JPH07331718A - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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JPH07331718A
JPH07331718A JP12506894A JP12506894A JPH07331718A JP H07331718 A JPH07331718 A JP H07331718A JP 12506894 A JP12506894 A JP 12506894A JP 12506894 A JP12506894 A JP 12506894A JP H07331718 A JPH07331718 A JP H07331718A
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toilet
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electronic cooling
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寛明 米久保
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朋秀 松本
Hideki Ono
英樹 大野
Motoko Toyoshima
基子 豊島
博明 ▲よし▼田
Hiroaki Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレ内で確実、かつ有効に冷房ができ、工
事も省力化することができるトイレ装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 便器9に搭載した温水洗浄便座10給水を行
う電磁弁33と、給電するスイッチング電源52と、こ
の電源より給電を行う電子冷却素子18と、電磁弁33
から給水される電子冷却素子18の放熱側に設けた放熱
交換器と、吸熱側に設けた吸熱交換器19を有し、送風
機43により冷風を吹出口22等より人体に直接吹きつ
け冷房を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレにおいて冷房を
行うトイレ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトイレ装置には、図9に
示すようなものがあった(例えば特開平6−34151
号公報)。
【0003】図9において、1はロータンクであり、ボ
ールタップ2により給水が行われ、トイレ使用者により
操作される開閉弁3により止水と放水が調節されてい
る。ロータンク1の側壁には熱電変換素子4が取りつけ
られており、その第1熱交換面5はロータンク1内の水
と熱交換を行い、第2熱交換面6は空気導管7内へ送風
機8より送られる空気流と熱交換を行っている。熱電変
換素子4は通電される電流の向きを変えることにより、
送風機8より送風される空気流を加熱・冷却できるよう
に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来のトイレ装置では、次のような課題を有して
いた。
【0005】(1)ロータンク1を第1熱交換面の熱交
換対象にしているため、熱交換量がロータンク1の容量
によって制限され、かつロータンク1内に上下温度差を
生じ熱交換効率の低下を起こし、冷房効果を損なってい
た。
【0006】(2)ロータンク1の設置場所が設置され
るトイレの状態により、高ったり、低かったり、隅であ
ったり、遠かったりして人体を有効に冷房できていなか
った。
【0007】(3)熱電変換素子へ給電する電源を特別
に設ける必要があり、工事が大変であった。
【0008】本発明は上記課題を解決するものであり、
トイレで確実、かつ有効に冷房ができ、工事も省力化す
ることができるトイレ装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の発明におけるトイレ装置は、便器に
搭載した温水洗浄便座と、この温水洗浄便座に給水を行
う給水手段と、温水洗浄便座に給電する電源手段と、こ
