JP2000038754A - トイレ用暖房装置 - Google Patents

トイレ用暖房装置

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JP2000038754A
JP2000038754A JP20653098A JP20653098A JP2000038754A JP 2000038754 A JP2000038754 A JP 2000038754A JP 20653098 A JP20653098 A JP 20653098A JP 20653098 A JP20653098 A JP 20653098A JP 2000038754 A JP2000038754 A JP 2000038754A
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JP
Japan
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toilet
heat
heat exchanger
water
heating
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JP20653098A
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English (en)
Inventor
Eiichi Tanaka
栄一 田中
Satoshi Kawamoto
聡 川本
Tomio Arikawa
富夫 有川
Shigeru Yamazaki
茂 山崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冬期に快適にトイレを使用できるトイレ用暖
房装置を提供する。 【解決手段】 圧縮機17と、空調エアと熱交換する第
1熱交換器16と、膨張弁15と、ロータンク8や温水
洗浄便座3の洗浄水28と熱交換する第2熱交換器14
と、これら圧縮機と第1熱交換機と膨張弁と第2熱交換
器に熱媒を循環させる熱媒配管18と、洗浄水を加熱す
るヒータ23とを設け、洗浄水28を熱源として空調エ
アを温風にして暖房するようにし、かつ必要に応じてヒ
ータ23にて洗浄水28を加熱して洗浄水28が氷結す
るのを防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレ用暖房装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調手段を備えたトイレ装置は、例えば
特公昭61−38974号公報(特開昭58−2694
1号公報)や実開昭58−155523号公報等に開示
されているように従来から知られている。その空調手段
においては、冷房時に凝縮器として機能する熱交換器が
便器の洗浄水を貯めるタンクの水と熱交換するように構
成されており、またタンク中の高温になった洗浄水を便
器に排出するようにしたものが開示されている。
【0003】また、便器上に設置される便座について
は、特に温水洗浄便座においては、冬期において便座に
座ったときに冷たい思いをしなくて済むように、便座に
ヒータを内蔵させた暖房便座が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトイレ装置の空調手段は、冷凍サイクルによる冷房
装置であり、トイレ装置で暖房を行うものではなく、冬
期においてはトイレ室内が寒く、快適に使用できないと
いう問題があった。また、暖房便座が設けられたもので
は、便座に座ったときの不快感はないが、体の寒さは和
らげることができず、冬期にトイレを快適に使用できな
いという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、冬期
に快適にトイレを使用できるトイレ用暖房装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のトイレ用暖房装
置は、圧縮機と、空調エアと熱交換する第1熱交換器
と、膨張弁と、便器を洗浄する洗浄水と熱交換する第2
熱交換器と、これら圧縮機と第1熱交換機と膨張弁と第
2熱交換器に熱媒を循環させる熱媒配管と、洗浄水を加
熱する加熱手段とを備えたものであり、洗浄水を熱源と
して空調エアを温風にして暖房することができ、かつ必
要に応じて加熱手段にて洗浄水を加熱することによって
洗浄水が冷え過ぎて氷結するのを防止し、便器の洗浄に
支障を来すのを防止することができる。
【0007】なお、便器を洗浄する洗浄水に代えて温水
洗浄便座の洗浄水を用いても、同様の効果が得られ、そ
の際には温水洗浄便座の洗浄水を温水にするためのヒー
タを加熱手段として兼用することができる。
【0008】また、洗浄水の温度を検出する水温センサ
と、水温センサにて検出した水温が所定温度以下になっ
たとき加熱手段を作動させる制御手段とを備えることに
より、加熱手段を必要最小限に作動させて省エルギーを
