JPH02146553A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH02146553A
JPH02146553A JP30157988A JP30157988A JPH02146553A JP H02146553 A JPH02146553 A JP H02146553A JP 30157988 A JP30157988 A JP 30157988A JP 30157988 A JP30157988 A JP 30157988A JP H02146553 A JPH02146553 A JP H02146553A
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JP
Japan
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layer
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charge
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protective layer
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Pending
Application number
JP30157988A
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English (en)
Inventor
Yasushi Mizuta
泰史 水田
Kaname Nakatani
中谷 要
Yasuyuki Hanatani
花谷 靖之
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02146553A publication Critical patent/JPH02146553A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/14Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
    • G03G5/142Inert intermediate layers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電荷輸送層、電荷発生層及び表面保護層を有
する積層型の電子写真感光体において、電荷発生層の結
着樹脂としてポリビニルアセタールを用いた電子写真感
光体に関する。
(従来の技術) 近時では、感光層の機能を電荷発生層と電荷輸送層とに
分離した積層型の電子写真感光体が提案されている。電
荷発生層は、通常光導電性顔料等の電荷発生物質を結着
樹脂に分散させて形成され、また電荷輸送層は電荷輸送
物質を結着樹脂に分散させて形成されており、電荷発生
層の光吸収で生じた電荷キャリアが電荷輸送層へ注入さ
れることにより、その部分の感光体の表面電荷が消失し
て静電コントラストを生じるのである。
一般に、光導電性顔料が結着樹脂に均一に分散されてい
るほど、また光導電性顔料の粒径が小さいほど上記電荷
発生層で生じる電荷キャリアの発生効率は良く、従って
、静電特性、画像特性等の電子写真特性が優れていると
いわれており、従来より光導電性顔料を微粒子状に分散
させる技術と、顔料を感光液に安定に分散させる技術が
研究されている。例えば、特開昭61〜73960号公
報には、電荷発生層の結着樹脂の分子量を規定し、ある
いは光導電性顔料と結着樹脂との比率を規定し、また結
着樹脂としてポリビニルブチラールを用いることにより
、光導電性顔料の分散性と感光液の保存安定性を改良す
る技術が提案されている。
ところで、このような電荷発生層が感光体の表面に露出
する場合には、トナーによる現像、紙との摩擦、クリー
ニング部材による摩擦等によって電荷発生層表面が摩耗
したり、その表面に傷が付く等の問題を生じるので、感
光体の表面に保護層を設けることが従来より行われてい
る。例えば、特開昭62−108260号公報ではトリ
アルコキシアルキルシラン及びテトラアルコキシシラン
の加水分解締金物をイソプロパツール等の溶剤で溶解し
て得られる表面保護塗布液を怒光体表面に塗布乾燥する
ことにより、表面保護層を形成することが開示されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記したように結着樹脂としてポリビニ
ルブチラールを用いて電荷発生層を形成した場合には、
その電荷発生層の表面に表面保護塗布液を塗布すると、
