JPH02136442A - システムトイレ - Google Patents

システムトイレ

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JPH02136442A
JPH02136442A JP28753988A JP28753988A JPH02136442A JP H02136442 A JPH02136442 A JP H02136442A JP 28753988 A JP28753988 A JP 28753988A JP 28753988 A JP28753988 A JP 28753988A JP H02136442 A JPH02136442 A JP H02136442A
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JP
Japan
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unit
toilet
space
piping
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP28753988A
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English (en)
Inventor
Takashi Watanabe
孝 渡邊
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NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK
Original Assignee
NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK
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Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明はユニット構成のシステムトイレに関するもの
である。
【従来の技術】
従来の一般的なトイレは、建物の建築工程に伴って施工
され、天井、壁、床などの内装のほかに給排水、換気、
電気などの設備分野における該施工に際しての作業の流
れとしては、〔作図〕→〔スリーブ・インサート人〕→
〔墨出・折り〕→〔床下配管〕→〔墨出・斬り〕→〔床
上配管〕→〔テスト〕→〔保温〕→〔器具付〕→〔通水
調整〕→〔検査・引渡〕の工程を経ている。 そして、上記工程の監督業務として、上記〔作図〕では
、スリーブ・インサート図2便所配管詳詳細図、タイル
割付図、各種取合打合せ等を行い、上記〔スリーブ・イ
ンサート人〕では、便器据付用、配管用などのスリーブ
およびインサートなどの墨出・立会・作業の打合せ等を
行い、次の〔墨出・折り〕では、寸法線の墨出・立会お
よび前段階の作業のやり直しのための折り・材料手配、
検収1作業灯合せ等を行い、上記〔床下配管〕では工程
・品質・安全等の管理を行い、次の〔墨出・研り〕では
タイル割付等の墨出・立会および配管用壁への配管埋込
等を行うための折り・材料手配。 検収9作業灯合せ等を行い、また〔床上配管〕では工程
・品質・安全の管理、〔テスト〕では立会、〔保温〕で
は作業の打合せや各種管理、〔器具付〕では材料手配・
検収・作業打合せ・各種管理等を行い、〔通水調整〕お
よび〔検査・引渡〕では立会を行っている。 このように上記工程によるトイレの施工は、天井、壁、
床などのほかに給排水、換気、電気などの設備からなる
多業種による時期側、部位別現場施工となり、それぞれ
の専門職によって行われている。即ち、便所内に多種の
作業員が入り、且つ相互の関連施工も多くなるため、工
程的に最も厳しい施工の一つとなっている。
【発明が解決しようとする課題】
従来のトイレは、その施工にあたって多業種のわたる多
くの専門職を動員しなければならず、しかも高度な専門
技術を要すると共に、施工が煩雑であり、これに伴って
各工程および品質等の各種管理が困難となり、特に、上
記設備分野においては施工時期が躯体打設前・打設時・
天井や壁、床等の仕上げ前・仕上げ後というように建物
皿工事に合せて先行作業・同時作業・後行作業を行わな
ければならないなど、多くの問題点があった。 そのほか、上記従来のトイレでは、レイアウトが制約さ
れ、且つ、給排水設備では床面に取付けられる和風大便
