JPH02132288A - 建築物の換気用枠組構造体の構成方法 - Google Patents

建築物の換気用枠組構造体の構成方法

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JPH02132288A
JPH02132288A JP28589588A JP28589588A JPH02132288A JP H02132288 A JPH02132288 A JP H02132288A JP 28589588 A JP28589588 A JP 28589588A JP 28589588 A JP28589588 A JP 28589588A JP H02132288 A JPH02132288 A JP H02132288A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業トの利用分野〕 この発明は、建築物の換気用枠組構造体の構成方法に関
し、さらに詳しくは、建築物の換気を必要とする各部に
対しで、現場作業などで容易に構成し得で、かつそのま
工嵌め込んで適用され、外部からの雨水などの浸入,な
いしは滞溜を完全に排除すると共に、外部との間の対流
による良好な自然換気,および外部への効果的な排煙な
どの機能をそれぞわに果し得るようにした換気用枠組構
造体の構成方法に関するものである。
〔従来の技術〕
建築物,特にその金属材料による屋根棟上に設置されで
、屋根面内側,ないしは屋根小屋組み内部の換気をなし
得るようにしたこの種の換気用構造体として,本発明者
は、先に種々の提案をなしている。
すなわち,この既提案に係る換気用構造体は、角パイプ
などからなる支持スペーサ部材を中芯とし、この支持ス
ペーサ部材の両側部に、それぞれに所定の横断面形状,
例えば、 状にフォーミング成形された複数組からなる
表裏一対づSの各換気パネル部材を上下方向に複数段に
亘っで、その一部が間隔を置いてオーバーラップされる
と共に、上向きに開口され、かつ相互間を通して内外の
連通空間を形成するように取り付けたもので、上下に間
隔を置いて連接される表裏の各換気パネル部材の相互間
から、連通空間を通してL方内部に向かう経路によっで
、その内外相互間の自然換気がなされ、また、外部から
1一向きの開口部に降り掛けられる雨水は、連通空間を
通して下方に向かう経路を経で、その最下部から外部に
排除されるようになっている。
しかしで、このような構成,ならびに作用,効果を有す
る換気用構造体.こ\では、いわゆる屋根構造内換気用
の構造体を、実際の金属材料からなる屋根構造に適用し
たところ、実質的に極めて優れた可成りの成果を得られ
ることが実証され、所期以上の作用,効果を達成できた
もので、その結果,この種の換気用構造体をしで、当初
の適用対象である金属屋根に対してはもとより、建築物
での金属構造,木構造,ならびにコンクリート構造の如
何を問わず、その屋根部分.基礎部分を含めた躯体の各
部に装着し得るようにした簡単な構成の提案が要望され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしなから、前記構成からなる既提案の換気横造体は
、その適用対象が、金属材料による屋根構造であるため
に、而記したような金属構造,木構造,ならびにコンク
リート構造による建築物での屋根部分,基礎部分を含め
た躯体の任意部分に形成される開口装着部に装着させる
のには、種々の難点を有すると云う問題点を有し、かつ
また、一般に建築工事現場と各構成部材の加工作業所.
