JP2000042616A - 冷延薄板の圧延形状制御方法および圧延形状制御装置 - Google Patents

冷延薄板の圧延形状制御方法および圧延形状制御装置

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JP2000042616A
JP2000042616A JP10215092A JP21509298A JP2000042616A JP 2000042616 A JP2000042616 A JP 2000042616A JP 10215092 A JP10215092 A JP 10215092A JP 21509298 A JP21509298 A JP 21509298A JP 2000042616 A JP2000042616 A JP 2000042616A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷間圧延において、薄板の板幅方向の形状制
御を行う場合に、薄板の蛇行による板ずれによる板形状
誤認識を防止して、形状制御精度を向上して、皺や破
断、格落ち等の発生を抑制できる冷延薄板の圧延形状制
御方法及び圧延形状制御装置を提供する。 【解決手段】 薄板がオフセンターにある状態での各ア
クチュエーターによる形状影響係数と、薄板がセンター
にある状態での上記各アクチュエーターによる形状影響
係数を予めオフラインで事前に測定しておき、板形状を
検出するとともに、板端位置を検出し、この板端位置に
応じて、形状検出センサーの値を補正し、前記各アクチ
ュエーターの形状影響係数を補正し、目標の板形状に近
付くように、各アクチュエーターの作動パターンを制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として厚みが1
mm以下の薄板や箔(以下「薄板」という。)を圧延対象
とし、特に板幅方向の張力分布を検出する形状検出セン
サーを備えた冷間圧延ラインにおける圧延形状制御に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷延薄板の圧延工程においては
薄板の幅方向において伸び、張りの程度に差があり、薄
板の伸びている部位は、例えばロールに巻き付く時に皺
発生の原因となり、張っている部位は、大きな張力が加
わることから、破断の原因となる。また、薄板の伸び、
張りによる形状が幅方向に非対称であれば、張力の加わ
り方が幅方向でアンバランスになり、蛇行の原因にもな
る。このように、冷延薄板を取り扱うプロセスにおいて
は、薄板の幅方向形状を検出し、この検出値に基づいて
薄板幅方向の形状が目標の形状になるように精度よく制
御することが重要である。
【0003】従来、冷延薄板の幅方向形状の検出手段と
しては、例えば、特開昭4−172212号公報に示す
ように、分割型検出ロールを用い、このロールに対す
る、板材の幅方向のずれ量の変化に応じて、該ロールに
より検出された板材の張力を補正して板材の端部の伸び
率を演算する板材の形状検出方法が知られている。
【0004】しかし、実際には、形状の乱れ、通板ロー
ル軸の通板方向からの微妙なずれ、板素材の表面硬度、
粗度の微妙な差により、横滑り、蛇行が発生することが
あり、この検出方法による検出結果に基づいた形状制御
では、蛇行が発生した場合、ずれてきた方は、検出ロー
ルへの発生荷重は大きくなり板が張ったと認識し、ずれ
てきた方の形状を改善させるために、ずれてきた方を延
ばすことが多く、実際には、平坦で板がずれただけの場
合でも、板が張ったと誤認識し、板形状を乱す原因の一
つになっている。
【0005】一方、板がずれた状態でも板形状を正確に
読み取ることはできるが、冷間圧延機の形状制御のアク
チュエーターに、そのままフィードバックすると、板が
蛇行してオフセンターにある場合には、圧延機のロール
の板幅方向において、圧下状態ではずれた方の板を大き
く圧下することになり、更に形状を乱すことがある。な
お、板を機械的にセンター通板に修正する方式(板エッ
ジのガイド機構、ステアリング機構、他)があるが、厚
