JPH02126368A - 接続経路探索方法 - Google Patents

接続経路探索方法

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JPH02126368A
JPH02126368A JP63279305A JP27930588A JPH02126368A JP H02126368 A JPH02126368 A JP H02126368A JP 63279305 A JP63279305 A JP 63279305A JP 27930588 A JP27930588 A JP 27930588A JP H02126368 A JPH02126368 A JP H02126368A
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JP
Japan
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wiring
route
obstacle
point
grid cell
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JP63279305A
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English (en)
Inventor
Masahiko Washimi
鷲見 昌彦
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は半導体LSIまたはプリント基板等の回路製作
時のセルまたは部品を配線する際に、とくに結線可能性
について高速に検査する迷路探索方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、半導体LSIの配線を探索する方法として最も基
本的と言われているLeeアルゴリズムによる方法(I
RE TRANSACTION ON ELECTRO
NICCOMPUTER8,P、P、34B−365,
19131)を第14図、第15図を用いて説明する。
第14図全体を配線領域とした場合、全体を格子状の配
線単位に区分し、各単位ごとに記憶番地を対応させる。
第14図では、例えば8X8−64個の配線単位に区分
し左−Lの点は0番地にその右は1番地と言うように順
次対応させる。そして、21.25〜29,33゜54
.55番には障害物(ハツチングで図示)があるものと
する。ここで、11番の点Aから52番のB点までを結
びたい時、このような場合の処理を第15図を用いて説
明する。第2図の数字は第14図の対応する記憶番地の
内容が書かれたものである。スタート点をAとし、目標
点をBとする。初期状態ではB及び障害物の所に例えば
使われないような数字が書き込まれ、その他の点はOに
クリアされているものとする。まずA点から接続可能な
隣接する上下左右の4点(第15図の3゜10.12.
199番地を1番目の到達点という意味で“1′と指定
する。次に4つの“1′から見て未だ到達されていない
隣接する5点(第15図の2.4,9,13.18.2
00番地に“2゛を書き込む。277番地“1″に隣接
するが障害物なので書き込むことをしない。以下同様に
して3〜9番目まで書き込む。9゛から“10″を周囲
に書き込もうとして調べている時、目標点Bを発見する
。ここから出発点へは逆に番号を手繰っていくことによ
って容易に戻ることができる。
このようにして点A、Bを結び経路が発見されることに
なる。
(発明が解決しようとする課題) 上記Leeアルゴリズムは経路が存在する解きは必ず経
路を発見し、複数存在する時はそのうちで最短のものを
発、見できるという長所があり基本とされてきたが、実
用にはあまり供されなかった。それは、計算機の処理時
間が膨大となるためであった。例えば、LSIで必要な
io、oooxlo、000格子で計算を行うと一億点
に前記数字書き込み(ラベリング)をおこなわなければ
ならない。
そのためIOMPS以上の高性能の計算機を用いでも1
000秒位の処理時間がかかり、またLSIでは結線す
べき線が10〜105組にも達するため100日〜10
00日という桁はずれの時間を要してしまう。また処理