ないしは加工工場とは、距離的に隔てられていることが
多く、しかも一方では、加工作業所.ないしは加工工場
で−U.組み上げられた換気構造体は、通常の場合,比
較的大型化するのが常態であっで、その建築工事現場へ
の搬送か極めて面倒かつ困難であり、他方,建築工事現
場においては、躯体自体が必ずしも基本設計寸法通り正
確に構成さわているものとは限らず、この秤の換気構造
体を装着させる開口装着部の開口寸法に関しても、同断
であることから、建築工事現場での開口装着部の開口寸
法に合せで、つまり、現場合せてこの換気構造体を製造
ないしは構成することが要望される。
従っで、この発明の目的とするところは、金屈構造,木
構造.ならびにコンクリート構造なとの各態様による建
築物での屋根部分,基礎部分を含めた躯体の任意部分に
形成される開口装着部に対しで、その適用範囲の広さな
どに拘わりなく良好に装着し得るようにすると共に、一
連の長尺成形品からなる各構成部材用材料を用い、これ
をPめ所定寸法に截断するか、もしくはそのまさでそれ
ぞれに単体として建築工事現場に搬入してから、現場合
せ,現物合せにより所定寸法に截断し、このようにして
得た各構成部材によって容易に製造ないしは構成できで
、所期通りの作用,効果を発揮し得るようにした,簡単
な構成によるこの種の建築物の換気用枠組構造体の構成
方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために、この発明に係る建築物の
換気用枠組構造体の構成方法は、少なくともそれぞれに
保持部.取付け部,結合部などの各組み上げ形成部を存
する−F枠部材用材料,同上各組み上げ形成部に併せて
上面部に萌方へ傾斜される水捌け面部を有する下枠部材
用材料,および同上各組みトげ形成部を有する縦枠部材
用材料と、少なくとも上部面板部,この上部面板部に対
しで、上下方向,ならびに前後方向に段差を与えて連接
される下部面板部をそれぞれ垂直方向に起立させた換気
パネル部材用材料とのそれぞれを、連の長尺材料に成形
して用い、これらの各構成部材用材料を所定寸法に截断
しで、−L下の横粋となる一組の上枠部材,下枠部材と
、左右の縦粋となる相互に対称な一組の各縦粋部材と、
換気パネルとなる所要組数の表裏一対の換気パネル部材
とし、前記上下の上枠部材.下枠部材.および左右の各
縦枠部材のそれぞれを四辺形に組み上げ、かつ+ii’
r記各結合部で結合しで、周辺部に而記取付け部のある
取付け枠部を構成すると共に、同時に萌記左右の各縦枠
部材での対向される保持部内の表裏両面間にあっで、上
下方向に間隔を隔てた同一高さ位置,または異ならせた
高さ位置で、上段の下部面板部の一部に下段の上部面板
部の一部がオーバーラップするように、表裏一対の各換
気パネル部材を保持させて換気部を構成させ、前記表裏
両面側での上部面板部の上方に、連通空間を介して相互
に連通される上向きの開口部を形成したことを特徴とす
るものである。
また、この発明に係る建築物の換気用枠組構造体の構成
方法は、一連の長尺材料に成形したスペーサ部材用材料
を併用し、左右一組の各縦枠部材での対向した保持部内
に保持される表裏一対の各換気パネル部材での表裏相互
間に、所定寸法に截断したスペーサ部材を介在させたこ
とを特徴とし、さらに、左右一組の各縦粋部材の対向し
た保持部面には、表裏一対の各換気パネル部材の表裏相
互間に、所定間隔を与える間隔保持片を設けたことを特
徴とするものである。
〔作   用〕
すなわち,この発明方法においては、少なくともそれぞ
れに保持部,取付け部.結合部などの各組み1二げ形成
部を右する−F粋部材用材料,同上各組み上げ形成部に
併せて上面部に前方へ傾斜される水捌け面部を有する下
枠部材用材料,および同ト各組み上げ形成部を有する縦
粋部材用材料と、少なくとも上部面板部,この上部面板
部に対しで、ト下方向,ならびに面後方向に段差を与え
て連接される下部面板部をそれぞれ垂直方向に起立させ
た換気パネル部材用材料とのそれぞれを、連の長尺材料
に成形して用い、これらの適当な長さの各構成部材用材
料を、予め所定寸法に截断するか、もしくはそのま)で
建築工事現場に搬送しで、それぞれの各構成部材用材料
を現場合せ,現物合せて所定寸法に截断して換気部を含
んだ取付け部に組み上げ、このように構成した換気用枠
組構造体を工事現場での開口装着部に装着させるように
しているために、予め加工作業所,ないしは加−[工場
などでその全体を組み上げて搬入する必要がなく、現場
合せによって必要とする換気用枠組構造体の組み上げ構
