JPH02123147A - 塩化ビニル系重合体組成物 - Google Patents

塩化ビニル系重合体組成物

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JPH02123147A
JPH02123147A JP27455688A JP27455688A JPH02123147A JP H02123147 A JPH02123147 A JP H02123147A JP 27455688 A JP27455688 A JP 27455688A JP 27455688 A JP27455688 A JP 27455688A JP H02123147 A JPH02123147 A JP H02123147A
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JP
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vinyl chloride
polymerization
hydrotalcites
polymer composition
composition
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JP27455688A
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Yasuo Murase
村瀬 康夫
Kazuya Aso
阿曽 一也
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Mitsubishi Kasei Vinyl Co
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)  発明の目的 (産業上の利用分野〕 本発明は熱安定性に優れ、プラスチゾル、オルガノゾル
等のペースト分散液において低粘度を与える塩化ビニル
系重合体組成物に関する。
(従来の技術〕 イースト用塩化ビニル系重合体は、プラスチゾル、オル
ガノゾル等のR−スト分散液の形態で塗布等の方法で成
形・加工され、床材、壁側等のネ゛{造に広く用いられ
ている。この種の塩化ビニル系重合体を熱安定性全向上
させるために、ハイドロタルサイト類全配合し定組成物
とすることは既に提案されテイル(vfiMI1f4 
5 5 − 8 0 4 4 5 M及ヒ特開昭63−
46248号公報等〕。しかし、かかるハイドロタルサ
イト類全配合した塩化ビニル系重合体組成物は、ペース
ト分散液において、その配合されているハイドロタルサ
イト類に起因して、イースト粘度が高くて、成形、加工
性に劣る欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、ハイドロタルサイト類が配合され、したがっ
て熱安定性に優れ、しかもペースト分散液において低い
R−スト粘■を与える塩rヒビニル系重合体組成物全提
供しようとするものである。
(b)  発明の構成 (問題点を解決するための手段〕 木発明者らは、前記の問題点をア決するために種々研究
全型ね几結果、塩化♂ニル系重合体に配合するハイドロ
タルサイト類として特定の組成をもったハイドロタルサ
イトf14 y、用いることにより、その目的金俸成す
ることができたものである。
すなわち、本発明の」Z(化ビニル系卓合体AU成物は
、ペースト化可能な塩化ビニル系重合体100重も1一
部に対してハイドロタルサイト類を005〜5 ’il
i hj部配合してなる組成物において、前記のハイド
ロタルサイト類として一般式、 Mg1−XAtx(OH)2(CO3)X/2・mH2
0・・・・・・・・・(1)(式中、mは06m (0
,6f、XはO(x≦032をそれぞれ満足する数であ
る。〕で表わされるハイドロタルサイト類を用いてなる
ことを特徴とする組成物である。
本発明者らは、さきに熱安定性に優れ、低粘度のイース
ト分散液金与えることのできる塩化ビニル系重合体組成
物の製造法として、塩化ビニル系重合体の製造(重合)
反応における重合開始前若しくは重合初期に特定の仕込
方法でハイドロタルサイト類全添加する方法全提案した
(特願昭62−231594号公報〕。しかし、この方
法で製造した塩化ビニル系重合体組成物は、低粘度のペ
ースト分散液?与えることができるが、その粘度低下は
なお充分に満足できない。本発明の塩化ビニル系重合体
組成物は、前記の製造方法に適用すればより低粘度のイ
ースト分散液を与えることができるし、前の製造方法」
