JP2942025B2 - フラックス塗布機構 - Google Patents

フラックス塗布機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品搭載装置を構
成するフラックス塗布機構に係り、特に、電子部品を搭
載する基板上に、フラックス等の液体を定量且つ均一に
供給塗布するフラックス塗布機構に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品搭載装置における基板への接着
剤、はんだペースト等の液体の塗布方法に関する従来技
術として、例えば、「電子技術 1986年12月別
冊」の論文「プリント回路への接合技術」等に記載され
ているように、ディスペンサ方式、転写方式、スクリー
ン印刷方式等の技術が知られている。
【0003】ディスペンサ方式は、小型ノズル内にはん
だペースト等の接着剤を入れ、これに空気圧を加え、ノ
ズルの先端から接着剤を押し出して接着剤等の液体の塗
布を行うものであり、また、転写方式は、細ピンの先端
を接着剤の中につけ、ピン先端に付着した接着剤を基板
上に塗布するものである。さらに、スクリーン印刷方式
は、所定のパターンを持ったスクリーンを使用して接着
剤を所定の位置に印刷塗布するというものである。
【0004】また、電子部品搭載装置における電子部品
のアライメント方式に関する従来技術として、例えば、
特開平1−122199号公報等に記載された技術が知
られている。この従来技術は、位置決めテーブル上に電
子部品を置き、X及びY方向にそれぞれ相対して移動す
る2組の位置決め駒を、電子部品等のワークに直接的に
接触させて位置決めを行うという方法である。
【0005】また、電子部品搭載装置における電子部品
の電極位置の検出方式として、電極面から出る蛍光を検
出する蛍光検出方式、検出時に用いる照明光を電極面に
対して上面から照射して検出する明視野検出方式、検出
時に用いる照明光を部品の側面全体から照射して検出す
る暗視野検出方式、あるいは、明視野と暗視野とを合せ
た明暗視野検出方式等の技術が知られている。
【0006】さらに、電子部品搭載装置における電子部
品の基板への搭載方法に関する従来技術として、電子部
品をXYθ(θは回転)方向に位置決め補正を完了させ
た後、カムによる駆動により、電子部品を吸着したヘッ
ドを一定ストロークだけ基板に向けて下降させ、これに
より一定の背圧を加えて基板上に電子部品を搭載すると
いう技術が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の基板上への液体
塗布に関する従来技術は、基板上に塗布する液体が、は
んだペースト等の高粘度のものであり、また、1回当た
りの基板上への塗布範囲も基板上の電極点の1ポイント
あるいは数ポイントといった狭い範囲にしかはんだペー
ストを塗布することができないものである。そして、こ
の従来技術は、このはんだペーストの塗布直後、基板上
に電子部品を搭載し、搭載した基板を次工程に移すため
に基板の搬送を行っても、はんだペーストの粘性が非常
に高いため、搬送時の衝撃により電子部品が動いてズレ
が発生するということの少ないものである。
【0008】しかし、電子部品の電極面が微小な球状は
んだで構成されている場合、はんだペーストを広範囲に
塗布する必要があり、はんだペーストの代わりに粘性の
落ちるフラックスを使用しなければならない。このた
め、前記従来技術の塗布方法では、このような場合に対
応することができず、また、塗布後フラックスの粘性を
上げる処理を行わなければならないという問題点を生じ
る。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、電子部品を高精度に基板上に搭載すること
ができる電子部品搭載装置に使用する広範囲に一括して
定量のフラツクスの塗布を行うことのできるフラツクス
塗布機構を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、電子部品搭載装置を構成するフラツクス塗布機構
、次のように構成することにより達成される。
【0014】フラックス塗布機構は、基板上の所定の広
い範囲にフラックスを均一に塗布する機構であり、所定
の大きさの塗布面を持つ塗布ヘッドと、フラックス注入
