JP4257691B2 - トイレ室 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気器具を備えたトイレ室に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のトイレ室では、便器の他、電力により駆動される電気器具が拡充されつつある。このような電気器具としては、例えば、トイレ室内を照らす照明装置、座面を保温可能な便座、温水を吐出可能な洗浄装置等がある。このような電気器具は、全て外部電源から電力が供給されて駆動されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、トイレ室に設けられた電気器具の種類が増えたり、電気器具の様々な機能が拡充するにつれて、トイレ室における電気の使用量が増大している。このため、トイレ室で使用される光熱費が増大することとなっていた。
【0004】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、トイレ室に設けられた電気器具に必要な電力を外部電源から供給される電力だけに頼らないで供給することができ、ひいてはその電気器具に使用される光熱費を低廉可能なトイレ室を提供することを解決すべき課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のトイレ室は、水洗式便器と、電力により駆動される照明装置、暖房装置、紙巻器用モータ、リモコン、脱臭又は芳香ファン用モータ、介護装置及び体調測定装置の少なくとも一つからなる電気器具とを備えたトイレ室において、
【0006】
前記水洗式便器は内部に洗浄水を案内するリムを有し、
該リムに設けられ、該水洗式便器と該洗浄水との温度差、あるいは外気と該洗浄水との温度差により起電力を生じるペルチェ素子を有し、前記電気器具は該ペルチェ素子の起電力に起因して駆動するように構成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明のトイレ室では、水洗式便器は内部に洗浄水を案内するリムを有し、ペルチェ素子は該リムに設けられている。水洗式便器を使用する際にリムの内部に供給される洗浄水の温度は、水洗式便器や外気の温度より低いのが通常である。このため、ペルチェ素子をリムに設ければ、水洗式便器と洗浄水との温度差、あるいは外気と洗浄水との温度差を利用して、ペルチェ素子に起電力を生じさせることができる。そして、その起電力に起因して電気器具を駆動させることができる。このため、外部電源から供給される電力を必要としなかったり、外部電源から供給される電力と、このペルチェ素子から生じる起電力とを併用することにより、省電力を実現することができる。
【0008】
したがって、本発明のトイレ室では、電気器具に必要な電力を外部電源から供給される電力だけに頼らないで供給することができ、ひいては使用される光熱費の低廉化を実現することができる。
【0010】
水洗式便器の材質は特に限定されず、陶磁器、プラスチックス、金属等からなる水洗式便器を採用することができる。この中でも特に陶磁器製のものが好ましい。陶磁器はプラスチックと比較して熱拡散率が高いため、水洗式便器が陶磁器製であれば、外気から水洗式便器へ単位時間当たりに大きな熱量が伝わり、そしてその水洗式便器から洗浄水へ単位時間当たりやはり大きな熱量が伝わることとなる。すなわち、陶磁器製の水洗式便器とプラスチックスの水洗式便器とにおいて、各々の外気との温度差が等しいとしても、陶磁器製の水洗式便器の方がプラスチックスの水洗式便器よりも短い時間で大量の熱量を移動させやすい。このため、水洗式便器が陶磁器製であれば、ペルチェ素子から単位時間当たりに大きな電力を取り出すことが可能となる。また、陶磁器製の水洗式便器であれば、プラスチック製のものや金属製のものと比較し、耐久性に勝るとともに、装飾的にも優れている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態を図面を参照しつつ説明する。
【0012】
このトイレ室では、図1に示すように、陶磁器製の水洗式便器1を有している。また、水洗式便器1の周辺の壁面90には、キャビネット91と、このキャビネット91と一体に設けられた棚92と、棚92と一体に設けられた手洗鉢93とが設けられている。棚92には、水洗式便器1を作動させるためのリモコン94と、紙巻器95とが設けられている。さらに、水洗式便器1の周辺の壁面90には、暖房装置96及び芳香装置97も設けられている。紙巻器95には図示しない紙巻器用モータが設けられており、芳香装置97には図示しない芳香ファン用モータが設けられている。キャビネット91には、LED素子を含む照明装置98と、便蓋1aを上方に揺動させる図示しない介護装置と、便座1bに作用する体重を測定可能な図示しない体調測定装置と、後述するバッテリ3とを有している。リモコン94、暖房装置96及び芳香装置97も電気器具である。