の電源手段より給電を行う電子冷却素子と、給水手段か
ら給水される電子冷却素子の放熱側に設けた放熱交換器
と、電子冷却素子の吸熱側に設けた吸熱交換器と、少な
くとも電子冷却素子を制御する制御器を備えて構成する
ものである。
【0010】また、本発明の第2の発明におけるトイレ
装置は、上記構成に加え人体検出手段を備え、制御器は
この人体検出手段で人体を検出して電子冷却素子への給
電と放熱交換器への通水を行って構成するものである。
【0011】また、本発明の第3の発明におけるトイレ
装置は、放熱交換器の温度を検出する温度検出手段を設
け、制御器は、この温度検出器で検出される温度が所定
値を越えた場合は、電子冷却素子への給電を停止して構
成するものである。
【0012】また、本発明の第4の発明におけるトイレ
装置は、上記構成において制御器は、電子冷却素子への
通電を停止した後、放熱交換器への通水を所定時間継続
してから通水を止めて構成するものである。
【0013】また、本発明の第5の発明におけるトイレ
装置は、温水洗浄便座の洗浄動作中も放熱交換器への通
水を行って構成するものである。
【0014】また、本発明の第6の発明におけるトイレ
装置は、上記構成に加え給水手段は、水量制御手段を備
え、放熱交換器への給水は水量制御手段以降から取って
構成するものである。
【0015】また、本発明の第7の発明におけるトイレ
装置は、上記構成において吸熱交換器として吸熱フィン
を有し、この吸熱フィンに送風する送風機と、この送風
機からの風を人体に対して吹き出す吹出口を備えて構成
するものである。
【0016】また、本発明の第8の発明におけるトイレ
装置は、この構成に加え、電子冷却素子への通電と放熱
交換器への通水を行わず送風機からの送風のみを行う選
択手段を備えて構成するものである。
【0017】また、本発明の第9の発明におけるトイレ
装置は、この構成において吹出口は温水洗浄便座の本体
で便蓋の跳ね上げ時に便蓋により隠蔽されない部分に設
けて構成するものである。
【0018】また、本発明の第10の発明におけるトイ
レ装置は、この構成において吹出口は温水洗浄便座の蓋
部に設けて構成するものである。
【0019】
【作用】上記した構成によって本発明の第1の発明にお
けるトイレ装置は、電子冷却素子の放熱交換器に給水手
段から給水を行うことにより放熱効率を高めて常に冷房
効果を高く維持し、便器に電子冷却素子を搭載すること
により人体に近い場所から有効に冷房を行い、温水洗浄
便座の給水手段と電源手段を電子冷却素子に利用するこ
とと、便器に捨て水をすることにより構成の簡素化と工
事の省力化を図っているものである。
【0020】また、本発明の第2の発明におけるトイレ
装置は、人体検出手段で人体を検出して電子冷却素子へ
の給電と放熱交換器への通水を行うことにより、電子冷
却素子の能力が限られる場合でも、便器に人が近づいた
ら、いち早く冷却を開始し蓄冷して使用時の冷房効果を
高めることができるものである。
【0021】また、本発明の第3の発明におけるトイレ
装置は、温度検出器で検出される温度が所定値を越えた
場合は、電子冷却素子への給電を停止し、断水時や異常
時に電子冷却素子の損傷を防ぎ、安全を保つことができ
るものである。
【0022】また、本発明の第4の発明におけるトイレ
装置は、電子冷却素子への通電を停止した後、所定時
間、放熱交換器への通水を継続してから通水を止めるこ
とにより、十分に電子冷却素子を冷却し、温度歪みによ
る電子冷却素子の耐久性の劣化を防止するものである。
【0023】また、本発明の第5の発明におけるトイレ
装置は、温水洗浄便座の洗浄動作中も放熱交換器への通
水を行い、温水洗浄便座の使用水量が少なく水道メータ
が動作しない、不感水量域での使用を防止するものであ
る。
【0024】また、本発明の第6の発明におけるトイレ
装置は、水量制御手段により、放熱交換器への給水を水
圧レベルや変動に関係なく一定とし、放熱交換能力を保
つものである。
【0025】また、本発明の第7の発明におけるトイレ
装置は、送風機からの冷風を人体に対して吹き出すこと
により、人体へのスポット冷房を可能とし、電子冷却素
子の能力が小さい場合でも、冷房効果を有効に発揮でき
るものである。
