JPH0653354A - 回路基板 - Google Patents
回路基板Info
- Publication number
- JPH0653354A JPH0653354A JP20384892A JP20384892A JPH0653354A JP H0653354 A JPH0653354 A JP H0653354A JP 20384892 A JP20384892 A JP 20384892A JP 20384892 A JP20384892 A JP 20384892A JP H0653354 A JPH0653354 A JP H0653354A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- wiring layer
- glass
- conductive material
- substrate body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/09—Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
- H05K1/092—Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/46—Manufacturing multilayer circuits
- H05K3/4644—Manufacturing multilayer circuits by building the multilayer layer by layer, i.e. build-up multilayer circuits
- H05K3/4673—Application methods or materials of intermediate insulating layers not specially adapted to any one of the previous methods of adding a circuit layer
- H05K3/4676—Single layer compositions
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号速度の高速化を図りつつ、基板の反りを
抑制する。 【構成】 多層回路基板1は、ガラスセラミックス材料
からなる基板本体2と、基板本体2内に設けられた内部
配線層3と、基板本体2の両主面に形成された表面配線
4とから主に構成されている。内部配線層3及び表面配
線4は、タングステン及びモリブデンからなる群より選
択された少なくとも1種を3〜20重量%含む銅系材料
からなる。
抑制する。 【構成】 多層回路基板1は、ガラスセラミックス材料
からなる基板本体2と、基板本体2内に設けられた内部
配線層3と、基板本体2の両主面に形成された表面配線
4とから主に構成されている。内部配線層3及び表面配
線4は、タングステン及びモリブデンからなる群より選
択された少なくとも1種を3〜20重量%含む銅系材料
からなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板、特に、ガラ
スセラミックス材料からなる絶縁基板と、絶縁基板に配
置された配線層とを有する回路基板に関する。
スセラミックス材料からなる絶縁基板と、絶縁基板に配
置された配線層とを有する回路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品を搭載するための回路基板は、
絶縁層からなる基板本体と、基板本体に形成された配線
層とから主に構成されている。ところで、この種の回路
基板は、信号速度の高速化が要望されている。これを実
現するための回路基板として、配線層を導体抵抗が小さ
な銅系の導電材料により構成し、基板本体を誘電率が小
さなガラスセラミックス材料により構成したものがあ
る。
絶縁層からなる基板本体と、基板本体に形成された配線
層とから主に構成されている。ところで、この種の回路
基板は、信号速度の高速化が要望されている。これを実
現するための回路基板として、配線層を導体抵抗が小さ
な銅系の導電材料により構成し、基板本体を誘電率が小
さなガラスセラミックス材料により構成したものがあ
る。
【0003】このような回路基板は、ガラスセラミック
ス材料からなるグリーンシートに銅系の導電材料のペー
ストを印刷し、これらを一体焼成すると形成できるが、
導電材料の焼結温度がガラスセラミックス材料の焼結温
度に比べて低いために導電材料が先に焼結してしまい、
この結果、基板本体が大きく反る場合が多い。このよう
な基板の反りを防止するために、特開昭63−2989
08号には、酸化チタンを所定量混合することにより焼
結温度を高めた銅系の導電材料を配線層に用いた回路基
板が示されている。