シリンジと、フラックスの吐出を制御するフラックス吐
出コントローラとを備え、前記フラックス塗布ヘッドの
内部にフラックスを染み込ませる海綿材を有し、ヘッド
のフラックス吐出面全体にメッシュ状に溝が形成され、
さらに、フラックス吐出穴が設けられて構成される。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【作用】フラックス塗布ヘッド内に内蔵した海綿材は、
綿状の物質であるものが使用されているため、ヘッド内
に注入された塗布すべきフラックスをその内部にしみこ
ませて保持することができる。これにより、ヘッド内に
フラックスの溜まりができ、ヘッド内部の液体を吐出さ
せる空気圧と、液ダレ防止の真空圧とのバランスを容易
に保つことができる。この結果、本発明の塗布ヘッド
は、液ギレが向上し、特に、高粘度の液体の定量供給を
行うようにすることができる。
【0021】また、ヘッドのフラックス塗布面がメッシ
ュ状に形成されているので、海綿材の内部に溜まってい
るフラックスを一定量、塗布面上に吐出させて基板上に
塗布することができる。この際、フラックスの塗布量と
ヘッド部に残る量とが適宜按分され、一定で均一な膜厚
にフラックスを塗布することができる。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【実施例】以下、本発明によるフラツクス塗布機構を備
えた電子部品搭載装置の一実施例を図面により詳細に説
明する。
【0028】図1は本発明の一実施例による電子部品搭
載装置の外観を示す斜視図である。図1において、1は
フラツクス塗布機構、2はフラックス乾燥機構、3は搭
載部、4は搭載ヘッド、5は光学系、21はアライメン
ト爪である。
【0029】図1に示す本発明の一実施例による電子部
品搭載装置において、図示しない基板は、基板搬送治具
にセットされてフラツクス塗布機構1の下部に置かれ、
この位置で基板上の所定の部位にフラックスが塗布され
た後、基板搬送路101上を搬送され、フラックス乾燥
機構2によりフラックスが乾燥された後搭載部3に運ば
れる。
【0030】一方、基板に搭載される電子部品は、図示
しない部品収納パレットに載せられて、部品搬送路10
2上を搭載ヘッド4の位置に搬送される。搭載ヘッド4
は、部品を吸着するヘッドと、後述する背圧調整機構を
備え、前記パレット上から電子部品を吸着し、基板上に
搭載するため搭載部3の方向に移動する。この移動の途
中、電子部品は、アライメント爪24により、アライメ
ントされる。
【0031】前述したアライメントを受けて搭載部3の
位置まで運ばれた電子部品は、光学系5により、後述す
るように球状の電極位置が検出され、基板上の所定の位
置に所定の背圧が加えられて基板に搭載される。
【0032】次に前述した電子部品搭載装置における各
工程順に本発明による電子部品搭載装置を構成する各種
機構の構成を説明する。
【0033】図2はフラックス塗布機構1に用いられて
いるフラックス塗布ヘッドの概要を示す図、図3はフラ
ックス塗布ヘッドのノズルの詳細な構造を示す図であ
る。図2、図3において、6はシリンジ、7はノズル、
8はシリコンチューブ、9はディスペンサ、10はフェ
ルト、13は基板、14はフラックス吐出穴、15は溝
である。
【0034】フラックス塗布機構1を構成するフラック
ス塗布ヘッドは、図2に示すように、フラックスを注入
するシリンジ6と、フラックスを吐出及び直接塗布する
ノズル7と、シリンジ6とノズル7とを接続するシリコ
ンチューブ8とにより構成されている。さらに、シリン
ジ6には、フラックスの吐出量をコントロールするディ
スペンサ9が接続されいる。ノズル7の内部は、空洞に
なっており、この中にはフラックスをしみ込ませる海面
体としてのフェルト10が内蔵されている。
【0035】このフラックス塗布ヘッドは、シリンジ6
内にフラックスを注入後、ディスペンサ9からエアー圧
11をかけることにより、フラックスをフェルト10に
しみ込ませてノズル7内部にフラックスのたまりを作る
ものである。また、ノズル7からフラックスが垂れ落ち
るのを防止する為、ディスペンサ9は、真空圧12を加
えてフラックスを吸い上げて液ダレを防止する。
【0036】この場合、最適な真空圧12の設定は、フ
