JPH02124555A - フイルムキヤリア - Google Patents

フイルムキヤリア

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Publication number
JPH02124555A
JPH02124555A JP15901688A JP15901688A JPH02124555A JP H02124555 A JPH02124555 A JP H02124555A JP 15901688 A JP15901688 A JP 15901688A JP 15901688 A JP15901688 A JP 15901688A JP H02124555 A JPH02124555 A JP H02124555A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
notch
mask
opening
detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP15901688A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Imamura
孝 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH02124555A publication Critical patent/JPH02124555A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィルム上の画像を感光材料へ焼付ける場合に
用いるフィルムキャリアに関する。
〔背景技術〕
一般的にネガフィルムの現像後に画像を印画紙へ焼付け
る場合にフィルムキャリアが用いられている。
このフィルムキャリアへ送られるネガフィルムは、あら
かしめ焼付が可能な画像の側面にノツチが形成され、フ
ィルムキャリアによる焼付の前工程でこのノツチへの検
出ピンの入り込み有無によって画像の焼付可否が判断さ
れる。
ところが、この検出ピンによる焼付可否の判断位置と、
焼付位置が離れているので、数コマの画像を有する比較
的短尺のネガフィルムでは検出ピンと焼付位置との間に
フィルムが跨がらず、検出できない。また制御装置の記
憶容量も多い。
本発明は上記事実を考慮し、短尺のフィルムであっても
確実にノツチの検出が可能なフィルムキャリアを得るこ
とが目的である。
〔発明の概要及び作用〕
本発明に係るフィルムキャリアは、アッパマスクとロア
マスクとを備えてフィルム焼付に用いられるフィルムキ
ャリアであって、フィルム側面に対応しフィルム側面を
押圧する状態で配置され、フィルム側面に形成されるノ
ツチへ入り込んでフイルム位置を検出する検出手段が、
焼付位置にある画像駒の側面に対応し、かつ焼付位置で
あるフィルム停止位置の手前でノツチを検出するように
配置されることを特徴としている。
このように本発明では、焼付位置にあるフィルムがその
焼付のための停止位置の手前でノツチが検出されるので
短尺のフィルムであってもノツチが確実に検出される。
〔発明の実施例〕
第1図〜第9図に示される如く本実施例に係るフィルム
キャリア10は固定的に配置される台座12に対して開
閉手段としての開閉アーム14及びアッパマスクホルダ
16が旋回して開放し、ネガフィルム18をその幅方向
(矢印F方向)又は長手方向に送り込んでフィルム搬送
路A及び光軸P上の焼付位置へ対応させることができる
ようになっている。以下に上記各部品ごとに構成を説明
する。
(台座12及びその関連部品) 台座12は写真焼付装置(図示省略)へ固定される固定
座20(第5.6図参照)を覆うようにこの固定座20
へ取付けられており、前面には操作ボタン21が配置さ
れている。
第4.8図に示される如く光軸Pの上流側及び下流側に
はそれぞれ搬送ローラ22.24が設けられ、搬送され
るネガフィルム18の裏面(下面)に対応して配置され
ている。これらの搬送ローラ22.24は接触用大径部
22A、22B及び24A、24Bが設けられてフィル
ム両側端への接触用となっている。
またこれらの搬送ローラ22.24はそれぞれ回転軸2
6.28へ固着されており、平面的に見てフィルム搬送
路Aと直角方向に配置されている。
これらの回転軸26.28は搬送ローラ22.24の軸
長W(第8図)に比べてかなり長くなっており、回転軸
26の奥側端部は軸受3oで、手前側端部は軸受32で
台座12へそれぞれ軸支されている。また回転軸28の
奥側端部は軸受34で、手前側端部は軸受36で台座1
2へそれぞれ軸支されている。
軸受30と搬送ローラ22との間には回転軸26ヘプー
リ38が、軸受34と搬送ローラ24との間にはプーリ
4oがそれぞれ固着されており、これらのプーリ38.
