JPH02128056A

JPH02128056A - フロアパネルの支持装置

Info

Publication number: JPH02128056A
Application number: JP27903488A
Authority: JP
Inventors: Hiromasa Naka; 中　裕正; Takehiko Okujima; 奥島　武彦; Takao Okumura; 奥村　隆夫; Tatsuo Shoji; 辰夫庄司; Tetsuo Hikawa; 哲生飛川
Original assignee: Naka Technical Laboratory Co Ltd
Current assignee: Naka Technical Laboratory Co Ltd
Priority date: 1988-11-04
Filing date: 1988-11-04
Publication date: 1990-05-16
Anticipated expiration: 2010-07-19
Also published as: JPH0765391B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、基準床面上の複数の固定脚間にストリンガ−
を架設し、該ストリンガ−に設けられた支持部材でフロ
アパネルを支承し、パネル押さえにより前記フロアパネ
ルと前記ストリンガ−とを固定脚上に固定してなるフロ
アパネルの支持装置に関するものである。

（従来の技術）コンクリート床等の基準床面の上方に多数のフロアパネ
ルを敷設し、フロアパネルと基準床面との間にケーブル
や換気ダクト等を配設できる自由空間を確保した二重床
構造、すなわちフリーアクセスフロアが知られている。

前記フリーアクセスフロアのうち固定脚とフロアパネル
とをそれぞれ独立した部材で構成したものでは、基準床
面上に固定された固定脚の上端間にストリンガ−を架設
し、フロアパネルを該ストリンガ−で支持すると共にパ
ネル押さえで固定脚上に固定するようにしたフロアパネ
ルの支持装置が使用されている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、従来のフロアパネルの支持装置における
パネル押さえによる締め付けでは、フロアパネルは固定
脚上に密着して固定されず、歩行の際にガタ付きによる
不快音が発生したり、振動等によってパネル押さえが緩
んだり外れたりし易いという問題があった。

そこで、本発明は、フロアパネルをストリンガ−と共に
固定脚に正確かつ強固に固定することができるフロアパ
ネル支持装置を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するため、本発明のフロアパネルの支持
装置は、基準床面上の複数の固定脚間にストリンガ−を
架設し、該ストリンガ−に設けられた支持部材でフロア
パネルを支承し、パネル押さえにより前記フロアパネル
と前記ストリンガ−とを固定脚上に固定してなるフロア
パネルの支持装置において、前記ストリンガ−に下向き
の開口を有する断面口字状の主体部と、該主体部の両側
下部に延在する突縁部とを形成し、前記主体部の上面に
前記フロアパネルの辺縁に形成されたフランジ部が当接
する支持受は面を形成すると共に、前起突縁部の下面に
前記固定脚のストリンガー受け台と圧接する突出部を形
成したことを構成上の特徴とする。

（作用）斯かる構成を有する本発明の７０アバネルの支持、装置
によれば、ストリンガ−の主体部の端部上面には高さ寸
法及び平面度の精度の高い支持受は面が形成されるので
、パネル押さえによるフロアパネルとストリンガ−の締
め付けを正確に行うことができる。

そして、パネル押さえの緊締に伴いストリンガ−の突縁
部の突出部は固定脚のストリンガー受け台に押圧され、
ストリンガ−の突縁部は弾性変形を起こす。この時、ス
トリンガ−は全体的に上方に作用するスプリング効果を
有し、フロアパネルをパネル押さえとストリンガ−との
間に圧接状態で強固に固定する。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ説明する。

フリーアクセスフロアｌは、基準床面３に立設された固
定脚４と、隣接する固定脚４．４間に架設されたストリ
ンガ−１１とを主たる構成要素とするフロアパネルの支
持装置２０に、複数枚のフロアパネル２を載置固定して
構成されている。

固定脚４は、第１図に示すように、基台部５の上面中央
部の高さ調整機構６を介して、上端部にストリンガー受
け台８を設けた円筒状・の柱脚７を立設して構成されて
いる。ストリンガー受け台８は、ストリンガ−１１の端
部を収容する四つの溝８ａを有し、これらの溝８ａは十
字状に水平に突出している。そして、谷溝８ａの底部に
は係止用の突起８ｂが形成されており、これらの突起８
ｂはストリンガ−１１の端部底面に形成された孔１１ｅ
にそれぞれ嵌合してストリンガ−１１の軸方向の位置決
めを行い、一方、溝８ａの側壁８Ｃには係止爪８ｄが形
成され、ストリンガ−１１の突縁部１１ｂと係合してス
トリンガ−１１の上方への抜は外れの防止を行う。また
、ストリンガー受け台８の中央部分にはパネル押さえ９
が係合するパネル押さえ受け１０が設けられている。フ
ロアパネル２は、その四隅部を上方からスライドリング
９ａを介してパネル押さえ９で押さえられることによっ
て、支持装置２０に固定される。なお、図中２ｂは、パ
ネル押さえ９が係合する段部を示す。

