JPH02132287A - 建築物の換気用枠組構造体 - Google Patents

建築物の換気用枠組構造体

Info

Publication number
JPH02132287A
JPH02132287A JP28589488A JP28589488A JPH02132287A JP H02132287 A JPH02132287 A JP H02132287A JP 28589488 A JP28589488 A JP 28589488A JP 28589488 A JP28589488 A JP 28589488A JP H02132287 A JPH02132287 A JP H02132287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
frame
members
pair
frame members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28589488A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0765441B2 (ja
Inventor
Gantan Funaki
元旦 舩木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funaki Shoji KK
Original Assignee
Funaki Shoji KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funaki Shoji KK filed Critical Funaki Shoji KK
Priority to JP63285894A priority Critical patent/JPH0765441B2/ja
Publication of JPH02132287A publication Critical patent/JPH02132287A/ja
Publication of JPH0765441B2 publication Critical patent/JPH0765441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、建榮物の換気用枠組構造体に関し、さらに
詳しくは、建築物の換気を必要とする各部に対して、そ
のまN嵌め込んで通用され、外部からの雨水などの浸入
,ないしは滞溜を完全に排除すると共に、外部との間の
対流による良好な自然換気,および外部への効果的な排
煙などの機能をそれぞれに果し得るようにした換気用枠
組構造体に関するものである。
〔従来の技術〕
建築物,特にその金属材料による屋根棟Lに設置されて
、屋根面内側,ないしは屋根小屋組み内部の換気をなし
得るようにしたこの種の換気用構造体として、本発明者
は、先に種々の提案をなしている。
すなわち,この既提案に係る換気用構造体は、角バイブ
などからなる支持スペーサ部材を中芯とし、この支持ス
ペーサ部材の両側部に、それぞれに所定の横断而形状,
例えば、 状にフォーミング成形ざれた複数組からなる
表裏一対づ\の各換気パネル部材を上下方向に複数段に
亘って、そのー・部が間隔を置いてオーバーラップされ
ると共に、上向きに開口され、かつ相互間を通して内外
の連通空間を形成するように取り付けたもので、上下に
間隔を置いて連接される表裏の各換気パネル部材の相互
間から、連通空間を通して」:方内部に向かう経路によ
って、その内外相互間の自然換気がなされ、また、外部
から上向きの開口部に降り掛けられる雨水は、連通空間
を通して下方に向かう経路を経て、その最下部から外部
に排除されるようになっている。
しかして、このような構成,ならびに作用,効果を仔す
る換気用構造体,こさでは、いわゆる屋根構造内換気用
の構造体を、実際の金属材料からなる屋根構造に適用し
たところ、実質的に極めて優れた可成りの成果を得られ
ることが実証され、所期以七の作用,効果を達成できた
もので、その結果,この種の換気用構造体をして、当初
の適用対象である金属屋根に対してはもとより、建築物
での金属構造,木構造,ならびにコンクリート構造の如
何を問わず、その屋根部分,基礎部分を含めた躯体の各