40間へタイミングベルト42が掛は渡されている。こ
れによって回転軸26.28は軸方向に見て同一回転方
向でかつ同一回転数で回転されるようになっている。
ブーIJ40と搬送ローラ24との間にはプーリ44が
固着されており、タイミングベルト46の一部が巻掛け
られている。このタイミングベルト46の他の一部はプ
ーリ48へ巻掛けられており、このプーリ48はモータ
5oの出力軸52へ連結されている。このモータ5oは
ブラケット54を介して台座12へ搭載されている。
このためモータ50はその回転力をタイミングベルト4
6.42を介して回転軸26.28へ伝え、搬送ローラ
22.24を第5図時計方向に回転させ、フィルム搬送
路A上のネガフィルム18へ搬送力を与えるようになっ
ている。
モータ50は台座12へ取りつけられるモータカバー5
5(第1図〜第3図)で覆われている。
なお搬送ローラ22の下流側にはガイドプレート58が
取付けられており、ネガフィルム18の幅寸法に対応し
た溝60を有し、焼付位置から送り出されるネガフィル
ム18を案内するようになっている。
(ロアマスク64及びその関連部品) 第5図に示される如くフィルム搬送路Aの下方には台座
12ヘロアマスク64が搭載されている。
このロアマスク64は第8図に示される如く薄肉の板材
であり、中央部に立設される案内壁66の反対側へ第1
マスク開ロ68と第2マスク開ロア0とがそれぞれ貫通
されている。−例として第1マスク開ロ68はレギュラ
ーサイズ(24X36mm)のフィルムの画像に対応し
、第2マスク開ロア0はハーフサイズ(18X24mm
)の画像の大きさに対応するようになっている。
なおこの第1マスク開ロ68、第2マスク開ロア0はそ
の開口部の上流側及び下流側にテーパ面72を有してフ
ィルムの引掛かりを防止している。
またこのテーパ面72の裏面はテーパ面72と逆方向の
テーパ面74(第5図)とされており、このテーパ面7
4の最大直径部に対応する開口アロが台座12に形成さ
れている。
ロアマスク64ば長手方向両端部に案内壁78.80が
立設されている。この案内壁78.80はそれぞれ案内
壁66との間がフィルムの案内溝を構成するようになっ
ている。また案内壁78.80には矩形溝82がそれぞ
れ形成され、この矩形溝82の中には位置決めピン86
.88を吸着するためのマグネットが接着されている。
この矩形溝82の底面からは円孔84がロアマスク64
の表裏を貫通している。これらの円孔84ば台座12か
ら構成される装置決めピン86.88の挿入用となって
いる。すなわちロアマスク64は第4図に示される状態
から持ち上げて位置決めピン86.88から抜き出し、
案内壁66を中心に反転させた後に再び円孔84を位置
決めピン86.8日へ挿入すれば第2マスク開ロア0が
光軸Pに対応するようになっている。
この場合第6図に示される如く第2マスク開ロア0付近
にはロアマスク64の裏面に凹部90が設けられており
、台座12へ取(=jげられるリミットスイッチ92の
検出アーム94が対応するようになっている。このリミ
ットスイッチ92ば第1マスク開ロ68が光軸Pに対応
した場合に検出アム94が凹部90内へ入り込んでおり
、ロアマスク64を反転させて第2マスク開ロア0を光
軸Pに対応し“た場合にはロアマスク64の裏面が検出
アーム94をリミットスイッチ92へ押し込んでこの反
転状態を検出できるようになっている。
第4図及び第8図に示される如く第1マスク開ロ68が
搬送ローラ22と24との間に対応して光軸Pと同軸的
に配置された状態では、第2マスク開ロア0は大径部2
2B、軸受32間の回転軸26と大径部24B、軸受3
6間の回転軸28との間に配置されるようになっている
。このため搬送ローラ22と搬送しJ−ラ24とを第1
マスク開ロ68にできるだけ接近した配置にしてネガフ
ィルム18の送りを確実にすることができる。
すなわち回転軸26.28の軸長を短かくし、軸受32
.36を搬送ローラ22.24に接近した状態で回転軸
26.28を台座12へ軸支させると、この軸受32.