その溶剤によって電荷発生層が著しく膨潤又は溶解し、
平滑な表面保護層と電荷発生層との界面を形成すること
ができないという欠点があり、また上記した方法によっ
て電荷発生層の表面に表面保護層を形成すると、ポリビ
ニルブチラールが表面保護層へ拡散する結果、表面保護
層の耐摩耗性が低下するという欠点があった。
本発明は上記欠点を解決するものであり、その目的とす
るところは、電荷発生層の結着樹脂としてポリビニルア
セタールを使用することにより、光導電性顔料の分散性
及び分散安定性に優れている上に、電荷発生層の表面に
表面保護層を形成するにあたって、表面保護塗布液によ
って電荷発生層が膨潤又は溶解したり、表面保護層の耐
摩耗性が低下することがない電子写真感光体を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明の電子写真感光体は、電荷輸送層、電
荷発生層及び表面保護層を有する電子写真感光体であっ
て、該電荷発生層が、電荷発生物質と、ポリビニルアセ
タールとを含有する電荷発生塗布液を電荷輸送層に塗工
して形成され、電荷発生層と表面保護層との間に、次式
(1)で表される金属アルコキシドを含有する中間塗布
液を塗工して形成される中間層が設けられており、その
ことにより上記目的が達成される。
M (OR)n    ・・・(1) (式中、Mは金属元素、Rは炭素数1〜6のアルキル基
、nは整数を示す。) 前記ポリビニルアセタールは、ビニルアルコール成分が
13重重量以下のものが好ましい。
以下、本発明の詳細な説明する。
電子写真感光体は、第1図に示すように、導電性支持体
1に、電荷輸送層2、電荷発生層3、中間層4及び表面
保護層5をこの順で積層して形成されている。
導電性支持体lとしては、従来からこの種感光体に使用
されている総てのものが使用でき、例えば、アルミニウ
ム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステンレス、バナジ
ウム、モリブデン、クロム、チタン、ニッケル、インジ
ウム、金、白金等の金属材料が挙げられる。また、アル
ミニウム、アルミニウム合金、酸化銅、酸化錫、酸化イ
ンジウム−酸化錫合金等の金属層を真空蒸着法によって
表面に形成したプラスチック(例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフ
タレート、アクリル樹脂、ポリフッ化エチレン)や、導
電性粒子(例えば、カーボンブラック、金属粒子)を適
当な結着樹脂とともにプラスチックの表面に被覆した支
持体や、導電性粒子をプラスチックや紙に含浸した支持
体や、導電性ポリマーを有するプラスチック等を用いる
こともできる。
この導電性支持体lの外表面に形成された電荷輸送層2
は、光吸収によって電荷発生層3で発生した電荷キャリ
ア(正孔)を受は取ると共に、この電荷キャリアを上記
導電性支持体lまで輸送できる機能を有しているもので
あれば従来より公知のものを使用することができる。こ
の電荷ヤ0送層2は、通常電荷輸送物質を結着樹脂及び
溶剤に分散させた電荷輸送塗布液を上記導電性支持体1
表面に塗布乾燥することによって形成することができる
上記電荷輸送物質としては、例えば、ポリビニルカルバ
ゾール、ポリビニルピレン、ポリアセナフチレン等の高
分子化合物、または各種ピラゾリン誘導体、ジフェニル
オキサゾール誘導体、ヒドラゾン誘導体などの低分子化
合物が使用される。
具体的には、ピレン、N−エチルカルバゾール、Nイソ
プロピルカルバゾール、N−メチル−N−フェニルヒド
ラジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾール、N
、N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エ
チルカルバゾール、N、N−ジフェニルヒドラジノ−3
−メチリデン−10−エチルフェノチアジン、N、N−
ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−10−エチル
フェノキサジン、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド
−N、N−ジフェニルヒドラゾン、p−ジエチルアミノ
ベンズアルデヒド−N、α−ナフチル−Nフェニルヒド
ラゾン、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N、N
−ジフェニルヒドラゾン等のヒドラゾン類が好適に用い
られる。また、セレン、セレン−テルル、アモルファス
シリコン、硫化カドミウム等の無機材料を用いることも
でき、さらにこれら一種又は二種以上を組み合わせて用
