JPH02122673A - 薄膜e↑2promおよびその製造方法 - Google Patents
薄膜e↑2promおよびその製造方法Info
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- JPH02122673A JPH02122673A JP63274444A JP27444488A JPH02122673A JP H02122673 A JPH02122673 A JP H02122673A JP 63274444 A JP63274444 A JP 63274444A JP 27444488 A JP27444488 A JP 27444488A JP H02122673 A JPH02122673 A JP H02122673A
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- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は薄膜E2 FROMおよびその製造方法に関す
るものである。
るものである。
最近、E2 FROMとして、メモリ用トランジスタと
このメモリ用トランジスタを選択する選択用トランジス
タとを薄膜トランジスタで構成した薄11AE2PRO
Mが考えられている。
このメモリ用トランジスタを選択する選択用トランジス
タとを薄膜トランジスタで構成した薄11AE2PRO
Mが考えられている。
第3図は従来の薄膜E2 FROMを示したもので、こ
の薄膜E2 FROMは、ガラス等からなる絶縁基板1
の上に、メモリ用薄膜トランジスタTIと選択用薄膜ト
ランジスタT2とを形成した構成となっている。なお、
薄膜トランジスタには、スタガー型、逆スタガー型、コ
ブラナー型、逆スタガ−型のものがあるが、第3図では
メモリ用および選択用薄膜トランジスタTI T2を
逆スタガー型薄膜トランジスタとした薄膜E2 PRO
Mを示している。この薄膜E2 FROMは、基板1上
にまずメモリ用薄膜トランジスタTlを形成し、次いで
この基板1上に選択用薄膜トランジスタT2を形成する
方法で製造されたもので、メモリ用薄膜トランジスタT
1は、基板1上に形成されたゲート電極Glと、このゲ
ート電極C1の上に基板全面にわたって形成されたヒス
テリシス性をもつSiNからなるゲート絶縁膜2と、こ
のゲート絶縁膜2の上に前記ゲート電極Glに対向させ
て形成された1−a−81半導体層3と、この半導体層
3の上にn◆−a−3t コンタクト層4を介して形成
されたソース6 ドレイン電極S1.Dl とからなっ
ている。
の薄膜E2 FROMは、ガラス等からなる絶縁基板1
の上に、メモリ用薄膜トランジスタTIと選択用薄膜ト
ランジスタT2とを形成した構成となっている。なお、
薄膜トランジスタには、スタガー型、逆スタガー型、コ
ブラナー型、逆スタガ−型のものがあるが、第3図では
メモリ用および選択用薄膜トランジスタTI T2を
逆スタガー型薄膜トランジスタとした薄膜E2 PRO
Mを示している。この薄膜E2 FROMは、基板1上
にまずメモリ用薄膜トランジスタTlを形成し、次いで
この基板1上に選択用薄膜トランジスタT2を形成する
方法で製造されたもので、メモリ用薄膜トランジスタT
1は、基板1上に形成されたゲート電極Glと、このゲ
ート電極C1の上に基板全面にわたって形成されたヒス
テリシス性をもつSiNからなるゲート絶縁膜2と、こ
のゲート絶縁膜2の上に前記ゲート電極Glに対向させ
て形成された1−a−81半導体層3と、この半導体層
3の上にn◆−a−3t コンタクト層4を介して形成
されたソース6 ドレイン電極S1.Dl とからなっ
ている。
また、選択用薄膜トランジスタT2は、前記メモリ用薄
膜トランジスタTlのゲート絶縁膜2上に形成されたゲ
ート電極G2と、このゲート電極G2の上に基板全面に
わたって形成されたヒステリシス性の無いSiNからな
るゲート絶縁膜5と、このゲート絶縁膜5の上に前記ゲ
ート電極G2に対向させて形成された1−a−S1半導
体層6と、この半導体層6の上にn”−a−Slコンタ
クト層7を介して形成されたソース、ドレイン電極S2
.D2とからなっており、この選択用薄膜トランジスタ
T2のソース電極S2はメモリ用薄膜トランジスタT1
のドレイン電極Dlに接続配線8を介して接続、されて
いる。なお、メモリ用薄膜トランジスタTIのチャンネ
ル部はSiNからなる保護膜9で覆われており、また選
択用薄膜トランジスタT2のゲート絶縁膜5は、メモリ
用薄膜トランジスタTI上に重なる部分をエツチング除
去した形状とされている。10はメモリ用薄膜トランジ
スタTlおよび選択用薄膜トランジスタT2を覆うSi
Nからなる上部保護膜である。
膜トランジスタTlのゲート絶縁膜2上に形成されたゲ
ート電極G2と、このゲート電極G2の上に基板全面に
わたって形成されたヒステリシス性の無いSiNからな
るゲート絶縁膜5と、このゲート絶縁膜5の上に前記ゲ
ート電極G2に対向させて形成された1−a−S1半導
体層6と、この半導体層6の上にn”−a−Slコンタ
クト層7を介して形成されたソース、ドレイン電極S2
.D2とからなっており、この選択用薄膜トランジスタ