郎に装着し得るようにした簡単な構成の提案が要望され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、航記構成からなる既提案の換気構造体は
、その適用対象が、金属材料による屋根構造であるため
に、面記したような金属構造.木構造,ならびにコンク
リート構造による建築物での屋根部分,基礎部分を含め
た躯体の任意部分に形成される開口装着部に装着させる
のには、種々の難点を有すると云う問題点かあった。
この発明は、従来のこのような問題点を改みしようとす
るものであり、従って、その目的とするところは、金属
構造,木構造,ならびにコンクリート構造による建築物
での屋根部分.基礎部分を含めた躯体の任意部分に形成
される開口装着部に対し、その適用範囲の広さに拘わり
なく良好に装着して、所期通りの作用,効果を得られる
ようにした,簡単な構成によるこの種の建築物の換気用
粋組構造体を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
而記目的を達成させるために、この発明に係る建築物の
換気用枠組構造体は、上横枠,下横枠となる一組の上梓
部材,少なくとも上面部に前方へ傾斜される水捌け面部
を形成した下枠部材,および左縦枠,君縦枠となる相互
に対称な一組の各縦枠部材を設け、これらの」二下の上
梓部材,下粋部材.および左右の各縦枠部材のそれぞれ
により四辺形に組み−トげ結合され、かつ周辺部に取付
け部を有して、躯体の開口装着部に取付け固定される取
付け枠部と、前記左右の各縦枠部材の表裏両面間に連通
空間を介し、かつ上下方向に間隔を隔てN組み込まれ、
少なくとも上部面板部,この上部面板部に対し、上下方
向,ならびに@後方向に段差を与えて連接される下部面
板部をそれぞれ垂直方向に起立させた複数組からなる表
裏一対の換気パネル部材を有し、各組の換気パネル部材
を、同一高さ位置,または異ならせた高さ位置に、上段
の下部面板部の一部に下段の上部面板部の一部がオーバ
ーラップするように並列させた状態で、表裏両面側での
上部面板部の上方に、連通空間を介して連通される上向
きの開口部を形成した換気部とによって構成したことを
特徴とするものである。
また、この発明に係る建築物の換気用枠組構造体は、左
右一組の各縦枠部材の表裏両面間で、上下方向に間隔を
隔てS組み込まれる複数組からなる一対づSの換気パネ
ル部材の表裏相互間に、スペーサ部材を介在させたこと
を特徴とし、そしてまた、左右一組の各縦枠部材の対向
面には、一対づ)の換気パネル部材の表裏相η間に、所
定間隔を学える間隔片を設けたことを特徴とし、さらに
、左右一組の各縦枠部材の対向而と、複数組からなる一
対づSの換気パネル部材の端面との間には、これらの各
換気パネル部材を上下方向で間隔を隔て工位置決めする
位置決め部材を介在させたことを特徴とするものである
〔作   用〕
すなわち.この発明においては、上下の上梓部材,下枠
部材と、左右の各縦枠部材のそれぞれを四辺形に組み上
げ結合して取付け枠部とし、かつ少なくとも上部面板部
,この上部面板部に対し、上下方向.ならびに前後方向
に段差を与えて連接される下部面板部をそれぞれ垂直方
向に起立させた複数組からなる表裏一対の換気パネル部
材を設けて、これらの各組の換気パネル部材を、同一高
さ位置,または異なる高さ位置に、上段の下部而板部の
一部に下段の上部面板部の一部がオーバーラップするよ
うに並列させ、表裏両面側での上部面板部の上方に、連
通空間を介して連通される北向きの開口部をもつ換気部
としているために、このように構成される換気用枠組構
造体は、躯体の開口装着部に対して、取付け枠部の周辺
取付け部を取付け固定するのみで容易に装着でき、この
状態で、内外の換気.および外部からの雨水の排水作用
が得られる。
また、左右一組の各縦枠部材の表裏両面間で、−F下方
向に間隔を隔てS組み込まれる複数組からなる一対づS
の換気パネル部材の表裏相互間に、スペーサ部材を介在
させることで、スパンの長い換気パネル部材を安定に保
持でき、さらに、左右組の各縦粋部材の対向面に、各換
気パネル部材の表裏相互間に所定間隔を与える間隔片を
設けること,および/または各縦枠部材の対向面と各換
気パネル部材の端面との間に、同各換気パネル部材を上
下方向で間隔を隔てS位置決めする位置決め部材を介在
させることにより、これらの各換気パネル部材の組み込
みが容易になる。
〔実 施 例〕 以下,この発明に係る建築物の換気用枠組構造体の−実
