JPH02127490A - 粘着剤組成物 - Google Patents

粘着剤組成物

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JPH02127490A
JPH02127490A JP28170888A JP28170888A JPH02127490A JP H02127490 A JPH02127490 A JP H02127490A JP 28170888 A JP28170888 A JP 28170888A JP 28170888 A JP28170888 A JP 28170888A JP H02127490 A JPH02127490 A JP H02127490A
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JP
Japan
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group
pref
oxyalkylene polymer
groups
adhesive
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Application number
JP28170888A
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English (en)
Inventor
Toshibumi Hirose
広瀬 俊文
Katsuhiko Isayama
諫山 克彦
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ケイ素原子に結合した水酸基または加水分解
性基を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋
しうるケイ素含有基(以下反応性ケイ素基ともいう)を
有するオキシアルキレン系重合体と粘着付与剤と疎水性
シリカとを含有する粘着剤組成物であって、従来の組成
物と比較して剪断接着力や破断接着力などの接着特性、
とくに高温時に優れた接着特性を示す粘着剤組成物に関
する。
[従来の技術] 粘着剤は感圧接着剤とも呼ばれ、指先で押す程度の小さ
い圧力で対象物表面に容易に接着する性質を有している
。このような粘着剤は、たとえばセロハンテープ、電気
絶縁用ビニルテープ、マスキングテープ、粘着シート、
粘着ラベルなどの粘着製品に使用されている。とくにポ
リ塩化ビニル製の支持体を有する粘着テープは安価であ
ること、優れた耐水性や電気特性を有することなど、種
々の優れた特性を有するため多用されている。
前記粘着テープに使用される粘着剤として、天然ゴム、
合成ゴム、さらには反応性ケイ素基を有するオキシアル
キレン系重合体などを主成分とし、これらに各種添加剤
が配合された感圧性の粘着剤組成物が用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記感圧性の粘着剤組成物は、一般に接
着特性、とくに高温時の接着特性などが充分でないため
用途が限定されるなどの問題がある。
前記問題を解決するものとして、特定のアクリル酸エス
テル系共重合体と疎水性シリカとからなる粘着剤層を有
する高温時の接着特性の良好な感圧接着テープも開示さ
れているが(特開昭62−34976号公報)、この良
好な特性が発現するのは疎水性シリカの存在下でモノマ
ーを重合させたばあいに限り、特定のアクリル酸エステ
ル系共重合体を製造したのち疎水性シリカと配合しても
効果が生じず、疎水性シリカ含量の異なるものをえよう
とすればその都度重合させなければならないなどの問題
がある。
[課題を解決するための手段] 本発明は前記のごとき問題を解決するためになされたも
のであり、 (A)ケイ素原子に結合した水酸基または加水分解性基
を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋しう
るケイ素含有基を少なくとも1個有するオキシアルキレ
ン系重合体 (B)粘着付与剤および (C)疎水性シリカ を含有してなる粘着剤組成物に関する。
〔実施例〕
本発明においては、反応性ケイ素基を少なくとも1個有
するオキシアルキレン系重合体(以下、オキシアルキレ
ン系重合体(A)ともいう)が用いられる。
前記オキシアルキレン系重合体(A)は、特公昭45−