【0026】また、本発明の第8の発明におけるトイレ
装置は、送風機から送風のみを行うことにより、冷風を
必要としない状況時の良好な体感の維持と、電子冷却素
子の消費電力の低減と、放熱交換器への給水の節水を実
現するものである。
【0027】また、本発明の第9の発明におけるトイレ
装置は、吹出口は温水洗浄便座の本体で便蓋により隠蔽
されに設けることにより、臀部から背部等、特に用便時
に肌を露出する部分に有効に冷却風を送り、冷房効果を
高めることができるものである。
【0028】また、本発明の第10の発明におけるトイ
レ装置は、この構成において吹出口は温水洗浄便座の蓋
部に設けることにより、背部を中心に送風を行い、特に
用便時に肌を露出する部分に有効に冷却風を送り、冷房
効果を高めることができるものである。
【0029】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0030】図1において、便器9には温水洗浄便座1
0が搭載されており、この温水洗浄便座10に給水を行
う給水手段として水道11とこれから分岐した給水管1
2が、また温水洗浄便座10に給電する電源手段として
商用電源13が設けられ、漏電ブレーカ14を介して給
電が行われている。温水洗浄便座10は、本体15と、
便座16と、便蓋17より成っており、本体15内には
後述する電子冷却素子18と、給水管12から給水され
る電子冷却素子18の放熱側に設けた放熱交換器19
と、吸熱側に設けた吸熱交換器である吸熱フィン20
と、少なくとも電子冷却素子を制御する制御器21が内
設されている。また、本体15の便蓋の跳ね上げ時に隠
蔽されない部分に吹出口22が、便蓋17には吹出口2
3、24、25が設けられており、吹出口22は人体の
臀部から背部を中心に、吹出口23、24は背部を中心
に、また吹出口25は頭部を中心に、冷風あるいは風の
みを送ることができる。また、この温水洗浄便座10や
電子冷却素子18の制御指示は、壁に取りつけたワイヤ
レスリモコン26と、本体15の袖部に設けた本体操作
部27により行う。また、便器9の背部には便器9の洗
浄水を供給するロータンク28が設けられている。
【0031】各吹出口22、23、24、25から人体
への冷風あるいは風のみの送風は、着座時においては、
図2に示すごとく行われる。
【0032】図3に本実施例の構成の系統図を示す。給
水経路系は、水道11からロータンク28の止水栓29
を経て、給水管12の途中に設けた温水洗浄便座10の
止水栓30、フィルター31、逆止弁32、を通り流路
を開閉する電磁弁33に連結される。この電磁弁33か
ら温水洗浄便座10系は、1次側の圧力を減圧し2次側
の圧力を一定に保つ水量制御手段である減圧弁34、給
水加圧と回転数制御により流量調節を行うポンプ35、
内部にヒータ36を有した貯湯タンク37、肛門洗浄と
ビデ洗浄を切り替える止水機能を有した切換弁38、ノ
ズルユニット39が連結されている。
【0033】電子冷却素子18は、この場合ビスマスー
テルル系の半導体素子を用いており、その放熱側の放熱
交換器19は水冷式であって、放熱交換器19へは減圧
弁34の2次側から分岐した通水管40に設けた通水電
磁弁41を経て給水が行われる。
【0034】放熱交換器19を水冷式としかつ流水式で
構成することにより、空冷式や水冷式でも自然対流式と
比較し、熱交換効率の飛躍的向上と、これに伴う構成の
コンパクト化が図れている。
【0035】また、放熱交換器19に対し空気だまりを
なくすため、通水管40は下部から入り上部に抜けるよ
うに構成され、熱交換を終えた水は便器9内に捨てられ
る。
【0036】このように、温水洗浄便座の10の給水系
統を電子冷却素子18の放熱交換器19の冷却系に利用
することにより、放熱交換効率の向上と、特別にフィル
ター31や逆止弁32、電磁弁33、減圧弁34を設け
ることなく、部品の共用化が図れる利点を有している。
【0037】放熱交換器19には温度検出器42が設け
られ、断水時や異物が通水管や通水電磁弁41に詰まっ
た場合、また吸熱負荷の増大に伴う温度上昇時等に、所
定値を越えたことを検出し、電子冷却素子18等への給
電を停止する手段として機能している。