器のような器具据付用開口や床下配管のためのスリーブ
・インサート工事が必要であり、また、便器やその系統
配管等の更新に際しては、配管経路の内装壁等を取り壊
さなければならないなど、更新の対応に困難を来し、更
には、排水系統の配管を勾配配管としているため大きな
配管スペースを必要とし、且つ上記の勾配配管で凍原を
自然流下により排水するため、その排水系配管として大
径管を使用しなければならず、経済的にも相当の費用が
嵩むなどの問題点があった。 この発明は上記のような問題点を一挙に解消するために
なされたもので、高度な専門技術を必要とせずに施工の
均質化が図れ、施工も簡単で内装および設備工事の省力
化および省人化が図れると共に、工程9品質等の各種管
理も容易で管理業務の合理化、作図や各種打合せの筒略
化による現場業務の効率化も図れ、維持管理も容易で且
つ更新にも容易に対応でき、レイアウトも自由で内装の
ユニット化が図れ、省スペース化が図れ、経済的効果も
大きなシステムトイレを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明に係るシステムトイレは、内装兼用パネル材か
ら成るトイレ空間を構成するトイレユニットボックス内
に便所器具を据付け、この便所器具の排水経路には該便
所器具からの排水に含まれた屎尿等を機械的に粉砕して
圧送する屎尿粉砕圧送装置を設けると共に、上記トイレ
ユニットボックス内のコーナー部にユニットコーナーシ
ャフトを設け、このユニットコーナーシャフト内には、
給排水系のユニット配管と、照明・コンセント及び配線
等から成る電気ユニットと、換気扇・換気ダクトあるい
はこれを規模に応じて組合せから成る換気ユニットのそ
れぞれを収納して全体をユニット構成としたものである
。 また、この発明では、上記トイレユニットボックス内に
、上記便所空間とは別室の洗面所空間および小便所空間
を仕切り構成し、この洗面所空間および小便所空間内に
は少なくとも洗面器具ユニット、小便器具ユニット、更
にはケースウェイを組合せることにより、−層効果的と
なる。 更に、この発明では、上記トイレユニットボックス内に
、上記洗面所空間および小便所空間のほかに、主パイプ
シャフト付の掃除流し空間を仕切り構成することにより
、更に一層効果的となる。
【作 用】
この発明のシステムトイレは、内装兼用パネル材および
便所器具とその系統の給排水系のユニット配管および電
気ユニット並びに換気ユニットと、凍原粉砕圧送装置の
それぞれが集約装備されたユニット構成となっているこ
とにより、躯体空間(コンクリートの床、壁、天井等で
囲まれた空間)を構成する躯体渡しで容易に施工できる
。しかも、便所器具からの排水に含まれた床束等が上記
凍原粉砕圧送装置で機械的に粉砕されて圧送排水される
ことにより、その排水系配管を勾配配管とする必要がな
く、このため、高度な配管技術を必要とせずに容易に配
管できると共に、給排水系配管を細径化でき、それを鞘
管と組合せることにより、更新への対応が可能となり、
更新時に内装等の取り壊しを殆ど行う必要がなく、トイ
レ据付位置も自由にレイアウトでき、上述のように勾配
配管を必要としないことにより、配管スペースも殆ど不
要で、給排水系に可撓性管材を使用でき、段取りも少な
く且つ少人数で配管施工が行え、この配管施工を含むト
イレ全体の施工作業を建築物の仕上げ時期に集約して行
うことができる。 更に、この発明のシステムトイレでは、便所空間形成個
所にパイプシャフトが用意されていない場合には、上記
トイレユニットボックス内において、上記洗面所空間お
よび小便所空間とは別の主パイプシャフト付掃除流し空
間を組合せ構成することにより、その主パイプシャフト
内に給排水系の立管ユニット、排気系の立管ユニット並
びに照明・コンセント用等の配線を収納することができ
る。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は女子用便所ユニットボックスの斜視図、第2図は第
1図の器具配置を逆にした平面図、第3図は第2図の■
−■線矢視図であり、図において、IAは女子用のトイ
レユニットボックス(以下、女子用ユニットボックスと
いう)で、タイル・フラッシュ・鋼板等による内装兼用
の自立式パネル材から構成されている。 この実施例の女子用ユニットボックスIA内には、用便
ブース(便所空間)2と洗面ブース(洗面所空間)3と