36319号、同4B−12154号、同49−328
73号、特開昭50−156599号、同51−735
81号、同54−6098号、同55−82123号、
同 55−123820号、同55−125121号、
同 55−131022号、同 55−135135号
、同55−137129号の各公報などに提案されてい
る重合体である。
オキシアルキレン系重合体(A)の分子鎖は、本質的に
一般式: %式% (式中、R1は2価の炭化水素基であるが、その大部分
が炭素数3または4のアルキレン基であるとき最も好ま
しい)で示される繰返し単位を有するものであるのが好
ましい。R1の具体H3 −CH2CH2CR2CH2−などがあげられるが、H
J とくに−〇)IC)12−が好ましい。前記オキシアル
キレン系重合体(A)の分子鎖は1種だけの繰返し単位
からなっていてもよいし、2種以上の繰返し単位からな
りでいてもよい。
また、オキシアルキレン系重合体の主鎖は一般式: −
R1−0−で示される繰返し単位のみがらなっていても
よいが、他の繰返し単位などを含有していてもよい。他
の繰返し単位などを含有するばあいには一般式: −R
1−0−で示される繰返し単位が重合体中に60%(重
量%、以下同様)以上、さらには8096以上含有され
ているのが好ましい。
オキシアルキレン系重合体(^)におけるシロキサン結
合を形成することによって架橋および(または)重合し
つる反応性ケイ素基はよく知られた官能基であり、室温
においても架橋しうるという特徴を有している。この反
応性ケイ素基の代表例としては、一般式(1): (式中、R2は炭素数1〜20の置換もしくは非置換の
1価の有機基またはトリオルガノシロキシ基で、(i(
2−a) + 3−b)個のR2は異なッテイてもよい
、Xは水酸基または加水分解性基であり、(iamb)
個のXは異なっていてもよい、aは0.1または2、b
は0,1.2または3であり、かつ(iamb)≧1、
Iは0〜19の整数であり、−個の におけるaは同じである必要はない)で表わされる基が
あげられる。一般式[1)で表イフされる反応性ケイ素
基のうちでは経済性などの点がら一般式(If) 。
(式中、R2は前記に同じ、βは1.2または3)で表
わされる基が好ましい。
一般式(71におけるXの1種である加水分解性基の具
体例としては、たとえばハロゲン原子、水素原子、アル
コキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、アミノ
基、アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基、アルケ
ニルオキシ基などがあげられる。これらのうちでは加水
分解性がマイルドであるという点からメトキシ基、エト
キシ基などのアルコキシ基が好ましい。
また一般式(I)における R2の具体例としては、た
とえばメチル基、エチル基などのアルキル基、シクロヘ
キシル基などのシクロアルキル基、フェニル基などのア
リール基、ベンジル基などのアラルキル基や、(R” 
)35IO−(R−はメチル基、フェニル基などの炭素
数1〜20の置換もしくは非置換の1価の有機基で、3
個のR′は同じである必要はない)で示されるトリオル
ガノシロキシ基などがあげられる。これらのうちではメ
チル基がとくに好ましい。
オキシアルキレン系重合体(A)中の反応性ケイ素基の
個数は1分子当り1個以上あればよいが、充分な硬化性
をうるという点からすると平均1.1個以上、さらには
1.5〜4個が好ましい。
また反応性ケイ素基はオキシアルキレン系重合体(^)
の分子鎖末端に存在するのが好ましい。
オキシアルキレン系重合体(A)の数平均分子量は 5
00〜30,000のものが好ましく、 3,000〜
15.000のものがさらに好ましい。オキシアルキレ
ン系重合体(A)は単独で使用してもよく、2種以上併
用してもよい。
オキシアルキレン系重合体(A)は、たとえば一般式(
1)で表わされる基に水素原子が結合上たヒドロシラン
化合物と一般式(Illl 。
(式中、R3は水素原子または炭素数1〜2oの1価の
有機基、R4は炭素数1〜2oの2価の有機基、CはO
または1)で示されるオレフィン基を有するオキシアル
キレン系重合体とを、白金化合物などの■族遷移金属化
合物を触媒として付加反応させるなどの方法により製造
される。