T2のソース電極S2はメモリ用薄膜トランジスタT1
のドレイン電極Dlに接続配線8を介して接続、されて
いる。なお、メモリ用薄膜トランジスタTIのチャンネ
ル部はSiNからなる保護膜9で覆われており、また選
択用薄膜トランジスタT2のゲート絶縁膜5は、メモリ
用薄膜トランジスタTI上に重なる部分をエツチング除
去した形状とされている。10はメモリ用薄膜トランジ
スタTlおよび選択用薄膜トランジスタT2を覆うSi
Nからなる上部保護膜である。
しかしながら、上記従来の薄膜E2PROMは、メモリ
用薄J摸トランジスタTIと・選択用薄膜トランジスタ
T2とを別工程で形成したものであるため、この薄膜E
2 FROMはその製造に多くの工程数を要するという
問題をもっていた。
用薄J摸トランジスタTIと・選択用薄膜トランジスタ
T2とを別工程で形成したものであるため、この薄膜E
2 FROMはその製造に多くの工程数を要するという
問題をもっていた。
このようにメモリ用薄膜トランジスタTIと選択用薄膜
トランジスタT2とを別工程で形成しているのは、メモ
リ用薄膜トランジスタTIのゲート絶縁膜2はメモリ効
果をもたせるためにヒステリシス性を有するものとする
必要があり、選択用薄膜トランジスタT2のゲート絶縁
膜5はヒステリシス性の無いものとする必要があるため
である。
トランジスタT2とを別工程で形成しているのは、メモ
リ用薄膜トランジスタTIのゲート絶縁膜2はメモリ効
果をもたせるためにヒステリシス性を有するものとする
必要があり、選択用薄膜トランジスタT2のゲート絶縁
膜5はヒステリシス性の無いものとする必要があるため
である。
このため、従来は、基板1上にまずメモリ用薄膜トラン
ジスタTIを形成し、この後選択用薄膜トランジスタT
2を形成しているが、このようにメモリ用薄膜トランジ
スタT1と選択用薄膜トランジスタT2とを別工程で形
成するのでは、ゲート電極となる金属膜の膜付けとその
パターニング、ゲート絶縁膜となるSiN膜の膜付け、
半導体層およびコンタクト層となるt−a−Sl膜およ
びn”−a−Sl膜の膜付けとそのパターニング、ソー
ス、ドレイン電極となる金属膜の膜付けとそのパターニ
ングおよびチャンネル部のコンタクト層の除去を行なっ
てメモリ用薄膜トランジスタTIを形成し、さらに上記
工程を繰返して選択用薄膜トランジスタT2を形成しな
ければならないから、上記従来の薄膜E2 FROMは
その製造に多くの工程数を要していた。また、この薄膜
E2PROMでは、選択用薄膜トランジスタT2をメモ
リ用薄膜トランジスタTIのゲート絶縁膜2上に形成し
ているため、選択用薄膜トランジスタT2がメモリ用薄
膜トランジスタTIよりも上方に突出して、E2 PR
OM全体の厚さが厚くなってしまうという問題ももって
いた。
ジスタTIを形成し、この後選択用薄膜トランジスタT
2を形成しているが、このようにメモリ用薄膜トランジ
スタT1と選択用薄膜トランジスタT2とを別工程で形
成するのでは、ゲート電極となる金属膜の膜付けとその
パターニング、ゲート絶縁膜となるSiN膜の膜付け、
半導体層およびコンタクト層となるt−a−Sl膜およ
びn”−a−Sl膜の膜付けとそのパターニング、ソー
ス、ドレイン電極となる金属膜の膜付けとそのパターニ
ングおよびチャンネル部のコンタクト層の除去を行なっ
てメモリ用薄膜トランジスタTIを形成し、さらに上記
工程を繰返して選択用薄膜トランジスタT2を形成しな
ければならないから、上記従来の薄膜E2 FROMは
その製造に多くの工程数を要していた。また、この薄膜
E2PROMでは、選択用薄膜トランジスタT2をメモ
リ用薄膜トランジスタTIのゲート絶縁膜2上に形成し
ているため、選択用薄膜トランジスタT2がメモリ用薄
膜トランジスタTIよりも上方に突出して、E2 PR
OM全体の厚さが厚くなってしまうという問題ももって
いた。
本発明は上記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その[1的とするところは、少ない工程数で能
率よく製造できるとともに、全体の厚さも簿くすること
ができる薄膜E2 FROMおよびその製造方法を提供
することにある。
あって、その[1的とするところは、少ない工程数で能
率よく製造できるとともに、全体の厚さも簿くすること
ができる薄膜E2 FROMおよびその製造方法を提供
することにある。
〔3題を解決するための手段〕
本発明の薄膜E2 FROMは、上記目的を達成するた
めに、メモリ用薄膜トランジスタと選べ用薄膜トランジ
スタのゲート絶縁膜を共通の絶縁膜とし、かつこのゲー
ト絶縁膜はヒステリシス性をもつSiN膜で形成すると
ともに、このSiNMの前記メモリ用薄膜トランジスタ
部分を除く領域を、ヒステリシス性を無くした非ヒステ
リシス性部としたものである。
めに、メモリ用薄膜トランジスタと選べ用薄膜トランジ
スタのゲート絶縁膜を共通の絶縁膜とし、かつこのゲー
ト絶縁膜はヒステリシス性をもつSiN膜で形成すると
ともに、このSiNMの前記メモリ用薄膜トランジスタ
部分を除く領域を、ヒステリシス性を無くした非ヒステ
リシス性部としたものである。
また本発明の薄膜E2 FROMの製造方法は、メモリ
