JPH0348259A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （Ｉ！１業上の利用分野） 本発明は複写機，記録機，レーザプリンタ等の画像形成
装置の改良に関する．更に詳しくは、装雪木体内に形成
したシート搬送路に対して分割開放可能な開閉体を取付
け，搬送路内のジャム処理を行えるようにした画像形成
装置に関する．（従来の技術） 従来のこの種の画像形成装置の一例であるレーザプリン
タを第６図に示す．装置本体１００の下方には，シート
としての転写紙ｌｏｔを積載したカセットｌＯ２及び給
送ローラ１０３が設けられている．そして、給送ローラ
１０３の上方には、シート搬送路Ａに沿って，像担持体
１０４ａを有するプロセスカートリッジ１０４，レジス
トローラ対の片方１０５ａ等の画像形成手段が配置され
ている．また，装置本体１００に対して、軸１００ａに
よりシート搬送路Ａを境として二点鎖線のよラに開閉自
在に組付けた開閉体Ｂ側には、定着器１０６，プロセス
カートリ−２ジ１０４内の像担持体１　０４ａに対面す
る転写ローラ１０９，レジストローラ対のもう一方１０
５ｂ等の画像形成手段が配置されている． 上記構威のレーザプリンタ１０７の画像形成作用は次の
通りである． まず、給送ローラ１０３によってカセット１０２から搬
送される転写紙１０１は，ガイド１１３，１１４によっ
てレジストローラ対１１５ａ，１１５ｂに案内される．
このレジストローラ対１１５ａ，１１５ｂは、像担持体
１０４＆（７）画像位置とタイミングをとって回転を始
め、その結果、転写紙１０１は像担持体１０４ａと転写
ローラ１０９との間の画像形成部Ｄへ導かれ、画像が転
写紙１０１上に転写される． その後、転写紙１０１はガイド１１５によって定着器１
０６内へ導かれ、ここで転写画像を定着された後、排紙
ローラ１１１によってトレイ１０５に排出されることと
なる．このようにして、画像を転写紙１０１に転写中に
おいて、転写紙１０１がシート搬送路Ａ内で詰まってし
まった際には、開閉体Ｂを二点鎖線のように開放すれば
容易に処理ができる． （発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来例においては、可動部分である
開閉体Ｂ側に設けた画像形成手段が、装置本体１００に
対する位置決めを正確に行いにくいばかりでなく、長期
間使用していると軸１００ａ部分の摩耗等によって、開
閉体Ｂを装置本体１００に対して適正な閉状態を維持で
きなくなり、画像形成部Ｄに搬送する転写紙１０１の平
行性の不一致やタイミングずれ、及び画像転写後の定着
器への搬送不良等が発生し、転写紙１０１に形成される
画像の精度が低下してしまうという問題点があった● また、この問題を解決するため、開閉体１００側に位置
決め手段を設けることも考えられるが、構造が複雑化し
てコスト高になるし、転写紙１０１の詰まり処理作業が
行ないにく〈なってしまうため、実用的でない． この発明は上記課題を解決するためのもので、画像形成
部に搬送するシートの平行性の不一致やタイミングずれ
、及び転写後のシートの定着器への搬送不良をなくし、
常に高精度の画像を得られる画像形＆’？．Ｗを提供す
ることを目的としている．また他の目的は，構造簡易に
して低コスト、しかもシートの詰まり処理作業の邪魔に
なることのない画像形戒手段用の位置決め機構を備えた
画像形成装置を提供することにある． （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するためこの発明は、装置本体内に設け
られたシート搬送路に沿って、種々の画像形成手段を配
置して画像形戒部を構或するとともに、この装置本体に
、前記シート搬送路を境にして開閉する開閉体を一体的
に組付けてなる画像形成装置において、前記画像形成手