メ外の製造方法に等用した場合にも低粘度のペースト分
散液を与えることができる。
本発明におけるペースト化可能な塩化ビニル系重合体と
は、乳化重合法又は微細懸濁重合法によりF+蹟された
塩化ビニル単独重合体、及び同様の方法で製造された塩
化ビニルとこれと共重合可能な他の単量体との共重合体
、いわゆる塩化ビニル系被−スト・レジンである。この
場合の共重合させる他の単量体としては、次とえはエチ
レン、プロピレン、n−ブテン等のオレフィンffA、
酢酸ビニル、ゾロピオン醇ビニル、ステアリン酸ビニル
等のビニルエステル類、アクリル酸、メタクリル酸、イ
タコン酸等の一価不飽和酸類、これらの−価不飽和酸の
アルキルエステル類、メチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、オクチルビニルエ・−チル、ラウリルビ
ニルエーテル等のビニルエーテル類、マレイン酸、フマ
ル酸等の多価不飽和酸類、これら多価不飽和酸の無水物
類、これら多価不飽和酸のエステル顛、芳香族ビニル化
合物、不胞和二) IJル等があげられ、これらは1枦
類を共重合させてもよいし、2種以上を共重合させても
よい。塩化ビニル系共重合体の場合の他の単量体の含有
量は、共重合体の30重量千以下、好ましくは2oM[
%以下である。
本発明におけるハイドロタルサイト類は、イ1記一般式
(1)で表わされる組成のものであるが、その中でも0
.30≦X≦032のものが!侍に好ましい。
従来、塩化ビニル系重合体の熱安定性の向上のためC/
こ配合されていたハイドロタルサイト類は、前記一般式
(1)におけるXの値が0.32よりも相当に大きな値
のものであったのでペースト化したときの粘度が高かっ
た。しかるに、本発明においては、Xの値が0 (x≦
0.32、好ましくは0.30≦X≦0.32を満足す
るという特定の・・イドロタルナイト類を選択便用する
ことによって、ペースト化したときの粘度を著しく低下
させるのに成功したのである。
本発明で用いる・・イドロタルナイト類は、前記の一般
式(1)で表わされるものであること以外に、さらにB
ET比表面積が30m/、!7以下で、かつ脱結晶水処
理をしたものが特に好ましい。
本発明における・・イドロタルナイト類の配合割合は、
塩化ビニル系重合体100重盪部に対して0.05〜5
.0重1%、好ましくは0.15〜30重t%である。
なお、塩化ビニル系重合体の重合工程でハイドロタルサ
イト類を添加する場合には、この種の重合反応後におけ
る未反応単量体の回収筺を勘案し7、重合反応に関与す
る単量体100重置部に対してハイドロタルサイト類を
約0.05〜5.0重量部、好ましくは約0.15〜3
.0重量部間合すればよい。配合するハイドロタルサイ
トaの配合量が少なすぎると熱安定性の充分な改良効果
が得られないし、反対に多すぎると塩化ビニル系重合体
の最終製品〔成形品〕の透明性が低下するので、いずれ
も好ましくない。
本発明の塩化ビニル系重合体組成を得るためのハイドロ
タルサイト類の添加(配合)は、前述のように、本発明
者らの特願昭62−231594号明細書に記載の方法
によって行なわせるのが特に有効であるが、その他種々
の方法で添加してもよい。たとえば、下記の■及び■の
方法を用いて添加してもよい。
■ 乳化重合法又は微細懸濁重合法で得られ念塩化ビニ
ル系重合体ラテックスに、ハイドロタルサイト類を添加
、混合してから、そのラテックスを噴霧乾燥して塩化ビ
ニル系重合体組成物とする。
■ 乳化重合法又は微細懸濁重合法で得られた塩化ビニ
ル系重合体に、J塑剤や安定削等を添加してペースト分
散液(fラスチゾルやオルガノゾル等)を調製する際に
、ノ1イドロタルサイト頚ヲ添加して、塩化ビニル系重
合体ペースト分散液とする。
前述のように、塩化ビニル系重合体にハイドロタルサイ
ト類全配合することは既に多くの提案がなきれた。詳し
くは、特開昭55−80445号及び特開昭59−15
2941号公報には、塩化ビニル系樹脂等の含ハロゲン
樹脂の成形加工時の熱安定性を改良するtめに、四+・
)1脂にハイドロタルサイト類、特にBET比表面積が
30m2/P以下で、かつ脱結晶水処理全したハイドロ
タルサイト類金、すす系安定ヘリやステアリルアルコー
ルとともに含有せし7めることか記載されている。また
、特願昭60−181628号明細書、に(・ま、脂肪
酸系乳化削全含み、かつアルカリ金4含有−計が500
ppm以下の被−スト・レノンにハイドロタルサイト類
及び特定の安定削を配合することにより、熱安定性及び
吸水白化性?改良することがWcW載されている。
しかし、従来のかかるハイドロタルサイト類を配合した