が仕切り形成されている。 かかる女子用ユニットボックスIAにおける用便ブース
2のコーナー部にはユニットコーナーシャフト(以下、
コーナーシャフトという)4o。 41が設けられている。 これらのコーナーシャフト40.41はそれぞれコンポ
ーネントされているもので、一方のコーナーシャフト4
0内は収納ユニッ)40Aと配線スペース40Bとに仕
切り形成され、他方のコーナーシャフト41内は排気ダ
クト41Aと配管スペース41Bとに仕切り形成されて
いる。 上記収納ユニッ)40Aには、第3図に示すように、操
作盤42と照明ユニット44およびコンセント等から成
る電気ユニットと、携帯品等の収納ボックス43とが設
けられている。ここで、上記操作盤42は、上記照明ユ
ニット44や換気扇および後述する凍原粉砕圧送装置9
等の電気系統を操作するためのスイッチ盤である。 配線スペース40Bには、上記電気系統の電気配線45
が挿通収納されている。 排気ダクト41Aには吸気ギヤラリ46が設けられ、配
管スペース41Bには給水系および排水系の配管が挿通
収納される。 また、上記女子用ユニットボックスIAの上部にはケー
スウェイ5が配置されており、このケースウェイ5につ
いての詳細は後述する。 そして、上記用便ブース2内には、水洗用の給水タンク
6を備えた便器(便所器具)7(図示例では様式便器)
が据付けられ、且つ、上記洗面ブース3には洗面器具8
が据付けられている。 上記便器7の給水タンク6および洗面器具8の蛇口8a
(共に第1図参照)には、第2図および第3図に示すよ
うに、給水枝管12aが接続配管されている。 また、上記便器7の排水経路および洗面器具8の排水管
13は凍原粉砕圧送装置9の入口に接続されている。 この凍原粉砕圧送装置9は、上記便所器具7からの排水
中に含まれた屎尿等を自動機械的に粉砕して圧送排水す
る機能を有し、その具体的構成は実願昭61−9965
7号明細書に記載されている。 かかる凍原粉砕圧送装置9の吐出口には圧送管90が接
続されている。 ここで、上記給水枝管12aは、第3図および第5図に
示すように電磁弁Svを有し、且つ自在ヘッダ(自在管
継手)Jlを介して給水管12に接続されている。 そして、上記給水管12は上記圧送管90と共に上記コ
ーナーシャフト41の配管スペース41Bに挿通収納さ
れている。 以上は女子用便所ユニットの図示例の場合である。 第6図および第7図には男子用便所ユニットボックスの
実施例を示す。 この実施例の男子用ユニットボックスIBも女子用ユニ
ットボックスIAの場合と同じ内装兼用のパネル材で構
成され、その男子用ユニットボックスIB内は、用便ブ
ース(便所空間)2Aと洗面ブース(洗面所空間)3お
よび小便ブース2A(便所空間)とに仕切り形成されて
いる。 上記用便ブース2A内には洋風水洗式の大便器(便所器
具)7Aが、洗面ブース3には洗面器具8が、小便ブー
ス2Aには小便器(便所器具)7Bがそれぞれ設置され
ている。 そして、上記大便器7Aおよび洗面器具8ならびに小便
器7Bには、給水枝管12aが接続され、且つそれぞれ
の排水管13は凍原粉砕圧送装置9の人口に接続されて
いる。その他は女子用便所ユニットの場合と同じである
。 以上のように構成された女子用ユニットボックスIAと
男子用ユニットボックスlBが第8図および第9図に示
すように組合せ連立することにより、トイレ空間が構成
される。 このシステムトイレにおいては、第8図に示すように各
ユニット共用のパイプシャフトPSが設けられる。 このパイプシャフトPSには、第10図および第11図
に示すように、排気ダクト14と排水系二層管15およ
び給水管12のそれぞれが挿通収納されている。 上記給水管12には、開閉バルブv1および自在ヘッダ
J2を介して各ユニット系統の給水枝管12aが接続さ
れている。 また、上記排水系二層管15は、排水経路を形成する内
管15aと、この内管15aとの間で通気経路を形成す
る外管15bとを有し、これらの内管15aおよび外管
15bにおける上流側と下流側を点検口付のヘッダ継手
(二層管継手)15cで連結した構成となっている。そ
して、上記内管15a内にユニット系圧送管90等が接
続されている。 かかる二層管15の具体的構成は、特願昭61−269
946号の明細書に記載されている。 以上は、システムトイレに男子用女子用共用のパイプシ
ャフトPSが用意されている場合であるが、このパイプ
シャツ)PSは用意されていない場合もある。 この場合には、第17図に示す掃除流し用ユニットボッ
