JPH02125128A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JPH02125128A
JPH02125128A JP63278583A JP27858388A JPH02125128A JP H02125128 A JPH02125128 A JP H02125128A JP 63278583 A JP63278583 A JP 63278583A JP 27858388 A JP27858388 A JP 27858388A JP H02125128 A JPH02125128 A JP H02125128A
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gear
clutch
teeth
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正明 西田
Masakatsu Miura
政勝 三浦
Fumitomo Yokoyama
横山 文友
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、所謂ラビニツウ方式を採用しコンパクト化が
可能な自動変速機の構造に関する。
〔従来の技術〕
−mに、自動変速機は、所謂シンプソン方式といわれる
2個のシングルプラネタリギヤユニットからなる3速自
動変速m横を基本として、該3速自動変速機構に1個の
プラネタリギヤユニットからなるオーバードライブ機構
またはアンダードライブ機構を付設して前進4速の変速
段を得ている。
ところで、近年、車両のF−F化および高馬力化等によ
り、自動変速機は、更に一層の小型化が要望されている
と共に、伝達トルク容量の増大化が要望されている。し
かしながら、前記自動変速機においては、変速機構の一
端から入力し直線状に他端に出力する伝動経路からなる
ものであり、両ギヤユニットが分離されていることとあ
いまって、軸方向に長い構成となって、上述した小型化
に対応するには限界がある。また、伝動経路の先端部分
に出力部材が位置するため、交換・変更の容易な機構先
端部分にクラッチをまとめて配置することができず、3
速自動変速機構と4速自動変速機構とは別個に製造しな
ければならない。このため、部品および組立ラインの共
通化が困難であり、多種少量生産では大幅なコストアッ
プを招くことになる。
上記問題を解決するために、本出願人は既に、シングル
プラネタリギヤユニットとデュアルプラネタリギヤユニ
ットからなり、そのキャリヤおよびサンギヤを一体に構
成し、かつ、出力部材を自動変速機構部の略中央部に配
置し、伝動系路を往復的とし、軸方向のコンパクト化を
図ることができる自動変速機を提案している(特開昭6
3−145846号)。
これを第4回により説明する。
プラネタリギヤユニット2.3、該ギヤユニットの適宜
回転要素とそれぞれクラッチを介して連結する入力軸5
、所定回転要素CR,に連結する出力部材9および適宜
回転要素R,,S、を係止する係止手段を有する自動変
速機構を備えている。
そして、出力部材9は入力軸5を被覆するようにして自
動変速機構の略中央部に配置されている。
さらに、自動変速機構が3速自動変速機構101の場合
、プラネタリギヤユニット2.3の軸方向外側に、第1
の(フォワード)クラッチC1が配置されている(図の
2−j!線下半分参照)、−方、自動変速機構が4速自
動変速機構10□の場合、第1のクラッチCIの更に軸
方向外側に、オーバードライブ時に作動する第3のクラ
ッチC0が配置されている(図の1−1線上半分参照)
そして、3速自動変速機構10.は、第5図にも示すよ
うに、シングルプラネタリギヤユニット2とデュアルプ
ラネタリギヤユニット3を備え、かつ、これら両ユニッ
ト2.3のサンギヤ31同士およびキャリヤCR,同士
が一体に連結されている。また、該サンギヤS1が第1
のブレーキBにて適宜係止され、また、デュアルプラネ
タリギヤユニット3のリングギヤRtが第2のブレーキ
BtおよびワンウェイクラッチF1にて適宜係止される
。さらに入力軸5が第1のクラッチC1を介してシング
ルプラネタリギヤユニット2のリングギヤR,に連結す
ると共に、第2のクラッチCにを介してサンギヤSlに
連結しており、またキャリヤCR,が出力部材9に連結
している。
一方、4速自動変速機構10.は、第6図にも示すよう
に、3速自動変速機構Lotに加えて、第1のクラッチ
C3の更に軸方向外側に、第3のクラッチC0が配置さ
れており、該クラッチC0は入力軸5とデュアルプラネ
タリギヤユニット3のリングギヤR1とを適宜接離し得
る。
上記構成にもとすき、3速自動変速機構101は、第7
図に示す作動表の通りに、クラッチC3、cZ及び係止
手段B+ 、Bz 、F+ の適宜作動により、前進3
速・後進1速の各変速段に変速し、また、4速自動変速
機構10zは、第3図に示す作動表の通りに、クラッチ
Cr 、Ct 、Coおよび係止手段B+ 、Bz 、
F+ の適宜作動により前進4速・後進1速の各変速段
に変速し、それぞれ、出力部材9から付加変速部20.