ラックスが液ダレせず、かつ、液の吸い上げ過ぎでシリ
ンジ6内に気泡が発生しない範囲である。フェルト10
は、この場合に、前述の真空圧12の範囲を非常に広く
取るために有効であり、これにより、フラックスの吐出
の制御を容易に行うことができる。
【0037】ノズル7の吐出面は、図3(a)に示すよ
うに、吐出面全体にメッシュ状に溝15が加工されてお
り、さらに、フラックス吐出穴14が設けられて構成さ
れている。このようなメッシュ構造は、ノズル7の吐出
面が平面でないため、粘度の高いフラックス等の液体を
基板13に塗布する際、ノズル7と基板13とが付着し
て、基板13が持ち上げられるいう不具合を防止するこ
とができ、また、フラックスがノズル7の吐出面に吐出
された後、約半分が基板13上に塗布され、残り半分が
ノズル7の溝15に残るため、前述したフェルトの作用
(真空圧12の制御の容易性)と合せた両作用により、
フラックスを均一に、かつ、定量に塗布することができ
るという利点を生じさせる。
【0038】図4はフラックス乾燥機構2の構成を示す
図である。図4において、16は遠赤外線ヒータであ
る。
【0039】フラックス塗布機構1によりフラックスが
塗布された基板13は、フラックス乾燥機構2の位置に
搬送される。このフラックス乾燥機構2は、前述したフ
ラックス塗布機構1で塗布されたフラックス乾燥させる
ものであり、図4に示すように、遠赤外線ヒータ16に
よって基板13の上方から熱を一定時間加え、基板上に
塗布されたフラックスを強制的に乾燥させる。これによ
り、フラックスの粘度を高くすることができ、その後の
工程で基板搬送時に生ずる衝撃によって基板に搭載後の
電子部品のズレを防止することができる。
【0040】なお、このフラックス乾燥機構2における
遠赤外線ヒータ16は、通常の加熱用ヒータであっても
よく、また、乾燥機構を熱風等による乾燥を行うものと
してもよい。
【0041】図5は電子部品を収納するパレットの収納
状態を示す図、図6は光学系により部品の電極位置を検
出する場合の検出視野と部品の位置との関係を説明する
図である。図5において、17はポケット、18、A、
B、Cは電子部品、19は電極、20は検出視野であ
る。
【0042】前述によりフラックスが乾燥された基板
は、図1における搭載機構3の位置に搬送され、一方、
電子部品が収納されたポケット17を有するパレット
も、図1における搭載機構3の位置に搬送される。電子
部品としては、外形が異なるもの(図5における部品
A、B、C)が数種類使用されており、この外形が異な
る電子部品を共通に1つのパレットに収納して使用する
ためには、1番サイズの大きい部品Cに合せてポケット
17のサイズを決めなければならない。
【0043】このため、1番サイズの小さい部品Aは、
図5に部品18として示すようにポケット17内で色々
な方向に動いている状態で搬送されてくることになる。
さらにこの状態で、図1における搭載ヘッド4がパレッ
トから電子部品を真空吸着し、光学系5により電子部品
の電極面を検出しようとする場合、図6に示すように、
検出すべき電極19が検出視野20から外れるという問
題が発生する。
【0044】そこで、この問題点を解決するために、電
子部品の位置を修正するアライメント機構が必要であ
る。
【0045】図7はアライメント機構の構成を示す図で
ある。図7において、21はアライメント爪、22は電
子部品、38はXYテーブル、39はアーム部。40は
X軸モータ、41はY軸モータである。
【0046】このアライメント機構は、図1において、
搭載ヘッド4がパレットから電子部品を吸着する吸着点
の上方に設置され、図7(a)に示すように、アライメ
ント爪21と、このアライメント爪21をXYテーブル
38に固定するアーム部39と、XYテーブル38を駆
動するX軸モータ40及びY軸モータ41とから構成さ
れている。
【0047】このアライメント機構による電子部品のア
ライメント方法は、図7(b)に示すように、搭載ヘッ
ド4により電子部品22を吸着した状態でX方向にアラ
イメント爪21を動かし、X及びθ方向のアライメント
を行い、さらに、Y方向にアライメント爪21を動かし
て、Y方向のアライメントを行うことにより実行され
る。このアライメント動作中、電子部品22は、真空吸
着により搭載ヘッド4に吸着された状態であるので、ア