さが1mm以下の薄板では、板エッジのガイド機構におい
て、板のバックリングが発生し、ガイド部分で折れ込
み、板が破断するおそれがある。また、ステアリング機
構の場合には、圧延機の前後の通板ロールの数、機間長
を長くし、ロール痕飛び込み疵が発生しやすく、また、
既設圧延ラインへの組み込みはスペース的に難しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】薄板圧延での板ずれ現
象は、形状の板エッジ部分の形状変化のみならず、形状
制御に有効なアクチュエーターの影響係数に大きな変化
を与え、形状制御精度に大きな影響を与える。本発明
は、薄板圧延ラインで薄板の板幅方向の形状制御を行う
場合に、板ずれによる板形状誤認識を防止して、形状に
対する影響係数を変更することにより、形状制御精度を
向上して、皺や破断、格落ちの発生を抑制できる冷延薄
板の圧延形状制御方法および圧延形状制御装置を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の発明は、
冷間圧延ラインで薄板の板幅方向の形状制御を行う場合
において、薄板がオフセンターにある状態でのラテラル
調整装置、クラウン調整装置、傾斜圧下機構の各アクチ
ュエーターによる形状影響係数と、薄板がセンターにあ
る状態での前記各アクチュエーターによる形状影響係数
を予めオフラインで事前に測定しておき、圧延中に入側
と出側のいずれか一方または双方の板形状を検出すると
ともに、入側と出側のいずれか一方または双方の板端位
置を検出し、この板端位置に応じて、前記各アクチュエ
ーターの形状影響係数を補正し、前記入側での形状検出
センサーによる検出形状と目標の形状とを比較演算し、
形状偏差を解消して目標の形状に近付くように、前記補
正後の各アクチュエーターの形状影響係数を用いて、各
アクチュエーターの作動パターンを制御することを特徴
とする冷延薄板の圧延形状制御方法。
【0008】第二の発明は、第一の発明において、形状
検出センサーによる検出形状が、板端検出センサーによ
り補正され板幅方向のラジアル荷重分布に基づく板幅方
向の相対的張力分布から求められたものであることを特
徴とする冷延薄板の圧延形状制御方法。
【0009】第三の発明は、上下のハウジングにそれぞ
れ配置されたワークロールと、このワークロールの背部
に配置した中間ロールと、この中間ロールの背部に配置
したバックアップロールからなり、少なくとも、上ハウ
ジングの上記バックアップロールとして、板幅方向で複
数分割され各分割単位でアクチュエーターを備えたバッ
クアップロールを用いた冷間圧延機における圧延形状制
御装置であって、冷間圧延機の入側と出側のいずれか一
方または双方に配置され冷延薄板を支持しながら板幅方
向の張力を分布を検出する形状検出センサーと、冷間圧
延機の入側と出側のいずれか一方または双方に配置され
板端位置を検出する板端検出センサーと、上ハウジング
の上記バックアップロールのアクチュエーターにより中
間ロールを介してワークロールに撓みを付与して板中央
部やクオータ部の形状修正を行うクラウン調整装置と、
冷間圧延機の作業側、駆動側でそれぞれ反対側にテーパ
ーを付けた中間ロールを軸方向に移動させワークロール
に撓みを付与するラテラル調整装置と、上ハウジングの
作業側と駆動側を対称に圧下し、中間ロールを介してワ
ークロールを傾斜させ非対称な形状を修正する傾斜圧下
機構と、上記各アクチュエーターの作動パターンを制御
する演算制御装置を備えたことを特徴とする冷延薄板の
圧延形状制御装置で、上記第一の発明または第二の発明
を実施に用いられる圧延形状制御装置例として位置付け
られるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、上下一対のワークロー
ルと、この上下一対のワークロールの背部に配置した一
段または二段の中間ロールと、この中間ロールの背部に
配置された、少なくとも、上ハウジングの上記バックア
ップロールとして、板幅方向で複数分割され各分割単位
でアクチュエーターを備えた複数のバックアップロール