用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲート
7[i極を同時に形成する工程と、前記メモリ用薄膜ト
ランジスタと前記選択用薄膜トランジスタの形成領域に
わたってヒステリシス性をもつSiN膜からなる共通の
ゲート絶縁膜を形成する工程と、このゲート絶縁膜のメ
モリ用薄膜トランジスタ部分を除く領域のヒステリシス
性を無くして非ヒステリシス性部とする工程と、前記メ
モリ用薄膜トランジスタと前記選択用薄膜トランジスタ
の半導体層を同時に形成する工程と、前記メモリ用薄膜
トランジスタと前記選択用薄膜トランジスタのソース、
ドレイン電極を同時に形成する工程とからなるものであ
る。
用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲート
7[i極を同時に形成する工程と、前記メモリ用薄膜ト
ランジスタと前記選択用薄膜トランジスタの形成領域に
わたってヒステリシス性をもつSiN膜からなる共通の
ゲート絶縁膜を形成する工程と、このゲート絶縁膜のメ
モリ用薄膜トランジスタ部分を除く領域のヒステリシス
性を無くして非ヒステリシス性部とする工程と、前記メ
モリ用薄膜トランジスタと前記選択用薄膜トランジスタ
の半導体層を同時に形成する工程と、前記メモリ用薄膜
トランジスタと前記選択用薄膜トランジスタのソース、
ドレイン電極を同時に形成する工程とからなるものであ
る。
(作用)
すなわち、本発明の薄膜E2 FROMは、メモリ用薄
膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲート絶縁
膜を同じ絶縁膜で兼用したものであり、このようにメモ
リ用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲー
ト絶縁膜を共通の絶縁膜としても、このゲート絶縁膜を
ヒステリシス性をもつSiN膜で形成するとともに、こ
のSiN膜のメモリ用薄膜トランジスタ部分を除く領域
を酸化または窒化によりヒステリシス性を無くした非ヒ
ステリシス性部とすれば、メモリ用薄膜トランジスタ部
分のゲート絶縁膜はヒステリシス性をもち、選択用薄膜
トランジスタ部分のゲート絶縁膜はヒステリシス性をも
たないから、メモリ用薄膜トランジスタと選択用薄膜ト
ランジスタとにそれぞれ所期の機能をもたせることがで
きる。そして、この薄膜E2 FROMでは、メモリ用
薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲート絶
縁膜を共通の絶縁膜としているから、メモリ用薄膜トラ
ンジスタと選択用薄膜トランジスタとを同時に形成する
ことが可能であり、したがってこの薄膜E2 PROM
は少ない工程数で能率よく製造できるし、またヒステリ
シス性の無いゲート絶縁膜とシステリシス性をもつゲー
ト絶縁膜とを2層に形成している従来の薄膜E2 PR
OMに比べて全体の厚さも薄くすることができる。
膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲート絶縁
膜を同じ絶縁膜で兼用したものであり、このようにメモ
リ用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲー
ト絶縁膜を共通の絶縁膜としても、このゲート絶縁膜を
ヒステリシス性をもつSiN膜で形成するとともに、こ
のSiN膜のメモリ用薄膜トランジスタ部分を除く領域
を酸化または窒化によりヒステリシス性を無くした非ヒ
ステリシス性部とすれば、メモリ用薄膜トランジスタ部
分のゲート絶縁膜はヒステリシス性をもち、選択用薄膜
トランジスタ部分のゲート絶縁膜はヒステリシス性をも
たないから、メモリ用薄膜トランジスタと選択用薄膜ト
ランジスタとにそれぞれ所期の機能をもたせることがで
きる。そして、この薄膜E2 FROMでは、メモリ用
薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲート絶
縁膜を共通の絶縁膜としているから、メモリ用薄膜トラ
ンジスタと選択用薄膜トランジスタとを同時に形成する
ことが可能であり、したがってこの薄膜E2 PROM
は少ない工程数で能率よく製造できるし、またヒステリ
シス性の無いゲート絶縁膜とシステリシス性をもつゲー
ト絶縁膜とを2層に形成している従来の薄膜E2 PR
OMに比べて全体の厚さも薄くすることができる。
また、本発明の薄膜E2 FROMの製造方法はメモリ
用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲート
絶縁膜を、前記メモリ用薄膜トランジスタと前記選択用
薄膜トランジスタの形成領域にわたってヒステリシス性
をもつSiNMからなる共通のゲート絶縁膜を形成して
このゲート絶縁膜のメモリ用薄膜トランジスタ部分を除
く領域のヒステリシス性を無くして非ヒステリシス性部
とする工程で形成するとともに、前記メモリ用薄膜トラ
ンジスタと前記選択用薄膜トランジスタのゲト電極、半
導体層、ソース、ドレイン電極をそれぞれ同時に形成す
るものであるから、メモリ用薄膜トランジスタと選択用
