情報端末装置2
は、1台しか示されていないが、実際には複数の情報端
末装置2が存在している。
【0016】各部を具体的に説明すると、DBサーバ1
は、証券取引の状況を監視し、時々刻々と変化する証券
情報等を市況データとして集計・送信するコンピュータ
センタから証券情報等を受信して、当該証券情報等と、
顧客データとを格納し、LANを介して情報端末装置2
に接続され、情報端末装置2からデータを更新すべき指
示の入力を受けて、DB(データベース)の更新を行う
ものである。
【0017】情報端末装置2は、DBサーバ1より受信
する顧客データと市況データとを表示し、また、顧客デ
ータの入力を受けて、DBを更新する指示をDBサーバ
1に出力するものである。
【0018】そこで以下、DBサーバ1と、情報端末装
置2の具体的な実現手段を図1を用いて説明する。DB
サーバ1は、図1に示すように第1のI/F11と、市
況データモニタ手段12と、市況テーブル13と、第2
のI/F14と、顧客データモニタ手段15と、DBエ
ンジン16と、LAN−I/F17と、データ連結手段
18と、更新手段19と、比較手段20と、判定・監視
手段21とから構成されている。そして、情報端末装置
2は、LAN−I/F31と、送受信手段32と、画面
表示手段33と、入力手段34とから構成されている。
【0019】以下、これらの各部を具体的に説明する。
DBサーバ1の第1のI/F11は、コンピュータセン
タから市況データ(証券情報等)を受信して市況データ
モニタ手段12に出力するものである。市況データモニ
タ手段12は、第1のI/F11から入力される市況デ
ータに基づいて市況テーブル13を更新し、該当する市
況データの更新フラグを「ON」にするものである。
【0020】市況テーブル13は、図2に示すように各
銘柄毎の証券情報を格納しているものであり、具体的に
は、銘柄コードと、取引所と、始値等と、気配情報と、
売買高情報と、データが更新されているかどうかを表す
更新フラグ等を格納しているものである。図2は、市況
テーブル13の一例を表す説明図である。
【0021】第2のI/F14は、外部から顧客データ
の入力を受けて、顧客データモニタ手段15に出力する
ものである。顧客データモニタ手段15は、DBエンジ
ン16に受信した顧客データを出力し、DBに当該顧客
データを更新して登録するものである。尚、更新すべき
顧客データがないときは(新規の顧客データであるとき
には)、当該顧客データをDBに追加して登録するもの
である。
【0022】DBエンジン16は、外部のハードディス
ク装置等に格納されている顧客データ等のDBを管理す
るものである。具体的には、DBエンジン16は、顧客
データモニタ手段15からデータ検索、登録等の指示を
受けてDBを検索、更新するものである。
【0023】また、DBエンジン16は、データ連結手
段18からデータの検索の指示を受けて、DBを検索す
るものである。さらにDBエンジン16は、更新手段1
9からデータの更新の指示を受けて、DBを更新するも
のである。
【0024】ここで、DBエンジン16が管理するDB
に格納されている顧客データの内容について図3を用い
て説明する。図3は、DBに格納されている顧客データ
の内容を表す説明図である。図3(a)に示すように顧
客データは、顧客コードに対応して、氏名と、住所と、
保有商品に関する情報(保有銘柄コード)と、それらの
情報に更新があったことを示す更新フラグとを格納して
いるものである。
【0025】ここで、保有商品に関する情報は、保有銘
柄コードに対応して、図3(b)に示すように顧客コー
ドと、銘柄コードと、銘柄名と、当該銘柄コードの銘柄
の株価について、上値と下値(以下、「判定基準デー
タ」と称する)及び、範囲外であって上値以上であるか
又は下値以下であるか、若しくは範囲内であるかどうか
を表すデータ(以下、「判定データ」と称する)が含ま
れている。
【0026】LAN−I/F17は、TCP/IP等の
データ転送手段を用いて、情報端末装置2と指示及びデ
ータ(以下、まとめて「電文」と称することがある)の
送受信を行い、データ連結手段18及び更新手段19と
は、デュアルポートRAM(図示せず)を用いて電文の
授受を行うようになっている。
【0027】具体的には、LAN−I/F17は、エラ
ーカウンタと、受信する電文を一時的に記録するバッフ
ァと、受信制御フラグを具備し、受信時には、電文を一
時バッファに格納し、電文の受信が終了すると、電文に
