JPS6046803A - 圧延機の油膜軸受装置 - Google Patents
圧延機の油膜軸受装置Info
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- JPS6046803A JPS6046803A JP58153201A JP15320183A JPS6046803A JP S6046803 A JPS6046803 A JP S6046803A JP 58153201 A JP58153201 A JP 58153201A JP 15320183 A JP15320183 A JP 15320183A JP S6046803 A JPS6046803 A JP S6046803A
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- bearing
- oil film
- oil
- rolling
- inclination
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/07—Adaptation of roll neck bearings
- B21B31/074—Oil film bearings, e.g. "Morgoil" bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2322/00—Apparatus used in shaping articles
- F16C2322/12—Rolling apparatus, e.g. rolling stands, rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は圧延機のバックアップロールの軸受等に使用さ
れる油膜軸受に係り、特に、軸受を正常に保持制御し、
ロール間隙を一定に補正制御するための油膜厚さの検出
装置に関する。
れる油膜軸受に係り、特に、軸受を正常に保持制御し、
ロール間隙を一定に補正制御するための油膜厚さの検出
装置に関する。
圧延機のバックアップロール軸受には、一般に、油膜軸
受が多く用いられ、その軸受の油膜厚さは圧延速度によ
って変る。
受が多く用いられ、その軸受の油膜厚さは圧延速度によ
って変る。
この膜厚変化が直接ロール間隙の変化として現われ、圧
延される成品の板厚変化となり、それが成品のオフゲー
ジ部分となって歩留り低下をきたすことになる。従って
、これを補正して歩留り向上を図るため、油膜変化を記
憶し、それを電気的制御回路により、ロール間隙を調整
し、油膜変化を補正しようとする試みは多くあるが、油
膜変化の状態はその時の圧延条件により1種々異なるた
め充分に補正する事は不可能に近い。
延される成品の板厚変化となり、それが成品のオフゲー
ジ部分となって歩留り低下をきたすことになる。従って
、これを補正して歩留り向上を図るため、油膜変化を記
憶し、それを電気的制御回路により、ロール間隙を調整
し、油膜変化を補正しようとする試みは多くあるが、油
膜変化の状態はその時の圧延条件により1種々異なるた
め充分に補正する事は不可能に近い。
即ち、電気回路的々シミュレーションによるものでは、
ロール軸と軸受及び軸受箱との組合せによる誤差、温度
、及び劣化による油の粘度変化。
ロール軸と軸受及び軸受箱との組合せによる誤差、温度
、及び劣化による油の粘度変化。
圧延種別による荷重差、ロール径の変化による回転数の
違い等により充分な補正は不可能である。
違い等により充分な補正は不可能である。
又、別の考え方として、軸受の油膜発生部位で、1油膜
厚さを直接位置検出計により、軸と軸受を計測し、それ
によりロール間隙を調整する試みもあるが、この方法で
は油膜発生部位に直接計測センサーを取付ける構造とな
るため、最高油面圧が700〜1000kg/c*2に
も達する超高圧の場所であり、これに耐え、かつ、小型
でこの部位に設置可能なセンサーはなく、又、磁気力に
よる計測センサーではその性質上、小型化された耐圧性
のものが将来開発の見通しはきわめて薄い。
厚さを直接位置検出計により、軸と軸受を計測し、それ
によりロール間隙を調整する試みもあるが、この方法で
は油膜発生部位に直接計測センサーを取付ける構造とな
