JPH02146736A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタの製造方法Info
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- JPH02146736A JPH02146736A JP30147488A JP30147488A JPH02146736A JP H02146736 A JPH02146736 A JP H02146736A JP 30147488 A JP30147488 A JP 30147488A JP 30147488 A JP30147488 A JP 30147488A JP H02146736 A JPH02146736 A JP H02146736A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
液晶等を使った表示パネルの画素などを駆動するために
使用される薄膜トランジスタの製造方法に関し、 薄膜トランジスタのしきい値を制御するために活性層に
III族またはV族の元素をドーピングした際に、活性
層とドープ層の界面に形成されるバリヤ(電位障壁)を
解消することを目的とし、絶縁性基板上にゲート電極、
ゲート絶縁膜をこの順に積層した後、アモルファスシリ
コンをゲート絶縁膜の表面に堆積して活性層を形成する
工程と、III族またはV族の元素をドーピングしたア
モルファスシリコンを活性層の表面に堆積してドープ層
を形成する工程と、ドープ層の表面に金属膜を被着した
後、ケート電極の直上部にあるトープ層、及び金属膜を
選択的に除去して、開口部、及びそれの両側にソース電
極、及びドレイン電極を形成する工程と、ソース電極と
ドレイン電極間の開口部に露出した活性層の表面を、ド
ープ層にドーピングした元素と異なる原子値の■族また
は■族の元素を含むプラズマ雰囲気に晒して、該元素を
当該活性層中にドーピングする工程とが含まれてなるこ
とを特徴とする。
使用される薄膜トランジスタの製造方法に関し、 薄膜トランジスタのしきい値を制御するために活性層に
III族またはV族の元素をドーピングした際に、活性
層とドープ層の界面に形成されるバリヤ(電位障壁)を
解消することを目的とし、絶縁性基板上にゲート電極、
ゲート絶縁膜をこの順に積層した後、アモルファスシリ
コンをゲート絶縁膜の表面に堆積して活性層を形成する
工程と、III族またはV族の元素をドーピングしたア
モルファスシリコンを活性層の表面に堆積してドープ層
を形成する工程と、ドープ層の表面に金属膜を被着した
後、ケート電極の直上部にあるトープ層、及び金属膜を
選択的に除去して、開口部、及びそれの両側にソース電
極、及びドレイン電極を形成する工程と、ソース電極と
ドレイン電極間の開口部に露出した活性層の表面を、ド
ープ層にドーピングした元素と異なる原子値の■族また
は■族の元素を含むプラズマ雰囲気に晒して、該元素を
当該活性層中にドーピングする工程とが含まれてなるこ
とを特徴とする。
本発明は液晶等を使ったアクティブマトリクス型表示パ
ネルの画素などを駆動するために使用される薄膜トラン
ジスタの製造方法に関する。
ネルの画素などを駆動するために使用される薄膜トラン
ジスタの製造方法に関する。
昨今、液晶を使った表示パネルにおいては、各画素に非
線型型素子を設けて、一つの画素を一つの非線型型素子
で駆動するアクティブマトリクス方式のものが多く用い
られている。
線型型素子を設けて、一つの画素を一つの非線型型素子
で駆動するアクティブマトリクス方式のものが多く用い
られている。
この非線型型素子で、広く使用されているもののなかに
逆スタガーF型薄膜トランジスタ(以下逆スタガード型
TPTと呼称する)がある。
逆スタガーF型薄膜トランジスタ(以下逆スタガード型
TPTと呼称する)がある。
第4図は上記逆スタガード型TPTの構造を示すもので
、図において1は透明絶縁性基板1例えばガラス基板、
2はゲート絶縁膜、13はしきい値を制御するため■族
