JPH02125037A - 便所装置 - Google Patents

便所装置

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JPH02125037A
JPH02125037A JP27702788A JP27702788A JPH02125037A JP H02125037 A JPH02125037 A JP H02125037A JP 27702788 A JP27702788 A JP 27702788A JP 27702788 A JP27702788 A JP 27702788A JP H02125037 A JPH02125037 A JP H02125037A
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JP
Japan
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toilet
exhaust fan
time
temperature
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP27702788A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Onishi
大西 弘人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、便器本体の背部にキャビネット状の収納ボッ
クスを設けてこの中に洗浄水タンクやその他の機器を組
み込んだ便所装置に関する。
〔従来の技術〕
水洗式の腰掛式便器等は、一般に便所の中に独立したも
のとして据え付けられる。このような据え付けは、便器
自体の機能が用便と汚物の排出等に限られていることか
ら、周囲の器具や便所の環境等に必ずしもマツチさせる
必要がなかったことが一つの背景となっている。
ところが、近来になって、便器本体に局部洗浄用の衛生
洗浄装置を備えたり便座に暖房機能を持たせる等の機能
拡充が図られるようになった。また、このような機能拡
充のみでなく、便所内の環境も快適なものとするため、
洗浄水タンク等をキャビネットの中に収めて便所の中を
すっきりさせる方面への展開も盛んである。このキャビ
ネットを備えるものとしては、たとえば本出願人が実願
昭62−120789 号で提案したもの等があり、そ
の概略を東9図に示す。
図において、便器本体50の背部には便所の間口に合わ
せたキャビネット状の収納ボックス51を配置し、この
収納ボックス51の中に洗浄水タンク。
便器本体50から異臭を抜き去るための排気ファンや温
風を吹き出して便所を暖房するヒータユニット等を収納
している。また、便器本体50には局部洗浄機能を持つ
衛生洗浄装置52が取り付けられ、これに便蓋53及び
便座54が一体化されている。
排気ファンは便器本体50のボール部に連通ずる吸引管
及び建屋の外部に放出する排気管を接続したもので、ボ
ール部内及び便所に滞溜する異臭を便器本体50に設け
た流路から吸い込んで外部に放出する。また、ヒータユ
ニットは収納ボックス51の底部に設けられ便器本体5
0の左右を挟む2ケ所に温風の噴出孔56を配置してい
る。そして、これらの排気ファンやヒータユニットの作
動は、収納ボックス51の前面に設けた操作盤57のス
イッチを利用して行われる。また、暖房温度を設定する
ために設定スイッチ等もこの操作盤57に設けられ、セ
ンサを備えて自動温度調整機能を持たせることもできる
ようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
排気ファンの作動は操作盤57のスイッチをオンさせた
後、一定時間を経過したら自動的に停止するものが採用
されていた。これは、スイッチの消し忘れを防ぐほか、
人が便所から退出した後の臭気も含めて排気することで
次に使う人に不快感を与えないようにすること等を目的
としている。
しかし、排気ファンの作動開始から停止までの時間は固
定されているため、人の用便時間によっては臭気が残っ
たり、無駄に電力を消費してしまう。つまり、用便時間
が長くて排気ファンの停止までの時間が短い場合では、
臭気の排出が十分でなく異臭が便所に漂う結果となる。
逆に、用便時間が短くて排気ファンの停止までの時間が
長過ぎると、臭気が十分に排気されてしまった後にも排
気ファンが作動するため、電力を無駄に消費してしまう
。このように、排気ファンの作動開始時刻を基準として
