JPH02127215A - 梱包結束機 - Google Patents

梱包結束機

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JPH02127215A
JPH02127215A JP27270788A JP27270788A JPH02127215A JP H02127215 A JPH02127215 A JP H02127215A JP 27270788 A JP27270788 A JP 27270788A JP 27270788 A JP27270788 A JP 27270788A JP H02127215 A JPH02127215 A JP H02127215A
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JP
Japan
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packed
band
lifting
horizontal
packing
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JP27270788A
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Kiyoharu Fujii
藤井 清春
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発  明  の  目  的] (産業上の利用分野) 本発明は、被梱包物をその上下、左右、前後方向の3方
向で交差させた状態でバンドの巻き締めを行なう梱包結
束機に関する。
(従来の技術) 一般に、各種の建築金物は、所定の数量毎にまとめられ
て段ボール容器等に梱包収納されている。
梱包収納に際し、金物類は重量的に嵩ぼるから段ボール
容器自体を損傷させることかあり、そのため、段ホール
容器の補強を図るべくバンドその曲によって段ボール容
器外周を巻き締めている。
そのバンドの巻き締めのため、従来、梱包結束機か使用
されている。それは例えば、バンドテーブルと、このバ
ンドテーブル上に装入セットされた段ボール容器たる被
梱包物周囲を囲むアーチ状のバンドカイトとを備えて成
り、このバンドガイドに沿ってバンドを走行させ、巻き
締めた後、バンド端を固着、切断するものである。
(発明か解決しようとする課題) ところが、各種の建築金物を梱包した段ボール容器は、
前述のように、重量的に嵩はることで自重その他によっ
て周囲に膨らむことかある。そのため、段ボール容器の
縦、横に交差する上下方向のみならす、水平方向での周
囲をも十分に巻き締めておく必要かある。
しかして、従来提供されている一般的なバンド梱包機は
、バンドテーブル上に装入セットされた被梱包物に対し
てその外周の一方向でのみバンドを走行させ、巻き締め
るにすき゛ないから、複数の方向での巻き締めを行なう
場合には、被梱包物を上下、左右方向に夫々転回させる
必要かある。しかしなから、こうした転回を作業員か手
作業によって行なうと、被梱包物自体か相当に重量かあ
るから作業員の肉体的負担は極めて大きく、また、非能
率的である。
一方、例えは、特開昭60−148418号公報、同じ
<61−12741.1号公報のように、上下方向、水
平あるいは前後方向に一対のアーチ状のバンドガイドを
交差させた構造としたものがある。これによると、バン
ドテーブル上に装入されな被梱包物を転回させることな
く、バンドを交差状に巻き締めることかできる。しかし
ながら、こうした複数のバンドガイドを有する梱包機で
は、夫々にバンド供給手段、巻き締め後でのバンドの固
着・切断手段か必要であり、また、そのバンドガイドの
交差構造か複雑なものとなり、その制御も面倒である。
そればかりでなく、これによっても、上下、左右、前後
の3方向からのバンドの自動的な機械作業による巻き締
めは行なえず、少なくとも1方向では手作業によるもの
となる。
そこで、本発明者は、相当な重量かある被梱包物であっ
てもこれを簡単に転回させながら、被梱包物の複数方向
、すなわち上下、前後、左右の3方向からバンドによっ
て巻き締めることができ、しかも、従来提供されている
一般的な1組のバンドカイトを有する梱包機を大きく改
良することなく簡単に付設して使用でき、作業者の肉体
的疲労を大きく低減して作業能率を向上できるようにし
