JPH02224060A - リアルタイム意思決定支援方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 本発明は、株式・４ｆｔ、券等の売買サポートをするト
レーデイングサボ・−トレステム等のリアルタイム商品
売買支援システムの情報制御方式に関する、〔従来の技
術〕 従来１株、債券等の売買支援システムは、特開昭６１−
８６８６７に開示されているように、株式・債券の売買
注文者に、ホスト計算機で作成した複数種類の情報をメ
ニュー形式で与え、売買注文者が指定した情報を、提供
したり。売買注文者からの売買注文を自動的に処理して
いる。また２機関投資家とディーラ・トレーダ間の情報
交換については以下のように行なわれていた。 株式・債券の売買をするト１／−ダ、あるいはディーラ
の意思決定支援、ｔ−ｊよび顧客との売買に関する情報
の流れは、第２図に示すようになっている。すなわち、
株式・債券等を取引する証券取引所２１等の相場情報に
基づき、ディーラ−やトレーダ２３はそれぞれの顧客２
４と売買取引の相談をするＳまた。ディーラ／トレー・
ダは、１Ｍ客どの売買取引情報をもとに、相場に対して
売買注文を出すというしくみになっている。これまで、
デーイーラとｔ・レーダｔＩｉｔあるいはトレーダと顧
客間の情報は電話によりやりとりされていた。トレーダ
、ディーラに対しては、計算機が相場情報に基づいてリ
アルタイムに売買サポートのための情報を計算してトレ
ーダ、ディーラのワークステーションの表示装置２２に
出力することによって売買サポー　ト情帷を提供してい
た。第３（ａ）図及び第：３（ｂ）図に、これまでに使
用されているトレーディングサポート計算機システムの
例を示す。第３（ａ）図のシステムは、相場情報にプロ
セッサ３１で受信し、必要情報を選択してＬ　Ａ　Ｎ　
（［、ｏｅａｌＡｒｅａ　Ｎｅｔ％＋ｏｒｋ）　３２に
流す。ワークステーション３３では、ＬＡＮ３２上を流
れる情報のうち６必要な情報をとり、株式・債券等の売
買に必要な情報を提供する。ト［ハーグ・ディーラ−は
ワークステーション３３の画面を見ながら、通話システ
ム３４を利用し、顧客との連絡を行なっていた。 第３（ｂ）図のシステムは、大型計算機３７で相場情報
を受信し関連の証券売’Ｒ４ｆボート情報を計算し、端
末装置３８へ情報を出力する形のシステムで、端末装置
３８の情報を見ながら通話システム４０により、顧客と
の連絡を行なっていた。 〔発明が解決しようとする課題〕 以上のような従来技術では、以下のような問題点があっ
た９まず５　ト・レーダ・ディーラと機関投資家の情報
交換では、１−レーデインブザポー１−男〜［算機シス
テムと通話システムとがそれぞれ独立である。したがっ
て１ヘレー・−ダ、ディーラの見ている情報が通話シス
テムによる声髪通して伝達さか２るため、顧客に対しで
きめ細かい情報、たとえば。 （１）顧客の保有しＣいろポートフォリオ管理情報、（
２）収益予想情報、 （３）売買タイミング情報、 などが、正確に顧客に伝わらない　、Ｊ、るいは、ｌｌ
：ｌｌじ情報を見ながら話が出来ないどいった問題点が
あった。また、特開昭６１−８［５８６７のような従来
の発明においては、漬汁の提供や売買注文は、売買注文
者からのリフニス１−に対１．て計算機が応答す−ると
いう一方通行のやりとりであった６しかしながら、ＩＳ
ＤＮが普及し、音声と情報がＩＴ１時Ｖやりとりされる
ようになると、第２Ｉｇに示すような関係で、売買注文
者（顧客）が、商品売買をする担当＃（トレーダ／ディ
ーラ）と、データと音声により直接情報をやりとりしな
がら、売買の意思決定を行なうようになってくる。 これに対して、最近のデータ通信技術のＩＳＤＮ（Ｉｎ
ｔａＨｒＱｔａｄ　５ｓｒｖ１ｃａ　Ｄ、１ｇ１ｔａｌ
　Ｎｅｔｗｏｒｋ）では、音声データとディジタルデー
タを同時に伝送することが可能になりつつある。本発明
ではＩＳＤＮを利用し、音声とディジタル情報を同時に
伝送することによって、ディーラ、ト・：／−ダ及び顧
客が同じ情報を見ながら、売買に関する相談ができるよ
うにすること？目的とした。ディーラ・トレーダー及び
顧客を含めた総合的なＩＳ［）Ｎトレー・ディングサポ
ートシステムを提供する。 Ｉ　Ｓ　Ｄ　Ｎを利用したトレーディングサポートシス