を用いた冷間圧延機によって、厚みが1mm以下の冷延薄
板や箔を圧延する場合の圧延形状制御において適用され
るものである。
【0011】本発明の圧延形状制御においては、冷間圧
延に際して、形状検出センサーと板端検出センサーを配
置して、板幅方向の張力分布と板端位置を検出し、この
検出結果に基づいて、事前に測定しておいた薄板がオフ
センターにある状態における、クラウン調整装置、ラテ
ラル調整装置、傾斜圧下機構の各アクチュエーターの形
状影響係数と、薄板がセンターにある状態における上記
各アクチュエーターの形状影響係数により、板幅方向の
張力分布が目標の張力分布に近付くように、上記の各ア
クチュエーターの作動パターンを演算制御するものであ
り、板ずれ、蛇行による形状検出センサーの形状誤認識
を防止して、形状制御精度を向上して、皺や破断の発生
を防止するものである。
【0012】本発明の圧延形状制御のための板形状の検
出と、板端位置の検出は、圧延機の入側で行ってもよい
し出側で行ってもよい。圧延機内の蛇行は、傾斜するこ
ともあるが、入出側が平行に横滑りすることが多いた
め、板形状の検出と板端位置の検出を圧延機の入側で行
っても、出側で行っても精度面ではあまり変わらない。
また、板形状の検出と板端位置の検出を、圧延機の入側
と出側の双方で行い、入側と出側での検出値を併用した
形状制御を行うことは、形状制御精度を更に安定させる
上では最も有効であることはいうまでもない。本発明
は、蛇行が許容範囲内にある場合において適用されるも
のであり、蛇行が顕著で圧延続行不能な状態にある場合
においては、別途、蛇行修正、ロールアウト等の処置を
講じる必要がある。
【0013】本発明で用いる上記各装置(機構)につい
て、以下に説明する。 (1)形状検出センサーは、通板中の薄板の板幅方向の
張力分布を測定するものであり、例えば荷重計または歪
み計を周面に螺旋状に埋め込んだロール方式のセンサー
ロールで、幅方向各点の荷重または歪み分布から張力分
布として検出することができる。
【0014】この形状検出センサーは、上記の理由から
圧延機の入側と出側のいずれか一方に配置することで十
分な制御精度が得られるが、例えば、板形状を圧延機入
側で検出して形状制御を行うようにした場合、その形状
制御結果を評価し、形状制御結果が満足できない場合に
は、板形状を圧延機入側と出側の双方で検出して、この
検出値により形状制御精度を改善する仕組みを考慮する
ことは有効である。
【0015】(2)板端検出センサーは、信頼性、精度
の面から汎用のCCDカメラによる画像処理方式とする
ことが好ましい。リニアセンサー(LED、蛍光管)も
あるが、投光器と受光器が必要であり、圧延油を用いた
圧延ではパスラインの下部環境に問題があり、十分な検
出精度が得られない。また、レーザービームによる検出
センサーもあるが、板の形状と、板のずれの検出の分離
が難しく、十分な検出精度が得られない。
【0016】このことから、本発明では、CCDカメラ
による画像処理方式により、板端位置を検出し、この板
端位置に応じて板端検出センサーからの出力値を補正し
て、冷間圧延機の形状制御系の各アクチュエーターの作
動パターンを制御するものである。
【0017】この板端検出センサーは、上記の理由から
圧延機の入側と出側のいずれか一方に配置することで十
分な制御精度が得られるが板形状を圧延機入側で検出
し、例えば、板端位置を圧延機入側で検出して形状制御
を行うようにした場合、その形状制御結果を評価し、形
状制御結果が満足できない場合には、板形状と板端位置
を圧延機入側と出側の双方で検出して、この検出値によ
り形状制御精度を改善する仕組みを考慮することは有効
である。
【0018】このようにした場合、入側での板端位置だ
けではなく、圧延後の板端位置も検出することによっ
て、蛇行による板ずれ状況をより正確に検出することが
でき、蛇行修正、ロールアウト等の判断を更に向上させ
ることもできる。また、冷間圧延機の圧延制御系でも、
板端検出センサーからの出力値により、圧下量制御、板
厚制御、蛇行修正制御等の制御を行うこともできる。
【0019】(3)クラウン調整装置は、上ハウジング