薄膜トランジスタとを同時に形成することができる。
用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲート
絶縁膜を、前記メモリ用薄膜トランジスタと前記選択用
薄膜トランジスタの形成領域にわたってヒステリシス性
をもつSiNMからなる共通のゲート絶縁膜を形成して
このゲート絶縁膜のメモリ用薄膜トランジスタ部分を除
く領域のヒステリシス性を無くして非ヒステリシス性部
とする工程で形成するとともに、前記メモリ用薄膜トラ
ンジスタと前記選択用薄膜トランジスタのゲト電極、半
導体層、ソース、ドレイン電極をそれぞれ同時に形成す
るものであるから、メモリ用薄膜トランジスタと選択用
薄膜トランジスタとを同時に形成することができる。
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図において、11はガラス等からなる絶縁基板、T
lおよびT2は絶縁基板11上に形成されたメモリ用お
よび選択用の薄膜トランジスタであり、このメモリ用薄
膜トランジスタTlと選択用薄膜トランジスタT2はそ
れぞれ逆スタガー型のものとされている。この薄膜E2
FROMは、絶縁基板11上にメモリ用および選択用
薄膜トランジスタTI、T2のゲート電極(1;1.G
2を形成し、その上にゲート絶a膜12を基板全面にわ
たって形成するとともに、このゲート絶縁11112の
上に上記各ゲート電極Gl、G2にそれぞれ対向さ辻て
1−a−3t半導体層13.13を形成し、この各半導
体層13.13の上にそれぞれ、n”−a−Sl コン
タクト層14.14を介してソース、ドレイン電極Sl
、DIおよびS2゜D2を形成したもので、メモリ用薄
膜トランジスタT1のドレイン電極DIは、選択用薄膜
トランジスタT2のソース電極S2と接続配線15を介
して接続されており、またメモリ用薄膜トランジスタT
Iおよび選択用薄膜トランジスタT2はヒステリシス性
の無いSiNからなる保護膜16によって覆われている
。
lおよびT2は絶縁基板11上に形成されたメモリ用お
よび選択用の薄膜トランジスタであり、このメモリ用薄
膜トランジスタTlと選択用薄膜トランジスタT2はそ
れぞれ逆スタガー型のものとされている。この薄膜E2
FROMは、絶縁基板11上にメモリ用および選択用
薄膜トランジスタTI、T2のゲート電極(1;1.G
2を形成し、その上にゲート絶a膜12を基板全面にわ
たって形成するとともに、このゲート絶縁11112の
上に上記各ゲート電極Gl、G2にそれぞれ対向さ辻て
1−a−3t半導体層13.13を形成し、この各半導
体層13.13の上にそれぞれ、n”−a−Sl コン
タクト層14.14を介してソース、ドレイン電極Sl
、DIおよびS2゜D2を形成したもので、メモリ用薄
膜トランジスタT1のドレイン電極DIは、選択用薄膜
トランジスタT2のソース電極S2と接続配線15を介
して接続されており、またメモリ用薄膜トランジスタT
Iおよび選択用薄膜トランジスタT2はヒステリシス性
の無いSiNからなる保護膜16によって覆われている
。
また、前記ゲート絶縁膜12は、メモリ用薄膜トランジ
スタTIのゲート絶縁膜と選択用薄膜トランジスタのゲ
ート絶縁膜とを兼ねる共通の絶縁膜とされており、この
ゲート絶縁膜12は、ヒステリシス性をもつSiN膜つ
まり、シリコン原子Slと窒素原子Nの組成比(Sl/
N)を化学量論比(0,75)よりも大きな値(Sl/
N−0,85〜1.1)にしたSiN膜で形成され、ま
たこのSiN膜のメモリ用薄膜トランジスタT1部分を
除く領域は、酸化または窒化によりSi/Nの値を化学
m論比(Sl /N−0,75)とほぼ同じ値に小さく
してヒステリシス性を無くした、非ヒステリシス性部1
2aとされている。
スタTIのゲート絶縁膜と選択用薄膜トランジスタのゲ
ート絶縁膜とを兼ねる共通の絶縁膜とされており、この
ゲート絶縁膜12は、ヒステリシス性をもつSiN膜つ
まり、シリコン原子Slと窒素原子Nの組成比(Sl/
N)を化学量論比(0,75)よりも大きな値(Sl/
N−0,85〜1.1)にしたSiN膜で形成され、ま
たこのSiN膜のメモリ用薄膜トランジスタT1部分を
除く領域は、酸化または窒化によりSi/Nの値を化学
m論比(Sl /N−0,75)とほぼ同じ値に小さく
してヒステリシス性を無くした、非ヒステリシス性部1
2aとされている。
すなわち、この薄膜22 FROMは、メモリ用薄膜ト
ランジスタTIと選択用薄膜トランジスタT2のゲート
絶縁膜を同じ絶RM12で兼用したものであり、このよ
うにメモリ用薄膜トランジスタTlと選択用薄膜トラン
ジスタT2のゲート絶縁膜を共通の絶縁膜としても、こ
のゲート絶縁膜12をヒステリシス性をもつSiN膜で
形成するとともに、この5INIIKのメモリ用薄膜ト
ランジス211部分を除く領域を酸化または窒化により
ヒステリシス性を無くした非ヒステリシス性部とすれば
、メモリ用薄膜トランジス211部分のゲート絶縁膜は
ヒステリシス性をもち、選択用薄膜トランジスタ12部
分のゲート絶縁膜はヒステリシス性をもたないから、メ
モリ用薄膜トランジスタTIと選択用薄膜トランジスタ
T2とにそれぞれ所期の機能をもたせることができる。