た梱包結束機の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述した目的を達成するなめ、本発明にあっては、被梱
包物に対してその外周をバンドによって巻き締めする梱
包装置と、この梱包装置内に被梱包物を装入セットする
搬入装置と、巻き締め後の被梱包物を上下方向で90°
転回させる持ち上げ転回装置と、同じく巻き締め後の被
梱包物を水平方向で90°転回させる水平転回装置とを
備えて成ることを特徴とする。
そして、搬入装置は、載置された被梱包物がスライドさ
れるローラー台と、ローラー台上で被梱包物を梱包装置
内に装入させるべく押し込み、押し込み後の前進位置で
停止し、被梱包物に当接している装入案内板を有してお
り、また、この装入案内板は、前方へ凸状に湾曲し、被
梱包物の押し込み後の前進位置で停止して、持ち上げ転
回装置による上下方向の転回時では、被梱包物後端部を
スライド案内させるように構成することができる。
また、持ち上げ転回装置は、梱包装置のバンドテーブル
上にセットされた被梱包物の左右方向で進退して被梱包
物底部の左右を挟着する左右一対で形成された持ち上げ
挟着機構と、この持ち上げ挟着機構を昇降させる昇降機
構とから構成することができる。
更に、水平転回装置は、バンドテーブル上にセットされ
た被梱包物の水平面での対角線方向で進退して被梱包物
上部の隅角を挟着する左右一対で形成された水平挟着機
構と、この水平挟着機構を水平面で揺動転回させる揺動
転回機構とから構成することができる。
(作用) 本発明に係る梱包結束機において、搬入装置によって梱
包装置に送り込まれる被梱包物は、装入機構によってバ
ンドテーブル上の所定位置に装入セットされる。
装入セット後での梱包装置では1回目のバンドの巻き締
めが行なわれ、このときの巻き締めは、装入方向での被
梱包物に対し、搬入前の上下・左右側面に沿ったものと
なる。
また、持ち上げ転回装置が作動するとき、まず、持ち上
げ挟着機構の作動によって被梱包物の前方側底部を左右
から挟着する。挟着すると、昇降機構が作動して被梱包
物の前方側を上昇させ、これに伴ない被梱包物をその前
部側から後方(梱包装置側)へ倒れ込ませるようにして
被梱包物を上下方向で90°転回させる。
このとき、前方へ凸状に湾曲していて、被梱包物の押し
込み後の前進位置で停止し、当接している装入案内板は
、被梱包物の後端をスライド案内し、その上下方向の転
回を容易にする。
上下方向での90°の転回後で、梱包装置によってバン
ドの巻き締めが行なわれると、このときの巻き締めは、
装入方向での被梱包物に対し、上下方向の転回前におけ
る前後・左右側面に沿ったものとなる。
更に、水平転回装置が作動するとき、まず、水平挟着機
構において被梱包物をその水平方向での対角線上に沿っ
て挟着する。こうして、水平挟着機構によって被梱包物
を挟着すると、揺動転回機構が作動を開始して被梱包物
を水平方向で906転回させる。
その転回終了後で、梱包装置によって巻き締めが行なわ
れると、このときの巻き締めは、装入方向での被梱包物
に対し、上下方向、水平方向の転回前における上下・前
後側面に沿ったものとなる。
このようにして被梱包物に対する所定方向での巻き締め
が終了すると、被梱包物は梱包装置外に搬出される。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
〈梱包装置〉 図において示される符号10は梱包装置であり、装入セ
ットされた被梱包物Pに対してその外周をバンドBによ
って巻き締めするようになっている公知のものである。
すなわち、第1図、第3図に示すように、前部上面に適
数のローラが臨出されているバンドテーブル11上にセ
ットされた被梱包物Pの外周、すなわちセットされた位
置での上下、左右側面を囲むように形成されたアーチ状
の1組のバンドガイド12を有する。そして、1回の作
動でバンドガイド12に沿って、図示を省略した貯蔵部
から引き出されたバンドB自由端を走行させることで被
梱包物Pの上下・左右側面の外周をバンドBによって週
数回巻き締めた後、バンドB端を溶着、切断させ、結束
する。
しかして、この梱包装置10には、被梱包物Pを梱包装
置10内に装入セットさせるべくそれPを搬入する搬入
装置20、梱包装置10内での梱包作動の終了に対応し
て、被梱包物Pを上下方向で90°転回させる持ち上げ
転回装置40、同じく被梱包*pを水平方向で90°転
回させる水平転回装置50が付設されている。そして、
持ち上げ転回装置40及び水平転回装置50は、梱包装