またはV族の元素をドーピングしたアモルファスシリコ
ンよりなる活性層、4はV族または■族の元素をドーピ
ングしたアモルファスシリコンよりなるドープ層(活性
層13に■族の元素をドーピングしたときはトープ層4
には■族の元素をドーピング、また活性層13に■族の
元素をドーピングしたときばドープ層4には■族の元素
をドーピングする)、Gはゲート電極、Sばソース電極
、Dはドレイン電極、6はソース電極S、及びトレイン
電極りの表面電極となる金属膜である。
、図において1は透明絶縁性基板1例えばガラス基板、
2はゲート絶縁膜、13はしきい値を制御するため■族
またはV族の元素をドーピングしたアモルファスシリコ
ンよりなる活性層、4はV族または■族の元素をドーピ
ングしたアモルファスシリコンよりなるドープ層(活性
層13に■族の元素をドーピングしたときはトープ層4
には■族の元素をドーピング、また活性層13に■族の
元素をドーピングしたときばドープ層4には■族の元素
をドーピングする)、Gはゲート電極、Sばソース電極
、Dはドレイン電極、6はソース電極S、及びトレイン
電極りの表面電極となる金属膜である。
次ぎに、第5図により従来の上記逆スクガード型TPT
の形成方法を工程順に説明する。
の形成方法を工程順に説明する。
尚、ごこでは活性層13に■族元素の硼素(B)をドー
ピング、ドープ層4には■族の元素である燐(P)をド
ーピングして形成する逆スタガード型TPTで説明する
。
ピング、ドープ層4には■族の元素である燐(P)をド
ーピングして形成する逆スタガード型TPTで説明する
。
第5図(イ)参照;ガラス基板1の表面にチタン(Ti
)膜を500人程0の厚さに真空蒸着して形成する。
)膜を500人程0の厚さに真空蒸着して形成する。
そして、ゲート電極となる部分の被膜だけをレジスト(
図示せず)でマスクし、不要部分の被膜をエツチングに
より除去した後、レジストを除去してゲート電極Gを形
成する。
図示せず)でマスクし、不要部分の被膜をエツチングに
より除去した後、レジストを除去してゲート電極Gを形
成する。
第5図(ロ)参照;モノシランガス(Sil14)とア
ンモニアガス(NHff)を所定の流量モル比、例えば
モノシランガスを1、アンモニアガスを2の流量モル比
で混合した反応ガスをプラズマCVD法により反応管内
で分解して、窒化シリコン膜(SiN)をガラス基板1
表面とゲート電極Gの表面に3000人程度0膜厚で堆
積させて、ゲート絶縁膜2を形成する。
ンモニアガス(NHff)を所定の流量モル比、例えば
モノシランガスを1、アンモニアガスを2の流量モル比
で混合した反応ガスをプラズマCVD法により反応管内
で分解して、窒化シリコン膜(SiN)をガラス基板1
表面とゲート電極Gの表面に3000人程度0膜厚で堆
積させて、ゲート絶縁膜2を形成する。
第5図(ハ)参照;モノシランガスに数10PPi程度
のジポランガス(B21(6)を加えた反応ガスをプラ
ズマCVD法により分解して、■族元素の硼素(B)を
ドーピングしたアモルファスシリコンを200人程0の
膜厚でゲート絶縁膜2の表面に堆積させて活性層13を
形成する。
のジポランガス(B21(6)を加えた反応ガスをプラ
ズマCVD法により分解して、■族元素の硼素(B)を
ドーピングしたアモルファスシリコンを200人程0の
膜厚でゲート絶縁膜2の表面に堆積させて活性層13を
形成する。
第5図(ニ)参照;モノシランガスとホスフィンガス(
PII3)を所定の流量モル比、例えばモノシランガス
を1、ホスフィンガスを0.05の流量モル比で混合し
た反応ガスをプラズマCVD法により分解して、V族元
素のi (P)をドープしたアモルファスシリコンを5
00人程0の膜厚で、活性層13の表面に堆積させてド
ープ層4を形成する。
PII3)を所定の流量モル比、例えばモノシランガス
を1、ホスフィンガスを0.05の流量モル比で混合し
た反応ガスをプラズマCVD法により分解して、V族元
素のi (P)をドープしたアモルファスシリコンを5