の複数の分割バックアップロールを他点支持するサドル
の押し込み位置を変化させ、一段または二段の中間ロー
ルを介してワークロールに撓みを与えるもので、板中央
部やクオータ部などの部分的修正を行うものである。そ
のために、分割バックアップロールは、各分割単位でア
クチュエーターを備え、このアクチュエーターによっ
て、中間ロールを介してワークロールによる幅方向各点
の圧下量を任意に制御してクラウンを制御することがで
きる。
【0020】(4)ラテラル調整装置は、冷間圧延機の
作業側、駆動側でそれぞれ反対側にテーパーを付けた上
下の中間ロールを軸方向に移動させワークロールに撓み
を付与し、板端部の形状を修正するためのものである。
【0021】(5)傾斜圧下制御装置は、上ハウジング
の作業側と駆動側を対称に圧下し、中間ロールを介して
ワークロールを傾斜させ非対称な形状を修正するもので
ある。
【0022】(6)演算制御装置は、オフラインで事前
に測定した、冷延薄板がオフセンターにある状態におけ
る各アクチュエーターの効果と、冷延薄板がセンターに
ある状態における各アクチュエーターの効果と、形状検
出ロールで検出した幅方向の張力分布(荷重分布)の出
力を、板端位置に応じて補正する演算を行い、板幅方向
の張力分布が均一になるように、クラウン調整装置、ラ
テラル調整装置と、傾斜圧下機構の形状制御に寄与する
各アクチュエーターの作動パターンを演算し、この演算
結果を、各アクチュエーターの駆動装置に反映させ、各
アクチュエーターの作動を制御するものである。
【0023】(7)各アクチェーターの形状影響係数
は、各アクチュエーター作動を制御する場合の作動量を
決めるためのものであり、オフラインで予め測定して設
定するものである。
【0024】この形状影響係数は、各アクチュエーター
を単位量作動させたときの形状の変化量を表すものであ
り、圧延ロール条件、鋼種、サイズ別、板端位置によっ
て変化することから、予め、圧延ロール条件、鋼種、サ
イズ別に、板端位置別に測定してデータとして演算制御
装置に格納(設定)するものである。
【0025】上記の形状検出センサーによる板幅方向の
張力分布、板端検出センサーによる板端位置に応じて、
蛇行許容範囲内で、演算制御装置を介して上記各装置の
アクチュエーターの動作を制御することによって、冷延
薄板がセンターにある場合はもとより、蛇行により板ず
れして冷延薄板がオフセンターにある場合にも、板幅方
向の張力分布が目標の張力分布に近付く方向に各アクチ
ュエーターの作動パターンを制御し、冷延薄板の形状制
御精度を安定確保することができる。なお、蛇行が許容
範囲を超える場合には、それを検出して、別途、蛇行修
正を行うこともできる。
【0026】
【実施例】本発明を実施する冷延薄板の冷間圧延ライン
の設備配置例について、図1〜図7に基づいて説明す
る。この実施例での冷間圧延ラインにおいては、図1に
示すように、冷延薄板コイル1cを、アンコイラー2で
巻き戻しながら冷間圧延機3で冷間圧延して、冷間圧延
した冷延薄板4をコイラー5で巻き取って冷延薄板コイ
ルとするものである。
【0027】この例での冷間圧延機3は、4本の支柱
(図示省略)によって支持された上ハウジング3oと下
ハウジング3uによって構成されており、上ハウジング
3oには、ワークロール6aと、このワークロールの背
部に配置した一対の中間ロール7aと、この中間ロール
の背部に配置され、アクチュエーター(ACサーボモー
ター)8を備えた3個のバックアップロール9a〜9c
が配置されている。
【0028】このバックアップロールは、図2に示すよ
うに、ここでは板幅方向で4分割された分割ロール9に
なっており、各分割ロール10a〜10d単位でアクチ
ュエーター(ACサーボモーター)8を備えており、板
幅方向各部位で中間ロール7aを介してワークロール6
aによる板幅方向の圧下量を変化させることができ、上
ハウジング3oにおいて板クラウンを調整するクラウン
調整装置12を形成することができる。
【0029】また、上記の中間ロール7aは、図3に示
すように、その先端部で軸方向のテーパー7tを有する