若しくは20+に伝達される。
[発明が解決しようとする課題〕 上記従来の自動変速機において、シングルプラネタリギ
ヤユニット2のリングギヤR1の歯数をZll、デュア
ルプラネタリギヤユニット3のリングギヤR1の歯数を
Z。、共通のサンギヤsIの歯数をZllとすると、各
変速段におけるギヤ比の計算式およびギヤ比例は、下記
の通りとなっている。
1速時   1 + Z*z/ Zll−2,52速時
   1+Z!l/Z□=1.3643速時     
      1 4速時   L  LI/ Lx=0. 756リバ一
ス時 Z*z/ Zll  1 = 3. 125とこ
ろで、上記1速時におけるギヤ比2.5はl速として最
適なギヤ比とは言えず、これを2゜8程度まで上げてト
ルクを増大させたいという要望がある。そのためにはリ
ングギヤR8の歯数Z1を小さ(して、リングギヤR2
の歯数Zll!大きくする必要がある。
しかしながら、リングギヤR,の歯数Zllを極力小さ
くしても、満足するギヤ比を得るためには、巨大なリン
グギヤR2が必要であり、前記自動変速機の小型化に反
することになる。また、たとえ、巨大なリングギヤR2
を使用して1速時のギヤ比を満足させたとしても、2速
時のギヤ比が小さいため、1速と2速のステップが大き
くなって最適なギヤ比が選択できない、さらに、リング
ギヤR2の歯数Z II!大きくすると、リバース時に
おけるギヤ比がそれ以上に大きくなり、負荷が大となっ
て耐久性に問題が生じることにもなる。
本発明は上記問題を解決するものであって、シングルプ
ラネタリギヤユニットとデュアルプラネタリギヤユニッ
トからなり、そのキャリヤおよびサンギヤを一体に構成
し、がっ、出力部材を自動変速機構部の略中央部に配置
する方式の自動変速機において、各変速段における最適
のギヤ比を得ることができる自動変速機を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明は、請求項1に記載の3速自動変速機
を特徴とする。すなわち、第1図に示すように、プラネ
タリギヤユニットの複数、の回転要素をそれぞれ第1お
よび第2のクラッチ(CCt)を介して連結する入力軸
(1)、前記ギヤユニットのキャリヤ(CR+ )に連
結する出力部材(9)および前記ギヤユニットの所定回
転要素を係止する係止手段(Bl 、BI 、F、)を
備える自動変速機において、 前記プラネタリギヤユニットが、シングルプラネタリギ
ヤユニット(12)およびデュアルプラネタリギヤユニ
ット(13)からなり、がっ、これら両プラネタリギヤ
ユニットのキャリヤ(CR1)同士およびサンギヤ(S
+ 、Sl )同士を一体に連結してなり、 前記入力軸が前記第1および第2のクラッチ(C+ 、
Cg )を介して夫々シングルプラネタリギヤユニット
(12)のリングギヤ(R1)およびサンギヤ(Sl)
に連結してなり、 前記係止手段(BI、B2、Fl)
にて係止し得る所定回転要素がサンギヤ(Sl、S□)
およびデュアルプラネタリギヤユニット(12)のリン
グギヤ(R1)であり、 さらに、前記出力部材(9)が前記第1のクラッチ(C
3)と第2のクラッチ(C3)の間に配置され、 そして、前記デュアルブラネタリギャユニット(13)
のサンギヤ(S□)の歯数を前記シングルプラネタリギ
ヤユニット(12)のサンギヤ(St )の歯数よりも
小さくしたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載された構成は4速自動変速機に適
用されるものであり、プラネタリギヤユニットの複数の
回転要素をそれぞれ第1、第2および第3のクラッチ(
CI 、Ct 、Co )を介して連結する入力軸(1
)、前記ギヤユニットのキャリヤ(CRI )に連結す
る出力部材(9)および前記ギヤユニットの所定回転要
素を係止する係止手段(B、 、B、、F、)を備える
自動変速機において、 前記プラネタリギヤユニットが、シングルプラネタリギ
ヤユニット(12)およびデュアルプラネタリギヤユニ
ット(13)からなり、かつ、これら両プラネタリギヤ
ユニットのキャリヤ(CRI)同士およびサンギヤ(3
1、sz )同士を一体に連結してなり、 前記入力軸が前記第1、第2および第3のクラッチ(C
I、CI、C0)を介して夫々シングルプラネタリギヤ
ユニット(12)のリングギヤ(RI)、サンギヤ(S
、)およびデュアルプラネタリギヤユニット(13)の
リングギヤ(R。
)に連結してなり、 前記係止手段(B+、Bz、FI
)にて係止し得る所定回転要素がサンギヤ(St 、S
t )およびデュアルプラネタリギヤユニット(12)
のリングギヤ(Rz )であり、さらに、前記出力部材
(9)が前記第1のクラッチ(CI )と第2のクラッ
