JPH0212989A - 回路基板におけるスルーホールの形成方法とその装置およびスルーホール充填部材 - Google Patents

回路基板におけるスルーホールの形成方法とその装置およびスルーホール充填部材

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JPH0212989A
JPH0212989A JP16461488A JP16461488A JPH0212989A JP H0212989 A JPH0212989 A JP H0212989A JP 16461488 A JP16461488 A JP 16461488A JP 16461488 A JP16461488 A JP 16461488A JP H0212989 A JPH0212989 A JP H0212989A
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JP
Japan
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hole
filling member
circuit board
diameter
forming
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JP16461488A
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Yasu Yanagisawa
柳澤 縁
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、いわゆる回路基板におけるスルーホールの
形成方法とその装置及びスルーホールの充填部材に関す
るものである。
〔従来の技術〕
いわゆる厚膜回路基板における電気回路は、種々の電気
的性質を有するペースト状の回路形成材料を回路パター
ンにしたがって基板面に塗布し、これを焼成して導電体
、抵抗体、非導電体等の種々の厚膜を形成し、これらの
各膜層が積層されて回路が構成されている。
そして、このような厚膜回路基板におけるスルーホール
の形成は従来第6図に示すような方法で行なわれていた
すなわち、テーブル51上の厚膜回路基板61に透孔6
1aが形成され、第6図(a)に示すように透孔61a
の上に、吐出手段21より厚膜回路用ペースト71が所
定量吐出される。この吐出された厚膜回路用ペースト7
1は、そのままでは透孔61aの中に入らないので、第
6図(b)に示すように厚膜回路用ペースト71の上か
ら、エアー噴出手段22からエアーを噴出すると、厚膜
回路用ペースト71は透孔61aの周囲に付着するとと
もに、中心部分の余分な厚膜回路用ペースト71はエア
ーにより吹き飛ばされるため、透孔61aに厚膜回路用
ペースト71が付着したスルーホールが形成される。ま
た、第6図(b)において、エアー噴出手段22を使用
しないで、ペースト71の下方から図示しないエアー吸
引手段によって中心部分の余分なペーストを吸引して透
孔61aに厚膜回路用ペースト71を付着させてスルー
ホールを形成してもよい。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の技術には次のような問題点が
ある。
(イ) 透孔内に充填する厚膜回路用ペーストの量の設
定とエアー噴出またはエアーの吸引の調整が極めて難し
く熟練作業に頼る面が多く生産性に欠ける。
(ロ) 透孔中に充填する厚膜回路用ペーストに気泡が
生じ易く、焼成時における気泡の破裂によるひび割れ等
のために適正な導電性を得られないことがある。
(ハ) 基板の両側から透孔内にペーストを充填し、し
かるのちエアー噴出またはエアーの吸引を行ってペース
トが付着したスルーホールを形成する場合、スルーホー
ル部の略中間部において、上側および下側面の付着ペー
ストがうまく重ならず導電性に欠ける場合が生じる。
〔課題を解決するための手段〕
この出頭に係る発明は、 (イ) 半径方向への弾発力を有する筒形状の導電性充
填部材を透孔内に挿入し、半径方向への弾発力によって
透孔内に保持させるとともに、この充填部材の上下両端
をそれぞれ基板の上面および下面応に接触させてスルー
ホールを形成する。
(ロ) 厚膜回路基板をXY力方向移動するテーブル機
構と、縮径により半径方向へ弾発力を生じる筒状の導電
性充填部材榛圧出機構と、これら両機構の駆動を制御す
る制御手段とからなり、前記充填部材圧出機構を、先端
に充填部材の縮径手段を有し複数の充填部材を収納して
上下動可能なノズル部と、ノズル部の開口端が基板上の
所定の透孔に対向した際、ノズル部内の充填部材を圧出
して縮径された状態の充填部材を透孔に挿入する圧出手
