JPH02123793A - セラミック多層基板 - Google Patents

セラミック多層基板

Info

Publication number
JPH02123793A
JPH02123793A JP27803788A JP27803788A JPH02123793A JP H02123793 A JPH02123793 A JP H02123793A JP 27803788 A JP27803788 A JP 27803788A JP 27803788 A JP27803788 A JP 27803788A JP H02123793 A JPH02123793 A JP H02123793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layers
dense layers
dense
porous layer
multilayer substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27803788A
Other languages
English (en)
Inventor
Wakichi Tsukamoto
塚本 和吉
Yasunobu Yoneda
康信 米田
Yukio Sakabe
行雄 坂部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP27803788A priority Critical patent/JPH02123793A/ja
Publication of JPH02123793A publication Critical patent/JPH02123793A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はセラミック多層基板に関し、特に緻密質層と
多孔質層とが積層された、セラミック多層基板に関する
〔背景技術] セラミック基板では、浮遊容量を可及的小さ(して信号
の伝搬遅延時間を小さくするために、誘電率のできるだ
け小さいセラミック材料を用いている。しかし、緻密な
セラミックで形成された基板では、たとえばSiO□ガ
ラスの誘電率がε=3.8であるため、それ以下に誘電
率を下げることはできない。
そこで、たとえば特願昭63−057724号において
、本件出願人は先に、多孔質のセラミック材料からなる
多孔質層を内蔵して、全体としての実効誘電率を低下さ
せることを提案した。
(発明が解決しようとする課題〕 この提案したセラミック多層基板では、多孔質層上に回
路用導体パターンを形成した場合、多孔質層はその表面
が粗くかつ機械的強度が小さいので、その回路用導体パ
ターンが変形したり、断線が生じたりすることがある。
したがって、このセラミック多層基板では、歩溜りすな
わち生産性があまりよくないという問題点があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、全体としての誘
電率を小さくして信号の伝搬遅延時間を大きくしないと
ともに、回路用導体パターンに変形や断線が生じること
がなく、生産性がよい、セラミック多層基板を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、少なくとも上下両面に配置される複数の緻
密質層、その両面が緻密質層に挟まれるように配置され
る多孔質層、多孔質層に形成されるバイアホール、およ
び緻密質層のみに形成されかつバイアホールに接続され
る回路用導体パターンを備える、セラミック多層基板で
ある。
[作用] たとえば3層の緻密質層と2層の多孔質層とからなるセ
ラミック多層基板の場合、緻密質層のうち2層は上下両
面に配置され、残りの1層は真中に配置される。そして
、真中の緻密質層と上面の緻密質層とに、また真中の緻
密質層と下面の緻密質層とにそれぞれ挟まれるように、
2層の多孔質層が配置される。
多孔質層には、所望のバイアホールが形成される。そし
て、緻@質層には所望の回路用導体パターンが形成され
、回路用導体パターンはそのバイアホールに電気的に接
続される。
セラミック多層基板の全体としての誘電率は、緻密質層
および多孔質層のそれぞれの誘電率によって決まり、そ
して、信号の伝搬遅延時間は全体としての誘電率に依存
する。
〔発明の効果〕
この発明によれば、少なくとも上下両面には緻密質層が
配置されるので、機械的強度あるいは湿度等の耐環境特
性は、全体が多孔質層からなる場合に比べて高めること
ができる。また、緻密質層と多孔質層とが混在積層され
るので、全体としての誘電率が小さくなり、信号の伝搬
遅延時間はあまり大きくはならない。さらに、回路用導
体パターンは、緻密質層のみに形成されるので、多孔質
層にも形成する場合に比べて、多孔質層の表面が粗(ま
たその機械的強度が小さいことに由来する、回路用導体
パターンの変形や断線は生じ難く、したがって、この発
明によれば、歩留りかつしたがって、生産性の向上が期
待できる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図解図である。
セラミック多層基板10は3層の緻密質層12.14お
よび16を含み、緻密質層12と14とに挟まれて多孔
質層18が、また緻密質層14と16とに挟まれて多孔
質層20が、それぞれ、配置される。
緻密質層12,14および16のそれぞれの一面または
両面には、必要な回路用導体パターン22が形成される
。そして、異なる緻密質層に形成された導体パターン2
2を相互接続するために、緻密質層12,14および1
6ならびに多孔質層1日および20の所定位置には、バ
イアホール24が形成される。したがって、導体パター
ン22は、バイアホール24に形成されたバイアホール
導体26を通して、互いに電気的に接続される。
緻密質層12.14および16ならびに多孔質層18お
よび20を構成するセラミック材料としては、低温焼成
可能な、たとえばコージェライトBz 03  S i
 Oz  Cu ON i O糸材料が用いられる。そ
して、これらの原料を混合し、仮焼し、粉砕して形成さ
れる粉末セラミックに、アクリル系バインダを添加して
混合し、ドクタブレード法によって、緻密質層12,1
4および16となるセラミックグリーンシートを作成す
る。
また、同じ粉末セラミックに、体積比で2.5倍の微粉
末セルロースを加え、同じくアクリル系バインダを添加
して、同じくドクタブレード法によって多孔質層18お
よび20となるセラミックグリーンシートを作成する。
このようにして作成されたセラミックグリーンシートの
うち、多孔質11Bおよび20となるべきものには、第
1図に示すバイアホール24のためのスルーホールを形
成してバイアホール導体26のための導体ペーストを印
刷する。他方、緻密質層12,14および16となるべ
きセラミックグリーンシートには、導体パターン22の
ための導体ペーストを印、刷するとともに、バイアホー
ル24のためのスルーホールを形成してバイアホール導
体26のための導体ペーストを印刷する。なお、この導
体ペーストとしては、Ag/Pdペーストが用いられる
このセラミックグリーンシートが第1図図示のように積
層・圧着された後、低温焼成され、セラミック多層基板
10が得られる。
そして、セラミック多層基板10の上面および下面は緻
密質層12および14でそれぞれ被われるが、端面には
多孔質層18および20の一部が露出するので、その端
面には、絶縁ペーストを印刷して焼き付け、端面を被う
。なお、絶縁ペーストとしては、先の粉末セラミックに
アクリル系バインダを添加して混合した後溶剤で粘度を
調整したものが利用され得る。この絶縁ペーストの焼き
付は温度は、セラミックグリーンシートを焼成する温度
とほぼ同じである。
このようにして得られたセラミック多層基板10におい
ては、導体パターン22の変形や断線は生じず、しかも
所期の目的どおりの信号伝搬性能が得られた。
なお、セラミック多層基板10の端面を被う絶縁ペース
トとしては、上述のセラミックペーストの他に、ガラス
ペーストを用いることもできる。
ただし、この場合には、熱膨張係数がセラミックに近似
しかつその焼き付は温度はセラミックの焼成温度以下で
なければならない。。
また、導体パターン22およびバイアホール導体26の
ための導体ペーストとしては、Ag/Pdペーストの他
に、Cuペースト利用可能であるが、この場合には、非
酸化雰囲気たとえばN2/H,O雰囲気で焼成する。
さらに、信転性を高めるために、セラミック多N基板1
0の両面に露出する少なくともバイアホール24を被う
ように、上述のセラミックペーストまたはガラスペース
トのような絶縁ペーストを印刷して焼き付けてもよい。
そして、緻密質層や多孔質層の暦数は、焼成時に反りな
どが発生しない限り任意であることばいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図解図である。 図において、12.14および16は、緻密質層、18
および20は多孔質層、22は回路用導体パターン、2
4はバイアホール、26はバイアホール導体を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 山 1) 義 人 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  少なくとも上下両面に配置される複数の緻密質層、 その両面が前記緻密質層に挟まれるように配置される多
    孔質層、 前記多孔質層に形成されるバイアホール、および 前記緻密質層のみに形成されかつ前記バイアホールに接
    続される回路用導体パターンを備える、セラミック多層
    基板。
JP27803788A 1988-11-02 1988-11-02 セラミック多層基板 Pending JPH02123793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27803788A JPH02123793A (ja) 1988-11-02 1988-11-02 セラミック多層基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27803788A JPH02123793A (ja) 1988-11-02 1988-11-02 セラミック多層基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02123793A true JPH02123793A (ja) 1990-05-11