その停止時刻を設定するやり方は、必ずしも好適なもの
とは言えない。
また、ヒータユニットへの通電をタイマー制御で行った
り、発熱量も便所の内部温度に応じて自動調整すること
が便所の暖房には必要である。このため、便所内の温度
を検知してヒータの発熱量を調整することが必要であり
、温度検知手段としてサーミスタが一般に用いられてい
る。サーミスタはその周辺の温度に対応して抵抗値を変
えて制御部にフィードバックするものである。
しかし、人が座る便座55の背部に位置する噴出孔56
から温風が吹き上がるので、便所の狭い空間であっても
温度分布が生じる。このため、サーミスタの位置を適正
にしないと、体感温度に等しい温度を検出することは難
しい。たとえば、ヒータを内蔵した収納ボックス51の
中に組み込むと、内蔵機器の放熱の影響を受けて実際温
度よりも高い温度を検知してしまう。また、このような
影響を無くすため、収納ボックス51の前面にサーミス
タを配置すれば、人が実際に感じる温度に近い温度値を
検出できる。しかしながら、温風は噴出孔56から吹き
出され、便座55に座った人の周りを通るように上昇す
るので、収納ボックス51の前面位置と実際に温風が通
る位置とのずれによって、体へ温度を正確に検知できな
い。
更に、収納ボックス51に内蔵するヒータユニットは2
個の噴出孔56に対応して一対設けられ、それぞれのユ
ニットが独立して動作できるようにして暖房のパターン
を決めている。たとえば、ヒータユニットのファンを強
弱運転とし、ヒータ発熱量も大小に分けてファンの強弱
と組み合わせる等である。
ところが、ファンが強運転でヒータ発熱量が小のときに
は、ファンの能力に比べて発熱量が足らないため、十分
に暖まっていない空気が吹き出されることになる。また
、ファンが弱運転でヒータの発熱量も小さい組み合わせ
では、温風の吹き出しそのものが弱くて温度も低くなる
ので、便所内の温度分布が適正に保たれない。このよう
に、ファンの強弱及びヒータ発熱量の大小の単純な組み
合わせのみでは、快適な温度で便所内を暖房できない。
特に、ヒータの発熱量を小さくしたときには、ファンを
強としても弱としても、いずれの場合でも効果的な暖房
が得られず、暖房温度を低く設定するときに便所内の温
度分布に激しい差がないようにすることは困難である。
そこで、本発明は、便所内に溜る臭気の排出から暖房及
び便所内の温度の適正な検知までが良好に行えるように
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の便所装置は、以上の目的を達成するために、便
器本体と、該便器本体の背部に配置された洗浄水タンク
及び便器本体のボール部から異臭を吸引して排気する排
気ファン等の電気機器を納めた収納ボックスとを備え、
前記排気ファンの作動停止を、該排気ファンの作動停止
スイッチのオフ又は人が前記便器本体の便座に着座した
ことを検出する着座センサのオフの時刻から遅らせて行
なう制御系を持つことを特徴とする。
また、暖房を快適にするための構成として、本発明の便
所装置は、便器本体と、該便器本体の背部に配置された
洗浄水タンク及び暖房用のヒータユニット等の電気機器
を納めた収納ボックスとを備え、前記ヒータユニットは
、2組のヒータ及びファンを独立して動作可能に備える
と共に前記便器本体を挟む左右に温風吹き出し孔を備え
、前記ヒータ及びファンの最大能力に対してファンの能
力を半分とし且つ左及び右のヒータを相互に間欠運転す
る制御系を持つことを特徴とする。
更に、収納ボックスの前面部に便所内の温度を検出する
サーミスタを含む温度制御用のコントローラを設け、こ
のサーミスタに、その設置場所から離れた人の着座部分
の温度に対して負の温度差をオフセット量とした温度特
性を持たせれば、人の実際の体感温度に対応した便所内
の暖房が行える。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本発明の特徴を具体的に
説明する。
第1図は便所装置の一実施例を示す斜視図、第2図は分
解斜視図、第3図及び第4図はそれぞれ正面図及び側面
図である。
図にふいて、従来例の場合と同様に便器本体1の背部に
は便所の間口に合わせた収納ボックス2が設置されてい
る。
便器本体1の奥側にはその上面を跨ぐようにして衛生洗
浄装置3が固定され、この衛生洗浄装置3には暖房機能
付きの便座3a及び便蓋3bがそれぞれ開閉自在に一体
化されている。また、衛生洗浄装置3を正面から見て左
側には、内蔵したノズル装置や温水タンク及びバルブユ