誤りがないかどうかを検査し、誤りがあれば当該電文を
破棄して、エラーカウンタをインクリメントし、処理を
終了するものである。
【0028】また、バッファに格納された電文に誤りが
ないときには、デュアルポートRAMにデータをセット
し、受信制御フラグにより、データの受信があったこと
を示す(例えば受信制御フラグをONにする)。さら
に、送信時には、LAN−I/F17は、デュアルポー
トRAMからデータを取り出して、送信をするようにす
る。
【0029】データ連結手段18は、市況テーブル13
と、DBエンジン16と、LAN−I/F17と、比較
手段20と、判定・監視手段21とに接続され、LAN
−I/F17を介して顧客コードの入力を受け、その顧
客コードをキーとしてDBエンジン16に顧客データを
検索させるものである。また、データ連結手段18は、
DBエンジン16より、顧客データの入力を受けて、当
該顧客の保有商品情報を抽出し、さらに、その保有商品
情報に含有される銘柄コードをキーとして、市況テーブ
ル13から市況データを検索して、損益情報等を算出
し、計算データとして出力するものである。
【0030】さらに、データ連結手段18は、検索した
顧客データと計算データと市況データとをLAN−I/
F17を介して情報端末装置2に出力するとともに、表
示状態テーブル(図示せず)に情報端末装置2に出力さ
れるデータの種別(顧客コード、銘柄コード等)を格納
するものである。
【0031】更新手段19は、タイマ(図示せず)によ
って、一定の時間をおいて定期的に起動され、DBと市
況テーブルとの更新及び、情報端末装置における表示内
容の更新を行うものであり、特に本発明の特徴部分であ
る比較処理と、判定監視処理とを行うものである。更新
手段19は、図1に示すように、市況テーブル13と、
DBエンジン16と、LAN−I/F17とに接続され
ている。
【0032】具体的に更新手段19における比較処理に
ついて、図4を用いて説明する。図4は、更新手段19
における比較処理のフローチャート図である。更新手段
19は、定期的に表示状態テーブルに格納されている銘
柄コードと顧客コードとを参照し、その銘柄コードにつ
いて、市況テーブルの更新フラグを監視し(S1)、更
新フラグが「ON」(更新された)であるかどうかを判
断し(S2)、そうでなければ(Noであれば)、処理
を終了する。
【0033】また、処理S2において、更新フラグが
「ON」であれば(Yesであれば)、当該市況データ
を抽出し、DBエンジン16から、当該銘柄コードに関
連している顧客コード(単数及び複数)をキーとして、
顧客データを検索し、その顧客についての判定基準デー
タを抽出する。
【0034】そして、更新手段19は、抽出した市況デ
ータと判定基準データとを比較して該市況データが判定
基準データの範囲外となっているかを判断し(S3)、
なっていれば(Yesならば)、判定データを生成し
(S4)、DBエンジン16に出力して、DBに登録さ
せる。また処理S3において、範囲外となっていなけれ
ば(Noならば)、処理S4を行わずに処理S5へ移行
する。そして、更新手段19は、当該銘柄コードの更新
フラグを「OFF」にする(S5)。
【0035】さらに、更新手段19は、図5に示すよう
な判定監視処理を行うものである。図5は、更新手段1
9の判定監視処理を表すフローチャート図である。更新
手段19の判定監視処理は、タイマによって定期的に起
動されるものであり、更新手段19は、表示状態テーブ
ルに格納されている顧客コードを参照し、該顧客コード
をキーとして、DBエンジン16に顧客データを検索さ
せ、その保有商品情報から、判定データを抽出する(S
6)。
【0036】そして、更新手段19は、判定データが判
定基準データの範囲外を表すものであるかどうかを判断
し(S7)、そうでないならば(Noならば)、処理を
終了するものである。また、処理S7において、判定デ
ータが判定基準データの範囲外を表すものであるならば
(Yesであるならば)、更に、その判定データをLA
N−I/F17を介して、情報端末装置2に出力する
(S8)。
【0037】従って、更新手段19は、全体として、D
Bエンジン16が検索する顧客データのうち、特に、保
有商品情報の判定データを更新させ、また該判定データ
が判定基準データの範囲外を表すものであれば、それを
情報端末装置2に出力するようになっているものであ
る。
【0038】次に、情報端末装置2の各部について説明