ス材料からなるグリーンシートに銅系の導電材料のペー
ストを印刷し、これらを一体焼成すると形成できるが、
導電材料の焼結温度がガラスセラミックス材料の焼結温
度に比べて低いために導電材料が先に焼結してしまい、
この結果、基板本体が大きく反る場合が多い。このよう
な基板の反りを防止するために、特開昭63−2989
08号には、酸化チタンを所定量混合することにより焼
結温度を高めた銅系の導電材料を配線層に用いた回路基
板が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の回路基板
は、銅系の導電材料に絶縁性材料である酸化チタンを添
加しているので、配線層の抵抗値が高い。よって、信号
速度の高速化が図れない。本発明の目的は、信号速度の
高速化を図りつつ、基板の反りを抑制することにある。
は、銅系の導電材料に絶縁性材料である酸化チタンを添
加しているので、配線層の抵抗値が高い。よって、信号
速度の高速化が図れない。本発明の目的は、信号速度の
高速化を図りつつ、基板の反りを抑制することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回路基板
は、ガラスセラミックス材料からなる絶縁基板と、絶縁
基板に配置された配線層とを有している。この回路基板
は、配線層がタングステン及びモリブデンからなる群よ
り選択された少なくとも1種を3〜20重量%含む銅系
材料により形成されている。
は、ガラスセラミックス材料からなる絶縁基板と、絶縁
基板に配置された配線層とを有している。この回路基板
は、配線層がタングステン及びモリブデンからなる群よ
り選択された少なくとも1種を3〜20重量%含む銅系
材料により形成されている。
【0006】
【作用】本発明に係る回路基板は、絶縁基板の誘電率が
小さく、また、配線層の抵抗値が小さいので、信号速度
の高速化を達成できる。また、配線層を構成する銅系材
料は、高融点成分であるタングステンやモリブデンを含
んでいるため、ガラスセラミックス材料との焼結温度差
が小さくなる。よって、回路基板は、反りが少ない。
小さく、また、配線層の抵抗値が小さいので、信号速度
の高速化を達成できる。また、配線層を構成する銅系材
料は、高融点成分であるタングステンやモリブデンを含
んでいるため、ガラスセラミックス材料との焼結温度差
が小さくなる。よって、回路基板は、反りが少ない。
【0007】
【実施例】図1及び図2に、本発明の一実施例に係る多
層回路基板の一例を示す。図において、多層回路基板1
は、矩形の板状の基板本体2と、基板本体2内に形成さ
れた内部配線層3と、表面配線4とから主に構成されて
いる。基板本体2は、図2に示すように、例えば8枚の
セラミックグリーンシートを積層して一体焼成すること
により得られた一体化したシート2a,2b,2c,2
d,2e,2f,2g,2hから構成されている。各シ
ート2a…2hを構成するセラミックス材料は、例え
ば、ガラス複合系や結晶化ガラス系のガラスセラミック
ス材料である。ガラス複合系のセラミックス材料として
は、硼珪酸ガラス形成物質に修飾物質(例えばMgO、
CaO、Al2 O3 、PbO、K2 O、Na2 O、Zn
O、Li2 O等)を加えたガラス粉末と、アルミナ,ム
ライト,コージェライト,石英等のセラミック粉末との
混合物を原料とするものが例示できる。また、結晶化ガ
ラス系のセラミック材料としては、コージェライト系、
αスポジュメン系等の結晶化するガラス粉末からなるも
のが例示できる。より具体的なガラスセラミックス材料
としては、アルミナ40重量%、シリカ30重量%、マ
グネシア15重量%、酸化ホウ素15重量%からなる平
均粒径が5.0μm以下のムライト質ガラスセラミック
ス粉末が挙げられる。
層回路基板の一例を示す。図において、多層回路基板1
は、矩形の板状の基板本体2と、基板本体2内に形成さ
れた内部配線層3と、表面配線4とから主に構成されて
いる。基板本体2は、図2に示すように、例えば8枚の
セラミックグリーンシートを積層して一体焼成すること
により得られた一体化したシート2a,2b,2c,2
d,2e,2f,2g,2hから構成されている。各シ
ート2a…2hを構成するセラミックス材料は、例え
ば、ガラス複合系や結晶化ガラス系のガラスセラミック
ス材料である。ガラス複合系のセラミックス材料として
は、硼珪酸ガラス形成物質に修飾物質(例えばMgO、
CaO、Al2 O3 、PbO、K2 O、Na2 O、Zn
O、Li2 O等)を加えたガラス粉末と、アルミナ,ム
ライト,コージェライト,石英等のセラミック粉末との
混合物を原料とするものが例示できる。また、結晶化ガ
ラス系のセラミック材料としては、コージェライト系、
αスポジュメン系等の結晶化するガラス粉末からなるも
のが例示できる。より具体的なガラスセラミックス材料
としては、アルミナ40重量%、シリカ30重量%、マ