置10を囲むように所定断面の形鋼等によって構枠され
たフレーム15更には梱包装置10自体に設けられる。
〈搬入装置〉 この搬入装置20は、梱包装置10前方で梱包装置10
に向かう方向に配置されており、載置された被梱包物P
がスライド走行されるローラー台21と、ローラー台2
1上で被梱包物Pを梱包装置10内に装入させるべく押
し込む装入機構25とを備える。
ローラー台21は、第1図、第2図に示すように、ロー
ラーフレーム22の上面に多数のローラ23を列設して
成り、被梱包物Pを円滑にスライドさせる。
装入m構25は、ローラー台21上で進退走行される装
入ベース26と、この装入ベース26上に設けられてい
る装入シリンダ27と、シリンダ作動にて伸縮、進退し
、前進位置で停止する装入案内板31とを備える。
装入ベース26は、モータ駆動で循環作動されるチェー
ンによって、ローラ−フレーム22側部の左右上端で案
内走行されるガイドローラを介してローラー台21上で
進退し、これか前進するときは、例えはローラー台21
側方から送り込まれた被梱包物Pをローラ−フレーム2
2側部に設けであるカイト24に沿って梱包装置10ヘ
スライド装入する。
図示例にあっての装入シリンダ27は、装入ベース26
前方に突設したシリンダステーに固定されており、その
シリンダロッド先端に装入案内板31を付設しである。
装入案内板31自体は、前方へ凸状に湾曲しており、装
入ベース26か前進してこの装入案内板31を介して被
梱包物Pをバンドテーブル11上に押し込むと、その前
進位置において被梱包物に当接した状態で停止される。
そして、後述するように、梱包装置10に被梱包物Pを
装入セット後で持ち上げ転回装置40によって被梱包物
Pの前部を持ち上げるとき、被梱包物Pの後部端が当接
されるときに円滑にスライドさせ、その上下方向の90
°の転回を容易にする。
また、装入ベース26には、その側面にスイッチ操作片
35(第1図、第2図参照)を付設してあり、このスイ
ッチ操作片35か前進して、前記ローラ−フレーム22
側部に配設しである第1のバンドスイッチ36に当接す
るとこれをONする。
すなわち、バンドスイッチ36に当接するとこれをON
する。すなわち、装入ベース26が前進することで装入
案内板31か被梱包物Pを梱包装置10におけるバンド
テーブル11上のバンド巻き締め位置に到達させると、
スイッチ操作片35が第1のバンドスイッチ36に当接
し、ONするものとしてあり、その結果の第1のバンド
スイッチ36作動によって梱包装置10ではバンドBの
巻き締め作動か行なわれる。
なお、この第1のバンドスイッチ36は、装入シリンダ
27が伸長作動せずに装入案内板31が後退位置にある
ときに0N−OFFされる。すなわち、装入案内板31
後方に解除スイッチ37を配設してあり、第9図に示す
ように、装入ベース26が前進せずに、装入シリンダ2
7が作動して装入案内板31が前進することで解除スイ
ッチ37がOFFされると、第1のバンドスイッチ36
回路を開成する。これによって、バンドテーブル11上
の被梱包物Pを搬出させるとき、装入シリンダ27作動
によって装入案内板31を前進位置とさせておき、装入
ベース26を前進させ、スイッチ操作片35によって第
1のバンドスイッチ36をON動作させてもバンドBの
巻き締め作動は行なわれない。
く持ち上げ転回装置〉 このように、搬入装!20によって被梱包物Pが梱包装
N 10内に装入され、第1回目のバンドBの巻き締め
作動が終了すると、バンドテーブル11上で被梱包物P
を上下方向で906転回させる持ち上げ転回装置40が
作動する。
この持ち上げ転回装置40は、第3図乃至第6図に示す
ように、バンドテーブル11上の被梱包物Pを、その被
梱包物Pの前方側の底部を持ち上げ、梱包装置10後方
側へ倒れ込ませるようにして上下方向で90°転回させ
る。そのため、図示のように、バンドテーブル11上に
セットされた被梱包物Pの左右方向で進退して被梱包物
Pの前方側底部の左右を挟着する左右一対で形成された
持ち上げ挟着機構41と、この持ち上げ挟着機構41を
昇降させる昇降機構45とから成る。
持ち上げ挟着機構41は、後述する昇降機構45におけ
る左右のキャリッジポスト47夫々の上端にシリンダス
テーを付設し、このシリンダステーに固定されている挟
着シリンダ42のシリンダロッド先端にほぼL字形の挟
着板43を回転自在に設けたものである。そして、挟着
板43自体はほぼ円盤状を呈しており、その底部におけ
