JPH02129444A - 自動変速機のスラスト軸受装置 - Google Patents

自動変速機のスラスト軸受装置

Info

Publication number
JPH02129444A
JPH02129444A JP63283384A JP28338488A JPH02129444A JP H02129444 A JPH02129444 A JP H02129444A JP 63283384 A JP63283384 A JP 63283384A JP 28338488 A JP28338488 A JP 28338488A JP H02129444 A JPH02129444 A JP H02129444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic transmission
gear unit
clutch
planetary gear
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63283384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2828639B2 (ja
Inventor
Mikio Iwase
幹雄 岩瀬
Kazuhisa Ozaki
和久 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP63283384A priority Critical patent/JP2828639B2/ja
Publication of JPH02129444A publication Critical patent/JPH02129444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2828639B2 publication Critical patent/JP2828639B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンパクト化が可能な自動変速機のスラスト
軸受構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動変速機は、所謂シンプソン方式といわれる
2個のシングルプラネタリギヤユニットからなる3速自
動変速機構を基本として、該3速自動変速機構に1個の
プラネタリギヤユニットからなるオーバードライブ機構
またはアンダードライブ機構を付設して前進4速の変速
段を得ている。
ところで、近年、車両のF−F化および高馬力化等によ
り、自動変速機は、更に一層の小型化が要望されている
と共に、伝達トルク容量の増大化が要望されている。し
かしながら、前記自動変速機においては、変速機構の一
端から入力し直線状に他端に出力する伝動経路からなる
ものであり、両ギヤユニットが分離されていることとあ
いまって、軸方向に長い構成となって、上述した小型化
に対応するには限界がある。また、伝動経路の先端部分
に出力部材が位置するため、交換・変更の容易な機構先
端部分にクラッチをまとめて配置することができず、3
速自動変速機構と4速自動変速機構とは別個に製造しな
ければならない、このため、部品および組立ラインの共
通化が困難であり、多種少量生産では大幅なコストアッ
プを招くことになる。
上記問題を解決するために、本出願人は既に、シングル
プラネタリギヤユニットとデュアルプラネタリギヤユニ
ットからなり、そのキャリヤおよびサンギヤを一体に構
成し、かつ、出力部材を自動変速機構部の略中央部に配
置し、伝動系路を往復的とし、軸方向のコンパクト化を
図ることができる自動変速機を提案している(特開昭6
3−145846号)。
これを第5図により説明する。
プラネタリギヤユニット2.3、該ギヤユニットの適宜
回転要素とそれぞれクラッチを介して連結する入力軸5
、所定回転要素CR,に連結する出力部材9および適宜
回転要素Rt、S+を係止する係止手段を有する自動変
速機構を備えている。
そして、出力部材9は入力軸5を被覆するようにして自
動変速機構の略中央部に配置されている。
さらに、自動変速機構が3速自動変速機構101の場合
、プラネタリギヤユニット2.3の軸方向外側に、第1
の(フォワード)クラッチC5が配置されている(図の
1−1線下半分参照)。
方、自動変速機構が4速自動変速機構10□の場合、第
1のクラッチC1の更に軸方向外側に、オーバードライ