るため、最高油面圧が700〜1000kg/c*2に
も達する超高圧の場所であり、これに耐え、かつ、小型
でこの部位に設置可能なセンサーはなく、又、磁気力に
よる計測センサーではその性質上、小型化された耐圧性
のものが将来開発の見通しはきわめて薄い。
仮に、そのよう々ものを取付ける事が可能となっても、
軸受の最もピーク油膜圧の発生するところとなるためそ
の取付穴が正常な油膜分布形成を阻害する事となり、軸
受容量の低下となる。又、超高圧油膜の発生もない反負
荷面の間隙を計測する事によって負荷側の油膜を間接的
に検出することも考えられるが・軸の温度差によって変
る誤差が大きすぎるために・正確に把握する事が出来な
い。例えば、軸径800圏の場合、測定時点の温度差が
20℃あると、160μmもの差となり・最小油膜厚さ
が数μm〜数10μmという微少な油膜厚みを測定する
のに不適当である。このように、油膜厚古の補正制御方
法は実施されてはいるが油膜厚さとのものを正しく計測
出来ないために、油膜補正が満足いくものになっていな
いのが事実である。
軸受の最もピーク油膜圧の発生するところとなるためそ
の取付穴が正常な油膜分布形成を阻害する事となり、軸
受容量の低下となる。又、超高圧油膜の発生もない反負
荷面の間隙を計測する事によって負荷側の油膜を間接的
に検出することも考えられるが・軸の温度差によって変
る誤差が大きすぎるために・正確に把握する事が出来な
い。例えば、軸径800圏の場合、測定時点の温度差が
20℃あると、160μmもの差となり・最小油膜厚さ
が数μm〜数10μmという微少な油膜厚みを測定する
のに不適当である。このように、油膜厚古の補正制御方
法は実施されてはいるが油膜厚さとのものを正しく計測
出来ないために、油膜補正が満足いくものになっていな
いのが事実である。
一方、圧延機の油膜軸受は、ロール交換の度にロールと
共に取外し、取付けるという操作作業は必須なものであ
る。この操作による組付はミスやロール軸を軸受の芯出
し不良や、又、軸受箱の被荷重面の原曲状ロッカープレ
ートのへタリや摩滅、あるいは、潤滑不良により、ロー
ル軸の撓みに軸受箱が倣いきれず、すべり軸受の特性で
ある片当りをなくしようとする自動調芯作用が働き、難
しくなり・軸と軸受の芯が一致せず片当り現象と彦って
焼き付きと称する軸受の焼損事故に至ることがしばしば
ある。
共に取外し、取付けるという操作作業は必須なものであ
る。この操作による組付はミスやロール軸を軸受の芯出
し不良や、又、軸受箱の被荷重面の原曲状ロッカープレ
ートのへタリや摩滅、あるいは、潤滑不良により、ロー
ル軸の撓みに軸受箱が倣いきれず、すべり軸受の特性で
ある片当りをなくしようとする自動調芯作用が働き、難
しくなり・軸と軸受の芯が一致せず片当り現象と彦って
焼き付きと称する軸受の焼損事故に至ることがしばしば
ある。
これを防止しようとして、軸受の自動調芯作用を充分に
働らかせる試みである特開昭54−140045がある
。
働らかせる試みである特開昭54−140045がある
。
しかし、これ等の試みは、軸と軸受箱が従来の被荷重面
のロッカープレートより、倣い易い事ではあるが、確実
に倣う事では力く、この部位以外での芯出し不良、即ち
、ロール軸方向の止メ位置誤りや、軸受箱とロール−・
ウジングとの間隙が大き過ぎる場合には、軸受の片当り
が起り易い。しかし、軸受箱外形での確認では軸受が片
当りに近いかどうかは微小な傾きであり、外見的にはま
ったく不明で把握出来ない。従って、直接片当9現象を
検出する事は出来ず1片当りによる軸と軸受とが接触、
又はそれに近い状態となり・潤滑油の排油温度が異常に
高い事での間接的検出によっている。このように、異常
接触し、焼付きや、損傷して、温度上昇が発生してから
の検出であり・事故の事前検出予防は不可能である。
のロッカープレートより、倣い易い事ではあるが、確実
に倣う事では力く、この部位以外での芯出し不良、即ち
、ロール軸方向の止メ位置誤りや、軸受箱とロール−・
ウジングとの間隙が大き過ぎる場合には、軸受の片当り
が起り易い。しかし、軸受箱外形での確認では軸受が片
当りに近いかどうかは微小な傾きであり、外見的にはま
ったく不明で把握出来ない。従って、直接片当9現象を
検出する事は出来ず1片当りによる軸と軸受とが接触、
又はそれに近い状態となり・潤滑油の排油温度が異常に