チ(C1)の間に配置されると共に第3のクラッチ(C
0)が第1のクラッチ(C1)の外周に配置され、 そして、前記デュアルプラネタリギヤユニット(13)
のサンギヤ(S7)の歯数を前記シングルプラネタリギ
ヤユニット(12)のサンギヤ(St )の歯数よりも
小さくしたことを特徴とするものである。
なお、上記構成に付加した番号は、図面と対比させるも
のでり、これにより構成が何ら限定されるものではない
〔作用および発明の効果〕
本発明においては例えば第2図に示すように、デュアル
プラネタリギヤユニット13のリングギヤR2の歯数を
従来のものと同様にしても、シングルプラネタリギヤユ
ニット12のサンギヤSIの歯数を大きくし、かつ、デ
ュアルプラネタリギヤユニット13のサンギヤS、の歯
数を小さくすることにより、1速時のギヤ比を高くする
ことができる。また、サンギヤS1の歯数を太き(する
ため、2速時のギヤ比も大となり、1速と2速間のステ
ップが太き(なることもない、かつ、リバース時におけ
るギヤ比が大きくなり過ぎることもな(、負荷が大とな
って耐久性を損なうこともない。
従って、本発明によれば、シングルプラネタリギヤユニ
ットとデュアルプラネタリギヤユニットからなり、その
キャリヤおよびサンギヤを一体に構成し、かつ、出力部
材を自動変速機構部の略中央部に配置する方式の自動変
速機において、スペースを拡大させることなく、各変速
段における最適のギヤ比を得ることができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図および第2図において、本発明の自動変速機はト
ルクコンバータ部A、4速自動変速機構部B、出力歯車
機構部Cおよび差動歯車機構部りからなっている。これ
らの各機構部は互いに接合して一体に構成されるトラン
スアクスルケース2、トランスアクスルハウジング3内
に収納されている。
トルクコンバーク部Aは、トルクコンバータ4および遠
心式のロックアツプクラッチ5からなり、エンジンの回
転をクランクシャフト6からトルクコンバータ4内の油
流またはロックアツプクラッチ5による機械的接続を介
して自動変速機構部B内の入力軸lに伝達する。また、
トルクコンバータ部Aと自動変速機構部Bとの間にはオ
イルポンプ7が設置されている。
4速自動変速機構部Bは、入力軸1の外周に工ンジン出
力側から順に、第2のクラッチC2および第1のブレー
キB2、出力ギヤ9、ワンウェイクラッチFl、プラネ
タリギヤユニット10、第2のブレーキBt、第1のク
ラッチC1%オーバードライブ用クラッチC0が配置さ
れており、さらに、入力軸1の外周には中空軸11が回
転自在に嵌挿されている。
そして、プラネタリギヤユニット10は、シングルプラ
ネタリギヤユニット12とデュアルプラネタリギヤユニ
ット13からなり、シングルプラネタリギヤユニット1
2は、中空軸11に形成されたサンギヤS3、リングギ
ヤR,およびこれらギヤに噛合う第1のビニオンP1を
支持したキャリヤCR,からなり、また、デュアルプラ
ネタリギヤユニット13は、第2のビニオンP2と第3
のビニオンP、を有し、第2のビニオンP2がサンギヤ
S2および第3のビニオンP、と噛合い、第3のビニオ
ンP、が第2のビニオンP、およびリングギヤR,と噛
合い、これら各ギヤを互いに噛合するように支持するキ
ャリヤCR,からなる。
そして、これら両ギヤユニット12.13は、サンギヤ
S、 、S、が中空軸11に一体に形成され、また、キ
ャリヤCR,も一体に形成されている。
上記シングルプラネタリギヤユニット12のリングギヤ
R1の歯数をZ□、サンギヤS1の歯数をZ S I 
%デュアルプラネタリギヤユニット13のリングギヤR
,の歯数をZ l ! %サンギヤS2の歯数をZ。と
すると、各変速段におけるギヤ比は下記の通りである。
1速時 1 + (Zmtx Zs+) / (Z++
+X Zsz)2速時 1+Z□/ZII1 3速時    1 4速時 I  Zsz/Z*z リバース時 Z*t/Zs+  1 従って、デュアルプラネタリギヤユニット13のリング
ギヤR2の歯数Zll!を従来のものと同様にしても、
シングルプラネタリギヤユニット12のサンギヤS1の
歯数Zfflを大きくし、かつ、デュアルプラネタリギ
ヤユニット13のサンギヤS8の歯数Z!tを小さくす
ることにより、1速時のギヤ比を高くすることができる
。また、サンギヤS1の歯数ZS1を大きくするため、
2速時のギヤ比も大となり、1速と2速間のステップが
大きくなることもない。かつ、リバース時におけるギヤ
比が大きくなり過ぎることもなく、負荷が大となって耐
久性を損なうこともない。
本発明の好適な実施例によれば、1速時−2゜807.
