JPH02140340A - 開閉式屋根 - Google Patents

開閉式屋根

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JPH02140340A
JPH02140340A JP29536488A JP29536488A JPH02140340A JP H02140340 A JPH02140340 A JP H02140340A JP 29536488 A JP29536488 A JP 29536488A JP 29536488 A JP29536488 A JP 29536488A JP H02140340 A JPH02140340 A JP H02140340A
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roof
opening
spherical
spherical body
openings
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は開閉式屋根に係わり、特に、全体として球面の
一部を形成する如く構成された開閉式屋根に関するもの
である。
〔従来の技術〕
開閉式屋根は、屋外の解放感や陽光、新鮮な空気等を得
られ、かつ雨天による弊害をも排除できるといった相反
する要求を満たすことが可能で、既に様々な構成のもの
が提供、あるいは提案されている。
例えば、屋根を、目的とする屋根架設対象地から単純に
横移動させることにより屋根架設対象地より撤去するも
の、または、第10図に示す如く、屋根を、固定屋根部
lと移動屋根部2とに構成し、移動屋根部2を固定屋根
部1上(内)に引き込むことにより屋根架設対象地Δの
上方の一部を解放するもの、あるいは、屋根を平板状に
して折り畳み式に構成し、それを折り畳んだり展張した
りすることにより架設対象地の上方の解放・閉鎖を行う
ものなどがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来の開閉式屋根にあっては、上述した
ような所期の目的は確かに達成するものの、それぞれ次
のような欠点も有するものであった。
すなわち、屋根を単純に平行移動させることにより架設
対象地より撤去するものでは、撤去すべき屋根のための
逃がし部分が必要となるために、貴重なスペースが犠牲
となる他、特に大スパンのものとなった場合には両Ok
j軌道間隔が大きくなるため、両端部の移動速度を精確
に同調させる必要がある。また第1O図のものでは、移
動屋根部2を固定屋根部1上(内)に引き込むため逃が
しスペースは不要となるが、固定屋根部Iが移動屋根部
2を支持する形態となるため、固定屋根部1を構造的に
強化する必要があるばかりでなく、移動屋根部2も片持
ち形態となるので構造強化が必要となり、コスト高とな
る。また、折り畳み式のものにあっては、退去スペース
は不要とすることができるが、収納部などを新たに設け
る必要がある上に作動機構が?す雑となり、また形態も
構造上、板状のグランドなものに限られ、建造物全体と
して見た時の意匠性に欠ける、などといったことである
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る開閉式屋根は、開状態において全体として
半径がほぼ屋根4分だけ異なる少なくとも2つの椀型の
球面体を同心的に重ねて伏せた如きドーム・形をなすも
ので、前記各球面体にそれら各球面体の一部を削除した
ときに得られる円形の開口部をそれぞれ水平面にり;l
 L傾f1させて形成し、さらに、各球面体を前記それ
ぞれの開口部が互いに傾斜方向を異にして共通開口部を
形成する如く配するとともに、前記各開口部に、各球面
体と連続する球面状で前記各開口部の一部を覆う切片を
前記各開口部を軌道として回動自在に設け、前記切片を
それぞれ前記軌道に沿って移動させることにより前記共
通開口部を塞ぐように構成したものである。
〔作用〕
各切片をそれぞれの軌道に沿って回動させ、共JIT!