施例につき、第1図ないし第5図を参照して詳細に説明
する。
第1図はこの実施例を適用した換気用枠組構造体の概要
構成を示す斜視図、第2図および第3図は同上換気用枠
組構造体の縦断而図および横断面図であり5また、第4
図は同上位置決め部材を取り出して示す斜視図、第5図
(a)ないし(d)は同上換気パネルの横断而形状とそ
の表裏一対づ\の配置態様との各別の変形例を示すそれ
ぞれに断面説明図である。
すなわち,第1図ないし第3図に示す実施例構成におい
て、換気用枠組構造体は、建築物の躯体での任,αの部
分に開口された各開[1装着部に取付け固定される取付
け枠部(八)と、換気作用を1iIる換気部(B)とに
よって構成されており、面者の取付け枠部(A)は、上
横棒,下横棒となる各別な横断面形状の一組からなる上
梓部材(1l)および下枠部材(21)と、左縦棒,右
縦枠となる相互に対称な横断面形状の一組からなる縦粋
部材(3l)とを有し、また、後者の換気部(B)は、
相互に対称な横断面形状の表裏一対づへ複数組の換気パ
ネル部材(4l)を有している。
そしてまた、例えば、スパン長さが比較的長くされたと
きなどのように、安定さを欠く場合,必要に応じて表裏
一対の換気パネル部材(41),(41)間に介在され
るスペーサ部材(51)と、必要に応じて表裏一対の換
気パネル部材(41),(41)の上下方向配置位置を
規制する位置決め部材(61)とを用意する。
しかして、前記上枠部材(1l)については、第2図か
ら明らかなように、横断面形状が 状をなしていて、平
坦にされた上面部(l2)と、前部側,後部側にそれぞ
れ下方に垂下された而面部(+3),後面部(14)と
、前面部(l3)と面−で上方へ立ち上げられた取付け
部(15)と、上面部(l2)の各内面隅角部にそれぞ
れ配したタッピングネジ溝(+6),(+6)とからな
っており、かつ前記下枠部材(21)についても、同様
に横断而形状が 状をなしていて、上面部に前方へ傾斜
される水捌け面部(23)をもつ平坦にされた下面部(
22)と、而部側に垂下された取付け部(24),およ
び水捌け面部(23)の面端縁に連って下方へ垂下され
た水切り面部(25)と、後部側に上方へ立ち上げられ
た立ち上り部(26)と、下面部(22)の各内面隅角
部にそれぞれ配したタツピングネジ溝(27) , (
27) とからなっている。
また、前記対称的にされた左右一組のそれぞれ縦粋部材
(31)については、第3図から明らかなように、横断
面形状が 状をなしていて、平坦にされた側面部(32
)と、前部側,後部側にそれぞれ内方に突出された而而
部(:l3),後面部(34)と、前面部(33)と而
一で外方へ突出された取付け部(35)と、前面部(3
3)と後面部(34)との間で、これらの11f面部(
33)および後面部(34)の内面に対し、それぞれに
間隔(W,),(W.)を隔てS側面部(32)から突
出され、相互の外面間に間隔(W2)を介した間隔片(
33a) , (34a)とからなっている。
そして、萌記上下一組の上梓部材(+ 1) ,下枠部
材(21)と、左右一対の縦枠部材(31),(31)
とにより、例えば、よく知られたアルミサッシ開閉窓,
あるいは開閉戸における枠部などに見られるように、上
枠部材(11)のタッピングネジ溝(+6) , (1
6)と、下枠部材(21)のタッピングネジ溝(27)
 , (27)とに、各縦枠部材(31),(31)の
両側面から螺着するタッピングネジ(71)により、こ
れらの上下,左右の各部材(I1).(21)および(
:I I) , (3 1)のそれぞれを組みヒげ結合
し、こ5では、四辺形をなすようにして前記取付け枠部
(A)を構成する。
さらに、前記対称的にされた表裏一対のそれぞれ換気パ
ネル部材(41)については、第2図から明らかなよう
に、その一例による横断而形状が 状をなしていて、垂
直方向に起立された上部面板部(42)と、この上部面
板部(42)に対し、上下方向,ならびに前後方向に段
差を与え、かつ傾斜部による連接部(44)で連接され
、同様に垂直方向に起立された下部面板部(43)と、
これらの各部中での後述する流路形成に妨げとならない
各位置部分にそれぞわ配したタッピングネジ溝(45)
 , (45) とからなり、これらの上部,下部の各
面板部(42) , (43)での相互の外面間の幅を