時間はLSIの素子数nの2乗で増加することが知られ
ており、ますます実用化を困難なものとしている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 平面上の2点間の接続経路を発見する際に、任意の障害
物を前記2点間の接続経路の一部と仮定し、この仮定し
た前記障害物を介して前記2点間に仮想配線を想定する
工程と、前記仮想配線上若しくは前記障害物に隣接する
周囲のみを探索範囲として接続経路を探索することにあ
る。
(作  用) to、ooox io、oooの配線セルからなる大規
模なLSIの実例を用いて、チップの左上から右下迄の
1本の経路発見のための計算機時間を測定した所、Le
eアルゴリズムでは1877.4秒を要する場合が、本
発明を用いた場合3.1秒と約600倍の速さで経路の
発見がなされ、仮に1万本の処理を行うとしても半日以
内という実用時間内になることが実証された。このよう
に従来法によっては実際上処理不可能だった商品質の配
線が本発明単独で、またはLeeアルゴリズムを後処理
としで用いた組み合せ応用により可能となった。
なお、本発明では探索領域を限定したにもかかわらず、
他のいかなる方法に1ってでも経路が発見される時には
、本発明においても必ず経路をより早く発見することが
出来、その応用の範囲は広い分野にわたる。
よって、本発明の産業、特にLSI産業に与える影響は
絶大であると考えられる。尚、本発明は多層配線でも適
用できる。
(実施例) 第1の実施例を第1図を参照して説明する。
第1図は、配線領域を有する半導体集積回路10を示し
ている。この半導体集積回路lOには第 図と同様に、
仮想的に格子状に区分された8X8−64個の格子セル
領域が存在するものとする。そして半導体集積回路10
内には新たな配線が通せない障害物12が存在するもの
とする、この障害物12は、例えば既に配置されたセル
領域や既に配線された領域等からなるものとする。この
ような状態で、第1図に示す出発点A14から目標点B
16までの結線の可否を検査する方法を説明する。本実
施例は、第2図に示すフローに従って処理する。先ず、
′41のステップで出発点A及び目標点Bを結ぶ仮想的
な任意の配線、仮想配m18を設定する。この仮想配線
18は、−格子セル単位の幅を持つ。出発点Aに配線経
路となる格子セルが存在するものとし、第2のステップ
でこの出発点Aの現格子セル位置、状態を検査する。
第3のステップでこの現格子セルが目標点Bか否かを検
査する。格子セルAは目標点Bではいので、結果は“N
O”となり次に進む。もし格子セルAが目標点Bに一致
すればフローは終了する。第3のステップで“NO“と
なったら、第4のステップで現格子セルに隣接する仮想
配線上の新たな格子セルを見つける。第1図においては
、仮想配線18上の格子セル1を見つける。第5のステ
ップで第4のステップで見つけた格子セルに進めるか否
かを検査する。第1図では、格子セル1は障害物12の
領域に入っていなので進めるものと判断し、結果はYE
S’となる、もし、見つけた格子セルが障害物の領域内
にあれば、結果はNo。
となる。第6のステップでは、第5のステップで“YE
S’の場合、見つけた格子セルに進む。第1図では、見
つけた仮想配線18上の格子セル1に進む。そして今度
は、この格子セル1を現格子セルとして再び上記第2の
ステップに入る。第1図の例では、第2のステップを経
た後、第3のステップで結果は“NO″となり、第4の
ステップで格子セル1に隣接する仮想配線18上の新た
な格子セルを見つける。そしてここで格子セル100を
発見する。次に第5のステップで、第4のステップで発
見した格子セル100に進めるが否かを検査する。そし
てこの格子セル100は障害物12の領域内にあること
を検知し、格子セル100には進めないと判断し、結果
はNO”となる。そして、障害物に沿って進む新たなフ
ローに従って処理する第7のステップに入る。この第7
のステップでの処理フローを第3図に示す。この第7の
ステップでは、先ず、ステップAで現格子セルに、障害
物が第1の方向(右)で接するような向きを設定する。
次に、ステップBで現格子セルの向きと直交する第1の
方向(右)の格子セルを検査する。即ち、第1図では格
子セル1の右側の格子100を検査する。次にステップ