前記以外のオキシアルキレン系重合体(A)を製造する
方法としては、 ■水酸基末端オキシアルキレン系重合体にトルエンジイ
ソシアネートのようなポリイソシアネート化合物を反応
させてイソシアネート基末端オキシアルキレン系重合体
とし、そののち該インシアネート基に一般式(IV): (式中、Wは水酸基、カルボキシル基、メルカプト基ま
たはアミノ基(1級または2級)などの活性水素含を基
、9%R2R4およびXは前記に同じ)で示されるシリ
コン化合物のV基を反応させる方法、 ■−一般式Ilrlで示されるオレフィン基ををするオ
キシアルキレン系重合体のオレフィン基に、Wがメルカ
プト基である一般式Nで示されるシリコン化合物のメル
カプト基を付加反応させる方法、および ■水酸基末端オキシアルキレン系重合体の水酸基に、一
般式M: (式中、R2R4Xおよびgは前記に同じ)で表わされ
る化合物を反応させる方法 などが具体的にあげられるが、本発明ではこれらの方法
に限定されるものではない。
前記一般式(1)で示される基に水素原子が結合したヒ
ドロシリル化合物と一般式(lit)で示されるオレフ
ィン基を有するオキシアルキレン系重合体とを反応させ
る方法において、それらを反応させたのち、一部または
全部のX基をさらに他の加水分解性基または水酸基に変
換してもよい。
たとえばX基がハロゲン原子、水素原子のばあいには、
これらの基をアルコキシ基、アシルオキシ基、アミノオ
キシ基、アルケニルオキシ基、水酸基などに変換して使
用するのが好ましい。
一般式(I[l)において、R3は水素原子または炭素
数1〜20の置換もしくは非置換の1価の有機基である
が、水素原子または炭化水素基であるのが好ましく、と
くに水素原子であるのが好ましい。
前記R4は炭素数1〜20の2価の有機基であるが、−
R5−−R5OR5 〜10の2価の炭化水素基) などであるのが好ま しく、とくにメチレン基であるのが好ましい。
一般式(8)で示されるオレフィン基を有するオキシア
ルキレン系重合体の具体的製造法としては、たとえば特
開昭54−6097号公報に開示されているように、た
とえばオキシアルキレン系重合体の末端水酸基と不飽和
基を有する化合物とを反応させてエーテル結合、エステ
ル結合、ウレタン結合、カーボネート結合などにより結
合させて製造する方法、あるいはエチレンオキシド、プ
ロピレンオキシドなどのエポキシ化合物を重合する際に
、アリルグリシジルエーテルなどのオレフィン基含有エ
ポキシ化合物を添加して共重合させることにより側鎖に
オレフィン基を導入する方法などが例示されうる。
本発明において粘着剤組成物の粘着特性を改善するため
に粘着付与剤が使用される。
前記粘着付与剤にはとくに限定はなく、通常使用される
粘着付与剤であれば使用しうる。
このような粘着付与剤の具体例としては、たとえばフェ
ノール樹脂、変性フェノール樹脂(たとえばカシニーオ
イル変性フェノール樹脂、トール油変性フェノール樹脂
など)、テルペン−フェノール樹脂、キシレン−フェノ
ール樹脂、シクロペンタジェン−フェノール樹脂(特開
昭H−223288号公報参照)、フェノール変性石油
樹脂、ロジンエステル樹脂などの極性基を有する樹脂や
、比較的極性の小さいキシレン樹脂などの芳香族系、脂
肪族−芳香族共重合体系、脂環式系などの各種石油樹脂
、さらにはクマロン樹脂、低分子量ポリスチレン系樹脂
、テルペン樹脂などの通常の粘着付与樹脂などがあげら
れる。
これら粘着付与剤の具体例としては、ベトロジン80(
三井石油化学■製)、ネオポリマーS(日本石油化学■
製)、タックエースA100(三井石油化学■製)、フ
ィントン1500 (日本ゼオン■製’t 、FTR8
100(三井石油化学■製)、ピコラスチックA75(
バーキュリーズ社製)、クマロンG−90(日鉄化学■
製)などの比較的極性の小さい樹脂や、PR50731
(住友ベークライト■製’) 、YSポリスターT−1
15、YSポリスタター−145(以上、安原樹脂■製
)、ステペライトエステル7(バーキュリーズ社製)、
ネオポリマーE−100(日本石油化学■製)などの極
性基を有する樹脂などがあげられるが、これらに限定さ
れるものではない。これらは単独で用いてもよく、2種
以上混合して用いてもよい。これらの中では、とくにフ
ェノール樹脂系やフェノール含有樹脂系のものが柔軟性
で高い伸びを有し、かつ高い接着性を示す粘着剤組成物