テムでは、売買注文者である機関投＊家とトレーダ・デ
イ−・−ラの間の相互の情報のやりとりにおいて、以下
のような点を解決できなければならない。 （，１）　　ｌ−レーダ／ディーラと顧客である機関投
皆家が同じ情報（すなわち同じ両面）を見ながら売買判
断に関する相談を通晶器を用いて行なう７（情報提供の
同時性） （２）　ｍ客とトレーダ／ディーラとがアクセス可能な
売買ザポート情報は当然異なる。トヘレーダ／ディーラ
がアクセス可能な情報で顧客に知られたくない情報↓、
′：ついては、顧客側からアクセスできないようにプロ
テクトする必要がある。 （情報プロテクト管理） （３）顧客が望む売買タイミングを時々刻々変化゛する
相揚情往に応じてリアルタイムに提供できるととｔＪに
、売買タイミングに該当する顧客を瞬時に判定できる必
要がある。（タイミングの瞬時判断性） （４）トレーダ／ディーラが顧客と対話している場合に
も、Ｗ面ノ二に他の顧客が対話を要求してい、６か、あ
るい８よ、特定顧客の売買タイミングであるかと）かを
画面上で知る必要がある、（５）複数の顧客から同時に
交信リクエストが生じた場合、優先順位を判定し、優先
順位の高い順に顧客に対応できるようにする、 しかしながら、特開昭６１−８６８６７ではこ九らの点
にふれていない。 本発明では、Ｉ　Ｓ　Ｄ　Ｎを利用して情報の交信配し
ながら意思決定を行な・）場合において、上述のような
情報の制御に関する課題を解決する方法を提供する。 〔課題を解決するための手段〕 前述の劇情報の制御の課題は以下のよう１・こして解決
できる。第１図を参照して説明する。７（１）論理的交
信状況管理用フレー・ム１，５まず、ホスト計算機が各
ワー・−ゲスチージョン間の交信関係を認識する必要が
ある。第４図に示すようなトレーダ／ディーラＡ、Ｂ及
び顧客ｃ　−・＝　Ｈの交信ネットワーク状況を第５図
に示すようなフレーム表現で管理する６フレ一ム表現は
、鄭・１図のネットワークの各、ノーｉｒ番、一対し丁
ひとつのフＳ、ノ−ム表現を対応させる。フレーム表現
の内容は、例としてトレーダディーラ用と顧客用が以下
のものから構成される。 （ａ）トレーダ／ディーラ用交信状況管理用フレー　４
’？ｔＪｓ　５図のトレーダ／ディーラ用フレームは以
下のような構成である、 ■どのワークステーションを使用しているのかを表わす
ワークステーションＮ　Ｏ（ＷＳＮＯ）■どのディーラ
／トレーダが使用しているかを示すＩＤＮｏとどのレベ
ルの情報が提供できるかを示す情報提供レベル（Ｉ　Ｌ
）■交信可能な顧客を顧客群別に分け、第６図のように
管理する。１顧客に対して ＣＧＳＴ　　・・・顧客群の状態変化検出フラグ ＣＧ　　　　　・・・顧客へのｆｆｔｔｖｉ供１ノベル
Ｉ　Ｄ　Ｎ　ｏ　　　−顧客−Ｉ　Ｄ　−Ｎ　。 Ｗ　Ｓ　Ｎ　ｏ　　　・・・顧客使用のワークステーシ
ョンＮ０ Ｃ−８Ｔ　　　・・・顧客の状況 Ｃ−０Ｒ・・・顧客の優先順位 Ｃ−Ｃ０ＮＤ・・・顧客売買条件成立フラグ■自己ワー
クステーションの状態 Ｗ−８Ｔ・・・ワークステーションの状態ＣＤ５Ｔ　　
・・・交信中の相手のＩＤＣ−ＷＳ　　　・・・　　　
　　　のＷＳＣ−ＣＯＮＤ・・・売買タイミング成立（
ｂ）顧客用交信状況管理フレーム 第５図の顧客用フレームは以下のような構成である。 ■どのワークステーションを使用ｊノでいるのかを表わ
すワークステーションＮ　ｏ　（ＶＳＮｏ）■どの顧客
が使用しているかを表わすＩＤＮｏと情報提供レベル（
ＩＬ） ■ワークステーション使用者がどのテイーラ／ト・レー
ダと交信可能か、ディーラ／トＩ／−ダは空き状態かど
うか等のデータ ＶＳＮｏ−Ｔ・・・デイ−ラン１−レーダのワークスチ
ーシコンＮ。 ＩＤＮｏ−４−ディーラ／トレーダのＩＤＮ。 Ｄ−８Ｔ−Ｔ・・・ディーラ／トレーダのワークステー
ション状況 信中 ■自己ワークステーションの状態 等 これらの２１ノームのデータのうち、静的なデ・〜りは
、ホスト計算機が管理するデータベースから、ワークス
チー・ジョン使用開始時に必要なものを読み出しに゛ツ
トる。このような静的なデータは （ａ）　　■・・・ＩＬ ■・・・（？：　Ｇ　、　Ｉ　ＯＮ　ｏ　、　Ｃ−ＯＲ
。 （ｂ）　　■・・・ＩＬ ■ＩＤＮ。 であり、フレーム内の上記（ａ）及び（ｂ）以外のデー
タは、ワークステーションの動作開始時あるいは、状況