Cでは、ステップBで検査した格子セルに進めるか否か
を検査する。第1図では、格子セル100は障害物の領
域に入っているので進めないと判断し、次のステップエ
の処理に進む。ステップIでは現格子セルの前の格子セ
ル2を検査する。ステップJでは、前の格子セル2に進
めるか否かを検査する。
格子セル2は障害物の領域に入っていないので進めると
判断し、次のステップEに進む。ステップEでは、現格
子セルが仮想配線上の格子セルの場合、その状態を記憶
する。第1図の例では、格子セル1は仮想配線18上に
あるので格子セル1の状態を記憶する。次に、ステップ
Fでは現格子セルをその向きに従って格子セル1個分前
進させる。
第1図では、現格子セルが、格子セル1から格子セル2
に移動する。そして、ステップGでは、現格子セルを検
査し、ステップHでは、現格子セルが■目標点か否か、
又は■ステップでEで最初に記憶し格子セルか否かを検
査する。第1図においては現格子セル2は目標点でもな
く、またステップEで記憶した格子セル1でもないと判
断し、結果はNo”となる。ステップHでmNO”とな
った場合、再びステップBに入る。ステップBBでは現
格子セルZの向きに直交する右側(第1の方向)の格子
セル101を検査する。ステップCでは、格子セル10
1に進めないので結果は°NO″となり、ステップ■に
進む。ステップIでは、現格子セル2の向く前の格子セ
ル103を検査する。ステップJでは現格子セルZの向
く前の格子セル103に前進できるか否かを検査する。
第1図では格子セル103は障害物の領域にあり、結果
は“NO”となり次のステップKに進む。ステップにで
は、現格子セルZの向きを、現格子セルの向きと直交す
る第2図の方向、即ち左に変更し、再びステップIに進
む。ステップIでは前方の格子セル3を検査し、次のス
テップJでは前方の格子セル3に進めると判断する。ス
テップEでは、格子セルZは仮想配線18上の格子セル
ではないので該当せず、ステップFで格子セル3に前進
させる。以下同様に各ステップを繰り返し、現格子セル
の位置を第1図に示すように格子セル3から格子セル2
0まで移動させる。そして同様のステップを経た後、ス
テップFで現格子セルを格子セル20から格子セル21
に移動させる。ここで、現格子セル21をステップGで
検査したのち、ステップHで現格子セル21が目標点か
否か、ステップEで記憶した格子セルか否かを検査する
ここで、ステップEでは格子セルIを記憶しており、従
って、現格子セル21は格子セル1であると判断し、そ
の後は第2図に示す第7のステップへと進む。第7のス
テップでは、第6のステップのステップEで抽出した格
子セルのうち目標点に最も近い格子セルを見つける。第
1図の例では、ステップEで抽出した仮想配線18上の
格子セル1と格子セル11のうち格子セル11が目標点
に最も近いと判断する。次に第8のステップでは、第7
のステップで見つけた格子セルが第6のステップのステ
ップEで最初に記憶した格子セルか否かを判断する。第
1図の例では、格子セル11は、ステップEで最初に記
憶した格子セル1とは異なるので結果は“NO゛となり
、次の第9のステップに進む。第9のステップでは、現
格子セルを第7のステップで抽出した格子セルとする。
第1図の例では、現格子セルを格子セル11とし、再び
第1のステップに入る。そして、第1乃至第5のステッ
プを繰り返すことにより格子セル12′13′及び目標
点Bが発見され処理フローは終了する。以上のようにし
て、出発点Aから目標点Bまでの配線経路が存在するこ
とが判る。
次に第2の実施例を第4図を参照して説明する。
第4図の例では、半導体集積回路1o内の障害物22が
半導体集積回路10の外周端部まで達している場合を示
している。そして、図示する出発点Aと目標点Bとを結
ぶ配線経路が存在するが否がを自動的に検索するものと
する。そして、第1の実施例と同様に、第2図及び第3
図のフローに従って処理する。先ず出発点Aと目標点B
を結ぶ仮想配線24を設定する。その後、第1図の例と
同様に、現格子セルを格子セル1から格子セル57に移
動する。尚、ここでは半導体集積回路10の外側の領域
も障害物と同様に取り扱われる。そして、第3図のステ
ップHで、現格子セル57がステップEで最初に記憶し
た仮想配線24上にある格子セル1と一致することを検