達成できる。
【0009】また、圧縮機で圧縮された熱媒が熱媒配管
を流れる方向を切り替える四方切換弁を設け、冷房装置
に切換可能に構成すると、暖房装置を設けるについて冷
房装置を利用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のトイレ用暖房装置
を温水洗浄便座付きトイレ装置に適用した一実施形態に
ついて図1、図2を参照して説明する。
【0011】温水洗浄便座付きトイレ装置の全体構成を
示す図2において、1は便器、2はその便槽であり、便
器1上に温水洗浄便座3が設置されている。この温水洗
浄便座3の本体部4に便器1の洗浄水を収容するロータ
ンク8が一体的に内蔵されている。温水洗浄便座3は、
便座5とその上を覆う便蓋6を備え、それぞれ便器1上
に設置された水平姿勢と本体部4前面に沿うように立て
た起立姿勢との間で上下回動可能に構成されている。7
は便槽2内の後部に出退可能に配設された洗浄ノズルで
ある。
【0012】本体部4内の下部に配設されたロータンク
8の底面に便器1内に向けて洗浄水を排出する排水弁9
が設けられている。この排水弁9は本体部4の上部一側
外面に配設された排水コック10を操作することによっ
て開弁するように連動手段11と連結されている。ま
た、ロータンク8の側部には比較的小容量の温水洗浄用
タンク12が配設されている。この温水洗浄用タンク1
2内にはヒータ(図示せず)と温度検出器(図示せず)
が配設されて収容されている洗浄水を40℃程度の一定
温度に加熱・保温し、所要時にこの洗浄水を洗浄ノズル
7に向けて圧送するように構成されている。
【0013】本体部4内には、図1、図2に示すよう
に、圧縮機17と、暖房時に凝縮器として機能する第1
熱交換器16と、膨張弁15と、暖房時に蒸発器として
機能する第2熱交換器14とから成る暖房装置13が配
設されている。そして、第2熱交換器14は、ロータン
ク8内の洗浄水28と熱交換するようにロータンク8内
に浸漬配置され、ロータンク8の上部には圧縮機17、
空調エアと熱交換する第1熱交換器16、及びキャピラ
リチューブなどから成る膨張弁15が配設され、これら
が熱媒配管18にて順次接続されている。
【0014】また、第1熱交換器16は、上端部が本体
部4の上端部前面に配設された送風口20に接続された
風洞19内に配設されており、送風口20の背部には送
風ファン21が配設されている。
【0015】また、ロータンク8内には、洗浄水28の
氷結を防止するための加熱手段としてヒータ23が配設
されるとともに、洗浄水28の水温を検出する水温セン
サ24が配設され、検出した水温が例えば2〜4℃程度
以上になるように制御部25にてヒータ23を作動させ
て洗浄水28を加熱するように構成されている。また、
温水洗浄便座3には使用者が近づいたことを検出する検
出センサ26が配設され、その検出信号に基づいて制御
部25が圧縮機17を作動させ、暖房を開始するように
構成されている。
【0016】更に、本実施形態では、図1に示すよう
に、圧縮機17の入口と出口間に四方切換弁27が配設
され、圧縮機17で圧縮された熱媒が熱媒配管18を流
れる方向を切り替え、冷房装置に切換可能に構成されて
いる。
【0017】なお、本体部4の両側面や背面側に空気吸
込口(図示せず)が形成され、脱臭フィルタ(図示せ
ず)が配設されている。また、冷房時に蒸発器となる第
1熱交換器16の下部には結露水を受けるドレイン受け
22が配設され、溜まったドレインをロータンク8内に
排出する排水パイプが設けられている。
【0018】以上の構成によれば、洗浄水28を熱源と
して空調エアを第1熱交換器16で熱交換して温風に
し、送風口20から便座5上に座った人体に向けて吹き
出して暖房することができる。水温センサ24にて検出
した洗浄水28の水温が、例えば2〜4℃程度の所定温
度以下になったとき制御部25でヒータ23を作動さ
せ、洗浄水28を加熱することによって、洗浄水28が
冷え過ぎて氷結するのを防止し、便器1の洗浄に支障を
来すのを防止することができるとともに、ヒータ23を
必要最小限に作動させて省エルギーを達成できる。
【0019】また、四方切換弁27にて圧縮機17で圧
縮された熱媒が熱媒配管18を流れる方向を切り替える
ことにより、冷房装置に切換可能となり、暖房装置13
を設けるについて冷房装置を利用することができ、別途
に暖房装置13を設置する必要がないので、コスト低減
を図ることができる。
【0020】上記実施形態では、第2熱交換器14はロ
ータンク8の洗浄水と熱交換するようにした例を示した
が、温水洗浄用タンク12の洗浄水を用いても同様の効
果が得られる。また、その際には温水洗浄用タンク12
に配設されたヒータを加熱手段として兼用することがで
きる。
【0021】また、上記実施形態では温水洗浄便座付き
のトイレ装置に本発明を適用した例を説明したが、本発
明は便器の洗浄水を貯めるタンクだけを備えたトイレ装