ニット等を作動させるための操作部3Cが設けられ、一
方布側には便座3aの暖房をタイマで設定する等の調節
部3dが備えられている。更に、衛生洗浄装置3の背部
と収納ボックス2との間には、洗浄水配管や異臭排気配
管等の接続及び保守点検の作業チャンバ4が設けられ、
その上面には蓋4aを取り外し可能に載せている。
収納ボックス2は、台輪2aの上に一対のキャビネッ1
−2b、 2Cを載せると共にこれらのキャビネッ)2
b、 2c間に前板2dを設け、更に上面にカウンター
として利用できる天板2eを備えたものである。
台輪2aの内部には便所的暖房用のヒータユニット5が
組み込まれ、温風吹き出し孔5aを便器本体lの左右に
位置させている。また、右側のキャビネット2Cは、前
面に開閉自在な扉6aを設けると共に内部に棚板6bを
備え、トイレットペーパや掃除道具等を納める収納部と
して利用できる。
前板2dと左側のキャビネット2bとの間には、便器本
体1へ洗浄水を送り込む洗浄水タンク7、ボール部から
空気を吸引して異臭を屋外へ排気する排気ファン8.配
管及びコントローラ等が収納される。洗浄水タンク7は
ボールタップ式でありその底部には洗浄管7aを取り付
けてこれを便器本体1の洗浄水流路に接続し、前板2d
の前面に設、けたハンドル7bの操作によって洗浄水を
便器本体1へ送り込む。また、排気ファン8には便器本
体1のボール部に接続される吸引管8a及び屋外への流
路のための排気管8bが接続され、ボール部の異臭をこ
れらの管路を通して屋外へ排出する。なお、洗浄水タン
ク7は間口調整可能な二組のステー7c。
7dによって、第5ryJの一部切欠側面図に示すよう
に支持される。
更に、便所暖房用ヒータのコントローラ9及び排気ファ
ン8作動用のコントローラ10が左側のキャビネット2
bに収納され、洗浄水タンク7には洗浄水供給のための
配管11が接続されている。そして、左側のキャビネッ
)2bの前面には操作盤12が設けられ、これによって
便所の暖房温度の設定や作動及び排気ファン8の手動操
作等が行われる。
ここで、便所暖房用及び便座3a用のヒータを除いて衛
生洗浄装置3及び排気ファン8等の全ての機器は、人が
便座3aに着座したときでなければ作動しないような制
御系をコントローラlO及び衛生洗浄装置3の操作部3
Cに持たせる。そして、人の着座検知は衛生洗浄装置3
の操作部3c及び調節部3dのそれぞれの対向面に設け
る赤外線感知式の受光部13a及び発光部13bによっ
て行なう。すなわち、第5図のように発光部13bから
受光部13aへ向かうように光路13cを設定し、人が
便座3aに座ってこの光路13Cを遮ったときの信号を
制御系に人力する。この信号の人力は、発光部13bに
接続した信号線14をコントローラ10へ結線して(第
6図参照)信号を制御系に人力し、排気ファン8の作動
のみでなくヒータユニット5を除くその他の機器も作動
できる態勢に設定する。
コントローラ10には、排気ファン8の動作時間を設定
するタイマ機能を持たせ、発光部13b及び受光部13
aの組み合わせによる着座センサからの検知信号に基づ
いて排気ファン8の作動を制御する。第7図は着座セン
サ及びタイマ制御による排気ファン8の作動を示すタイ
ムチャートであり、これに基づいて説明する。
発光部13b及び受光部13aを利用した着座センサの
光路13cが遮断されない間は、タイマ及び排気ファン
8はオフ状態である。このとき、着座検知の誤作動を防
ぐため、時間T1以下の着座検知では人が便座3aに着
座していないと判断し、検知信号はキャンセルされてタ
イマ及び排気ファン8は作動しない。時間T、以上を経
過して光路13cが遮断されたときには、人が着座した
ものと判断して発光部13bからの検知信号がコントロ
ーラ10に送られ。この結果、着座検知から成る一定の
時刻(実施例では着座検知から時間T1を経過後)に排
気ファン8へ通電が開始され、人が便座3aに座った後
に一定時間後に異臭の排気が始められる。
用便後に人が便座3aから離れて着座センサによる検知
信号が消えてオフ状態となると同時にタイマがオンし、
一方排気フアン8は着座検知信号がなくなっても継続し
て作動し、滞溜している異臭を排気する。そして、タイ
マによって設定した遅延時間T、を経過するとタイマが
オフとなると同時に排気ファン8への通電が停止される
。この遅延時間T2の長さは、タイマにより任意に設定
でき、便所の大きさや排気ファン8の能力に応じて異臭
を完全に排出できる程度に排気ファン8への通電を継続