00人程0の膜厚で、活性層13の表面に堆積させてド
ープ層4を形成する。
第5図(ホ)−(1・)参照;ドープ層4の表面にアル
ミニウム(八1)膜6を真空蒸着して1000人程度0
膜厚で形成した後、ゲート電極Gの直上部にあるドープ
層4とアルミニウム膜6をエツチングにより選択的に除
去する。
ミニウム(八1)膜6を真空蒸着して1000人程度0
膜厚で形成した後、ゲート電極Gの直上部にあるドープ
層4とアルミニウム膜6をエツチングにより選択的に除
去する。
次に、マスク用レジストを除去して、ゲート電極Gと一
部オーバラソプするソース電極Sとドレイン電極りを形
成して逆スタガード型TFTは完成する。
部オーバラソプするソース電極Sとドレイン電極りを形
成して逆スタガード型TFTは完成する。
このTPTは、しきい値電圧が正極側に設定されるため
、特願昭61−212696号により提案されたゲート
接続対向型のマl−IJクス液晶表示装置に適用しても
安定した画素の駆動が行えて有効である。
、特願昭61−212696号により提案されたゲート
接続対向型のマl−IJクス液晶表示装置に適用しても
安定した画素の駆動が行えて有効である。
上記した従来の製造方法により形成した逆スタガード型
TPTは、しきい値電圧を正極側に制御できるものの、
活性層13とドープ層4の界面にはpn接合によるバリ
ヤが形成される。
TPTは、しきい値電圧を正極側に制御できるものの、
活性層13とドープ層4の界面にはpn接合によるバリ
ヤが形成される。
このため、逆スタガード型”FFTの重要特性であるド
レイン電流(Id)とゲート電圧(Vg)特性に於いて
、ドレイン電圧(Vg)の一部が上記バリヤに食われる
為にドレイン電流(Id)が低下する問題があった。
レイン電流(Id)とゲート電圧(Vg)特性に於いて
、ドレイン電圧(Vg)の一部が上記バリヤに食われる
為にドレイン電流(Id)が低下する問題があった。
そこで、本発明はしきい値電圧の制御が可能で、且つ上
記バリヤ形成をなくしてドレイン電流(Id)とゲート
電圧(Vg)特性の改善ができる薄膜トランジスタの製
造方法を提供することを目的とするものである。
記バリヤ形成をなくしてドレイン電流(Id)とゲート
電圧(Vg)特性の改善ができる薄膜トランジスタの製
造方法を提供することを目的とするものである。
上記課題は第1図に示すように、絶縁性基板1上にゲー
ト電極G、ゲート絶縁膜2をこの順に積層した後、アモ
ルファスシリコンを上記ゲート絶縁膜2の表面に堆積し
て活性層3を形成する工程と、III族またはV族の元
素をドーピングしたアモルファスシリコンを上記活性層
3の表面に堆積してドープ層4を形成する工程と、上記
ドープ層4の表面に金属膜6を被着した後、上記ゲート
電極Gの直上部にあるドープ層4.及び金属膜6を選択
的に除去して、開口部5及びそれの両側にソース電極S
、及びドレイン電極りを形成する工程と、上記ソース電
極Sとドレイン電極り間の開口部5に露出した上記活性
層3の表面を、上記ドープ層4にドーピングした元素と
異なる原子値の■族または■族の元素を含むプラズマ雰
囲気に晒して、該元素を当該活性層3中にドーピングす
る工程を含むことを特徴とする薄膜トランジスタの製造
方法によって解決される。
ト電極G、ゲート絶縁膜2をこの順に積層した後、アモ
ルファスシリコンを上記ゲート絶縁膜2の表面に堆積し
て活性層3を形成する工程と、III族またはV族の元
素をドーピングしたアモルファスシリコンを上記活性層
3の表面に堆積してドープ層4を形成する工程と、上記
ドープ層4の表面に金属膜6を被着した後、上記ゲート
電極Gの直上部にあるドープ層4.及び金属膜6を選択
的に除去して、開口部5及びそれの両側にソース電極S
、及びドレイン電極りを形成する工程と、上記ソース電
極Sとドレイン電極り間の開口部5に露出した上記活性
層3の表面を、上記ドープ層4にドーピングした元素と
異なる原子値の■族または■族の元素を含むプラズマ雰
囲気に晒して、該元素を当該活性層3中にドーピングす