ランジスタTIと選択用薄膜トランジスタT2のゲート
絶縁膜を同じ絶RM12で兼用したものであり、このよ
うにメモリ用薄膜トランジスタTlと選択用薄膜トラン
ジスタT2のゲート絶縁膜を共通の絶縁膜としても、こ
のゲート絶縁膜12をヒステリシス性をもつSiN膜で
形成するとともに、この5INIIKのメモリ用薄膜ト
ランジス211部分を除く領域を酸化または窒化により
ヒステリシス性を無くした非ヒステリシス性部とすれば
、メモリ用薄膜トランジス211部分のゲート絶縁膜は
ヒステリシス性をもち、選択用薄膜トランジスタ12部
分のゲート絶縁膜はヒステリシス性をもたないから、メ
モリ用薄膜トランジスタTIと選択用薄膜トランジスタ
T2とにそれぞれ所期の機能をもたせることができる。
しかして、この薄膜E2PROMでは、メモリ用薄膜ト
ランジスタTIと選択用薄膜トランジスタT2のゲート
絶縁膜を共通の絶縁膜12としているから、メモリ用薄
膜トランジスタTIと選択用薄膜トランジスタT2とを
同時に形成することができる。
ランジスタTIと選択用薄膜トランジスタT2のゲート
絶縁膜を共通の絶縁膜12としているから、メモリ用薄
膜トランジスタTIと選択用薄膜トランジスタT2とを
同時に形成することができる。
すなわち、第2図は上記薄膜E2PROMの製造工程を
示したもので、この薄11iE2 FROMは次のよう
な工程で製造される。
示したもので、この薄11iE2 FROMは次のよう
な工程で製造される。
まず、第2図(a)に示すように、絶縁基板11上に金
属膜を膜付けし、この金属膜をパターニングしてメモリ
用および選択用薄膜トランジスタTl、T2のゲート電
極Gl、G2を同時に形成した後、この基板11上にメ
モリ用および選択用薄膜トランジスタT1.T2の形成
領域(基板11のほぼ全面)にわたって、プラズマCV
D法によりゲート絶縁膜12となるSiN膜を膜付けす
る。このSiN膜の膜付けは、その主成分ガスである5
IH4とNH,の流量比を、形成されるSiN膜のSl
/Hの値が0.85〜1.1になるように選んで行なえ
ばよく、このようにして形成されたゲート絶縁膜(St
N膜)12はヒステリシス性をもつ。
属膜を膜付けし、この金属膜をパターニングしてメモリ
用および選択用薄膜トランジスタTl、T2のゲート電
極Gl、G2を同時に形成した後、この基板11上にメ
モリ用および選択用薄膜トランジスタT1.T2の形成
領域(基板11のほぼ全面)にわたって、プラズマCV
D法によりゲート絶縁膜12となるSiN膜を膜付けす
る。このSiN膜の膜付けは、その主成分ガスである5
IH4とNH,の流量比を、形成されるSiN膜のSl
/Hの値が0.85〜1.1になるように選んで行なえ
ばよく、このようにして形成されたゲート絶縁膜(St
N膜)12はヒステリシス性をもつ。
次に、第2図(b)に示すように、このゲート絶縁膜(
SI N膜)12のメモリ用薄膜トランジスタT2のゲ
ート絶縁膜となる部分4をレジストマスク17によりマ
スキングし、このゲート絶縁膜(SiN膜)12の露出
部分を例えばプラズマ酸化法またはプラズマ窒化法によ
りSl/Nの値がほぼ0.75になるまで酸化または窒
化して、ゲート絶縁膜(SI N膜)12のメモリ用薄
膜トランジス212部分を除く領域を、ヒステリシス性
を無くした非ヒステリシス性部12aとする。
SI N膜)12のメモリ用薄膜トランジスタT2のゲ
ート絶縁膜となる部分4をレジストマスク17によりマ
スキングし、このゲート絶縁膜(SiN膜)12の露出
部分を例えばプラズマ酸化法またはプラズマ窒化法によ
りSl/Nの値がほぼ0.75になるまで酸化または窒
化して、ゲート絶縁膜(SI N膜)12のメモリ用薄
膜トランジス212部分を除く領域を、ヒステリシス性
を無くした非ヒステリシス性部12aとする。
次に、前記レジストマスク17を剥離してから、に記ゲ
ート絶縁膜12の上に、1−a−3l膜とn”−a−S
[膜を順次膜付けし、これをパターニングしてメモリ用
および選択用薄膜トランジスタTI、T2の1−a−8
l半導体層13.13とn”−a−SLコンタクト層1
4.14を同時に形成するとともに、その上に、金属膜
を膜付けしてこの金属膜をパターニングすることにより
、メモリ用および選択用薄膜!・ランジスタTl。
ート絶縁膜12の上に、1−a−3l膜とn”−a−S
[膜を順次膜付けし、これをパターニングしてメモリ用
および選択用薄膜トランジスタTI、T2の1−a−8
l半導体層13.13とn”−a−SLコンタクト層1
4.14を同時に形成するとともに、その上に、金属膜
を膜付けしてこの金属膜をパターニングすることにより
、メモリ用および選択用薄膜!・ランジスタTl。
T2のソース、ドレイン電極St、DIおよびS2.D
2を同時に形成し、さらにメモリ用および選択用薄膜ト
ランジスタT1.T2のコンタクト層14.14のうち
チャンネル部上の不要部分の除去を同時に行なって、第
2図(c)に示すようにメモリ用薄膜トランジスタTI
と選択用薄膜トランジスタT2とを同時に形成する。
2を同時に形成し、さらにメモリ用および選択用薄膜ト
ランジスタT1.T2のコンタクト層14.14のうち
チャンネル部上の不要部分の除去を同時に行なって、第