2速時=1.479.3速時=1.4速時=0.735
、リバース時−2,769という最適のギヤ比を得るこ
とができた。
一方、第2のクラッチC2は、中空軸11に嵌合された
サンギヤインプットフランジ15と入力軸1から立上っ
ているフランジ部16との間に介在しており、また該ク
ラッチC8に対してサンギヤインプットフランジ15の
軸方向反対側にクラッチシリンダ17が配設されている
。さらに、該クラッチシリンダ17には、ピストン19
が嵌挿していると共に、該ピストン19背面と止めリン
グとの間にスプリング20が介在されており、これらに
より第2のクラッチC8用の油圧アクチュエータを構成
している。また、クラッチシリンダ17の外周にはブレ
ーキ用ドラム21が固定されており、該ドラム21にバ
ンドブレーキからなる第1のブレーキB、が接離可能に
なっている。
また、自動変速機構部Bの略中央部には、出力ギヤ9が
配設され、該出力ギヤ9にはボス部9aが設けられてい
る。酸ボス部9aの内周は、キャリヤCR,とスプライ
ン結合され、該ボス部9aの外周は、トランスアクスル
ハウジング3に一体に形成されている隔壁3aにベアリ
ング22を介して回転自在にかつ軸方向移動不能に支持
されている。該ベアリング22は、隔壁3aにスプライ
ン結合されているアウタレースおよびスペーサを介在し
た2個のインナレースを有するダブルテーパドローラベ
アリングからなる。さらに、該アウタレースは軸方向に
延びており、該延長部分には第1のワンウェイクラッチ
F、のインナレースが固定されている。また、デュアル
プラネタリギヤユニット13のリングギヤR,とスプラ
イン結合して軸方向に延びてワンウェイクラッチF1の
アウタレースとなる連結部材23が配置されており、こ
れら両レースとの間に第1のワンウェイクラッチF+が
介在している。従って、該ワンウェイクラッチF、は、
デュアルプラネタリギヤユニット13と隔壁3aとの間
にて軸方向に並んで、かつ該ユニット13のリングギヤ
R2の略内方に配置される。
また、リングギヤR1の外周とハウジング3との間には
ディスク式の第2のブレーキB2が介在しており、かつ
隔壁3aの1側壁面部にはシリンダが形成され、該シリ
ンダにはピストン25からなる油圧アクチュエータがワ
ンウェイクラッチFとの間で挟まれるように配設されて
いる。さらに、該ピストン25は円筒状のくし歯形状か
らなるアームを有しており、該アームはワンウェイクラ
ッチF1の外周側を通って軸方向に延びて、第2のブレ
ーキBtを制御すると共に、そのくし歯部分に戻しスプ
リング26が配設される。
さらに、第1の(フォワード)クラッチC+ は、入力
軸1にスプライン結合されたシリンダ27とシングルプ
ラネタリギヤユニット12のリングギヤR1の外周との
間に介在されており、該シリンダ27内にはピストン2
9、スプリング30が配設されクラッチC1用の油圧ア
クチュエータを構成している。
また、第3のクラッチC0が、第1のクラッチC1の軸
方向外側に並んで配設されており、ハウジング3に形成
された鍔部3bには、フランジ部3】が支持されており
、該フランジ部31と前記入力軸1にスプライン結合さ
れたシリンダ27との間に第3のクラッチC0が介在し
ている。該フランジ部31にはピストン32、スプリン
グ33が配設されて第3のクラッチC0用の油圧アクチ
ュエータを構成していると共に、該フランジ部31は第
1のクラッチC0の外周を通ってその先端部がデュアル
プラネタリギヤユニット13のリングギヤR2からの立
ち上がり部にスリット噛合いにて結合されている。
出力歯車機構部Cは、トランスアクスルケース2とトラ
ンスアクスルハウジング3の間にベアリングにより回転
自在に支持されているカウンタシャフト35を有し、該
シャフト35上には出力ギヤ9と噛合うカウンタドリブ
ンギヤ36およびディファレンシャルドライブギヤ37
が嵌合されている。また、差動歯車機構部りは、ディフ
ァレンシャルギヤユニット39およびリングギヤマウン
トケース40を備え、該マウントケース40は前記ディ
ファレンシャルドライブギヤ37と噛合うリングギヤ4
1を有し、ディファレンシャルギヤユニット39のデフ
ビニオン42を支持してデフキャリヤを構成している。
そして、ディファレンシャルギヤユニット39は、該デ
