JPH02120526A - クラッチ装置 - Google Patents
クラッチ装置Info
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- JPH02120526A JPH02120526A JP27280388A JP27280388A JPH02120526A JP H02120526 A JPH02120526 A JP H02120526A JP 27280388 A JP27280388 A JP 27280388A JP 27280388 A JP27280388 A JP 27280388A JP H02120526 A JPH02120526 A JP H02120526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating member
- coil spring
- spring
- rotation control
- rotating
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 3
- 230000002950 deficient Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/20—Freewheels or freewheel clutches with expandable or contractable clamping ring or band
- F16D41/206—Freewheels or freewheel clutches with expandable or contractable clamping ring or band having axially adjacent coils, e.g. helical wrap-springs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は入出力部材間に非可逆的にトルク伝達するク
ラッチ装置に関する。
ラッチ装置に関する。
従来の技術
この種のクラッチ装置として、例えば電動式パワーステ
アリング装置に使用されるクラッチ装置があり、このク
ラッチ装置は、電動機とステアリングシャフトとの間に
設置され、電動機とステアリングシャフト間を所定の状
態では連結し、他の状態では両者間のトルクの伝達を遮
断するようになっている。そして、この種のクラッチ装
置として、実開昭６１−２４３７２号公報に開示された
ものが一般的に知られている。このクラッチ装置は、大
円筒部にローラを介してクラッチ用カムが内嵌されたワ
ンウェイクラッチであり、ローラをクラッチ用カムで大
円筒部に押し付けることにより、大円筒部とクラッチ用
カムとの相対回動を停止させ、トルクの伝達を行うよう
になっている。
アリング装置に使用されるクラッチ装置があり、このク
ラッチ装置は、電動機とステアリングシャフトとの間に
設置され、電動機とステアリングシャフト間を所定の状
態では連結し、他の状態では両者間のトルクの伝達を遮
断するようになっている。そして、この種のクラッチ装
置として、実開昭６１−２４３７２号公報に開示された
ものが一般的に知られている。このクラッチ装置は、大
円筒部にローラを介してクラッチ用カムが内嵌されたワ
ンウェイクラッチであり、ローラをクラッチ用カムで大
円筒部に押し付けることにより、大円筒部とクラッチ用
カムとの相対回動を停止させ、トルクの伝達を行うよう
になっている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記クラッチ装置にあっては、クラッチ
用カムによりローラを大円筒部に押し付けてトルク伝達
を行うように構成されているため、ローラがクラッチ用
カムと大円筒部との間に噛み込まれ、作動不良を生じる
場合があった。
用カムによりローラを大円筒部に押し付けてトルク伝達
を行うように構成されているため、ローラがクラッチ用
カムと大円筒部との間に噛み込まれ、作動不良を生じる
場合があった。
そこで、本発明はこのような作動不良を生じることのな
いクラッチ装置の提供を目的とする。
いクラッチ装置の提供を目的とする。
課題を解決するための手段
即ぢ、本発明のクラッチ装置は、
第１回転部材と、
この第１回転部材に対して相対回動可能に配置された第
２回転部材と、 前記第１回転部材と第２回転部材とに跨って巻装された
コイルスプリングと、 このコイルスプリングの一端が係合され、この係合端に
おけるコイルスプリングの巻付方向の回転を阻止する一
方、その緩み方向の回転を許容する回転制御部材と、 を備えたことを特徴としている。
２回転部材と、 前記第１回転部材と第２回転部材とに跨って巻装された
コイルスプリングと、 このコイルスプリングの一端が係合され、この係合端に
おけるコイルスプリングの巻付方向の回転を阻止する一
方、その緩み方向の回転を許容する回転制御部材と、 を備えたことを特徴としている。
作用
本発明は上記特徴的構成を備える結果、第１回転部材と
第２回転部材がコイルスプリングにより締め付けられて
一体回動する。そのため、第１回転部材から第２回転部