いても良い。
上記結着樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ボリア
リレート、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチ
レン、アクリロニトリル−スチレンコポリマー、アクリ
ロニトリル−ブタジェンコポリマー、ポリビニルブチラ
ール、ポリビニルホルマール、ポリスルホン、ポリアク
リルアミド、ポリアミド、塩素化ゴムなどの絶縁性樹脂
、あるいはポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニル
アントラセン、ポリビニルピレン等の有機光導電性ポリ
マー等が挙げられる。また、電荷輸送層2には、酸化防
止剤、増悪剤などの各種添加剤が含まれても良い。また
、上記導電性物質のみで被膜を形成することができると
きは結着樹脂を必要としない。電荷輸送層2の厚みは、
任意に設定することができるが、例えば5〜40μmが
好ましく、より好ましくは10〜30μmである。
この電荷輸送層2の外表面に設けられる電荷発生層3は
、光導電性顔料等の電荷発生物質とポリビニルアセター
ルと溶剤とを含有する電荷発生塗布液を電荷輸送層2表
面に塗布乾燥することによって形成することができる。
上記電荷発生層3に用いられる結着樹脂はポリビニルア
セタールを主成分とするものであり、例えば、ポリビニ
ルブチラール、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニ
ルホルマール等が挙げられ、特にポリビニルブチラール
が好ましい。また、上記ポリビニルアセタール中のビニ
ルアルコール成分の割合は13重量%以下が好ましい。
すなわち、−数式が次式で表わされるポリビニルアセタ
ールにおいて、ビニルアセタール成分をX、ビニルアル
コール成分をY、酢酸ビニル成分をZとすると、ビニル
アルコール成分Yの樹脂全体に対する割合が13重重量
以下であるのが好ましい。
このポリビニルアセタールの市販品としては、例えば、
デンカブチラール#3000−X(電気化学工業■製、
ビニルアルコール成分9〜13重量%、酢酸ビニ/L成
分2.0〜81.4重量%、ビニルブチラール成分78
重量%以上)nデンカブチラール1sooo−^(電気
化学工業味製、ビニルアルコール成分14〜18重量%
、酢酸ビニル成分1.5重量%以下、ビニルブチラール
成分80重量%以上)nデンカブチラール16000−
C(電i化学工業■製、ビニルアルコール成分14〜1
8重量%、酢酸ビニル成分1゜5重量%以下、ビニルブ
チラール成分80重量%以上)nエスレックBM−5(
種水化学工業■製、ビニルアルコール成分10重量%以
下、酢酸ビニル成分3.0〜4.4重量%、ビニルブチ
ラール成分85重量%以上)nデンカホルマール+13
0 (、電気化学工業■製、ビニルアルコール成分4.
5〜5.5重量%、酢酸ビニル成分10〜13重量%、
ビニルホルマール成分81重量%以上)nデンカホルマ
ール#200(電気化学工業■製、ビニルアルコール成
分5〜6重量%、酢酸ビニル成分9〜12重量%、ビニ
ルホルマール成分82重量%以上)等が挙げられる。
光導電性顔料は、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、
キナクリドン系顔料、シアニン系顔料、ピリリウム系顔
料、チアピリリウム系顔料、インジゴ系顔料、スケアリ
ツク系顔料、多環キノン系顔料、アズレン系顔料等を用
いることができる。
光導電性顔料は光吸収領域の異なるこれらの顔料を組み
合わせて使用しても良い。
溶剤としては、例えば、ジクロルメタンや、エタノール
、イソプロパツール等のアルコール系?8剤や、アセト
ン、MEK 、 MI8K、シクロヘキサノン等のケト
ン系溶剤や、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベ
ンゼン等の芳香族系溶剤や、1−4ジオキサン、THF
 、 DMF 、 DMAC等の各種溶剤が挙げられる
電荷発生塗布液は種々の方法によって調製されて良い。
例えば、電荷発生物質をポリビニルアセタール及び溶剤
とともに、サンドミル、コロイドミル、ボールミル、ロ
ールミルやアトライター等の分散装置を用いて分散して
塗布液を調製する方法が一般的である。このようにして
得られる電荷発生塗布液にあっては、電荷発生物質の分
散状態が安定しており、従って、この塗布液を上記電荷
輸送層2表面に塗工して形成される電荷発生層3は、電
荷発生物質の分散状態が優れていて電荷キャリアの発生
効率が良いのである。また、この塗布液は電荷発生物質
の分散安定性にも優れている。
