JPH02132186A - 液相脱硫方法 - Google Patents

液相脱硫方法

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JPH02132186A
JPH02132186A JP28383188A JP28383188A JPH02132186A JP H02132186 A JPH02132186 A JP H02132186A JP 28383188 A JP28383188 A JP 28383188A JP 28383188 A JP28383188 A JP 28383188A JP H02132186 A JPH02132186 A JP H02132186A
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JP
Japan
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liquid
desulfurization
liquid phase
sulfur
sulfur compounds
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Application number
JP28383188A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneyoshi Takase
高瀬 経義
Koichi Harada
原田 興一
Kazunori Kawahara
川原 和則
Kazuhiko Sonoue
其上 一彦
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Toyo CCI KK
Original Assignee
Toyo CCI KK
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は硫黄化合物特に硫化ジメチル、二硫化炭素、硫
化力ルボニル等の硫化物質及びメチルメルカプタン等の
有機化合物などの硫黄化合物を含む液体からの液相脱硫
方法に関する。硫黄化合物を含む液体としては、ナフサ
等の炭化水素油類などが主として適用される。
[従来の技術] ナフサ等の原料に含まれる硫化水素、メルカプタン類、
硫化ジメチル、硫化力ルボニル、二硫化炭素等の硫黄化
合物の除去方法としては、活性炭、モレキュラーシーブ
ス等の吸着剤を使用する吸着法、エタノールアミン、グ
リコールアミン、ベンジン、ビベリジン等を用いて吸収
する溶剤吸収法、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化銅などの多く
の金属酸化物からなる脱硫剤を用いて吸収除去する吸収
触媒法、Go−Mo, Ni−Mo等の触媒を用いて仔
機硫黄化合物を硫化水素等の除去し易い無機硫黄化合物
に変換し、乾式脱硫剤を用いてこれを吸収除去する水素
化脱硫法などが良く知らわているが、これらは何れも気
相により脱硫操作を行なうもので、液相での脱硫の例は
極めて少ない。
特公昭57− 2368号は活性炭に (+)ヨウ素及
び/又はヨウ素化合物(2)硼素及び/又はリン化合物
さらに所望により (3)モリブデン、タンクステン、
セシウム、銅及び鉛化合物の1種以十を担持してなる触
媒により流体(ガス体又は液体)中の硫黄化合物の除去
方法を提案しているか液相での脱硫方法については全く
言及するところが無く、その効果については知り得ない
特公昭5B− 1535]8号は、ガスの脱硫処理方法
に関するものであるが、活性炭に (1)銅化合物と(
2)亜鉛、アルミニウム、マンガン、鉛、カドミウムか
らなる群から選ばわた少なくとも1種の金属化合物を担
持した触媒を用いる方法を提案して?り、ILつ実,!
ii!&例中の対象として活+l1炭1gに対して2鮎
原子の銅を含む触媒でのCOS及び11■S除去のデー
ターを示している。
[発明が解決しようとする課題] 軽質炭化水素抽、例えばナフサは水蒸気改質等の接触ガ
ス化操作を行なうことにより、アンモニア、メタノール
製造のための合成ガスの製造、エチレン、プロピレン等
のすレフィン類の製造、或は都市ガスの製造などと今日
広く工業原料として用いられているが、その中に含まれ
る不純物としての硫黄酸化物は触媒tkとして触媒の活
性を低下せしめる、装置の腐蝕をもたらす、排ガス中に
含まれ公害の原因となるなど種々の害をもたらす為、そ
の除去のための技術開発のための努力は7+rから行な
われてき′〔おり、気相での脱硫の技jイtの進歩は著
しいものかある。しかしなから、液体の原料を−旦ガス
とし、その後に脱硫を行なうことは、設備費の増大、エ
ネルギー消費の増加などコスト面での不利は避けらわず
、液相のままでの原料の脱硫か望まれてきたが、残念乍
ら、液相脱硫のための有効な脱硫剤が無く、その開発が
切望されている。
本発明は液相に於で脱硫効率の優れており、しかも持続
的にその高い効率を発揮出来る優れた脱硫剤を提供し、