る折曲されたL字形部分は被梱包物Pの底面下方に位置
するようになっていて、シリンタ作動によって被梱包物
Pに対して前進するときは被梱包物Pの底部をL字形部
分で支持した状態で左右から挟着する(第4図参照)。
左右の挟着板43によって被梱包物Pを挟着後、昇降機
構45によってシリンダベース自体が上昇すると(第5
図参照)、挟着板43自体が被梱包物Pの前方側を持ち
上げる。
このとき、挟着板43自体は回転可能にしであるから、
上昇に伴ない被梱包物Pが傾斜するとき、自身がフリー
に回転してそのL字形部分が被梱包物Pの底面を確実に
支持する(第6図参照)。
なお、図中符号44は、シリンダロッドの進退作動を円
滑にし、シリンダロッド先端の挟着板43による被梱包
物Pに対する挟着を確実にするためのガイドである。
一方、持ち上げ挟着機構41を昇降させる昇降機構45
は、第1図、第3図、第6図に示すように、梱包装置1
0の後部に付設されており、これが上昇後での最高の上
昇位置にあっても、バンドテーブル11上の被梱包物P
には当接しないようにしである。すなわち、昇降機構4
5自体は、モータ駆動によって循環するよう掛巡されて
いるチェーンに連繋された左右に長いキャリッジベース
46と、このキャリッジベース46の左右に立設され、
前記持ち上げ挟着機構41が付設されているキャリッジ
ポスト47と、キャリッジベース46の昇降案内を図る
ガイド手段48とを備える(第3図参照)。
ガイド手段48は、前記フレーム15の上下方向に沿っ
た縦枠に設けられたガイドポストに、キャリッジベース
46両端部及びキャリッジポスト47側部夫々をスライ
ド自在に嵌め込んで成り、キャリッジベース46、キャ
リッジポスト47両者を、梱包装置10のバンドテーブ
ル11後方位置で、フレーム15の上下方向に沿って確
実に昇降させる(第4図、第5図参照)。
なお、図中符号49は、上昇するキャリッジベース46
の昇降作動を円滑にするためのバランサーであり、特に
、キャリッジベース46の上昇時による速やかな被梱包
物Pの持ち上げを容易にする。
このようなキャリッジベース46の昇降作動によって、
被梱包物Pを挟着した持ち上げ挟着機構41が上昇され
るときは、被梱包物Pの後部が前記装入案内板31面に
当接していることで、被梱包物Pの後部が持ち上げられ
ると、被梱包物Pの後部端は湾曲している装入案内板3
1前面上をスライドし、これに案内されて上下方向に9
0°転回される(第6図参照)。
また、昇降機構45の昇降による上昇位置の停止規制は
、フレーム15に配設された位置決め用のリミットスイ
ッチ、センサーによる。
そして、上下方向の転回が終了すると、後述する水平転
回装置50の作動に伴ない、転回前における前後・左右
側面に沿った2回目のバンドBの巻き締め作動が行なわ
れる。
〈水平転回装置〉 この水平転回装置50は、第1図、第3図に示すように
、フレーム15の上部である上部枠に配置されており、
バンドテーブル11上の被梱包物Pに対し、その水平面
での対角線方向から被梱包物P上部を挾み込み、水平方
向で90°転回させるものである。また、この実施例に
あっては、水平転回装置50による挾み込みを開始する
途中で2回目のバンドBの巻き締め作動が行なわれるよ
うにしであるも、その巻き締め作動時の設定はこれに限
定されないことは勿論である。
しかして、水平転回装置50は、第7図、第8図に示す
ように、バンドテーブル11上に装入セットされた被梱
包物Pの水平面での対角線方向で進退して被梱包物P上
部の隅角を挟着する左右−対で形成された水平決着機構
51と、この水平挟着機構51を水平面で揺動転回させ
る揺動転回機構61とから成る。
揺動転回機構61は、前記バンドガイド12上方に位置
する上部枠に水平方向での回転を可能にした状態で支持
したスライドベース62と、このスライドベース62を
揺動回転させる揺動手段63とを備える。
スライドベース62は、その中心位置で上部枠に軸支さ
れ、バンドカイト12の上部枠部分とは上下で交差して
いる(第3図参照)。
また、図示にあっての揺動手段63は、スライドベース
62の中心位置での上部に固定したスプロケット64と
、フレーム15の上部枠の所定位置に軸支したスプロケ
ット65とに転回チェーン66を掛巡し、その転回チェ
ーン66に、上部枠に固定しである揺動シリンダ67の
シリンダロッドを連結したものである。そして、シリン
ダロッドの進退作動による転回チェーン66の正逆方向
の循環を介してスプロケット64を正逆方向に凹転させ
