JPH02121711A - 圧延機作業ロールのスラスト力検出装置 - Google Patents

圧延機作業ロールのスラスト力検出装置

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JPH02121711A
JPH02121711A JP63273270A JP27327088A JPH02121711A JP H02121711 A JPH02121711 A JP H02121711A JP 63273270 A JP63273270 A JP 63273270A JP 27327088 A JP27327088 A JP 27327088A JP H02121711 A JPH02121711 A JP H02121711A
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JP
Japan
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work roll
thrust force
force
thrust
load cell
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JP63273270A
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Tatsuo Yoshizawa
龍生 吉澤
Makoto Saito
誠 斎藤
Masao Ono
正男 小野
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ORIENTETSUKU KK
Nippon Steel Corp
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ORIENTETSUKU KK
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、圧延機の駆動ロールに隣接し、被圧延鋼帯を
圧延する、作業ロールにおける軸方向の力、即ちスラス
ト力を検出するようにした圧延機作業ロールのスラスト
力検出装置に関する。
[従来の技術] 一般に、圧延機においては、第5図に示すように、被圧
延鋼帯1は、少なくとも一方が駆動力を持つローラ2.
3にそれぞれ隣接した、上下2つの作業ロール4,5に
より、右方向に圧延されるようになっている。
この場合、例えば下側のロール3と、これに隣接した作
業ロール5とが、平面的に見て(第1図参照)、それぞ
れの軸方向が平行で一致していないと、あるいは又、作
業ロール5の軸方向と被圧延鋼帯1の圧延方向に直角な
方向とが平行でないと1作業ロール5の表面の摩擦が著
しく (これは上側のロール2と作業ロール4に関して
も言えることで)、その結果、特に上下の作業ロール4
.5の間に摩耗の差異ができると、圧延された被圧延鋼
帯lに反りが発生することになる。
このため、従来では5作業ロール4.5の軸受部(図示
せず)とハウジング6との間に薄鋼帯を挿入したり1作
業ロール4.5の軸受部に平行度調整装置を取付けたり
して、平行度の調整を行なっていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、平行度の調整は、上記いずれの方法でも、実際
に圧延作業を行ない、それによる作業口−ルの摩耗具合
を見て、その状態から平行度のズレを経験的に類推判断
して調整を行なっていた。
これは、僅かな平行度のズレでもその影響が大きいもの
の、微少な角度の検出が非常に困難なための処置で、し
たがって、どうしても作業ロールが摩耗するまで待つこ
とになり、時間が掛かり、調整タイミングが遅い難点を
有していた。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明は、摩耗具合による経験的な平行度の検
出を行なう代りに、平行度のズレによって作業ロール4
.5には、スラスト力が発生することに着目し、このス
ラスト力を検出するようにした0例えば、一方の作業ロ
ール5の軸5a(第1図参照)にスラスト方向に移動し
ない固定された軸受部7を取付け、この軸受部7の凹部
7aに一端8aが係止されたロードセル8を配設して、
スラスト力を検出するようにした。
[作  用] 作業ロール5の軸方向が、平面図上(第1図参照)で見
て、ロール3の軸方向あるいは圧延方向に直角な方向と
平行でないと1作業ロール5とロール3との間、あるい
は作業ロール5と被圧延鋼帯lとの間での、摩擦力によ
る分力としてのスラスト力が、作業ロール5に生じるか
ら、軸5aに軸方向が固定された軸受部7も同様な力を
受けることになり、軸受部7に一端8aが係止されたロ