材、又は第２回転部材から第１回転部材にトルクが伝達
される。
第２回転部材がコイルスプリングにより締め付けられて
一体回動する。そのため、第１回転部材から第２回転部
材、又は第２回転部材から第１回転部材にトルクが伝達
される。
一方、コイルスプリングが第１回転部材と第２回転部材
とを締め付けないときは、両回転部材間でのトルクの伝
達は行われない。
とを締め付けないときは、両回転部材間でのトルクの伝
達は行われない。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述する。
第１図は本発明のクラッチ装置の第１実施例を示す図で
あり、この図においてｌは第１回転部材である。この第
１回転部材ｌは大径軸部２と小径軸部３とから成り、小
径軸部３が軸受４を介してブラケット５に回動可能に支
持されている。そして、この第１回転部材ｌの一方の小
径軸部３には、第２回転部材６が軸受７を介して回動可
能に外嵌されている。この第２回転部材６は、大径部８
と小径の円筒部９とから成り、円筒部９の外径が第１回
転部材１の大径軸部２の外径と同径に形成されると共に
、円筒部９が第１回転部材ｌの大径軸部２に隣接配置さ
れている。そして、この第１回転部材ｌの大径軸部２と
第２回転部材６の円筒部９には、コイルスプリング１０
が跨って巻装されている。このコイルスプリング１０は
、図中右側から左側に向かって右回りで巻かれており、
その端部（右端）１１が折り曲げられて回転制御部材１
２に係合されている。そして、この回転制御部材１２は
、ブラケット５の円筒部５ａに外嵌されたワンウェイク
ラッチ１３と、このワンウェイクラッチ■３の外周に嵌
着されたホルダ１４とからなり、ホルダ１４とコイルス
プリングＩＯとの係合端（端部１１）におけるコイルス
プリング１０の巻付方向の回転を阻止する一方、その緩
み方向の回転を許容するように機能する。
あり、この図においてｌは第１回転部材である。この第
１回転部材ｌは大径軸部２と小径軸部３とから成り、小
径軸部３が軸受４を介してブラケット５に回動可能に支
持されている。そして、この第１回転部材ｌの一方の小
径軸部３には、第２回転部材６が軸受７を介して回動可
能に外嵌されている。この第２回転部材６は、大径部８
と小径の円筒部９とから成り、円筒部９の外径が第１回
転部材１の大径軸部２の外径と同径に形成されると共に
、円筒部９が第１回転部材ｌの大径軸部２に隣接配置さ
れている。そして、この第１回転部材ｌの大径軸部２と
第２回転部材６の円筒部９には、コイルスプリング１０
が跨って巻装されている。このコイルスプリング１０は
、図中右側から左側に向かって右回りで巻かれており、
その端部（右端）１１が折り曲げられて回転制御部材１
２に係合されている。そして、この回転制御部材１２は
、ブラケット５の円筒部５ａに外嵌されたワンウェイク
ラッチ１３と、このワンウェイクラッチ■３の外周に嵌
着されたホルダ１４とからなり、ホルダ１４とコイルス
プリングＩＯとの係合端（端部１１）におけるコイルス
プリング１０の巻付方向の回転を阻止する一方、その緩
み方向の回転を許容するように機能する。
以上の実施例構造によれば、第１回転部材ｌに右回転方
向のトルクが作用し、第１回転部材Ｉが右回り方向に回
動した場合には、大径軸部２とコイルスプリング１０と
の摺接面に生じる摩擦力により、コイルスプリングＩＯ
が第１回転部材ｌの回動方向に捩られて拡径変形（緩み
方向に変形）する。その結果、第１回転部材１と第２回
転部材６は各別に回動し、両部材１．６間においてトル
ク伝達は行われない。この際、回転制御部材１２は、コ
イルスプリング１０の緩み方向（右回り方向）の変形を
許容する。
向のトルクが作用し、第１回転部材Ｉが右回り方向に回
動した場合には、大径軸部２とコイルスプリング１０と
の摺接面に生じる摩擦力により、コイルスプリングＩＯ
が第１回転部材ｌの回動方向に捩られて拡径変形（緩み
方向に変形）する。その結果、第１回転部材１と第２回
転部材６は各別に回動し、両部材１．６間においてトル
ク伝達は行われない。この際、回転制御部材１２は、コ
イルスプリング１０の緩み方向（右回り方向）の変形を
許容する。
第１回転部材１に左回転方向のトルクが作用し、第１回
転部材１が左回り方向に回動した場合には、コイルスプ
リングｌＯに左回り方向（巻付方向）の力が作用するが
、回転制御部材１２によりコイルスプリング１０の左回
り方向（巻付方向）への動きが阻１１−される。その結
果、第１回転部材ｌと第２回転部材６は、コイルスプリ
ング１０により締め付けられることなく各別に回動する
。
転部材１が左回り方向に回動した場合には、コイルスプ
リングｌＯに左回り方向（巻付方向）の力が作用するが
、回転制御部材１２によりコイルスプリング１０の左回
り方向（巻付方向）への動きが阻１１−される。その結
果、第１回転部材ｌと第２回転部材６は、コイルスプリ
ング１０により締め付けられることなく各別に回動する
。
第２回転部材６に右回転方向のトルクが作用し、第２回
転部材６が右回り方向に回動すると、円筒ＩＭ＜９とコ
イルスプリングＩＯとの摺接面に生じる摩擦力により、
コイルスプリング１０が第２回転部材６の回動方向に捩