開口部分に位置させることで、共通間口部はそれら複数
の切片により完全に閉塞されて開状態となる。
各切片は、それぞれ各球面体と同じ球面状に構成されて
いるため、上記閉状fgにあって、屋根は全体として球
体の一部をなすドーム形を呈するものとなる。また、各
球面体に設けられたそれぞれの切片は、移動するにあた
り互いに干渉されることがないので回1耘方向を自由に
設定することができ、開閉パターンにバリエーションを
付与することも可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図ないし第5図は本発明の第1実施例で、本発明を
野球場等のスタジアムに適用した例を示すものである。
第1図において全体として符号3で示すものがスタジア
ムである。このスタジアム3は、はぼ円形のグランド4
と、グランド4の周囲に設けられた観客席5と、これら
グランド4および観客席5の全体を覆う開閉式屋根6と
からなっている。ちなみに、符号12は出入口、13は
該スタジアム3の周囲に構成された公園を示している。
第1図は開閉式屋根6の開状態を示しているもので、こ
の屋根6は全体として、半径がほぼ屋根4分だけ異なる
2つの椀型の球面体7 a、 7 bを同心的に重ねて
伏せた如きドーム形をなしている。
前記各球面体7 a、 7 bには、それらの一部を削
除したときに得られる円形の開口部8 a、 8 bが
それぞれ水平面に対し傾斜して形成されている。つまり
、球体を地面と平行して水平に削除した状態ではなく、
斜めに勾配を付けて切った状態となっているわけである
第3図および第4図は、前記球面体7 a、 7 bを
より分かり易く概念的に図示したものである。すなわち
、一方の球面体7aは第3図の如くちょうど中空の球体
S1を平面F(tut面に相当)で切ることによってで
きた部分をさらに平面F′によって削除されることによ
り開口部8aを形成したもの、他方の球面体7bは、第
4図に示す如く同じく中空の球体St(半径が球体S、
よりもほぼ屋根厚Q分だけ小さい)を平面Fで切ること
によってできた部分をさらに平面F′によって削除され
ることによって開口部8bを形成したものと考えること
ができる。
そして両法面体7 a、 7 bは、上記の如き斜めに
形成されたそれぞれの開口部8 a、 8 bが互いに
傾斜方向が反対に重なるように配されている。これによ
り前記グランド4の上方には、一方の開口部8aと他方
の開口部8bとによる共通開口部8が形成されている。
また、双方の開口部8 a、 8 bの開口端縁には、
それぞれレール式の軌道9 a、 9 bが形成されて
いる。さらに、前記両開口部8 a、 8 bにはそれ
ぞれ、前記軌道9 a、 9 bに沿って移動可能とさ
れた切片10a、IObが設けられている。これら切片
10a、lQbは共に、前記球面体7a 7bと連続す
る球面状に形成されることで、それぞれ間口部8g。
8bの一部を覆うものとなっている。詳しくは、それぞ
れの切片1.Oa、10bが、第2図または第5図に示
すように前記・I’A道9 a、 9 bの最も高い位
置にある状態において、それら切片10a、10bの下
部両端が双方の軌道9 a、 9 bが交差状態に出会
う点p(第1図)よりも少なくとも低レベル側に突出す
る大きさに設定されたものとなっている。
またその状態において、切片10a、10bの前Q;’
、j10a’ 、 l Qb’  は、第2図に示され
るように互いが若干ラップする如く設定されている。
切片10a、10bの下端部には、前記軌道9a。
91)に摺動可能かつ脱落不能に係合する車輪を主体と
した駆動装置(図示せず)が構成されており、この駆動
装置の作動によって切片10a、IObはそれぞれ軌道
9 a、 9 b上を自由に回動できるものどなってい
る。またこの駆動装置としては、」1記車輪式のものの
曲、移動をよりスムーズにするため、空気浮」1式のも
のや磁気浮上式のものとすることも可能である。
次に、上記の如く構成された開閉式屋根6の作用につい
て説明する。
第1図は該開閉式屋根6の開状態を示したもので、この
状態では、2つの球面体7 a、 7 bの各開口部8
 a、 8 bが斜めに交差して形成された共通開口部
8が開口し、グランド4の上部および一部の観客席5の
上部が解放される。
該屋根6をこのような状態とするには、双方の切片]O
a、Jobを、それぞれ各球面体7 a、 7 bの開
口部8 a、 8 bにおける最も低いところに位置さ
せておく。両法面体7 a、 7 bは、半径がほぼ屋
根厚σ分だけ異なる同心の球体を構成するものであるか
ら、この状態において、一方の切片10aは球面体7b
の外側に被るように、また他方の切片10bはもう一方
の球面体7aの内側に入り込むようになる。
一方、該屋根6を開状態とするには、双方の切片10a
、10bを、第2図に示すようにそれぞれ各球面体7 
a、 7 bの開口部8 a、 8 bにおける最も高