する。LAN−I/F31は、DBサーバ1のLAN−
I/F17とLANを介して接続されているものであ
り、データ等の交換を行うものである。すなわち、LA
N−I/F31は、送受信手段32から指示及びデータ
の入力を受けてLANを介してDBサーバ1に送信し、
また、DBサーバ1からLANを介して受信したデータ
を送受信手段32に出力するものである。
【0039】送受信手段32は、入力手段34から指示
及びデータの入力を受けて、それを画面表示手段33
と、LAN−I/F31とに出力するものである。ま
た、送受信手段32は、LAN−I/F31からデータ
の入力を受けて、それを画面表示手段33に出力するも
のである。さらに、送受信手段32は、判定データの入
力を受けて、情報端末装置2が現在保持している顧客デ
ータと計算データと市況データとの更新後のデータの送
信を求める指示をLAN−I/F31を介してDBサー
バ1に送信するものである。
【0040】画面表示手段33は、ディスプレイを備
え、入力手段34から送受信手段32を介して入力され
た指示を受けて、これを一時保持し、後に送受信手段3
2より入力されるデータを、ディスプレイに表示するも
のである。
【0041】具体的には、画面表示手段33は、入力手
段34から送受信手段32を介して、顧客データの表示
を行うように指示を受けると、これを保持し、次にLA
Nを介して送られてくる、顧客データと計算データとの
入力を受けて、保持している指示に従って、まず顧客デ
ータのみを表示するようにするものである。すなわち、
画面表示手段33は、少なくとも図6(a)に示すよう
な一覧表示と図6(b)に示すような判定基準データを
入力させる判定基準入力画面との2種のモードを有して
いるものである。図6は、画面表示手段33の画面表示
の一例を表す説明図である。
【0042】また、画面表示手段33は特に、状態監視
処理として、図7に示すような処理を行うものである。
図7は、画面表示手段33の状態監視処理のフローチャ
ート図である。画面表示手段33の状態監視処理は、図
7に示すように、DBサーバ1からLAN−I/F31
と送受信手段32を介して判定データの入力を受けて起
動され、現在の表示状態が一覧表示であるかどうかを判
断し(S11)、そうでなければ(Noならば)、判定
データを告知するメッセージを画面に出力する。例えば
「顧客XXXX様所有の銘柄XXXXが判定基準を上回
りました」というようなメッセージをテロップ又は別ウ
インドウにて表示出力し(S12)、処理を終了する。
【0043】また、処理S11において、一覧表示であ
れば(Yesならば)、さらに判定データが判定基準デ
ータの上値以上を表すものであるか又は下値以下を表す
ものであるかを判断し(S13)、上値以上を表すもの
であるならば(「上」ならば)、該当する顧客の行を特
定の色、例えば赤色に着色して表示出力し(S14)、
処理を終了する。また、処理S13において、下値以下
を表すものであるならば(「下」ならば)、該当する顧
客の行を処理S14における色と異なる特定の色、例え
ば青色に着色して表示出力するようにして(S15)、
処理を終了する。
【0044】入力手段34は、利用者からの指示の入力
を受けて、それを送受信手段32に出力するものであ
る。尚、情報端末装置2は、顧客データの更新を行うた
めの画面として図6(b)のような表示を行って、利用
者より判定基準データなどの顧客データの入力を受け、
入力された顧客データをDBサーバ1にLAN−I/F
31を介して送信する処理も行うものである。
【0045】次に、本発明の実施の形態に係る情報表示
システムの動作について説明する。ここで、利用者は、
情報端末装置2を操作して、特定の複数の顧客データを
一覧表示させているとする。すなわち画面の状態は、図
6(a)のようになっており、DBサーバ1の表示状態
テーブルには、当該表示されている顧客コード「927
13」と「12345」等のデータが当該顧客の保有し
ている商品の銘柄コードとともに格納されている。
【0046】また、ここで、顧客コード「92713」
の顧客は、銘柄コード「6756」を保有しており、判
定基準データとして上値を「1650円」、下値を「1
500円」としているとする。さらに、銘柄コード「6
756」の市況データの株価は現在「1600円」(上
記顧客の判定基準データの範囲内)であるとする。
【0047】ここで、DBサーバ1が外部から第1のI
/F11を介して市況データを受信すると、市況データ