変化に応じてホス１−計算機が設定する。 以上の内容から成るフレームデータにより、ネットワー
クの交信状況を把握する。 （２）生成情報プロテクト管理子・−プル１６ホスト計
算機で生成する情報をどのレベルの層（情報のプロテク
トのため）までアクセスできるかを示すテーブル１６（
第７図）を設け、不必要な情報提供が生じないようにす
る。すなわち特定の情報であり、プロチク１−が必要な
情報は第７図のテーブル１６で管理する。 （３）売買タイミング検出条件知識ベース１４リアルタ
イムで入力されてくる情報に基いてどの顧客の資産が売
買タイミングであるかを判定することが必要であるが、
こ４ルは、各顧客の望む売買タイミング条件を ｉｆ　（〜）　ｔｈｏｎ　（”） の形の知識表現とし、売買タイミングの条件が成立すれ
ば、該当する売買タイミング成立フラグの状態をＯＮに
する。こうすることにより、リアルタイム入力データを
もとに計算機側が自動的に売買タイミングを検出できる
、第８図に売買タイミング検出用知識データベースの構
成を示す。 ”　（４）情報出力のマルチウィンドウ表現１８トレー
ダ／デイーラ及び顧客は、ワークステーションで、売買
サポート情報と共に、売買タイミングや、トレーダ／デ
ィーラあるいは顧客からの交信要求を監視する必要があ
る。このため、ワークステーションの画面を、第９図の
ように、■ワークステーションからの要求情報表示部分
■売買タイミング表示部分 ■交信要求表示部分 の３つに分割し、常時状況を監視判断できるようにする
いこれら３つの情報出力部分の配ｆｆ１ｌ大固定のもの
ではなく、目的に応じて任意の場所に適切なサイズで設
定される。 （５）情報出力制御】２ 論理的交信状況管理用フＩノーム１５、生成情報管理テ
ーブル１６、意思決定支援情報処理１３及び情報出力の
マルチウィンドウ表現を組み合わせて、課題解決のため
の処理を行ない、各ワークステーションへ。の情報出力
制御をする。 （６）交信要求入力１９ 各ワークステーションから交信要求を入力する。 （“７）交信要求受信１′７ 各ワークステ・−ジョンからの交信要求を受信し交信状
況管理用フレーム１５の内容を更新する。 （８）リアルタイムデータ入力１１ 売買タイミング判定処理や意思決定支援情報に必要なデ
ー・夕をリアルタイム人力するい（９）意思決定支援情
報処理１３ リアルタイムデータに基づき、意思決定支援情報処理を
行なう、情報処理の内容は。 ■直接、ワークステーションの要求情報表示部分に出力
す”る売買支援ｆｆ４報処理 ■売買タイミング検出条件知峨ベースの内容に基づく売
買タイミング検出処理 である、売買タイミング検出処理結果は、交信状況管理
用フレーム１５に反映される。 本発明は、以上のような手段から構成される。 〔作用〕 以、Ｊ−：の技＃Ｉ′手段が、間ｍ解決のためにどのよ
う（４，１作用するかに示したのが第１図である。 まず、トレーダ／ディーラと、顧客である機関投資家が
同じ情報をみながら売買判定に関する相談を行なうとい
う第１の課題に対しては以下のように作用する。交信状
況管理用フレーム１５により、どのワークステーション
がどのワークスチーシコンと交信中かが判定できる。よ
って、丁５Ｉ）Ｎの音声回線は、交信中のワークスデー
ジョンどうしを結合する。また、リアルタイムデータ入
力に基づく意思決定支援情報の提供に関しＣは、交信状
況管理用フレーム１５の内容に従がって、情報出力制御
１２が交信中の両方のワ・・−ゲスチージョンに情報を
提供することによって可能となる、つぎに、情報のプロ
テクト￥ｆ理に関しては、ワークステーションから要求
された情報が、要求元に提供できる情報かどうかを、交
信状況管理用フレーム１５の提供情報レベルと生成情報
管理テーブルＪ６の内容から判定し、プロテクトすべき
情報は、出力しない。 第３ぢよび第４の売買タイミングの瞬時！ｊ’ｌｌ定性
の課題に関してば、売買夕、（ミング＠出り・・件勿諏
ベース１４の内容に基づいて、リアルタイム入力された
データを使用して意思法定情報処理１　：Ｊ８で売買タ
イミングを検出し、交ｍ状況管理用フレーム１５の売買
条件成立フラグに検出結果を反映させる。情報出力制御
１２で、検出結果をワークステーション１８のマルチウ
ィンドウ表現の売買タイミング表示部分に出力するごと
により、解決できる。 第５．第４の、複数の顧客から交信リフニス１−が生じ