高い事での間接的検出によっている。このように、異常
接触し、焼付きや、損傷して、温度上昇が発生してから
の検出であり・事故の事前検出予防は不可能である。
又、少しでも片当りを防ぐために油膜強化として、定荷
重からみると必要以上の高粘度の潤滑油を使用する事が
多く、軸受損失の増大、給油装置の低効率化環、省エネ
ルギ的には、効率が悪い。
重からみると必要以上の高粘度の潤滑油を使用する事が
多く、軸受損失の増大、給油装置の低効率化環、省エネ
ルギ的には、効率が悪い。
本発明の目的は、軸受の油膜厚さの変化を検出し、圧下
装置の圧下量補正を行ない、圧延速度の変化に対しても
、実質的にロール間隙が変化せず片当りのない軸受で低
粘度潤滑油を使用可能とし摩擦損失の少ない高効率軸受
を提供するにある。
装置の圧下量補正を行ない、圧延速度の変化に対しても
、実質的にロール間隙が変化せず片当りのない軸受で低
粘度潤滑油を使用可能とし摩擦損失の少ない高効率軸受
を提供するにある。
本発明の要点は、油膜軸受の油膜厚さをめるため、軸と
軸受間の変位を軸受両端の近傍で変位計で計測し、この
変位計から検出された信号により1両端変位の平均値を
油膜厚さとしてとらえ、軸受に対する軸の傾きと油膜厚
さを把握し、異常傾さの場合、その信号により、軸受箱
の傾きを修正する可動装置によって、常に、正常な油膜
分布状態を保持するにある。
軸受間の変位を軸受両端の近傍で変位計で計測し、この
変位計から検出された信号により1両端変位の平均値を
油膜厚さとしてとらえ、軸受に対する軸の傾きと油膜厚
さを把握し、異常傾さの場合、その信号により、軸受箱
の傾きを修正する可動装置によって、常に、正常な油膜
分布状態を保持するにある。
本発明を以下図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例で、圧延機における軸受装置を
示す。ロール1の軸部1aは、ホワイトメタル等の軸受
材料からなるすべり軸受2に、回転によって形成し変化
する油膜3を介して支えられ、すべり軸受2は軸受箱5
に収納され・油膜を形成するに必要なる潤滑油が外部よ
り供給される。
示す。ロール1の軸部1aは、ホワイトメタル等の軸受
材料からなるすべり軸受2に、回転によって形成し変化
する油膜3を介して支えられ、すべり軸受2は軸受箱5
に収納され・油膜を形成するに必要なる潤滑油が外部よ
り供給される。
この軸受箱5の負荷側、即ち・・クランプ4との当り面
には、軸受の自動調芯作用が成り易くするために曲面を
もったロッカープレート6が取付けられて、ハウジング
4に受けられている。軸受箱5に収納された軸受2の両
軸端面には、軸受に一体化された突起ホルダー7があり
、軸部1aとの距離を計測する変位計8が取付けられる
。この変位計8の取付けは突起ホルダー7のよう力もの
でなく、第2図のように軸受2の両端形状をかえて油゛
膜の形成しない部分を設けて、実施する事でもよい。
には、軸受の自動調芯作用が成り易くするために曲面を
もったロッカープレート6が取付けられて、ハウジング
4に受けられている。軸受箱5に収納された軸受2の両
軸端面には、軸受に一体化された突起ホルダー7があり
、軸部1aとの距離を計測する変位計8が取付けられる
。この変位計8の取付けは突起ホルダー7のよう力もの
でなく、第2図のように軸受2の両端形状をかえて油゛
膜の形成しない部分を設けて、実施する事でもよい。
このように、軸受の両端に取付けられた変位計8の先端
とロール軸部1aの外周との間隙h1 +h、を油膜が
形成されない状態で同一寸法αに取付は調整される。
とロール軸部1aの外周との間隙h1 +h、を油膜が
形成されない状態で同一寸法αに取付は調整される。
即ち、軸受負荷面からαだけ下げられた位置となる。こ
のαは、変位形8の性能によるが、500μm以下に設
定するとよい。
のαは、変位形8の性能によるが、500μm以下に設
定するとよい。
この変位形8のリード線は軸受箱5の外部へ取り出し、
その信号は増巾器9を介して演算器10へ取り込まれる
。この演算器10において、軸受端両側の間隙寸法h1
+ h2により、平均値、即ち、中央での油膜厚さ及び
hlとh2の偏差による傾き量を算出し、平均値の信号
下を圧下制御装置11の油膜厚さ補正信号として・又偏