ものであり、アクチュエーター(油圧モーター)11に
より軸方向に進退移動させワークロール6aに撓みを付
与することにより、主に板端部の形状を修正するラテラ
ル調整装置13を形成することができる。この中間ロー
ル7aは、モーター(図示省略)により回転可能であ
り、ワークロール6aを回転させ薄板4を圧延すること
ができる。
【0030】また、図4の14a、14bは、傾斜圧下
機構を示すものであり、上ハウジング3oの作業側(W
S)と駆動側(DS)の圧下をライン中心起点で反転す
るように、ワークロール6aを傾斜させることにより、
非対称な圧延形状を修正するものである。この傾斜圧下
機構は、ここでは、クラッチ付き減速機15により、W
S、DSで個別に作動するスクリューダウン方式を採用
している。
【0031】一方、下ハウジング3uは、図1に示すよ
うに、ワークロール6aと上下で対になるワークロール
6bと、このワークロールの背部に配置した一対の中間
ロール7bと、この中間ロールの背部に配置された3個
のバックアップロール9d〜9fが配置されており、そ
の内の真ん中のバックアップロール9eの背部には、ア
クチュエーター(油圧機構)16によってロール軸と直
交方向に移動させてバックアップロール9eの上下位置
を制御し、ワークロール6a、6b間の間隔を制御する
ウエッジ式油圧圧下機構17が配設されている。
【0032】また、下ハウジングの中間ロール7bは、
図3に示すように、上ハウジング3oの中間ロール7a
のテーパー7tと軸方向で反対側のテーパー7pを有
し、上ハウジング3oの中間ロール7aと協動させ、ア
クチュエーター(油圧モーター)11により軸方向に進
退移動{作業側(WS)−駆動側(DS)}させ、ワー
クロール6aに撓みを付与することにより、主に板端部
の形状を修正するラテラル調整装置13を形成すること
ができる。中間ロール7bは、モーター(図示省略)に
より回転してワークロール6b、上記上ハウジング3o
の中間ロール7aと協動させて回転させ薄板を圧延する
ことができる。
【0033】なお、図1中の18は支持ロール偏心装置
であり、下ハウジング3u内のバックアップロール9f
(9e、9d)を、アクチュエーター(油圧モーター)
19により偏心させ、板幅に応じた凸クラウンまたは凹
クラウンを与えることもできる。
【0034】上記のように構成した本発明による圧延形
状制御装置においては、冷間圧延機3の入側と出側に形
状検出センサー20a、20bと、板端検出センサー2
1a、21bを配置し、該形状検出センサーによる板幅
方向のラジアル荷重分布から張力分布を検出し、板端検
出センサー20a、20bによる板端位置に応じて、演
算制御装置(図示省略)を介して上記各装置(機構)の
各アクチュエーターによる形状影響係数を補正して、こ
のアクチュエーターを制御することによって、冷延薄板
4がセンターにある場合はもとより、蛇行により板ずれ
して冷延薄板4がオフセンターにある場合にも、冷延薄
板4の形状制御精度を安定確保することができる。
【0035】ここで用いている上記形状検出センサー2
0a、20bは、図5に示すように、周面に多数の荷重
センサー22を螺旋状に埋め込んだロールであり、張力
付与状態での板幅方向の各点のラジアル荷重wを検出す
る荷重計23、増幅器24、送信部25を備えたもので
あり、信号処理装置(図示省略)して板幅方向の各点で
のラジアル荷重wから演算により板幅方向の張力分布を
検出することができる。
【0036】この荷重センサー22は、図6に示すよう
に、外周面がロールの外周面に一致するように埋め込ま
れたキャップ部26と、荷重検知部27と、この荷重検
知部からの板幅方向の荷重信号送信部28から構成され
たものである。ここで荷重センサー22を螺旋状に埋め
込むのは、板幅方向の各点でラジアル荷重wを偏りなく
検出可能にするためである。
【0037】形状検出センサーとしては、図7に示すよ
うに、外周付近の内側に外周面に作用する冷延薄板4の
張力(押圧力)を検出する荷重センサー29を内設した
複数個のディスク30を積層しタイロッド31で一体的
に固着し、これを回転軸32を中心に回転自在に構成し