電荷発生層3の膜厚は限定するものではないが、5μm
以下が好ましく、より好ましくは0.01〜2μmであ
る。
このような金属アルコキシドを中間塗布液に含有させる
ことにより、中間塗布液が電荷発生層にしみこみ金属ア
ルコキシドが加水分解してポリビニルアセタールと金属
アルコキシドとが縮合反応することで、ポリビニルセタ
ールの中の水酸基が低減されることとなる。その結果、
電荷発生N3の溶剤に対する抵抗性が向上し、つまり電
荷発生層3が溶剤に対して溶解又は膨潤し難くなり、表
面平滑な界面が形成されると共に、電荷発生層3で発生
した電荷キャリア(正孔)がポリビニルアセタールの水
酸基にトラップされ難くなり、電荷輸送2への注入効率
が低下することがないのである。
電荷発生層3の表面に形成される中間層4は、−C式が
M(OR)nで表される金属アルコキシドと溶剤とを含
有する中間塗布液を電荷発生N3表面に塗布乾燥するこ
とにより形成することができる。式中、MはTi、 Z
r及びAI等から選ばれる一種の金属元素である。Rは
、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、ヘキシル基
等のアルキル基から選択され、また互いに異なるアルキ
ル基が選択されても良い。nは金属元素Mの種類によっ
て異なる整数であり、MがTi又はZrの場合には通常
4、MがAIの場合には通常3である。
さらに、中間塗布液には、シランカップリング剤が含有
されても良い。シランカップリング剤としては、例えば
、ビニルシラン、エポキシシラン、アミノシラン、メル
カプトシラン、クロロシラン、アルコキシシラン等が挙
げられる。上記シランカップリング剤と金属アルコキシ
ドとの配合割合は重量比で、シランカップリング剤/金
属アルコキシド= 1 /99〜70/30が好ましい
。このようにして形成される中間N4の膜厚は0.01
〜1.0μmが好ましい。中間塗布液に用いられる溶剤
としては、上記した電荷発生塗布液に用いたものを使用
することができる。
このように電荷発生層3の表面に中間層4を形成するこ
とにより、電荷発生層3を溶剤から保護することができ
表面保護N5の溶剤によって塗工むらを生じることを防
止し、また電荷発生層3の結着樹脂であるポリビニルア
セタールが表面保護層5側へ拡散移行するのを防止して
表面保護層5の耐摩耗性が低下するのを防止することが
できる。
中間層4の膜厚が0.01μm未満の場合には、このよ
うな効果が小さく、膜厚が1.0μmを超える場合には
、感光体の繰り返し特性が低下する傾向にある。
また、シランカップリング剤を含む中間塗布液で中間層
4を形成することにより、シランカップリング剤が含ま
れていない中間層に比べて、中間N4の熱処理温度を低
くすることができる。この熱処理温度の低下程度は、シ
ランカップリング剤の種類及びその添加量によって異な
る。従って、例えば、電荷輸送物質が高温では結晶化ま
たは劣化し易い場合には、熱処理温度を低下することが
できるのでその結晶化を防止できる利点がある。
シランカップリング剤の金属アルコキシドに対する割合
が上記範囲より多すぎる場合には、表面保護層5の耐摩
耗性が低下する傾向にある。
中間層4の表面に形成される表面保護層5は、熱硬化性
シリコン樹脂を溶剤に溶解させた表面保護塗布液を中間
層4表面に塗布乾燥することにより形成することができ
る。熱硬化性シリコン樹脂は、ジアルコキシジアルキル
シラン、トリアルコキシアルキルシラン、テトラアルコ
キシシランのうちから選ばれた少なくとも一種以上を有
する樹脂の加水分解、縮合反応によって形成されるもの
が好ましく、高反応性で熱硬化し易く、しかも高い強度
を有する保護層が形成されるものである。
溶剤としては、イソブタノール、イソプロパツール等の
アルコール類や、メチルセロソルブアセテート、酢酸エ
チル、酢酸メチル等のエステル類等が好適に使用できる
。また、表面保護層5には、表面強度を高めるために他
の樹脂、コロイダルシリカのような充填剤が含有されて
も良く、また公知の各種添加剤が含有されても良い。
(実施例) 以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
実11t1 結着樹脂としてボリアリレート樹脂(U−100、ユニ
チカ製)10重量部(以下部とする)及び電荷輸送物質
としてジエチルアミノベンズアルデヒドジフェニルヒド
ラゾン10部をジクロルメタン100部にホモミキサー
で撹拌混合して電荷輸送塗布液を調製し、この塗布液を
アルミニウムドラムに塗布し、90°Cの温度で30分
間熱風乾燥することにより膜厚約20μmの電荷輸送層
を形成した。
次に、結着樹脂として、ポリビニルブチラール(デンカ