ブ時に作動する第3のクラッチC0が配置されている(
図の!−2−2線上弁照)。
そして、3速自動変速機構101は、第6図にも示すよ
うに、シングルプラネタリギヤユニット2とデュアルプ
ラネタリギヤユニット3を備え、かつ、これら両ユニッ
ト2.3のサンギヤSl同士およびキャリヤCR,同士
が一体に連結されている。また、1亥サンギヤSlが第
1のブレーキB、にて適宜係止され、また、デュアルプ
ラネタリギヤユニット3のリングギヤR1が第2のブレ
ーキB8およびワンウェイクラッチF、にて適宜係止さ
れる。さらに入力軸5が第1のクラッチCIを介してシ
ングルプラネタリギヤユニット2のリングギヤR1に連
結すると共に、第2のクラッチC2を介してサンギヤS
、に連結しており、またキャリヤCR,が出力部材9に
連結している。
一方、4速自動変速機構10gは、第7図にも示すよう
に、3速自動変速機構10+に加えて、第1のクラッチ
CIの更に軸方向外側に、第3のクラッチC0が配置さ
れており、a亥りラッチC0は入力軸5とデュアルプラ
ネタリギヤユニット3のリングギヤR1とを適宜接離し
得る。
上記構成にもとすき、3速自動変速機構lOは、第8図
に示す作動表の通りに、クラッチCI、C!及び係止手
段B+、Bz、F+の適宜作動により、前進3速・後進
1速の各変速段に変速し、また、4速自動変速機構10
gは、第4図に示す作動表の通りに、クラッチC+ 、
Ct 、Coおよび係止手段B、 、Bt 、F、の適
宜作動により前進4速・後進1速の各変速段に変速し、
それぞれ、出力部材9から付加変速部20!若しくは2
0゜に伝達される。
第9図は上記自動変速機構の詳細な構造を示している。
出力ギヤ9にはボス部9aが設けられている。該ボス部
9aの内周は、キャリヤCR,とスプライン結合され、
該ボス部9aの外周は、トランスミッションケース37
に一体に形成されている隔壁37bにベアリング57を
介して回転自在にかつ軸方向移動不能に支持されている
。該ベアリング57は、隔壁37bにスプライン結合さ
れているアウタレース85aおよびスペーサを介在した
2個のインナレース85cを有するダブルテーパドロー
ラベアリングからなる。
さらに、該アウタレース85aは軸方向に延びており、
該延長部分には第1のワンウェイクラッチF1のインナ
レース59aが固定されている。
また、デュアルプラネタリギヤユニット3のリングギヤ
R1とスプライン結合して軸方向に延びてワンウェイク
ラッチF1のアウタレース59が配置されており、これ
ら両レースとの間にワンウェイクラッチF1が介在して
いる。また、リングギヤR2の内周のギヤには、支持部
材86が噛み合っており、該支持部材86の両側には、
2個のスラストベアリング87.89が配置され、一方
のスラストベアリング87は、ギヤユニット3に当接し
、他方のスラストベアリング89はスペーサを介して出
力ギヤ9のボス部9aに当接している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の自動変速機においては、プラ
ネタリギヤユニット3のリングギヤR1の回転により軸
方向に発生するスラスト力が、リングギヤR1に付属す
る支持部材86、スラストベアリング89、出力ギヤ9
を経てヘアリング57の軸受部に伝達され、トランスミ
ッションケース37bでその反力をとっている。そのた
め、自動変速機のコンパクト化を図る際、ギヤユニット
3の支持部材86およびスラストベアリング89が軸方
向の長さを決定する部分に配置されているため、その分
だけ軸方向の長さが長くなるという問題を有していた。
また、ベアリング57の軸受部にプラネタリギヤユニッ
ト3によるスラスト力がかかるために、軸受部の寿命が
低下するという問題を有していた。
さらに、スラストベアリング89の潤滑は、入力軸5、
中空軸53およびキャリヤCR,に形成された油路を経
て行われるが、その潤滑が不十分になるという問題も有
している。
本発明は上記問題を解決するものであって、その第1の
目的は、トランスミッションの全長を短縮させることで
ある。
本発明の他の目的は、出力ギヤを軸支する軸受部の寿命
を向上させることである。
本発明のさらに他の目的は、プラネタリギヤユニット3
で発生するスラスト力を受けるベアリングの潤滑を良好
にすることである。
(問題点を解決するための手段) そのために本発明の自動変速機のスラスト軸受構造は、
例えば第1図に示すように、プラネタリギヤユニットの
複数の回転要素をそれぞれクラ・7チ(C+ −C! 