るのであり、このスプロケット64の回転によってスラ
イドベース62自体の揺動転回を行なわせる(第7図参
照)。
一方、水平挟着機構51は、揺動転回m楕61における
スライドベース62の両端に、このスライドベース62
に沿ってスライドする左右夫々のスライドブロック52
に断面はぼL字形の挟着アングル55を固定したもので
ある。そして、スライドブロック52は、断面はぼ角筒
状で、その内部に配設したガイドコロによってスライド
ベース62面に沿って走行できる。そのスライド走行は
、スライドベース62側部に固定しである左右夫々のス
ライドシリンダ54のシリンダロッドにスライドブロッ
ク52を夫々連結しておき、シリンダロッドの伸縮進退
によって行なわれる。そして、左右のスライドシリンダ
54か同期作動して、被梱包物Pに対し互いに接近する
と被梱包物Pを挾み込み、また、被梱包物Pの水平転回
終了後では、離反するとこれを解放する(第8図参照)
しかして、スライドブロック52には、その側面にスイ
ッチ操作片56を付設してあり(第7図参照)、スライ
ドシリンダ54の作動でスライドブロック52が前進し
て、スイッチ操作片56が例えば前記フレーム15の上
部枠に配設しである第2のバンドスイッチ57に当接す
るとこれをONする。すなわち、スライドブロック52
が前進して挟着アングル55か被梱包物Pを挾み込むと
き、スイッチ操作片56が第2のバンドスイッチ57に
当接するものとしてあり、その結果の第2のバンドスイ
ッチ57作動によって梱包装置10では、上下転回後に
おける2回目のバンドBの巻き締め作動か行なわれる。
また、挟着アングル55による被梱包物Pの挟着後では
、揺動シリンダ67の作動によってバンドテーブル11
上で被梱包物Pか水平方向で転回され、その転回終了後
では、3回目のバンドBの巻き締めか行なわれる。その
ため、第7図に示すように、揺動転回するスライドベー
ス62には、その側面にスイッチ操作片58を付設して
あり、揺動シリンタロ7の作動でスライドベース62か
揺動して、スイッチ操作片58が例えば前記フレーム1
5の縦枠に配設しである第3のバンドスイッチ59に当
接するとこれをONする。すなわち、スライドベース6
2が揺動して被梱包物Pを水平転回させるとき、スイッ
チ操作片58が第3のバンドスイッチ59に当接するも
のとしてあり、その結果の第3のバンドスイッチ59作
動によって梱包装置10では、水平転回後の3回目のバ
ンドBの巻き締め作動が行なわれる。
なお、符号53は、挟着アングル55に設けられた搬入
規制案内片であり、搬入装置20によって搬入される被
梱包物Pの挟着アングル55に対する円滑なスライドを
図り、バンドテーブル11上の所定位置への搬入を容易
にする。
また、挟着アングル55は、その下部を延長可能な構造
にしておくとよく、そうすることで、被梱包物Pの高さ
の相違に対応できる。
く作動の一例〉 次に、これが作動の一例を、被梱包物Pに対する転回方
向及びバンドBによる梱包方向をを表わす第10図を参
照しながら説明する。
搬入装置20のローラー台21上に送り込まれた被梱包
物Pは、装入機構25の装入ベース26が前進すること
によって梱包装置10内のバンドテーブル11上に装入
セットされる。前進する装入ベース26が、そのスイッ
チ操作片35によって第1のバンドスイッチ36をON
動作させると、梱包装置10によって1回目のバンドB
の巻き締めが行なわれる(第10図(A)参照)。この
ときの巻き締めは、装入方向での被梱包物Pに対し、そ
の上下・左右側面に沿う。
次いで、持ち上げ転回装置40が作動し、ます、持ち上
げ挟着機構41での挟着シリンダ42の作動によって挟
着板43かバンドテーブル11上における被梱包物Pの
前方側底部を左右から挟着する。挟着すると、昇降m構
45が作動して挟着板43を上昇させるに伴ない、被梱
包物Pはその前部側から後方へ倒れ込むようになり、同
時に、湾曲している装入案内板31はその前面上で被梱
包物P後端をスライド案内させることで、被梱包物Pを
上下方向で90°転回させる(第10図(8)参照)。
被梱包物Pの上下方向の90°の転回後は、水平転回装
置50が作動を開始し、まず、水平挟着機構51におけ
るスライドブロック52に固定されている挟着アングル
55か被梱包物Pの水平方向での対角線上に沿って互い
に前進する。このときでの挟着終了直前のスライドブロ
ック52の前進途中では、スイッチ操作片56が第2の
バンドスイッチ57をON動作させ、梱包装置10によ