段とで構成し、充填部材を基板上の所定の透孔に順次自
動的に装填するスルーホール形成装置。
(ハ) 外周部から中空部まで貫通する間隙を軸方向の
全長にわたり形成し、縮径により半径方向への弾発力を
生じ、この弾発力によって透孔内に保持される筒形状の
導電性充填部材。
を提供することにより、上記従来の問題点を解決しよう
とするものである。
〔発明の実施例〕
図面にもとづいて実施例を説明する。
第1図は、請求項(1)および(4)の一実施例を示す
図である。
図において、1は導電材で形成される円筒形状の充填部
材である。
1aは、外周から中空部1bまで貫通する間隙で軸方向
の全長にわたって形成されている(第1図(a)参照)
。この充填部材1の径は、基板6に形成される透孔6a
の径よりやや大きくなっており、その軸長は透孔6aの
軸長に等しくなっている。また、回路基板は800℃前
後の焼成工程を経るため充填部材1を形成する導電材は
硬引鋼、カドミウム銅、黄銅等のように適度の弾性、良
好な導電性そして比較的高い触点を有する金属材で形成
するのが望ましい。
上述の充填部材1は、第1図(b)、(c)に示すよう
に適宜手段によってその間隙1aを閉塞することにより
径を縮少して透孔6a内に挿入する。透孔6a内に挿入
された充填部材1は、間隙1aが拡開し、これによって
生じる半径方向への弾発力によって透孔6a内に確実に
保持されるとともに、透孔の上下両端縁に接触するよう
になり所定のスルーホールを形成する。そして、厚膜回
路形成装置(描画装置)により充填部材1の両端面上に
ペーストで導電ランドを形成する(片側の場合もある)
次に、第2図ないし第4図にもとづいて、請求項(2)
項および(3)項の実施例を説明する。
第2図(a)は、スルーホール形成装置Aの一部切欠外
観斜視図である。
図において、15は図示しない駆動制御手段によって駆
動制御されてXY力方向移動するテーブル機構、11は
後述のノズル部16を収納するシリンジで上下動可能に
フレーム13に取付けられている。14はシリンジ11
のホルダー、8は図示しない圧縮空気源からノズル部1
6に圧縮空気を送給するチューブ、6はテーブル機構1
5の上面にセットされXY力方向移動する回路基板、6
aは回路基板の透孔である。
なお、この実施例において、スルーホール形成装置Aの
本体部分、すなわちノズル部16をのぞいた部分は、例
えば、特願昭62−166541号において開示されて
いる第5図に示す厚膜回路形成装置を使用している。第
2図(b)は第2図(a)の概略構成を示すブロック図
である。装置は、入出力装置・メモリに基づき各構成を
制御するCPU、空気源・電空変換器(CPUの指令に
基づき作動する空気正調!り・電磁弁、CPUの指令に
基づき作動するモータコントローラ・モータドライバ、
高さセンサおよびノズル部16をもつシリンジ、回路基
板6を配置したXY子テーブルCPUの指令に基づきX
Y子テーブル移動させるためのモータコントロー、う・
モータドライバ等を備えている。
第3図は、ノズル部16の構成説明図である。
第3図(a)に示すように円筒体の上側ノズル16aと
、この下端開口部に着脱自在の下側ノズル16bとで構
成され、中央の中空部には上述した複数の充填部材1が
直列状に収納されている。上側ノズル16aには、チュ
ーブ8を介して送給される圧縮空気によって作動する適
宜のピストン機構が設けられており必要に応じて充填部
材1をノズル部16の下端開口部より圧出するようにな
っている。
下側ノズル16bの中空部の開口部近傍内周面は通過す
る充填部材1をその外周から押圧して縮径するためにテ
ーパー状に形成され縮径部16aを構成している。
上述のノズル部16は、第3図(b)に示すようにシリ
ンジ11に収納されて、回路基板6の移動にともなって
、XY力方向相対的に移動し、所定の透孔(6a)上に
至り充填部材1を圧出し透孔6a内に挿入する。すなわ
ち、第4図に示すようにノズル部16の中空部に直列状
に複数装填された充填部材1,1・・・は、その上部に
あって、圧縮空気に駆動されて中空部内を下降するピス
トン17に押圧され、ノズル部16の下端開口部より圧
出される。そして、充填部材1はテーパー状に形成され
た内周面で構成される縮径16b1を通過することなよ
り、間隙1a部分が閉じられて縮径され、この状態で透
孔6a内に挿入される。第4図では図示の関係から充填
部材1はいったんノズル部16を離脱し、その後に透孔
6aに挿入されるようになっているが実際は、ノズル部
16の先端開口部と透孔6aは極く近接しており、開口
部から圧出される充填部材1は縮径された状態で順次透
孔6a内に挿入されることは勿論である。
透孔6aに完全に挿入された充填部材1は縮径状態から
拡開し半径方向への弾発力により透孔6a内で適正位置