2図(c)に示すようにメモリ用薄膜トランジスタTI
と選択用薄膜トランジスタT2とを同時に形成する。
次に、その上に金属膜を膜付けし、これをパタニングす
ることにより、メモリ用薄膜トランジスタTIのドレイ
ン電極Dlと選択用薄膜トランジスタT2のソース電極
S2とを接続する接続配線15を第2図(d)に示すよ
うに形成し、次いでその上にSiNからなる保護膜16
を形成して第1図に示した薄膜E2 FROMを完成す
る。
ることにより、メモリ用薄膜トランジスタTIのドレイ
ン電極Dlと選択用薄膜トランジスタT2のソース電極
S2とを接続する接続配線15を第2図(d)に示すよ
うに形成し、次いでその上にSiNからなる保護膜16
を形成して第1図に示した薄膜E2 FROMを完成す
る。
なお、上記接続配線15は、メモリ用および選択用薄膜
トランジスタTl、T2のソース、ドレイン電極St、
DIおよびS2.D2の形成と同時に形成してもよい。
トランジスタTl、T2のソース、ドレイン電極St、
DIおよびS2.D2の形成と同時に形成してもよい。
このように、上記薄膜E2 FROMによれば、その製
造に際して、メモリ用薄膜トランジスタTIと選択用薄
膜トランジスタT2とを同時に形成することができ、し
たがってこの薄膜lE2 PROMは少ない工程数で能
率よく製造することができる。また、この薄膜E2 P
ROMは、メモリ用薄膜トランジスタTIと選択用薄膜
トランジスタT2のゲート絶縁膜を共通の絶縁膜12と
しているから、ヒステリシス性の無いゲート絶縁膜とヒ
ステリシス性をもつゲート絶縁膜とを2層に形成してい
る従来の薄膜E2 PROMに比べて全体の厚さも薄く
することができる。
造に際して、メモリ用薄膜トランジスタTIと選択用薄
膜トランジスタT2とを同時に形成することができ、し
たがってこの薄膜lE2 PROMは少ない工程数で能
率よく製造することができる。また、この薄膜E2 P
ROMは、メモリ用薄膜トランジスタTIと選択用薄膜
トランジスタT2のゲート絶縁膜を共通の絶縁膜12と
しているから、ヒステリシス性の無いゲート絶縁膜とヒ
ステリシス性をもつゲート絶縁膜とを2層に形成してい
る従来の薄膜E2 PROMに比べて全体の厚さも薄く
することができる。
また、上記薄11iE2PROMの製造方法は、メモリ
用薄膜トランジスタTIと選択用薄膜トランジスタT2
のゲート絶縁膜を、メモリ用および選択用薄膜トランジ
スタTl、T2の形成領域にわたってヒステリシス性を
もつSiN膜からなる共通のゲート絶縁膜12を形成し
てこのゲート絶縁膜12のメモリ用薄膜トランジス27
1部分を除く領域のヒステリシス性を無くして非ヒステ
リシス性部12aとする工程で形成するとともに、メモ
リおよび選択用薄膜トランジスタTI、T2のケート電
極Gl、G2、半導体層13およびコンタクト層14、
ソース、ドレイン電極SL、s2゜Dl、D2をそれぞ
れ同時に形成するものであるから、メモリ用薄膜トラン
ジスタTlと選択用薄膜トランジスタT2とを同時に形
成することができる。
用薄膜トランジスタTIと選択用薄膜トランジスタT2
のゲート絶縁膜を、メモリ用および選択用薄膜トランジ
スタTl、T2の形成領域にわたってヒステリシス性を
もつSiN膜からなる共通のゲート絶縁膜12を形成し
てこのゲート絶縁膜12のメモリ用薄膜トランジス27
1部分を除く領域のヒステリシス性を無くして非ヒステ
リシス性部12aとする工程で形成するとともに、メモ
リおよび選択用薄膜トランジスタTI、T2のケート電
極Gl、G2、半導体層13およびコンタクト層14、
ソース、ドレイン電極SL、s2゜Dl、D2をそれぞ
れ同時に形成するものであるから、メモリ用薄膜トラン
ジスタTlと選択用薄膜トランジスタT2とを同時に形
成することができる。
なお、上記実施例では、メモリ用薄膜トランジスタT1
と選択用薄膜トランジスタT2とを逆スタガー型のもの
としているが、このメモリ用および選択用薄膜トランジ
スタは、スタガー型、コブラナー型、逆コブラナー型で
もよく、その場合も、メモリ用薄膜トランジスタと選択
用薄膜トランジスタのゲート絶縁膜を共通の絶縁膜とす
ればメモリ用と選択用の薄膜トランジスタを同時に形成
することができるから、薄膜E2 FROMを少ない工
程数で能率よく製造することができるし、またその厚さ
も薄くすることができる。なお、メモリ用および選択用
薄膜トランジスタをスタガー型とする薄膜E2 FRO
Mは、上記実施例と逆の工程、つまり、ソース、ドレイ
ン電極形成−コンタクト層および半導体層形成→ゲート
絶縁膜形成−ゲート電極形成の工程で製造することがで
きる。また、メモリ用および選択用薄膜トランジスタを
コプラナー型とする薄膜E2 FROMは、半導体層お
よびコンタクト層形成→ソース、ドレイン電極形成−ゲ
ート絶縁膜形成−ゲート電極形成の工程で製造すること
ができ、メモリ用および選択用薄膜トランジスタを逆コ
ブラナー型とする薄膜E2PROMは、ゲート電極形成
−ゲート絶縁膜形成−ソース、ドレイン電極形成−コン
タクト層および半導体層形成の工程で製造することがで
きる。
と選択用薄膜トランジスタT2とを逆スタガー型のもの
としているが、このメモリ用および選択用薄膜トランジ