って2回目のバンドBの巻き締めが行なわれる(第10
図(C)参照)。このときの巻き締めは、装入方向での
被梱包物Pに対し、上下方向の転回前における前後・左
右側面に沿う。
更に、挟着アングル55が前進して被梱包物Pの隅角を
挟着すると、揺動転回m構61が作動を開始して被梱包
物Pを水平方向で90°転回させる(第10図(D)参
照)。その転回終了後では、スイッチ操作片58か第3
のバンドスイッチ59をON動作させ、梱包装置10に
よって3回目のパンドBの巻き締めが行なわれる(第1
0図(E)参照)。このときの巻き締めは、装入方向で
の被梱包物Pに対し、上下方向、水平方向の転回前にお
ける上下・前後側面に沿う。
このようにして被梱包物Pに対する3方向での巻き締め
が終了すると、次の被梱包物Pが搬入装置20によって
再装入されることで、巻き締めが終了した被梱包物Pは
自動的に梱包装置10外に押し出され、搬出される。
なお、この搬出に際し、梱包装置10での装入シリンダ
27が作動して装入案内板31を前進させることで解除
スイッチ37がON動作していると、装入ベース26の
前進作動によってもバンドBの巻き締め作動は行なわれ
ない。
く作動の変更例〉 また、場合によっては、先に水平転回装置50を作動さ
せ、次いで持ち上げ転回装置40を作動させることで2
回目、3回目の作動順序を変更することも可能である。
更に、2回目、3回目の巻き締めを必要としない場合に
は、持ち上げ転回装置40、水平転回装置50の作動を
行なわせないように制御すればよく、これらの制御は簡
単に行なえる。
[発 明 の 効 果] 本発明は上述したように構成されており、これがため、
梱包装置10でのバンドBによる被梱包物°Pに対する
巻き締めは、被梱包物Pの3方向、すなわち上下・左右
側面、前後・左右側面、上下・前後側面の夫々3方向に
沿ったものとすることができる。
しかも、3方向からの巻き締めは、1組のバンドガイド
12を有する梱包装置10において、そのバンドテーブ
ル11上で上下方向、左右方向の夫々90°の転回によ
って得られるのであり、その転回も、持ち上げ転回装置
40、水平転回装置50夫々の確実な作動によって行な
われるから、極めて能率的であり、従来、手作業に頼っ
ていた肉体的労働から解放し、梱包作業の能率を飛躍的
に増大させる。
また、3方自から巻き締めることで、例えば、建築金物
等の相当に重量かある段ボール容器の梱包であってもそ
れを十分に補強し、それの取扱いを容易にする。
すなわち、これは、本発明において、梱包装置10と、
搬入装置20と−持ち上げ転回装置40とまたは水平転
回装置50とを備えて成るからであり、これによって、
相当な重量かある被梱包物Pであってもこれを簡単に転
回させながら、被梱包物Pの3方向からバンドBによっ
て巻き締めることができ、それによって作業者の肉体的
疲労を大きく低減して作業能率を向上でき、しかも、従
来提供されている一般的な1組のバンドカイト12を有
する梱包機を大きく改良することなく簡単に構成できる
ものである。
また、搬入装置20は、載置された被梱包物Pがスライ
ドされるローラー台21と、ローラー21台上で被梱包
物Pを梱包装置1.0内に装入させるべく押し込み、押
し込み後の前進位置で停止し、被梱包物に当接している
装入案内板31を有する装入機構25とから成り、しか
も、その装入案内板31は、前方へ凸状に湾曲し、被梱
包物Pの押し込み後の前進位置で停止して、持ち上げ転
回装置40による上下方向の転回時では、被梱包物P後
端部をスライド案内させるようになっているから、梱包
装置10内への被梱包!tlPの押し込み、押し込み後
で行なわれる被梱包物Pの上下転回を迅速、円滑にする
更に、持ち上げ転回装置40は、梱包装置10のバンド
テーブル11上にセットされた被梱包物Pの左右方向で
進退して被梱包物Pの前方側底部の左右を挟着する左右
一対で形成された持ち上げ挟着機構41と、この持ち上
げ挟着機構41を昇降させる昇降機構45とから成るか
ら、重量的に嵩はるような、例えば建築金物類を収納し
た段ボール容器類であっても、これを確実に持ち上げ、
上下転回できる。
そして、水平転回装置50は、梱包装置10のバンドテ
ーブル11上にセットされた被梱包物Pの水平面での対
角線方向で進退して被梱包物P上部の隅角を挟着する左
右一対で形成された水平挟着機構51と、この水平挟着
機構51を水平面で揺動転回させる揺動転回機構61と
から成るから、バンドテーブル11上での被梱包物Pの