ードセル8を配設すれば、これに接着されたひずみゲー
ジ(図示せず)が歪み、スラスト力が検出できる。
[実 施 例] 以下、本発明を図面を参照して説明するが、同等の働き
をする部分には同一の符号を使用する。
第1図は、本発明の基本原理を示す説明図で、下側のロ
ール3と下側の作業ロール5と被圧延鋼帯lとが示され
ている。そして、この作業ロール5の軸5aには、軸方
向に移動しない固定された軸受部7が取付けられ、その
周面に形成した凹部7aには、ひずみゲージ(図示せず
)を接着したロードセル8の一端8aが係止されている
。勿論、上側の作業ロール4〔第5図参照)を利用して
スラスト力を検出するようにしてもよいのは言うまでも
ない。
今、第1図に誇張して示しであるように、被圧延鋼帯1
に直角な方向(あるいはロール3の軸方向)と作業ロー
ル5の軸方向とが平行で一致していないと、右側が持ち
上がった図示状態では、摩擦力による分力として作業ロ
ール5に右方向のスラスト力が生ずる。そして、平面図
上(第1図参照)で作業ロール5の軸方向が圧延方向に
直角な方向となす角、即ち、スキュー角をθとすると、
このスキュー角とスラスト力との関係は第2図のグラフ
のような曲線になる。ここで、注意すべきことは、はん
の僅かのスキュー角θでも、かなりの大きさのスラスト
力が発生すると云うことである。
従って、実際の平行度調整作業としては、被圧延鋼帯l
の先端数十メートルを、例えば圧延スピード約100メ
ートル/分で圧延し、この時のスラスト力をロードセル
8で検出しながら、スラスト力が零になるように軸受部
7の位置を調整すればよく、この調整はせいぜい2〜3
分で終る。
所で、作業ロール5の軸5aの先端部に軸受部7が取付
けられているが、通常、この先端部の周辺は通常場所的
に制約を受けることが多く、一般には径方向のスペース
は取り難いが、軸方向には比較的それが取り易いもので
ある。このため、例えば、第3図のような構成で、軸受
ハウジング9の内部に縦長のロードセルlOを配置する
ことができ、この場合には、軸受部7の凹部7a、7a
に一端10a、loaが係止された2個の逆り字形状ロ
ードセルを使用するとよい。
第4図には、このロードセル10の具体例が示されてお
り、水平部11と垂直部12とよ・り構成されている。
そして、水平部11の先端部には。
上下一対の半円柱形状の凹部11a、11bが形成され
、これに遊合するロードボタン13a、13bが取付け
られていて、このロードボタン13a、13bが軸受部
7のに形成された凹部7aと係合しており、水平部11
の撓みは穴11c〜11eの内部周面に接着したひずみ
ゲージ(図示せず)で検出される。
又、垂直部12の前面にはネジ穴12aが設けられ、軸
受ハウジング9の凹部9aに嵌合する裏面凸部12bを
利用して、ロードセル10が確実に固定されるようにな
っている。
[発明の効果] 本発明は、作業ロールの異常摩耗により作業ロールと隣
接するロールとの平行度を経験的に類推判断するのでは
な(、作業ロールのスラスト力を検出することにより、
平行度の調整を経済的かつ短時間的に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本原理を示す原理説明図、第2図は
スキュー角対スラスト力の関係を表わすグラフ、第3図
は同原理を応用した一実施例の要部部拡大分断面図、第
4図は同実施例に使用されたロードセルの拡大斜視図、
第5図は一般的な圧延機の概略説明図である。 1 ・・・被圧延鋼帯、2.3・・・・ロール、4.5
・・・・作業ロール、5a・・・・軸、6、・・・・軸
受ハウジング、9・・・・ハウジング、7・・・・軸受
部、7a・・・・凹部、8.10・・・・ロードセル、
8a・・・・−端、11・・・・水平部、12・・・・
垂直部、13・・・・ロードボタン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧延機における作業ロールの軸にスラスト方向が固定さ
    れた軸受部を設置し、この軸受部で、力を計量するロー
    ドセルの一端を係止し、これにより作業ロールの軸方向
    の力であるスラスト力を検出するようにした圧延機作業
    ロールのスラスト力検出装置。
JP63273270A 1988-10-31 1988-10-31 圧延機作業ロールのスラスト力検出装置 Expired - Lifetime JPH064167B2 (ja)

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JPH064167B2 JPH064167B2 (ja) 1994-01-19

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