る工程を含むことを特徴とする薄膜トランジスタの製造
方法によって解決される。
ドープ層4と接する活性層3には■族またば■族の何れ
の元素もドーピングされない為に、ドープ層4と活性層
3との界面にはpn接合は形成されない。
の元素もドーピングされない為に、ドープ層4と活性層
3との界面にはpn接合は形成されない。
従って、ドープ層4と活性層3との界面にはバリヤは形
成されないために、ドープ層4と活性層3との界面には
良好なオーミックコンタクトが得られ、ドレイン電流(
Id)とゲート電圧(Vg)特性に於いて、ドレイン電
流(Id)を低下させないで逆スタガード型TPTのし
きい値電圧を制御することができる。
成されないために、ドープ層4と活性層3との界面には
良好なオーミックコンタクトが得られ、ドレイン電流(
Id)とゲート電圧(Vg)特性に於いて、ドレイン電
流(Id)を低下させないで逆スタガード型TPTのし
きい値電圧を制御することができる。
第2図を参照して本発明による逆スタガード型TPTの
製造例を工程順に説明する。
製造例を工程順に説明する。
尚、本実施例は活性層3に■族元素の硼素を、ドープ層
4には■族元素の燐をドープした逆スタガード型TPT
で説明する。
4には■族元素の燐をドープした逆スタガード型TPT
で説明する。
第2図(イ)参照;ガラス基板1の表面にチタン(Ti
)膜を500人程鹿の膜厚に真空蒸着法により形成する
。
)膜を500人程鹿の膜厚に真空蒸着法により形成する
。
そして、チタン膜のゲート電極となる部分のみをレジス
ト(図示せず)でマスクし、不要部分をエツチングによ
り除去する。
ト(図示せず)でマスクし、不要部分をエツチングによ
り除去する。
この後、レジストを除去してゲート電極Gを形成する。
第2図(ロ)参照;モノシランガスとアンモニアガスを
所定の流量モル比、例えばモノシランガスを1、アンモ
ニアガスを2の流量モル比で混合した反応ガスを、プラ
ズマCVD法により分解して、窒化シリコン(SiN)
を3000人程度0膜厚でガラス基板1とゲート電極G
の表面に堆積させて、ゲート絶縁膜2を形成する。
所定の流量モル比、例えばモノシランガスを1、アンモ
ニアガスを2の流量モル比で混合した反応ガスを、プラ
ズマCVD法により分解して、窒化シリコン(SiN)
を3000人程度0膜厚でガラス基板1とゲート電極G
の表面に堆積させて、ゲート絶縁膜2を形成する。
第2図(ハ)参照;上記ゲート絶縁膜2を形成した反応
槽の真空を破らずに、上記反応ガスをモノシランガスと
水素ガスを1対9程度の流量モル比で混合した反応ガス
に切り替えて、該シランガスを分解し、アモルファスシ
リコンを200人程鹿の膜厚でゲート絶縁膜2表面に堆
積させて活性層3を形成する。
槽の真空を破らずに、上記反応ガスをモノシランガスと
水素ガスを1対9程度の流量モル比で混合した反応ガス
に切り替えて、該シランガスを分解し、アモルファスシ
リコンを200人程鹿の膜厚でゲート絶縁膜2表面に堆
積させて活性層3を形成する。
第2図(ニ)参照;上記活性層3を形成した反応槽の真
空を破らずに、上記反応ガスをモノシランガスとホスフ
ィンガスを1対0.05の流量モル比で混合した反応ガ
スを、プラズマCVD法により分解して、■族元素の燐
(P)をドープしたアモルファスシリコンを活性層3表
面に500人程鹿の膜厚で堆積させてドープ層4を形成
する。
空を破らずに、上記反応ガスをモノシランガスとホスフ
ィンガスを1対0.05の流量モル比で混合した反応ガ
スを、プラズマCVD法により分解して、■族元素の燐
(P)をドープしたアモルファスシリコンを活性層3表
面に500人程鹿の膜厚で堆積させてドープ層4を形成
する。
第2図(ホ)〜(ト)照;上記ドープ層4の表面にアル
ミニウム(八1)膜を1000人程度0膜厚に真空蒸着
で形成した後、ゲート電極Gの直上部にあるドープ層4
とアルミニウム膜6をエツチングにより選択的に除去す
る。
ミニウム(八1)膜を1000人程度0膜厚に真空蒸着
