JP2537782Y2 - 組立建物の架空部材 - Google Patents

組立建物の架空部材

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JP2537782Y2
JP2537782Y2 JP4950792U JP4950792U JP2537782Y2 JP 2537782 Y2 JP2537782 Y2 JP 2537782Y2 JP 4950792 U JP4950792 U JP 4950792U JP 4950792 U JP4950792 U JP 4950792U JP 2537782 Y2 JP2537782 Y2 JP 2537782Y2
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功 苗村
真司 繁木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、横格子を強調
したバルコニーのコーナー部などを構成する組立建物の
架空部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の組立建物の架空部材とし
て、実開昭63−24723号公報に記載のものが知ら
れている。この組立建物は横格子を基調としたバルコニ
ーに関するものである。このバルコニーは、左右一対の
縦枠と、左右一対の通し柱と、両通し柱間に配設した間
柱とにより垂直方向の構造材が構成され、また、縦枠と
通し柱との間に渡した左右一対の妻梁と、両通し柱間に
渡した桁と、この妻梁および桁に平行に渡した笠木とで
水平方向の構造材が構成されている。そして、両縦枠と
両通し柱間に複数本の横格子が掛け渡され、バルコニー
本体が横格子を強調したデザインになっている。横格子
は垂直方向に等間隔に配設され、コーナー部で、井桁状
に交差してその交差隅部で通し柱に固定され、或いは、
柱に当接させた状態でこれに固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のバルコニー
では、装飾材である横格子により水平方向の線を強調し
て、バルコニーに広がり感や落ちつき感を持たせるよう
にデザインされている。しかし、コーナー部に構造材で
ある通し柱があるため、横格子による水平方向の線がこ
の通し柱による垂直方向の線と交差することとなり、コ
ーナー部がすっきりせず、かえってバルコニー全体が堅
い感じで、落ちつきのないデザインとなっている。
【0004】この場合、コーナー部をすっきりさせるた
めには、バルコニーのコーナー部の通し柱を無くすか、
隠すことが最も有効な対応策となる。したがって、例え
ば、通し柱をコーナー部から建物側に移設(引っ込め
る)すると共に、横格子をコーナー部用に「L」字状に
折り曲げて形成し、これをコーナー部を逃げて配設され
た間柱と通し柱との間に掛け渡すように構成すればよ
い。しかし、「L」字状に折り曲げられた横格子は、持
ち運びの際に不安定で、かつかさばり、運搬や組み付け
作業などの際に取扱いが面倒なものとなる。しかも、こ
の種のコーナー部材は外部の足場から組付け作業を行う
ことが多く、作業が煩雑になりかつ危険なものとなって
しまう。
【0005】本考案は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、取付強度を損なうことなく、装飾上の優
れた美観に、良好な運搬性や組立て性を併せ持たせた組
立建物の架空部材を提供することをその目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
考案は、上部構造材と下部構造材との間に立てかけた少
なくとも一対の支持部材と、両支持部材にそれぞれの両
端部が固定されると共に、水平方向に屈曲して延びる複
数本の横格子とを備えた組立建物の架空部材において、
各横格子は、その屈曲部を構成する継手と、この継手に
接続される格子片とから成り、各継手は、組立建物の内
寄りに配設されて、継手を垂直方向所望の間隔に保持可