36をロアマスク64と充分に離して焼付位置の上流側
及び下流側へ移動させた配置にする必要があり、搬送ロ
ーラ22.24間の間隔が長くなる不具合を有すること
になるが、本実施例はこれを解消している。
(ノツチ検出機構及びその関連部品) 第4図及び第8図に示される如くロアマスク64には台
座12への取付は状態で光軸Pの若干量だけ手前側(上
流側)に配置されるようにフィルム搬送路Aを挾んで一
対の長孔202.203が貫通形成されている。これら
の長孔202.203はその長手方向がフィルム幅方向
とされており、一部が案内壁78と案内壁66へ、他の
一部が第1マスク開ロ68へ接近する状態となっている
これらの長孔202.203へは第8図に示されるフィ
ルム位置検出手段である検出ピン204.206がそれ
ぞれ挿入されている。これらの検出ピン204.206
ば検出レバー208.210の先端へそれぞれ固着され
ている。これらの検出レバー208.210は長手方向
がフィルム搬送路Aと平行になっているが、光軸P方向
に見て(すなわち平面図で)第1マスク開ロ68内へ突
出することなく迂回しており、焼付の妨げにならないよ
うな配置である。これらの検出レバー208.210の
中間部にそれぞれ軸支ピン212が固着されており、軸
受214を介して台座12へ軸支されている。
検出レバー208.210は第9図に示される如く検出
ピン204.206の反対側の中間部において略I1字
状に屈曲して回転軸28と干渉しないようになっており
、先端部はさらに屈曲したスI・ライ力208A、21
0Aとなっている。これらのストライカ208A、21
0Aは台座12へ取付けられるセンサ216.218と
対応しており、検出レバー208.210の動きを検出
できるようになっている。
すなわちストライカ208A、210Aは台座12との
間に引張コイルばね220.222がそれぞれ取付けら
れ、検出ピン204.206がフィルム搬送路A内へ入
り込む方向に付勢されている。このためフィルム搬送路
A上をネガフィルム18が搬送されると、このネガフィ
ルム18の画像18Aに対応して形成されるノツチ1B
B内へ入り込んでこれを検出できるようになっている。
詳しく説明するとこのノツチ1BBは図示しない前工程
において画像18Aが焼付に適したものである場合には
ノツチ1BBが画像18Aの長手方向中央部に対応して
形成されているので、検出ピン204又は検出ピン20
6がこのノツチ18B内へ入り込んでこれを検出し、露
光が行われるようになっている。このノツチ検出はフィ
ルム停止位置である光軸Pよりも若干手前(上流)で行
われるので、画像18Aが光軸Pへ一致される前にこの
画像18Aの焼付可否が決定される。
従って検出ピン204又は検出ピン206でノツチ1B
Bが検出された後にさらに若干だけネガフィルム18が
搬送された後で停止されるので、ノツチ検出位置で搬送
を急激に停止させる必要はなく、高速搬送が可能である
。またこの検出ピン204.206と光軸位置とのフィ
ルム搬送方向のずれは、ネガフィルム18へ形成される
ノツチ1BBのフィルム長手方向の最大誤差よりも太き
(されている。このためノツチ1BBが検出されるのは
必ず光軸Pの手前となり、ノツチ検出後にネガフィルム
1日を戻す必要はない。
さらに、検出ピン204.206が焼付位置で停止する
直前の画像コマに対応しているので、制御装置はこれら
の検出ピンによるノツチ検出後にこの画像が焼付位置で
停止する迄の短い範囲(フィルムの1コマ長さ以内)の
記憶をするのみでよい。これに対してノツチ検出を焼付
位置の数コマ上流で行う場合にはこれに応じた大きな記
憶容量が必要になる。
一方第2マスク開ロア0に対応して案内壁66と案内壁
80にも長孔224.226が形成されている。これら
の長孔224.226も長孔202.203と同様な形
状であり、一部がフィルム搬送路A内へ入り込んでいる
。またこれらの長孔224.226は第4図に示される
如く第1マスク開ロ68が光軸Pと対応した場合には光
軸Pの若干量だけ下流側に配置されている。このためこ
のロアマスク64を第8図の上方に持ち上げて第1マス
ク開ロ68と第2マスク開ロア0とを交換するように1
80°旋回して第2マスク開ロア0を光軸Pに一致させ
ると長孔224.226とが検出ピン204.206と
へそれぞれ対応されるようになっている。
なおこのノツチ検出機構を用いてフィルム端面の検出、
先頭画像及び後端画像の検出も可能となる。すなわち第
2図の如くネガフィルム18の画像18Aには片側にノ
ツチ1BBを付与し、先頭画像又は後端画像の両側面に