知する。次に、第2図の第7のステップで、第6のステ
ップのステップEで抽出した格子セル1,7.9.47
のうち目標点Bに最も近い格子セル47を見つける。
その後、第1の実施例と同様にして格子セル4g’、4
9’を経て目標点Bまでの配線経路が存在することを発
見する。尚、第2図の処理フローの第9のステップで、
見つけた格子セルが第6のステップのステップEで最初
に記憶した格子セルの場合は、その後の処理フローに新
たな展開が見られず、従って配線経路は存在しないと判
断し、処理フローを終了する。
次に第3の実施例を第5図を参照して説明する。
第5図では、第1図と同様に半導体集積回路10内に障
害物12が存在する。この状態で、出発点Aと目標点B
との結線の可否を探索する。そして、この例では、第6
図に示すフローに従って処理する。第6図は第3図の処
理フローを一部変更したもので、(1)スタートしてス
テップAの後、新たなステップLに入り、次にステップ
Gにはいる。
(II)ステップHでは現格子セルが目標点か否かのみ
を検査する。(Ill)ステップHで“YES−の場合
、終了する(Iv)ステップEが省略されている。
(V)ステップFの次にステップMが入っている点が異
なる。また第6図では、ステップA、B、C。
D、Kにおける第1の方向を左とし、第2の方向を右と
定義している。以下第6図のフローに従って説明する。
先ず、ステップAでは、出発点Aの格子セルに、障害物
が第1の方向(左)で接するような向きを与える。次に
、ステップLで出発点及び目標点が内側に接する仮想障
害領域を設定する。第5図の例では、出発点A及び目標
点Bが内側に接する仮想障害領域26を設定する。ここ
では、出発黒人と目標点Bに接する格子セル領域ととも
に半導体集積回路10の外周に仮想障害領域を与えてい
る。この与え方は、上下、左右4個のレジスタ値に座標
を入れておくことによっても可能である。また記憶番地
の割り付けを元もと常に領域の格子数より一辺を2だけ
長くしておき、この例のように領域が8×8格子のとき
は10×10格子分与えておいても良い。そしてこの外
側の仮想障害領域には本来の障害物とは異なる識別値を
与えておく、次に、ステップGで、出発点Aを現格子セ
ルとして検査し、ステップHで出発点Aは目標点Bとは
異なるので次のステップBに進む。ステップBでは、出
発点への格子セルの向きと直交する第1の方向(左)の
格子セル110を検査し、ステップCで格子セル110
に進めるか否かを検査する。ここで格子セル110は仮
想の障害領域にあるので結果は“No”となり、ステッ
プ■に進む。次にステップ■で出発点Aの前の格子セル
1を検査し、ステップJで前の格子セル1に進めるか否
かを検査する。格子セル1には進めるので次のステップ
Fで現格子セルを格子セル1に移動する。そしてステッ
プMで現格子セルが出発点か否かを検査する。この例で
は、出発点ではないのでステップGに進む、もし現格子
セルが出発点と一致する場合は、目標点Bへの配線経路
は存在しないと判断し処理フローを終了する以後、同様
に第6図のフローに従って処理することにより、第5図
に示すように格子セル1から格子セル20まで移動する
。第6図のステップFで現格子セルを格子セル20に移
動させた後はステップGで現格子セル20を検査し、ス
テップHで現格子セル20が目標点Bかどうかを検査す
る、現格子セル20は目標点Bに一致するので結果は“
YES″となり、第6図のフローは終了する。以上のよ
うにして出発点Aと目標点Bを結ぶ配線経路が存在する
ことが判る。
次に第4の実施例を第7図を参照して説明する。
第6図と同一部分には同一符合を付している。第7図の
例で第5図の例と異なるのは、第5図のステップLにお
いて、出発点A及び目標点Bが内側に接する仮想障害領
域を変更した点にある。即ち、第7図に示すような仮想
障害領域28を設定している。このように設定して、第
6図のフローに従って処理すると第7図に示すように格
子セル1から格子セル10まで移動し目標点Bに到達す
る。
尚、設定した仮想障害領域で配線経路無しと判断された
場合は、仮想障害領域を変更して再度処理フローを実行
する。
ここで、上記第5図及び第7図の実施例では、第6図の
フロー処理のステップA、B、C,D。
Kにおいて第1の方向を左とし、第2の方向を右と定義