た場合の課題に対しては、交信要求受（ｆ１１７が要求
元に関する情報を交信状況管理用フレーム１５に書き込
む、交信状況管理用フレーム１５では、交信相手（顧客
）を優先順位別にグループ化しているので、要求元の優
先順位を判定できる７さらに、情報出力制御１２が、交
信状況管理用フレーム】、５の交信要求内容をワークス
テーション１８のマルチウィンドウ表現の交信要求表示
部分に出力することにより、第４．第５の課題が解決で
きる。 以上のように、各技術手段が作用することによって、本
発明の目的とするリアルタイム売買立掛における情報出
力制御を行なうことが可能となる。 〔実施例〕 以下、図面を用いて実施例を詳細に説明する。 第１０図が９本発明を利用した場合のシステムの構成例
である。情報提供側の証券会社等では、ＩＳＤＮ網５２
に対して送受信装置５５を介して、情報生成・制御を行
なうホスト計算機５０とトレーダ用のワークステーショ
ン５１が結合される。 ホスト計算機５０の処理装置５６では、相場からのリア
ルタイムデータを受信し、入力されたデータに基づいて
、売買サポート情報を計算する意思決定支接情報処理１
３と情報出力制御】−２を実行する。さらに、処理で使
用する時系列データベース５７．売買タイミング検出条
件知識データベース１４、交信状況管理用フレーム１５
、生成情報管理テーブル］６から成る。ワークステーシ
ョン５１は、マルチウィンドウ表示を可能とする表示装
置１８と通話装置５８から成る９顧客側の機関投資家用
ワークステーション５３は、送受信装置６０を介して通
話装置６３および処理装置６ｊがつながれる。 このようなＩ　Ｓ　Ｄ　Ｎ　＆利用した１・し・−ディ
ングサポートシステムの情報、データの論理的なノロ−
を示すと第】１図のようになる２すなわち、ホスト計算
機５０髪介して各端末への情報提供の形態は、 （１）受信部のリアルタイム入力データに対するリアル
タイム売買タイミング情報表示（■）（２）端末からの
要求情報表示（ｑ））（３）音声と情報の同時交信（Ｑ
）） があろ８以Ｆに、具体的処理内容を示す。 （１）売買タイミングのリアルタイム検出・表示トレー
ディング・す゛ボートンスブームでは、相場の時時刻々
の変動にともない、売買タ、ｒミングがどうかを検出し
、トレーダあるいはデイ・−ラに知らぜることが必要と
なる。このため、トレーダ・−あるいはディーラごとに
、顧客が要求する売買条件を格納するテーブルを用意す
る。これは、売買タイミング検出条件知識ベース１４で
ある。要求する売買条件は、ｊ、ｆ（〜）　ｔｈａｎ　
（〜）型の知識単位戸して格納しておく、リアルタイム
データ入力にともない、第８図の売買タイミング検出条
件知識ベースのそれぞれのトレーダあるいはディーラ−
に対する顧客の要求する売買条件をチエツクし、要求す
る売買条件を満たす顧客があれば、そのことをトレ・−
ダあるいはディーラに知らせる。 これは、第５図、第６図の交信状況管理用フレーム中で
売買条件が成立した顧客に対応する状態。 とじて（ａ）の■のＣ−Ｃ：ＯＮＤ、ＣＧ　−Ｓ　Ｔ、
（ｂ）の■のＣ−Ｃ０ＮＤを変化させろことにより、該
当の顧客で売τ“Ｉ条件が成立したことを検出する。 ｉ・レーダおよびディーラは通常別の仕事をしているた
め、！・・レーダ、ディーラ用のワークステーションの
表示装置の下に常に、第１２図のように、顧客への連絡
の必要をうながすプロンプタエリアを用意する。プロン
プタエリアは、小さいため、すべでの顧客情報が表示で
さ”るとはかぎらない。 このため、複数の顧客をひとつにまとめた顧客群（第１
３図）という概念を１１す４４−７る。顧客の売買条件
（第６図のＣＧ−８Ｔの変化）が満足されたものがある
と、プロンプタエリアのそれを含む顧客群をフラッシュ
させる。トレーダあるいはディーラが、フラッシュする
顧客群をマウスあるいはライトベンで指示すると、第７
図に対応する第１３図の構造中の対応する顧客名を第】
４図のように、トレーダの端末に表示し、売買条件を満
たすものをフラッシュさせる。トレーダがフラッシュし
ている顧客をマウスあるいはライトベンで指示するとそ
の顧客のワークステーションに通話回線が開かれ、その
顧客と連絡できる。ホスト計算機では、第５図のテーブ
ルで、顧客名に対応する顧客のワークステーションＮｏ