ネガフィルム長手方向に若干量だけ互いにずれてノツチ
1BBをそれぞれ形成する。これによって検出ピン20
4.206が同時に拡開された場合にはネガフィルム1
8の端面18Cであることが検出され、検出ピン204
.206のいずれか一方のみがノツチ18Bを検出した
場合には焼付可能な画像18Aであることが、検出ピン
204と検出ピン206とが若干量の時間差を生じてそ
れぞれノツチ18Bを検出した場合には先頭又は末尾の
画像であることが検出される。
(開閉アーム14及びその関連部品) 開閉アーム14は第1.2図及び第3図に示される如く
平面形状で光軸Pの回りに貫通孔98が形成された枠状
とされており、一端部は第7図に示される如く軸100
で台座12へ軸支されている。この軸100にはねじり
コイルばね102が同軸的に取付けられ、開閉アーム1
4を第7図時計方向に回転付勢している。しかしこの開
閉アーム14には先端部付近にラッチ104が取付けら
れ、台座12から立設されるフック106と係合するこ
とにより第7図に実線で示される状態を維持できるよう
になっている。
う゛フチ104はピン108により開閉アーム14へ軸
支され、先端屈曲部がフック106の先端屈曲部と係合
するようになっており、開閉アーム14とラッチ104
との間に掛は渡される引張コイルばね110の付勢力に
よりこの停台状態が維持されるようになっている。ラッ
チ104の他の一端は開閉アーム14に形成した開口1
12から突出している。この間口112は作業員がこれ
を引張コイルばね110の付勢力に抗してピン108回
りに回動すればラッチ104がフック106から外れる
ため開閉アーム14がねじりコイルばね102の付勢力
で第7図想像線状態及び第2図に示される如く旋回上昇
されるようになっている。
さらにこの開閉アーム14は手動で第7図時計方向へ大
きく旋回させることができる。
フック106はロアマスク64の第2マスク開ロア0を
通って上方へ突出しているが、ロアマスク64を反転し
た状態では第1マスク開ロ68を通って突出されること
になる。
第5図に示される如く開閉アーム14には一対のプレス
ローラ114.116が取付けられ、それぞれ1般送ロ
ーラ22.24との間にネガフィルム18を挟持し、搬
送ローラ22.24の回転時■ にネガフィルム18を搬送できるようになっている。
これらのプレスローラ114.116は支軸118へ軸
支されており、第7図に示される如く支軸118の両端
部は開閉アーム14ヘプレート119を介して固着され
るブラケツI−120の長孔122内へ収容されている
。この長孔122は支軸118をフィルム搬送路Aと接
離させる方向に移動可能としている。ブラケット120
内には支軸118を押下げてプレスローラ114.11
6を搬送ローラ22.24へ押圧するための圧縮コイル
ばね124がプレート119から突出されるピンの回り
に設けられている。
従って開閉アーム14が第7図に実線で示される状態で
は、プレスローラ】14.116は圧縮コイルばね12
4のイ」勢ノコで搬送ローラ22.24へ押圧されてい
る。なおこれらのプレスローラ114.116も1般送
ローラ22.24と同様に軸方向両端部を大径として中
間部がネガフィルム18の画像面と接触しないように配
慮する。
開閉アーム14の下流側面にはL形のガイド板96が取
りつけられてネガフィルムの案内用となっている。
(アッパマスクホルダ16及びその関連部品)アッパマ
スクホルダ16は第1図に示される如く平面的に見て開
閉アーム14の内側に配置されている。また第6図に示
される如く開閉アーム14と共に軸100へ軸支されて
旋回可能となっている。しかしアッパマスクホルダ16
ば開閉アーム14を介して台座12へ、又は開閉アーム
14をアッパマスクホルダ16を介して台座12へ軸支
するようにしていもよい。
アッパマスクホルダ16の先端部にはビス134でマス
ク台136が固着されている。このマスク台136へは
マスク開口よりも大きな開口137が形成されていると
共にアッパマスク138が取付けられている。このアッ
パマスク138はマスク開口140の四隅付近へ一端が
固着されたピン142の先端部がマスク台136を貫通
し、その突出先端部に止め輪144が嵌合されることに
よってマスク台136へ取りつけられている。このアッ
パマスク138とマスク台136との間にはピン142
の外周へ圧縮コイルばね146が取付けられている。
これによってアッパマスク138は常にフィルム搬送路
Aに向けて付勢力を受けでいる。マスク開口140の大
きさは第1マスク開ロ68、第2マスク開ロア0の何れ