【0038】電子冷却素子18の吸熱側は吸熱フィン2
0が設けられていて、この吸熱フィン20に対し送風機
43から送風ができるように構成されている。また、吸
熱フィン20にはフィン温度検出器44が設けられ、吸
熱フィン20の異常温度上昇や、設定値を越えた温度低
下を検出し、電子冷却素子18等への給電を停止する手
段として機能している。また、吸熱フィン20の出口に
は、風温検出器45が設けられており、電子冷却素子1
8の能力制御や送風機43の回転数制御に利用されてい
る。吸熱フィン20の下付にはドレインパン46が設け
られており、ドレインチューブ47を経て、便器9内に
ドレイン水が排水できるようになっている。
【0039】また温水洗浄便座10はこの他、乾燥機能
部48、脱臭機能部49、トイレ暖房機能部50等を有
している。そして、ワイヤレスリモコン26あるいは本
体操作部27の指示により温水洗浄便座10の各機能
や、冷房機能、送風機能が指示できる。ワイヤレスリモ
コン26の指示は本体受光部51で、赤外線信号として
取り込まれる。電気制御にかかわる部分は制御器21に
より制御され、この制御器21には、電源手段として直
流を得るスイッチング電源52が設けてあり、小さい体
積で、大電流を要する電子冷却素子18始め冷房機能
部、また温水洗浄便座の直流を要する部分に給電を行っ
ている。このため、電子冷却素子18は温水洗浄便座1
0とスイッチング電源52や漏電ブレーカ14、また電
気配線系統等を共有でき、構成の合理化と工事の省力化
が図れる。
【0040】便座16には人体検出手段として着座スイ
ッチ53が設けられており、着座していない時の誤操作
による、ノズルユニット39の洗浄水の噴射の防止や、
電子冷却素子18系への通電開始、停止の役割を果たし
ている。
【0041】図4に電子冷却素子18部の詳細を示す。
放熱交換器19は、2枚のステンレス板金を溶接し、内
部に曲がりくねった流路が形成され、外表面に温度検出
器42がねじ止めされている。吸熱フィン20はアルミ
二ウムで構成され、図4のように縦方向に溝が形成さ
れ、ドレイン水が落下しやすくなっている。また、吸熱
フィン20は樹脂で構成され防露を図った風路54内に
設けられており、吸熱フィン20の背面部55において
放熱交換器19と、電子冷却素子18をねじ56で締め
上げ圧着している。ねじ56は電子冷却素子19の熱膨
張・収縮を吸収できるように、ばね座金を介して螺着さ
れている。また、ねじ56は放熱交換器19と吸熱フィ
ン20間の熱伝導を低減するため、熱伝導性の低いステ
ンレスや樹脂製のものが使用されている。
【0042】また、吸熱フィン20は背面部55が他部
より相当厚肉に構成されており、蓄冷効果が出せるよう
に工夫されている。更に、電子冷却素子18よりも放熱
交換器19および吸熱フィン20とも大きく構成されて
いて、ねじ56で締め上げた場合、放熱交換器19およ
び吸熱フィン20のたわみも熱膨張・収縮を吸収する一
助とするとともに、比較的脆弱な電子冷却素子18に直
接外力が働いて破損することを防止している。
【0043】図5にワイヤレスリモコン26の詳細を示
す。温水洗浄便座10の機能として、お尻洗浄スイッチ
57、ビデ洗浄スイッチ58、これらお尻洗浄スイッチ
57とビデ洗浄スイッチ58による洗浄を止める止めス
イッチ59、入り切りを兼ねた乾燥スイッチ60と暖房
スイッチ61が設けられている。そして冷却機能として
涼風スイッチ62が設けられており、冷房モードの時
は、アップスイッチ63とダウンスイッチ64により温
度の高低と風量の高低が選択できるようになっている。
このアップスイッチ63とダウンスイッチ64は、モー
ド選択スイッチ65により各モードに対応した変更がで
きるようになっている。すなわち、モードスイッチ65
を押すことにより、冷房の風温設定モードから風量設定
モード、また洗浄の流量設定モード、乾燥の温温設定モ
ードに順次切り変わるようになっている。どのモードに
いるかは表示部66に表示される。
【0044】冷房設定温度の初期値は後述する本体側で
プリセットした温度となっているが、アップスイッチ6
3を1回押すとやや高めの温度となり、もう1回押すと
送風機43による風だけの通風モードとなる。また、ダ