能な保持部材に保持されていることを特徴とする。
【0007】この場合、保持部材は棒状に形成され、そ
の上端と下端との少なくとも一方が、上部構造材および
/または下部構造材に支持されていることが好ましい。
【0008】
【作用】例えば、組立建物のコーナー部を構成する架空
部材にあっては、一方の支持部材に所定数の格子片を固
定し、この格子片に、保持部材に保持された所定数の継
手の一端を接続し、次に、この継手の他端にそれぞれ対
応する格子片を接続し、最後に格子片の端を他方の支持
部材に固定して、組立建物のコーナー部を構成する。或
いは、これら構成部品の一部または全部を予め組み立て
ておき、これを上下両構造材間に組み付けて、組立建物
のコーナー部を構成する。この場合、組み付けられた横
格子は、両端を支持部材に固定されて、取付強度が保持
される。また、保持部材は組立建物の内部側に配設さ
れ、かつ継手を保持する以上の強度を持たせる必要がな
く、細く目立たないように設けることができる。さら
に、架空部材が、支持部材、継手と格子片から成る横格
子および保持部材で構成されていれば、工場から現場で
の組立て作業に至る過程において、運搬や取扱いが容易
となり、また継手が、保持部材に垂直方向所望の間隔に
保持されるようになっていれば、位置合わせなどを含め
組立て作業を簡単に行うことができる。
【0009】この場合、保持部材は棒状に形成され、そ
の上端と下端との少なくとも一方が、上部構造材および
/または下部構造材に支持されていれば、保持部材によ
り、組立て時に継手を保持させることができると共に、
組立て後に横格子を支持させることができる。
【0010】
【実施例】以下、添付の図面に基いて、本考案の組立建
物の架空部材をバルコニーのコーナー部に適用した場合
について説明する。図1は本実施例のバルコニーの外観
を表わした斜視図である。同図に示すように、このバル
コニーは柱を設けることなく、バルコニー本体1を建物
に取り付ける、いわゆる持出しタイプのものであり、バ
ルコニー本体1は横格子2を強調したデザインとなって
いる。バルコニー本体1は、外壁から前方に延びた左右
一対の妻梁3,3間に、下部構造材である桁4と根太掛
け5とが前後にそれぞれ掛け渡され、両妻梁3,3の内
部または下部に設けたブラケット(図示せず)で建物に
支持されている。各妻梁3には、その建物側の端部に外
壁に添わせて縦枠6が立設され、中間部に間柱7がそれ
ぞれ立設されている。一方、桁4には、バルコニー本体
1のコーナー部を逃げた両外側寄りの位置と中央部との
3箇所に間柱8,8,8が立設されている。そして、こ
れら縦枠6と間柱7,8の上端には、これらを連結する
ように上部構造材である笠木9が取り付けられている。
【0011】また、これらの構造材とは別に、笠木9と
桁4との間には、各間柱7,8間に、装飾材として複数
本の横格子2が垂直方向に等間隔に掛け渡されている。
具体的には、バルコニー本体1の前面と側面の前半部に
は、各間柱7,8間に横格子2が配設されており、側面
の後半部には、間柱7と縦枠6との間に目隠しパネル1
0がはめ込まれている。一方、横格子2は、その外側が
間柱7,8の外面と略面一になるように、間柱7,8の
中心に対し外側に寄せて設けられており、内側にはアク
リルパネル11が取り付けられている。すなわち、隣接
する間柱7,8と笠木9及び桁4とで囲われた空間は、
バルコニー本体1の内外方向に並設したアクリルパネル
11と横格子2とで、二重構造となっている。
【0012】これにより、外部から見ると、バルコニー
本体1はその前半部が横格子2で水平方向の線が強調さ
れた特異なデザインとなっており、一方で、内部から見
ると全面がアクリルパネル11や目隠しパネル10に覆
われていて、このアクリルパネル11によりJISA6
601にいう足掛かりの問題を解消できるようになって
いる。そして、バルコニーの構成部材は、主としてアル
ミニウムの押出し形材で構成されており、直接または各
種金具を介して相互にねじ止め固定され、現場で組み立
てられるようになっている。
【0013】次に、図2および図3を参照して、バルコ