、Co )を介して連結する入力軸(8)、前記ギヤユ
ニットのキャリヤ(CR+ )に連結する出力部材(9
)および前記ギヤユニットの所定回転要素を係止する係
止手段(B+ 、 Bz、F、)を備える自動変速機に
おいて、前記プラネタリギヤユニットのりングギャ(R
1)と連結され第1のスラストベアIJ 7グ(42)
によりプラネタリギヤユニットを支持する支持部材(4
1)と、 アウターレース(32)が自動変速機のケース(3a)
に固定されインナーレース(35)が前記出力部材(9
)に連結されて該出力部材を軸支する軸受部材(31)
と、 該軸受部材のアウターレース(32)と前記支持部材(
41)との間にスペーサ(37)を介して配設される第
2のスラストベアリング(42)とを有することを特徴
とする。
なお、上記構成に付加した番号は、図面と対比させるも
のであり、これにより構成が何ら限定されるものではな
い。
〔作用および発明の効果〕
本発明においては、エンジンコースト時および後進時に
、プラネタリギヤユニットのリングギヤにて発生するス
ラスト力が、第1図にて右側方向に作用し、ドライブ時
に左側方向に作用する。従って、本発明によれば、プラ
ネタリギヤユニ・ント13のリングギヤR3の回転によ
り軸方向に発生するスラスト力は、リングギヤR,に付
慮する支持部材41、スラストベアリング42、スペー
サ37を経てベアリング31のアウターレース32に伝
達され、トランスミッションケース3aでその反力をと
っている。
従って、本発明によれば、ギヤユニット13の支持部材
41およびスラストベアリング42が軸方向の長さを決
定する部分になくなるため、その分だけ軸方向の長さを
短縮することができる。
また、出力ギヤ9には、プラネタリギヤユニット13に
よるスラスト力がかからないため、出力ギヤ9の軸受部
の寿命を向上させることができる。
また、スラストベアリング42への潤滑は、ベアリング
31部から排出される油が、出力ギヤ9の回転により生
じる遠心力により、入力軸8に対して径方向に飛ばされ
て、効果的に行われる。
また、スラストベアリング42を支持部材41とアウタ
ーレース32の間に入れる際に使用するスペーサ37に
より、ワンウェイクラッチF、のインナーレース36の
軸方向の位置決めができる。
さらに、2個のスラストベアリング42が同径となるた
め部品の共通化ができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図において、本発明が適用される自動変速機はトル
クコンバータ部A、4速自動変速機構部B、出力歯車機
構部Cおよび差動歯車機構部りからなっている。これら
の各機構部は互いに接合して一体に構成されるトランス
ミッションケース2.3.4内に収納され、ケース3の
上部にバルブボディ1が配設されている。トルクコンバ
ータ部Aは、トルクコンバータ5およびロックアツプク
ラッチ6からなり、エンジンの回転をトルクコンバータ
5内の油流またはロックアツプクラッチ6による機械的
接続を介して自動変速機構部B内の入力軸8に伝達する
。また、トルクコンバータIAと自動変速機構部Bとの
間にはオイルポンプ7が設置されている。
4速自動変速機構部Bには、入力軸8に回転自在に支持
される中空軸11が嵌合され、入力軸8また中空軸11
の外周にエンジン出力側から順に、第2のクラッチC8
および第1のブレーキB1、出力ギヤ9、ワンウェイク
ラッチF1、プラネタリギヤユニット10、第2のブレ
ーキB!、第1のクラッチC1、オーバードライブ用ク
ラッチC0が配置されている。
また、出力歯車機構部Cは、トランスミッションケース
3と4の間にベアリング81.82により回転自在に支
持されているカウンタシャフト83を有し、該シャフト
83上には出力ギヤ9と噛合うカウンタドリブンギヤ8
5およびディファレンシャルドライブギヤ86が固定さ
れている。また、差動歯車機構部りは、ディファレンシ
ャルギヤユニット87およびリングギヤマウントケース
89を備え、該マウントケース89は前記ディファレン
シャルドライブギヤ86と噛合うリングギヤ90を有し
、ディファレンシャルギヤユニット87のデフピニオン
91を支持してデフキャリヤを構成している。そして、
ディファレンシャルギヤユニット87は、該デフピニオ
ン91と噛合つ左右のサイドギヤ92.93を有し、こ
れらサイドギヤ92.93から左右の車輪に動力が伝達
される。
次に、第1図および第3図により4速自動変速iF[3
の詳細について説明する。
プラネタリギヤユニット10は、シングルプラネタリギ
ヤユニット12とデュアルプラネタリギヤユニット13
からなり、シングルプラネタリギヤユニット12は、中