グネシア15重量%、酸化ホウ素15重量%からなる平
均粒径が5.0μm以下のムライト質ガラスセラミック
ス粉末が挙げられる。
【0008】内部配線層3は、各シート2a…2h間に
所定の内部配線パターンで形成されている。また、各シ
ート2a…2h間に設けられた内部配線層3は、各シー
ト2b…2gの厚み方向に貫通する導電性のスルーホー
ル6により相互に連結されている。スルーホール6を含
む内部配線層3は、銅系の導電材料を用いて構成されて
いる。この導電材料は、銅粉末にタングステン、モリブ
デンのうちの1種又は双方の粉末を添加したものであ
る。このような導電材料は、高融点成分であるタングス
テン、モリブデンを含むために焼結温度が銅よりも高く
なり、ガラスセラミックス材料との焼結温度差が小さく
なるので、基板本体2の反りを抑制できる。導電材料に
おいて、タングステン、モリブデンのうちの1種又は双
方は、3〜20重量%、好ましくは5.0〜15.0重
量%、添加されている。添加量が3重量%未満の場合
は、導電材料の焼結温度が900℃程度の低温になり、
ガラスセラミックス材料との焼結温度差が大きくなるの
で、基板本体2に反りが生じる。添加量が20重量%を
超えると、導電材料の焼結温度が1100℃を超え、ガ
ラスセラミックス材料との焼結温度差が大きくなるの
で、基板本体2に反りが生じる。
所定の内部配線パターンで形成されている。また、各シ
ート2a…2h間に設けられた内部配線層3は、各シー
ト2b…2gの厚み方向に貫通する導電性のスルーホー
ル6により相互に連結されている。スルーホール6を含
む内部配線層3は、銅系の導電材料を用いて構成されて
いる。この導電材料は、銅粉末にタングステン、モリブ
デンのうちの1種又は双方の粉末を添加したものであ
る。このような導電材料は、高融点成分であるタングス
テン、モリブデンを含むために焼結温度が銅よりも高く
なり、ガラスセラミックス材料との焼結温度差が小さく
なるので、基板本体2の反りを抑制できる。導電材料に
おいて、タングステン、モリブデンのうちの1種又は双
方は、3〜20重量%、好ましくは5.0〜15.0重
量%、添加されている。添加量が3重量%未満の場合
は、導電材料の焼結温度が900℃程度の低温になり、
ガラスセラミックス材料との焼結温度差が大きくなるの
で、基板本体2に反りが生じる。添加量が20重量%を
超えると、導電材料の焼結温度が1100℃を超え、ガ
ラスセラミックス材料との焼結温度差が大きくなるの
で、基板本体2に反りが生じる。
【0009】表面配線4は、基板本体2の両主面に所定
の高密度パターンで形成されており、基板本体2の両主
面を構成するシート2a,2hの厚み方向に貫通する導
電性のスルーホール7により内部配線層3に接続されて
いる。表面配線4及びスルーホール7は、内部配線層3
と同じ導電材料から構成されている。スルーホール7は
内部配線層の一部である。なお、図1では、表面配線4
の一部のみを示し、詳細は省略している。
の高密度パターンで形成されており、基板本体2の両主
面を構成するシート2a,2hの厚み方向に貫通する導
電性のスルーホール7により内部配線層3に接続されて
いる。表面配線4及びスルーホール7は、内部配線層3
と同じ導電材料から構成されている。スルーホール7は
内部配線層の一部である。なお、図1では、表面配線4
の一部のみを示し、詳細は省略している。
【0010】前記多層回路基板1において、基板本体2
上には、例えば半導体素子5が搭載される。半導体素子
5は、例えば銀ロウ等の接着剤8により表面配線4に接
続される。次に、前記多層回路基板1の製造方法につい
て説明する。まず、基板本体2を用意する。基板本体2
を製造する場合は、まず、セラミックグリーンシートを
複数枚用意する。セラミックグリーンシートは、上述の
ガラスセラミックス材料に適当なバインダー及び溶剤を
添加してスラリーを調整し、ドクターブレード法やカレ
ンダーロール法によりこのスラリーをシート状に成形す
ると得られる。なお、セラミックグリーンシートの厚さ
は0.1〜0.5mmに設定するのが好ましい。
上には、例えば半導体素子5が搭載される。半導体素子
5は、例えば銀ロウ等の接着剤8により表面配線4に接
続される。次に、前記多層回路基板1の製造方法につい
て説明する。まず、基板本体2を用意する。基板本体2
を製造する場合は、まず、セラミックグリーンシートを
複数枚用意する。セラミックグリーンシートは、上述の
ガラスセラミックス材料に適当なバインダー及び溶剤を
添加してスラリーを調整し、ドクターブレード法やカレ
ンダーロール法によりこのスラリーをシート状に成形す
ると得られる。なお、セラミックグリーンシートの厚さ
は0.1〜0.5mmに設定するのが好ましい。
【0011】次に、各セラミックグリーンシートの所定
部位に打ち抜き等の手法により貫通孔を設ける。この貫