スタは、スタガー型、コブラナー型、逆コブラナー型で
もよく、その場合も、メモリ用薄膜トランジスタと選択
用薄膜トランジスタのゲート絶縁膜を共通の絶縁膜とす
ればメモリ用と選択用の薄膜トランジスタを同時に形成
することができるから、薄膜E2 FROMを少ない工
程数で能率よく製造することができるし、またその厚さ
も薄くすることができる。なお、メモリ用および選択用
薄膜トランジスタをスタガー型とする薄膜E2 FRO
Mは、上記実施例と逆の工程、つまり、ソース、ドレイ
ン電極形成−コンタクト層および半導体層形成→ゲート
絶縁膜形成−ゲート電極形成の工程で製造することがで
きる。また、メモリ用および選択用薄膜トランジスタを
コプラナー型とする薄膜E2 FROMは、半導体層お
よびコンタクト層形成→ソース、ドレイン電極形成−ゲ
ート絶縁膜形成−ゲート電極形成の工程で製造すること
ができ、メモリ用および選択用薄膜トランジスタを逆コ
ブラナー型とする薄膜E2PROMは、ゲート電極形成
−ゲート絶縁膜形成−ソース、ドレイン電極形成−コン
タクト層および半導体層形成の工程で製造することがで
きる。
本発明の薄膜E2 FROMは、メモリ用薄膜トランジ
スタと選択用薄膜トランジスタのゲート絶縁膜を共通の
絶縁膜とし、かっこのゲート絶縁膜はヒステリシス性を
もつSiN膜で形成するとともに、このSiN膜の前記
メモリ用薄膜トランジスタ部分を除く領域を、酸化また
は窒化によりヒステリシス性を無くした非ヒステリシス
性部としたものであるから、この薄膜E2 FROMは
少ない工程数で能率よく製造できるし、また全体の厚さ
も薄くすることができる。
スタと選択用薄膜トランジスタのゲート絶縁膜を共通の
絶縁膜とし、かっこのゲート絶縁膜はヒステリシス性を
もつSiN膜で形成するとともに、このSiN膜の前記
メモリ用薄膜トランジスタ部分を除く領域を、酸化また
は窒化によりヒステリシス性を無くした非ヒステリシス
性部としたものであるから、この薄膜E2 FROMは
少ない工程数で能率よく製造できるし、また全体の厚さ
も薄くすることができる。
また、本発明の薄膜E2PROMの製造方法は、メモリ
用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲート
絶縁膜を、前記メモリ用薄膜トランジスタと前記選択用
薄膜トランジスタの形成領域にわたってヒステリシス性
をもつSiN膜からなる共通のゲート絶縁膜を形成して
このゲート絶縁膜のメモリ用薄膜トランジスタ部分を除
く領域のヒステリシス性を無(して非ヒステリシス性部
とする工程で形成するとともに、前記メモリ用薄膜トラ
ンジスタと前記選択用薄膜トランジスタのゲート電極、
半導体層、ソース、ドレイン電極をそれぞれ同時に形成
するものであるから、メモリ用薄膜トランジスタと選択
用薄膜トランジスタとを同時(ζ形成することができる
。
用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタのゲート
絶縁膜を、前記メモリ用薄膜トランジスタと前記選択用
薄膜トランジスタの形成領域にわたってヒステリシス性
をもつSiN膜からなる共通のゲート絶縁膜を形成して
このゲート絶縁膜のメモリ用薄膜トランジスタ部分を除
く領域のヒステリシス性を無(して非ヒステリシス性部
とする工程で形成するとともに、前記メモリ用薄膜トラ
ンジスタと前記選択用薄膜トランジスタのゲート電極、
半導体層、ソース、ドレイン電極をそれぞれ同時に形成
するものであるから、メモリ用薄膜トランジスタと選択
用薄膜トランジスタとを同時(ζ形成することができる
。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す薄膜E2
PROMの断面図およびその製造工程図、第3図は従
来の薄膜E2 FROMの断面図である。 11・・・絶縁基板、T1・・・メモリ用薄膜トランジ
スタ、T2・・・選択用薄膜トランジスタ、12・・・
ゲート絶縁膜(ヒステリシス性SiN膜)12a・・・
非ヒステリシス性部、13・・・半導体層、14・・・
コンタクト層、SL、S2・・・ソース電極、DI、D
2・・・ドレイン電極、15・・・接続配線、16・・
・保護膜。 出願人 カシオ計算機株式会社
PROMの断面図およびその製造工程図、第3図は従
来の薄膜E2 FROMの断面図である。 11・・・絶縁基板、T1・・・メモリ用薄膜トランジ
スタ、T2・・・選択用薄膜トランジスタ、12・・・
ゲート絶縁膜(ヒステリシス性SiN膜)12a・・・
非ヒステリシス性部、13・・・半導体層、14・・・
コンタクト層、SL、S2・・・ソース電極、DI、D
2・・・ドレイン電極、15・・・接続配線、16・・
・保護膜。 出願人 カシオ計算機株式会社
Claims (2)
- (1)絶縁基板上にメモリ用薄膜トランジスタと選択用
薄膜トランジスタとを形成した薄膜E^2PROMにお
いて、前記メモリ用薄膜トランジスタと前記選択用薄膜
トランジスタのゲート絶縁膜を共通の絶縁膜とし、かつ
このゲート絶縁膜はヒステリシス性をもつSiN膜で形
成するとともに、このSiN膜の前記メモリ用薄膜トラ
ンジスタ部分を除く領域を、ヒステリシス性を無くした