段のうち、少なくとも画像形成部へのシート搬送のタイ
ミングをとるレジストローラと、定着器とを開閉体側に
配置し、かつ、開閉体の閉状態においては、少なくとも
上記レジストローラと定着器とを装置本体側の所定位置
に保持する位置決め手段を設けたものである． また、閉体側に配置した少な〈ともレジストローラと定
着器とを，開閉体の閉状態においては、画像形戒部の像
担持体を支持した本体枠に対して位置決めされるように
構威した． （作　用） 上記構或に基づくこの発明の作用は、開閉体側に配置し
た少なくともレジストローラと定着器とが、開閉体の閉
状態においては、装置本体側の画像形成部に対して所定
位置に保持される．また、開閉体側に配置した少なくと
もレジストローラと定着器とは，開閉体の閉状態におい
ては、画像形成部の像拒持体を支持した本体枠によって
、所定位置に保持される． （実施例） 次に、この発明を第１図〜第５図に示す実施例に基づい
て説明する． 第５図は、この発明に係る画像形成装置を適用したレー
ザプリンタｌの正面断面図であり、このレーザプリンタ
ｌは、垂直方向のシート搬送路Ｅを有する装置本体２と
、この装置本体２に対して、軸３によりシート搬送路Ｅ
を境として第２図二点鎖線のように開閉自在に組付けた
開閉体４とから構或されている．装置本体２側には、シ
ート搬送路Ｅに面する像担持体５を有するプロセスカー
トリッジ６がフレーム７に装着されているとともに、搬
送路Ｅの上流側（図面中、下方）にはレジストローラ対
の一方８が配置されている．上記構戊において、画像形
成手段としての像担持体５．レジストローラ対の一方８
は、第ｌ図，第２図に示すように本体枠９の軸受１０，
１１によって位置決め保持されている．本体枠９の縁部
９ａには、切欠ｐａ，ｂ，ｃが設けられている．一方、
装置本体２の搬送路Ｅの最上流側には、シートとしての
転写材Ｐを収納したカセット１２が装着され、給送ロー
ラｌ３によって転写材Ｐを搬出できるようになっている
．また、装置本体２であって、搬送路Ａの最下流側（図
面中、上方）には、トレイｌ４が設けられている． なお、ｌ５はフレーム７上に載置したレーザスキャナ部
、ｌ６はシート搬送路Ｅに設けたガイドである． 前記開閉体４側には，閉状態でシート搬送路Ｅに対面す
る定着器１７，転写ローラ１８，レジストローラ対の他
方１９等の画像形成手段が、上方から順次配置されてい
る．定着器１７には第１図，第２図に示すように、ピン
２０．２１が突設され、このビン２０．２１が開閉体４
側の支持疹２２に形成したスライド孔２３に遊嵌されて
いる．また、この定着器１７と支持枠２２との間にはバ
ネ２４が装着され、定着器ｌ７を装置本体２側に向けて
付勢している．なお、２５は定着器ｌ７内に設けた定着
ローラ（図示せず）の軸受である． 転写ローラ１８，レジストローラ対の他方１９は，それ
ぞれ支持枠２２の支持孔２６．２７に挿入した支持杆２
８．２９の先端部に、軸受３０，３１によって保持され
ている．また，支持杆２８　．２９にはバネ３２．３３
が巻付けられてオリ，転写ローラ１８，レジストローラ
対の他方ｌ９を装置本体２に向けて付勢している．なお
、３４　．３５は支持杆２８　．２９の後端部に設けた
ストッパである．更にまた、この開閉体４には第５図に
示すように、排紙ローラ３６、及びガイド３７，入口ガ
イド３８が設けられている．次に、上記実施例の作用を
説明する． まず，第２図のように開閉体４が開放状態にある際には
、定着器ｌ７−，転写ローラ１８，レジストローラｌ９
は、それぞれバネ２４，３２．３３によって装置本体２
側に付勢されている．そして、矢印Ｆ方向に閉じると、
軸受２５，３０．３１がそれぞれ本体枠９の縁部９ａに
当接するとともに、摺動しながら切欠ｆｉａ，ｂ，Ｃ内
に嵌合し、かつガイド３８は本体枠９の突起９ｂに当接