クス18を使用する。 この掃除流し用ユニットボックス18は掃除流しブース
(掃除流し空間)18Aを形成しており、この掃除流し
ブース18Aの背面側には主パイプシャフトPSが一体
形成されている。 また、上記掃除流しブース18Aには、清掃用モツプ等
を洗浄するための掃除流し器具18Cが据付けられてい
る。 そして、上記掃除流し用ユニットボックス18の主パイ
プシャフトPSには、第10図および第11図に示すご
とく、排気系の立管ダクトユニット(排気ダクト14)
と給排水系の立管ユニット(給水管12.排水系二層管
15)、および照明・コンセント系統の電気配線45が
収納される。 このようにして、上記掃除流し用ユニットボックス18
には、自らの給排水系ユニット配管は元より、男子用ユ
ニットボックスIBおよび女子用ユニットボックスIA
の各給排水系ユニット配管。 排気ダクト、各ユニットボックス系統の電気配線のそれ
ぞれが集約収納される。尚、第11図中の符号Bは上記
各ユニットボックス系統の電気配線45を集約接続する
ための幹線ボックスである。 従って、上記掃除流しブース18Aを上記女子用ユニッ
トボックスIAおよび男子用ユニットボックスIBの何
れかに連立すれば、上述のごとくシステムトイレ自体に
パイプシャフトPSが準備されていなくともよく、また
、逆にシステムトイレ自体にはパイプシャフトPSを設
けな(でもよい。尚、上記主パイプシャフトPSは、そ
の他の用途のユニットボックス、例えば物入れボックス
等にユニット化してもよく、この場合、その物入れユニ
ットボックスを上記女子用ユニットボックスIAおよび
男子用ユニットボックスIBの何れにも連立実施でき、
同様の作用効果を奏する。 以上において、上記排気ダクト14はケースウェイ5に
一体形成された各ユニットボックスからの排気ダクトが
接続している。 ここで、上記ケースウェイ5は、第12図および第14
図〜第16図にも示すように、建物の天井100に敷設
されるもので、ダクト51と配線スペース52および配
管スペース53とを仕切り形成し、且つ下端開口の所定
個所には点検口54が設けられ、この点検口54には点
検蓋55が着脱可能に取り付けられ、また、第8図に示
す照明ユニット11と排気用吸気ユニッ)46Aが取付
けられる。 ここで、上記ケースウェイ5の工法について説明する。 まず、ケースウェイ5の敷設方法は、 (1)第8図中に5Aで示すように、上記コーナーシャ
フト40.41から各女子用ユニットボックスIAおよ
び各男子用ユニットボックスIBまで、上記コーナーシ
ャフト40.41の直下を経路とし、該コーナーシャフ
ト40.41とはジヨイントカバーにて連結する方法、 (2)第2図中に5Bで示すように、上記パイプシャフ
トPSから女子用ユニットボックスIAおよび男子用ユ
ニットボックスIBの付近まで、コーナーシャフト40
.41へは配管用鞘管16(第16図参照)、配線用導
管45a(第15図、第16図参照)にて連結する方法
、の2通りがあり、その何れの方法でも天井100面に
取付け、給排水・排気・配線経路と照明ユニットおよび
排気系吸込みロユニット46Aの取付個所並びに天井を
兼ねた点検口54を形成する。 次に、上記ケースウェイ5の施工方法について述べると
、軒天井工事と同時あるいは完了時点で上記ケースウェ
イ5を取付け、次いで第14図に示すように、上記ダク
ト51に排気ダクト14を接続(ダクティング)する。 また、天井仕上げ後に第15図に示すように、上記ケー
スウェイ5の開口部よりワイヤリング(配線スペース5
2に対する導管45aの接続、及び該導管45aから上
記配線スペース52内への電気配線45の集約収納)を
行う。 次いで、第16図に示すように、配管スペース53に対
する鞘管16の接続を行うと共に、該鞘管16から導出
した給水管12および圧送管90を上記配管スペース5
3内に配管支持させる。 この配管支持に際しては、上記配管スペース53内の両
側壁に予め設けられた上下複数段の配管固定レール56
に、配管取付用樹脂製の配管サドル17を嵌込み係止さ
せる。この配管サドル17は、上記配管固定レール56
に嵌込み係止させるための蟻溝状の係止溝17aと、略
半円弧状をなして上記給水管12および圧送管90を嵌
込んで弾性係合させる嵌込部17bとを有する構成にな
っている。 従って、上記複数段の配管固定レール56に配管サドル
17の係止溝17aを嵌込み係止させ、それらの嵌込部