かえられやすいので好ましい。フェノール樹脂系やフェ
ノール含有樹脂系のものの中では、ノボラック型のもの
が反応性が低くて取扱いやすいため好ましい。
さらにノボラック型フェノール樹脂系のもののばあい、
軟化温度50〜180℃のものが好ましい。
前記粘着付与剤の使用量はオキシアルキレン系重合体(
^)100部(重量部、以下同様)に対して10〜14
0部が好ましく、20〜100部がさらに好ましい。該
量が10部未満になると、えられる組成物の柔軟性、伸
びおよび接着性が充分でなくなり、140部をこえると
高弾性率となり、粘着力やゴム的な性質が充分えられな
くなる傾向が生じる。
本発明において粘着剤組成物の接着特性、とくに50〜
100℃という高温時の接着特性を改善するために疎水
性シリカが使用される。
前記疎水性シリカとは、親水性シリカ表面に存在する水
酸基のおよそ30%以上、好ましくは40%以上、さら
に好ましくは50%以上がメチル基などのアルキル基、
ジメチルシリル基、トリメチルシリル基、オクチルシリ
ル基などのモノ、ジまたはトリのアルキルシリル基でブ
ロックされたものや、親水性シリカをシリコーンオイル
で表面処理したものなどがあげられる。これらのうちで
は親水性シリカをシリコン化合物で処理してえられる疎
水性シリカが好ましい。これら疎水性シリカの比表面積
(BET法による)は高温時の強度保持性の点から10
r&/g以上であるのが好ましく、50〜400 rn
”/gであるのがさらに好ましい。
このような疎水性シリカの具体例としては、たとえば親
水性シリカをジメチルジクロロシランで処理し、表面水
酸基の約30%が遊離の状態で残存しているアエロジル
R972(比表面積的110 rrf/g) 、親水性
シリカをジメチルジクロロシランで処理し、表面水酸基
の約40%が遊離の状態で残存しているアエロジルR9
74(比表面積的170 rrr/g) 、比表面積的
300 dlgの親水性シリカであるアエロジル300
を疎水性処理し、表面水酸基の約50%が遊離の状態で
残存しているアエロジルR976、親水性シリカをトリ
メトキシオクチルシランで処理したアエロジル805(
比表面積的150 r&/g) 、親水性シリカをポリ
(ジメチルシロキサン)で疎水性処理したアエロジルR
202(比表面積的90rrr /g)  (以上、日
本アエロジル■製)やCab−0−811N 70TS
 (比表面積的100 dlg、キャボット社製)、親
水性シリカをヘキサメチレンジシラザンで処理したアエ
ロジルR812(比表面積的260 rrf/g、日本
アエロジル■製)やシラノックス500(比表面積的2
25 dlg。
ツルコ社製)などがあげられる。
前記疎水性シリカの使用量はオキシアルキレン系重合体
(A)100部に対して0.1〜20部が好ましく、1
〜IO部がさらに好ましい。該量が0.1部未満になる
と、えられる組成物の高温時の引張強度および接着特性
が不充分となり、20部をこえると弾性率が高くなりす
ぎ、常温でのタックが発現せず、よって接着特性が低下
しやすくなる。
本発明の組成物はオキシアルキレン系重合体くA)、粘
着付与剤および疎水性シリカを含存する組成物である。
該組成物の調製方法などにはとくに限定はなく、前記3
成分のうちのいずれかの2成分を混合したのちのこりの
成分を混合して調製してもよく、3成分を一度に混合し
て調製してもよい。
またこれらの成分を混合する方法にもとくに限定はなく
、ロール、ニーダ−ミキサーなどにより混練してもよい
し、溶剤に溶解分散してもよい。
このようにして調製した本発明の組成物は、接着特性、
とくに50〜100℃という高温時の剪断接着性や破断
接着性などの接着特性が良好であるという特徴を存する
したがって、たとえば包装用テープ、電気絶縁用ビニル
テープ、電気絶縁用ポリエステルテープ、マスキングテ
ープ、耐熱用マスキングテープ、医療用テープ、両面接
着用テープ、各種粘着シート、各種粘着ラベルなどのポ
リ塩化ビニル、セロハン、各種プラスチックフィルム、
紙、不織布、金属ホイル、・繊維補強シート材などを支
持体とする粘着製品用の粘着剤として好適に使用しうる
。とくにポリ塩化ビニル製の支持体が用いられている電
気絶縁用テープ・シート、表面保護テープ・シートや耐
熱用テープ・シートなどに好適に使用しうる。
本発明の組成物には必要に応じて、硬化促進剤、接着後
の接着剤特性を調整するなどのために用いるシリコン化