、面記縦枠部材(31)での117r面部(33),後
面部(34)と各間隔片(33a) , (:l4a)
との内面相互間の間隔(w,)にほy等しくさせてある
そして、前記対称的にされた表裏一対のそれぞれ換気パ
ネル部材(41).(4])は、而記した上下一組の上
梓部材(I 1) ,下枠部材(21)と、左右一対の
縦枠部材(31).(31)とによる取付け粋部(A)
の組み上げに際して、表面側,一方の換気パネル部材(
41)については、左右一対の縦枠部材(31),(3
1)での前面部(33)と間隔片(33a)との間に、
また、裏面側.他方の換気パネル部材(4l)について
は、左右一対の縦枠部材(:lI).(:11)での後
面部(34)と間隔片(34a)との間に、それぞれか
左右勝手違いに相対向するようにして上下方向の所定位
置,所定間隔を占め、かつ上段の下部面板部(43)の
一部に下段の上部面板部(42)の一部がオーバーラッ
プするように並列させて配置させ、而記の場合と同様に
、それぞれのタッピングネジ溝(45) , (45)
を利用し、各縦枠部材(31).(31)の両側面から
タッピングネジ(71)を螺着して、こXでは、而記換
気部(B)を組み1げ結合するもので、このように組み
上げた場合,この換気部(B)においては、各換気パネ
ル部材(伺),(41)の表裏相互間にあって、各間隔
片(33a) , (F4a)の外面間隔(W2)に等
しい連通空間(72)が形成されると共に、上下相互間
での表裏にあって、各−上部面板部(42) , (4
2)の上方にそれぞれ上向きの開口部(73) , (
7:’l)が形成されることになる。
すなわち,つまりは、このようにして、これらの各構成
部材を全一体的に取付け結合させることで、建築物での
任意の部分に形成される開口装着部の大きさに対応した
幅,および高さによる所望寸法での所期通りの換気用枠
組構造体を得ることができるのであり、かつこのように
構成させたま工で、前記開口装着部に対しては、この換
気用枠組構造体をして、その取付け枠部(八)の周辺部
に設けられる各構成部材の取付け部(15).(24)
および(15) , (35)を用い、任意に取付け固
定して装着させるのである。
またこへで、前記のようにして構成される換気用枠組構
造体において、前記表裏一対の各換気パネル部材(41
) , (41)でのスパン長さが、比較的長目にされ
ていて、その上下位置,ならびに萌後位置での安定さを
欠くような場合には、これを改善させるため、その長さ
方向の所定間隔位置毎に、・必要に応じて角パイプなど
からなるスペーサ部材(5l)を介在させると共に、か
つ各換気パネル部材(41),(41)の適所をビス止
めするなどの処置を講ずるのが好ましい。
さらに、同様にして、前記取付け枠部(八)に対し、貯
記換気部(B)での表裏一対の各換気パネル部材(41
),(41)の組数か多くて、その組み上げに手数がか
ぎるような場合には、これらの各換気パネル部材(41
),(41)の長さを幾分か短くしたトで、その両端面
部に、例えば、第4図に示すような、所定位置に位置決
め突起(62)を配した位置決め部材(61)を介在さ
せるのがよく、これによって、個々の換気パネル部材(
4I)を一々取付けるようにしなくとも、必要部分のみ
で取付けるだけで十分な強度を保持でき、その組みヒげ
を格段に容易にし得るのである。
さらにまた、n『記実施例構成においては、表裏対の換
気パネル部材(41),(41)を、その表裏側が同−
高さ位置に並列されるように配置ざせているが、第5図
(a)に示されているように、表裏側での高さ位置を相
互に異ならせてもよく、かつまた、この換気パネル部材
(4l)の横断面形状自体,およびその配置位置につい
ては、前記上部面板部(42)の上部を内側に折り返し
た上縁屈曲部(42a),下部面板部(43)の下部を
外側に折り返した下縁屈曲部(43a)をそれぞれに有
する構成(同図(b) ) .およびその高さを異なら
せた構成(同図(C))にしても、あるいは、外側に大
きく湾曲させた上部面板部(42b)と、内側に大きく
湾曲させた下部弯曲部(4]b)とを直接連接させた構
成(同図(d)).およびその高さを異ならせた構成(
同図(e))にしてもよく、こぎでも同様な作用,効果
を得られるものて、これらの変形例は、全体の強度保持
,組立て上の利便,それに外観デザインなどを名慮して
任意に選択し得る。
