JPH02147192A - 環状ろう材の製造方法 - Google Patents
環状ろう材の製造方法Info
- Publication number
- JPH02147192A JPH02147192A JP29743288A JP29743288A JPH02147192A JP H02147192 A JPH02147192 A JP H02147192A JP 29743288 A JP29743288 A JP 29743288A JP 29743288 A JP29743288 A JP 29743288A JP H02147192 A JPH02147192 A JP H02147192A
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- hole
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- filler metal
- outer circumferential
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Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電子部品などをろう付けする為の環状ろう材
及びその製造方法に関する。
及びその製造方法に関する。
(従来の技術)
従来、ピン3を板にろう付けするには第3図に示す如く
板1の穴2にピン3を挿通しそのピン3の挿通部に環状
ろう4を嵌装しこの環状ろう材4を加熱溶融してピン3
を板1にろう付けしていた。
板1の穴2にピン3を挿通しそのピン3の挿通部に環状
ろう4を嵌装しこの環状ろう材4を加熱溶融してピン3
を板1にろう付けしていた。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記環状ろう材4を作るには、第4図に示す
如く順送り金型内に帯状ろう材5を送給し、最初に内周
を打抜き加工ステージAで上型ダイ6に設けられた内周
打抜きパンチ7にて穴8を明け、次に帯状ろう材5を一
定遣送り、穴8を外周打抜きステージBで上型ダイ6に
設けられた外周打抜きパンチ9と同心に位置させた後、
外周打抜きパンチ9にて穴8の外周側を打抜いて作って
いた。その為、第5図に示す如く環状ろう材4にそりが
発生し、セット時の自動供給がむずかしく、またこの環
状ろう材4を実際の板1へのピン3のろう付けに用いた
処、第6図に示す如く必要以上にピン3の足部にろう4
が流れ出し、ピン3のろう付は邪のろうが不足し、ピン
3のろう付は強度が低下したり、外観が変色したりする
等の問題点があった。
如く順送り金型内に帯状ろう材5を送給し、最初に内周
を打抜き加工ステージAで上型ダイ6に設けられた内周
打抜きパンチ7にて穴8を明け、次に帯状ろう材5を一
定遣送り、穴8を外周打抜きステージBで上型ダイ6に
設けられた外周打抜きパンチ9と同心に位置させた後、
外周打抜きパンチ9にて穴8の外周側を打抜いて作って
いた。その為、第5図に示す如く環状ろう材4にそりが
発生し、セット時の自動供給がむずかしく、またこの環
状ろう材4を実際の板1へのピン3のろう付けに用いた
処、第6図に示す如く必要以上にピン3の足部にろう4
が流れ出し、ピン3のろう付は邪のろうが不足し、ピン
3のろう付は強度が低下したり、外観が変色したりする
等の問題点があった。
この為、従来は得られた環状ろう材4を平打ち加工にて
平坦に成形していた。しかしこの平打ち加工では内径寸
法がばらつき、また製作に手間隙がかかるという新たな
問題点が発生した。
平坦に成形していた。しかしこの平打ち加工では内径寸
法がばらつき、また製作に手間隙がかかるという新たな
問題点が発生した。
一方環状ろう材4は、使用上そりの無いものが要求され
ていた。
ていた。
(発明の目的)
本発明は上記問題点を解決し、且つ上記要求を満たすべ
くなされたもので、そりが無く、ピンのろう付は強度を
高く安定させることのできる環状ろう材の製造方法を提
供することを目的とするものである。
くなされたもので、そりが無く、ピンのろう付は強度を
高く安定させることのできる環状ろう材の製造方法を提
供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の環状ろう材の製造方法は、帯状ろう材に内周打
抜きパンチにて穴明けし、次にその穴明けした穴が凸部
を有する受台の凸部上に来るように帯状ろう材を送り、
その穴の上面周辺部を型にてプレスして穴の周辺部を凸
部状に成形し、次いで外周打抜きパンチにて外周側を打
抜いて環状ろう材を作ることを特徴とするものである。
抜きパンチにて穴明けし、次にその穴明けした穴が凸部
を有する受台の凸部上に来るように帯状ろう材を送り、
その穴の上面周辺部を型にてプレスして穴の周辺部を凸
部状に成形し、次いで外周打抜きパンチにて外周側を打
抜いて環状ろう材を作ることを特徴とするものである。
(作用)
上記の本発明の環状ろう材の製造方法は、穴明けした穴