ニーのコーナー部廻りの構造を詳細に説明する。図2は
バルコニー本体1のコーナー部の裁断平面図であり、図
3はバルコニー本体1の縦断面図である。図2に示すよ
うに、各間柱7,8は、バルコニー本体1の内部に面し
て設けた第1柱状部材12と、外部に面して設けた第2
柱状部材13とで構成された縦割りの分割構造となって
いる。各間柱7,8のコーナー側には、第1柱状部材1
2に添わせて断面「L」字状の枠状部材(支持部材)1
4が設けられており、第1および第2柱状部材12,1
3にこの枠状部材14を組み込むことで、この部分の外
観が全体として矩形の柱状になるように構成されてい
る。第1柱状部材12と第2柱状部材13とは、切起し
部を有する連結金具15により上下両端部を笠木(笠木
側は図示省略)9および桁4(妻梁3)に固定されてお
り、枠状部材14は、上下両端部を後述する上胴縁16
および下胴縁17にビス止めされている。なお、この場
合、第1柱状部材12と第2柱状部材13とは、それぞ
れ個別に連結金具15にビス止めされているが、両者の
接合部を重ねるように形成して、ビスで共締めするよう
にしてもよい。
【0014】一方、図3に示すように、笠木9の下面に
は上胴縁16が、桁4および妻梁3の上面には下胴縁1
7がそれぞれビス止めされており、また、上胴縁16に
は内側から上押縁18が、下胴縁17には内側から下押
縁19がそれぞれ嵌め込まれている。桁4および妻梁3
の上面の外側端部には、位置決め用のかかり部4a(3
a)が突出形成されており、下胴縁17はこのかかり部
4a(3a)により外側の取付位置が規制されるように
なっている。同様に、笠木9の下面の外側端部には、折
返し部9aが形成されており、笠木9と上胴縁16との
外側の取付位置が相互に規制されるようになっている。
そして、上記の両枠状部材14,14と上下両胴縁1
6,17とで囲われた空間には、「L」字状に屈曲形成
されたアクリルパネル11と横格子2とが組み込まれて
いる。
【0015】すなわち、水平方向にあっては、第1柱状
部材12のコーナー側の延設部12aと、枠状部材14
のコーナー側の端部14aとは、間隙を存して対向して
おり、この間隙にコーナー用のアクリルパネル11が組
み込まれている。一方で、枠状部材14のコーナー側の
端面14bには、各横格子2がビス止めされている(図
2参照)。垂直方向にあっては、上下両胴縁16,17
の内側の端部16a,17aと、上下両押縁18,19
の上下端18a,19aとがそれぞれ対向しており、こ
の間隙にコーナー用のアクリルパネル11が組み込まれ
ている(図3参照)。そして、第1柱状部材12の延設
部12aとアクリルパネル11との間、および上下両胴
縁16,17とアクリルパネル11との間には先付ビー
ド20が、枠状部材14の端部14aとアクリルパネル
11との間、および上下両押縁18,19の上下端18
a,19aとアクリルパネル11との間には後付ビード
21が挿入されて、アクリルパネル11が不動に固定さ
れている。
【0016】同様に、一般用の平板のアクリルパネル1
1は、水平方向が間柱8に添わせて設けた添枠22によ
り、垂直方向が上下両胴縁および上下両押縁(いずれも
図示せず)により、組み付けられている。また、目隠し
パネル10は、水平方向が第2柱状部材13および縦枠
6に添わせて設けたパネル用アタッチメント23によ
り、垂直方向が上下両胴縁および上下両押縁(いずれも
図示せず)により、組み付けられている。なお、図2中
の符号24は、建物の柱に縦枠6を固定するための固定
ボルトであり、符号25,25は、その際に建物の外壁
を傷つけるのを防止すると共に、縦枠6内への雨水等の
侵入を防止するためのパッドである。また、図3中の符
号26は、アクリルパネル11の高さ位置を規制するラ
イナーである。
【0017】次に、図4を参照して、本考案の主要部で
あるコーナー部の横格子2廻りの構造について説明す
る。図4は横格子2を含むコーナー部の組立状態を表し
た分解斜視図であり、同図に示すように、コーナー部
は、横格子2の屈曲部を構成する複数本の継手41と、