塩化ビニル系重合体音用いて調製したプラスチゾルやオ
ルガノゾル等のペースト分散液は粘度が高く、成形加工
性に劣る欠点があっ九。
方、ヘースト粘度全低下させるなどの目的で、重合後の
ラテックスに各種の陰イオン界面活性剤やポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンブロック共重合体、ソルビタンエステル、
グリセリンアルキルエステルなどの非イオン界面活性剤
の1種又は2株以上全適宜に加えて乾燥するペースト用
塩化ビニル系重合体の製造方法や、或い+′i4−スト
調製時に上述の界面活性剤を添加することも行なわれて
いる。しかし、かかる公知の方法は粘度低下に必ずしも
充分な結果が得られないばかりでなく、本来の熱安定性
や吸水白化性の改善に対して悪影響を及ぼすという欠点
があった。
ま之、特開昭61−207号公報には、懸濁重合時の分
散安定側としてハイドロタルサイト知音用いることによ
り熱安定性の良好な塩化ビニル系重合体fI:得る方法
が記載されている。しかし、本発明は、その%濁重合系
の安定化には乳化&(1(界面活性剤)金柑いているの
であり、ハイドロタルサイ)k分散安定前として添加す
るのではない。
しかも、前記の公報に記載の方法で製造される塩化ビニ
ル系重合体は、粒子径が100〜200μであり、プラ
スチックゾル等のペースト分散液を与えることができな
いし、勿論、同公報にもイースト粘度の低下に関する記
載や示唆は全く見当らない。
さらに、特開昭60−203657号公報には、過塩素
酸系ハイドロタルサイトに配合した塩fヒビニル系重合
体組成牧1が記載されているが、その目的は単なる熱安
定性の改良であり、勿論、同公報にもその組成物が低粘
度の橡−ストを与えることについて何の記載も示唆もさ
れていない。
これに対し、本発明は塩化ビニル系重合体に配合するハ
イドロタルサイト類として、IJII 記一般式(1)
を満足する1時定の組成のものを用いたことにょシ、熱
安定性の改良と同時に、梨−ヌト分散液としたときの粘
度を低下させることができたのである。
本発明の塩化ビニル系重合体組成物によってプラスチゾ
ルやオルガノゾル等のペースト分散液を調製するには、
公知技術にしたがって可塑剤や安定剤等を適宜に配合す
る。
その可塑剤としては、たとえばフタル酸ソーn−ブチル
、フタル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ノー2−エチル
ヘキシル、フタル酸ジインオクチル、フタル酸ツインノ
ニル、フタル酸ツインデシル、フタル酸オクチルデシル
、フタル酸ブチルベンジル、インフタル酸ジー2−エチ
ルヘキシル、炭素数11〜13程度の高級アルコールの
7タル酸エステル等の7タル酸系可塑剤、トリメリット
酸ノーn−オクチル−n−デシル、トリメリット酸トリ
ー2−エチルヘキシル、トリメリット酸トリインデシル
、トリメリット酸トリーn−オクチル等のトリメリット
酸系可塑剤、アジピン酸ジー2−エチルヘキシル、アノ
ビン酸ノーn−fンル、アノピン酸ツインデシル、アゼ
ライン酸ノー2−エチルヘキシル、セバシン酸ノブチル
、セパシン酸ジー2−エチルヘキシル等の脂肪酸エステ
ル系可塑剤、リン酸トリブチル、リン酸トリー2−エチ
ルヘキシル、リンp−2−エチルへキシルジフェニル、
リン酸トリクレノル等のリン酸エステル系可塑剤、エポ
キシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化トール
油脂肪−P−2−エチルヘキシル等のxiキシ系可塑剤
、液状の工Iキシレジン等があげられる。これらの可塑
剤は1牲頌を用いてもよいし、2種以上を併用すること
もできる。
ま次、その安定削としては、塩化ビニル系樹脂安定剤と
して公知のものをはじめとする種々の安定削が使用可能
であるが、特に液状複合安定剤及び有機すず系安定削が
好結果全厚える。
その「複合安定剤」とは、少なくとも2種類の金1の有
機酸、友とえばりシノール酸、2−エチルへキソイン酸
、ナフテン竺、安息香酸、サルチル酸等の塩であり、通
常、液状の複合安定I¥1.lとして市販されているも
のである。そのうち、バリウム−亜鉛系、カルシウム−
亜鉛系、マグネシウム−亜鉛系、カルシウム−バリウム
系、カドミウム−バリウム系、バリウム−亜鉛−すず系
、カドミウム−バリウム−亜鉛系等が好ましい。
ま危、その有機すず系安定削としては、たとえばシブチ
ルすずジラウレート、シブチルffシマレート、ノブチ
ルすずメルカプタイド等があげられる。
(実施例等〕 以下に実施例及び比較例をあげて詳述するが、本発明は