ウンスイッチ64を1回押すとやや低めの温度となり、
更にもう1回押すと、一番低い温度となる。これらの状
態を変えたい場合は、アップスイッチ63とダウンスイ
ッチ64の操作により1段階ごとに温度が変更できる。
またモードスイッチ65の選択により、冷房の風量の変
更もできる。風温と同様に、風量は通常は中位の風量で
吹き出されるが、モード選択スイッチ65で冷房の風量
モードを選択し、アップスイッチ63あるいはダウンス
イッチ64を操作することにより、風量が変更できる。
これらのモード選択や、段階調節はすべて表示部66に
表示が行われ、使用者が容易に判別できるように工夫さ
れている。このワイヤレスリモコン26で指示、変更さ
れた内容は発光部67から赤外線信号として、温水洗浄
便座10の本体側に送られる。
【0045】温水洗浄便座10の本体15の袖部に設け
た本体操作部27は、図6に示すように構成されてい
る。温水洗浄便座10の機能としては、お尻洗浄スイッ
チ68、ビデ洗浄スイッチ69、止めスイッチ70、温
水37の沸き上げ温度プリセットボリューム71、便座
16の暖房温度プリセットボリューム72が設けられて
いる。また、冷房機能としては、冷房温度のプリセット
ボリューム73、着座スイッチ53に連動した、電子冷
却素子18への給電と放熱交換器19への通水を行う
か、風だけの送風に限るかを選択する選択手段として涼
風選択器74が設けられている。涼風選択器74とプリ
セットボリューム73は、この実施例では別々に設けて
いるが一緒に構成することも可能であり、また風量プリ
セットを別設して設けることも容易に考えられる。
【0046】これら本体操作部27に設けたプリセット
機能部以外のスイッチ類は、ワイヤレスリモコン26の
電池切れなどの場合に、本体側での操作を可能とするも
のである。
【0047】図7に本実施例の要部の制御ブロック図を
示す。今までの説明に出てこない部分を重点的に説明す
ると、給電制御部75は冷房温度のプリセットボリュー
ム73でのプリセット値あるいはこの温度をアップスイ
ッチ63、ダウンスイッチ64により変更した値と、風
温検出器45の検出温度を比較して温度偏差に応じて電
子冷却素子18の能力制御を行う制御部である。
【0048】また、通水制御部76は涼風選択器74で
電子冷却素子18の使用が選択されている場合に、使用
者が着座し着座スイッチ53が入ったら、通水電磁弁4
1を開成するとともに、涼風スイッチ62で利用の停止
が指示された場合、通水維持部77に従い開成を維持す
る制御部である。また、送風機制御部78は風量スイッ
チ63、64での設定風量に応じて送風機43の回転数
を制御する制御部である。
【0049】また、停止制御部79はフィン温度検出器
44、温度検出器42で検出される温度が所定値を越え
た場合、電子冷却素子18への通電を停止するととも
に、表示器66にその旨を表示する制御部である。
【0050】以上のような構成において次に本実施例の
動作を説明する。なお、本実施例の動作の要部は図8の
フローチャートのようになっている。
【0051】商用電源13に漏電ブレーカー14を差し
込み電源セットを行うと、温水洗浄便座機能と冷房機能
が使用可能になる。使用者が便座16に着座すると着座
スイッチ53がオンとなる。涼風選択器74で「冷」側
が選択されている場合は、着座スイッチがオンすると電
磁弁33と通水電磁弁41が開成され、放熱交換器19
への給水と電子冷却素子18に給電が開始される。吸熱
フィン20のフィン温検出器44で検出される温度が所
定の温度範囲内にあり、熱すぎも、冷たすぎもしない状
態では、給水と給電が続行される。また、放熱交換器1
9の温度検出器42で検出される温度が所定の温度範囲
内にあり熱すぎない状態では、給水と給電が続行され
る。こうして吸熱フィン20の温度は徐々に下がり蓄冷
が行われる。ここで使用者が涼風スイッチ62を押すと
送風機43の運転が開始され、予め設定された風量で風
が送られ、冷房が行われる。使用者がモードスイッチ6
5とアップスイッチ63、ダウンスイッチ64を操作し
て風量設定を変えた場合は、その設定風量に従った回転
数に送風機43の回転が変更される。そして、冷房温度
のプリセットボリューム73で設定された温度と風温検
