JPH0210009B2 - - Google Patents

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JPH0210009B2
JPH0210009B2 JP59273721A JP27372184A JPH0210009B2 JP H0210009 B2 JPH0210009 B2 JP H0210009B2 JP 59273721 A JP59273721 A JP 59273721A JP 27372184 A JP27372184 A JP 27372184A JP H0210009 B2 JPH0210009 B2 JP H0210009B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
wrapping
wrapping paper
paper
gripper
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59273721A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61152520A (ja
Inventor
Tetsuzo Kura
Tsutomu Kanda
Haruyoshi Fujikawa
Akimune Sato
Takayuki Naoi
Kazuhiko Sato
Yasuhiro Iwagami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co, Kawasaki Steel Corp filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP27372184A priority Critical patent/JPS61152520A/ja
Publication of JPS61152520A publication Critical patent/JPS61152520A/ja
Publication of JPH0210009B2 publication Critical patent/JPH0210009B2/ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコイル状に巻いた帯鋼板、すなわちコ
イルを防錆紙で自動包装する装置に関する。
従来の技術 3〜15トンという大重量のコイルに防錆紙を巻
き付けて包装するためには、コイルをクレーン等
で吊り上げ、V形のロール台上に防錆紙を拡げて
載せ、コイルを防錆紙上に降し、人手作業によつ
てコイル表面に前記防錆紙を巻き、防錆紙の始端
縁をコイル表面に貼着したのち、人手作業により
ロール台上でコイルを転動させながら、防錆紙を
コイル全表面に巻き付け、防錆紙の末端縁を粘着
テープ等で貼着することによりコイルを防錆紙で
包装していた。
発明が解決しようとする問題点 上述した従来の包装作業は、大重量のコイル取
扱い作業がすべて人手作業に依存しているため、
多大の労力と時間とを必要として非能率的である
ばかりでなく、作業の安全性確保を期し難いとい
う欠点を有していた。
問題点を解決するための手段 本発明は、防錆紙の始端縁を把持する複数のグ
リツパを、コイル径の大小によりコンピユータで
計算された円周長及び曲率で特定された軌道に沿
つて2次元に移動させ、且つコイル表面を被包す
る防錆紙を皺を生ぜしめることなくコイル表面に
密着させる包装杆をコイル表面に押圧付勢させ、
防錆紙始端縁に一端を貼着した粘着テープの他端
をコイル表面に貼着し、コイルを載置したクレー
ドルローラを回転駆動することによりコイルを被
包防錆紙と共にクレードルローラ上で転動させ
て、コイル全表面に防錆紙を包装し、防錆紙末端
縁に一端を貼着した粘着テープの他端を貼着する
ことより包装作業を完了させるものである。
作 用 本発明はコイルを載置したクレードルローラの
一側に、粘着テープ片を包装紙端に貼付する機構
を先端に有する包装紙供給装置を配設し、他側に
立設した一対の案内支柱に沿つて昇降するビーム
枠体に一対の離間した平行横腕を突設し、該一対
の平行横腕間に架設し該横腕に沿つて往復移動す
ると共に回転制御されるグリツパ保持杆に開閉制
御される多数のグリツパを取付けて、該グリツパ
を案内支柱に沿う上下運動と横腕に沿う横行運動
との2次元の変位を可能にし、コイル径の大小に
よりコンピユータで計算された円周長及び曲率に
よる特定された軌道上を移動させることにより、
該グリツパに粘着テープを貼付した始端縁を有す
る防錆紙を把持させて、前記特定軌道を周回さ
せ、前記包装紙供給装置の架台及び昇降するビー
ム枠体の夫々に進退可能に取付けた包装杆先端の
ローラで、コイル表面上の防錆紙をコイル表面に
密着させて皺を生じさせることなく被包すると共
に、防錆紙の始端縁の粘着テープをコイル表面に
貼着し、防錆紙末端縁に貼付した粘着テープを被
包防錆紙に貼着して包装を完了するものである。
そして、包装されたコイルはたとえばウオーキ
ングビームの平行四辺形運動する昇降台の上昇運
動によりクレードルローラから持ち上げられて、
包装紙両端縁の折りたたみ作業位置へ運搬移動せ
しめられる。
実施例 断面V形の載置面を有する搬送台を平行四辺形
リンク機構により昇降及び進退動させて、固定の
物品載置面、例えば床面より出没させ、床面上の
物品を歩進送りする、所謂ウオーキングビーム装
置1により、コイル2はクレードルローラ3,3
上に搬送載置される。
クレードルローラ3,3の一側には、多数のロ
ール紙巻取軸、ロール紙を引き出すグリツパ台
車、ロール紙を所望長さに切断するカツタ台車、
及び所望長に切断されたロール紙をクレードルロ
ーラ上のコイル2の近くまで供給する挾持ベルト
コンベヤ4,4′等を有する包装紙供給装置と該
装置の先端に取付けた粘着テープ片をロール紙端
縁に貼着する機構5とが配設され、クレードルロ
ーラの他側には一対の案内支柱6,6が並列に立
