JPH11257714A - トイレ装置 - Google Patents
トイレ装置Info
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- JPH11257714A JPH11257714A JP10061036A JP6103698A JPH11257714A JP H11257714 A JPH11257714 A JP H11257714A JP 10061036 A JP10061036 A JP 10061036A JP 6103698 A JP6103698 A JP 6103698A JP H11257714 A JPH11257714 A JP H11257714A
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- toilet
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
て用を足すときに確実に空調手段を作動させるようにし
たトイレ装置を提供する。 【解決手段】 空調手段13と、便器1に搭載した便座
5と、便座5上に人体が座ったことを検出するように便
座5に設けた圧力センサ24や体脂肪センサ等の検出手
段と、検出手段からの出力によって空調手段13の運転
を制御する空調制御部26を設け、使用者が便座5に座
ると確実に検出して空調手段13を作動させ、空調手段
13を低廉なランニングコストで運転しながら使用者に
対して効果的に空調するようにした。
Description
トイレ装置に関し、特に便座を有するトイレ装置におい
て人体が便座に座ることによって運転制御を行うように
したトイレ装置に関するものである。
報(特開昭58−26941号公報)や実開昭58−1
55523号公報に開示されているように、トイレ装置
に空調手段を設けたものは知られている。その空調手段
において、凝縮器が便器の洗浄水を貯めるタンクの水と
熱交換するようにしたものや、タンク中の高温になった
洗浄水を便器に排出するようにしたものが開示されてい
る。
は、トイレ室への人の出入りを赤外線検出器で検出し、
その出力によって空調手段を自動的にオン・オフ制御す
ることが開示されている。
や特開平1−281357号公報には、トイレ室内の全
体を空調する全体空調装置と、便座等の近傍やトイレ使
用者の大腿部にエアを吹き出す部分空調装置を設けたも
のが開示され、後者ではトイレ室内への入室・退出を検
出し、入室状態で部分暖房装置を、退出状態で全体暖房
装置を作動させるようにしたものが開示されている。
室全体を常時空調するものは消費エネルギーが大きく、
使用時間に比してエネルギーコストが大きくなるという
問題があり、またトイレ室への人の出入りで空調手段を
オン・オフするものではトイレ室全体が空調されるのに
時間がかかるため十分に効果を発揮できないという問題
がある。また、使用者に部分的に空調エアを吹き付ける
ものは使用者が一々操作する必要があり、操作スイッチ
を見つけることができない等、操作方法が分からなかっ
たり、操作が面倒なために効果的に利用されないことが
多くなるという問題がある。
て空調手段が使用者に部分的に空調エアを吹き付けるよ
うにすることも考えられるが、誤検出によって無駄に空
調手段が作動したり、使用中にもかかわらず空調手段が
作動しないことが生じるなど、作動の安定性に問題があ
る。
を最も必要とする場合である便座に座って用を足すとき
に確実に空調手段を作動させるようにしたトイレ装置を
提供することを目的としている。
空調手段と、便器に搭載した便座と、便座上に人体が座
ったことを検出する検出手段と、検出手段からの出力に
よって空調手段の運転を制御する制御手段とを備えたも
のであり、使用者が便座に座ると確実に検出されて制御
手段にて空調手段が作動されるため、空調を最も必要と
する場合である便座に座って用を足すときに確実に空調
手段を作動させることができ、空調手段を低廉なランニ
ングコストで運転しながら使用者に対して効果的に空調
することができる。
や体脂肪センサにて構成することができ、圧力センサや
体脂肪センサからの出力で人体を判定する判定手段を設
けると、人体が便座に座った時に荷重や生体インピーダ
ンス等によって確実に検出でき、必要時にのみかつ必要
時には必ず空調手段を作動させることができる。
手段を配設し、空調手段の送風方向を便座に座っている
人体の首筋に向けることができるようにすると、コンパ
クトな構成で空調手段を配設できるとともに空調エアを
首筋に向けて吹き出すことにより、最も暑さや寒さに敏
感な部分に対して効果的に空調エアが当たって速やかに
快適な状態にでき、気持ち良く用を足すことができる。
ると、送風方向を変化させるようにすると、空調エアが
長時間吹き付けられて不快に感じるようなことを無くす
ことができる。
手段を配設し、空調手段の送風口を可動送風筒に設ける
と、コンパクトな構成で空調手段を配設できるとともに
可動送風筒の位置を調整することにより使用者にとって
最も効果的な部分に空調エアを吹き付けるように調整で
きる。
と、広範囲にわたって快適な状態にすることができる。
施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
あり、便器1上に温水洗浄便座3が設置されている。本
実施形態の温水洗浄便座3ではその本体部4に便器の洗
浄水を収容するロータンクが一体的に内蔵されている。
温水洗浄便座3は、便座5とその上を覆う便蓋6を備
え、それぞれ便器1上に設置された水平姿勢と本体部4
前面に沿うように立てた起立姿勢との間で上下回動可能
に構成されている。7は便槽2内の後部に出退可能に配
設された洗浄ノズルである。
は、ロータンクである便器洗浄用タンク8が配設され、
その底面に便器1内に向けて洗浄水を排出する排水弁9
が設けられている。この排水弁9は本体部4の上部一側
外面に配設された排水コック10を操作することによっ
て開弁するように連動手段11と連結されている。
量の温水洗浄用タンク12が配設されている。この温水
洗浄用タンク12内にはヒータ(図示せず)と温度検出
器(図示せず)が配設されて収容されている洗浄水を4
0℃程度の一定温度に加熱・保温し、所要時にこの洗浄
水をポンプ(図示せず)にて洗浄ノズル7に向けて圧送