成,および装着を行なうことができるのであり、しかも
、この換気用枠組構造体の組み上げ手順についても、所
定寸法に截断された上下の上枠部材.下枠部材と、左右
の各縦枠部材のそれぞれを、その結合部で四辺形に組み
上げ結合して取付け粋部を構成させ、また同時に、同様
に截断された表裏一対の換気パネル部材をしで、左右の
各縦枠部材での対向される保持部内の表裏両面間にあっ
で、上下方向に間隔を隔てた同一高さ位置.または異な
らせた高さ位置で、上段の下部面板部の一部に下段の上
部面板部の部がオーハーラップするように保持させて換
気部を構成させるから、このように構成される換気用枠
組構造体では、躯体の開口装着部に対しで、取付け枠部
の周辺取付け部を取付け固定するのみの作業で容易に装
着でき、この状態で、所期通りの内外の換気,および外
部からの雨水の排水作用が得られる。
また、一連の長尺材料に成形したスペーサ部材用材料を
併用しで、左右一組の各縦粋部材での対向した保持部内
に保持される表裏一対の各換気パネル部材での表裏相互
間に、所定寸法に截断したこのスペーサ部材を介在させ
るようにすることによっで、スパンの長い換気パネル部
材であっても安定に保持させ得るものであり、さらに、
左右一組の各縦枠部材の対向した保持部面にあっで、表
裏一対の各換気パネル部材の表裏相互間に、所定間隔を
与える間隔保持片を設けることで、これらの各換気パネ
ル部材の組み込みが極めて容易になる。
〔実 施 例〕
以下,この発明に係る建築物の換気用枠組構造体の構成
方法の一実施例につき、第1図ないし第6図を参照して
詳細に説明する。
i1図(a)ないし(e)はこの実施例方法に用いる各
構成部材の長尺材料をそれぞれに示す斜視図であり、ま
た、第2図(a) , (b)はこの実施例方法を適用
した換気用枠組構造体の概要構成を示す組み上げ餌の分
解斜視図,組み上げ後の全体斜視図、第3図および第4
図は同上組み上げた状態での換気用枠組構造体の縦断面
図および横断面図であり、さらに、第5図(a)ないし
(e)は同上換気パネルの横断面形状とその表裏一対づ
\の配置態様との各別の変形例を示すそれぞれに断面説
明図である。
すなわち,第1図(a)ないし(e)においで、この実
施例方法では、こ\での換気用枠組横造体の各梼成材料
としで、保持部,取付け部,結合部などのそれぞれに組
み上げ結合するために必要とされる形成部(以下,単に
“組み上げ形成部”と呼ぶ)を有する上枠部材用材料(
lla),同ト各組み−ヒげ形成部に併せて上面部に而
方へ傾斜される水捌け面部を有する下枠部材用材料(2
1a),および同上各組み上げ形成部を有する縦枠部材
用材料(31a)と、少なくとも上部面板部,この−F
部面板部に対しで、上下方向,ならびに前後方向に段差
を与えて連接される下部面板部をそれぞれ垂直方向に起
立させた換気パネル部材用材料(41a)と、さらに、
必要に応じて準備するスペーサ部材用材料(51a)と
からなっており、これらの各構成部材用材料は、例えば
、アルミニウム材料,もしくは硬質合成樹脂材料などを
、特定の同一横断面形状に押出し成形してなる一連の長
尺成形品を、少なくとも通常の搬送手段により搬送可能
で、かつ現場加工,場合によっては作業所ないしは工場
加工などのために比較的取扱い易い適当な長さとし、こ
れを現場合せ,もしくは現物合せて所定寸法に截断する
ことにより、それぞれに上枠部材(II),下枠部材(
21),’縦枠部材(31),および換気パネル部材(
41)としで、また、必要に応じてスペーサ部材(5l
)として用いる。
また、第2図ないし第4図に示す実施例構成においで、
こ)での建築工事現場で組み上げ構成される換気用枠組
構造体は、建築物の躯体での任意の部分に開口された各
開[1装着部に取付け固定される取付け枠部(八)と、
所期通りの換気作用を得る換気部(8)とによって構成
さわており、航者の准付け枠部(A)は、1二横枠,下
横枠となる各別な横断面形状の一組からなる七枠部材(
I1)および下枠部材(21)と、左縦枠.ti縦枠と
なる相互に対称な横断面形状の一組からなる縦粋部材(
3l)とをイfし、そしで、後者の換気部(B)は、相
互に対称な横断面形状の表裏一対つ〜複数組の換気パネ
ル部材(41)を有しており、さらに、例えば、換気パ
ネルのスパン長さが比較的長くされたときなどのように
、安定さを欠く場合,必要に応じて表rJS一対の換気
パネル部材(41),(41)間に介在されるスペーサ
部材(5l)を用意する。