た、ロール軸方向に分割したディスクタイプのセンサー
ロール33を用いることもできる。
【0038】板端検出センサー21a、21bは、CC
Dカメラによる画像処理方式のものであり、板端位置の
検出部(図示省略)、画像処理部(図示省略)、送信部
(図示省略)により形成されたものであり、板端位置を
検出して蛇行による板ずれを検出することができる。
【0039】本発明では、板形状検出センサー20a、
20bで板幅方向の張力分布を検出して、この検出結果
に基づいて板幅方向の張力分布が均一になるように、各
アクチュエーターを制御するが、この場合に板端検出セ
ンサー21a、21bにより、板端位置を検出し、板端
位置に応じて前記各アクチュエーターによる形状影響係
数を補正して、各アクチュエーター作動パターンを制御
するものである。
【0040】板が常にセンターにある場合には、板端位
置の変化がないことになるので、形状制御系の前記各ア
クチュエーターの作動パターンを一定条件に設定すれば
よいが、蛇行により板ずれを起し、板がオフセンターに
なる場合が多いことから、板端位置に応じて各アクチュ
エーターによる形状影響係数を補正し、目標の形状に近
付くように、各アクチュエーターの作動パターンを制御
して、形状制御精度を向上させることができる。このこ
とは、各アクチュエーターによる形状影響係数は、板端
位置によって変化するとの知見に基づいている。
【0041】図8は、板端位置とラテラル調整による形
状影響係数を示すもので、板端の位置によって、形状影
響係数が変化することを示しており、板幅方向の張力分
布を制御する場合、形状制御系の各アクチュエーターの
作動パターンを補正する必要があることを示している。
【0042】また、図9は、板端位置とクラウン調整に
よる形状影響係数を示すもので、板端位置によって形状
影響係数が変化することを示しており、板幅方向の張力
分布を制御する場合、形状制御系の各アクチュエーター
の作動パターンを補正する必要があることを示してい
る。
【0043】図10は、板端位置と傾斜圧下機構による
形状影響係数を示すもので、板端位置によって形状影響
係数が変化することを示しており、板幅方向の張力分布
を制御する場合、アクチュエーター16の作動パターン
を補正する必要があることを示している。図10では、
板が蛇行して板エッジが中間ロールのテーパーの開始点
に近付くようにずれた場合、aのように急峻に、形状に
影響を与えることを示している。
【0044】上記の演算制御装置は、予め、圧延ロール
条件、鋼種別、サイズ別に、板がセンターにある場合の
形状検出センサーによる板幅方向の張力分布と、この張
力分布を目標の張力分布にするための前記各アクチュエ
ーターの作動パターンおよび板がオフセンターにある場
合の形状検出センサーによる板幅方向の張力分布を目標
の張力分布にするための各アクチュエーターの形状影響
係数を設定し、形状検出センターによる実際の冷延薄板
の板幅方向の張力分布と、板端検出センサーによる板端
位置に応じた形状影響係数を補正し、形状検出センサー
による検出形状を、目標の板形状と比較演算し、形状偏
差を解消するための各アクチュエーターの作動パターン
を演算し、各アクチュエーターの作動プログラムを制御
するものである。
【0045】この制御については、図11に概要を示
す。この例は、出側の形状検出センサーと出側の板端検
出センサーによる場合を示している。出側の形状検出セ
ンサー20bで幅方向の各点でのラジアル荷重を検出
し、これを相対的張力分布に変換し、出側の板端検出セ
ンサー21bによる板端位置に応じて、各アクチュエー
ターによる形状影響係数を補正する。検出形状と目標の
形状を比較し、その形状偏差を解消して目標の形状に近
付けるために必要な前記各アクチュエーターの作動パタ
ーンを設定する。
【0046】そして、各アクチュエーターの可動範囲内
で作動させる制約処理をした後、最小自乗法により各ア
クチュエーターの最適値処理後、上記のクラウン調整装
置10、ラテラル調整装置13と、傾斜圧下機構14
a、14bのアクチュエーターの制御出力を演算し、該