いところに位置させる。切片10a、10bは駆動装置
を作動させることにより前記vL道9 a、 9 bす
なわち開口部8 a、 8 bの端縁に沿って摺動移動
することができる。ここにおいて、切片10a、10b
はそれぞれ球面体7 a、 7 bと連続する1、R面
を構J戊するものであるが、このことは切片10a、1
01]か前記・1リシ道8 a、 8 b上のどの位置
にある場合でも成り立つことであるから、上記状態にお
いて、切片10aと切片10bとは互いにス・1回し、
ドーム形を形成した状態で共通開口部8を塞くものとな
る。この際、両切片10a、lObの下部両端か前記交
点pより低レベル側に突出する大きさに設定されている
から、小さい方の切片10bの前縁1011’ が大き
い方の切片10a’ の前縁内に入り込んで重なり部が
生じ、これによって由仕litか確保される。この状態
では、屋根6全体が椀型の一つのドーム形となり、グラ
ンド4および観客席5は完全にその周囲および上部が囲
繞されたものとなる。
このとき、切片10a、lObはそれぞれ独立した円・
l’A道9 a、 9 bに沿って移動し、かつ双方の
切片10a、fobは互いに干渉されないものであるた
め、それぞれ独立した動作をさせることが可能である。
これにより例えば、開状態から開状態にする際、両切片
10a、10bを同一回転方向に移動させれば、向き合
った状態で重合していた両切片10a、10bの接合部
は回転しながら平行に離れてゆき、これをスタジアム3
内の観客からみれば、ちょうど中央部に開口して線状に
現れた空の部分が次第に回転しながら平行に広がって行
くように見えることとなる。また、両切片10 a、 
l Obを対向方向に移動させた時には、開口した空の
部分が次第に扇形に広がってゆく如く望めるようなもの
となるわけである。
上記の如く構成された開閉式屋根6では、晴天時等には
屋根を解放して太陽光や自然の風を享受し、また雨天時
には屋根を閉塞して支11iなくプレー等を楽しむこと
ができる。また、屋根全体が球面に構成され、特に移動
部である切片10a、10bを支持する球面体7 a、
 7 bが球面状に構成されているため、屋根の解放・
閉塞状態、あるいは移動状態にあって優れた耐力を発揮
するものとなる。
また、切片10a、10bは円形の+)1道9 a、 
91)に沿って移動するため極めてスムーズな動きをす
ることができるばかりでなく、各切片10a、lobを
左右両方向に自在に回転させ、開閉方法の/< リエー
ンヨンを得ることができるものとなる。さらに切片10
a、lobは、開状態時には°相手の球面体に同心的に
重なる位置に退去するため、別途退去スペースを必要と
せず、貴重なスペース(土地等)を犠牲にすることがな
い。また、このように球体の一部を構成する形状に形成
された屋根はいわゆる天井を形成する屋根部と周囲を囲
繞する側壁部との区別がなく、しかもその区別されない
屋根の一部が斜めに交差する如く移動するために意匠的
にも極めて斬新であるばかりでなく、その中央部を頂点
として全体的に天井が高くなり、特に野球場や総合運動
場等、大空間を要するスタジアムにも好適なものとなる
。また、構成的には単純ながらも、各切片10a、fo
bは、それぞれ互いに相手の・19を道9 a、 91
1を交差するり(1く一見tυ?1tな移動するもので
あるため、見る者に全く予期しない機能性を予感せるこ
とができるといった効果もある。
なお、実施例では、前記2つの球面体7 a、 7 b
が実際に重ねられたような構造のものとして説明したが
、重畳部分の構造的無駄を省くため、例えば、小径なる
球面体7bについては大径なる球面体7aの開口部8a
より突出する上方部分のみを構築し、大径なる球面体7
aと重畳する部分は、切片tabを支持するための軌道
9bのみを球面体7aの内側に形成するような構成とし
てもよい。
次に、第6図ないし第9図は本発明の第2実施例を示し
たもので、上記第1実施例と同じ構成要素には同一符号
を付してその説明を簡略化する。
第6図は本実施例に係る開閉式屋根11の開状p3を示
しているもので、この屋根11は全体として、半径がほ
ぼ屋根4分だけ異なる3つの椀型の球面体7 a、 7
 b、 7 cを同心的に重ねて伏せた如きドーム形を
なしており、各球面体7 a、 7 b、 7 cには
、それらの一部を削除したときに得られる円形の開口部
8 a、 8 b、 8 cがそれぞれ形成されている
該開口部8 a、 8 b、 8 cについては、前実
施例のものが、球面体7をその球面体7を構成する球体
の直径方向と直行する平面で切ったときにできる形態の
ものであったのに対し、本実施例のものは、ちょうど円
形にくり貫いた如き形態のものとなっている。また、第
8図に平面的かつ概略的に示すように、それぞれの開口
部8a、8b、8cは球面体7a、7b、7cの天頂部
ではなく、天頂部から大きくオフセットされた位置に形
成され、かつそれらオフセット位置は互いに120°ず