通孔は、スルーホール6,7を形成するためのものであ
る。貫通孔の直径は、0.2〜0.5mmに設定するの
が好ましい。セラミックグリーンシートに設けた貫通孔
には、上述の導電材料からなるペーストを充填する。こ
のペーストは、上述の導電材料と適当なバインダー及び
溶剤とを混合して例えば3本ロールを用いて混練すると
得られる。なお、このペーストには、必要に応じてガラ
スフリットを添加してもよい。
部位に打ち抜き等の手法により貫通孔を設ける。この貫
通孔は、スルーホール6,7を形成するためのものであ
る。貫通孔の直径は、0.2〜0.5mmに設定するの
が好ましい。セラミックグリーンシートに設けた貫通孔
には、上述の導電材料からなるペーストを充填する。こ
のペーストは、上述の導電材料と適当なバインダー及び
溶剤とを混合して例えば3本ロールを用いて混練すると
得られる。なお、このペーストには、必要に応じてガラ
スフリットを添加してもよい。
【0012】次に、各セラミックグリーンシートの表面
に所定の内部配線パターン及び表面配線パターンを形成
する。これらのパターンは、上述の導電材料からなるペ
ーストをスクリーン印刷法により印刷すると形成でき
る。次に、各セラミックグリーンシートを所定の順に積
層して圧着し、グリーンシート積層体を形成する。この
グリーンシート積層体では、圧着時に各セラミックグリ
ーンシートが内部配線パターンに押されて塑性変形し、
各セラミックグリーンシートは内部配線パターンが形成
されていない部分で交互に密着している。また、内部配
線パターンは隣接するセラミックグリーンシートの貫通
孔に充填された導電材料のペーストに圧着する。なお、
セラミックグリーンシートの圧着条件は、80〜150
℃で50〜250kg/cm2 に設定するのが好まし
い。
に所定の内部配線パターン及び表面配線パターンを形成
する。これらのパターンは、上述の導電材料からなるペ
ーストをスクリーン印刷法により印刷すると形成でき
る。次に、各セラミックグリーンシートを所定の順に積
層して圧着し、グリーンシート積層体を形成する。この
グリーンシート積層体では、圧着時に各セラミックグリ
ーンシートが内部配線パターンに押されて塑性変形し、
各セラミックグリーンシートは内部配線パターンが形成
されていない部分で交互に密着している。また、内部配
線パターンは隣接するセラミックグリーンシートの貫通
孔に充填された導電材料のペーストに圧着する。なお、
セラミックグリーンシートの圧着条件は、80〜150
℃で50〜250kg/cm2 に設定するのが好まし
い。
【0013】上述のグリーンシート積層体を中性又は還
元性雰囲気中で焼成すると、基板本体2が得られる。こ
の際、セラミックグリーンシートに印刷した導電材料
は、セラミックグリーンシートを構成しているガラスセ
ラミックス材料との焼結温度差が小さいので、セラミッ
クグリーンシートよりも先に焼結することによる収縮を
起こしにくく、基板本体2に反りを発生させにくい。
元性雰囲気中で焼成すると、基板本体2が得られる。こ
の際、セラミックグリーンシートに印刷した導電材料
は、セラミックグリーンシートを構成しているガラスセ
ラミックス材料との焼結温度差が小さいので、セラミッ
クグリーンシートよりも先に焼結することによる収縮を
起こしにくく、基板本体2に反りを発生させにくい。
【0014】なお、焼成条件は、例えば1000℃で1
20分に設定するのが好ましい。 〔実験例〕アルミナ40重量%、シリカ30重量%、マ
グネシア15重量%、酸化ホウ素15重量%を含みかつ
平均粒径が5.0μm以下のムライト質ガラスセラミッ
クス材料からなる、50×50×0.5mmのセラミッ
クグリーンシートを作成した。このセラミックグリーン
シートの表面に、表1に示す組成の導電材料を含むペー
ストを20μmの厚さに印刷し、セラミックグリーンシ
ート及び導電材料ペーストを約1000℃の還元雰囲気
中で120分間焼成した。得られた基板の反りを測定し
た結果を表1に示す。なお、反りの値は、5個の試料に
ついての平均値であり、(−)は導電材料ペーストを印
刷した側への反りを示し、(+)はその反対側への反り
を示している。
20分に設定するのが好ましい。 〔実験例〕アルミナ40重量%、シリカ30重量%、マ
グネシア15重量%、酸化ホウ素15重量%を含みかつ
平均粒径が5.0μm以下のムライト質ガラスセラミッ
クス材料からなる、50×50×0.5mmのセラミッ
クグリーンシートを作成した。このセラミックグリーン
シートの表面に、表1に示す組成の導電材料を含むペー
ストを20μmの厚さに印刷し、セラミックグリーンシ
ート及び導電材料ペーストを約1000℃の還元雰囲気
中で120分間焼成した。得られた基板の反りを測定し
た結果を表1に示す。なお、反りの値は、5個の試料に
ついての平均値であり、(−)は導電材料ペーストを印
刷した側への反りを示し、(+)はその反対側への反り