従って、前記のように構成された換気用枠組構造体にお
いて、内外相互間の換気は、その気圧差の低い側での下
段の開口部(73)から、内部の連通空間(72)を通
して、同気圧差の高い側でのL段の開口部(73)に向
う実線経路(a) , (b)によってなさわ、かつ外
部から外側開口部(73)に降り掛けられる雨水は、そ
の開口部(73)から、内部の連通空間(72)を通し
て、下方外部に向かう点線経路(c)により、最下部の
水捌け面部(23),水切り面部(25)を経て外部に
排水させ得るのである。
なお、前記実施例において、各構成部材は、アルミ押出
し成形品,硬質合成樹脂押出し成形品などであってよい
か、その他の材料を用いても差し支えないことは勿論で
ある。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明によれば、建築物の換気
用枠組構造体において、上下の上梓部材,下枠部材と、
左右の各縦枠部材とのそれぞれを四辺形に組み上げ結合
して取付け枠部とし、かつ少なくとも−L部而坂部,こ
の上部而板部に対して、上下方向,ならびに前後方向に
段差を与えて連接される下部面板部をそれぞれ垂直方向
に起立させた複数組からなる表裏一対の換気パネル部材
を設けて、これらの各組の換気パネル部材を、同高さ位
置.または異なる高さ位置に、上段の下部面板部の一部
に下段の上部面板部の一部がオーバーラップするように
して並列させることにより、表裏両面側での上部而板部
の上方に、連通空間を介して連通される上向きの開口部
を形成させて換気部としているために、このように構成
される換気用枠組構造体では、躯体の任意の部分に形成
される開口装着部に対して、その取付け枠部の周辺取付
け部を取付け固定するのみの作業で容易に装着すること
ができ、かつこの状態で、下段側の上向き開口部から連
通空間を通して上段側の−F向き開口部への効果的な内
外の換気が可能になると共に、同時に表面側の上向き開
口部に対して吹き掛けられる雨水の連通空間から最下部
の水捌け而部を経た排水作用を良好に行えて、所期通り
の目的を達成し得るのである。
また、左右一組の各縦枠部材の表裏両面間で、」=下方
向に間隔を隔てS組み込まれる複数組からなる一対づ\
の換気パネル部材の表裏相互間に、スペーサ部材を介在
させることによって、スパンの長い換気パネル部材の場
合に、これを安定して保持でき、さらに、左右一組の各
縦枠部材の対向而に、各換気パネル部材の表裏相互間に
所定間隔を与える間隔片を設けること,および/または
各縦枠部材の対向面と各換気パネル部材の端面との間に
、同各換気パネル部材を上下方向で間隔を隔てS位置決
めする位置決め部材を介在させることによって、取付け
枠部に対するこれらの各換気パネル部材の組み込みを極
めて容易にし得るのであり、しかも、全体の構造自体も
比較的簡単で容易に実施できるなどの優れた種々の特長
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用した換気用枠組構造
体の概要構成を示す斜視図、第2図および第3図は同上
換気用枠組構造体の縦断面図および横断面図であり、ま
た、第4図は同上位置決め部材を取り出して示す斜視図
、第5図(a)ないし(e)は同ト換気パネルの横断面
形状とその表裏対づSの配置態様との各別の変形例を示
すそれぞれに断面説明図である。 (A)・・・・取付け枠部、(B)・・・・換気部。 (I!)・・・・上梓部材、(12)・・・・上面部、
(13)・・・・前面部、(l4)・・・・後面部、(
l5)・・・・取付け部、(16)・・・・タッピング
ネジ溝。 (21)・・・・下枠部材、(22)・・・・下面部、
(23)・・・・水捌け面部、(24)・・・・取付け
部、(25)・・・・水切り而部、(26)・・・・立
ちトリ部、(27)・・・・タッピングネシ溝。 (31)・・・・縦粋部材、(32)・・・・側面部、
(33)・・・・前而部、(34)・・・・後面部、(
35)・・・・取付け部、(3:]a) . (34a
)・・・・間隔片。 (伺)・・・・換気パネル部材、(42)・・・・上部
而板部、(43)・・・・下部而板部、(44)・・・
・連接部、(45)・・・・タッピングネジ溝。 (5l)・・・・スペーサ部材。 (6l)・・・・位置決め部材、(62)・・・・位置
決め突起。 (7l)・・・・タッピングネジ、(72)・・・・連