設され、該支柱に沿つて昇降案内されるビーム枠
体7には一対の横腕8,8が離間して平行に取付
けられ、前記一対の案内支柱6,6の頂部には、
一端をビーム枠体7に結着し、他端を釣合重錘に
結着したチエーン9を懸回したスプロケツト1
0,10が取付けられ、該スプロケツト10,1
0は昇降用モータ11により駆動される。
また、前記横腕8,8の夫々には横行用モータ
12で駆動されるネジ棒13,13が沿設され、
該ネジ棒13,13螺合したナツト板14,14
に両端を支承され且つ旋回モータ15より旋回角
度を制御されるグリツパ保持杆16に多数のグリ
ツパ17を取付ける。
グリツパ17は第3図に拡大して示す如く、グ
リツパ保持杆16内に挿通したエアーダクト18
で導入される空気を動力源として開閉制御され
る。
したがつて、グリツパ17は昇降用モータ1
1、横行用モータ12及び旋回モータ15の夫々
をコンピユータで駆動制御することにより、包装
紙供給装置よりの防錆紙始端縁を把持して、クレ
ードルローラ上のコイル径の大小に対応した円周
軌道を移動することができるものである。
次に、前記包装紙供給装置の架台19には、第
4図に示す如く、断面チヤンネル型の一対の平行
した案内レール20,20が取付けられ、該レー
ル20,20内を転動する車輪を有する包装杆2
1は先端に多数の押接ローラ22を有し、後端は
前記架台19に枢支されたシリンダ装置23のピ
ストンロツドが連結されている。
また、前記ビーム枠体7に取付けた断面チヤン
ネル型の一対の平行した案内レール24,24内
を転動する車輪を有する包装杆25の先端には、
多数の押接ローラ26が取付けられ、該包装杆2
5は前記ビーム枠体7に枢支されたシリンダ装置
27によつて進退動操作される。
そこで、包装紙供給装置により送り出され、始
端縁に適当間隔で多数の粘着テープ片の一端部を
貼着した防錆紙Pは、第1図に示す如く、挾持ベ
ルトコンベヤ4,4′より僅かに突出して待機し
ている。
ビーム枠体7の昇降制御とグリツパ保持杆16
の横行制御とグリツパの旋回制御とを前記したコ
ンピユータによる夫々のモータ11,12及び1
5の制御によつて、グリツパが包装紙Pの端縁を
把持してコイルの周面に倣つて移動するから、先
ず、クレードルローラ3上のコイル2の径の大小
によつてコンピユータにより演算されるグリツパ
17の旋回角度及びグリツパの移動軌跡の指示に
従い、グリツパは夫々の座標位置において最適の
グリツパ角度及び位置をとつて移動することとな
る。
第3図はグリツパ17が開口状態において包装
紙供給装置の挾持ベルトコンベヤ4,4′から突
出した包装紙始端縁の粘着テープ片の貼着されて
いない部分を受入れる位置にある状態を示し、グ
リツパ17の開口内に包装紙始端が挿入される
と、ナツト板14に固着した光電管装置の遮光信
号によりグリツパ17は閉口操作され、包装紙を
把持する。
グリツパ17が包装紙を把持すると、その把持
信号によつてコンピユータにより夫々のモータ1
1,12及び15が作動してグリツパ保持杆16
はコイル周面に沿つて第1図の2点鎖線に示す軌
跡Tの如く移動し、グリツパ17は包装紙をコイ
ル周面に巻き付ける。
そして、グリツパ保持杆が符号16aの位置
に、グリツパ17が符号17aの位置に、夫々達
したとき、包装紙供給装置の架台19に設けた包
装杆21が進出して、グリツパ17に把持された
包装紙Pをコイル2の表面に密着させるように、
クレードルローラ3近傍のコイル周面部分に包装
杆21の先端押接ローラ22を押接付勢する。
また、グリツパ保持杆16及びグリツパ17が
包装の大半を終了する符号16b,17bの位置
に達すると、ビーム枠体7上の包装杆25のシリ
ンダ装置27が作動して包装杆25を進出させ、
その先端の押接ローラ26をコイル2の表面に押
接付勢する。
グリツパ17が略々コイル全周面に沿つて移動
しクレードルローラ3に接近すると、コンピユー
タの座標制御によりグリツパ17は開口作動して
包装紙の把持を解除し、グリツパ保持杆16は案
内支柱6,6側に移動して軌跡Tの軌道外に退避
する。
しかし、包装杆25はコンピユータ制御により
進出しながらビーム枠体7と共に下降して、押接
ローラ26はコイル周面に包装紙を密着させなが
らコイル周面に沿つて下降するから、グリツパ1
7から解放された包装紙始端縁に一部を貼付した
粘着テープの他部は押接ローラ26によつてコイ
ル表面に貼着される。
なお、粘着テープ貼着位置のコイル表面部分
は、あらかじめ油を払拭することにより貼着力の
低下を防止し、包装紙始端縁をコイル表面に確実
に固定して、クレードルローラ3の駆動によるコ
イルの回転時に包装紙始端縁がコイル表面より剥
離しないようにして、防錆紙の包装作業を容易に
する。
包装杆25の押接ローラ26により包装紙始端
縁をコイル表面に貼着固定すると、クレードルロ
ーラ3,3が第1図において時計方向に回転駆動
してコイル2を反時計方向に回転させる。
コイル2の回転によつて挾持ベルトコンベヤ
4,4′からの包装紙Pは引き出され、包装紙の
終端縁が粘着テープ片貼着機構5に達すると、光
電管装置等の検知手段の信号によりクレードルロ
ーラ3,3の回転は停止して貼着機構5が作動を
開始し、粘着テープ片の一部を包装紙終端縁の多
数等間隔に貼付する。
そして、貼付が完了すると、その完了信号によ
つて、再びクレードルローラ3,3が回動する。
包装紙Pはクレードルローラ上のコイル径によ
つてコンピユータによりその周長が演算され、演
算値を包装紙供給装置の包装紙繰出し機構に送信
することにより、最適の長さに切断されて挾持ベ
ルトコンベヤ4,4′により送られてくる。
したがつて、包装紙終端縁は包装紙始端縁をオ
ーバラツプした包装紙上において粘着テープ片の
他部が包装杆21の押接ローラ22により貼着さ
れ、コイル周面に対する包装紙の巻付け作業は完
了し、クレードルローラ3,3の回動は停止し、
包装杆21,25は夫々後退し、ビーム枠体7は
上昇する。
包装紙巻付けを完了したコイルはウオーキング
ビーム等の搬送手段によりクレードルローラ上か