モニタ手段12が市況テーブル13にそれを更新して格
納し、該当する市況データの更新フラグを「ON」とす
る。この市況データには、銘柄コード「6756」の株
価が例えば「1700円」(顧客コード「92713」
の顧客の指定した判定基準データの上値以上)になった
ことを表すデータが内包されているとする。
【0048】やがて、更新手段19が比較処理によっ
て、DBエンジン16に顧客コード「92713」に対
応する顧客データの判定データを「上値以上」として更
新させるとともに、判定監視処理によって、判定データ
が判定基準データの範囲外であるので、「上値以上」と
の判定データをLAN−I/F17を介して情報端末装
置2に送信する。
【0049】そして、情報端末装置2のLAN−I/F
31が当該判定データを受信して、送受信手段32に出
力し、送受信手段32が、顧客データ等の再送を要求す
る指示をDBサーバ1にLANを介して送信し、LAN
を介して当該データを受信し、画面表示手段33に出力
する。
【0050】画面表示手段33は、送受信手段32か
ら、更新されたデータと判定データとの入力を受けて、
現在表示中の画面が一覧表示であるかどうかを判断す
る。そして、画面表示手段33は、一覧表示中であるの
で、判定データを参照し、それが上値を表すものである
ので、該当する顧客コード「92713」の顧客の行を
赤色に着色して表示するようにする。
【0051】この結果、画面上は、図6(a)に示した
表示状態と変わらないが、保有商品の株価が、指定した
範囲を逸脱している顧客の行のみが着色して表示されて
いるようになる。
【0052】本発明の実施の携帯の情報表示システムに
よれば、保有商品の株価が、指定した範囲を逸脱してい
る顧客の行のみが着色して表示されるので、騰落の判断
を容易にでき、リアルタイム性があり、かつ視認性の高
い方法で表示できる効果がある。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、顧客保有
の商品に対応する市況データを読み取って取引の判断材
料の計算データを表示する情報表示システムであって、
市況データの変動が予め設定された範囲を逸脱すると、
顧客データを元にした一覧表示である場合に、逸脱した
顧客の顧客データを着色して表示する情報表示システム
としているので、顧客保有の商品の大きな変動をリアル
タイムに分かり易く表示できる効果がある。
【0054】請求項2記載の発明によれば、顧客保有の
商品に対応する市況データを読み取って取引の判断材料
の計算データを表示する情報表示システムであって、市
況データの変動が予め設定された範囲を逸脱すると、顧
客データを元にした一覧表示でない場合に、その逸脱を
告知するメッセージを表示する情報表示システムとして
いるので、顧客保有の商品の大きな変動をリアルタイム
に分かり易く表示できる効果がある。
【0055】請求項3記載の発明によれば、DBサーバ
が、顧客の保有商品毎に変動範囲を設定しており、その
範囲を超えると上値若しくは下値を超えての逸脱である
ことを示す判定データを情報端末装置に送信する情報表
示システムとしているので、顧客保有の商品の特定範囲
を超える変動をリアルタイムに情報端末装置に送信でき
る効果がある。
【0056】請求項4記載の発明によれば、情報端末装
置が、顧客データを元にした一覧表示を行っている場合
には、DBサーバから受信した判定データに従って顧客
データを着色して表示する請求項3記載の情報表示シス
テムとしているので、顧客保有の商品の特定範囲を超え
る変動をリアルタイムに分かり易く表示できる効果があ
る。
【0057】請求項5記載の発明によれば、情報端末装
置が、市況データの変動が予め設定された範囲を逸脱す
ると、その範囲の上値又は下値を超えての逸脱であるか
によって異なる色を用いて顧客データを着色して表示す
る請求項4記載の情報表示システムとしているので、顧
客保有の商品の特定範囲を超える変動を上値若しくは下
値を超えた場合に異なる色を用いて表示させ、リアルタ
イムに更に分かり易く表示できる効果がある。
【0058】請求項6記載の発明によれば、情報端末装
置が、市況データの変動が予め設定された範囲を逸脱す
ると、顧客データを元にした一覧表示でない場合には、
当該逸脱を告知するメッセージを表示する請求項4記載
の情報表示システムとしているので、顧客保有の商品の
特定範囲を超える変動をリアルタイムに分かり易く表示