が管理でとるから、第１４図の画面情報とともに、第１
３図の各顧客に対応するワークステーションＮｏも同時
に管理することができる。 以上の処理を行なうのにホス１−計算機５０とトレーダ
ディーラのワークステーション５１の処理フローを示す
と第１５図、第１６図になる。 まず、第１５図におけるホスト計算機の処理をフローチ
ャー・トに従がい説明する。 ５ｔ６ｐ、　１１０　：まず、各トレーダ、ディーラ−
の管理する顧客売買条件をチエツク する、このチエツクのしくみを示 したのが第１７図である。相場の 情報をリアルタイムで受信し、ホ スト計算機上にリアルタイム相場 情報テーブルを形成する。このテ ープルに基づいて、第８図のトレ ーダ、ディーラごとの顧客の売買 タイミング検出条件知識ベース 】４に基づいて、売買条件が成立 するかどうかをチエツクする。ま ず、各条件に関する条件成立フラ グをＯクリアする６次に、顧客の 売買条件をひとつずつチエツクし。 条件の成立したものについては、 条件成立フラグの項目を１にセラ トする。 ５ｔｏｐ、　１２０　：以上のチエツクが終了すると、
どれかひとつの顧客の条件成立フラ グがＪである場合、該当の１−レー ダ、ディーラに顧客の売買条件が 成立したことを知らせる必要があ る。よって５ｔｅｐ、　１３０に進む。 すべての条件成立フラグが０の場 合には、売買条件が成立していな いので１次のトレーダ、ディーラ の顧客売買条件テーブルをチエツ クする。 ５ｔｏｐ、　１３０　：条件が成立したものについて第
５図の交信状況管理フレームの内容 をかきかえるとともに、顧客売買 条件成立情報ファイルを作成する。 このファイルの情報の構成は第 １７図に示すように、顧客売買条 件テーブルに、各顧客と通信する ための顧客のワークステーション ＮＯを第５図のテーブル内容より 求めて作成する。 Ｓｔ、ｅｐ、　１４０　：作成した顧客売買条件成立情
報ファイルを、該当のトレーダ・デイ ーラの使用するワークステーショ ンＮｏを第５図のテーブルより求 め、ＩＳＤＮ網を経由して、該当 のワークステーションに顧客売買 条件成立情報ファイルを提供する。 以上の処理をホスト計算機５０ が管理するすべてのディーラ・ト レーダに対して行なうことにより。 ホスト計算機５０の処理紮終ｒず 机 ホスト計算機からデータが送信 されてきたワークステーション ５ｊの処理は以下の手順で行なう。 （第１６図） Ｓ　ｔｅｐ。２１０：ワークステーション５１でホスト
７ｔ′１′！ａ、機５０から送信されできたデータを受
信する。 ５ｔｓｐ、２２０　：条件成立フラグが１になっている
ものを含む顧客群を、第１２同の プロンプタエリア内でフラッシュ させる。 ５ｔｏｐ、２３０：オペレータの入力待ち状態７オペレ
ータが、フラッシュしている顧 客群をマウスかライトペンで指定 する。 ５ｔｓｐ、２４０：入力さ１１、た顧客群のある顧客−
覧を第１４図のように表示し１条件 成立フラグが１となっている顧客 をフラッシュさせる。 Ｓ　ｔａｐ。２５０：オペレータの入力待ち状態。オペ

【ノータが、マウスあるいはライト ベンで指定したい顧客を指示する。 Ｓ　ｔｏｐ。２６０：指示された顧客に対応するワーク
ステーションＮｏを顧客売買条件 成立情報ファイルから探し、該当 のワークステ・−ジョンＮｏとＩＳＤＮ網を経由して結
ぶ。 以」二により、ホスト計１＄機から売買タイミングであ
ると知らされた顧客と通話回線を結ぶことができる＝ （２）端末からの要求情報表示 端末から要求された情報を表示する場合は１通常のホス
ト計算機を端末との交信と、同様であるが、トレーダ機
関投資家等の種々のレベルの人々が情報要求を行なうの
で情報のプロテクト管理が問題となる。このため、まず
、ワークスチーシコンがどのトレーダ、ディーラが利用
しているものかをホスト計算機５０に知らせる必要があ
る。各ワークステ・−ジョンでは、ワークステーション
立ち上げ時に、使用者の丁り番号と暗唱番号を入力する
。ホスト計算機５０では、電話番号−に対応する各ワー
クステーションの固有の番号および、立ちトげ時に送信
されてくろＩＤ番号の格納された交信状況管理７１ノー
／、の内容からどのワークスデージョンは誰が使用して
いるかを認識する。この交信状況管理フレーム（第５図
）では、どのワークステーションがどのレベルの情報を