しかしで、而記−F枠部材(l1)については、第2図
から明らかなように、横断面形状が 状をなしていで、
平坦にされた上面本体部(l2)と、前部側および後部
側にそれぞれ下方に垂下された面面保持部(13)およ
び後面保持部(14)と、前面保持部(l3)と面一で
上方へ立ち1二げられた取付け部(l5)と、上面本体
部(12)の各内而隅角部にそれぞれ配した結合部とし
てのタッピングネジ溝(16) . (16)とからな
っており、かつ航記下枠部材(2I)についても、同様
に横断面形状が 状をなしていで、上面部に前方へ傾斜
される水捌け面部(23)をもつ平坦にされた下面本体
部(22)と、前部側に垂下された取付け部(24),
および水捌け面部(23)の前端縁に連って下方へ垂下
された水切り面部(25)と、後部側に上方へ立ち上げ
られた立ち上り保持部(26)と、下面本体部(22)
の各内而隅角部にそれぞれ配した結合部としてのタッピ
ングネジ溝(27) . (27)とからなっている。
また、前記対称的にざれた左右一組のそれぞれ縦粋部材
(31)については、第3図から明らかなように、横断
面形状が 状をなしていで、平坦にされた側面本体部(
3z)と、前部側,後部側にそれぞれ内方に突出された
前面保持部(33),後面保持部(34)と、前面保持
部(33)と面一で外方へ突出された取付け部(35)
と、前面保持部(33)と後面保持部(34)との間で
、これらの航面保持部(33)および後而保持部(34
)の内面,換言すると、のちに対向面となる内面に対し
で、それぞれに間隔(.I.).(11,)を隔てS側
面本体部(32)から突出され、相互の外面間に間隔(
胃2)を介した間隔保持片(33a) , (34a)
とからなっている。
そしで、前記上下一組の上枠部材(11),下枠部材(
21)と、左右一対の縦粋部材(31),(31)とに
より、例えば、よく知られたアルミサッシ開閉窓,ある
いは開閉戸における枠部などに見られるように、上枠部
材(1l)のタッピングネジ溝(16) , (+6)
と、下枠部材(2l)のタッピングネジ溝(27) ,
 (27)とに、各縦枠部材(31) , (31)の
両側面から螺着するタッピングネジ(7l)により、こ
れらの上下,左右の各部材(I1),(21)および(
31),(31)のそれぞれを組み上げ結合し、こ工で
は、四辺形をなすようにして前記取付け枠部(A)を構
成する。
さらに、前記対称的にされた表裏一対のそれぞれ換気パ
ネル部材(41)については、第2図から明らかなよう
に、その一例による横断面形状が 状をなしていで、垂
直方向に起立された上部面坂部(42)と、この上部面
板部(42)に対し、上下方向,ならびに面後方向に段
差を与え、かつ傾斜部による連接部(44)で連接され
、同扛に重直方向に起立された下部面板部(43)と、
これらの各部中での後述する流路形成に妨げとならない
各位置部分にそれぞれ配した取付け部としてのタッピン
グネジ溝(45) , (45)とからなり、これらの
上部,下部の各面板部(42) , (4:l)での相
互の外面間の幅(d,)を、而記縦枠部材(:lI)で
の而面部(:I3),後面部(34)と各間隔片(33
a) , (14a)との内面相互間の間隔(w1)に
ほf等しくさせてある。
そしで、航記対称的にされた表裏一対のそれぞれ換気パ
ネル部材(4]).(41)は、前記した上下組の十枠
部材(II),下枠部材(2I)と、左右一対の縦枠部
材(:]I),(31)とによる取付け枠部(八)の組
みトげに際しで、表面側,一方の換気パネル部材(41
)については、左右一対の縦幹部材(31) , (3
1)での前面保持部(33)と間隔保持片(33a)と
の間に、また、裏面側,他方の換気パネル部材(41)
については、左右一対の縦枠部材(:] l) . (
3 1)での後面保持部(34)と間隔保持片(34a
)との間に、そわぞれが左!j勝手違いに相対向するよ
うにしてト下方向の所定位置,所定間隔を占め,かつ上
段の下部面板部(4:l)の一部に下段の上部面板部(
42)の部がオーバーラップするように並列させて配置
させ、而記場合と同様に、それぞれのタッピングネジ溝
(45) . (45)を利用し、各縦枠部材(3 1
) . (:] I)の両側面からタッピングネジ(7
l)を螺着しで、こきでは、前記換気部(ロ)を組み上
げ結合するもので、このように組み上げた場合,この換
気部(B)においては、各換気パネル部材(41) ,
 (41)の表裏相互間にあっで、各間隔保持片(33