空軸11に形成されたサンギヤS8、リングギヤR1お
よびこれらギヤに噛合う第1のピニオンP1を支持した
キャリヤCR7からなり、また、デュアルプラネタリギ
ヤユニット13は、第2のピニオンP、と第3のピニオ
ンP、を有し、第2のピニオンP2がサンギヤS2およ
び第3のピニオンP、と噛合い、第3のピニオンP、が
第2のピニオンP、およびリングギヤR8と噛合い、こ
れら各ギヤを互いに噛合するように支持するキャリヤC
R,からなる。そして、これら両ギヤユニット12.1
3は、サンギヤS1、S2が中空軸11に一体に形成さ
れ、また、キャリヤCR,も一体に形成されている。
第2のクラッチC8は、中空軸11にスプライン結合さ
れたサンギヤインプットフランジ15と人力軸8から立
上っているフランジ部16との間に介在しており、また
該クラッチC2に対してサンギヤインプットフランジ1
5の軸方向反対側にクラッチドラム17が配設されてい
る。さらに、該クラッチドラム17には、ピストン19
が嵌挿していると共に、該ピストン19背面と止めリン
グとの間にスプリング20が介在されており、これらに
より第2のクラッチC1用の油圧アクチュエータを構成
している。
クラッチドラム17の外周にはブレーキ用ドラム30が
固定されており、該ドラム30にバンドブレーキからな
る第1のブレーキB、が接離可能になっている。
次に本発明の特徴であるスラスト軸受構造について説明
する。
自動変速機構部Bの略中央部には、出力ギヤ9が配設さ
れ、該出力ギヤ9にはボス部9aが設けられている。該
ボス部9aの内周は、キャリヤCR1とスプライン結合
され、該ボス部9aの外周は、トランスミッションケー
ス3に一体に形成されている隔壁3aにベアリング31
を介して回転自在にかつ軸方向移動不能に支持されてい
る。該ベアリング31は、隔壁3aにスプライン結合さ
れているアウタレース32およびスペーサ33を介在し
た2個のインナレース35を有するダブルテーパドロー
ラベアリングからなる。
さらに、該アウタレース32は軸方向に延びており、該
延長部分には第1のワンウェイクラッチF1のインナレ
ース36が固定され、位置決めリング37により軸方向
の移動を阻止している。また、デュアルプラネタリギヤ
ユニット13のリングギヤR1と結合して軸方向に延び
てワンウェイクラッチF1のアウタレース39が配置さ
れており、これら両レースとの間に第1のワンウェイク
ラッチF1が介在している。従って、該ワンウェイクラ
ッチF、は、デュアルプラネタリギヤユニット13と隔
壁3aとの間にて軸方向に並んで、かつ該ユニット13
のリングギヤR,の略内方に配置される。また、リング
ギヤRzの内周のギヤには、支持部材41が噛み合って
おり、該支持部材41の先端部両側には2個のスラスト
ベアリング42が配置され、一方のスラストベアリング
は、ギヤユニット13に当接し、他方のスラストベアリ
ングはスペーサ37を介してベアリング31のアウター
レース32に当接している。
従って、プラネタリギヤユニット13のリングギヤR8
の回転により軸方向に発生するスラスト力は、リングギ
ヤR,に付属する支持部材41、スラストベアリング4
2、スペーサ37をI17ベアリング31のアウターレ
ース32に伝達され、トランスミッションケース3aで
その反力をとっている。そのため、ギヤユニット13の
支持部材41およびスラストベアリング42が軸方向の
長さを決定する部分になくなるため、その分だけ軸方向
の長さを短縮することができる。
また、出力ギヤ9には、プラネタリギヤユニット13に
よるスラスト力がかからないため、出力ギヤ9の軸受部
の寿命を向上させることができる。
上記ワンウェイクラッチF、およびスラストベアリング
42への潤滑について説明する。油は、トランスミッシ
ョンケース3の隔壁3aおよびベアリング3Iのアウタ
レース32に形成された油路(図示せず)を経てベアリ
ング31部に流れ、該ベアリング31部から排出される
油は、出力ギヤ9の回転により生じる遠心力により、入
力軸8に対して径方向に飛ばされて、スラストベアリン
グ42を通過後インナレース36と支持部材41の間を
通ってワンウェイクラッチF、に供給される。このとき
、支持部材41とワンウェイクラッチF、のアウタレー
ス39との間に、シールリング43が設けられているた
め、リングギヤR1および支持部材41が高速回転によ
る遠心力により油が、支持部材41とアウタレース39
との間および支持部材41とリングギヤR2との噛み合
い部から洩れてしまうことがなく、ワンウェイクラッチ
およびスラストベアリング42の潤滑が効果的に行われ
る。
さらに、その他の構造について説明する。