する． このようにして、像担持体５と転写ローラｌ８とが対面
状態となって、画像形成部Ｇを構成する．そして、レー
ザスキャナ部ｌ４によって像担持体５上に画像を形成し
，同時にカセッ｝１２から給紙ローラｌ３によって搬出
される転写紙Ｐは、ガイド１６，３７によってレジスト
ローラ１８，１９間に導かれて一旦停止し、像担持体５
の回転に同期するようにタイミングをとって回転を開始
し、転写紙Ｐが画像形成部Ｇに搬送されて画像が転写さ
れる．その後，転写紙Ｐは入口ガイド３８によって定着
器ｌ７内に導かれて画像の定着が行なわれ、排紙ローラ
３６によってトレイ１４上に排紙されることとなる． 上記作動中、像担持体５の軸心に対するレジストローラ
８，ｌ９の位置決め（平行性）はいずれも正確であると
ともに、定着器ｌ７も画像形成部Ｇに対して正確に位置
決めされているから、転写紙Ｐ上への画像の転写及びそ
の定着により形成される定着画像は，精度の良い高品質
のものとなる． ここで、本実施例で示された転写紙Ｐの搬送手段の駆動
方法について説明する．レジストローラ８，ｌ９におい
ては、装置本体２側のローラ８が装置本体２に設置され
ている駆動列（図示せず）に接続されており、開閉体４
側のローラ１９はローラ８に一体に設けたからギア（不
図示）に噛合したギア（不図示）より駆動力を得ている
．転写ローラｌ８は、像担持体５が装置本体４側の駆動
列に接続されているので、これとギア接続することによ
り駆動力を得ている．また、レジストローラ１９および
転写ローラｌ８は、ともにその駆動負荷に比例した力が
各々の当接相手（レジストローラ８．像担持体５）から
離れる方向に作用するが、バネ３２．３３によって押圧
しているから、切欠きｂ，ｃ内から外れることはない．
なお，図示実施例においては，定着器１７，転写ローラ
１８，レジストローラ１９の位置決め手段が、手前のみ
描かれているが、軸方向の奥端側にも設けられているこ
とは勿論である．第３図は定着器ｌ７の位置決め手段の
他の実施例を示している． 定着器ｌ７の端部にはピン４０が設けられ、このピン４
０が、支持枠２２のガイド孔４ｌ内に対して回動可能に
挿入保持されている．また、定着器ｌ７のピン４０の装
置本体２寄りの位置には係止ピン４２が設けられ、支持
枠２２の下方の突出部４３にも係止ビン４４が設けられ
ている．そして、係止ビン４２　．４４には引張バネ４
５が掛けられており，定着器ｌ７はビン４ｏを支点とし
て図面中、時計回りの方向に付勢されている．更に、支
持枠２２には軸４６を支点として回動可能なレパー４７
が設けられている．このレバー４７は、開閉体４の外方
に向けて伸びた把手４８と，定着器１７の下位に向けて
略水平に伸びた支持腕４９とから構成されている．なお
、支持枠２２にはストッパー５０が設けられ、レバー４
７の時計方向の回動を規制している． 更にまた、装置本体２の本体枠９にはビン５１が設けら
れているとともに、このピン５１に定着器ｌ７の下面に
設けた凹部５２が嵌合されるようになっている．なお、
定着器ｌ７の端面に傾斜面５３が設けられている． 上記構威において、開閉体４を第２図のように開〈には
、レバー４７の把手４８をつかんで矢印Ｈ方向に倒せば
，支持腕４９が定着器ｌ７の下面に当接するとともに、
引張バネ４５の弾性力に抗して定着器ｌ７を図面中上方
に持ち上げ、凹部５２がピン５ｌから離脱して位置決め
が解除されることとなる．この際、定着器ｌ７の下面に
突出部４３が当接するから必要以上に回動することはな
い． 逆に、開閉体４を閉じてくる際には、まず、定着器ｌ７
の傾斜面５３がピン５ｌに当接し、その後、ピン５１が
傾斜面５３に対して摺動し、最終的に凹部５２内に嵌合
して定着器１７が位置決めされる． 上記のような構成をとれば、定着器１７の図中における
上下左右方向位置は本体枠９のピン５ｌに凹部５２を嵌