差信号Eは異常傾き片当す警報器12.あるいは、軸受
箱傾き修正装置13への修正信号として使用する。
その信号は増巾器9を介して演算器10へ取り込まれる
。この演算器10において、軸受端両側の間隙寸法h1
+ h2により、平均値、即ち、中央での油膜厚さ及び
hlとh2の偏差による傾き量を算出し、平均値の信号
下を圧下制御装置11の油膜厚さ補正信号として・又偏
差信号Eは異常傾き片当す警報器12.あるいは、軸受
箱傾き修正装置13への修正信号として使用する。
軸受箱傾き修正装置13の一例を第6図で説明する。軸
受箱5には、ハウジングに軸方向の動きを止めるための
スラスト止め部Kがある。ハウジング4に固定されたブ
ラケット15にピン16を支点にしてロール軸方向に傾
くように取付けられたレバー17がある。このレバー1
7は中IIJJ点にあり、支点と々つているピン16よ
りウィンドー側の端には軸受箱5のスラスト止め部Kを
受け止めるようにあって、その受け止め部に軸受箱5の
に部を挟み込むクランプ18がシリンダー19によって
脱着可能なように取付けられ、ロール組替時に便なよう
になっている。又、このクランプ方法は駆動側軸受箱の
ように、スラスト止め部Kが溝をもった第8図のような
ものでもよい。
受箱5には、ハウジングに軸方向の動きを止めるための
スラスト止め部Kがある。ハウジング4に固定されたブ
ラケット15にピン16を支点にしてロール軸方向に傾
くように取付けられたレバー17がある。このレバー1
7は中IIJJ点にあり、支点と々つているピン16よ
りウィンドー側の端には軸受箱5のスラスト止め部Kを
受け止めるようにあって、その受け止め部に軸受箱5の
に部を挟み込むクランプ18がシリンダー19によって
脱着可能なように取付けられ、ロール組替時に便なよう
になっている。又、このクランプ方法は駆動側軸受箱の
ように、スラスト止め部Kが溝をもった第8図のような
ものでもよい。
レバー17の他一方の端はノ・ウジフグ4側面にシリン
ダーサポート20に取付けられた修正でシリンダー21
のフォークエンドがピン22により連結され、修正シリ
ンダー21の作動により、レバー17がピン16を支点
に傾き、レバー17のもう一方にクランプされている軸
受箱5が軸方向に動くようになっている。この修正装置
は、従来のハウジングにあるチョッククランプ装置と同
様に軸受箱の両側にある。
ダーサポート20に取付けられた修正でシリンダー21
のフォークエンドがピン22により連結され、修正シリ
ンダー21の作動により、レバー17がピン16を支点
に傾き、レバー17のもう一方にクランプされている軸
受箱5が軸方向に動くようになっている。この修正装置
は、従来のハウジングにあるチョッククランプ装置と同
様に軸受箱の両側にある。
軸受中の両端に設置された変位計8の部位は油膜の形成
されないところで、油膜圧力も発生しない。従って・耐
圧性センサーも不要で在来のセンサーで充分計測可能で
ある。又、軸受山内で設けたものでないので、油膜形成
を阻害することもない。軸受に荷重が加わらず1回転し
ない状態では油膜が形成されぬため、軸受中両端におけ
る間隙h1+ h2は同一寸法の設定値となっている。
されないところで、油膜圧力も発生しない。従って・耐
圧性センサーも不要で在来のセンサーで充分計測可能で
ある。又、軸受山内で設けたものでないので、油膜形成
を阻害することもない。軸受に荷重が加わらず1回転し
ない状態では油膜が形成されぬため、軸受中両端におけ
る間隙h1+ h2は同一寸法の設定値となっている。
しかし、信号Eに偏差があれば、軸受箱5の取付は状態
に不備があることがわかる。即ち、第3図の(9) ように正常なり、=h2が油膜を発生してないが第4図
又は第5図のように、ロール軸部に正しく倣ってないこ
とである。
に不備があることがわかる。即ち、第3図の(9) ように正常なり、=h2が油膜を発生してないが第4図
又は第5図のように、ロール軸部に正しく倣ってないこ
とである。
圧延時にはロールに荷重が加わシ、回転ず乙。
従って、ロールは撓み・軸部1aも曲がり撓むが・この
軸部1aの撓み曲がりに倣って軸受箱、軸受が同じよう
に傾くならば、両端の変位計のhlとh2の偏差は零で
ある。しかし、軸剛性は無限大ではなく、撓みによる差
があるが、圧延機に使用される軸受の巾と径比L/Dが