ブチラール15000−A 、電気化学工業株製、ビニ
ルアルコール成分20重量%)100部、電荷発生物質
としてジブロモアンサンスロン(TCT製)160部と
メタルフリーフタロシアニン(BASF製)40部、及
びn−ブタノール2000部をボールミルに仕込み、2
4時間撹拌混合して電荷発生塗布液を調製した。
この塗布液を上記電荷輸送層の表面に塗布し、110°
Cの温度で30分間熱風乾燥して硬化させることにより
膜厚約0.5 μmの電荷発生層を形成した。
次に、テトラブトキシジルコニウムZr (OBu) 
4(第−稀元素化学工業製)の0.5重量%n−ブタノ
ール溶液を電荷発生層の表面に塗布し、100’Cの温
度で1時間熱風乾燥して硬化させることにより膜厚約0
.2μmの中間層を形成した。
次いで、トスガード520(東芝シリコーン製、シリコ
ン系熱硬化性樹脂:イソブロバノール79重量%、固形
分21重量%)と、トスガード520の固形分の50重
量%の導電性付与剤(住友セメント■製、アンチモンド
ープ酸化スズ微粉末)をボールミルに仕込み、1505
0時間撹拌混て表面保護塗布液を調製した。この塗布液
を上記中間層の表面に塗布し、110°Cの温度で1時
間熱風乾燥して硬化させることにより膜厚約2.5μm
の表面保護層を形成した。
このようにして得られた電子写真窓光体の半減露光量、
表面電位、露光開始後0゜4秒後の電位をドラム感度試
験機を用いて評価した。また実際に複写機(DCIII
)を用いて500枚コピーし、その前後の表面電位変化
を測定した。光源はハロゲンランプを用い、露光時間は
60m5ec、露光強度は0.921で行った。また、
電子写真感光体の耐摩耗性を評価した。耐摩耗性試験は
住友スリーエム社製のインペリアルラッピングフィルム
(粒径12μmの酸化アルミニウム粉末が付着)を用い
て感光体表面を300回摩耗し、その感光体表面の摩耗
程度で評価した。その結果を表1に示す。
尖詣1 テトラブトキシジルコニウムZr(OBu)4(7)1
.0 重量%n−ブタノール溶液を用いて膜厚的0.5
μmの中間層を形成した他は、実施例1と同様にして電
子写真感光体を得た。
得られた電子写真感光体の感度特性と耐摩耗性を実施例
1と同様にして試験した。その結果を表1に示す。
尖上拠ユ テトラブトキシジルコニウムZr (OBu) 4の1
.0重量%イソプロパツール溶液を用いて膜厚的0.1
μmの中間層を形成した他は、実施例1と同様にして電
子写真感光体を得た。
得られた電子写真感光体の感度特性と耐摩耗性を実施例
1と同様にして試験した。その結果を表1に示す。
裏胤甜↓ テトライソプロポキシチタンTi (OiPr) 4(
日本曹達製)の1.0重世%イソプロパツール溶液を用
いて膜厚的0.3μmの中間層を形成した他は、実施例
1と同様にして電子写真感光体を得た。
得られた電子写真感光体の感度特性と耐摩耗性を実施例
1と同様にして試験した。その結果を表1に示す。
裏施叢i トリブトキシアルミニウムA l ((lBu) 3 
(関東化学製)の1.0重量%イソプロパツール溶液を
用いて膜厚的0.3μlの中間層を形成した他は、実施
例1と同様にして電子写真感光体を得た。
得られた電子写真感光体の感度特性と耐摩耗性を実施例
1と同様にして試験した。その結果を表1に示す。
実施■旦 電荷発生層に添加するポリビニルブチラールとしてデン
カブチラール13000−K(電気化学工業■製ビニル
アルコール成分12重量%)を用いて電荷発生層を形成
し、またテトライソプロポキシチタンTi (OiPr
) a (日本曹達製)の1.0重量%イソプロパツー
ル溶液を用いて膜厚的0.3 μmの中間層を形成した
他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を得た。
得られた電子写真感光体の感度特性と耐摩耗性を実施例
1と同様にして試験した。その結果を表1に示す。
尖施拠ユ テトラブトキシジルコニウムZr (OBu) 4とメ
チルトリメトキシシランとを重量比で1/1の割合で混
合し、このものの5重量%イソプロパツール溶液を用い
て膜厚的0.5 μmの中間層を形成した他は、実施例
1と同様にして電子写真感光体を得た。
得られた電子写真感光体の感度特性と耐摩耗性を実施例
1と同様にして試験した。その結果を表1に示す。
災旅叩エ テトラブトキシジルコニウムZr (OBu) 4 ト
) Uエトキシビニルシランとを重量比で2/1の割合
で混合し、このものの5重量%イソプロパツール溶液を
用いて膜厚的0.5μmの中間層を形成した他は、実施
例1と同様にして電子写真感光体を得た。
得られた電子写真感光体の感度特性と耐摩耗性を実施例
1と同様にして試験した。その結果を表1に示す。