合することにより正確に設定できる．また、開閉体４の
左右方向の位置誤差による影響は、ガイド孔４ｌにより
吸収されるとともに、開閉体４の回動軸を，前記実施例
のようにガイド孔２３の略垂直下方に設定すれば，開閉
体４の図中左右方向の位置誤差による定着器１７の左側
の上下方向の変動への影響は全んど無視できる． 第４図は、定着器ｌ７内の定着ローラの駆動系を示して
いる．本実施例では定着ローラ上に設けられたギア６０
が、本体枠９に対して軸６ｌにより支持された揺勤レバ
ー６２の自由端偏に設けられた駆動ギア６３に噛合して
いる．従って，ギア６０にはギアの圧力角の方向（矢印
Ｘ）に力が作用する． 一般に、定着ローラの有する負荷は、転写紙搬送用の他
の部材のそれに比較して非常に大きい．従って、定着器
１７には、装置本体２側の駆動相手から逃げる方向にか
なり大きな力が与えられる．本実施例では第１図に見ら
れるような形状で定着ローラの軸受２５が本体枠９の切
欠Ｓａに位置決めされているので、ギア６０に作用した
力はほとんど切欠きａで受けることができ、開閉体４側
に設けられたバネ２４に必要とされる力を軽減できる． （発明の効果） この発明は以上のように構威したものであるから、開閉
体側に配置した画像形成手段のうち、少な〈ともレジス
トローラ．定着器を、開閉体の閉状態においては、装置
本体側の画像形成部に対して正確に位置決めすることが
できる．従って、画像形成部に搬送するシートの平行性
の不一致やタイミングずれ、及び転写後のシートの定着
器への搬送不良等はなく、常に高精度の画像を得られる
という効果を奏する．また，開閉体の開閉作動によって
生じる位置決め不良も発生しない．更に、少なくともレ
ジストローラと定着器とが、開閉体の閉状態においては
、装置本体側の像担持体を支持した本体枠に対して位置
決めされているから、搬送路近傍の構造も簡単であり，
低コストで製造できるとともに、開放状態におけるシー
トの詰まり処理作業の邪魔になることもないという他の
効果も備えている．

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図はこの発明の実施例を示し、第１図．第
２図は要部を示す正面断面図、第３図は定着器の位置決
め手段の他の実施例を示す正面断面図、第４図は定着ロ
ーラの駆動系を示す正面断面図、第５図はレーザプリン
タに適用した場合の全体構成を示す正面断面図、第６図
は従来例を示す正面断面図である． 符号の説明 １・・・レーザプリンタ（画像形成装＠）２・・・装置
木体　　４・・・開閉体 ５・・・像担持体　　８．ｌ９・・・レジストローラ９
・・・木体枠　　　ｌ７・・・定着器Ｅ・・・シート搬
送路 Ｇ・・・画像形成部　Ｐ・・・転写材（シート）第 ｆ 図 第 ２ 図 第 ３ 図 第 ４ 図 ｌ７ 第 ５ 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）装置本体内に設けられたシート搬送路に沿って、
   種々の画像形成手段を配置して画像形成部を構成すると
   ともに、この装置本体に、前記シート搬送路を境にして
   開閉する開閉体を一体的に組付けてなる画像形成装置に
   おいて、 前記画像形成手段のうち、少なくとも画像形成部へのシ
   ート搬送のタイミングをとるレジストローラと、定着器
   とを開閉体側に配置し、かつ、開閉体の閉状態において
   は、少なくとも上記レジストローラと定着器とを装置本
   体側の所定位置に保持する位置決め手段を設けたことを
   特徴とする画像形成装置。
2. （２）閉体側に配置した少なくともレジストローラと定
   着器とが、開閉体の閉状態においては、画像形成部の像
   担持体を支持した本体枠に対して位置決めされている請
   求項１に記載の画像形成装置。