JPH02132626A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH02132626A
JPH02132626A JP28518788A JP28518788A JPH02132626A JP H02132626 A JPH02132626 A JP H02132626A JP 28518788 A JP28518788 A JP 28518788A JP 28518788 A JP28518788 A JP 28518788A JP H02132626 A JPH02132626 A JP H02132626A
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JP
Japan
Prior art keywords
thin film
metal thin
ferromagnetic metal
film
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP28518788A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Shinohara
紘一 篠原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高密度磁気記録に適する強磁性金属薄膜を硲気
記録層とする礎気記録媒体に関するものである。
従来の技術 最近の記録技術の進歩により単位面積当りはもとより単
位体積当りの記録密度が著しく向上し、田気記録媒体は
表面が極めて平滑で、高密度化に適した強磁性金属薄膜
を砧気記録層とする蒸着テープなどの実用化が強く望ま
れている。従って最近では摺動界面で起る摩擦,摩耗な
どに対する理解を深めるトライボロジーに関する研究の
重要性が認識され、各方向で開発が進められている〔テ
レヒション学会誌VoJ.40 , No−6, (1
9861 472頁〕。
第2図は従来の磁気記録媒体の拡大断面図である。
第2図において、1はポリエチレンテレフタレート,ポ
リイミドなどの高分子フイルムで,必要に応じて、微粒
子化した表面を付与したものなど〔特開昭59−207
422号公報,特開昭59−121631号公報〕が用
いられる。2はC o−N i−0斜の蒸着膜.Co−
Cr , Co−Cr−Nb  などの垂直磁化膜など
の礎気記録層で,高分子フイルムlの表面に設けちれて
いる。3は磁気記録層2を覆う保護層,4は高分子フイ
ルム1の裏面に設けられたバックコート層で、炭素粉末
,炭化カルシウム粉末などの粒子を含んだ樹脂層で、主
として走行性を改善するために保護層3だけで不十分な
場合にはよく設けられている。
従来保護層は特開昭54−113303号公報に開示さ
れている脂肪酸金属塩の蒸着膜による耐摩耗性の改善、
特開昭57−116771号公報に開示されているイミ
ド基を有する高分子のスパツタ膜、ダイヤモンド状硬質
炭素膜を用いる例C日本応用磁気学会.第46回研究会
資料)などで知られている。また,潤滑目的の層として
,蒸着法、湿式塗布法などで脂肪酸.脂肪酸アミドなど
を被着するもの(例えば特公昭56−30609  号
公報)は数多く試みられている。しかしながら上記した
例では使用環境条件の拡大,合金系磁気ヘッドに対する
実用性の要求の高度化に対処しきれないことから、組み
合わせによる改善が検討されていて、脂肪酸金属塩の吸
着層上にフルオロカーボン系の潤滑層を設けたもの(特
開昭61−120331号公報)、硬質カーボン層の上
に含フッ素潤滑油層を配したもの(特開昭61−126
627号公報),Si−N−0系薄膜上に潤滑層を形成
したもの(特開昭61−131231号公報)などがあ
げられる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、近年急激に需要が増大しているカメラ一
体型のビデオは小型軽量化が進み、使用されるテープに
かかるストレスが、シリンダの小径化により大きくなる
ことで、繰り返し使用によりドロップアウトが増加した
り,場合によってはヘッド目づまりや、スクラッチの発
生がみちれるといった問題があり改善が望まれていた。
本発明はこのような問題を解決するもので、小型のカメ
ラ一体型ビデオにおいて実用信頼性の優ねた礎気記録媒
体を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は, Co系合金強磁
性金属薄膜の表層部が3種以上の金属酸化物の混相から
成るものである。
作用 この構成により、表面が複数の酸化物の混相から成るこ
とで、磁気ヘッドに対し殆んど凝着を起こさなくなり,
凝着粉によりともずり的に部分破壊が進行することがな
いため,強い応力下でも優れた耐久性を持てることにな
る。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。
第1図において、5はポリエチレンテレフタレート,ポ
リエチレンナフタレート,ポリフエニレンサルファイド
.ポリエーテルエーテルケトン.ポリアミドなどの高分
子フィルムで,微粒子状の凹凸や山脈状の凹凸形成のた
めの下塗り層を配したものを用いてもよい。6は高分子
フイルム5の表面に設けられたCo , Co−Ni 
, Co−Ti , Co−Ta , Co−Mo ,
 Co−W , Co−Cr , Co−Ni−Cr 
, Co−Ni−0 , Co−Cr−Nb  などの
強磁性金属薄膜であって,表層部は保護膜として別に配
したものではなくて、強出性金属薄膜を構成する柱状微
粒子の一部となるよう構成されたものであって,かつ3
種以上の酸化物の混相から成るように構成する。複雑な
酸化物の混相を再現よく得るには、表層部がスパッタリ
ング法にて形成されるように電子ビーム蒸着法、イオン
プレーテイング法などと組み合わせるのがよい。
なお、柱状微粒子の内部または嶽粒子の全表面に3種以
との酸化物の混相を配したものは飽和出束密度が低下し
てしまい高密度記課には適さないので、表層部に留める
ことが必要である。7は強磁性金属薄膜6を覆うように
設けられた潤滑層で、パーフルオ口ポリエーテル.脂肪
酸.脂肪酸の金属塩,バーフルオロアルキルセルボン酸
などの中から適宜選択し、真空蒸着法.溶液塗布法など