よりも大きく形成され、これによ゛って第1マスク開ロ
68、第2マスク開ロア0が焼付画像の大きさを決定す
るようになっている。
アッパマスク138は開閉アーム14が第7図に実線で
示される状態の場合には第6図に示される如くロアマス
ク64とは接触しておらず、ネガフィルム18を自由に
搬送する配置となっているが、この状態からアッパマス
クホルダ16が第6図反時計方向に旋回されるとロアマ
スク64と接触してネガフィルム18を挟持するように
なっている。
この旋回は第6図に示される如くアッパマスクホルダ1
6へ取付けられた駆動手段としてのソレノイド14Bに
よって行われる。このソレノイド148から突出したア
クチュエータ150は開閉アーム14へ固着されている
。従ってソレノイド148は通電時に励磁力でアクチュ
エータ150を押圧するので、アッパマスクホルダ16
が開閉アーム14から離れアッパマスク138をロアマ
スク64へ押圧できる。
ソレノイド148による回転力が作用していない場合に
アッパマスクホルダ16を第6図の状態に持上げるねじ
りコイルばね153が軸100へ同軸的に取りつけられ
ている。このねじりコイルばね153に代えて圧縮コイ
ルばね等の他のばねを用いてもよいのは当然である。
(バーコード読取機構) 第1図〜第3図に示される如く光軸Pの上流側にバーコ
ード読取機構230が配置されている。
このバーコード読取機構230の下方には第4図に示さ
れる如く搬送ローラ22と平行な搬送ローラ232がそ
の両端部を軸受234.236で台座12へ軸支されて
いる。この搬送ローラ232へ固着されたプーリ238
とプーリ38との間へタイミングベルト240が掛は渡
されて回転力が伝達され、搬送ローラ232の中間部に
設けられる大径部232A、232Bがネガフィルム1
8の下面と接触するようになっている。
一方この搬送ローラ232との間にネガフィルム18を
挟持する搬送ローラ242は第5図に示される如く開閉
アーム14へ固着されるケース244へ軸支され開閉ア
ーム14と共に上下動可能となっている。搬送ローラ2
32と搬送ローラ22との間にはこれらに平行に支軸2
46が配置されている。
第10図に示される如くこの支軸246はフィルム搬送
路Aの下面に配置されるガイドプロッタ248へその中
央部が固着され、このガイドブロック248から両端部
が突出する配置になっている。
この突出した両端部には移動ブロック250がスライド
ベアリング252を介してそれぞれ軸支されている。こ
れらの移動ブロック250には軸心が垂直に向けられて
発光素子254が取付けられている。またこれらの移動
ブロック250には第10図に示される如く対向面に切
欠が形成されてネガフィルム18の両側部下面を支持す
る支持面250Aと、この支持面250Aの端部から立
設されネガフィルム18の側端面の当接用とされる案内
手段としての案内面250Bが形成されている。
従ってこれらの移動ブロック250は支軸246の先端
との間に介在される圧縮コイルばね256の付勢力を受
けてフィルム搬送路Aへ接近するようになっており、案
内面250Bがネガフィルム18の側端面を押圧する配
置になっている。
ケース244の天井面へ固着された保持ブロック260
にはフィルム搬送路Aの上方に突出部260Aが形成さ
れ、この保持ブロック260の両側部に従動ブロック2
62がそれぞれ配置されている。これらの従動ブロック
262は突出部260Aへ中央部が貫通する支軸264
の両端部が貫通している。この支軸264は支軸246
と平行に配置されており、従動ブロック262が移動ブ
ロック250と同様にフィルム搬送路Aの接離方向に移
動できるようになっている。これらの従動ブロック26
2は内部に受光素子266が配置されて発光素子254
と対応しており、発光素子254からの発光により照明
されるネガフィルム18のバーコードを検出できるよう
になっている。
またこの従動ブロック262の下端面から突出する押圧
面262Aは支持面250Aとの間にネガフィルム18
の両測部付近を挟持するようになっている。さらに従動
ブロック262には位置決めピン268が下端面から垂
直下方に向けて突出しており、移動ブロック250に形
成された位置決め孔270内へ挿入されている。これら
の位置決めビン268及び位置決め孔270は発光手段
252と受光手段266とを連動させる連動手段として
の役目を有している。
このためケース244が開閉アーム14と共に上方へ開
放された状態ではこの位置決めピン268が位置決め孔
270から抜は出し、これに伴って押圧面262Aが支
持面250Aから離れてネガフィルム18の挟持を解消