フビニオン42と噛合う左右のサイドギヤ43.45を
有し、これらサイドギヤ43.45から左右の車輪に動
力が伝達される。
次いで、上記構成からなる4速自動変速機構部Bの作動
を第2図に示すギヤトレーンおよび第3図に示す作動表
に沿って説明する。
エンジントルクはトルクコンバータ4またはロックアツ
プクラッチ5を介して人力軸に伝達される9そして、4
速自動変速機構部Bにて、第3図に示す作動表による各
クラッチc、、C! 、C0、各ブレーキB、 、B、
およびワンウェイクラッチF1の作動にもとすき前進4
速および後進1速が得られ、該変速された回転が出力ギ
ヤ9から出力歯車機構部Cに出力される。
1速状態では第1のクラッチC1を係合する。
すると、入力軸1の回転は、第1のクラッチCを介して
シングルプラネタリギヤユニット12のリングギヤR3
に伝達され、このときデュアルプラネタリギヤユニット
13のリングギヤRオはワンウェイクラッチF1により
回転が阻止されているため、サンギヤS、 、S、を逆
方向に回転させながら共通キャリヤCR,が正方向に大
幅減速回転され、該回転が出力ギヤ9から取出される。
第2速状態では、第1のクラッチC1の係合に加えて第
1のブレーキB1が作動し、サンギヤS1、S、が第1
のブレーキB、により回転が停止され、従って入力軸1
からのリングギヤR1の回転は、リングギヤR,を正方
向に空転させながらキャリヤCR+を正方向に減速回転
し、該回転が出力ギヤ9から2速として取出される。
3速状態では、第1のクラッチC1の保合に加えて第3
のクラッチcoが係合され、入力軸1の回転がクラッチ
C1を介してシングルプラネタリギヤユニット12のリ
ングギヤR1に伝達されると同時にクラッチC0を介し
てデュアルプラネタリギヤユニット13のリングギヤR
2に伝達され、プラネタリギヤユニット10の各要素は
一体となって回転し、従って、キャリヤCRl も一体
に回転して出力ギヤ9から入力軸1と同速回転が取出さ
れる。
また、4速状態では、第1のクラッチC1を解放すると
共に、第1のブレーキB1を作動すると、入力軸1の回
転がクラッチC0を介してデュアルプラネタリギヤユニ
ット13のリングギヤR,に伝達され、このときサンギ
ヤS、 、Stが停止されているため、シングルプラネ
タリギヤユニット12のリングギヤR+を増速空転させ
ながらキャリヤCR,は高速回転し、該高速回転がオー
バードライブとして出力ギヤ9から取出される。
リバースレンジでは、第2のクラッチC!および第2の
ブレーキB2が係合し、入力軸10回転は第2のクラッ
チC2を介してサンギヤS、、S2に伝達され、このと
きリングギヤR2が第2のブレーキB!の制動により固
定されているため、リングギヤR1を逆転させながらキ
ャリヤCRIも逆転し、該キャリヤCR,の逆転が出力
ギヤ9から取出される。
また、コースト時における1速状態では、ワンウェイク
ラッチF1がフリー状態になるが、第1のクラッチC9
の係合に加えて第2のブレーキB、が係合し、該ブレー
キB!によりリングギヤR8が固定状態となり、1速状
態が維持されてエンジンブレーキが有効に作動する。
なお、上記実施例においては4速自動変速機に適用した
例について説明したが、従来例で説明したクラッチC0
を除いた3速自動変速機に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機の1実施例を示す断面図、
第2図は第1図における自動変速機構部の概略図、第3
図は自動変速機の作動を説明するための図、第4図は従
来の自動変速機の断面図、第5図および第6図は第4図
における自動変速機構部の概略図、第7図は第5図の自
動変速機構の作動を説明するための図である。 C1・・・第1のクラッチ、C意・−・第2のクラッチ
、C0・・・第3のクラッチ、B+・・・第1のブレー
キ、B!・・・第2のブレーキ、P+・・・ワンウェイ
クラッチ、Rt 、Rt・・・リングギヤ% Sl 、
s*・・・サンギヤ、CR,・・・キャリヤ、P+ S
Pt 、Ps・・・ビニオン、l・・・入力軸、9・・
・出力ギヤ、12・・・シングルプラネタリギヤユニッ
ト、13・・・デュアルプラネタリギヤユニット。 ′出 願 人 アイシン・エイ・ダプリュ株式会社代理