17bに上記給水管12および圧送管90を嵌込むこと
により、これらの配管が上記ケースウェイ5内の両側内
部に整然と多段に保持される。 即ち、上記ケースウェイ5内では、上記給水管12と上
記圧送管13および上記各種の電気配線15がそれぞれ
集約されたユニット状態に収納配置されている。 また、上記ケースウェイ5の下端開口における所定個所
には照明ユニッ)17および吸込みロユニッ)46A、
点検口54が取付けられる。 以上において、上記トイレユニットボックス1は、天井
・壁・床材・用途別器具・付属金具及び上述の如き各種
配管、照明ユニット17・コンセント設備等のプレハブ
化から成る各ブース(用便ブース、小便ブース、洗面ブ
ース)を組み合わせて1ユニツトとし、その複数ユニッ
トを第8図および第9図に示すように連立させてトイレ
空間を構成する。 即ち、上記トイレユニットボックス1は、凍原粉砕圧送
装置9が組み込まれた用便ブースをベースとし、男子用
ユニットボックスIBの場合は、用便ブース2Aと小便
ブース2Aと洗面ブース3の組合せとし、女子用ユニッ
トボックスIAの場合は用便ブース2と洗面ブース3と
の組合せで構成すればよい。 このように、男子用ユニットボックスIBと女子用ユニ
ットボッ、クスIAをそれぞれ1ユニツトごとに構成し
、それらのユニットを連立させて上記トイレユニットボ
ックス1を構成したり、また、上記男子用ユニットボッ
クスIBと女子用ユニットボックスIAを組合せて1ユ
ニツトとして上記トイレユニットボックス1を構成して
もよく、この場合、1つの洗面ブースを兼用させること
で、男子用女子用それぞれに設けていた1つの洗面ブー
スを省略できる。 このように、用便ブースと小便ブースおよび洗面ブース
の組合せを自由に行うことができる。 次に機能および動作について説明する。トイレユニット
ボックス1の据付施工後の使用時には、スイッチ操作等
により換気扇10が稼動され、且つ照明器具44が点灯
される。そして、便器7や。 7A、7Bを使用後に水洗すると、その排水中に含まれ
た屎尿等が凍原粉砕圧送装置9により自動機械的に粉砕
されて排水管13に圧送され、もって系外に排水される
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、内装兼用パネル材お
よび便所器具とその系統の給排水系のユニット配管およ
び電気ユニット並びに空調ユニットと、凍原粉砕圧送装
置のそれぞれをトイレユニットボックスに集約装備した
ユニット構成からなるので、躯体渡しだけで容易に内装
と設備が施工でき、しかも、便所器具からの排水に含ま
れた屎尿等が上記凍原粉砕圧送装置で機械的に粉砕され
て圧送排水されることにより、その排水系配管を勾配配
管とする必要がなく、このため、高度な配管技術を必要
とせずに容易に配管できると共に、給排水系配管を細径
化でき、それを鞘管と組合せることにより、更新への対
応が可能となり、更新時に内装等の取り壊しを殆ど行う
必要がなく、トイレ据付位置も自由にレイアウトでき、
上述のように勾配配管を必要としないことにより、配管
スペースも殆ど不要で、給排水系に可撓性管材を使用で
き、段取りも少なく且つ少人数で配管施工が行え、この
配管施工を含むトイレ全体の施工作業を建築物の仕上げ
時期に集約して行うことができるなど、種々の優れた効
果が得られる。 即ち、この発明によれば、次のような特徴が得られる。 1)省資源、小容量化等から都市のインフラの軽減が図
れる。 2)建築、設備のLC及びLCCの向上が図れる。 (1)パイプ、ダクト、配線環−ケースウエイの点検口
・各ブースの点検口等から全経路の維持管理が容易に行
える。 (2)ケースウェイ、サヤ管・各ブースを通じて部分、
全面更新への対応が可能となる。 (3)増・改築及び更新時の建築的な間MlICII体
・内装等の取壊し、補修)が殆どなく、ビルオーナ等へ
の負担が軽減される。 (4)その他、組立て工法により養成期間が不要、現場
加工が殆どなく、現場の内装および設備の技術者不足や
高齢化問題の解決策となり、且つ大幅な省力化及び工期
短縮が図れると共に、現場の汚れが解消でき、全て床工
事となり、騒音等による周辺の影響が少なく施工できる
ので、使用中のビルでも1ケ所づつ改造できるなど、増
改築に有利であり、メンテナンス・補修等もパネル、コ
ーナーシャフトを外すだけで容易にできる。また、各シ
ステム配管の細径化が図れ、その使用管材も軽量で可撓
性のあるもの、加工が容易なもの、耐久性のあるものが