したが、これは第1の方向を右とし、第2の方向を左と
しても良く、この場合の例を第8図に示す。即ち、第8
図では右側で障害物に接する状態で格子セル1から格子
セル21まで移動し目標点Bに到達する。
次に第5の実施例を第9図及び第10図を参照して説明
する。第9図において、第7図と同一部分には同一符号
を付している。第9図の例では図示のように仮想障害領
域30を設定し、第6図の処理フローに従って、格子セ
ル1から格子セル10まで移動し目標点Bに到達する。
その結果、出発点Aと目標点Bとを結線できることが判
る。
そしてこの実施例では、出発点Aと目標点Bとを最短に
結線する配線経路を公知の方法を用いて探索する。即ち
、第15図を用いて説明したLeeアルゴリズムによる
方法を用いて第8図に示すように1番から9番までの格
子セル及び目標点Bを探索し、最短経路B−9−8−7
−6−5−4−3−2−1−Aを抽出するようにしても
良い。
次に第6の実施例を第11図を参照して説明する。第1
1図では、LO,0OOX 10,000グリツドから
なる巨大な半導体集積回路40を示している。この例で
は出発点Aと目標点Bとの配線経路を探索する際に、探
索領域を複数の部分的な領域に分割している。即ち、図
示のように、黒人と点Bとの間で複数に分割した配線経
路点PI、P2.P3゜〜を任意に設定し、これらの各
配線経路点間の配線経路を探索する。出発点Aから点P
1までの配線経路を探索する際は、先ず探索領域を領域
50に設定し、第1の実施例と同様の方法で配線経路の
有無を探索する。配線経路が存在しないことが判れば探
索領域を変更し再び探索する。点Pl−P2間、点P2
−3間においても同様に探索領域52.54を設定して
配線経路の存在を探索する。
また、配線経路点の設定は次のように行っても良い。第
11図において点P3から配線を結ぶ配線経路点P4を
設定する場合を説明する。先ず、第11図に示すように
点P3と目標点Bとの間で任意の2点P41及びP42
を仮設定する。その後、点P3と点P41の間、点P3
と点P42の間の両方で、探索領域56.58をそれぞ
れ任意に指定し、配線経路の有無を探索する。そして、
抽出した2つの配線経路60.62について、それらの
長さや広がりを評価し、配線経路としてより良好な方を
選択する。第11図の例では配線経路62が選択され、
点P42が改めて点P4と設定される。このようにして
点A−P 1間、点Pl−P2間、点P2−P3間、点
P3−P4間、〜でそれぞれ配線経路が存在することを
確認した後、さらに各区間の探索領域でLeeアルゴリ
ズムを用いて第10図の例と同様にして最短経路を求め
れば良い。
次に第7の実施例を第12図を参照して説明する。第 
図の例では補足した経路上のセル又は周囲8方(上、下
、左、右、右上、左上、右下、左下)の少くも1方向に
障害物の存在する障害物でないセルに対応した記憶装置
に、出発点から1づつ増加する番号を与えてゆく。補足
した経路]−及び、障害物のないすべてのセルにではな
く、障害物に隣接するセルのみ番号付がなされてゆく。
また、今迄の実施例とは異なり、1点から複数の点に番
号付けてしてゆくことは可能であり、又−度、番号付け
された点に再び番号が与えられることはない。第12図
の例では、1,5.11番より番号の分枝が生じている
。番号付けがB点迄及ぶと、13.12.11という風
に1減じた点をさがしてゆき出発点に戻る。本実施例は
Leeの方法に類似しているが、番号展開の範囲が、本
発明の特長である障害物の周囲のみに限られているため
、処理が少し高速である。
次に第8の実施例を第13図を参照して説明する。第 
図のように補足の経路をA、Bより領域の外側の境界部
に下すのではなく、既存の障害物の中でつながっている
ことが既に分っている障害物に対して補足の経路を下す
点が異っている。また、第1の実施例では障害物を初め
に認識したセル1に着目する時点では、その障害物から
目標点Bに至るまでに複数の離れた障害物があるかも知
れないことも考慮した手順が考えられている。しかし、
今の実施例ではつながっていることが、何らかの別の方
法で分っているため、第1の実施例のように第4図の第
7のセルの部分道通した補足の経路を考えておく必要は
ない。また、障害物12がつながっていると認工した後