するように構成されている。
されている。ただし、冷房時に凝縮器となる第1熱交換
器14は便器洗浄用タンク8内に浸漬配置され、洗浄水
と熱交換するように構成されている。便器洗浄用タンク
8の上部にはキャピラリチューブなどから成る膨張弁1
5、その上部の冷房時に蒸発器となる第2熱交換器16
と圧縮機17が配設され、これらが冷媒配管18にて順
次接続されている。第2熱交換器16は上端部が本体部
4の上端部前面に配設された送風口20に接続された風
洞19内に配設されており、送風口20の背部には送風
ファン21が配設されている。
の両側面や背面側に形成され、脱臭フィルタ(図示せ
ず)が配設されている。また、第2熱交換器16の下部
にはドレイン受け22が配設され、溜まったドレインを
便器洗浄用タンク8内に排出する排水パイプ23が設け
られている。
又は複数箇所、好適には3〜4箇所(図示例では4箇
所)にロードセルなどの圧力センサ24が配設され、こ
の便座5上に使用者が座ったときにその総荷重と荷重分
布を検出し、判定回路25にて人体が便座5に座ったか
否かを判定するように構成され、人体が座った検出信号
を空調制御部26に出力し、空調手段13を運転するよ
うに構成されている。
ると判定回路25にて着座が確実に検出されて空調制御
部26にて空調手段13が作動される。そして、本体部
4の前面上端部の送風口20から便座5に座っている使
用者の首筋を中心にして頭部から背中にわたって空調さ
れたエアが吹き出すため、夏期の冷房運転の場合は冷風
が、冬期の暖房運転の場合は温風が首筋を中心にして当
たることによって快適に用便することができる。
ち上がると、空調手段13の作動が直ちに停止する。又
は、一定時間後に確実に停止する。このように使用者が
必要とするときにのみ空調手段13が作動し、しかも最
も必要とする部分に対して部分空調するので、空調手段
13を低廉なランニングコストで運転しながら使用者に
対して効果的に空調することができる。特に、温水洗浄
便座3の本体部4内に空調手段13を配設し、本体部4
の前面上端部の送風口20から空調エアを吹き出すよう
にすると、コンパクトな構成で使用者に対して効果的に
冷房、又は暖房することができる。
設すると、総荷重だけでなく、その荷重分布によってよ
り人体が座ったか否かを確実に判定することができ、不
必要な時にたまたま便座5に荷重が作用したために空調
手段13が無駄に作動してしまうというような事態の発
生を防止することができる。さらに、座った人の体重に
応じて空調手段13の出力や送風を可変するように構成
することもできる。
者の首筋を中心にして頭部から背中にわたって空調エア
が吹き出すように構成した例を示したが、必要に応じて
送風口20からの送風方向を、首筋を向く方向とトイレ
室全体に向かう方向とに切替え可能に構成し、空調制御
部26にタイマを設けて、便座5上に人が座ったことを
検知してから一定時間は首筋に向けて空調エアを吹き出
し、その後トイレ室全体に向かう方向に吹き出すように
したり、断続的に交互に吹き出すようにすることがで
き、そうすると空調エアが長時間吹き付けられて不快に
感じるようなことを無くすことができる。
とを検出するのに、圧力センサ24を用いた例を示した
が、図4に示すように、体脂肪センサ27を用いること
もできる。この体脂肪センサ27は、便座5の上面の左
右両側に一対の電極28、28を配置して、図4(b)
に示すように、使用者が下半身の着衣を脱いで便座5上
に座ったときに臀部の両側にこれらの電極28、28が
接触するようにし、判定回路29でこれらの電極28、
28間の生体インピーダンスを測定して人体であるか否
かを判定するものである。この場合、体脂肪率によっ
て、便座5上に座った人の肥満度が判明するので、その
肥満度に応じて空調手段13の出力や送風を可変するよ
うに構成することもでき、さらに上記実施形態の圧力セ
ンサ24による検出と併用してより細やかに可変制御す
るようにしてもよい。なお、生体インピーダンスを測定
する体脂肪センサ27に代えて、超音波を用いた皮下脂
肪測定器を用いて人体を検出するようにしてもよい。
部4内に空調手段13を配置し、本体部4前面上端部に
送風口20を配設した例を示したが、図5に示すよう
に、本体部4の上部に空調ユニット30を配設するよう
にしてもよい。その場合も第1熱交換器14を便器洗浄
用タンク8内に浸漬配置すると、構成が簡単で安価に構
成できるが、便器洗浄用タンク8内の洗浄水を空調ユニ
ット30内に配置した第1熱交換器14に散水するよう
に構成してもよい。
30の前面に第1の送風口31を設けるとともに、両側
に可動送風筒32を設け、この可動送風筒32に1又は
複数の第2の送風口33を設けており、可動送風筒32
を所望位置に移動させることにより使用者の好都合な部
分に確実に送風できるようにしている。
の本体部4内に便器洗浄用タンク8を内蔵したロータン
ク一体型温水洗浄便座3を用いた例を示したが、温水洗
浄便座とロータンクが別体の場合にロータンク上に空調
手段13を配設してもよく、さらに温水洗浄便座ではな
く、通常の便座の場合にも適用可能である。
温水洗浄便座3の本体部内4に一体に又はその上部に配
設した例や、ロータンクの上部に配設した例を示した
が、図6に示すように、トイレ室34の壁面に少なくと
も膨張弁15と第2の熱交換器16と送風ファン21を
配設した送風ユニット35を配設し、圧縮器17と第1
の熱交換器14を、温水洗浄便座3の本体部4内や本体
部4の上部やロータンクの上部に配設してもよい。
明から明らかなように、使用者が便座に座るとこれを検
出して制御手段にて空調手段が作動するように構成した
ので、使用者が必要とするときにのみ空調でき、空調手
段を低廉なランニングコストで運転しながら使用者に対
して効果的に空調することができる。
や体脂肪センサにて構成することができ、圧力センサや
体脂肪センサからの出力で人体を判定する判定手段を設
けると、人体が便座に座った時に荷重や生体インピーダ
ンスによって確実に検出でき、必要時にのみかつ必要時
には必ず空調手段を作動させることができる。
手段を配設し、空調手段の送風方向を便座に座っている
人体の首筋に向けることができるようにすると、コンパ
クトな構成で空調手段を配設できるとともに空調エアを