に保持されてスルーホールを形成する。
第5図のフローチャートによって動作を説明する。
先ず、充填部材1を所定数装填したノズル部16を装置
のシリンジ11にセットする(ステップ1)。
次いで、回路基板6をテーブルにセットするとともに、
制御手段としてのCPUからノズル部先端の位置データ
とZ軸の高さ、すなわちノズル部の高さデータおよびノ
ズル部16のピストン機構17へ送給する空気圧のデー
タを出力する(ステップ2,3)。
XY子テーブル位置データにもとづき水平方向に移動し
透孔6a上にノズル部16の先端が位置するようにする
(ステップ4)。
Z軸を移動させ、すなわちシリンジ11を下降させノズ
ル部端と透孔6aの開口面との距離を所定量にする(ス
テップ5)。
次いで、ノズル16のピストン機構17を空気圧で駆動
し、充填部材1を透孔6a内に挿入する(ステップ6)
シリンジ11を一定の高さまで上昇させる(ステップ7
)。
以上の動作は、所定数の透孔6aに充填部材1が挿入る
されるまで自動的に繰り返される。
ところで、この実施例では前述のようにスルーホール形
成装置の本体部、すなわち、ノズル部分16を除いた部
分は、いわゆる厚膜回路形成装置を使用しているため、
厚膜回路の描画に続いてシリンジ11におけるノズルを
交換するのみでスルーホールの形成を能率良く自動的に
行なうことができる。なお、スルーホール形成装置Aは
空気圧によって充填部材1を押し出しているが、これに
限らず他の外力(例えば油圧またはモータ等で駆動され
るプランジャ方式)でも良い。
〔発明の効果〕
この出願に係る発明は、以上述べた構成・作用により、
従来の欠点を解消するとともに、良好な性能を有するス
ルーホールを回路基板上に能率良く形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は1回路基板の透孔に充填部材を挿入する過程を
示す説明図、第2図(a)はスル−ホ形成装置の一部切
欠斜視図、第2図(b)は、同上の概略構成を示すブロ
ック図、第31ffl(a、)は、ノズル部の一部断面
説明図、第3図(b)は、シリンジにノズル部を装着し
た状態を示す一部断面側面図、第4図はノズル部から透
孔に充填部材が挿入される状態を示す一部省略斜視図、
第5図は、スルーホール形成装置の動作を示すフローチ
ャト、第6図(a)および(b)は従来技術を示す側面
図である。 1・・・充填部材 1a・・・間隙 6・・・回路基板 6a・・・透孔(スルーホール) 16・・・ノズル部 16a・・・上側ノズル 16b・・・下側ノズル 16b1・・・縮径手段(テーパ一部)A・・・スルー
ホール形成装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外周部から中空部まで貫通する間隙を軸方向の全
    長にわたって形成した筒状の導通性充填部材を、前記間
    隙を押圧閉塞することによって縮径した状態で、回路基
    板に設けた透孔に挿入し半径方向への弾発力によって充
    填部材を透孔内に保持するとともに、充填部材の上下両
    端をそれぞれ透孔の上下両端縁に接触させてなる回路基
    板におけるスルホールの形成方法。
  2. (2)前記充填部材は、回路基板をXY方向に移動する
    テーブル機構と充填部材圧出機構とを有するスルーホー
    ル形成装置によって厚膜回路基板上の透孔に挿入するよ
    うにしたことを特徴とする請求項(1)記載の回路基板
    におけるスルーホールの形成方法。
  3. (3)回路基板をXY方向に移動するテーブル機構と、
    縮径により半径方向へ弾性力を生じる筒状の導電性充電
    部材圧出機構と、これら両機構の駆動を制御する制御手
    段とからなり、前記充填部材圧出機構を先端に充填部材
    の縮径手段を有し複数の充填部材を収納して上下動可能
    なノズル部と、ノズル部の開口端が、回路基板上の所定
    の透孔に対向した際、ノズル部内の充填部材を排出して
    縮径された状態の充填部材を透孔に挿入する圧出手段と
    、で構成したことを特徴とする回路基板におけるスルー
    ホール形成装置。
  4. (4)外周部から中空部まで貫通する間隙を軸方向の全
    長にわたって形成した筒状の導電性充填部材であって、
    前記間隙を押圧閉塞することによつて縮径した状態で回
    路基板に設けた透孔に挿入し、半径方向への弾発力によ
    って透孔内に保持するとともにその上下両端が透孔の上
    下両端縁に接触するようにした回路基板におけるスルー
    ホール充填部材。
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