この複数本の継手41に接続される各一対の格子片4
2,42と、各継手41を垂直方向の所定の間隔に保持
する保持ロッド(保持部材)43とで構成されている。
各継手41は、継手本体41aと、継手本体41aから
直交する2方向に水平に延びる両接続部41b,41b
とで構成されており、両接続部41b,41bの部分で
それぞれ格子片42,42と印籠継ぎにより接続され
る。この場合の接続部41bと格子片42とは、特に図
示しないが、接続部41bの外側面に突起爪を設けると
共に、格子片42の内側面に溝を設け、この突起爪を溝
に係合するようにして、固定してもよいし、格子片42
の外側から格子片42と接続部41bとをビス止めする
ようにして、固定してもよい。また、継手41は、中空
で形成しても無垢で形成してもよく、アルミニウムはも
とよりプラスチックなどで構成してもよい。
【0018】一方、保持ロッド43は、継手41の隅
部、すなわち内部側に配設され、継手41を垂直方向の
所定の間隔に保持している。この場合、特に図示しない
が、保持ロッド43に継手41を保持するための金具を
取り付けておいてもよいし、継手41を保持するための
嵌合溝を形成しておいてもよく、また、保持ロッド43
と継手41とを一体に形成しておいてもよい。保持ロッ
ド43の上端と下端とは、上胴縁16と下胴縁17とに
それぞれ当接または固定されており、保持ロッド43の
荷重が継手に加わらないようにすることはもとより、風
圧などで横格子2ががたつかないように支持している。
【0019】ここで、コーナー部の組立て手順について
簡単に説明する。桁4と妻梁3との組み立てが完了した
後、桁4(妻梁3)の上面の間柱7,8位置に連結金具
15,15をビス止めする。次に、第2柱状部材13を
桁4のかかり部4aに規制される位置に立設させ(妻梁
3側も同様)、前記連結金具15,15に第2柱状部材
13をビス止めする。第2柱状部材13を固定したら、
この第2柱状部材13,13間に、桁4および妻梁3の
かかり部4a(3a)に位置合わせするようにして先付
ビード20を取り付けた下胴縁17をセットし、これを
桁4および妻梁3にビス止めする。一方、これらの作業
に相前後して、継手41と格子片42と保持ロッド43
とを組み立てると共に、格子片42の端に先付ビード2
0を取り付けた枠状部材14,14をビス止めする。こ
のようにして、コーナー部をユニット化しておき、これ
を両第2柱状部材13,13間に上方から落とし込むよ
うにセットする。この場合も、枠状部材14を桁4およ
び妻梁3のかかり部4a(3a)に位置合わせし、セッ
トの後は、枠状部材14を下胴縁17にビス止めする。
なお、継手41、格子片42、保持ロッド43および枠
状部材14の組み立ては、工場で行うようにしてもよい
し、現場で行うようにしてもよく、また、運搬を考慮し
て一部を工場で、他の部分を現場で行うようにしてもよ
い。
【0020】次に、連結金具15を取り付けた笠木9を
上方から落とし込むようにセットし、笠木9と第2柱状
部材13の固定(連結金具を介してビス止め)を行う。
笠木9が固定されたら、上胴縁16を笠木9にビス止め
しアクリルパネル11を、両枠状部材14,14および
上下胴縁16,17の先付ビード20に接触する位置に
立てかけておき、この状態で第1柱状部材12を内側か
らセットする。第1柱状部材12は、上下両端部で連結
金具15にビス止めすることにより、連結金具15を介
して桁4(妻梁3)および笠木9にそれぞれ固定する。
最後に、上下両押縁18,19を嵌め込むと共に、後付
ビード21を挿入して、コーナー部の組立を完了する。
【0021】以上のように本実施例によれば、コーナー
部が、継手41、格子片42、保持ロッド43および枠
状部材14,14とによる分解構造となっているので、
取扱性を考慮して部品状態または一部組立状態で運搬が
可能となり、また、工場、現場を問わず、適宜その組立
作業を行うことができる。さらに、組立の際には継手4
1が保持ロッド43に所望の間隔で保持されるので、位
置合わせが容易であり、組立て作業を簡単に行うことが