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報表示システムの
構成ブロック図である。
【図2】市況テーブル13の一例を表す説明図である。
【図3】DBに格納されている顧客データの内容を表す
説明図である。
【図4】更新手段19における比較処理のフローチャー
ト図である。
【図5】更新手段19の判定監視処理を表すフローチャ
ート図である。
【図6】画面表示手段33の画面表示の一例を表す説明
図である。
【図7】画面表示手段33の状態監視処理のフローチャ
ート図である。
【符号の説明】 1…DBサーバ、 2…情報端末装置、 11…第1の
I/F、 12…市況情報モニタ手段、 13…市況テ
ーブル、 14…第2のI/F、 15…顧客情報モニ
タ手段、 16…DBエンジン、 17,31…LAN
−I/F、 18…データ連結手段、 19…更新手
段、 20…オンキャッシュ表示状態テーブル、 21
…オンキャッシュリミットマインダテーブル、 32,
32′…送受信手段、 33…画面表示手段、 34…
入力手段、 35…データ保管メモリ、 36…データ
管理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 修 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客データと、金融商品の市況データと
    を各々格納し、前記顧客データの顧客が保有する商品に
    ついて対応する市況データを読み取って、取引の判断材
    料となる計算データを算出して表示する情報表示システ
    ムであって、前記市況データの変動が予め設定された範
    囲を逸脱すると、前記顧客データを元にした一覧表示で
    ある場合には、逸脱した顧客の顧客データを着色して表
    示することを特徴とする情報表示システム。
  2. 【請求項2】 顧客データと、金融商品の市況データと
    を各々格納し、前記顧客データの顧客が保有する商品に
    ついて対応する市況データを読み取って、取引の判断材
    料となる計算データを算出して表示する情報表示システ
    ムであって、前記市況データの変動が予め設定された範
    囲を逸脱すると、前記顧客データを元にした一覧表示で
    ない場合には、当該逸脱を告知するメッセージを表示す
    ることを特徴とする情報表示システム。
  3. 【請求項3】 互いにLANを介して接続されているD
    Bサーバと情報端末装置とを有する情報表示システムで
    あって、前記DBサーバは、顧客データにおける顧客が
    保有する商品毎に、特定の変動範囲を設定するための上
    値及び下値から成る判定基準データを格納し、更新され
    た市況データと前記判定基準データと比較して、前記範
    囲内であるか又は前記範囲外である場合には前記上値若
    しくは前記下値を超えての逸脱であるかを示す判定デー
    タを生成し、前記範囲外となった場合には前記判定デー
    タを前記情報端末装置に送信するDBサーバであること
    を特徴とする情報表示システム。
  4. 【請求項4】 互いにLANを介して接続されているD
    Bサーバと情報端末装置とを有する情報表示システムで
    あって、前記情報端末装置は、前記DBサーバから判定
    データを受信すると、顧客データを元にした一覧表示を
    行っている場合には、前記判定データに従って逸脱した
    顧客の顧客データを着色して表示する情報端末装置であ
    ることを特徴とする請求項3記載の情報表示システム。
  5. 【請求項5】 情報端末装置は、市況データの変動が予
    め設定された範囲を逸脱すると、前記範囲の上値を超え
    ての逸脱であるか又は前記範囲の下値を超えての逸脱で
    あるかによって異なる色を用いて顧客データを着色して
    表示する情報端末装置であることを特徴とする請求項4
    記載の情報表示システム。
  6. 【請求項6】 情報端末装置は、市況データの変動が予
    め設定された範囲を逸脱すると、前記顧客データを元に
    した一覧表示でない場合には、当該逸脱を告知するメッ
    セージを表示する情報端末装置であることを特徴とする
    請求項4記載の情報表示システム。
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