させる制御を行なえばよい。
なお、人が着座してこれを検知した後の時間Tを経過す
れば、前記と同様に排気ファン8が作動し、人が立って
他の人が再び使用する時の着座検知までの時間がT2以
下であれば、排気ファン8を停止させずにそのまま作動
させる。このような制御によって、他の人が使って直ぐ
に後の人が用便するときでも異臭の度合を小さくできる
以上のように、人が便座3aから離れた時刻を基準とし
て排気ファン8を作動させるので、用便中から人が退出
した後まで継続して異臭の除去が可能となる。そして、
タイマ制御等によって排気ファン8の停止までの時間を
適正に設定すれば、人の用便時間に関係なく残った異臭
が排出される。
したがって、着座時刻を基準とした場合に比べると、異
臭の除去不良や排気ファン8への通電時間過剰による無
駄な電力消費もなくなる。
なお、着座センサを備えずに排気ファン8の作動を操作
盤12の手動スイッチによって行なう場合も同じ要領で
行なう。すなわち、使う人はスイッチをオンして排気フ
ァン8を作動させ、退出するときにオフに戻すので、こ
のオフ時点から一定時間継続して排気ファン8を作動さ
せる制御とすればよい。
ヒータユニット5は、ヒータ及び温風を送り出すための
ファンを備えたもので、2組のヒータ及びファンを同時
運転するか又は交互運転するかによって、暖房能力を設
定する。そして、温風吹き出し孔5aからの温風によっ
て便所を暖房するときの暖房温度を検知するために、サ
ーミスタ20を操作盤12の裏面に設けたコントローラ
20aに取り付ける。
なお、ヒータユニット5の2組のヒータ及びファンの同
時又は交互運転によって強暖房と弱暖房とに切り換える
のに代えて、これらヒータの発熱量やファンの回転数等
を変更することによって暖房条件を変えるようにしても
よい。
一方、温風吹き出し孔5aから放出される暖房用の温風
は、第4図の矢印のように便器本体1の背部から前面に
向けて流れる上昇流となる。このため、人が便座3aに
座ったときには、人の体感温度は点P付近の温度に相当
するものとなる。また、サーミスタ20を取り付けた操
作盤12部分には、温風吹き出し孔5aからの温風が直
に行き渡らず、便所内での空気の対流によって温度上昇
する。このため、点P付近の温度に対して、サーミスタ
20が感知しようとする空間の温度は若干低くなる。
このような温度分布に対し、サーミスタ20が正確な体
感温度Tを検出するには、この体感温度よりも低い温度
(T−Δt)を実際の温度検知とする必要がある。すな
わち、点Pとの温度差を実験等によって経験的に求めて
Δtをオフセット量として求とておき、温度(T−Δt
)をサーミスタ20が検出したときに、実際の体感温度
がTであるような制御を行わせる。
以上のように、サーミスタ20を人が座る空間側に近く
配置すると共に、実際の体感温度との差をオフセラ)l
として設定すれば、人が実際に感じている温度を予測し
て制御できる。このため、実際に人が座る空間にセンサ
を設けなくても、快適な暖房が可能となる。
更に、ヒータユニット5による暖房パターンも様々に変
更することによって、より一層快適な暖房が可能となる
。このことを以下にmUする。
従来例でも述べたように、ヒータの発熱量を小さくする
とファンの強又は弱運転にかかわらず適正な暖房条件が
得られない。つまり、ファンが強運転されると暖まりき
れていない温風が吹き出され、弱運転のときには低温の
温風であり然も吹き出しが弱いため、便所を一様に暖房
しようとしても温度降下のほうが大きく、温度分布が激
しく変化する。このため、サーミスタ20によって正確
な温度を検知する工夫を凝らしていても、実際の温度の
激しい変化には対応できない。
これに対し、本発明では、ヒータの発熱量を大としファ
ンも強運転とする場合には、左右のヒータユニット5を
同時に作動させる。これは、通常の強暖房と同様の方法
であり、寒冷時や暖房初期等に一気に温度を上げるのに
適切である。一方、緩やかに暖房したいときは、前記の
ようにヒータの発熱量を小さくすると支障を招くので、
ヒータ発熱量及びファンの回転数を強暖房の場合と同じ
状態とする。そして、全体の発熱量を強暖房の場合のほ
ぼ半分に設定するた約、左右のヒータユニット5は、い
ずれか一方が作動しているときは他方を休止させるよう
に操作する。すなわち、第8図のタイムチャートに示す
ようにヒータユニット5のうち右側のヒータを先に一定
時間作動させ、これが停止すると同時に左側のヒータを
同様に一定時間作動させ、このパターンを繰り返す。こ