つずれたものとなり、天頂部にはそれら3つの開口部8
 a、 8 b8cによる共通開口部8が形成されたも
のとなっている。第6図で符号12は、本スタジアム3
への出入口で、該屋根11の下端部に120°間隔で各
開口部8 a、 8 b、 8 cとは干渉しない3箇
所に形成されているものである。
各開口部8 a、 8 b、 8 cの開口端縁には、
それぞれレール式の軌道9 a、 9 b、 9 cが
形成されており、さらに、開口部8 a、 8 b、 
8 cにはそれぞれ、前記軌道9 a、 9 b、 9
 cに沿って移動可能とされた切片10a、 10b、
 l Ocが設けられている。これら切片10a、 1
0b、 10cは共に、球面体7 a、 7 b、 7
Cと連続する球面状に形成されることでそれぞれ間口部
8 a、 8 b、 8 cの一部を覆うように構成さ
れたもので、本実施例のものでは三日月形あるいは半月
形をしている。切片10a、 l Ob、 10cの円
周部には、前記軌道9 a、 9 b、 9 cに摺動
可能かつ脱落不能に係合する車輪を主体とした駆動装置
(図示せず)が構成されており、これによって切片10
a、 I Ob、 l Ocはそれぞれ軌道9 a、 
9 b、 9 cに沿って各開口部8 a、 8 b、
 8 c内を自由に回動できるものとなっている。この
場合においても駆動装置を車輪式の池、空気浮上式や磁
気浮上式として構成することも可能である。
次に、上記の如く構成された開閉式屋根11の作用につ
いて説明する。
第6図は該屋根11の開状態を示したもので、この状態
では、3つの球面体7 a、 7 b、 7 cの各間
口部8 a、 8 b、 8 cが天頂部で宙なった共
通開口部8が開口し、グランド4の上部が解放される。
該屋根11をこのような状態とするには、3 fil所
の切片10a、 101)、 ] Ocを、それぞれ各
球面体7 a、 7 b、 7 cの間口部8 a、 
8 b、 8 cにおける最も低いところに位置・させ
ておけばよい。
一方、該屋根を開状態とするには、全ての切片10a、
 l Ob、 10cを、第8図に示すようにそれぞれ
各球面体7 a、 7 b、 7 cの間口部8 a、
 8 b、 8 cにおける最も高い位置に移動させる
。これにより、第7図に示すように共通開口部8が塞が
れるものとなる。この実施例のものでも切片10a、1
0b10cは円形の軌道9 a、 9 b、 9 cに
沿って回動するのであるから、左右どちらの方向にも移
動させることができる。
共通開口部8は、この第8図に示されるように、3つの
切片10a、 I Ob、 l Ocが全て最上部に位
置した状態で初めて完全に閉塞され、その一部は、隣り
合う2枚の切片どうしが重畳された状態となる。第9図
は該開閉式屋根11の開閉作用、すなわら切片10a、
 l Ob、 10cの移動状態を模式的に示したもの
である。
この屋根11の開状態では、前実施例のものと同様、屋
IR全体が椀型の一つのドーム形となり、グランド4お
よび観客席5は完全にその上部および周囲が完全に囲繞
されたものとなる。
該屋根11を閉状jf4から開状態とするには、切片1
0a、 I Ob、 I Ocを左右どちらかに回転さ
せることにより開口部3 a、 8b、 3 cの最下
部に位置させればよい。このとき、第9図の矢印の如く
3つの切片10a、 ] Ob、 10cを全て同一方
向に回転させた場合は、いわゆるカメラのレンズシャッ
ターのような動作となり、天頂部に現れた開口が次第に
拡大していく如くなる。
本実施例の開閉式屋根11においても、上記第1実施例
のものと同じ効果を得ることができるが、共通開口部の
閉塞を担う切片の数が増すことで各切片が小形化され、
これによって各切片の軽量化が実現される。そして、移
動部分としてのこれら切片が軽lfi化されることで、
軌道および駆動装置等の簡略化を図れる、といった効果
がある。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明の開閉式屋根によれば、晴
天11′/等には屋根を解放して太陽光や自然の風を享
受し、また雨天時には屋根を閉塞して支1((ト)なく
プレー等を楽しむことができるようになるものはフ!1
(論、屋打シ全体が球面に構成されているため、屋根の
解放・閉塞状態あるいは移動中の全ての状を魚にあって
優れた耐力を発揮するものとなる。
まfコ、切片が円形の軌道に沿って移動するため極めて
スムーズな動きをすることができるばかりでなく、切片
は開状態時には他の球面体と同心的に重なる位置に退去
するため別途退去スペースを必要とせず1!i重な敷地
面積等を犠牲にすることがない。さらに各軌道がそれぞ
れ独立しているために切片どうしは干渉し合わず、軌道
上を左右双方に自由に移動させて開閉パターンを変化さ
せることも可能となる。また、天井を形成する屋根部と
周囲を囲繞する側壁部との区別がなく、しかもその区別