アクチュエーターの作動プログラムを制御するものであ
る。
【0047】なお、ここでは図示を省略したが、例え
ば、クラウン調整装置12、ラテラル調整装置13と、
傾斜圧下機構14a、14bの制御により、板厚変動が
生じるが、この板厚総変動量を規定し、本文に記載され
ていない非干渉制御により、ウェッジ式油圧圧下機構1
7の制御量を演算し、その作動プログラムを制御して板
厚を制御することも可能である。
【0048】また、支持ロール偏心装置18での板幅に
応じた凸クラウンまたは凹クラウン制御量を演算し、下
ハウジング3u内のバックアップロール9f、9e、9
dを、アクチュエーター(油圧モーター)19により偏
心させ、その作動プログラムを制御して板幅に応じた凸
クラウンまたは凹クラウンを制御することもできる。一
般には、板幅に応じて固定した凹凸クラウン形状を使用
している。
【0049】なお、入側の形状検出センサー20aで幅
方向のラジアル荷重wを検出し、これを相対的張力分布
に変換し、板端検出センサー21aによる板端位置に応
じて、検出形状を補正し、前記出側の形状検出センサー
20bによる検出形状の補正に反映させることができ
る。
【0050】本発明は、上記の実施例に限定されるもの
ではない。例えば、対象の薄板としては、鋼板に限定さ
れるものではなく、制御アクチュエーターは異なって
も、鋼箔、アルミ板、アルミ箔の製造に際しても本発明
を適用することができる。本発明を構成するための、ワ
ークロール、中間ロール、バックアップロール、形状検
出センサー、板端検出センサー、クラウン調整装置、ラ
テラル調整装置、記載していないVCロール、ベンダ
ー、傾斜圧下機構、ウェッジ式油圧圧下機構、支持ロー
ル偏心装置の構造(駆動構造を含む)条件や配置条件な
どについては、対象の薄板の種類、サイズ、冷間圧延機
の圧延条件、設備配置等に応じて、上記請求項を満足す
る範囲内で変更があるものである。
【0051】
【発明の効果】本発明では、冷間圧延に際して薄板がオ
フセンターにある場合において、板端位置に応じて各ア
クチュエーターの形状影響係数を選択(補正)すること
ができ、蛇行による板ずれがあっても、薄板の蛇行によ
る板ずれによる板形状誤認識を防止して、形状制御精度
を向上させ、皺や破断、格落ちの発生を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷間圧延ラインの設備配置例を示
す側面概念説明図。
【図2】本発明で用いるクラウン調整装置例を示す正面
概念説明図。
【図3】本発明で用いるラテラル調整装置例を示す正面
概念説明図。
【図4】本発明で用いる傾斜圧下機構例を示す正面概念
説明図。
【図5】本発明で用いる形状検出センサーの構造例を示
す正面概念説明図。
【図6】図5の形状検出センサーにおける荷重センサー
の構造例を示す一部拡大断面説明図。
【図7】本発明で用いる他の形状検出センサーの構造例
を示す正面概念説明図。
【図8】板端位置とラテラル調整装置のアクチュエータ
ーによる形状影響係数との関係例を示す概念説明図。
【図9】板端位置とクラウン調整装置のアクチュエータ
ーによる形状影響係数との関係例を示す概念説明図。
【図10】板端位置と傾斜圧下機構のアクチュエーター
による形状影響係数との関係例を示す概念説明図(WS
側へチルトさせた場合)。
【図11】本発明の圧延形状制御例での処理フローを示
す概念説明図。
【符号の説明】
1 鋼板コイル 2 アンコイ
ラー 3 冷間圧延機 3o 上ハウジ
ング 3u 下ハウジング 4 鋼板 4c 薄鋼板 5 巻取機 6a、6b ワークロール 7a、7b 中
間ロール 8 アクチュエーター(ACサーボモーター) 9 分割ロール 9a〜9c、9d〜9f バックアップロール 10a〜10d 各分割ロール 11 アクチュエーター(油圧モーター) 12 クラウン調整装置 13 ラテラ
ル調整装置 14a、14b 傾斜圧下(チルト)機構 17 ウエッジ圧下機構 18 支持ロ
ール偏心装置 19 アクチュエーター(油圧モーター) 20a、20b 形状検出センサー 21a、21b 板端検出センサー 22 荷重センサー 23 荷重計 24 増幅器 25 送信部 26 キャップ部 27 荷重検