非ヒステリシス性部としたことを特徴とする薄膜E^2
PROM。 - (2)絶縁基板上にメモリ用薄膜トランジスタと選択用
薄膜トランジスタとを形成した薄膜E^2PROMの製
造方法において、前記メモリ用薄膜トランジスタと前記
選択用薄膜トランジスタのゲート電極を同時に形成する
工程と、前記メモリ用薄膜トランジスタと前記選択用薄
膜トランジスタの形成領域にわたってヒステリシス性を
もつSiN膜からなる共通のゲート絶縁膜を形成する工
程と、このゲート絶縁膜のメモリ用薄膜トランジスタ部
分を除く領域のヒステリシス性を無くして非ヒステリシ
ス性部とする工程と、前記メモリ用薄膜トランジスタと
前記選択用薄膜トランジスタの半導体層を同時に形成す
る工程と、前記メモリ用薄膜トランジスタと前記選択用
薄膜トランジスタのソース、ドレイン電極を同時に形成
する工程とからなることを特徴とする薄膜E^2PRO
Mの製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63274444A JPH07105452B2 (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | 薄膜e▲上2▼promおよびその製造方法 |
US07/427,252 US5060034A (en) | 1988-11-01 | 1989-10-25 | Memory device using thin film transistors having an insulation film with si/n composition ratio of 0.85 to 1.1 |
EP19890120022 EP0367152A3 (en) | 1988-11-01 | 1989-10-27 | Memory device using thin film transistors having memory function and method for manufacturing same |
CA002001692A CA2001692A1 (en) | 1988-11-01 | 1989-10-27 | Memory device using thin film transistors having memory function and method for manufacturing same |
KR1019890015839A KR930008498B1 (ko) | 1988-11-01 | 1989-11-01 | 박막트랜지스터를 사용한 메모리 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63274444A JPH07105452B2 (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | 薄膜e▲上2▼promおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02122673A true JPH02122673A (ja) | 1990-05-10 |
JPH07105452B2 JPH07105452B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=17541770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63274444A Expired - Lifetime JPH07105452B2 (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | 薄膜e▲上2▼promおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07105452B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8614474B2 (en) | 2010-07-05 | 2013-12-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Thin film transistor memory and display unit including the same |
-
1988
- 1988-11-01 JP JP63274444A patent/JPH07105452B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8614474B2 (en) | 2010-07-05 | 2013-12-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Thin film transistor memory and display unit including the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07105452B2 (ja) | 1995-11-13 |
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