されない屋根の一部が傾ff14 Lだ円・FA道に沿
って移動するために意匠的にも極めて斬新であるばかり
でなく、その中央部を頂点として全体的に天井が高くな
り、特にII球場や総合運動場等の如き大空間スタジア
ムやイベント会場にも好適なものとなる。加えて、構成
的にはq1純ながらも各切片が互いに交差する如く一見
複雑な移動をするものであるため、見る者に、全く予期
しない機能性を予感させることもできる等、種々の優れ
た効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の第1実施例を説明するも
ので、第1図は本実施例による開閉式屋根が適用された
スタジアムを屋根が解放された状態で示す全体斜視図、
第2図は同じく屋根が閉状態にあるスタジアムの全体斜
視図、第3図および第4図はそれぞれ各球面体および切
片の構造を模式的に示す♀1視図、第5図は本実施例に
係る開閉式屋根の作用を示す概略立面用、第6図ないし
第9図は本発明の第2実施例を説明するもので、第6図
は本実施例による開閉式屋根が適用されたスタジアムを
屋根が解放された状態で示す全体斜視図、第7図は同じ
く屋根が閉状態にあるスタジアムの全体斜視図、第8図
は本実施例に係る開閉式屋根を模式的に示す全体平面図
、第9図は本実施例に係る開閉式屋根の作用を示す斜視
概略図、第10図は従来の開閉式屋根の一例を示す側面
図である。 6・・・・・・開閉式屋根(第1実施例)、7 a、 
7 b、 7 c・・・・・球面体、 8・・・・共通
開口部、8a、8b、8c・・・・・・間口部、9 a
、 9 b、°9 c −−軌道、10a、 10b、
 10c −・=切片、11  ・・・開閉式屋根(第
2実施例)、Q・・・・・屋根厚。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 閉状態において全体として半径がほぼ屋根厚分だけ異な
    る少なくとも2つの椀型の球面体を同心的に重ねて伏せ
    た如きドーム形をなし、前記各球面体にはそれら各球面
    体の一部を削除したときに得られる円形の開口部がそれ
    ぞれ水平面に対し傾斜して形成され、さらに、各球面体
    は前記それぞれの開口部が互いに傾斜方向を異にして共
    通開口部が形成される如く配されるとともに、前記各開
    口部には各球面体と連続する球面状に形成されて開口部
    の一部を覆う切片が前記各開口部を軌道として回動自在
    に設けられ、前記切片をそれぞれ前記軌道に沿って移動
    させることにより前記共通開口部がに塞がれるように構
    成されていることを特長とする開閉式屋根。
JP29536488A 1988-11-19 1988-11-22 開閉式屋根 Expired - Lifetime JPH0833043B2 (ja)

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JP29536488A JPH0833043B2 (ja) 1988-11-22 1988-11-22 開閉式屋根
DE3938513A DE3938513A1 (de) 1988-11-22 1989-11-20 Bewegliches dach und gebaeude mit einem solchen dach
US07/439,302 US4942698A (en) 1988-11-22 1989-11-21 Openable roof and structure therewith
CA002003641A CA2003641A1 (en) 1988-11-19 1989-11-22 Openable roof and structure therewith
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US5375472A (en) * 1992-05-15 1994-12-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Pressure sensor having multiple O-ring sealants provided in series and a fuel tank provided therewith
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US7331238B2 (en) 2005-10-19 2008-02-19 Denso Corporation Pressure detection device

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JPH0833043B2 (ja) 1996-03-29

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