出器45で検出される温度が比較され、電子冷却素子1
8への給電量が調節される。使用者がモードスイッチ6
5とアップスイッツチ63、ダウンスイッチ64を操作
して風温設定を変えた場合は、その設定温度と風温検出
器45で検出される温度が比較され電子冷却素子18へ
の給電量が調節される。そして吹出22、23、24、
25からは使用者の体に直接冷風が当たり、少ない電子
冷却素子18の能力で有効な冷房ができる。
【0052】負荷が大きく電子冷却素子18の能力で十
分な冷風が得られない場合は、表示部66にその旨表示
が行われる。使用者が涼風スイッチ62を再び押して冷
房の停止を指示すると、送風機43の運転は停止され
る。しかし使用者が立ち上がり着座スイッチ53がオフ
しない限りは、電子冷却素子18への給電と放熱交換器
19への給水は続行される。これは、再び涼風スイッチ
62を押して冷房を要求された時に、設定に従った温度
を早く得るためである。
【0053】使用者が便座16から立ち上がり、着座ス
イッチ53がオフすると自動的に電子冷却素子18への
給電が停止され、所定時間をおいてからまず電磁弁33
が続いて通水電磁弁41が停止される。所定時間をおい
てから通水を停止するのは、特に放熱交換器19側の温
度上昇を防ぎ、電子冷却素子18を十分に冷し、耐久性
の向上を図るためである。また、電磁弁33を止めてか
ら通水電磁弁41を止めるのは使用停止時に貯湯タンク
37に過大な圧力がかかることを防止するためである。
【0054】使用者が涼風スイッチ62を再び押すこと
なく便座16から立ち上がった場合は、送風機43を止
め、次に電子冷却素子18、続いて所定時間をおいて通
水電磁弁41を停止する。このため、使用者の涼風スイ
ッチ62の止め忘れに対処することができる。
【0055】フィン温検出器44あるいは温度検出器4
2で検出される温度が所定の温度範囲内を越えた場合
は、電子冷却素子18への給電を止め、表示部66にそ
の旨の表示を行い、所定時間経過後に電磁弁33と通水
電磁弁41を停止する。
【0056】涼風選択器74で風のみが設定されている
場合は、涼風スイッチ62を使用者がオンすると送風機
43が設定された風量に従った回転数で運転され、吹出
22、23、24、25からは使用者の体に直接風だけ
が当たるようになっている。このため、体調や周囲温
度、また季節によって特に冷たい温度を要求しないとき
は、使用者は風を体に当てて涼風感を得ることができ
る。
【0057】また、風量については、使用者がモードス
イッチ65とアップスイッチ63、ダウンスイッチ64
を操作して風量設定を変えた場合は、その設定風量に従
った回転数に送風機43の回転が変更される。この風だ
けのモードについても、涼風スイッチ62を再び押すと
送風は止められるが、使用者が便座16から立ち上がり
着座スイッチ53がオフとなっても自動的に送風は停止
できる。
【0058】冷房の使用と他の温水洗浄便座10の機能
の併用については、洗浄機能と併用ができる。特にこの
場合は涼風スイッチ62が押されていなくても電磁弁3
3が開成すると通水電磁弁41が開成され、放熱交換器
19を通って便器9内に捨て水が行われ、洗浄水が少な
い場合に発生する、水道メーターの不感水量を下回るこ
とを防止している。特に、涼風選択器74で冷風も指示
されている時は、電子冷却素子18へも給電が行われ、
放熱フィン20に蓄冷が行われる。無論、涼風スイッチ
62が押され冷風の供給が指示された場合は、通常の冷
房運転が並行で行われる。
【0059】上記実施例では、電子冷却素子18の吸熱
側は、吸熱フィン20を有し送風機43で風を送る形式
であったが、この吸熱側を輻射冷却型としたり伝導冷却
型とする形式、またこれらの任意の組合せとする形式も
他の実施例として有りうる。ただし、送風による形式、
あるいは送風を主として他の方式を組み合わせる形式
は、電子冷却素子18を機能させず、風のみによる涼風
感も得ることができる利点を有している。
【0060】また、給水手段は上記実施例では、水道1
1から取水する方式を例に挙げたが、ロータンク等から
ポンプで水を汲み上げる方式でもよい。
【0061】また、上記実施例では電磁弁33以降から