Family

ID=17591768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27803788A Pending JPH02123793A (ja) 1988-11-02 1988-11-02 セラミック多層基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02123793A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005243931A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Kyocera Corp ガラスセラミック多層基板、その配線基板及びそれ等の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922398A (ja) * 1982-07-28 1984-02-04 富士通株式会社 多層セラミツク基板

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922398A (ja) * 1982-07-28 1984-02-04 富士通株式会社 多層セラミツク基板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005243931A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Kyocera Corp ガラスセラミック多層基板、その配線基板及びそれ等の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4799984A (en) Method for fabricating multilayer circuits
US4806188A (en) Method for fabricating multilayer circuits
JPS63358A (ja) 超小型電子技術装置の製造に使用する誘電率の低い材料、及びその製造方法
JP2002368422A (ja) 多層セラミック基板及びその製造方法
US4604496A (en) Ceramic multilayer wiring board
JPH10135073A (ja) 複合セラミック電子部品およびその製造方法
JPH02123793A (ja) セラミック多層基板
US7205650B2 (en) Composite devices of laminate type and processes
JPH0645759A (ja) 多層セラミック回路基板の製造方法
JP2605306B2 (ja) 多層回路基板
JP2556065B2 (ja) 抵抗内蔵電子部品の製造方法
JP2766146B2 (ja) コンデンサ内蔵多層回路基板
JPH07273447A (ja) セラミック回路基板及びその製造方法
JPH02106991A (ja) 低誘電率基板
JP3093602B2 (ja) セラミック回路基板の製造方法
JP2551046B2 (ja) 多層回路基板
JPH0530317B2 (ja)
JPH04221886A (ja) 厚膜多層回路基板及びその製造方法
JP2001267743A (ja) セラミック積層基板の製造方法
JPH0653354A (ja) 回路基板
JPH0239878B2 (ja)
JPH10294561A (ja) 高脱バインダ性多層配線基板およびその製法
JPS6045095A (ja) 厚膜多層基板の製造方法
JPH02152294A (ja) 低誘電率基板
JPH02106990A (ja) 低誘電率セラミック基板