に別の障害物が障害物に付加されても良いことは言う迄
もない。
今の例で障害物12が一体のつながっているものである
ことは例えば以前に配線した経路である場合がその例で
あり、8ビツトのバス線を第1の範囲から第2の範囲に
8本接続する場合などが、その例となる。例えば、第1
ビツト目の配線経路が定った後に、第2ビツト目の配線
を行う時はそれぞれの範囲で、A、B、 より第1ビツ
ト目の線に補足の配線を下してやればよい。このように
すると第1の実施例の時より探索が早いことが普通であ
る。
[発明の効果] 本発明により、平面−Lで2点間の接続経路を高速に探
索することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第13図は本発明の実施例を示す図、第14
及び第15図は従来例を示す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平面上の2点間の接続経路を発見する際に、任意
    の障害物を前記2点間の接続経路の一部と仮定し、この
    仮定した前記障害物と交わる前記2点間に仮想配線を想
    定する工程と、前記仮想配線上若しくは前記障害物に隣
    接する周囲のみを探索範囲として接続経路を探索するこ
    とを特徴とする接続経路探索方法。
  2. (2)配線可能領域と配線禁止領域とを有する平面上の
    第1の点と第2の点の間の接続経路を検知する際に、前
    記第1の点と前記第2の点の間に仮想配線を設定する工
    程と、前記仮想配線上を前記第1の点から配線禁止領域
    まで配線経路を進める工程と、前記配線禁止領域に隣接
    し、前記仮想配線に交差する交点を抽出する工程と、前
    記第2の点に最も近い交点を抽出する工程と、前記配線
    経路を前記配線禁止領域の周囲の一部を通して前記第2
    の点に最も近い交点まで進める工程と、前記仮想配線上
    で前記第2の点に最も近い交点から前記第2の点に向っ
    て配線経路を進めることを1回以上行う工程とからなる
    ことを特徴とする接続経路探索方法。
  3. (3)平面上の2点間の接続経路を発見する際に、任意
    の障害物を接続経路の一部と仮定し、障害物が不足する
    部分および不足しているか不明な部分に補足経路を追加
    し、前記2点間を仮接続した後、補足した経路上及び障
    害物に隣接する周囲のみを探索範囲として接続経路を探
    索することを特徴とする接続経路探索方法。
  4. (4)平面領域を格子状のセルに分割した場合、上、下
    、左、右、右上、左上、右下、左下の8方向のうち少な
    くとも一方向で障害物として通れないセルと接し、且つ
    自分自身は障害物でないセルである。若しくは補足した
    経路上のセルである場合にのみ出発点より順次増加する
    番号を対応づけ目標を探索することを特徴とする請求項
    3記載の接続経路探索方法。
  5. (5)既に一体の障害物であることが確認されている障
    害物に対して前記2点より補足の経路を追加し、前記障
    害物に隣接する範囲と前記補足した経路上のみを探索範
    囲として探索することを特徴とする請求項3記載の接続
    経路探索方法。
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JP (1) JPH02126368A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059328A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Shinko Electric Ind Co Ltd 配線パターン自動編集プログラム

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JP2008059328A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Shinko Electric Ind Co Ltd 配線パターン自動編集プログラム

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