放熱交換器18への取水を行ったが、電磁弁33と通水
電磁弁41を並列に設けても良い。この場合、減圧弁3
4等の水量制御手段は通水電磁弁側にも設けたほうが安
定した流量が得られる。
【0062】また、人体検出手段は上記実施例では、着
座スイッチ53を用いたが、便器に使用者が近付いたこ
とを赤外線等を利用して非接触で検出する方法や、トイ
レのドアに検出手段を設ける方法等、様々な方法が考え
られる。
【0063】また、電子冷却素子18はビスマスーテル
ル系の以外にもゲルマニウムーシリコン系、鉄ーシリコ
ン系、亜鉛ーアンチモン系等各種のものがありうる。
【0064】また、電源は商用電源以外にもバッテリー
電源や自家用電源等がありえ、直流化もスイッチング電
源の他トランス式でもよい。また直流電源も温水洗浄便
座の直流変換器と兼ねる方法以外にも、冷房機能専用に
直流変換器を設けても良い。
【0065】また、水量制御手段は減圧弁34以外に
も、定流量弁や流量センサーと弁を組み合わせたもの、
また流量制御ができるポンプであってもよい。
【0066】また、冷房と風の選択手段は上記実施例の
ように切替スイッチ式以外にも、冷房温度設定の最高値
部分を風のみのモードにするなど各種の方法が考えられ
る。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明は、便器に搭載した
温水洗浄便座と、この温水洗浄便座に給水を行う給水手
段と、温水洗浄便座に給電する電源手段と、この電源手
段より給電を行う電子冷却素子と、給水手段から給水さ
れる電子冷却素子の放熱側に設けた放熱交換器と、電子
冷却素子の吸熱側に設けた吸熱交換器と、少なくとも電
子冷却素子を制御する制御器を備えているため次のよう
な効果を有する。
【0068】(1)電子冷却素子の放熱交換器に給水手
段から給水を行うことにより、流水によって常に放熱効
率を高く保ち冷房効果を良好な状態に維持できるととも
に、人体に近い便器に電子冷却素子を搭載することによ
り、使用時に人体への冷房効果が有効に行え、かつ温水
洗浄便座の給水手段と電源手段を電子冷却素子に利用
し、放熱交換器で熱交換を終えた給水を便器に捨てるこ
とにより構成の簡素化と工事の省力化が図れる。
【0069】(2)人体検出手段で人体を検出して電子
冷却素子への給電と放熱交換器への通水を行うことによ
り、電子冷却素子の能力が限られる場合でも、便器に人
が近づいたら、いち早く冷却を開始し蓄冷して使用時の
冷房効果を高めることができる。
【0070】(3)温度検出器で検出される温度が所定
値を越えた場合は、電子冷却素子への給電を停止し、断
水時や異常時に電子冷却素子の損傷を防ぎ、安全を保つ
ことができる。
【0071】(4)電子冷却素子への通電を停止した
後、所定時間、放熱交換器への通水を継続してから通水
を止めることにより、十分に電子冷却素子を冷却し温度
歪みによる電子冷却素子の耐久性の劣化等が防止でき
る。
【0072】(5)温水洗浄便座の洗浄動作中も放熱交
換器への通水を行い、温水洗浄便座の使用水量が少なく
水道メータが動作しない、不感水量域での洗浄水の使用
が防止できる。
【0073】(6)温水洗浄便座の水量制御手段によ
り、温水洗浄便座自身への給水の安定化に加え、放熱交
換器への給水を水圧レベルや変動に関係なく一定とし、
放熱交換能力を保つことができる。
【0074】(7)送風機からの冷風を人体に対して吹
き出すことにより、人体へのスポット冷房を可能とし、
電子冷却素子の能力が小さい場合でも、冷房効果を有効
に発揮できる。
【0075】(8)送風機からの送風のみを行うことに
より、冷風を必要としない状況時に、良好な体感の維持
と、電子冷却素子の消費電力の低減及び放熱交換器への
給水の節水を実現できる。
【0076】(9)吹出口は温水洗浄便座の本体で便蓋
の跳ね上げ時に便蓋により隠蔽されない部分に設けるこ
とにより、臀部から背部等、特に用便時に肌を露出する
部分に有効に冷却風を送り、冷房効果を高めることがで
きる。
【0077】(10)吹出口を温水洗浄便座の蓋部に設
けることにより、背部等、特に用便時に肌を露出する部
分に有効に冷却風を送り、冷房効果を高めることができ
るとともに、男子小用時など立位での使用時において