の周辺部をプレスにより、受台の凸部状に成形してから
外周側を打抜くので、最終的にはそりの無い環状ろう材
が得られる。
の周辺部をプレスにより、受台の凸部状に成形してから
外周側を打抜くので、最終的にはそりの無い環状ろう材
が得られる。
(実施例)
本発明の一実施例と従来例について以下に説明する。
先ず一実施例について説明する。第1図に示す如く幅1
5m田、厚さ0.1+nmのAg−Cu28wt%より
成る帯状ろう材5を順送り金型内に送給し、最初に内周
打抜き加工ステージAで上型ダイ6に設けられた直径4
mmの内周打抜きパンチ7にて穴8を明けた。次に帯
状ろう材5を一定量を送り、穴8周辺部を凸部状に成形
するステージA′で受台11に設けられた直径5.9m
m、高さ0.2a+nの円誰状凸部12に一致させた後
、型13にて穴8の周辺部14をプレス成形して円錐台
状にした。次いで帯状ろう材5を一定量送り、穴8を外
周打抜きステージBで上型ダイ6に設けられた直径6m
mの外周打抜きパンチ9と同心に位置させた後、外周打
抜きパンチ9にて穴8の外周側を打抜いて第2図に示す
外径6++on、内径4mm、厚さ0,1mでそりの無
い環状ろう材4′を得た。
5m田、厚さ0.1+nmのAg−Cu28wt%より
成る帯状ろう材5を順送り金型内に送給し、最初に内周
打抜き加工ステージAで上型ダイ6に設けられた直径4
mmの内周打抜きパンチ7にて穴8を明けた。次に帯
状ろう材5を一定量を送り、穴8周辺部を凸部状に成形
するステージA′で受台11に設けられた直径5.9m
m、高さ0.2a+nの円誰状凸部12に一致させた後
、型13にて穴8の周辺部14をプレス成形して円錐台
状にした。次いで帯状ろう材5を一定量送り、穴8を外
周打抜きステージBで上型ダイ6に設けられた直径6m
mの外周打抜きパンチ9と同心に位置させた後、外周打
抜きパンチ9にて穴8の外周側を打抜いて第2図に示す
外径6++on、内径4mm、厚さ0,1mでそりの無
い環状ろう材4′を得た。
次に従来例について説明する。前記の実施例と同一寸法
、同一材質の帯状ろう材5を第4図に示す如く順送り金
型内に送給し、最初に内周打抜き加工ステージAで上型
ダイ6に設けられた直径4mmの内周打抜きパンチ7に
て穴8を明けた。次いで帯状ろう材5を一定量送り、穴
8を外周打抜きステージBで上型ダイ6に設けられた直
径[3mmの外周打抜きパンチ9と同心に位置させた後
、外周打抜きパンチ9にて穴8の外周側を打抜いて第3
図に示す外径6mm、内径4mm、厚さ0.1mmの環
状ろう材4を得た。
、同一材質の帯状ろう材5を第4図に示す如く順送り金
型内に送給し、最初に内周打抜き加工ステージAで上型
ダイ6に設けられた直径4mmの内周打抜きパンチ7に
て穴8を明けた。次いで帯状ろう材5を一定量送り、穴
8を外周打抜きステージBで上型ダイ6に設けられた直
径[3mmの外周打抜きパンチ9と同心に位置させた後
、外周打抜きパンチ9にて穴8の外周側を打抜いて第3
図に示す外径6mm、内径4mm、厚さ0.1mmの環
状ろう材4を得た。
このようにして順次作られた実施例及び従来例の環状ろ
う材各100個についてそり寸法測定し、且つ実際に板
にピンをろう付けするのに用いて、ろう付は強度を測定
し、外観検査を行った処、下記の表に示すような結果を
得た。
う材各100個についてそり寸法測定し、且つ実際に板
にピンをろう付けするのに用いて、ろう付は強度を測定
し、外観検査を行った処、下記の表に示すような結果を
得た。
(以下余白)
上記の表で明らかなように従来例の環状ろう財は、そり
寸法が大きく、ろう付は強度は低くばらつきが大きくて
不安定であり、ろう付は部の外観が変色したものは10
0個中1T個もあったのに対し、実施例の環状ろう材は
そり寸法が小さく、ろう付は強度は高くばらつきが小さ
くて安定しており、ろう付は部の外観変色は皆無であっ
た。
寸法が大きく、ろう付は強度は低くばらつきが大きくて
不安定であり、ろう付は部の外観が変色したものは10
0個中1T個もあったのに対し、実施例の環状ろう材は
そり寸法が小さく、ろう付は強度は高くばらつきが小さ
くて安定しており、ろう付は部の外観変色は皆無であっ
た。
尚、上記実施例では円型の環状ろう材について述べたが
、本発明はこれに限るものではなく、角形、異形の環状
ろう材でもよいものである。
、本発明はこれに限るものではなく、角形、異形の環状
ろう材でもよいものである。
また上記実施例ではプレスする型に円筒形のものを用い
たが、本発明はこれに限るものではなく、受台の凸部と
同じ形状の凹部を有する型であってもよいものである。
たが、本発明はこれに限るものではなく、受台の凸部と
同じ形状の凹部を有する型であってもよいものである。
(発明の効果)
以上の説明で判るように本発明の環状ろう材は、そりが
無いので、板等にピンをろう付けすべく加熱溶融した際
、ろうがピンに流れ出すことが無く、従ってろうが不足
することがなく、ピンのろう付は強度は高く安定し、ろ
う付は部の外観が変色することがない等の効果がある。
無いので、板等にピンをろう付けすべく加熱溶融した際