ライメント爪21を押し当てることにより、搭載ヘッド
4に吸着された状態で滑りながらアライメントされるこ
とになる。これにより、低ストレスで電子部品のアライ
メントを行うことが可能であり、電子部品に損傷を与え
ることがなく、常に図6における検出視野20内に電子
部品22の検出すべき電極19を入れておくことが可能
となる。
【0048】図7により説明したようにしてアライメン
ト爪21でアライメントされた電子部品は、図1の搭載
ヘッド4によりの光学系5上に運ばれ、電子部品の電極
位置の検出が行われる。
【0049】図8は電子部品の電極位置検出機構の構成
を示す図である。図8において、23は照明装置、24
は電子部品の電極、25は電極の影、26は電子部品の
基材である。
【0050】図8に示す電極位置検出機構において、搭
載ヘッド4に吸着された電子部品22の電極面に対し
て、γの角度を付けて、X方向から照明装置23によっ
て照明光を当てる。これにより、電子部品22の基材2
6上には、電極24の影25ができる。この影ができた
画像を検出し2値化すると、電極の影25を、安定した
白点の領域42として得ることができる。この2値画像
は、X軸方向に対して白点の積分処理を行うことにより
画像27として示すような波形を得ることができる。こ
の積分処理した画像27の白点の波形28のエッジXa
とXbとを検出し、これらの値に基づいて、電極のX方
向の中心位置を求める。このX方向の中心位置Xは、次
の(1)式により求めることができる。 X=(Xa+Xb)/2 …………(1) また、同様に、照明光の方向をY方向からに切換えるこ
とにより、X方向と同様の処理を行うことによって電極
のY方向の中心位置を求めることができる。
【0051】これにより、電極及び基材の表面状態に関
係なく、電子部品の各電極の中心位置を検出することが
でき、この結果に基づいて、複数個の電極位置から電子
部品の中心位置を求めることができるため、部品の搭載
位置をより高精度に検出し、決定することができる。
【0052】前述により、位置検出が終了した電子部品
は、背圧調整機構を持つ搭載ヘッド4により基板上に搭
載される。次に、この機構について説明する。
【0053】図9は背圧調整機構を有する搭載ヘッド4
の機構を示す図である。図9において、29は吸着ツー
ル、30は背圧調整ネジ、31は電子部品着地検出部、
32は押し上げロッドB、33は接点B、34は押し上
げロッドA、35は接点A、37はツール取付け軸であ
る。
【0054】図示搭載ヘッド4は、電子部品を吸着する
吸着ツール29と、背圧調整ネジ30とバネとによる背
圧調整機構、電子部品着地検出部31とを大きな機構部
として構成され、これらは、ツール取付け軸37に可動
的に取付けられている。着地検出部31は、通常、押上
げロッドA34と接点A35とが接触した状態にあり、
これらに接続されているリード線36が導通状態になっ
ている。また、押上げロッドB32と接点B31とが接
触した状態になっている。
【0055】前述した状態にある搭載ヘッド全体が、電
子部品22を基板13上に搭載するために、基板13に
向けて降下し、吸着ツール29に吸着された電子部品2
2の電極が基板13に着地すると、吸着ツール29が取
付けられているツール取付け軸37が押し上げられ、軸
37の上端にある接点B33が押上げられる。これに伴
い、押し上げロッドB32が押し上げられ、該ロッドB
32と連結されている押し上げロッドA34も押し上げ
られる。この結果、この押し上げロッドA34と接点A
35が離れ、リード線36が断となり、これにより電子
部品22が基板13上に着地したことを検出することが
できる。
【0056】その後、この位置から一定量、この搭載ヘ
ッドを降下させることにより、背圧調整ネジ30の下部
に取付けられているバネにより、電子部品に対して一定
の背圧を加えることが可能となり、電子部品を搭載する
基板上のフラックスの粘度が低下した状態でも、高精度
に電子部品を基板上に搭載することが可能である。
【0057】前述した本発明の実施例による各種機構
は、その少なくとも1つを電子部品搭載装置の構成とし
て使用することができ、これにより、これらの機構によ
り得ることのできる効果を持った電子部品搭載装置を構
成することができる。