要求できるかの情報提供レベルの情報をもつ、さらに、
ホスト計算機が一般顧客ｊ、３号・−ビス可能な情報と
そうでない情報をＨ識するためのチー・プル（第７Ｍ）
をもっている、これらのテーブル構成の関係を第５図、
第Ｇ回、第７図に示す、このテーブルを利用することに
より、交信中のワークステーションの情報提供Ｌ／ベベ
ル判定でき、ワークスチー・ジョンからの要求情報が、
情報提供１ノベルのものである場合、要求情報をワー・
ゲスチージョンに提供し、そうでない場合、情報にプロ
テクトをかける。以上（７：より、万一、一般顧客から
秘情作番Ｊア゛り廿スしようとしてｔ）、そのワ・−ゲ
スチージョンを誰が使用しており、−でこへ情報提供可
能かを認識できるためプＩ：２テクト・を力弓プること
ができる３（３）音声と情報の同時交信 この場合トレーダ、デイ−・うと顧客間での通信は、ホ
ストで計算する情報および電話による音声の・やりとり
である６電話による音声のやりとりは。 ｌ５ＤＪ［の音声データ用の回線を使用する、また、ワ
ークステーションから要求されてホスト計Ｗ、機で計算
し生成する情報は、音声とともにＩＳＤＮ網によりトレ
ー・ダおよび顧客のワ・−ゲスチージョンに送信する。 この時、顧客に提供する情報は１通常はプロテクトすべ
き情報である可能性もある。そこで、ホスト計算で、ど
のワークスチーシコンとどのワークステーションが交信
関係にあるかを管理する機能とトレーダおよび顧客のワ
ークスチーシコンへの情報提供をマスメース１．／−ブ
的に制御する機能が必要である５二九を実ＪＩＡするた
め、ホスト計０機では、交（ｐ！状況管理フレームの内
容に基づき、第１８図のように、ワークステーションが
対話中であり、情報提供にマスタースレー・ブ関係のあ
るものをテーブル化しで管理する。第１８図により、ホ
スト計算機はマスターワークステーションに情報を提供
する時は、同時にスレーブワークスチーシコンにも情報
も・提供する。 ホスト計算機はワ・−ゲスチージョンの状ＷＡを通話モ
ード■と情報提供モード■に分りて管理し、情報提供モ
ードの時のみ提供情報のプロテクト管理を行なう６スレ
・−ブワークステーションになると通話モードとする。 これらの状況は、交信状況管理フレームで管理する。 以上の動作をＷＳ側およびホスト側の手順を以下に説明
する。 ５ｔｏｐ３１０　：マスターワークステーションがスレ
ーブワークステーションと交信が可 能となった時点でホスト：ｉ算機は。 マスターワークステーションＮＯ （トレーダ、ディーラのＷＳ）とス レーブワークステーション（ｔＡ客ワ ークステーション） をマスタースレーブ関係テーブル（第１８図）に登録す
る。また、第５図のワークステーションの交信状況管理
フレームの内容を通話モードとする、５ｔｅｐ３２０　
：マスターワ・−クステーシコンとスレーブワークステ
ーションが通話中は、 マスタワークステーションとホスト 計ｒ１．機間で提供情報おにび情報を計算する条件等の
やりとりを行なうが、 ホスｔ・計算機とスレ−ブワークステ ーションの回線は、マスタ・−ワーク ステーションと同じ情報をホストか ら一方的に送信するだけである。 ５ｔｏｐ３３０　：マスターワークステ・−ジョンとス
レーブワークステーションの通話が終 了するとマスターワークステーショ ンが終了報告をホスト計算機に対し て行なう。 ５ｔｏｐ３４０　：ホスｌ−計算機では、通話終了がマ
スタワークステーションから報告され るとマスタ・−スレーブ関係テーブル （第１．８ＴＡ）から該当のワークステーションＮｏを
消去するとともに。 スレーブワークステーションのモー ドを通話モードから情報提供モード に切りかえることによりトレーダー 顧客間の通話処理を終了する。 また、顧客からの通話依頼に対する処理も必要である。 トレーダ、ディーラが顧客との通話を行なうのは、（１
）のホスト計算機からの売買タイミング指示によるもの
と顧客からのリクエスト・によるものとがある。この場
合も第１２図、第１３図、第１４図と同様に、ワークス
テーション内に、管理している顧客テーブル（第１２図
に対応）を持ち。 顧客ワークステーションからリクエストがあった場合に
、プロンプタエリア（第９図のＱ）の部分）の顧客群（
第１７３図に対応）、および顧客名（第１４図に対応）