で配さね、プラズマ重合膜,カーボン膜などを介して配
されてもよい。8は高分子フイルム5の裏面に配された
バツクコート層で、樹脂と微粒子、必要なら潤滑剤を適
宜組み合わせ、0.3〜1μmの範囲で構成さわるが、
ディスクにおいては不要である。
以下、さらに具体例について比較例と対比して説明する
具体例1 厚みlOμmのポリエチレンテレフタレートフイルム上
に直径100人のSiOt微粒子を14ケ/(μm)2
配し、その上に直径1mの円筒キャンに沿わせてcoを
最小入射角46度で1700人電子ビーム蒸着し、入射
角が46度から円筒キャンより3cmlllし、曲率半
径53cmのターゲットを配し、02を導入しなからN
 i −T iの酸化膜をスパッタリング法で形成した
この膜はわん曲した柱状微粒子から成9,Coo膜?表
層部以外に存在し,表層部は160人の混合酸化膜のあ
る連続体で、その混合酸化膜はCo0二NiO:1’i
0■= 45 : 30 : 25 (wt%)から成
るものであったロこの膜の上にパーフルオ口オクタン酸
を6OA蒸着し,バツクコート層として、1000人の
カーボンとポリエステル樹脂を重量で等量配した0,5
μmの塗布層を配し,8ミリテープとした。
具体例2 具体例1のCoに代えてCo−Ni ( Co : 8
0wt%)を最小入射角38度で1800A電子ビーム
蒸着し、入射角38度からTi−Mgをターゲットにし
て、02を導入しながら1 3.5 6 (MHz )
 , 800 VXrでスパッタリングして混合酸化膜
厚が140人となるよう成膜した。表層酸化層はCoo
:NiO:TiO2:MgO ” 40 : 8 : 
30 : 22(wt%)で、他は具体例1と同じ構成
で8ミリテープを試作した。
具体例3 具体例2のT i−Mgに代えてT i−C aを用い
,表層酸化層(IOO人)  をCoo : NiO 
: Tie■: CaO = 35 : 6 :29 
: 30 (wt%)とした以外は具体例2と同じ構成
の8ミリテーブを試作した。
具体例4 具体例1のCoに代えてCo−Cr ( Co : 8
6wt%)を最小入射角60度で160OA電子ビーム
蒸着し,入射角60度からCoO : Cr203 :
 Al103 : B@O w 33 : 22 : 
20 :35 (wt%)の酸化物ターゲットでArを
導入しながら、表層酸化層160人形成した以外は具体
例1と同じ構成で8ミリテープを試作した。
比較例l 具体例1と同じフイルムを用い、直径1mの円筒キャン
に沿わせてCo−Ni ( Co : 80wt%)を
最小入射角43度、酸素分圧6xlO ’(Torr)
で1800人電子ビーム蒸着し、パーフルオロオクタン
酸を70人蒸着し,バツクコートを行ない8ミリテープ
に加圧した。
比較例2 比較例1でC o−Ni蒸着の後グラファイトをターゲ
ットにしてスパッタリングを行なってダイヤモンド状硬
質炭素膜を100人配し、その上にパーフルオロステア
リン酸を70人配し、バツクコートを行なって8ミリテ
ーブに加工した。
比較例3 具体例lと同じフイルムを用い,第1室でCo−Cr 
( Co : 79wt%)をターゲットにして” 0
.0 8 ( Torr ), 13.56 CFI4
1{z), 900(1’4  でスパッタリングを行
なってC o−C r垂直礎化膜を1800人形成し、
第2室で Coo :Cr203  : h l,03
 :  B eo = 33  :  22 二 20
 :  35 (wt %)の酸化物をターゲットにし
て、Ar+02=Q,l (Torr)Ar :o,−
3:1 , 13.56 (MHz) , 600pで
スパッタリングを行なって. Cod, Cr203,
 Al203, BeO混合酸化物の層を200人形成
し、その上にパーフルオ口オクタン酸を70人蒸着し,
バツクコートして8ミリテープとした。
上記した各テープを直径26.7mm  のシリンダを
用いた8ミリビデオによって繰り返し使用した。
初期出力と夫々の環境で150回繰り返し使用後の出力
とドロップアウトの変化率を次表にまとめて示した。
雫峙一時→μ 発明の効果 以上のように本発明によれば、表面が複数の酸化物の混
相から成ることで,磁気ヘッドに対し殆んど凝着を起こ
さなくなり,凝着粉によりともすり的に部分破壊が進行
すること−bSなし)ため,強tλ応力下でも優れた耐
久性を持てること番こなり、高密度記録再生での信頼性
を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の磁気記録媒体の拡大断面図
、第2図は従来の母気記録媒体の拡大断面図である。 5・・・高分子フイルム、6・・・強磁性金属薄膜、7
・・・潤滑層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、Co系合金強磁性金属薄膜の表層部が3種以上の金
    属酸化物の混相から成る磁気記録媒体。
JP28518788A 1988-11-11 1988-11-11 磁気記録媒体 Pending JPH02132626A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28518788A JPH02132626A (ja) 1988-11-11 1988-11-11 磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

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JP28518788A JPH02132626A (ja) 1988-11-11 1988-11-11 磁気記録媒体

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JPH02132626A true JPH02132626A (ja) 1990-05-22

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JP28518788A Pending JPH02132626A (ja) 1988-11-11 1988-11-11 磁気記録媒体

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