するが、開閉アーム14が再び装填状態になると位置決
めビン268が位置決め孔270内へ入り込み、従動ブ
ロック262は移動ブロック250に追従してネガフィ
ルム18の幅方向へ移動可能となる。
なお従動ブロック262の頂面には小ねじ274が植設
されており、この小ねじ274は保持ブロック260に
形成された受孔276内へ隙間を有して挿入されている
。この隙間の量だけ従動ブロック262は支軸264の
長手方向に移動可能となっている。またこの従動ブロッ
ク262は保持ブロック260との間に圧縮コイルばね
278が介在されることにより押圧面262Aがネガフ
ィルム18の両側端部を支持面250Aへ押圧するよう
になっている。
次に本実施例の作用を説明する。
このフィルムキャリア10を図示しない焼付装置に取付
け、光軸Pを焼付装置の光軸と一致させ0−ルフイルム
の供給時には、第1図の状態としてモータ50を駆動す
ると共にネガフィルム先端部を矢印A方向に送り、搬送
ローラ22とプレスローラ114との間に挿入する。こ
れによって搬送ローラ22とプレスローラ114はフィ
ルム先端部を入方向に挟持搬送し、任意の画像駒を光軸
Pへ合致させることができる。
次に画像駒が4〜6駒程度の敵駒毎にカットされた短尺
のネガフィルム18を光軸Pへ合致させる場合は、ラッ
チ104をビン108回りに回転させてフック106と
離脱させる。これによって第2図に示される如く開閉ア
ーム14及びアッパマスクボルダ16はねじりコイルば
ね102の付勢力で旋回上昇される。このためプレスロ
ーラ114.116、アッパマスク138が搬送ローラ
22.24、ロアマスク64と離れてフィルム搬送路A
が開放される。これによって作業員は第2図矢印F方向
にネガフィルム18を挿入して容易にフィルム搬送路A
」二へ載置することができる。
ここで開閉アーム14を押下げれば、ラッチ104はフ
ック106へ係合するので再びフィルム搬送路Aが閉止
され、プレスローラ114.116が搬送ローラ22.
24へ当接する。この当接状態では既に搬送ローラ22
.24」−に載置されているネガフィルム18を挟持す
ることになる。
従ってモータ50の回転によって搬送ローラ22.24
はネガフィルム18を任意量だけ送り、画像駒を光軸P
と合致させる。このネガフィルム18の搬送状態ではア
ッパマスク138はネガフィルム18と接触していない
が、ソレノイド148を励磁することによりアッパマス
クホルダ16が降下するので、アッパマスク138がネ
ガフィルム18をロアマスク64との間に挟持して正確
な焼付けを可能とする。アッパマスクホルダ16のオー
バーストロークはアッパマスク138がマスク台136
と相対移動して吸収する。
ネガフィルム18をモータ50で送る場合に、ネガフィ
ルム18の画像18Aはその側面に記録されたバーコー
ドがバーコード読取機構230で読取られることによっ
てその画像が特定される。
すなわち発光素子254がネガフィルム18の下方から
バーコードを照らし、これをネガフィルム18の上方で
受光素子266が検知することによって画像18Aの焼
付情報等が検出される。特に発光素子254は位置決め
ビン268、位置決め孔270の保合によって受光素子
266と連動してネガフィルム18の幅方向に追従する
ので正確にバーコードが読取られる。これによってこの
バーコードが読取られた画像18Aが光軸Pに一致する
とその焼付補正情報に基づいて焼付条件が変更される。
また光軸P付近へ移動した画像18Aはノツチ検出機構
の検出ビン204.206がネガフィルム18のノツチ
18Bへ入り込むので、適正な焼付画像であるか否かが
判断され、かつネガフィルム18の送り量が制御されて
画像18Aが正確に光軸Pに一致される。
特にノツチ検出ビン204.206は光軸位置よりも若
干だけ上流に形成されているので、ネガフィルム18は
さらに若干量だけ送って光軸位置で停止させればよく、
迅速な搬送が可能となる。
またノツチ検出が焼付停止位置の若干だけ上流でなされ
るので、数コマのみを有する短尺ネガフィルムであって
もノツチ検出が確実である。
次に第2マスク開ロア0を光軸Pと対応させたい場合に
は、同様にして開閉アーム14を旋回上昇させてフィル
ム搬送路Aを開放する。この状態でロアマスク64を持
ち上げれば、円孔84が位置決めピン86.88から抜
き出されるので、案内壁66を中心にしてロアマスク6
4を180度反転させ、再び円孔84を位置決めピン8
6.88へと挿入する。これによって第2マスク開ロア
0が光軸Pと対応する。この後再び開閉アーム14を押