置にも適用できることは改めて説明するまでもない。
【0022】
【発明の効果】本発明のトイレ用暖房装置によれば、以
上の説明から明らかなように、圧縮機と、空調エアと熱
交換する第1熱交換器と、膨張弁と、便器を洗浄する洗
浄水と熱交換する第2熱交換器と、これら圧縮機と第1
熱交換機と膨張弁と第2熱交換器に熱媒を循環させる熱
媒配管と、洗浄水を加熱する加熱手段とを備えているの
で、洗浄水を熱源として空調エアを温風にして暖房する
ことができ、かつ必要に応じて加熱手段にて洗浄水を加
熱することによって洗浄水が冷え過ぎて氷結するのを防
止し、便器の洗浄に支障を来すのを防止することができ
る。
【0023】また、便器を洗浄する洗浄水に代えて温水
洗浄便座の洗浄水を用いても良く、その場合も同様の効
果が得られるとともに、温水洗浄便座の洗浄水を温水に
するためのヒータを加熱手段として兼用することもでき
る。
【0024】また、洗浄水の温度を検出する水温センサ
と、水温センサにて検出した水温が所定温度以下になっ
たとき加熱手段を作動させる制御手段とを備えると、加
熱手段を必要最小限に作動させて省エルギーを達成でき
る。
【0025】また、圧縮機で圧縮された熱媒が熱媒配管
を流れる方向を切り替える四方切換弁を設け、冷房装置
に切換可能に構成すると、暖房装置を設けるについて冷
房装置を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレ用暖房装置の一実施形態の概略
構成図である。
【図2】同実施形態のトイレ用暖房装置を適用した温水
洗浄便座付きトイレ装置における内部の配置構成を一部
破断して示した斜視図である。
【符号の説明】
1 便器 3 温水洗浄便座 8 ロータンク 13 暖房手段 14 第2熱交換器 15 膨張弁 16 第1熱交換器 17 圧縮機 23 ヒータ(加熱手段) 24 水温センサ 25 制御部 27 四方切換弁 28 洗浄水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有川 富夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山崎 茂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D037 AD05 AD14 AD16 EA03 2D038 DA07 JB02 JF03 JH02 KA03 KA13 ZA05 3L072 AA06 AB10 AC02 AC05 AD13 AE10 AF11 3L073 AA03 AA07 AB09 AC10 AD01 3L092 AA03 AA09 BA12 CA02 DA01 DA03 EA00 EA14 FA00 FA02 FA22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、空調エアと熱交換する第1熱
    交換器と、膨張弁と、便器を洗浄する洗浄水と熱交換す
    る第2熱交換器と、これら圧縮機と第1熱交換機と膨張
    弁と第2熱交換器に熱媒を循環させる熱媒配管と、洗浄
    水を加熱する加熱手段とを備えたことを特徴とするトイ
    レ用暖房装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機と、空調エアと熱交換する第1熱
    交換器と、膨張弁と、温水洗浄便座の洗浄水と熱交換す
    る第2熱交換器と、これら圧縮機と第1熱交換機と膨張
    弁と第2熱交換器に熱媒を循環させる熱媒配管と、洗浄
    水を加熱する加熱手段とを備えたことを特徴とするトイ
    レ用暖房装置。
  3. 【請求項3】 洗浄水の温度を検出する水温センサと、
    水温センサにて検出した水温が所定温度以下になったと
    き加熱手段を作動させる制御手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1又は2記載のトイレ用暖房装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機で圧縮された熱媒が熱媒配管を流
    れる方向を切り替える四方切換弁を設け、冷房装置に切
    換可能に構成したことを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載のトイレ用暖房装置。
JP20653098A 1998-07-22 1998-07-22 トイレ用暖房装置 Pending JP2000038754A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155293A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Sharp Corp ヒートポンプ式暖房装置

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