できる。また、組み立てられた横格子2は、両端を枠状
部材14,14に固定され、かつ中間部で保持ロッド4
3により支持されているので、強度を十分に保持するこ
とができる。
【0022】一方、保持ロッド43は、バルコニーのコ
ーナー部に位置するものの、継手41の内部側に設けら
れているので、横格子2がじゃましてバルコニーを外部
から見上げた場合に極めて目立ち難く、コーナー部の横
格子2がすっきりした仕上がりとなる。したがって、バ
ルコニーを、横格子2を強調した落ちつきのある、かつ
建物に調和したデザインとすることができる。
【0023】図5および図6は、本考案の第2の実施例
を示している。この実施例では、横格子2が横長の断面
形状を有する第1実施例に対し、縦長の断面形状となっ
ている。したがって、横格子2の幅が強調されて重量感
のあるバルコニー本体1が構成されている。この場合
も、バルコニー本体1のコーナー部には、継手41、格
子片42、保持ロッド43および枠状部材14とによる
分解構造となっている。
【0024】なお、以上の実施例において、保持ロッド
43は、コーナー部を組み立てる際に継手41を位置決
めする機能と、組立て後に継手41を含む横格子2を支
持する機能とを有しているが、例えば、継手41を吊り
下げてるような単に位置決め機能のみを有するものでも
よく、また、コーナー部を組立て後、取り外せるような
構造のものでもよい。
【0025】
【考案の効果】以上のように本考案の架空部材によれ
ば、継手を用いた分解構造としているので、運搬性や取
扱い性を向上でき、また、分解構造であっても、継手が
保持部材に保持されるようになっているので、組立てが
容易できる効果を有する。さらに、この保持部材を外部
から目立たないように設けることができるので、組立建
物を横格子を強調でき、広がりのある落ちついたデザイ
ンに仕上げることができる。
【0026】この場合、保持部材が棒状に形成され、そ
の上端と下端との少なくとも一方が、上部構造材および
/または下部構造材に支持させるようにすれば、保持部
材を、組立建物を組立てた後の横格子の補強部材として
機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例が適用されたバルコニーの外観を表した
外観斜視図である。
【図2】バルコニーのコーナー部廻りの裁断平面図であ
る。
【図3】バルコニーの要部の縦断面図である。
【図4】コーナー部の組立て状態を表した分解斜視図で
ある。
【図5】第2実施例のバルコニーのコーナー部廻りの裁
断平面図である。
【図6】第2実施例のバルコニーの要部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 バルコニー本体 2 横格子 4 桁 9 笠木 14 枠状部材 41 継手 42 格子片 43 保持ロッド

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部構造材(9)と下部構造材(4)と
    の間に立てかけた少なくとも一対の支持部材(14,1
    4)と、当該両支持部材(14,14)にそれぞれの両
    端部が固定されると共に、水平方向に屈曲して延びる複
    数本の横格子(2)とを備えた組立建物の架空部材にお
    いて、 前記各横格子(2)は、その屈曲部を構成する継手(4
    1)と、当該継手(41)に接続される格子片(42)
    とから成り、当該各継手(41)は、組立建物の内部側
    に配設されて、当該継手(41)を垂直方向所定の間隔
    に保持可能な保持部材(43)に保持されていることを
    特徴とする組立建物の架空部材。
  2. 【請求項2】 前記保持部材(43)は棒状に形成さ
    れ、その上端と下端との少なくとも一方が、前記上部構
    造材(9)および/または前記下部構造材(4)に支持
    されていることを特徴とする請求項1に記載の組立建物
    の架空部材。
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