JPH0352643Y2 - - Google Patents

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JPH0352643Y2
JPH0352643Y2 JP20335885U JP20335885U JPH0352643Y2 JP H0352643 Y2 JPH0352643 Y2 JP H0352643Y2 JP 20335885 U JP20335885 U JP 20335885U JP 20335885 U JP20335885 U JP 20335885U JP H0352643 Y2 JPH0352643 Y2 JP H0352643Y2
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packed
belt conveyor
band
automatic packaging
packaging machine
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、段ボール箱詰製品等をバンド掛けす
る際に被梱包物の向きを変えやすくした自動梱包
機に関する。
[従来技術] 被梱包物のバンド掛けの仕方としては、第3図
に示すような一条掛け、二条掛け、十字掛
け、木の字掛け、井掛け等各種のものがある
が、従来の梱包機にあつては、これに対応するよ
う操作しなければならない。特に〜の場合
は、二方向(縦及び横方向)のバンド掛けを行な
うものであるが、これらのバンド掛けを従来の自
動梱包機で実施する場合には、一方向のバンド掛
けをまず行ない、その後被梱包物をテーブル上で
回転して向きを変えた上で他方向のバント掛けを
行なう必要がある。
被梱包物の方向回転装置を有しない従来の自動
梱包機にあつては、作業者がテーブル上で被梱包
物を手作業により回転して向きを変え、所望の梱
包荷姿にバンド掛けをしていた。
第4図は被梱包物の方向回転装置を有する従来
の自動梱包機を例示する正面図、第5図は同側面
図である。図中1は、梱包機本体で、これには梱
包すべき荷物にバンドを周回・溶着・切断するバ
ンド掛け装置2と、当該荷物をバンド掛け装置へ
供給移送し、そして、搬出する搬送装置3と、こ
れらバンド掛け装置2及び搬送装置3を作動させ
るための図示しない駆動装置4とからなる。前記
バンド掛け装置2は、梱包機本体1の上面テーブ
ル5上に植立したアーチ型のバンド案内ゲート部
6と、上面テーブル5の下側にて周回したバンド
の重合部分を溶着するバンド溶着部7と、当該バ
ンド溶着部7のわずかに手前の供給側バンドを切
断するバンド切断部8とからなる。また、前記搬
送装置3は、上面テーブル5上に敷設されたコン
ベア等といつた移送機構9,9′で、その搬送通
路10は、前記バンド掛け装置2のバンド案内ゲ
ート部6の中を通過するように配設されている。
荷物搬送通路10の途中にバンドを周回、溶着、
切断するバンド掛け装置2を設け搬送装置10上
において、バンド掛け装置2の上方より搬送通路
10上に挟持したり回動部11により回動したり
することが自由に出来る挟持体12,12′を具
備した方向転換装置11を配備し、この方向転換
装置11の作動により荷物Wをバンドによる結束
位置で90度回転させて、被梱包物である荷物Wの
向きと位置を変えさせ、1台のバンド掛け装置に
よつて荷物を十字掛け、或いはキ時掛けバンド梱
包できるようにした自動梱包機である。
[解決すべき問題点] しかしながら、作業者による方法は、自動化と
いう点では問題があるばかりでなく、処理能力に
限界があり、またテーブル上にゴム製のベルトコ
ンベアが突出しているために被梱包物を回転する
際にうまく回転できず作業効率が悪く、またベル
トコンベアをいためるという問題点があつた。一
方、被梱包物の方向回転装置を有する従来の自動
梱包機にあつては、挟持体12,12′を使用す
るために、被梱包物に傷がついたり定位置に位置
を調整することが難かしかつたり、あるいは被梱
包物を持ち上げて回転させるために余分な負荷が
加わるという問題点があつた。
本考案の目的は、被梱包物をテーブル上で回転
させる際に被梱包物搬送用のゴム製ベルトコンベ
アあるいはローラー部分の表面がテーブル表面よ
り相対位置が下方となり反転機(ターナー)が容
易にスムーズにテーブル上で被梱包物を回転でき
るようにした自動梱包機を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本考案にあつては、上記問題を解決するため、
被梱包物をテーブル上で回転する際に、昇降機構
により搬送装置表面がテーブル表面より相対位置
が下方となるようにさせ、被梱包物の回転終了後
に搬送位置とテーブルとの相対位置を元の位置に
復帰させることを特徴としている。
[作 用] 本考案の装置によれば、搬入テーブルから自動
梱包機に被梱包物が搬入されるとバンド掛けが行
なわれる。被梱包物の梱包荷姿が回転を必要とす
るものである場合にはベルトコンベア等の搬送装
置表面がテーブル表面より相対位置が下方にな
り、把持アームが被梱包物を把持した後に反転機
が被梱包物を90度回転し把持アームが被梱包物を
離し、更にバンド掛けが行なわれる。この操作に
より被梱包物は縦横のバンド掛けが行なえる。