をフラッシュさせる。この場合。 ホスト計算機からの売買タイミング指示と区別すること
と、どのワークステーションからの要求が早いものかを
知らせることが必要となる。そこで、顧客からの通話要
求管理ファイルを第】９図のように構成する９第１９図
は、顧客群、顧客名、およびリクエスＩ−順が番号で入
る。リクエストのないものについては、０が入っている
。 顧客から通話要求があった時の流れを第２０図の情報の
流れ図にそって説明する、 ５ｔｅｐ４１０　：顧客からの通話要求を送受信装置で
受４８　Ｌ　、顧客要求順序を示すカウンタの内容有コ
千１する。 ５ｔａｐ４２０　：要求元のワークステーションＮｏか
ら第１９図の内容の顧客要求管理テ ーブルの該当のリクエスト類の番号 を入れる欄にカウンタの内容を取り 込む。 ５ｔｅｐ４３０　：顧客要求管理テーブルのリフニス１
−順の欄にＯでないものを含む顧客群 を画面右部のプロンプタエリアでフ ラッシュさせる。プロンプタエリア の顧客群のフラッシュは、ホスト計 算機からの売買タイミング指示用 （画面下部）のものと顧客からの通 話要求のもの（画面右部）を別のエ リアでしかも別々の色でフラッシュ させる。 ５ｔｏｐ４４０ニドレーダ、ディーラが、ホスト計算機
からの売買タイミング指示の方を 指定すれば、画面下部に第１．４図の 画面が表示される。顧客からの通話 要求の方を指定すれば、第２ｊ図の ように顧客の横＆：顧客からのリクエ スト・順を、第１５図の顧客要求管ア１１チー・−プル
よりさがし、フラッシュさせる顧客名の横に表示する第
２１図 の画面を表示する８ Ｓｔｓｐ４５０　二Ｉ・レー・ダ、デイ−・うがフラッ
シュする顧客名のところをマウス等で指示 すると該当のワークステーションと 交（ｉｔを可能にする。この時、第２０図の受信カウン
タを−・）するととも に、ｆａ示された顧客のリクエスト・順以降のリクエス
トのものを第１９図 のテーブルからさがし出し、リクエ スト・順を−１−する。 以上の処理を行なうことにより、顧客からの通話要求に
対しても、トレーデイングサボ−１・の情報提供処理を
中断することなく、どこから通話要求が来でいるかを管
理できる。 〔発明の効果〕 以−ｈ本発明によれば、ホスト計算機により生成される
情報を共有しながら、商品取扱者（トレーダ、ディーラ
）がデータと音声でタイｄすることを可能とするととも
に、このよ・）なシステムで不可欠どなる以下の効果が
実現できる７ （１）リアルタイムな相場状況に応じて顧客の売買条件
をチエツクし、商品取扱者に条件成立を知らせる手段を
もつこと番こより、顧客に最も都合の良いタイミングで
最新の情報が提供できる。 （２）プロンプタエリアで５通話要求を表わすごとによ
って、売買ザボート情報監視時においても。 通話要求があることがわかる。 （３）さらに、通話要求が何に基づくものかによってフ
ラッシュさせる色を変えたり、通話の先着順位を示すこ
とにより、通話要求の重要度を判定できる。 （４）また、機密情報のプロテクトや、情報提供のマス
タースレ・−ブ門係を確立したごとにより、商品取扱者
と顧客がシステム内に同時１こ混在しても機密情報が外
に出る可能性がなくなるとども＃工、顧客に売買に必要
な情報を■供する１′″ｌとができる。

【図面の簡単な説明】

第１−図はリアルタイム意思決定Ｖ援方式構成図。 構成図、第４図は１・し・−ダ・ディーラと肖客との関
係図、第５図はタイぼ状Ｎ有理用フレームの図。 第６図は交信状況管理用フレームの内容の回、第７図は
生成情報ブＩコ子りト管理テ・−プルの図、第８同は売
買タイミング検出条件知識ベースの図。 第９図はイ゛ルヂウイン：くつ表示例の図、第Ｌｏｔ閑
は、ｒ　ｓ　Ｄ　Ｎ網を使ったリアルタイム意思決定支
援システムの同、第１１図はリアルタイ１１意思決定支
援システムにおける論理的な情報フロー図、第１２図は
売買タイミング条件例の図、第］−８３図は顧客群と顧
客管理し１．第１４図は売買タイミング条件を満たす顧
客群と顧客表示例の図、第１５図は売買タイミングブー
エラグのホスｌ−計算機側の処理フロー図、第１６図は
売買タイミングチエツクのワークステ・−ジョン側の処
理ブ「（−図、第１７図は売買タイミング検出処理フロ
ー図、第１８図はマスタースレーブ関係テ・−プルの図
、第１９１４は顧客リタコ二ス］〜管理テ〜プルの図、