0,9又は0.7と1.0以下であり、又、軸受の平均
面圧が200ゆ7cm”以下であることから、計算して
も、無視出来る値である。例えば、大型の軸受である軸
径800φのもので、撓みの曲率半径による偏差は約4
μmであり軸中間ははy直線と考えても問題ない。従っ
て両側の平均値(h+ +112 ) X ”/2は軸
受中の中間点での値、即ち、軸受間隙、油膜厚さと考え
ることが出来る。このように、両端での変位から中央の
変位を計測可能である他に、中央一点での計測では把握
し難い軸受巾端での金属a@ 接触がそれに近い境界潤滑のような現象も察知出来るし
、又両端のh1* h2 とも接触には至らぬが、その
偏差が異常に大きい場合には軸受箱、軸受が軸の傾きに
充分倣って力い事が検出できる。
軸部1aの撓み曲がりに倣って軸受箱、軸受が同じよう
に傾くならば、両端の変位計のhlとh2の偏差は零で
ある。しかし、軸剛性は無限大ではなく、撓みによる差
があるが、圧延機に使用される軸受の巾と径比L/Dが
0,9又は0.7と1.0以下であり、又、軸受の平均
面圧が200ゆ7cm”以下であることから、計算して
も、無視出来る値である。例えば、大型の軸受である軸
径800φのもので、撓みの曲率半径による偏差は約4
μmであり軸中間ははy直線と考えても問題ない。従っ
て両側の平均値(h+ +112 ) X ”/2は軸
受中の中間点での値、即ち、軸受間隙、油膜厚さと考え
ることが出来る。このように、両端での変位から中央の
変位を計測可能である他に、中央一点での計測では把握
し難い軸受巾端での金属a@ 接触がそれに近い境界潤滑のような現象も察知出来るし
、又両端のh1* h2 とも接触には至らぬが、その
偏差が異常に大きい場合には軸受箱、軸受が軸の傾きに
充分倣って力い事が検出できる。
軸受中両端に設置した各変位計8からの値をアンプ10
で演算し平均値信号Fを圧下制御装置11の油膜補正信
号として捉え・それに基づいて油圧々下シリンダー、あ
るいは、圧下スクリュウを作動させることにより、ロー
ル間隙を調整することが可能であって、直接、油膜厚さ
を捉えての制御であり極めて正確な調整ができる。
で演算し平均値信号Fを圧下制御装置11の油膜補正信
号として捉え・それに基づいて油圧々下シリンダー、あ
るいは、圧下スクリュウを作動させることにより、ロー
ル間隙を調整することが可能であって、直接、油膜厚さ
を捉えての制御であり極めて正確な調整ができる。
ロール1は圧延荷重により撓む事は前述の通りであり、
軸受、軸受箱も軸受の自動調芯作用によって、軸受箱負
荷側にあるロッカープレート6曲面部で滑シ転って倣う
。第7図に示すように、ロール1は荷重が加わるとY1
〜Y2のように撓み。
軸受、軸受箱も軸受の自動調芯作用によって、軸受箱負
荷側にあるロッカープレート6曲面部で滑シ転って倣う
。第7図に示すように、ロール1は荷重が加わるとY1
〜Y2のように撓み。
軸受箱5もZ−X1線上となりロール軸部1aの撓み角
度θと同じように倣い傾くと、軸受の油膜厚さ、油膜圧
力も正常な状態、即ち、第3図のようになる。しかし、
このロッカープレート6の曲面部は数千トンを受ける高
荷重面であり、ヘタリや圧延スケールや冷却水による潤
滑不良、錆等で充分に滑り転がりが起りえず、そのため
、軸受箱の倣い不良、調芯作用がなしえずに、油膜軸受
の焼付き事故が起こる。油膜軸受の事故の半数はこの調
芯作用の不具合による片当シ事故である。このような事
故の際の軸受内は・第5図に示すように、ロール胴部側
の間隙h1が狭く、反対側h2は大きくなる。即ち、第
7図の撓みロール軸芯線上のYI Y2に対して、軸受
箱5が倣わず2−Xlのま\であるか、又は、軸受箱5
の傾き角度θCとロール軸部の傾き角度θRが異ってい
る場合である。このような時は・h!とh2の偏差信号
Eが大きくなる。この偏差信号Eはその量に比例した信
号であり、その信号は、液圧パルプ(図示せず)へ指令
を与え、第6図の修正装置の修正シリンダー21へ制御
された液圧が送られる。
度θと同じように倣い傾くと、軸受の油膜厚さ、油膜圧
力も正常な状態、即ち、第3図のようになる。しかし、
このロッカープレート6の曲面部は数千トンを受ける高
荷重面であり、ヘタリや圧延スケールや冷却水による潤
滑不良、錆等で充分に滑り転がりが起りえず、そのため