[実施例] 第1図は本考案の自動梱包機の実施例を示す斜
視図、第2図(A)は同下部の縦断面図、第2図(B)は
同下部の横断面図である。まず、本考案の自動梱
包機の構成について説明する。自動梱包機15の
上面テーブル24上には縦方向つまり被梱包物の
搬送方向に移動する複数のベルトコンベアが配設
されており、アーチ22がその表面から植立して
いる。上面テーブル24は第2図を参照して述べ
る如く、ベルトコンベア17の表面より上の上昇
位置と通常の搬送位置との間を昇降できるように
構成されている。自動梱包機15の側面に回転可
能に固定されたリール23にバンドが巻かれてい
る。このバンドは自動梱包機15の内部を介して
アーチ22内を通つている。
アーチ22の上部には時計方向に回転可能で横
方向にも移動可能な反転機(ターナー)18が取
り付けられている。1対の把持アーム19,1
9′が反転機18に結合された平行な2本の棒か
ら懸下されており、回転機18の回転に従つて同
じ量だけ回転する。
この把持アーム19,19′も横方向に搬送路
中心に対して反対方向に対称に移動できる。各部
の動作をオペレータが制御するための押しボタン
を備えた操作パネル20が上面テーブル24の端
部に配置されている。梱包作業を自動化する場合
には、第1図に示すように自動梱包機の搬送路の
前後にそれぞれセンタリング装置付搬入テーブル
16およびフリーローラー搬出テーブル21を隣
接配置する。
第2図にはバンド駆動モータ23により歯車装
置24を介してベルトコンベア17を駆動する構
成、及びベルトコンベア17の下部に配設された
リニア式電動モータ18がストレートガイド19
の案内によつてベルトコンベア17を上下に昇降
させる構成が断面図により示されている。ベルト
コンベア17の駆動源は、自動梱包機に備え付け
られているバンド駆動モータをクラツチ機構を介
して動力源とする。又、昇降式テーブルはリニア
式電動モータ18をストレートガイド19と共に
使用するか、別途空気圧源を設置してエアシリン
ダーをストレートガイド19と共に使用するか、
あるいはカム式電動モータを使用する等が考えら
れる。昇降用ガイドとしてもストレートガイト方
式、リンク方式等が使用できる。
次に、上記構成の自動梱包機の使用を説明す
る。自動梱包機15は操作パネル20上の押しボ
タンによつて操作される。まず、センタリング装
置付搬入テーブル16により被梱包物(図示せ
ず)が搬送路上を自動梱包機15のテーブル24
の入口に搬送される。第3図の一条掛け、二
条掛けの場合には、ベルトコンベア17が動作し
て被梱包物をテーブル24の所定の梱包位置に載
置し、アーチ22によつて1本目のバンド掛けが
行なわれる。1本目のバンド掛けが終了すると、
二条掛けの場合にはベルトコンベア17により被
梱包物が前あるいは後方向に移動され位置決めさ
れて、2本目のバンド掛けが行なわれる。第3図
のの前後送りだけのバンド掛けの場合には反
転機18は使用されない。
次に、例えば第3図の木の字のバンド掛けを
行なう場合について説明すると、被梱包物がテー
ブル24上で横方向に2本のバンド掛けを行なつ
た後に1対の把持アーム19が互いに斜め横方向
から接近して被梱包物を挟持する。ここで、テー
ブル24がベルトコンベア17の表面より上に上
昇し、次に反転機(ターナー)18が動作して90
度被梱包物を所望の方向に回転させる。その後、
テーブル24が、元の位置に復帰されて一条掛け
が行なわれて木の字掛けが終了する。バンド掛け
が終了したら、再び、ベルトコンベア17が駆動
され被梱包物をフリーローラー搬出テーブル21
へ搬出する。次に、新しい被梱包物が同様にして
テーブル24上に搬入されて所望のバンド掛けが
順次行なわれる。ベルトコンベア17の移動方向
及び移動量、把持アーム19の横方向の移動量、
及び反転機18の回転の制御は、被梱包物の大き
さ、形状に合わせて操作パネル20上の押しボタ
ンにより予め記憶装置に入力しておき自動化する
ことができる。
上記の実施例では、被梱包物を90度反転させる
際に、テーブル24がベルトコンベア17の表面
より上に上昇し、被梱包物を反転機、テーブル2
4が元の位置に復帰する構成について示されてい
るが、被梱包物の反転の際、ベルトコンベア17
がテーブル24の表面より下降し、被梱包物を反
転後、ベルトコンベア17が元の位置に復帰する
構成としても同様に本考案の効果が得られる。第
6図は本考案の他の実施例を示す断面図であり、
上記のベルトコンベア17の昇降機構を示すもの
である。
第6図において、25はベルトコンベア17の
下部に取り付けられたテーパ部材であり、その下
方面にテーパ面を有している。また26は円板カ
ムであり、アクチユエータ27の作動によつて左
右方向に回転しながら移動する。ベルトコンベア
17は図示しない駆動源によつて駆動される。か
かる構成において、円板カム26が左右方向に移
動すると円板カム26とテーパ部材25のテーパ
面との係合関係によつてベルトコンベア17は上
下方向に移動する。
ここでベルトコンベア17の上下方向の移動は
ベルトコンベア17の下部に取り付けられたガイ
ド部材28がガイド孔29内を移動することによ
つて案内される。通常、ベルトコンベア17は被
梱包物を縦方向に搬送する位置にあり、被梱包物