通空間、(73)・・・・上向きの開口部。 (a) , (b)・・・・実線経路(換気経路)、(
C)・・・・点線経路(排水経路)。 特許出願人 訟木商事イf限会社 第 図 手続補正書(自発) 6 . 補正の内容 平成1年3月16E1 特,;′I庁長官  吉 [11   文 毅 殿1 
事件の表示 昭和63年特許願第285894号 2.発明の名称 建築物の換気用枠組構造体 3.補正を−1−る者 事件との関係   特許出願人 訟木商事有限会社 4.代 理 人 5.袖Il..の対象 明細書第3頁第20行の 「例えば、 状に」を 「例えば、1状に」と補正する。 (2)同、第11頁第2行の 「横断面形状が 状」を 「横断面形状がh状」と補正する。 (3)同、第11頁第9行の 「横断面形状が 状」を 「横断面形状が硬状」と補正する。 (4)同、第11頁第19行の 「横断面形状が 状」を 「横断面形状が1状」と補正する。 (5)同、第13頁第1行の 「横断面形状が 状」を 「横断面形状が2状」と補正する。 \

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上横枠、下横枠となる一組の上枠部材、少なくと
    も上面部に前方へ傾斜される水捌け面部を形成した下枠
    部材、および左縦枠、右縦枠となる相互に対称な一組の
    各縦枠部材を設け、これらの上下の上枠部材、下枠部材
    、および左右の各縦枠部材のそれぞれにより四辺形に組
    み上げ結合され、かつ周辺部に取付け部を有して、躯体
    の開口装着部に取付け固定される取付け枠部と、前記左
    右の各縦枠部材の表裏両面間に連通空間を介し、かつ上
    下方向に間隔を隔てゝ組み込まれ、少なくとも上部面板
    部、この上部面板部に対し、上下方向、ならびに前後方
    向に段差を与えて連接される下部面板部をそれぞれ垂直
    方向に起立させた複数組からなる表裏一対の換気パネル
    部材を有し、各組の換気パネル部材を、同一高さ位置、
    または異ならせた高さ位置に、上段の下部面板部の一部
    に下段の上部面板部の一部がオーバーラップするように
    並列させた状態で、表裏両面側での上部面板部の上方に
    、連通空間を介して連通される上向きの開口部を形成し
    た換気部とによつて構成したことを特徴とする建築物の
    換気用枠組構造体。
  2. (2)左右一組の各縦枠部材の表裏両面間で、上下方向
    に間隔を隔てゝ組み込まれる複数組からなる一対づゝの
    換気パネル部材の表裏相互間に、スペーサ部材を介在さ
    せたことを特徴とする請求項1に記載の建築物の換気用
    枠組構造体。
  3. (3)左右一組の各縦枠部材の対向面には、一対づゝの
    換気パネル部材の表裏相互間に、所定間隔を与える間隔
    片を設けたことを特徴とする請求項1に記載の建築物の
    換気用枠組構造体。
  4. (4)左右一組の各縦枠部材の対向面と、複数組からな
    る一対づゝの換気パネル部材の端面との間には、これら
    の各換気パネル部材を上下方向で間隔を隔てゝ位置決め
    する位置決め部材を介在させたことを特徴とする請求項
    1、または2に記載の建築物の換気用枠組構造体。
JP63285894A 1988-11-14 1988-11-14 建築物の換気用枠組構造体 Expired - Lifetime JPH0765441B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63285894A JPH0765441B2 (ja) 1988-11-14 1988-11-14 建築物の換気用枠組構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63285894A JPH0765441B2 (ja) 1988-11-14 1988-11-14 建築物の換気用枠組構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02132287A true JPH02132287A (ja) 1990-05-21
JPH0765441B2 JPH0765441B2 (ja) 1995-07-19

Family