リングギヤR2の外周とケース3との間にはディスク式
の第2のブレーキB2が介在しており、かつ隔壁3aの
1側壁面部にはシリンダが形成され、該シリンダにはピ
ストン44からなる油圧アクチエエータがワンウェイク
ラッチF、との間で挟まれるように配設されている。さ
らに、該ピストン44は円筒状のくし歯形状からなるア
ームを有しており、該アームはワンウェイクラッチF。
の外周側を通って軸方向に延びて、第2のブレーキB2
を制御すると共に、そのくし歯部分に戻しスプリング4
5が配設される。
第1の(フォワード)クラッチC1は、入力軸8にスプ
ライン結合されたクラッチドラム46とシングルプラネ
タリギヤユニット12のリングギヤR,の外周との間に
介在されており、該ドラム46内にはピストン47、ス
プリング49が配設されクラッチC1用の油圧アクチュ
エータを構成している。
また、第3のクラッチC0が、第1のクラッチC9の径
方向外側に並んで配設されており、ハウジング2に形成
されたボス部2bには、クラッチドラム50が回転自在
に支持されており、該ドラム50と前記入力軸8にスプ
ライン結合されたクラッチドラム46との間に第3のク
ラッチCoが介在している。該クラッチドラム50内に
はピストン51、スプリング52が配設されて第3のク
ラッチC0用の油圧アクチュエータを構成していると共
に、該ドラム50の先端部とデュアルプラネタリギヤユ
ニット13のリングギヤR8とは、トルク伝達部材53
にて連結されている。
次いで、上記構成からなる4速自動変速機構部Bの作動
を第3図に示すギヤトレーンおよび第4図に示す作動表
に沿って説明する。
エンジントルクはトルクコンバータ5まタハロックアッ
プクラッチ6を介して入力軸8に伝達される。そして、
4速自動変速機構部Bにて、第4図に示す作動表による
各クラッチC,、C,、C0、各ブレーキB+、Bgお
よびワンウェイクラッチF1の作動にもとすき前進4速
および後進1速が得られ、該変速された回転が出力ギヤ
9から出力歯車機構部Cに出力される。
■速状態では第1のクラッチC1を係合する。
すると、入力軸8の回転は、第1のクラッチC1を介し
てシングルプラネタリギヤユニット12のリングギヤR
1に伝達され、このときデュアルプラネタリギヤユニッ
ト13のリングギヤR8はワンウェイクラッチF、によ
り回転が阻止されているため、サンギヤS、、Sアを逆
方向に回転させながら共通キャリヤCR,が正方向に大
幅減速回転され、該回転が出力ギヤ9から取出される。
第2速状態では、第1のクラッチCIの保合に加えて第
1のブレーキB1が作動し、サンギヤS1、s寞が第1
のブレーキB1により回転が停止され、従って入力軸8
からのリングギヤR6の回転は、リングギヤR2を正方
向に回転させながらキャリヤCR,を正方向に減速回転
し、該回転が出力ギヤ9から2速として取出される。
3速状態では、第1のクラッチCIの保合に加えて第3
のクラッチC6が係合され、入力軸8の回転がクラッチ
C1を介してシングルプラネタリギヤユニット12のリ
ングギヤR8に伝達されると同時にクラッチC0を介し
てデュアルプラネタリギヤユニット13のリングギヤR
2に伝達され、プラネタリギヤユニット10の各要素は
一体となって回転し、従って、キャリヤCR,も一体に
回転して出力ギヤ9から入力軸8と同速回転が取出され
る。
また、4速状態では、第1のクラッチC1を解放すると
共に、第1のブレーキB、を作動すると、人力軸1の回
転がクラッチC0を介してデュアルプラネタリギヤユニ
ット13のリングギヤRzに伝達され、このときサンギ
ヤS、 、S、が停止されているため、シングルプラネ
タリギヤユニット12のリングギヤR1を増速回転させ
ながらキャリヤCR,は高速回転し、該高速回転がオー
バードライブとして出力ギヤ9から取出される。
リバースレンジでは、第2のクラッチC□および第2の
ブレーキB2が係合し、入力軸8の回転は第2のクラッ
チCtを介してサンギヤS、 、 S2に伝達され、こ
のときリングギヤR1が第2のブレーキB2の制動によ
り固定されているため、リングギヤR1を逆転させなが
らキャリヤCR。
も逆転し、該キャリヤCR,の逆転が出力ギヤ9から取
出される。
また、コースト時における1速状態では、ワンウェイク
ラッチF1がフリー状態になるが、第1のクラッチC1
の保合に加えて第2のブレーキB2が係合し、該ブレー
キB2によりリングギヤR2が固定状態となり、■速状
態が維持されてエンジンブレーキが有効に作動する。
なお、上記実施例においては、4速自動変速機について
説明したが、3速自動変速機にも適用できることは勿論
のことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機の1実施例を示す第2図の
一部断面図、第2図は本発明の自動変速機の1実施例を
示す全体断面図、第3図は第1図における自動変速機構
部の概略図、第4図は自動変速機の作動を説明するため
の図、第5図は従来の自動変速機の全体断面図、第6図
および第7図は第5図における自動変速機構部の概略図
、第8図は第6図の自動変速機構の作動を説明するため
の図、第9図は第5図の一部断面図である。 C,、C,、C,・・・クラッチ、B、 、B、 S 
F、・・・係止部材、R,、R,・・・リングギヤ、S
l、S2・・・サンギヤ、CR,・・・キャリヤ、P、
 、P!、Ps・・・ピニオン、3・・・トランスミッ
ションケース、8・・・入力軸、9・・・出力ギヤ、1
0・・・プラネタリギヤユニット、12・・・シングル
プラネタリギヤユニット、13・・・デュアルプラネタ
リギヤユニット。 出 願 人 アイシン・エイ・ダブり二株式会社代理人
弁理士 白 井 博 樹(外5名)手続補正書1発) 補正の内容 1、事件の表示  昭和63年特許願第283384号
2、発明の名称 自動変速機のスラスト軸受装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 愛知県安城市藤井町高根10番地名 称 アイ
シン・エイ・ダプリエ株式会社代表者諸戸脩三 4、代理人 5゜補正命令の日付 なし 6、補正により増加する請求項の数  なし7、補正の
対象 明細書の発明の名称の欄、特許請求の範囲の欄および1
、発明の名称を「自動変速機のスラスト軸受装置」に補
正する。 2、特許請求の範囲を下記の通り補正する。 「(1)プラネタリギヤユニットの複数の回転要素をそ
れぞれクラッチを介して連結する入力軸、前記ギヤユニ
ットのキャリヤに連結する出力部材および前記ギヤユニ
ットの所定回転要素を係止する係止手段を備える自動変
速機において、前記プラネタリギヤユニットのリングギ
ヤと連結され第1のスラストベアリングによりプラネタ
リギヤユニットを支持する支持部材と、アウターレース
が自動変速機のケースに固定されインナーレースが前記
出力部材に連結されて該出力部材を軸支する軸受部材と
、 該軸受部材のアウターレースと前記支持部材との間にス
ペーサを介して配設される第2のスラストベアリングと
を存することを特徴とする自動変速機のスラスト軸受装
置、」 3、明細書第2頁第3行、第8頁第16行および第15
頁第2行に記載された「構造」を「装置」に補正する。 手 続 ネ甫 正 書(方式) %式% 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 愛知県安城市蕩井町高!10番地名 称 アイ
シン・エイ・ダプリエ株式会社代表者諸戸脩三 4、代理人 住  所 東京都台東区上野1丁目18番11号(発送
口 平成 1年 3月 7日) 6゜ 補正により増加する請求項の数 なし

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラネタリギヤユニットの複数の回転要素をそれ
    ぞれクラッチを介して連結する入力軸、前記ギヤユニッ
    トのキャリヤに連結する出力部材および前記ギヤユニッ
    トの所定回転要素を係止する係止手段を備える自動変速
    機において、 前記プラネタリギヤユニットのリングギヤと連結され第
    1のスラストベアリングによりプラネタリギヤユニット
    を支持する支持部材と、 アウターレースが自動変速機のケースに固定されインナ
    ーレースが前記出力部材に連結されて該出力部材を軸支
    する軸受部材と、 該軸受部材のアウターレースと前記支持部材との間にス
    ペーサを介して配設される第2のスラストベアリングと
    を有することを特徴とする自動変速機のスラスト軸受構
    造。
JP63283384A 1988-11-09 1988-11-09 自動変速機のスラスト軸受装置 Expired - Lifetime JP2828639B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63283384A JP2828639B2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09 自動変速機のスラスト軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63283384A JP2828639B2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09 自動変速機のスラスト軸受装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02129444A true JPH02129444A (ja) 1990-05-17