も、腹部等に涼風を有効に送風できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるトイレ装置の斜視図
【図2】同トイレ装置の使用例を示す側面図
【図3】同トイレ装置の給水系及び電気系の系統図
【図4】(a)同トイレ装置に用いた電子冷却素子周辺
の左側面図 (b)同トイレ装置に用いた電子冷却素子周辺の正面図 (c)同トイレ装置に用いた電子冷却素子周辺の右側面
【図5】同トイレ装置に用いたワイヤレスリモコン正面
【図6】同トイレ装置に用いた本体操作部の上面図
【図7】同トイレ装置の要部制御ブロック図
【図8】同トイレ装置の要部フローチャート
【図9】従来のトイレ装置の一部切欠き側面図
【符号の説明】
9 便器 10 温水洗浄便座 11 水道(給水手段) 13 商用電源(電源) 15 本体 17 便蓋 18 電子冷却素子 19 放熱交換器 20 吸熱フィン(吸熱交換器) 21 制御器 22、23、24、25 吹出口 34 減圧弁(水量制御手段) 43 送風機 53 着座スイッチ(人体検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊島 基子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 ▲よし▼田 博明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器に搭載した温水洗浄便座と、前記温水
    洗浄便座に給水を行う給水手段と、前記温水洗浄便座に
    給電する電源手段と、前記電源手段より給電を行う電子
    冷却素子と、前記給水手段から給水される前記電子冷却
    素子の放熱側に設けた放熱交換器と、前記電子冷却素子
    の吸熱側に設けた吸熱交換器と、前記電子冷却素子を制
    御する制御器を備えたトイレ装置。
  2. 【請求項2】人体検出手段を備え、制御器は前記人体検
    出手段で人体を検出して電子冷却素子への給電と放熱交
    換器への通水を行った請求項1記載のトイレ装置。
  3. 【請求項3】放熱交換器の温度を検出する温度検出手段
    を設け、制御器は前記温度検出器で検出される温度が所
    定値を越えた場合に、電子冷却素子への給電を停止した
    請求項1記載のトイレ装置。
  4. 【請求項4】制御器は、電子冷却素子への通電を停止し
    た後、放熱交換器への通水を所定時間継続してから通水
    を止めた請求項1記載のトイレ装置。
  5. 【請求項5】温水洗浄便座の洗浄動作中も放熱交換器へ
    の通水を行った請求項1記載のトイレ装置。
  6. 【請求項6】給水手段は水量制御手段を備え、放熱交換
    器への給水は水量制御手段以降から取った請求項1記載
    のトイレ装置。
  7. 【請求項7】吸熱交換器として吸熱フィンを有し、前記
    吸熱フィンに送風する送風機と、前記送風機からの風を
    人体に対して吹き出す吹出口を備えた請求項1記載のト
    イレ装置。
  8. 【請求項8】電子冷却素子への通電と放熱交換器への通
    水を行わず送風機からの送風のみを行う選択手段を備え
    た請求項7記載のトイレ装置。
  9. 【請求項9】吹出口は温水洗浄便座の本体で、便蓋の跳
    ね上げ時に便蓋により隠蔽されない部分に設けた請求項
    7記載のトイレ装置。
  10. 【請求項10】吹出口は温水洗浄便座の蓋部に設けた請
    求項7記載のトイレ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108678111A (zh) * 2018-07-05 2018-10-19 浙江欧琳生活健康科技有限公司 一种具有吹风功能的智能马桶

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CN108678111A (zh) * 2018-07-05 2018-10-19 浙江欧琳生活健康科技有限公司 一种具有吹风功能的智能马桶

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