下げてラッチ104とフック106との係合によりフィ
ルム搬送路Aを閉止すればネガフィルム18の挿入に対
処することができる。ネガフィルム18の挿入は前記作
動と同様である。
次にメインテナンスを行う場合にはラッチ104を操作
してフック106から外すことにより開閉アーム14及
びアッパマスクホルダ16は第2図に示される如く旋回
可能となり台座12から離れる。この状態で更に操作員
が開閉アーム14を保持して上方へと持ち上げると開閉
アーム14は台座12と大きく離れるのでロアマスク6
4、アッパマスク138の交換、清掃等を容易に行える
特にソレノイド148とアクチュエータ150とは開閉
アーム14とアッパマスクホルダ16との間に取付けら
れているのでこれらの駆動手段が開閉アーム14及びア
ッパマスクホルダ16を大きく開放する場合の妨げとな
ることはない。
なお上記実施例では搬送ローラ22.24を搬送される
ネガフィルム18の下側に対応したが、これらの搬送ロ
ーラ22.24をネガフィルム18の上側に配置して開
閉アーム14へ取付けるようにしてもよい。この場合に
はモータ50の回転力を旋回する開閉アーム14へ伝え
るため、そのストロークを吸収する手段を設けたり、モ
ータ50を開閉アーム14へ取付ける設計変更が必要と
なる。またネガフィルム18の表裏面に対応する0−ラ
を共に駆動するようにしてもよい。
また上記実施例ではアッパマスクホルダ16を開閉アー
ム14と同軸的に軸支したが、別に軸支するなど、これ
以外の取付けが可能であることは言うまでもない。
次に第11図には本発明の第2実施例が示されている\
この実施例では前記実施例におけるソレノイド148が
開閉アーム14へ、アクチュエータ150がアッパマス
クホルダ16へ取付けられた構成であり、その他は全て
同様となっている。
従ってこの実施例ではソレノイド148がその重量をア
ッパマスクホルダ16へ加えることがないので、アッパ
マスクホルダ16の移動が迅速に行えることになる。
次に第12図には本発明の第3実施例が示されており、
第1実施例における第10図の変形例である。この実施
例では第10図の小ねじ274、圧縮コイルばね278
が省略されると共に、従動ブロック262の下面に連動
手段としてマグネット292が取りつけられている。
このため、この実施例では従動ブロック262が移動ブ
ロック250へ磁力で吸着され、この吸着力でネガフィ
ルム18が支持面250Aと押圧面262Aとの間に挟
持されて、バーコード読取精度を維持するようになって
いる。特にこの実施例では位置決めピン268の外周と
位置決め孔270の内周との間に隙間(ガタ)があって
も受光素子266を確実に発光素子254へ追従させる
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成としたので、短尺のフィルムであっ
てもノツチ検出が可能でかつ制御装置の記憶容量も少な
くなる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るフィルムキャリアを示す
斜視図、第2図は開放状態のフィルムキャリアを示す斜
視図、第3図はフィルムキャリアの平面図、第4図は開
閉アーム、アッパマスクホルダ等を取外した状態の平面
図、第5図は第4図V−V線断面図、第6図は第4図V
l−Vl線断面図、第7図は第4図■−■線断面図、第
8図は搬送ローラとロアマスクの関係を示す分解斜視図
、第9図は第4図のIX−IX線断面図、第10図は第
4図のX−X線断面図、第11図は第2実施例によるソ
レノイド駆動手段を示す第6図に対応する断面図、第1
2図は第3実施例によるバーコード読取部を示す第10
図に対応する断面図である。 10・・・フィルムキャリア、 18・・・ネガフィルム、 18A・・・画像、 18B・・・ノツチ、 204.206・・・検出ピン、 216.218・・・センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アッパマスクとロアマスクとを備えてフィルム焼
    付に用いられるフィルムキャリアであって、フィルム側
    面に対応しフィルム側面を押圧する状態で配置され、フ
    ィルム側面に形成されるノツチへ入り込んでフィルム位
    置を検出する検出手段が、焼付位置にある画像駒の側面
    に対応し、かつ焼付位置であるフィルム停止位置の手前
    でノッチを検出するように配置されることを特徴とした
    フィルムキャリア。
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