a) , (34a)の外面間隔(w2)に等しい連通
空間(72)が形成されると共に、上下相互間での表裏
にあっで、各上部面板部(42) , (42)の上方
にそれぞれに上向きの開口部(73) , (73)が
形成されることになる。
すなわち.つまりは、このようにしで、一連の長尺押出
し成形品を現場加工,工場加工などにより現場もしくは
現物合せて所定寸法に截断してなる各構成部材を、建築
工事現場においで、全一体的に填付け結合して組み上げ
構成させることで、建築物での任意の部分に形成される
開口装着部の大きさに対応した幅,および高さによる所
望寸法での所期通りの換気用枠組構造体を得ることがで
きるのであり、かつこのように構成させたま)で、前記
開口装着部に対しては、この換気用枠組楕造休をしで、
その取付け枠部(A)の周辺部に設けられる各梼成部材
の取付け部<15).<24)および(:I5> , 
(35)を用い、任意に取付け固定して装着ざせ得るの
である。
またこぎで、餌記のようにして梼成される換気用枠組構
造体においで、前記表裏一対の各換気パネル部材(41
),(41)でのスパン長さが、比較的長目にされてい
で、その上下位置,ならびに前後位置での安定さを欠く
ような場合には、これを改善させるため、その長さ方向
の所定間隔位置毎に、必要に応じて同一資材の角バイブ
などからなるスペーサ部材(5l)を介在させると共に
、かつ各換気パネル部材(41),(41)の適所をビ
ス止めするなどの処置を講ずるのが好ましく、これによ
っで、バネルスパン長が比較的長い場合にあっても、そ
の安定を図ることができる。
さらに、同様にしで、前記取付け枠部(A)に対し、前
記換気部(B)での表裏一対の各換気パネル部材(41
).(41)の組数が多くで、その組み上げに手数がか
さるような場合には、これらの各換気パネル部材(41
).(4])の長さを幾分か短くした上で、その両端面
部に、例えば、第6図に示すような、所定の各位置毎に
位置決め突起(62)を配した位置決め部材(61)を
介在させるのがよく、こわによっで、個々の換気パネル
部材(41)を一々取付けるようにしなくとも、必要部
分のみで取付けるだけで十分な強度を保持でき、その組
み上げを格段に容易にしイIIるのである。
さらにまた、前記実施例構成においては、表裏一対の換
気パネル部材(伺).(41)を、その表裏側が同一高
さ位置に並列されるように配置させているが、第5図(
a)に示されているように、表裏側での高さ位置を相互
に異ならせてもよく、かつまた、この換気パネル部材(
4l)の横断面形状自体,あよびその配置位置について
は、面記上部面板部(42)の上部を内側に折り返した
上縁屈曲部(42a).下部面板部(43)の下部を外
側に折り返した下縁屈曲部(43a)をそれぞれに有す
る構成(同図(b)).およびその高さを異ならせた構
成(同図(C))にしても、あるいは、外側に大きく湾
曲させた上部面板部(42b)と、内側に大きく湾曲さ
せた下部弯曲部(43b)とを直接連接させた構成(同
図(d)),およびその高さを異ならせた構成(同図(
e))にしてもよく、こ工でも同様な作用,効果を得ら
れるもので、これらの変形例は、全体の強度保持.組立
て上の利便,それに外観デザインなどを考慮して任意に
選択し得る。
従っで、前記のように構成された換気用枠組構造体にお
いで、内外相互間の換気は、その気圧差の低い側での下
段の開口部(73)から、内部の連通空間(72)を通
しで、同気圧差の高い側での−E段の開口部(73)に
向う実線経路(a) , (b)によってなされ、かつ
外部から外側開口部(73)に降り掛けられる雨水は、
その開口部(73)から、内部の連通空間(72)を通
しで、下方外部に向かう点線経路(C)により、最下部
の水捌け面部(23),水切り面部(25)を経て外部
に排水させ得るのである。
なお、萌一記実施例においで、各枯成部材用材料は、ア
ルミ押出し成形品,硬質合成樹脂押出し成形品などであ
ってよいが、その他の材料を用いても差し支えないこと
は勿論である。
(発明の効果) 以上詳述したように、この発明方法によれば、建築物の
換気用枠組構造体の構成方法においで、少なくともそれ
ぞれに保持部,取付け部,結合部などの各組み上げ形成
部を有する上枠部材用材料,同上各組み上げ形成部に併
せて上面部に航方へ傾斜される水捌け面部を有する下枠
部材用材料,および同上各組み−ヒげ形成部をイJ−す
る縦枠部材用材料と、少なくとも上部面板部,この上部
面板部に対しで、ト下方向.ならびに前後方向に段差を