のような左右のヒータの交互運転により、強暖房に対し
て半分の能力で暖房が行える。
ヒータユニット5の左右のヒータの交互運転では、運転
中のヒータユニット5から吹き出される温風は強運転と
同じであり、温風の対流も十分に行えるという効果的な
暖房ができる。したがって、ヒータユニット5の全体を
使いヒータ発熱量及びファンを弱運転する場合に比べて
、強暖房のほぼ半分の暖房能力を無駄なく発揮できる。
そして、交互運転のインターバルを便所の大きさや室内
温度に応じて適切に設定すれば、温風の吹き出し部分が
2ケ所であることも一因となって、便所全体を−様な温
度分布に近いものに暖房することができる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の便所装置においては、
臭気を排出する排気ファンの作動を人が便座を離れてか
ら一定時間経って停止させるようにしている。このため
、用便時間の長短に関係なく残った臭気を排出できると
共に排気ファンの消費電力も無駄にすることがない。
また、便所内の温度を検出するサーミスタを人の実際の
位置に近い部分に配置し更に体感温度との差を補正する
ためにオフセットを持たせて制御系に組み込んでいる。
したがって、特にヒータユニ7)を作動させて温風を吹
き出すとき、狭い便所内であっても温度分布が場所によ
って差が激しいので、このように実際の体感温度を検知
してヒータの発熱量等を制御することでより快適な暖房
が可能となる。
更に、左右に2組の熱源を持つヒータユニ7)に対し、
左及び右のヒータを交互に運転することで弱暖房させて
いる。このため、ヒータ発熱lを小さくするか又はファ
ンの強弱により温風の制御をするのに対し、2組のヒー
タを用いた強暖房の半分の能力での弱暖房が確実に行え
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は内部構造と共に示す便所装置の据付は斜視図、
第2図は分解斜視図、第3図及び第4図はそれぞれ正面
図及び側面図、第5図は一部切欠側面図、第6図は洗浄
管や吸引管の接続を示す要部の斜視図、第7図は排気フ
ァンの作動を示すタイムチャート、第8図はヒータユニ
ットの2Miのヒータの作動タイムチャート、第9図は
従来例を示すものである。 l;便器本体    2:収納ボックス2a;台輪 2b−1:開口 2d−1:切欠 3:衛生洗浄装置 3b二便蓋 3d:調節部 4a;蓋 5a;温風吹き出し孔 6b:棚板 7a:洗浄管 7c、 7d ニスチー 8a:吸引管 9.10:コントローラ 11;配管 13a:受光部 13C:光路 15 : リ ム 20:サーミスタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、便器本体と、該便器本体の背部に配置された洗浄水
    タンク及び便器本体のボール部から異臭を吸引して排気
    する排気ファン等の電気機器を納めた収納ボックスとを
    備え、前記排気ファンの作動停止を、該排気ファンの作
    動停止スイッチのオフ又は人が前記便器本体の便座に着
    座したことを検出する着座センサのオフの時刻から遅ら
    せて行なう制御系を持つことを特徴とする便所装置。 2、便器本体と、該便器本体の背部に配置された洗浄水
    タンク及び暖房用のヒータユニット等の電気機器を納め
    た収納ボックスとを備え、前記ヒータユニットは、2組
    のヒータ及びファンを独立して動作可能に備えると共に
    前記便器本体を挟む左右に温風吹き出し孔を備え、前記
    ヒータ及びファンの最大能力に対してファンの能力を半
    分とし且つ左及び右のヒータを相互に間欠運転する制御
    系を持つことを特徴とする便所装置。 3、前記収納ボックスの前面部に便所内の温度を検出す
    るサーミスタを含む温度制御用のコントローラを設け、
    前記サーミスタは、その設置場所から離れた人の着座部
    分の温度に対して負の温度差をオフセット量とした温度
    特性を持つことを特徴とする請求項2記載の便所装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342299B2 (ja) * 1981-02-25 1988-08-23 Nippon Electric Co

Patent Citations (1)

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