その実施例によって限定されるものではない。なお、こ
れらの例において記載の「部」及び「チ」は、いずれも
重量基準によった。
l!、fc1  各側における試験は、各側で得られた
塩化ビニル系重合体(実施例3及び比較例2の場合〕、
又は塩化ビニル系重合体組成物(実施例1及び2、比較
例1.3、及び4の場合〕金柑い、下記のプラスチゾル
配合(A)又はプラスチゾル配合(B)のいずれかによ
って各プラスチゾル全調製し、得られt各ゲラステゾル
について下記のBM型粘度試1験全行ない、さらにその
各ゾラスチゾル全用いて下記の熱安定性試験を行なった
(1)プラスチゾル配合: プラスチゾル配合(A) フタル酸ジー2−エテルヘキシル fMI プラスチゾル配合(B) 塩化ビニル系重合体            100部
フタル酸ソー2−エチルヘキシル        60
部ハイドロタルサイト類             0
.7部注)*1・・・AC−118(アデカ・アーガス
化学株式会社商品名) ■ BM型粘度試験: 前記のプラスチゾル配合(A)又は(B)(たたし、い
ずれも安定剤を配合しない)を用いてプラスチゾルを調
製し、得られたプラスチゾルについて、BM型粘度計(
東洋計器製造新製)430−ターを用い、6rprn、
及び60 rpmの各回転数、23℃の条件を用いて測
定した。単位はep8であるO ■ 熱安定性試験: 前記のプラスチゾル配合(A)又は(B)により調製し
九グラスチゾルを、アルミニウム箔上に加熱後の厚さが
1rrxになるように塗布し、その塗膜全195℃で5
分間加熱処理してからシートに切り出し、そのシートラ
引続き195℃で加熱し、加熱時間合5分、8分、10
分後に、以後はさらに1分経過毎に取出して赤〜(黒〕
褐色に着色するまでの時間全目視により調べて熱安定性
の目安とした。
実施例1 渣拌機を備え比容積200jの重合槽に、90Kgの温
度54℃の脱イオン水、12Kfの過硫酸アンモニウム
及び75?の亜硫酸アンモニウムを入れ、約20分間攪
拌して溶解させた。次いで、重合槽内金−610!Hg
まで減圧し、50分間54℃に保持し念。
次いで、重合槽に60 Kgの塩化ビニル単量体全仕込
み、tl’l’l内温度を50℃に昇温した。単量体の
仕込後15分経過してから、予め溶解しておいた0、2
%過硫酸アンモニウム水浴液を約10 cc/分の割合
で徐々に添加し、以後一定の重合速度を保つように、過
硫酸アンモニウム水浴液の添加速度全制御しながら反応
てせ、その後重合率が約15チに達したときに、別に溶
解しておいたラウリル硫酸ナトリウムの約8%水溶液の
添加全開始し、同水浴液全80 cc/10分イI後の
速度で全ラウリル硫酸ナトリウム添加J1が3001に
なる塘で添加し皮。槽内圧力が、50℃での塩化ビニル
単量体の飽和圧から2. OKf/cm”降下しtとき
;て反応を停止し、未反応単量体を回収して重合体ラテ
ツクスを得た。得られ比ラテックスは粒径約0.4 s
μの単一分散粒子であり、ラテックスの安だ性が良好で
あった。
次いで、攪拌機を備えた容積2001の重合槽に、前記
の得られたラテックスを4重子ラテックスとして4.5
 Kg(固形分換算〕、脱イオン水80に9、前記一般
式(1)においてx=0.31、m = 0.54のハ
イドロタルサイトの10%水ラリー10Kt、及び亜硫
酸アンモニウム90?全それぞれ仕込んだのち、脱気し
てから塩化ビニル単量体75.5 Kq f仕込み、温
度を50℃に昇温した。その後、全■で151の過硫峻
アンモニウムの0.1%水溶液1(1#に最初は10 
cc/分の割合で約15分間加えたのち、一定の重合速
度を保つようにその添加速度を制御しながら連続的に添
加した。重合率が10%に達したときから重合終了まで
ラウリル硫酸ナトリウムの約8チ水溶液を約0.77 
/時間の割合で、ラウリル硫酸ナトリウムとして計05
に9を連続的に添加した。槽内圧力が50℃での塩化ビ
ニル単量体の飽和圧力より10Kii/cm2降下した
ところで重合を停止し、未反応単量体全回収した。
得られたラテックスの平均粒径は1.1μであった。こ
のラテックス全常法にし次がって噴霧乾燥、粉砕してペ
ースト用に使用できる塩化ビニル重合体組成物を得た。
この重合体組成物を用いて前記のプラスチゾル配合(A
、lによシン6ラスチゾル全調裂し、前記の各試験全行
なった結果はFlに示すとおりであっ念。
比・1り例1 使用するハイドロタルサイトとして、x=0.35、m
 = 0.54のハイドロタルサイトラ使用し、そのほ
かは実施例1と全く同様にして堤化ビニル軍合体組成物
全製造しfP:、。
得られ比重合体組成物全使用し、前記のプラスチゾル配