tjえて連接される下部面板部をそれぞれ垂直方向に起
立させた換気パネル部材用材料とのそれぞれを、押出成
形などによる一連の長尺材料に成形して用い、これらの
適当な長さの各構成部材用材料を、加工作業所,ないし
は加工工場で予め截断して建築工事現場に搬入するか、
あるいは搬入後、それぞれの各構成部材を現場合せ,現
物合せで所定寸法に截断して換気部を含んだ取付け部に
組みEげ結合させ、このように構成した換気用枠組構造
体を工事現場での開口装着部に装着させるようにしてい
るために、予め加工作業所,加工工場などでその全体を
組み上げて搬入する必要がなくなり、また、現場合せ,
現物合せによって必要とする換気川枠組構造体の組み−
上げ構成,および装着を行なうので、寸法的に精度の高
い,従って通用対象の開口装着部の形状.寸法に正確に
ぴったりと一致した換気用枠組構造体を構成させること
ができるのである。
そしてまた、この換気用枠組構造体の組み−ヒげ手順に
ついても、所定寸法に截断された上下の上枠部材,下枠
部材と、左右の各縦枠部材のそれぞわを、その結合部で
四辺形に組み上げ結合して取付け枠部を構成させ、また
同時に、同様に截断された表裏一対の換気パネル部材を
しで、左君の各縦粋部材での対向される保持部内の表裏
両面間にあっで、−F下方向に間隔を隔てた同一・高ざ
位置,または異ならせた高さ位置で、上段の下部面板部
の一部に下段の−七部面板部の一部がオーバーラップす
るように保持させて換気部を構成させるようにしたから
、このように構成される換気用枠組構造体では、躯体の
開口装着部に対しで、取付け枠部の周辺取付け部を取付
け固定するのみの作業で容易に装着でき、かつこの状悪
で、下段側の上向き開「]部から内部の連通空間を通し
て上段側の上向き開口部への効果的な内外の換気が可能
になると共に、同時に表面側のL向き開口部に対して吹
き掛けられる山水を、内部の連通空間から最下部の水捌
け面部を経て良好に排水できで、所期通りの目的を頗る
容易に達成し得るのである。
さらにまた,一連の長尺材料に成形したスペーサ部材用
材料を併用しで、左右一組の各縦枠部材での対向した保
持部内に保持される表裏一対の各換気パネル部材での表
裏相互間に、所定寸法に截断したこのスペーサ部材を介
在させるようにすることで、たとえスパンの長い換気パ
ネル部材であっても、これを安定に保持できるものであ
り、かつまた、左右一組の各縦枠部材の対向した保持部
而にあっで、表裏一対の各換気パネル部材の表裏相互間
に、所定間隔を与える間隔保持片を設けることで、これ
らの各換気パネル部材の組み込みを極めて容易にし得る
のであり、しかも、全体の構造自体も比較的筒mで容易
に実施できるなどの優ねた種々の特長を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】 第1f:J(a)ないし(m)はこの発明方法の−実施
例に用いる各構成部材の長尺材料をそれぞれに示す斜視
図、第2図(a) . (b)はこの実施例方法を適用
して組みトげる換気用枠組構造体の概要構成を示す組み
上げ簡の分解斜視図,組み上げ後の全体斜視図、第3図
および第4図は同七組み上げた状態での換気用枠組構造
体の縦断面図および横断面図であり、また、第5図(a
)ないし(c)は同ト換気パネルの横断面形状とその表
裏一対づNの配置態様との谷別の変形例を示すそれぞれ
に断面説明図であり、ざらに、第6図は同上位置決め部
材を取り出して示す斜視図である。 (^)・・・・取付け枠部、(B)・・・・換気部。 (II),((Ila))・・・・−L枠部材(一連の
長尺成形品によるL枠部材用材料).(12)・・・・
−L而本体部、(13)・・・・航而保持部、(14)
・・・・後面保持部、(l5)・・・・取付け部、(1
6)・・・・タッピングネジ溝。 (21) , ((21a))” ”−F粋部材(一連
の長尺成形品による下枠部材用材料)、(22)・・・
・下面本体部、(23)・・・・水捌け面部、(24)
・・・・取付け部、(25)・・・・水切り面部、(2
6)・・・・立ち上り保持部、(27)・・・・タッピ
ングネジ溝。 (:II),((31a))・・・・縦枠部材(一連の
長尺成形品による縦枠部材用材料)i:]2)・・・・
側面本体部、(33)・・・・前面保持部、(34)・
・・・後]n1保持部、(35)・・・・取付け部、(
33a) . (34a)・・・・間隔保持片。 (41),((41a))・・・・換気パネル部材(一
連の長尺成形品による換気パネル部材用材料)、(42