の反転の際、ベルトコンベア17がテーブル24
の表面より上に下降し、被梱包物を反転後、ベル
トコンベア17が元の位置まで上昇する。
尚、被梱包物を回転させる場合には、被梱包物
は当然アーチ22内で回転させ得る大きさのもの
に限られる。以上、自動梱包機の搬送装置がベル
トコンベア方式のものについて説明したが、本考
案はフリーローラー方式にも適用できる。
[考案の効果] 本考案によれば、自動梱包機のテーブル上面に
被梱包物を載置したまま被梱包物をスムーズに水
平方向に回転させることができバンド掛け作業が
迅速に行なうことができること、被梱包物を挟持
して持ち挙げて回転させないので被梱包物に傷が
つかずまた余分な負荷も必要がないこと、モジユ
ールタイプとして製作できることから簡単な自動
梱包機から多機能梱包機まで組合わせて使用でき
ること、ポータブルでメンテナンスが容易である
こと等の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の自動梱包機の実施例を示す
斜視図、第2図(A)及び(B)は、それぞれ同下部の縦
断面図及び横断面図、第3図は、バンド掛けの方
法の例を示す図、第4図及び第5図は、それぞれ
従来の被梱包物の方向回転装置を有する自動梱包
機の正面図及び側面図、第6図は本考案の他の実
施例を示す断面図である。 1……自動梱包機、2……バンド掛け装置、3
……搬送装置、4……駆動装置、5……上面テー
ブル、6……バンド案内ゲート部、7……バンド
溶着部、8……バンド切断部、9,9′……移送
機構、10……搬送通路、11……回転部、1
2,12′……挟持体、15……自動梱包機、1
6……搬入テーブル、17……ベルトコンベア、
18……反転機(ターナー)、19,19′……把
持アーム、20……操作パネル、21……搬出テ
ーブル、22……アーチ、23……リール、24
……テーブル、25……テーパ部材、26……円
板カム、27……アクチユエータ、28……ガイ
ド部材、29……ガイド孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動梱包機のテーブル上に載置された被梱包
    物を把持する斜め横方向に移動可能な1対の把
    持アームと、横方向に位置を調整でき被梱包物
    が把持された後に時計方向あるいは反時計方向
    に回転できる反転機とを備え、テーブル上方に
    設けられたアーチに沿つて結束バンドを案内
    し、テーブル上面に載置せられた被梱包物を所
    定の荷姿にバンド掛けする自動梱包機におい
    て、前記テーブル上面に設けられ被梱包物を縦
    方向に搬送する搬送装置と、所定の荷姿に応じ
    てバント掛けの際に前記搬送装置により被梱包
    物を縦方向に搬送する位置と前記搬送装置表面
    が前記テーブル表面より相対的に下方となる位
    置との間で昇降させる昇降機構とを備えること
    を特徴とする自動梱包機。 (2) 前記搬送装置が、ベルトコンベアあるいはフ
    リーローラーから成る実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の自動梱包機。 (3) 前記搬送装置が、バンド駆動モータにより駆
    動される昇降機構が、電気により動作されるリ
    ニア式電動モータと、前記テーブルの上下方向
    の動作を特定するストレートガイドとから成る
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自動梱
    包機。
JP20335885U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0352643Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20335885U JPH0352643Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JP20335885U JPH0352643Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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Publication Number Publication Date
JPS62110105U JPS62110105U (ja) 1987-07-14
JPH0352643Y2 true JPH0352643Y2 (ja) 1991-11-15

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ID=31168610

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JP20335885U Expired JPH0352643Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JPS62110105U (ja) 1987-07-14

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