【0013】
図1及び図2に示すように、この水洗式便器1の便鉢1cの上縁部にはリム1dが設けられており、リム1d内には洗浄水が流れるための通水路1eが設けられている。リム1dの外壁には、複数枚のペルチェ素子2が埋設されている。すなわち、外壁の最表面側には複数枚の金属プレート1fが設けられ、各金属プレート1fより内部にペルチェ素子2が設けられている。これらのペルチェ素子2は、図3に示すように、バッテリ3に繋がっている。バッテリ3は、上記LED素子を含む照明装置98、暖房装置96、紙巻器用モータ、リモコン94、芳香ファン用モータ、介護装置及び体調測定装置に接続されている。
【0014】
以上のように構成されたトイレ室では、リム1dに設けられているペルチェ素子2が水洗式便器1と外気あるいは洗浄水との二つの温度差により起電力を生じる。特に、このトイレ室では、水洗式便器1の材質が陶磁器であるため、ペルチェ素子2から単位時間当たりに大きな電力を取り出すことが可能である。このため、このトイレ室では、使用者の存否にかかわらず水洗式便器1と外気あるいは洗浄水とが温度差を有することから、使用者がトイレ室に不在でも、ペルチェ素子2は絶えずバッテリ3に電力を供給している。このため、このトイレ室では、外部電源から供給される電力を必要とせず、このペルチェ素子2から生じる起電力によって、上記照明装置98、暖房装置96、紙巻器用モータ、リモコン94、芳香ファン用モータ、介護装置及び体調測定装置が駆動される。
【0015】
このため、このトイレ室では、外部電源から供給される電力を必要とせず、省電力を実現することができる。
【0016】
したがって、このトイレ室では、各電気器具に必要な電力を外部電源から供給される電力だけに頼らないで供給することができ、ひいては使用される光熱費の低廉化を実現することができる。
【0017】
また、このトイレ室では、水洗式便器1の材質が陶磁器であるため、プラスチック製や金属製のものと比較し耐久性に勝るとともに、装飾的にも優れている。
【0018】
なお、上記実施形態では各ペルチェ素子2に生じた起電力をバッテリ3に蓄電し、バッテリ3の電力により各電気器具を駆動したが、図4に示すように、ペルチェ素子2で生じた起電力を外部電源P及びモータMに繋がるコントローラCに送ることも可能である。こうであれば、ペルチェ素子2がセンサとなってコントローラCを制御することとなり、コントローラCが外部電源Pから必要な電力をモータMに供給することができる。例えば、モータMとして、上記紙巻器用モータを採用する場合、図4に示すペルチェ素子2から起電力が生じ、コントローラCを制御して、僅かに軸芯を回転させるのに必要な電力を紙巻器用モータに供給することとなる。これにより、使用者が使用するのに十分なトイレットペーパを取り出すことができる。
【0019】
このトイレ室では、外部電源Pから供給される電力と、このペルチェ素子2から生じる起電力とを併用することにより、電力供給及び省エネルギの相乗効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るトイレ室の全体模式図である。
【図2】実施形態に係る水洗式便器の一部断面図である。
【図3】実施形態に係るペルチェ素子とバッテリとのブロック図である。
【図4】他の実施形態に係る外部電力とペルチェ素子とのブロック図である。
【符号の説明】
1…水洗式便器
94、95、96、97、98…電気器具(94…リモコン、95…紙巻器(紙巻器用モータ)、96…暖房装置、97…芳香装置、98…照明装置)
2…ペルチェ素子
1d…リム

Claims (2)

  1. 水洗式便器と、電力により駆動される照明装置、暖房装置、紙巻器用モータ、リモコン、脱臭又は芳香ファン用モータ、介護装置及び体調測定装置の少なくとも一つからなる電気器具とを備えたトイレ室において、
    前記水洗式便器は内部に洗浄水を案内するリムを有し、
    該リムに設けられ、該水洗式便器と該洗浄水との温度差、あるいは外気と該洗浄水との温度差により起電力を生じるペルチェ素子を有し、前記電気器具は該ペルチェ素子の起電力に起因して駆動するように構成されていることを特徴とするトイレ室。
  2. 水洗式便器は陶磁器製であることを特徴とする請求項1記載のトイレ室。
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