で形成した後、ゲート電極Gの直上部にあるドープ層4
とアルミニウム膜6をエツチングにより選択的に除去す
る。
これによりゲート電極G上に開口部5、開口部5の両側
にゲート電極Gと一部オーパラソプするソース電極Sと
ドレイン電極りがそれぞれ形成される。
にゲート電極Gと一部オーパラソプするソース電極Sと
ドレイン電極りがそれぞれ形成される。
第2図(チ)参照;流量モル比で0.1%程度のジボラ
ンガスを含んだ水素ガスの真空度を0.1 T。
ンガスを含んだ水素ガスの真空度を0.1 T。
rr、放電電力50W、放電周波数13.56 Mll
zの条件で該ガスのプラズマを発生させる。
zの条件で該ガスのプラズマを発生させる。
そして、ガラス基板1を250℃程度に加熱して、ソー
ス電極Sとトレイン電極り間の開口部6において露出し
た活性層3の表面を、当該プラスマ雰囲気に10分間程
度晒らす。
ス電極Sとトレイン電極り間の開口部6において露出し
た活性層3の表面を、当該プラスマ雰囲気に10分間程
度晒らす。
これにより、活性層3表面部分に硼素がドープされる。
かくして、本発明による逆スタガード型1” F Tが
完成する。
完成する。
以上の工程により形成した逆スタガード型TPTの活性
層3とドープ層4との界面にはpn接合は形成されない
ためにバリヤは生しない。
層3とドープ層4との界面にはpn接合は形成されない
ためにバリヤは生しない。
従って、ドレイン電流(Id)とゲート電圧(Vg)特
性に於いて、ドレイン電流(Id)を低下させないで逆
スタガード型TPTのしきい値電圧を正極側に@lJ
’+卸することができる。
性に於いて、ドレイン電流(Id)を低下させないで逆
スタガード型TPTのしきい値電圧を正極側に@lJ
’+卸することができる。
本発明の実施例による逆スタガード型TPTと従来の逆
スタガード型TPTのドレイン電流(Id)とゲート電
圧(Vg)特性の一測定データを第3図に示す。
スタガード型TPTのドレイン電流(Id)とゲート電
圧(Vg)特性の一測定データを第3図に示す。
この図からも明らかなように、本発明による逆スタガー
ド型TPTのドレイン電流Idが従来の逆スクガード型
TPTのドレイン電流1dに比べて十分に大きく、大幅
に改善されている。
ド型TPTのドレイン電流Idが従来の逆スクガード型
TPTのドレイン電流1dに比べて十分に大きく、大幅
に改善されている。
尚、上記実施例は活性層3に■族の元素をドーピング、
ドープ層4に■族の元素をドーピングした場合を示した
が、これとは逆に活性層3に■族の元素、ドープ層4に
■族の元素をドーピングJることも可能であり、この変
形例においても同様な効果が得られることは当然である
。
ドープ層4に■族の元素をドーピングした場合を示した
が、これとは逆に活性層3に■族の元素、ドープ層4に
■族の元素をドーピングJることも可能であり、この変
形例においても同様な効果が得られることは当然である
。
以上説明したように、本発明の製造方法によれば、活性
層とドープ層の界面にはp n接合によるバリヤが形成
されない。
層とドープ層の界面にはp n接合によるバリヤが形成
されない。
この結果、ドレイン電流Idを低下させずにしきい値電
圧を制御した逆スタガード型TPTを提供できる。
圧を制御した逆スタガード型TPTを提供できる。
従って、本発明による逆スタガード型TPTを前述した
ゲート接続対向型マトリクス液晶表示装置の画素駆動素
子に適用した場合、表示品質の良いデスプレイ装置を提
供することが可能となる。
ゲート接続対向型マトリクス液晶表示装置の画素駆動素
子に適用した場合、表示品質の良いデスプレイ装置を提
供することが可能となる。
第1図は本発明の原理説明図、
第2図は本発明の一実施例による逆スタガード型TPT
の製造方法を工程順に説明する要部側断面図、 第3図は本発明実施例と従来例との比較説明用のドレイ
ン電流1dとゲート電圧Vg特性図、第4図は従来の逆
スタガード型TPTを説明するための要部側断面図、 第5図は従来の逆スクガード型TPTの製造例を工程順