そして、固定脚４の上端部間には、フロアパネル２の辺
縁部に沿って延在するようにしてストリンガ−１１が架
設されている。このストリンガ−１１は、折り曲げ形成
によって、口字状の横方向断面を有するチャンネル材と
して形成され、その中央部には長手方向に延びる主体部
１１ａが形成されている。この主体部１１ａの両側下端
には、主体部１１ａに沿って延在する突縁部１１ｂがそ
れぞれ水平方向に屈曲形成され、これらの突縁部１１ｂ
の各端部には突出部１１ｃが形成されている。また、主
体部１１ａの上面端部には、フロアパネル２のフランジ
部２ａが当接する支持受は面ｌｉｄが設けられており、
ストリンガ−１１の成型後にさらに高さ寸法と平面度の
精度を上げてプレスにより形成される。なお、図中１１
ｆは、ストリンガ−１１並びにフロアパネル２に作用す
る垂直荷重によって生ずるストリンガ−１１の端部の座
屈現象を防止するように、剛性を高めるための補強リブ
、ｌ１ｇは、支持部材１５のガイドをするリブを、それ
ぞれ示す。

支持部材１５は、ＡＢＳ樹脂等の適当な合成樹脂で一体
成型され、ストリンガ−１１の主体部１１ａに嵌合させ
ると共にその下端を突縁部１１ｂに当接させて、ストリ
ンガ−１１の所定位置に一体的に取り付けられる。そし
て、この支持部材１５の係合部１５ａで７０アバネル２
の底面の周縁部を適当間隔で支持して、フロアパネル２
の辺縁に形成されたフランジ部２ａには荷重が作用しな
い構造になっている。

さて、フロアパネルの支持装置２０にフロアパネル２を
載置すると、支持部材１５の係合部１５ａとの支持位置
と、ストリンガ−１１の支持受は面ｌｉｄとの当接位置
との関係が正確に維持されているため、フロアパネル２
のフランジ部２ａはストリンガ−１１の支持受は面ｌｉ
ｄに、パネル押さえの締め付は前の状態において既に面
接触している。また、ストリンガ−１１の支持受は面１
１ｄの高さ寸法の精度が高いことから、フロアパネル２
の段部２ｂをスライドリング９ａを介してパネル押さえ
９で押さえた時に、このパネル押さえ９は正確に取り付
けられる。

さらに、ストリンガ−１１の突縁部１１ｂに形成された
突出部１１ｃは、パネル押さえ９の締め付けに伴ってパ
ネル受は台８に押圧されて、突縁部１１ｂを弾性変形さ
せる。第２図及び第４図に示すように、ストリンガ−１
１の弾性変形した突縁部１１ｂは、スプリング作用によ
って７０アバ洋ル２を圧接状に係合するから、フロアパ
ネル２はパネル押さえ９とストリンガ−１１との間に強
固に固定される。従って、歩行時にフロアパネル２がガ
タ付いたり、不快音等が発生することを防止することが
できる。また、このスプリング作用はバネ座金と同様の
効果を持ち、パネル押さえ９は一定の締め付は力が維持
されて、振動等により緩んだり外れたりすることを防止
することができる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明のフロアパネル支持装置に
よれば、ストリンガ−に高さ寸法と平面度の精度を向上
させた支持受は面を設けたから、フロアパネル及びスト
リンガ−を締め付けるパネル押さえは正確に取り付けら
れる。

また、パネル押さえの緊締に伴うストリンガ−の突縁部
の弾性変形によるスプリング作用によって、フロアパネ
ルはパネル押さえとストリンガ−との間に圧接状に強固
に固定される。従って、歩行の際にフロアパネルがガタ
付くことが防止され、フロアパネルとストリンガ−との
衝突に基づく不快音等の発生を抑えることができる。さ
らに、このスプリング作用はバネ座金と同様の効果を有
し、パネル押さえは一定の締め付は力が維持されて、振
動等により緩んで外れたりすることを防止することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のフロアパネル支持装置が装備される
フリーアクセスフロアの部分斜視図、第２図は、ストリ
ンガ−とストリンガー受け台を示す分解斜視図、第３゛
図は、固定脚上端部の組立状態の断面図、第４図は、ス
トリンガ−の端部の斜視図、第５図は、ストリンガ−の
スプリング作用を示す略示図、第６図は、フロアパネル
裏面とストリンガ−とを示す斜視図である。２・・・７０アバネル、２ａ・・・フランジ部、３・・・基準床面、４・・・固定脚、１１・・・ストリンガ− １１ａ・・・主体部、１１ｂ・・・突縁部、１１ｃ・・・突出部、ｌｉｄ・・・支持受は面、２０・・・フロアパネルの支持装置。第１′ｒ：！Ｊ１す３閏本４凹

Claims

【特許請求の範囲】

１、基準床面上の複数の固定脚間にストリンガーを架設
し、該ストリンガーに設けられた支持部材でフロアパネ
ルを支承し、パネル押さえにより前記フロアパネルと前
記ストリンガーとを固定脚上に固定してなるフロアパネ
ルの支持装置において、前記ストリンガーに下向きの開
口を有する断面コ字状の主体部と、該主体部の両側下部
に延在する突縁部とを形成し、前記主体部の上面に前記
フロアパネルの辺縁に形成されたフランジ部が当接する
支持受け面を形成すると共に、前記突縁部の下面に前記
固定脚のストリンガー受け台と圧接する突出部を形成し
たことを特徴とする、フロアパネルの支持装置。