水平方向での90°の転回作業を容易にし、バンドBを
被梱包物Pに巻き締める作動用の第2、第3のバンドス
イッチ57.59等を組み込むこともでき、その一連の
動きを簡単に制御できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は側面図
、第2図は平面図、第3図は背面図、第4図は持ち上げ
機構の持ち上げ決着機構による挟着状態を表わす正面図
、第5図は同じく昇降機構による持ち上げ状態を表わす
正面図、第6図は持ち上げ機構による上下転回中の側面
図、第7図は水平転回機構の作動前における平面図、第
8図は同じく作動中の平面図、第9図は梱包装置から搬
出させるときの要部側面図、第10図(八)乃至([)
は被梱包物を各方向から梱包するために、被梱包物を上
下、水平方向に転回させる状態の斜視図である。 B・・・バンド、P・・・被梱包物、 10・・・梱包装置、11・・・バンドテーブル、12
・・バンドカイト、15・・・フレーム、20・・・搬
入装置、21・・・ローラー台1.22・・・ローラー
フレーム、23・・・ローラ、24・・・ガイド、25
・・・装入機構、26・・・装入ベース、27・・・装
入シリンダ、31・・・装入案内板、35・・・スイッ
チ操作片、36・・・第1のバンドスイッチ、37・・
・解除スイッチ、 40・・・持ち上げ転回装置、41・・・持ち上げ挟着
機構、42・・・挟着シリンダ、43・・・挟着板、4
4・・カイト、45・・・昇降機構、46・・・キャリ
ッジベース、47・・・キャリッジポスト、48・・・
ガイド手段、4つ・・・バランサ、 50・・・水平転回装置、51・・・水平挟着機構51
.52・・・スライドブロック、53・・・搬入規制案
内片、54・・・スライドブロック、55・・・挟着ア
ングル、56・・・スイッチ操作片、57・・・第2の
バンドスイッチ、58・・・スイッチ操作片、59・・
・第3のバンドスイッチ、61・・・揺動転回機構、6
2・・・スライドベース、63・・・揺動手段、64・
・・スプロケット、65・・・スプロケット、66・・
・転回チェーン。 特 許 出 願 人 藤 井 清 春

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被梱包物に対してその外周をバンドによって巻き締
    めする梱包装置と、この梱包装置内に被梱包物を装入セ
    ットする搬入装置と、巻き締め後の被梱包物を上下方向
    で90°転回させる持ち上げ転回装置とまたは、同じく
    巻き締め後の被梱包物を水平方向で90°転回させる水
    平転回装置とを備えて成ることを特徴とする梱包結束機
    。 2、搬入装置は、載置された被梱包物がスライドされる
    ローラー台と、ローラー台上で被梱包物を梱包装置内に
    装入させるべく押し込み、押し込み後の前進位置で停止
    し、被梱包物に当接している装入案内板を有する装入機
    構とから成る請求項1記載の梱包結束機。 3、装入案内板は、前方へ凸状に湾曲し、被梱包物の押
    し込み後の前進位置で停止して、持ち上げ転回装置によ
    る上下方向の転回時では、被梱包物後端部をスライド案
    内させるようになっている請求項2記載の梱包結束機。 4、持ち上げ転回装置は、梱包装置のバンドテーブル上
    にセットされた被梱包物の左右方向で進退して被梱包物
    の前方側底部の左右を挟着する左右一対で形成された持
    ち上げ挟着機構と、この持ち上げ挟着機構を昇降させる
    昇降機構とから成る請求項1乃至3のいずれか記載の梱
    包結束機。 5、水平転回装置は、梱包装置のバンドテーブル上にセ
    ットされた被梱包物の水平面での対角線方向で進退して
    被梱包物上部の隅角を挟着する左右一対で形成された水
    平挟着機構と、この水平挟着機構を水平面で揺動転回さ
    せる揺動転回機構とから成る請求項1乃至4のいずれか
    記載の梱包結束機。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4882927A (ja) * 1972-02-05 1973-11-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4882927A (ja) * 1972-02-05 1973-11-06

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