【0058】前述した本発明の実施例の塗布機構によれ
ば、フラックス等の高粘度液体を一括して基板の広範囲
に塗布することができるため、作業タクトが要求される
設備に本発明による塗布機構を組み込むことが可能であ
る。また、定量かつ均一な塗布膜厚を得ることができる
ので、電子部品搭載後の基板搬送時に生じる振動による
電子部品ズレ防止のためのフラックス乾燥、及び、搭載
後の工程である電子部品のはんだ付け、洗浄工程等にお
いても、一定条件の下で作業を行うことが可能である。
従って、その後の電子部品が搭載された基板の搬送、接
続、洗浄等の処理の信頼性を向上することができるとい
う効果を得ることができる。
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるフラッ
クス塗布機構によれば、高粘度液体であるフラックスを
一括して基板の広範囲に塗布することができ、定量かつ
均一な塗布膜厚を得ることができるので、電子部品搭載
装置に使用した場合、基板搬送時に生じる振動による電
子部品ズレ防止のためのフラックス乾燥、及び、搭載後
の工程である電子部品のはんだ付け、洗浄工程等におい
て、一定条件の下で作業を行うことが可能であり、これ
により、その後の電子部品が搭載された基板の搬送、接
続、洗浄等の処理の信頼性を向上させることができると
いう効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子部品搭載装置の外
観を示す斜視図である。
【図2】フラックス塗布機構1に用いられているフラッ
クス塗布ヘッドの概要を示す図である。
【図3】フラックス塗布ヘッドのノズルの詳細な構造を
示す図である。
【図4】フラックス乾燥機構2の構成を示す図である。
【図5】電子部品を収納するパレットの収納状態を示す
図である。
【図6】光学系により部品の電極位置を検出する場合の
検出視野と部品の位置との関係を説明する図である。
【図7】アライメント機構の構成を示す図である。
【図8】電子部品の電極位置検出機構の構成を示す図で
ある。
【図9】背圧調整機構を有する搭載ヘッドの機構を示す
図である。
【符号の説明】
1 フラックス塗布機構 2 フラックス乾燥機構 3 搭載部 4 搭載ヘッド 5 光学系 6 シリンジ 7 塗布ノズル 8 シリコンチューブ 9 ディスペンサ 10 フェルト 13 基板 14 フラックス吐出穴 15 溝 16 遠赤外線ヒータ 17 ポケット 21 アライメント爪 22 電子部品 23 照明装置 24 電極 26 基材 29 吸着ツール 30 背圧調整ネジ 31 電子部品着地検出部 32 押上げロッドB 33 接点B 34 押上げロッドA 35 接点A 36 リード線 37 ツール取付軸 38 XYテーブル 39 アーム部 40 X軸モータ 41 Y軸モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−273397(JP,A) 特開 昭62−144776(JP,A) 特開 昭63−194865(JP,A) 特開 昭63−168095(JP,A) 特開 昭60−21533(JP,A) 特開 平1−187898(JP,A) 特開 昭63−1908(JP,A) 特開 平3−62597(JP,A) 実願 昭63−150208号(実開 平2− 70859号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 3/34 503 H05K 13/04 B23K 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に電子部品を搭載する電子部品搭
    載装置における電子部品を搭載する基板の所定の位置に
    フラックスを塗布するフラックス塗布機構において、フ
    ラックス塗布ヘッドと、フラックス注入シリンジと、フ
    ラックス吐出コントローラよりなり、前記フラックス塗
    布ヘッドの内部にフラックスを染み込ませる海綿材を設
    置し、ヘッドのフラックス吐出面全体にメッシュ状に溝
    が形成され、さらに、フラックス吐出穴が設けられてい
    ことを特徴とするフラックス塗布機構。
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