合(A)によりプラスチゾルを調製し、前記の各試験を
し念結果は表1に示すとおりであつfc。
比較例2 ハイドロタルサイトを全く使用しないで、そのほかは実
施例1と全く同材にして塩化ビニル吏合体を製1青し次
得られた重合体を使用し、前記のプラスチゾル配合(A
)によってプラスチゾル全調製し、E′8tJ記の各試
験をした結果は表1に示すとおシであった。
実施例2 比較例3 比較例2において得られ之ポリ塩化ビニルの乾燥前のラ
テックスに、ラテックス中の固形分100重量部に対し
、x = 0.32、m = 0.54のハイドロタル
サイト(実施例2の場合う、又id x = 0.40
 。
m = 0.54のハイドロタルサイト(比較例3の場
合)各0.12重fX部全、それぞれ10%水スラリー
にして加えてから、常法にし次がってそれぞれ噴霧乾燥
して各塩化ビニル重合体組成物を製造した。
得られた各車合什組成物を用いて前記のプラスチゾル配
合(A)によってプラスチゾルを1Y11η製し、前記
の各試験音した。そのpV果は表1に示すとおりであっ
た。
実施例3 比較例4 澄拌機全備え九容積2001の予備混合槽にイオン交換
水100 P、ラウロイルノ9−オキサイド6005’
、ラウリル硫酸ナトリウム400 L?、ラウリルアル
コール2001i’i入れ、次いで予@混合捨全脱気し
てから塩化ビニル単量体60Kpi添加し、前、拌しな
がら35℃に保持しL0均一に攪拌したのち乳化機全使
用して所望の液滴径(約0.5μつに分散させながら、
予め脱気しておいた攪拌機全備え次容撰200eの反応
槽に移送した。
その移送完了後、反応槽の温度を47℃に昇温して常法
にし友がって重合を行なわせた。得られたラテックスは
平均粒径が0.5μであった。
この得られたラテックスe fffi子ラテクラテック
ス用いて重合を行なわせ念。すなわち、攪拌燵ヲ備え几
容積200!/の重合槽に脱イオン水80に9、王制の
種子重合体ラテックス5 Ky (固形分換算)、炭酸
水素ナトリウム20?を仕込んだ。次いで、脱気してか
ら塩化ビニル単一者体75Kpk仕込み、温度を50℃
に昇温し次のち、予め溶解しておいたピロ耶硫酸ナトリ
ウムの03チ水溶液を少−量ずつ連続的に添加して重合
を開始し念。ピロ「匝硫αす) IJウムの添加開始後
、一定の反応速度で反応が進行するように、その添加量
全調整した。さらに、重合率が10%に達し九ときから
1F合終了までの間、乳化剤として別途Fll F、J
しておいたラウリル硫酸ナトリウムの約8チ水溶液(計
5j)を塩化ビニル単量体に対して毎時0.1%の割合
で連続的に添加した。重合槽の圧力が50℃における塩
化ビニルの飽和圧から1.5 K9/cm”降下したと
きに重合全停止し、未反応モノマーを回収し次。
得られたラテックスの平均粒径は1.1μであり、ラテ
ックスの安定性は良好であっ九。このラテックス全噴霧
乾燥したのち、粉砕して塩化ビニル重合体を得之。
この塩化ビニル重合体に、前記一般式(1)におけるx
 = 0.30、m = 0.3のハイ)’ 07 ル
サイト(実施例3の場合〕、又f′ix = 0.40
 %m = 0.3のハイドロタルサイト(比較例4の
場合)全それぞれ用いて、前記のプラスチゾル配合(B
)にし友がって、各プラスチゾルを調製し、前記の各試
験をした。その結果は表1に示すとおりであった。
(e)  発明の効果 本発明の塩化ビニル系重合体組成物は、熱安定性に優れ
、かつ低粘度の4−スト分散液(プラスチゾル、オルガ
ノゾル等〕を与えることができるから、その被−スト分
散液は濾過、脱泡、供給等の取扱性が良好で、高い塗布
速度が得られるので、床材、壁材等の製造に有利に使用
される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペースト化可能な塩化ビニル系重合体100重量
    部に対してハイドロタルサイト類を0.05〜5重量部
    配合してなる組成物において、前記のハイドロタルサイ
    ト類として一般式 Mg_1_−_xAl_x(OH)_2(CO_3)_
    x_/_2・mH_2O(式中、mは0≦m<0.6を
    、xは0<x≦0.32をそれぞれ満足する数である。 ) で表わされるハイドロタルサイト類を用いてなることを
    特徴とする塩化ビニル系重合体組成物。
  2. (2)一般式におけるxが0.30≦x≦0.32であ
    ることを特徴とする第1請求項記載の塩化ビニル系重合
    体組成物。
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