人弁理士 白 井 博 樹(外5名)第 図 第3 図 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1.事件の表示  昭和63年特許願第278583号
2、発明の名称    自動変速機 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 愛知県安城市藤井町高根10番地名 称 アイ
シン・エイ・ダブリュ株式会社代表者 諸 戸 脩 4、代理人 住  所 東京都台東区上野1丁目18番11号(全送
日 平成 1年 3月 7日) 6゜ 補正により増加する請求項の数 なし 7゜ 補正の対象 図 面 (第4図)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラネタリギヤユニットの複数の回転要素をそれ
    ぞれ第1および第2のクラッチを介して連結する入力軸
    、前記ギヤユニットのキャリヤに連結する出力部材およ
    び前記ギヤユニットの所定回転要素を係止する係止手段
    を備える自動変速機において、 前記プラネタリギヤユニットが、シングルプラネタリギ
    ヤユニットおよびデュアルプラネタリギヤユニットから
    なり、かつ、これら両プラネタリギヤユニットのキャリ
    ヤ同士およびサンギヤ同士を一体に連結してなり、 前記入力軸が前記第1および第2のクラッチを介して夫
    々シングルプラネタリギヤユニットのリングギヤおよび
    サンギヤに連結してなり、前記係止手段にて係止し得る
    所定回転要素がサンギヤおよびデュアルプラネタリギヤ
    ユニットのリングギヤであり、 さらに、前記出力部材が前記第1のクラッチと第2のク
    ラッチの間に配置され、 そして、前記デュアルプラネタリギヤユニットのサンギ
    ヤの歯数を前記シングルプラネタリギヤユニットのサン
    ギヤの歯数よりも小さくしたことを特徴とする自動変速
    機。
  2. (2)プラネタリギヤユニットの複数の回転要素をそれ
    ぞれ第1、第2および第3のクラッチを介して連結する
    入力軸、前記ギヤユニットのキャリヤに連結する出力部
    材および前記ギヤユニットの所定回転要素を係止する係
    止手段を備える自動変速機において、 前記プラネタリギヤユニットが、シングルプラネタリギ
    ヤユニットおよびデュアルプラネタリギヤユニットから
    なり、かつ、これら両プラネタリギヤユニットのキャリ
    ヤ同士およびサンギヤ同士を一体に連結してなり、 前記入力軸が前記第1、第2および第3のクラッチを介
    して夫々シングルプラネタリギヤユニットのリングギヤ
    、サンギヤおよびデュアルプラネタリギヤユニットのリ
    ングギヤに連結してなり、前記係止手段にて係止し得る
    所定回転要素がサンギヤおよびデュアルプラネタリギヤ
    ユニットのリングギヤであり、 さらに、前記出力部材が前記第1のクラッチと第2のク
    ラッチの間に配置されると共に第3のクラッチが第1の
    クラッチの外周に配置され、そして、前記デュアルプラ
    ネタリギヤユニットのサンギヤの歯数を前記シングルプ
    ラネタリギヤユニットのサンギヤの歯数よりも小さくし
    たことを特徴とする自動変速機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5224908A (en) * 1989-11-15 1993-07-06 Aisin Aw Co., Ltd. Automatic transmission
WO2023104414A1 (de) * 2021-12-06 2023-06-15 Mercedes-Benz Group AG Elektrisches antriebssystem für ein kraftfahrzeug

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5224908A (en) * 1989-11-15 1993-07-06 Aisin Aw Co., Ltd. Automatic transmission
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