合物などを適宜添加してもよい。
前記硬化促進剤の具体例としては、たとえば有機スズ化
合物、有機チタネート化合物、有機アルミニウム化合物
、有機ジルコニウム化合物、アミン化合物、酸性リン酸
エステル、酸性リン酸エステルとアミン化合物との反応
物、飽和または不飽和の多価カルボン酸またはその酸無
水物、カルボン酸化合物とアミン化合物との塩などの反
応物、オクチル酸鉛などがあげられる。
前記有機スズ化合物の具体例としては、たとえばジブチ
ルスズジアセテート、ジブチルスズジラウレート、ジブ
チルスズマレエート、ジオクチルスズマレエート、ジブ
チルスズフタレート、オクチル酸スズ、ナフテン酸スズ
などのスズカルボン酸塩類、ジブチルスズジアセチルア
セトナトなどのキレート化合物、ジブチルスズメトキシ
ド、ジブチルスズオキサイドとフタル酸エステルとの反
応物などがあげられる。
前記有機チタネート化合物の具体例としては、たとえば
テトラブチルチタネート、テトライソプロピルチタネー
ト、テトラプロピルチタネート、トリエタノールアミン
チタネートなどのチタン酸エステルやチタンテトラアセ
チルアセトナトなどのキレート化合物などがあげられる
前記有機アルミニウム化合物の具体例としては、たとえ
ばアルミニウムトリスアセチルアセトナト、゛アルミニ
ウムトリスエチルアセトアセテート、ジイソプロポキシ
アルミニウムエチルアセトアセテートなどのを機アルミ
ニウム化合物などがあげられる。
前記有機ジルコニウム化合物の具体例としては、たとえ
ばジルコニウムテトライソプロポキサイド、ジルコニウ
ムテトラブトキサイドなどの有機ジルコニウム化合物、
ジルコニウムテトラアセチルアセトナトなどのキレート
化合物などがあげられる。
前記アミン化合物の具体例としては、たとえばブチルア
ミン、モノエタノールアミン、トリエチレントリアミン
、グアニジン、2−エチル4−メチルイミダゾール、1
,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7(
DBU)などがあげられる。
前記酸性リン酸エステルとは、 −o−p一部分を含むリン酸エステルのことであり、O
H0 1ま たとえば (R−0)d−P−(Of() a−a  
 C式中、dは1または2、Rはを機残基を示す)で示
されるようなを機酸性リン酸エステルなどの酸性リン酸
エステルがあげられる。前記有機酸性リン酸エステルの
具体例としては、たとえば(L:6HI7 0)P(υ
H)2、 LL+IO ■ 72PυH (HO−Cs H +2 0)P(OH)2、 [(CH20H)(C)IOH) C4H40] P(
OH)2などがあげられる。
前記硬化促進剤の中ではオクチル酸スズなどの2価の有
機スズ化合物、テトラブチルチタネート、テトラプロピ
ルチタネート、チタンテトラアセチルアセトナトなどの
有機チタン化合物、アルミニウムトリスアセチルアセト
ナト、アルミニウムトリスエチルアセトアセテート、ジ
イソプロポキシアルミニウムエチルアセトアセテートな
どの有機アルミニウム化合物、ジルコニウムテトラアセ
チルアセトナト、ジルコニウムテトライソプロポキサイ
ド、ジルコニウムテトラブトキサイドなどの有機ジルコ
ニウム化合物などが、粘着剤製品製造時などに使用され
る基材の工程紙またはセパレーターとして通常用いられ
ているシリコン剥離紙との21I離性が良好であるとい
う点から好ましい。オキシアルキレン系重合体(A) 
 100部に対する硬化促進剤の量は0.1〜20部が
好ましく、0.5〜lo部がさらに好ましい。
本発明の組成物には、要すればさらに各種支持体(プラ
スチックフィルム、金属ホイル、紙など)や被着体に対
する接着性などを向上させるための含チツ素塩基性基含
有シラン化合物や他の添加剤などを添加してもよい。
前記含チツ素塩基性基含有シラン化合物にはとくに限定
はなく、アミノ基、イミノ基などの含チツ素塩基性基を
存するシラン化合物であるかぎり使用しうる。このシラ
ン化合物はその中のケイ素原子に加水分解性基を有する
ものであるが、加水分解基としては取扱いやすさの点か
らアルコキシ基が好ましく、とくにメトキシ基が好まし
い。また含チツ素塩基性基は該シラン化合物が加水分解
したのちも加水分解後のシラン化合物に残っていること
が好ましい。このような化合物の具体例としては、たと
えば82 NCH2C)+2CH2Si (QC)!3
) sH2NCH2CHz  NlICH2CH2C1