知部 28 送信部 29 荷重セ
ンサー 30 ディスク 31 タイロ
ッド 32 回転軸 33 形状検
出センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B21B 37/00 116J 117A (72)発明者 長崎 修司 山口県光市大字島田3434番地 新日本製鐵 株式会社光製鐵所内 (72)発明者 細川 晴行 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3−1 株 式会社神戸製鋼所高砂事業所内 (72)発明者 井上 哲雄 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6−14 株 式会社神戸製鋼所大阪支社内 Fターム(参考) 4E024 AA01 AA03 DD01 DD18 FF10 GG10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷間圧延ラインで薄板の板幅方向の形状
    制御を行う場合において、薄板がオフセンターにある状
    態でのラテラル調整装置、クラウン調整装置、傾斜圧下
    機構の各アクチュエーターによる形状影響係数と、薄板
    がセンターにある状態での前記各アクチュエーターによ
    る形状影響係数を予めオフラインで事前に測定してお
    き、圧延中に入側と出側のいずれか一方または双方の板
    形状を検出するとともに、入側と出側のいずれか一方ま
    たは双方の板端位置を検出し、この板端位置に応じて、
    前記各アクチュエーターの形状影響係数を補正し、前記
    入側での形状検出センサーによる検出形状と目標の形状
    とを比較演算し、形状偏差を解消して目標の形状に近付
    くように、前記補正後の各アクチュエーターの形状影響
    係数を用いて、各アクチュエーターの作動パターンを制
    御することを特徴とする冷延薄板の圧延形状制御方法。
  2. 【請求項2】 形状検出センサーによる検出形状が、板
    端検出センサーにより補正され板幅方向のラジアル荷重
    分布に基づく板幅方向の相対的張力分布から求められた
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の冷延薄板
    の圧延形状制御方法。
  3. 【請求項3】 上下のハウジングにそれぞれ配置された
    ワークロールと、このワークロールの背部に配置した中
    間ロールと、この中間ロールの背部に配置したバックア
    ップロールからなり、少なくとも、上ハウジングの上記
    バックアップロールとして、板幅方向で複数分割され各
    分割単位でアクチュエーターを備えたバックアップロー
    ルを用いた冷間圧延機における圧延形状制御装置であっ
    て、冷間圧延機の入側と出側のいずれか一方または双方
    に配置され冷延薄板を支持しながら板幅方向の張力を分
    布を検出する形状検出センサーと、冷間圧延機の入側と
    出側のいずれか一方または双方に配置され板端位置を検
    出する板端検出センサーと、上ハウジングの上記バック
    アップロールのアクチュエーターにより中間ロールを介
    してワークロールに撓みを付与して板中央部やクオータ
    部の形状修正を行うクラウン調整装置と、冷間圧延機の
    作業側、駆動側でそれぞれ反対側にテーパーを付けた上
    下の中間ロールを軸方向に移動させワークロールに撓み
    を付与するラテラル調整装置と、上ハウジングの作業側
    と駆動側を対称に圧下し、中間ロールを介してワークロ
    ールを傾斜させ非対称な形状を修正する傾斜圧下機構
    と、上記各アクチュエーターの作動パターンを制御する
    演算制御装置を備えたことを特徴とする冷延薄板の圧延
    形状制御装置。
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