、軸受箱の倣い不良、調芯作用がなしえずに、油膜軸受
の焼付き事故が起こる。油膜軸受の事故の半数はこの調
芯作用の不具合による片当シ事故である。このような事
故の際の軸受内は・第5図に示すように、ロール胴部側
の間隙h1が狭く、反対側h2は大きくなる。即ち、第
7図の撓みロール軸芯線上のYI Y2に対して、軸受
箱5が倣わず2−Xlのま\であるか、又は、軸受箱5
の傾き角度θCとロール軸部の傾き角度θRが異ってい
る場合である。このような時は・h!とh2の偏差信号
Eが大きくなる。この偏差信号Eはその量に比例した信
号であり、その信号は、液圧パルプ(図示せず)へ指令
を与え、第6図の修正装置の修正シリンダー21へ制御
された液圧が送られる。
修正シリンダー21へ液圧がB方向に送られると・レバ
ー17ヘクランプ18で固着された軸受箱5のに部がB
方向に微動する。軸受箱5はこの力により第7図のよう
に、ロッカープレート6の曲面部Zを基点に滑り転がり
Z Xlの線上を倣う。このスラストのB方向力は実験
によれば、圧延荷重の7/1000〜10/1000程
度で充分である事も確認している。即ち1元来スベリ軸
受の自動調芯作用が潜在しているものであるためである
。又、第4図のように組付不具合いの場合も。
ー17ヘクランプ18で固着された軸受箱5のに部がB
方向に微動する。軸受箱5はこの力により第7図のよう
に、ロッカープレート6の曲面部Zを基点に滑り転がり
Z Xlの線上を倣う。このスラストのB方向力は実験
によれば、圧延荷重の7/1000〜10/1000程
度で充分である事も確認している。即ち1元来スベリ軸
受の自動調芯作用が潜在しているものであるためである
。又、第4図のように組付不具合いの場合も。
同様な方法で修正できる。
説明ではロール軸部はロール一体化したもので記してい
るが、これにキー、又は、焼バメで取付けられたスリー
ブ、又は、同等のものを用いたロールでも同じ事で、軸
スリーブの有無に制約されない。又、軸受箱傾き修正装
置を電動機を用いたり、又、レバー機構でなく、クサビ
や、ラック等の方法でも同じ事であり、更に、軸受箱を
傾は修正する場合、ロッカー面を基点とせず、例えば、
キーパ−面等を基点として傾ける等、軸受箱の傾ける方
法に制約されるものでもない。
るが、これにキー、又は、焼バメで取付けられたスリー
ブ、又は、同等のものを用いたロールでも同じ事で、軸
スリーブの有無に制約されない。又、軸受箱傾き修正装
置を電動機を用いたり、又、レバー機構でなく、クサビ
や、ラック等の方法でも同じ事であり、更に、軸受箱を
傾は修正する場合、ロッカー面を基点とせず、例えば、
キーパ−面等を基点として傾ける等、軸受箱の傾ける方
法に制約されるものでもない。
本発明によれば、常に安定した状態で使用出来るため、
片当りの懸念もなく、必要以上の高粘度潤滑油を使用し
なくてもよい。
片当りの懸念もなく、必要以上の高粘度潤滑油を使用し
なくてもよい。
第1図は本発明の一実施例の系統図、第2図は軸受端に
別の方法で取付けられた検出器の断面図、第3図、第4
図、第5図は軸受と軸の傾き状況(a)と、その油膜圧
力分布発生状況(b)を示す図、第6図は軸受箱傾き修
正装置の平面図、第7図は軸受箱の傾き状況とその修正
位置を示す側面図、第8図は軸受箱の溝刃式クランプの
平面図である。 1・・・ロール、2・・・軸受、訃・・変位計、9・・
・増巾器・10・・・演算器、11・・・圧下制御装置
、12・・・瞥報器、13・・・片当り修正装置。 代理人 弁理士 高橋明夫 芽1図 第2図 (2) を30
別の方法で取付けられた検出器の断面図、第3図、第4
図、第5図は軸受と軸の傾き状況(a)と、その油膜圧
力分布発生状況(b)を示す図、第6図は軸受箱傾き修
正装置の平面図、第7図は軸受箱の傾き状況とその修正
位置を示す側面図、第8図は軸受箱の溝刃式クランプの
平面図である。 1・・・ロール、2・・・軸受、訃・・変位計、9・・
・増巾器・10・・・演算器、11・・・圧下制御装置
、12・・・瞥報器、13・・・片当り修正装置。 代理人 弁理士 高橋明夫 芽1図 第2図 (2) を30
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、圧延機の軸受部に、油膜軸受を備えたものに於いて