首筋に向けて吹き出すことができ、最も暑さや寒さに敏
感な部分に対して効果的に空調エアが当たって速やかに
快適な状態になり、気持ち良く用便することができる。
ると、送風方向を変化させるようにすると、空調エアが
長時間吹き付けられて不快に感じるようなことを無くす
ことができる。
手段を配設し、空調手段の送風口を可動送風筒に設ける
と、可動送風筒の位置を調整することにより使用者にと
って最も効果的な部分に空調エアを吹き付けるように調
整できる。
と、広範囲にわたって快適な状態にすることができる。
て示した斜視図である。
面図である。
知する手段の構成図である。
である。
ある。
視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 空調手段と、便器に搭載した便座と、便
座上に人体が座ったことを検出する検出手段と、検出手
段からの出力によって空調手段の運転を制御する制御手
段とを備えたことを特徴とするトイレ装置。 - 【請求項2】 検出手段は、便座に設けた圧力センサか
ら成り、圧力センサからの出力で人体を判定する判定手
段を設けたことを特徴とする請求項1記載のトイレ装
置。 - 【請求項3】 検出手段は、便座に設けた体脂肪センサ
から成り、体脂肪センサからの出力で人体を判定する判
定手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のトイレ
装置。 - 【請求項4】 便器洗浄水を貯えるタンク上に空調手段
を配設し、空調手段の送風方向を便座に座っている人体
の首筋に向けることができるようにしたことを特徴とす
る請求項1〜3の何れかに記載のトイレ装置。 - 【請求項5】 人体が便座に座って一定時間経過する
と、送風方向を変化させるようにしたことを特徴とする
請求項4記載のトイレ装置。 - 【請求項6】 便器洗浄水を貯えるタンク上に空調手段
を配設し、空調手段の送風口を可動送風筒に設けたこと
を特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のトイレ装
置。 - 【請求項7】 可動送風筒に複数の送風口を設けたこと
を特徴とする請求項6記載のトイレ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06103698A JP3860657B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | トイレ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06103698A JP3860657B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | トイレ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11257714A true JPH11257714A (ja) | 1999-09-24 |
JP3860657B2 JP3860657B2 (ja) | 2006-12-20 |
Family
ID=13159662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06103698A Expired - Fee Related JP3860657B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | トイレ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3860657B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105241025A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-01-13 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调系统及其控制方法 |
CN108678111A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-10-19 | 浙江欧琳生活健康科技有限公司 | 一种具有吹风功能的智能马桶 |
US10115286B2 (en) | 2013-12-06 | 2018-10-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for providing health service and refrigerator therefor |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP06103698A patent/JP3860657B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10115286B2 (en) | 2013-12-06 | 2018-10-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for providing health service and refrigerator therefor |
CN105241025A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-01-13 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调系统及其控制方法 |
CN108678111A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-10-19 | 浙江欧琳生活健康科技有限公司 | 一种具有吹风功能的智能马桶 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3860657B2 (ja) | 2006-12-20 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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