使用でき、更新時の互換性も高いなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるシステムトイレの概
略的な斜視図、第2図は女子用便所ユニットの平面図、
第3図は第2図の■−■線矢視図、第4図および第5図
はコーナーシャフトの斜視図、第6図は男子用ユニット
の平面図、第7図は第6図の■−■線矢視図、第8図は
システムトイレの概略的な平面図、第9図は第8図の概
略的な正面図、第10図はパイプシャフト部分の平面図
、第11図は第10図の斜視図、第12図はケースウェ
イの概略断面図、第13図は配管サドル取付部の拡大断
面図、第14図〜第16図はケースウェイの施工方法を
示す断面図、第17図は掃除流し用ユニットボックスの
斜視図である。 IAは女子用ユニットボックス(トイレユニットボック
ス)、IBは男子用ユニットボックス(トイレユニット
ボックス)、2.2Aは用便ブース(便所空間)、3,
3Aは洗面ブース(洗面所空間)、40.41はユニッ
トコーナーシャフト、14.41は排気ダクト、42は
操作盤、43は収納ボックス、44は照明ユニット、4
5は吸気ギヤラリ、46は電気配線、5はケースウェイ
、7.7A、7Bは便所器具、8は洗面器具、9は凍原
粉砕圧送装置、90は圧送管、12は給水管、12aは
給水枝管、18は掃除流し用ユニットボックス、18C
は掃除流し器具、PS”はパイプシャフト。 *lシ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)便所空間を構成するトイレユニットボックスと、
    このトイレユニットボックス内のコーナー部に設けられ
    たユニットコーナーシャフトと、上記トイレユニットボ
    ックス内に据付けられた便所器具とを備え、この便所器
    具の排水経路には、該便所器具からの排水に含まれた屎
    尿等を機械的に粉砕して圧送する屎尿粉砕圧送装置を設
    けると共に、上記ユニットコーナーシャフト内には、給
    排水系のユニット配管と、照明・コンセント及び配線等
    から成る電気ユニットと、換気扇・換気ダクトあるいは
    排気ダクト等から成る換気ユニットのそれぞれを収納し
    て成ることを特徴とするシステムトイレ。
  2. (2)上記トイレユニットボックスは、上記便所空間と
    は別室の洗面所空間および小便所空間を仕切り構成し、
    この洗面所空間、小便所空間の各空間には少なくとも洗
    面器具ユニット、小便器具ユニットが据付けられた請求
    項1に記載のシステムトイレ。
  3. (3)上記トイレユニットボックスは、その上部に配置
    されるケースウェイとの組合せから成り、このケースウ
    ェイは、各ユニットボックスからの排気ダクトを接続す
    るダクトと、電気配線を収納する配線スペースと、各種
    用途の配管を収納する配管スペースとを仕切り形成し、
    且つ下部に照明ユニット、排気用吸込み口ユニットおよ
    びこれらの接続あるいは点検のための点検口を有してい
    る請求項1または2に記載のシステムトイレ。
  4. (4)上記トイレユニットボックスは、洗面所空間およ
    び小便所空間のほかに、主パイプシャフト付の掃除流し
    空間を仕切り構成し、この掃除流し空間には掃除流し器
    具が据付けれ、且つ、上記主パイプシャフト内には給排
    水系の立管ユニット、排気系の立管ダクトユニット並び
    に照明、コンセント用等の配線が収納されている請求項
    1乃至3の何れか1項記載のシステムトイレ。
JP28753988A 1988-11-16 1988-11-16 システムトイレ Pending JPH02136442A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02282534A (ja) * 1989-04-24 1990-11-20 Toto Ltd 便器付配管ユニット

Cited By (1)

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JPH02282534A (ja) * 1989-04-24 1990-11-20 Toto Ltd 便器付配管ユニット

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