に示す要部側断面図である。 図において、 1はガラス基板、 2はゲート絶縁膜、 3は活性層、 4はドープ層、 5は開口部、 6はアルミニウム膜、 Gはゲート電極、 Sはソース電極、 Dはドレイン電極を示している。 C’Q (η兼の遵χり、6’−U’“型′丁「−製醍イ之JS
I腰り釦二力;す学者pイQす度1f−1kll第5図
の製造方法を工程順に説明する要部側断面図、 第3図は本発明実施例と従来例との比較説明用のドレイ
ン電流1dとゲート電圧Vg特性図、第4図は従来の逆
スタガード型TPTを説明するための要部側断面図、 第5図は従来の逆スクガード型TPTの製造例を工程順
に示す要部側断面図である。 図において、 1はガラス基板、 2はゲート絶縁膜、 3は活性層、 4はドープ層、 5は開口部、 6はアルミニウム膜、 Gはゲート電極、 Sはソース電極、 Dはドレイン電極を示している。 C’Q (η兼の遵χり、6’−U’“型′丁「−製醍イ之JS
I腰り釦二力;す学者pイQす度1f−1kll第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 絶縁性基板(1)上にゲート電極(G)、ゲート絶縁膜
(2)をこの順に積層した後、アモルファスシリコンを
上記ゲート絶縁膜(2)の表面に堆積して活性層(3)
を形成する工程と、 III族またはV族の元素をドーピングしたアモルファス
シリコンを上記活性層(3)の表面に堆積してドープ層
(4)を形成する工程と、 上記ドープ層(4)の表面に金属膜(6)を被着した後
、上記ゲート電極(G)の直上部にあるドープ層(4)
、及び金属膜(6)を選択的に除去して、開口部(5)
及びそれの両側にソース電極(S)、及びドレイン電極
(D)を形成する工程と、 上記ソース電極(S)とドレイン電極(D)間の開口部
(5)に露出した上記活性層(3)の表面を、上記ドー
プ層(4)にドーピングした元素と異なる原子値のV族
またはIII族の元素を含むプラズマ雰囲気に晒して、該
元素を当該活性層(3)中にドーピングする工程とを含
むことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30147488A JPH02146736A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30147488A JPH02146736A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02146736A true JPH02146736A (ja) | 1990-06-05 |
Family
ID=17897334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30147488A Pending JPH02146736A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02146736A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01144682A (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-06 | Nec Corp | 薄膜トランジスタの製造方法 |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP30147488A patent/JPH02146736A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01144682A (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-06 | Nec Corp | 薄膜トランジスタの製造方法 |
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