)・・・・上部面板部、(43)・・・・下部面板部、
(44)・・・・連接部、(45)一・・・タッピング
ネジ溝。 (5 t) , ((5 +a) )・・・・スペーサ
部材(一連の長尺成形品によるスペーサ部材用材料)。 (61)・・・・位置決め部材、(62)・・・・位置
決め突起。 (7l)・・・・タッピングネジ、(72)・・・・内
部の連通空間、(73)・・・・上向きの開口部。 (a) . (b)・・・・実線経路(換気経路).(
C)・・・・点線経路(排水経路)。 特許出願人 船木商事イT限会社 手続補正書(自発) 平成1年3月16日 特許庁長官  吉 田  文 毅 殿 1.事件の表示 昭和63年特許願第285895号 2.発明の名称 建築物の換気用枠組4+”i造体の構成方法3.補正を
する者 事件との関係   特許出願人 船木商事有限会社 4.代 理 人 6.補正の内容 (1)明細書第4頁第4行の 「例えば、 状に」を 「例えば、2状に」と補正する。 (2)同、第14頁第15行乃至第16行の「第2図」
を 「第3図」と補正する。 (3)同、第14頁第16行の 「横断而形状が 状」を 「横断面形状かH状」と補正する。 (4)同、第15頁第4行の 「横断面形状か 状」を 「横断面形状が4状」と補正する。 (5)同、第15頁第14行の 「第3[シ1」を (6)同、第15頁第15行の 「横断1m形状が 状」を 「横断面形状がL状」と補正する。 (7)同、第16頁第18行の 「第2図」を 「第3I2I」と補正する。 (8)同、第16頁第19行の 「横断面形状が 状」を 「横断面形状がP状」と補正する。 「第4図」と補正する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともそれぞれに保持部、取付け部、結合部
    などの各組み上げ形成部を有する上枠部材用材料、同上
    各組み上げ形成部に併せて上面部に前方へ傾斜される水
    捌け面部を有する下枠部材用材料、および同上各組み上
    げ形成部を有する縦枠部材用材料と、少なくとも上部面
    板部、この上部面板部に対して、上下方向、ならびに前
    後方向に段差を与えて連接される下部面板部をそれぞれ
    垂直方向に起立させた換気パネル部材用材料とのそれぞ
    れを、一連の長尺材料に成形して用い、これらの各構成
    部材用材料を所定寸法に截断して、上下の横枠となる一
    組の上枠部材、下枠部材と、左右の縦枠となる相互に対
    称な一組の各縦枠部材と、換気パネルとなる所要組数の
    表裏一対の換気パネル部材とし、前記上下の上枠部材、
    下枠部材、および左右の各縦枠部材のそれぞれを四辺形
    に組み上げ、かつ前記各結合部で結合して、周辺部に前
    記取付け部のある取付け枠部を構成すると共に、同時に
    前記左右の各縦枠部材での対向される保持部内の表裏両
    面間にあつて、上下方向に間隔を隔てた同一高さ位置、
    または異ならせた高さ位置で、上段の下部面板部の一部
    に下段の上部面板部の一部がオーバーラップするように
    、表裏一対の各換気パネル部材を保持させて換気部を構
    成させ、前記表裏両面側での上部面板部の上方に、連通
    空間を介して相互に連通される上向きの開口部を形成し
    たことを特徴とする建築物の換気用枠組構造体の構成方
    法。
  2. (2)一連の長尺材料に成形したスペーサ部材用材料を
    併用し、左右一組の各縦枠部材での対向した保持部内に
    保持される表裏一対の各換気パネル部材での表裏相互間
    に、所定寸法に截断したスペーサ部材を介在させたこと
    を特徴とする請求項1に記載の建築物の換気用枠組構造
    体の構成方法。
  3. (3)左右一組の各縦枠部材の対向した保持部面には、
    表裏一対の各換気パネル部材の表裏相互間に、所定間隔
    を与える間隔保持片を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の建築物の換気用枠組構造体の構成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100418358B1 (ko) * 2001-02-09 2004-02-11 (주)원미엔지니어링건축사사무소 그릴창

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