を示している。
【0015】
【表1】
【0016】なお、表1において、試料番号4〜9が本
発明の実施例であり、試料番号1〜3及び10,11は
比較例である。
発明の実施例であり、試料番号1〜3及び10,11は
比較例である。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る回路基板では、タングステ
ン及びモリブデンからなる群より選択された少なくとも
1種を3〜20重量%含む銅系材料からなる配線層をガ
ラスセラミックス材料からなる絶縁基板上に形成したの
で、信号を高速で伝達でき、また、基板の反りが少な
い。
ン及びモリブデンからなる群より選択された少なくとも
1種を3〜20重量%含む銅系材料からなる配線層をガ
ラスセラミックス材料からなる絶縁基板上に形成したの
で、信号を高速で伝達でき、また、基板の反りが少な
い。
【図1】本発明の一実施例に係る多層回路基板の斜視
図。
図。
【図2】図1のII−II断面拡大部分図。
1 多層回路基板 2 基板本体 3 内部配線層 4 表面配線
Claims (1)
- 【請求項1】ガラスセラミックス材料からなる絶縁基板
と、前記絶縁基板に配置された配線層とを有する回路基
板において、 前記配線層は、タングステン及びモリブデンからなる群
より選択された少なくとも1種を3〜20重量%含む銅
系材料よりなることを特徴とする回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20384892A JPH0653354A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 回路基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20384892A JPH0653354A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 回路基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653354A true JPH0653354A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16480701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20384892A Pending JPH0653354A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 回路基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653354A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000077805A (ja) * | 1998-08-31 | 2000-03-14 | Kyocera Corp | 配線基板およびその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03263391A (ja) * | 1990-01-12 | 1991-11-22 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 銅厚膜導体用ペースト及び銅厚膜回路基板 |
JPH04334803A (ja) * | 1991-05-10 | 1992-11-20 | Asahi Glass Co Ltd | 導体ペースト組成物およびセラミックス基板 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP20384892A patent/JPH0653354A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03263391A (ja) * | 1990-01-12 | 1991-11-22 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 銅厚膜導体用ペースト及び銅厚膜回路基板 |
JPH04334803A (ja) * | 1991-05-10 | 1992-11-20 | Asahi Glass Co Ltd | 導体ペースト組成物およびセラミックス基板 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000077805A (ja) * | 1998-08-31 | 2000-03-14 | Kyocera Corp | 配線基板およびその製造方法 |
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