、ろうがピンに流れ出すことが無く、従ってろうが不足
することがなく、ピンのろう付は強度は高く安定し、ろ
う付は部の外観が変色することがない等の効果がある。
本発明の環状ろう材の製造方法は、帯状ろう材に穴明は
後、その穴の周辺部をプレスにより、受台の凸部状に成
形してから外周側を打抜くので、最終的にはそりが発生
しない効果がある。
後、その穴の周辺部をプレスにより、受台の凸部状に成
形してから外周側を打抜くので、最終的にはそりが発生
しない効果がある。
第1図は本発明の環状ろう材の製造方法を示す図、第2
図は第1図の製造方法により得られた環状ろう材を示す
図、第3図はピンの板へのろう付は方法を示す図、第4
図は従来の環状ろう材の製造方法を示す図、第5図は第
4図の製造方法により得られた環状ろう材を示す図、第
6図は第5図の環状ろう材を用いてピンを板へろう付け
した際の欠陥状況を示す図である。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第 (A) 第 図 7’ 14・・・六つ同迩邦
図は第1図の製造方法により得られた環状ろう材を示す
図、第3図はピンの板へのろう付は方法を示す図、第4
図は従来の環状ろう材の製造方法を示す図、第5図は第
4図の製造方法により得られた環状ろう材を示す図、第
6図は第5図の環状ろう材を用いてピンを板へろう付け
した際の欠陥状況を示す図である。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第 (A) 第 図 7’ 14・・・六つ同迩邦
Claims (1)
- 1、帯状ろう材に内周打抜きパンチにて穴明けし、次に
その穴明けした穴が凸部を有する受台の凸部上に来るよ
うに帯状ろう材を送り、その穴の上面周辺部を型にてプ
レスして穴の周辺部を凸部状に成形し、次いで外周打抜
きパンチにて外周側を打抜いて環状ろう材を作ることを
特徴とする環状ろう材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29743288A JPH02147192A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 環状ろう材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29743288A JPH02147192A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 環状ろう材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02147192A true JPH02147192A (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=17846441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29743288A Pending JPH02147192A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 環状ろう材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02147192A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007331029A (ja) * | 2000-11-20 | 2007-12-27 | Metglas Inc | ろう付け用薄片予備成形体及び熱交換器の製造へのそれらの使用 |
CN105479115A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-04-13 | 无锡透平叶片有限公司 | 汽轮机叶片钎焊异形司太立合金片用银焊片的成型方法 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP29743288A patent/JPH02147192A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007331029A (ja) * | 2000-11-20 | 2007-12-27 | Metglas Inc | ろう付け用薄片予備成形体及び熱交換器の製造へのそれらの使用 |
JP2012187637A (ja) * | 2000-11-20 | 2012-10-04 | Metglas Inc | シェル−チューブタイプ熱交換器の製造に使用される予備成形品 |
CN105479115A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-04-13 | 无锡透平叶片有限公司 | 汽轮机叶片钎焊异形司太立合金片用银焊片的成型方法 |
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