、 前記軸受部のスベリ軸受の両側の油膜形成面以外に設け
た複数個の変位計と・前記スベリ軸受の両側に対する軸
部の変位を測定することにより、油膜厚さと軸の異常傾
きを検出する手段とからなることを特徴とする圧延機の
油膜軸受装置。 2、特許請求の範囲第1項に於いて、前記変位計の変位
信号により、軸受箱の傾きを修正し、前記軸受部を常時
、正常な油膜分布状態に維持する手段を設けたことを特
徴とする圧延機の油膜軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58153201A JPS6046803A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 圧延機の油膜軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58153201A JPS6046803A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 圧延機の油膜軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6046803A true JPS6046803A (ja) | 1985-03-13 |
Family
ID=15557248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58153201A Pending JPS6046803A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 圧延機の油膜軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6046803A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006086154A1 (en) * | 2005-02-08 | 2006-08-17 | Morgan Construction Company | Monitoring and alarm system for rolling mill oil film bearings |
CN104028563A (zh) * | 2014-06-03 | 2014-09-10 | 杭州电子科技大学 | 高速轧制界面润滑油膜厚度测量装置及方法 |
CN108488221A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-09-04 | 吕家发 | 带有油膜厚度传感器的滑动轴承及其润滑方法 |
-
1983
- 1983-08-24 JP JP58153201A patent/JPS6046803A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006086154A1 (en) * | 2005-02-08 | 2006-08-17 | Morgan Construction Company | Monitoring and alarm system for rolling mill oil film bearings |
US7461532B2 (en) | 2005-02-08 | 2008-12-09 | Morgan Construction Company | Monitoring and alarm system for rolling mill oil film bearings |
KR100933404B1 (ko) | 2005-02-08 | 2009-12-22 | 모건 컨스트럭션 캄파니 | 압연기 유막 베어링용 감시 및 경보 장치 |
CN104028563A (zh) * | 2014-06-03 | 2014-09-10 | 杭州电子科技大学 | 高速轧制界面润滑油膜厚度测量装置及方法 |
CN108488221A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-09-04 | 吕家发 | 带有油膜厚度传感器的滑动轴承及其润滑方法 |
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