第２０図は顧客リフニス］・処理フロー図、第２１図は
リフニス！・のあった痴客群と顧客の表示例の図７５０
・・・ホスト計算機、５１．．５３・・・ワークステー
ション、５２・・・Ｉ　Ｓ　Ｔ）Ｎ網。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、株式・債券の売買を行なう市場（たとえば証券取引
   所）からの相場報道情報等のリアルタイム情報に基づい
   た、株式、債券等の商品の売買サポート情報を顧客であ
   る機関投資家と、デイーラあるいはトレーダ等の商品取
   扱者との間で交信し、売買に関する意思決定を支援する
   ようなリアルタイム意思決定支援システムにおいて、リ
   アルタイムな相場情報を受信し、売買支援に必要な情報
   をホスト計算機で計算し、顧客と商品取扱者に売買支援
   に関するディジタル情報を提供するとともに、顧客と商
   品取扱者との音声通話をディジタル情報と同時に交信す
   るために、ホスト計算機と各端末間をＩＳＤＮ網によつ
   て結合し、システムの交信状況を各端末ごとにフレーム
   形式のテーブルを管理することによつて売買支援のため
   の情報と売買相談に関する音声情報を一括管理するリア
   ルタイム意思決定支援方式。 ２、第１項記載のリアルタイム意思決定支援方式におい
   て、顧客の商品売買条件を計算機側で知識ベース化して
   持ち、リアルタイムな相場報道情報を利用して、商品の
   価格が変化したものに対して、知識ベース化して格納さ
   れた商品売買条件をチェックし、条件を満たすものに対
   応する顧客名を、それを管理するトレーダ、デイーラ等
   の商品売買管者および該当の顧客に知らせるようにした
   リアルタイム意思決定支援方式。 ３、第１項記載のリアルタイム意思決定支援方式におい
   て計算機からの商品売買サポート情報を各端末に出力し
   ている最中でも、上記の計算機からの売買条件成立の通
   信および、顧客や商品取扱者等の他端末からの通話要求
   があつたことを意思決定者の端末の情報表示画面の一部
   分にプロンプタエリアを設け、知らせるリアルタイム意
   思決定支援方式。 ４、第３項記載のリアルタイム意思決定支援方式におい
   て、売買タイミング指示や他端末からの交信要求の情報
   の表示方法として、通話可能な顧客の端末をグループ別
   に分け、通話をうながすべき顧客の端末が含まれるグル
   ープを、プロンプタエリアでフラッシュ等の手段で示し
   、次にマウス等で指示されたグループに含まれる顧客の
   すべてを表示して、その中で該当の端末（あるいは顧客
   名等）をフラッシュさせて示すようにして表示し、さら
   にマウスで指示された端末に通話要求を出すようにした
   リアルタイム意思決定支援方法。 ５、第４項記載のリアルタイム意思決定支援方法におい
   て、通話をうながす原因ごとにフラッシュさせる色を変
   え、しかも、通話要求順序を管理し、通話要求のあるも
   のを表示した時、同時に、通話要求順序を表示し、通話
   の優先順位情報を出すようにした端末をもつ商品売買支
   援システム。 ６、第１項記載のリアルタイム意思決定支援方式におい
   て、顧客と商品取扱者に提供する情報を区別し、顧客に
   は、通常は商品取扱者がアクセスできるものでも情報提
   供しないようにするため、端末から使用者のＩＤ番号を
   入力させ、計算機側でどの端末が顧客のものであり、ど
   の端末が商品管理者であるかのテーブル管理を行ない、
   計算機が生成する情報を顧客へ提供可能かどうかを管理
   するテーブルをもつことによつて、顧客と商品管理者を
   意識して、プロテクトされた情報は顧客に流れないよう
   にしたリアルタイム意思決定支援方式。 ７、第１項記載のリアルタイム意思決定支援方式におい
   て、商品管理者と顧客が通話手段と計算機が生成するリ
   アルタイムな売買支援情報をもとに商品売買の相談を行
   なう場合、計算機がマスタを商品管理者、スレーブを顧
   客という関係でマスタスレーブ関係をテーブル上に管理
   し、マスタ側から提供要求のあつた情報をマスタ側とス
   レーブ側へ提供するようにしたリアルタイム意思決定支
   援システム。