液相脱硫の方法を確立することをIJ的とする。
[課題を解決するための千段] 本発明各等は、このような問題点を解決するため鋭意検
討を行なった結果、活性炭上に酸化鋼を担持した脱硫剤
が液相に於て慢れた脱硫作用を有することを見出し、本
発明を完成した。即ち、本発明は、酸化鋼を担持した活
性炭からなる脱硫剤と、硫黄化合物を含有する液体とを
接触させることにより、その液体から硫黄化合物を除去
する液相脱硫方法であり、特に、硫黄化合物か、二酸化
硫黄、硫化水素、二硫化炭素、硫化ジメチル、硫化力ル
ポニル、メルカプタン類その他の有機硫黄化合物よりな
る群から選ばれた少なくとも一種である液相脱硫方法で
ある。
本発明の方法は炭化水素油、特にナフサ等の軽質炭化水
素油の処理に於で特に有効に使用されるか、これらの原
料に限定されるものてはない。
本発明の方法により除去し得る硫黄化合物には、硫化水
素、メルカプタン類、硫化物、二硫化物、二硫化炭素、
硫化力ルボニル、二酸化硫黄等、広範囲な硫黄化合物か
あげられる。
本発明の方法に使用される活性炭としては一般に市販さ
れているもののすへてか使川町能であるか、特にやし殼
炭及び石炭を原料としたものが望ましい。その比表面積
としては約800〜1000m2/gのものが特に望ま
しい。又形状としては粉末炭、破砕炭、球形又は円柱形
などの成型炭の伺わも使y丁1 【i丁f止である。
本発明の方法に使用さわる脱硫剤の製造のための銅化合
物としては、硝酸塩、硫酸塩、炭酸塩、塩ス(PL炭酸
塩などの無機酸塩、酸化物、水酸化物、ハロゲン化物、
蟻酸、酢酸などの有機酸の塩なと一般に触媒製造に使用
されるすべての化合物か使用可能である。銅化合物の活
性炭上への担持法としては合浸法が最も一般的で望まし
い方法であるが、混綽法、沈殿法等の方法も使用し得る
脱硫剤中に含まれる酸化銅の量は少なくとも約8重量%
以上であることが望ましい。これより少量の場合、充分
な脱硫効率が得られないばかりでなく使用中急激に活性
か失われるので、使用期間か短くなり経済的でない。
本発明の硫黄化合物除去操作は常温から約180℃以下
の範囲で行なえるが、より高温が望ましく約100℃以
上約160℃以下が望ましい。低温では脱硫剤の活性は
低く充分な効果は期待出来ない。
[実施例] 次に例により本発明の方法を更に詳細に説明する。
実施例−1および比較例−1 12x 30Meshの破砕型やし殻活性炭上に硝酸鋼
を合浸し300℃にて焼成し実施例1の脱硫剤を得た。
この脱硫剤及び比較例lとしての市販13x型モレキュ
ラーシーブを用い次の条件で脱硫試験を実施した。硫黄
化合物濃度(重量ppm)の測定結果を表1に示す。
(試験条件) 脱硫剤   201 使用原料  ナフサ+001 /hr 硫黄化合物 0.4Wtppm 酸化銅   12W[% 温度    128℃ 圧力    9.0κg/cm2G LIISV=  5 実施例−2 次に示す条件以外は実施例−1と同じ条件で、実h’t
h例2を行なった。接触面後の硫黄化合物濃度(重.l
j’f p p m )を表2に示す。
(試験条件) 脱硫剤   24m3 使用原料  ナフサI:llO kffi/hr温度 
   127℃ 圧力    6.5 Kg/cm2G 表1 表2 [発明の効果] 本発明の方法によれば、液相にてナフサ等の石油類など
を処理し通常処理困難と言われる有機硫黄化合物を含む
各種の硫黄化合物を効率よく除去できるので、気相によ
る処理に比べて道がに経済的に合成ガス、都市ガス、オ
レフィン類などが1?られ、化学工業界のみならず、広
く工業界に貢献ずることが出来る。
特許出願人  東洋シーシーアイ株式会社代 理 人 
弁理士 若 林  忠

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酸化銅を担持した活性炭からなる脱硫剤と、硫黄化
    合物を含有する液体とを接触させることにより、該液体
    から該硫黄化合物を除去する液相脱硫方法。 2、硫黄化合物が、二酸化硫黄、硫化水素、二硫化炭素
    、硫化ジメチル、硫化カルボニル、メルカプタン類その
    他の有機硫黄化合物よりなる群から選ばれた少なくとも
    一種であることを特徴とする請求項1に記載の液相脱硫
    方法。 3、液体が炭化水素油であることを特徴とする請求項1
    または2に記載の液相脱硫方法。4、脱硫剤と液体を常
    温ないし約180℃の温度範囲で接触させることを特徴
    とする請求項1、2または3に記載の液相脱硫方法。 5、脱硫剤と液体を約100℃ないし約160℃の温度
    範囲で接触させることを特徴とする請求項1、2または
    3に記載の液相脱硫方法。 6、酸化鋼が脱硫剤中に約8重量%以上含まれているこ
    とを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記
    載の液相脱硫方法。
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