ら他所へ運搬される。
包装杆の進退量、進退時期、クレードルローラ
の駆動制御等一連の作動制御は光電管装置等の検
知手段及びコンピユータのプログラム制御等によ
り行われるものである。
発明の効果 本発明は、クレードルローラ上のコイルの径の
変動による周長及び円周軌跡等をすべてコンピユ
ータによる演算でイメージし、そのイメージに基
づくプログラムによつてグリツパの移動停止及び
包装杆の進退制御を行い、大重量で取扱いに多大
の労力と時間とを要する上に、作業の危険性を伴
う人手によるコイル包装作業を殆んど無人で行う
ことができるので、包装作業の省力化は勿論のこ
と、包装作業の能率が約50%向上し、且つ作業の
安全性は確保され、コイル径の大小に関らず包装
紙の巻付けがコイルをクレードルローラ上に記載
したまま、コイルの全周に可能であり、包装紙始
端縁を貼着固定してコイル表面に包装紙を展張状
態で巻付けるので、皺のないきれいな包装表面を
得ることができる等、優れた効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は平面図、第3図はグリツパ保持杆の
要部拡大正面図、第4図は架台に取付けた包装杆
の正面図、第5図はビーム枠体に取付けた包装杆
の正面図である。 1……ウオーキングビーム、2……コイル、
3,3……クレードルローラ、4,4′……包装
紙挾持ベルトコンベヤ、5……粘着テープ片貼付
機構、6,6……案内支柱、7……ビーム枠体、
8,8……横腕、13,13……ネジ棒、14,
14……ナツト板、16……グリツパ保持杆、1
7……グリツパ、18……エアホース、19……
包装紙供給装置架台、21,25……包装杆、2
2,26……押接ローラ、P……包装紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コイルを載置転動するクレードルローラの一
    側に粘着テープ片を包装紙端に貼付する機構を先
    端に有する包装紙供給装置を配設し、他側に一対
    の案内支柱を立設し、前記コイルの巾よりも大な
    る間隔を有する一対の横腕を具えたビーム枠体を
    前記一対の案内支柱に沿つて昇降駆動し、該一対
    の横腕間に架設され該横腕に沿つて往復動するグ
    リツパ保持杆に開閉制御される多数のグリツパを
    取付け、前記包装紙供給装置の架台及びビーム枠
    体の夫々に先端に押接ローラを有しコイル表面に
    包装紙を密着させる進退動制御可能な包装杆を設
    けたコイルの自動包装装置。
JP27372184A 1984-12-27 1984-12-27 コイルの自動包装装置 Granted JPS61152520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27372184A JPS61152520A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 コイルの自動包装装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP27372184A JPS61152520A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 コイルの自動包装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61152520A JPS61152520A (ja) 1986-07-11
JPH0210009B2 true JPH0210009B2 (ja) 1990-03-06

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ID=17531634

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JP27372184A Granted JPS61152520A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 コイルの自動包装装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008062980A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Maruishi Seisakusho:Kk ロール紙の胴巻き包装方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132983A (en) * 1976-04-28 1977-11-08 Tsubakimoto Chain Co Apparatus for pressure developing and cutting packing sheet
JPS5786418A (en) * 1980-11-06 1982-05-29 Ube Industries Method and apparatus for packing coil

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132983A (en) * 1976-04-28 1977-11-08 Tsubakimoto Chain Co Apparatus for pressure developing and cutting packing sheet
JPS5786418A (en) * 1980-11-06 1982-05-29 Ube Industries Method and apparatus for packing coil

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JPS61152520A (ja) 1986-07-11

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