1281(OCHx) s  、H2NCH2CH2N
HCH2CH2CH25l(CH3)(OCH3)2、
(C2Hso )35iCH2CH2CH2NHCH2
C)(2NHCH2C82CH2−−3l (0C2H
s) s などのアミノ基および(または)イミノ基含有アルコキ
シシラン、前記アミノ基および(または)イミノ基含有
アルコキシシランと ン化合物との反応生成物、前記アミノ基および(または
)イミノ基含有アルコキシシランとCH2−C(CH3
) C00C)12CH2CH2Sl (OCH3) 
3CH2= C(CH3) COOCH2C)+2CH
2Si (OCH2CH2QC)!3)3のようなメタ
クリルオキシシラン化合物との反応生成物などがあげら
れる。
前記含チツ素塩基性基含有シラン化合物の使用量は、オ
キシアルキレン系重合体(A)および粘着付与剤J、 
00部に対し0.01〜10部が好ましく、 0.1〜
5部がさらに好ましい。
前記他の添加剤としては、たとえば着色剤、酸化防止剤
、紫外線吸収剤などの老化防止剤などが用いられうる。
つぎに実施例により本発明の組成物を具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。
製造例1 アリルエーテル基を全末端の97%に導入した平均分子
Q 8000のポリオキシプロピレン800 gを攪拌
機付耐圧反応容器に入れ、メチルジメトキシシラン19
gを加えた。ついで塩化白金酸触媒溶液(H2PtCj
 6  ・G II 2oの8.9gをイソプロピルア
ルコール18m1およびテトラヒドロフラン160 m
lに溶解させた溶液)0.34m1を加えたのち80℃
で6時間反応させた。
反応溶液中の残存水素化シリコン基の量をIRスペクト
ル分析法により定量したところ、はとんど残存していな
かった。またNMR法にょリケイ索含有基の定量をした
ところ、分子末端に(CH30)2 SI CH2CH
2CH20−基を1分子当り約1.7個有するポリオキ
シプロピレンかえられていた。
実施例1〜3および比較例1〜3 第1表に示す成分を第1表に示す割合で配合し、トルエ
ンを少量用いて粘着剤組成物を調製した。えられた接着
剤組成物を乾燥後の厚さが約700−になるようにシリ
コン剥離紙(藤森工業■製、80XT−032−No、
40)上に塗工し、120℃で10分間乾燥・硬化させ
両面接着転写テープをえた。一方、厚さ25癖のポリエ
ステルフィルムをラミネートして粘着テープを作製した
えられたテープの接着特性を下記の方法によりMj定し
た。結果を第1表に示す。
(180°剥離力) ポリエステルフィルムにラミネートしてえた精管テープ
を280番研磨紙で磨いたステンレス板に貼り合わせる
。これを室温で1日放置したのち、■島津製作所製のオ
ートグラフを用いて23℃および70℃雰囲気下で30
0mm/分の引張速度で1800剥離強度を測定する。
(剪断接着力) 厚さ2mm、巾2.5cIn、長さ8 cmのアルミ板
(JIS It 4000;A 1050P)被着体の
端的3.2ciの部分を両面接着転写テープで貼り合わ
せる。これを室温で1日放置したのち、■島津製作所製
のオートグラフを用いて23℃および70℃雰囲気下で
30alIIl1分の引張速度で引張剪断接着強度を測
定する。
[以下余白] 第1表の結果から、本発明の粘着剤組成物は、常温下の
みならず高温下でも良好な接着特性を示すことがわかる
[発明の効果] 本発明の粘着剤組成物は、ブレンドにより容易に調製す
ることができ、かつ高温下でも優れた接着特性を示す粘
着剤組成物である。
特 許 出 願 人 鐘淵化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)ケイ素原子に結合した水酸基または加水分解
    性基を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋
    しうるケイ素含有基を少なくとも1個有するオキシアル
    キレン系重合体(B)粘着付与剤および (C)疎水性シリカ を含有してなる粘着剤組成物。
JP28170888A 1988-11-08 1988-11-08 粘着剤組成物 Pending JPH02127490A (ja)

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