ID=17697398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63285894A Expired - Lifetime JPH0765441B2 (ja) 1988-11-14 1988-11-14 建築物の換気用枠組構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0765441B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418358B1 (ko) * 2001-02-09 2004-02-11 (주)원미엔지니어링건축사사무소 그릴창

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4874452U (ja) * 1971-12-16 1973-09-17
JPS5119547U (ja) * 1974-07-31 1976-02-13
JPS53142752U (ja) * 1977-04-15 1978-11-10
JPS55143390U (ja) * 1979-04-03 1980-10-14
JPS6263749A (ja) * 1985-09-17 1987-03-20 元旦ビューティ工業株式会社 屋根構造材

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4874452U (ja) * 1971-12-16 1973-09-17
JPS5119547U (ja) * 1974-07-31 1976-02-13
JPS53142752U (ja) * 1977-04-15 1978-11-10
JPS55143390U (ja) * 1979-04-03 1980-10-14
JPS6263749A (ja) * 1985-09-17 1987-03-20 元旦ビューティ工業株式会社 屋根構造材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418358B1 (ko) * 2001-02-09 2004-02-11 (주)원미엔지니어링건축사사무소 그릴창

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0765441B2 (ja) 1995-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4173855A (en) Prefabricated building frame structure
US3286413A (en) Awning structure
JPH02132287A (ja) 建築物の換気用枠組構造体
GB2142057A (en) Garden shed
KR102225363B1 (ko) 나사 조립식 구조를 갖는 건축용 하지틀 및 그 하지틀 시공방법
JP3707542B2 (ja) 連設障子構造およびその施工方法
JPH11324198A (ja) 壁体支持装置
JP2604324Y2 (ja) バルコニーの囲い構造
JP3390250B2 (ja) パネルの接続構造
JP2631060B2 (ja) 組立建物用パネルの取付構造
JPH0734982Y2 (ja) 出隅部のパネル取付け構造
JPS5854524Y2 (ja) 目かくしフエンス
JPH0317342A (ja) 建築物の換気用枠組構造体
JP2537783Y2 (ja) 組立建物の構成部材
JPH0622013Y2 (ja) カ−テンウオ−ル用笠木の取付部
JPH0118729Y2 (ja)
JPH02132288A (ja) 建築物の換気用枠組構造体の構成方法
JPS6211834Y2 (ja)
JPH0347099Y2 (ja)
JP2510357B2 (ja) ユニット住宅における屋根の組立方法
JPS5847128Y2 (ja) 二重屋根用支柱付垂木
JP2537782Y2 (ja) 組立建物の架空部材
JP2004027531A (ja) ユニット式透明材壁構造建築物の壁部材用木製枠体、透明材壁部材、調整用木製枠体、透明材壁構造建築物ユニットセット及びユニット式透明材壁構造建築物
JPH07133645A (ja) 軒先構造
JPS5911578Y2 (ja) 嵌殺しパネル付窓