JP2828639B2 JP2828639B2 (ja) 1998-11-25

Family

ID=17664817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63283384A Expired - Lifetime JP2828639B2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09 自動変速機のスラスト軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2828639B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596610U (ja) * 1991-03-19 1993-12-27 三菱自動車エンジニアリング株式会社 自動変速機のハウジング構造
CN111212991A (zh) * 2017-08-31 2020-05-29 艾里逊变速箱公司 包括行星齿轮推力约束装置的变速器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596610U (ja) * 1991-03-19 1993-12-27 三菱自動車エンジニアリング株式会社 自動変速機のハウジング構造
CN111212991A (zh) * 2017-08-31 2020-05-29 艾里逊变速箱公司 包括行星齿轮推力约束装置的变速器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2828639B2 (ja) 1998-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930010448B1 (ko) 자동변속기구
JP4998185B2 (ja) 自動変速機
KR0145492B1 (ko) 자동변속기용 기어변속장치
JPH0550607B2 (ja)
JPS63275854A (ja) 自動変速機
US4380179A (en) Engagement device in automatic transmission
US8529392B1 (en) Transmission with double-sun, annular gear, and outer gear coplanar gear set
EP0819867A2 (en) Gear shift system for automatic transmission
US5213552A (en) Vehicle power transmission
JPS62141344A (ja) 自動変速機におけるクラツチ装置
EP0632216B1 (en) Automatic transmission
JPH02129444A (ja) 自動変速機のスラスト軸受装置
JPH02129445A (ja) 自動変速機のトルク伝達構造
JPS61184274A (ja) 自動変速機の潤滑装置
JPH02129443A (ja) ワンウェイクラッチの潤滑装置
JPH02129442A (ja) 自動変速機のクラッチ支持装置
JP3794102B2 (ja) 自動変速機構
JPH02125128A (ja) 自動変速機
JPH02129455A (ja) 自動変速機の軸受潤滑構造
JPS63243551A (ja) 遊星歯車変速装置
JPH02129457A (ja) 自動変速機におけるベアリング潤滑装置
JPS62141342A (ja) 自動変速機におけるブレ−キ部の構造
JPH06323380A (ja) 自動変速機用歯車変速装置
JPH01279138A (ja) オートマチックトランスアクスル
JP2004162795A (ja) 遊星歯車装置の潤滑構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070918

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080918

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090918

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090918

Year of fee payment: 11