裏施撚主 トリイソプロホキアルミニウムAI (OiPr) 3
とT〜グリシドキシプロビルトリメトキシシランとを重
量比で271の割合で混合し、このものの5重量%イソ
プロパツール溶液を用いて膜厚的0.2μmの中間層を
形成した他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を
得た。
得られた電子写真感光体の感度特性と耐摩耗性を実施例
1と同様にして試験した。その結果を表1に示す。
裏庭±貝 トリイソプロホキアルミニウムAI(OiPr)3とT
クロロプロピルメチルジメトキシシランとを重量比で2
/1の割合で混合し、このものの5重量%インプロパツ
ール溶液を用いて膜厚約0.4 μmの中間層を形成し
た他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を得た。
得られた電子写真感光体の感度特性と耐摩耗性を実施例
1と同様にして試験した。その結果を表1に示す。
災施貞旦 テトラブトキシチタンTi (OBu) 4とN−(β
−アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキ
シシランとを重量比で1/1の割合で混合し、このもの
の5重量%イソプロパツール溶液を用いて膜厚約0.5
βmの中間層を形成した他は、実施例1と同様にして電
子写真感光体を得た。
得られた電子写真感光体の感度特性と耐摩耗性を実施例
1と同様にして試験した。その結果を表1に示す。
北較阻土 中間層を形成せず電荷発生層の表面に表面保護層を形成
した他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を得た
得られた電子写真感光体の感度特性上耐摩耗性を実施例
1と同様にして試験した。その結果を表Iに示す。
表1−1 表1−2 (発明の効果) 上記のように本発明は、電荷発生層の結着樹脂としてポ
リビニルアセタールを使用しているので、電荷発生物質
の分散性及び感光液の分散安定性を向上することができ
、電子写真特性の優れた感光体を得ることができる。ま
た、電荷発生層と表面保護層との間に、上記金属アルコ
キシドを含有する中間塗布液を塗工して形成される中間
層が設けられているので、表面保護層形成時に溶剤によ
って塗工むらを生じるのを防止し、また電荷発生層のポ
リビニルアセタールが表面保護層側へ拡散移行するのを
防止して耐摩耗性及び感度に優れた感光体を得ることが
できる。
特に、ビニルアルコール成分が13重量%以下であるポ
リビニルアセタールを用いると、電荷発生層の水酸基を
一層少なくすることができて感光体の耐摩耗性及び感度
を向上することができる。
4、゛のr・−な1′日 第1図は本発明一実施例の電子写真感光体の断面図であ
る。
1・・・導電性支持体、2・・・電荷輸送層、3・・・
電荷発生層、4・・・中間層、5・・・表面保giN。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電荷輸送層、電荷発生層及び表面保護層を有する電
    子写真感光体であって、該電荷発生層が、電荷発生物質
    とポリビニルアセタールとを含有する電荷発生塗布液を
    電荷輸送層に塗工して形成され、電荷発生層と表面保護
    層との間に、次式(1)で表される金属アルコキシドを
    含有する中間塗布液を塗工して形成される中間層が設け
    られている電子写真感光体。 M(OR)_n・・・(1) (式中、Mは金属元素、Rは炭素数1〜6のアルキル基
    、nは整数を示す。) 2、電荷輸送挿入、電荷発生層及び表面保護層を有する
    電子写真感光体であって、該電荷発生層が、電荷発生物
    質とビニルアルコール成分の割合が13重量%以下であ
    るポリビニルアセタールとを含有する電荷発生塗布液を
    電荷輸送層に塗工して形成され、電荷発生層と表面保護
    層との間に、次式(1)で表される金属アルコキシドを
    含有する中間塗布液を塗工して形成される中間層が設け
    られている電子写真感光体。 M(OR)_n・・・(1) (式中、Mは金属元素、Rは炭素数1〜6のアルキル基
    、nは整数を示す。)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100400024B1 (ko) * 2002-02-19 2003-09-29 삼성전자주식회사 습식 칼라 화상형성 장치의 플로우 패턴 형성 방지를 위한방법 및 그 장치

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