られて縮径変形（巻付方向に変形）する。その結果、第
２回転部材６と第１回転部材ｌは、共にコイルスプリン
グ１０により締め付けられて一体回動し、両部材！、６
間においてトルク伝達が行われる。尚、この際、回転制
御部材■２は、右回り方向へ自由に回転できるため、第
１回転部材１及び第２回転部材６と共に回転する。
転部材６が右回り方向に回動すると、円筒ＩＭ＜９とコ
イルスプリングＩＯとの摺接面に生じる摩擦力により、
コイルスプリング１０が第２回転部材６の回動方向に捩
られて縮径変形（巻付方向に変形）する。その結果、第
２回転部材６と第１回転部材ｌは、共にコイルスプリン
グ１０により締め付けられて一体回動し、両部材！、６
間においてトルク伝達が行われる。尚、この際、回転制
御部材■２は、右回り方向へ自由に回転できるため、第
１回転部材１及び第２回転部材６と共に回転する。
第２回転部材６に左回転方向のトルクが作用し、第２回
転部材６が左回り方向に回動すると、コイルスプリング
１０が拡径変形（緩み方向へ変形）するため、第２回転
部材６と第１回転部材１は各別に回動することができる
。従って、両部材ｌ。
転部材６が左回り方向に回動すると、コイルスプリング
１０が拡径変形（緩み方向へ変形）するため、第２回転
部材６と第１回転部材１は各別に回動することができる
。従って、両部材ｌ。
６間でトルク伝達は行われない。
第２図は本発明のクラッチ装置の第２実施例を示す図で
ある。この実施例は、第１実施例における回転制御部材
１２のホルダ１４を第２回転部材６の大径部８に近接す
る位置まで延設置７、この延設端にコイルスプリング１
０の端部１１を係合させている点と、回転制御部材１２
が左回り方向にのみ回動できる点とにおいて前記第１実
施例と相違するが、他の基本的構成において第１実施例
と屑なる点はない。
ある。この実施例は、第１実施例における回転制御部材
１２のホルダ１４を第２回転部材６の大径部８に近接す
る位置まで延設置７、この延設端にコイルスプリング１
０の端部１１を係合させている点と、回転制御部材１２
が左回り方向にのみ回動できる点とにおいて前記第１実
施例と相違するが、他の基本的構成において第１実施例
と屑なる点はない。
この第２実施例の構造によれば、第１回転部材１が右回
動すると、コイルスプリング１０は拡径変形するため、
第１回転部材ｌと第２回転部材６は各別に回動できる。
動すると、コイルスプリング１０は拡径変形するため、
第１回転部材ｌと第２回転部材６は各別に回動できる。
従って、第１回転部材１から第２回転部材６にトルクが
伝達されない。
伝達されない。
第１回転部材１が左回動すると、コイルスプリング１０
が縮径変形するため、第１回転部材ｌと第２回転部材６
は共にコイルスプリングＩＯで締め付けられる。この際
、回転制御部材１２は左回り方向へ回動できるため、第
１回転部材１．第２回転部材６及び回転制御部材１２が
一体に左回動して、第１回転部材ｌから第２回転部材６
にトルクが伝達される。
が縮径変形するため、第１回転部材ｌと第２回転部材６
は共にコイルスプリングＩＯで締め付けられる。この際
、回転制御部材１２は左回り方向へ回動できるため、第
１回転部材１．第２回転部材６及び回転制御部材１２が
一体に左回動して、第１回転部材ｌから第２回転部材６
にトルクが伝達される。
第２回転部材６が右回動した場合、コイルスプリングｌ
Ｏの係合端（端部１１）の動きが回転制細部材１２で阻
止されるため、第２回転部材６及び第１回転部材１は共
にコイルスプリングＩＯで締め付けられることがなく、
第２回転部材６から第１回転部材１にトルクが伝達され
ない。
Ｏの係合端（端部１１）の動きが回転制細部材１２で阻
止されるため、第２回転部材６及び第１回転部材１は共
にコイルスプリングＩＯで締め付けられることがなく、
第２回転部材６から第１回転部材１にトルクが伝達され
ない。
第２回転部材６が左回動した場合、コイルスプリングＩ
ｎが拡径変形（１み方向へ変形）するため、第２回転部
材６から第１回転部材１にトルクが伝達されない。
ｎが拡径変形（１み方向へ変形）するため、第２回転部
材６から第１回転部材１にトルクが伝達されない。
第３図は本発明のクラッチ装置の第３実施例を示す図で
ある。この図において第１回転部材ｌは、左右一対の大
径軸部２ａ、２ｂを備えており、大径軸部２ａ、２ｂの
軸方向外側に位置する小径軸部３，３が軸受４を介して
ブラケット５に回動可能に支持されている。そして、こ
の第１回転部材１の大径軸部２ａ、２ｂ間の小径軸部３
には、第２回転部材６が軸受７を介して回動可能に外嵌
されている。この第２回転部材６は、略中央部分に大径
部８が形成され、この大径部８の両側に第１回転部材１
の大径軸部２ａ、２ｂと同径の円筒部９ａ、９ｂが形成
されている。そして、第１回転部材Ｉの大径軸部２ａ、
２ｂと第２回転部材６の円筒部９ａ、９ｂには、コイル
スプリング１Ｏａ１０ｂがそれぞれ跨って巻装されてい
る。このコイルスプリング１０ａ、ＩＯｂは、共に図中
右側から左側に向かって右回りで巻かれており、図中右
側の第【コイルスプリング１０ｂの右端部１１ｂが折り
曲げられて回転制御部材１２ｂに係合され、図中左側の
第２フイルスプリング１０ａの左端部１１ａが折り曲げ
られて回転制御部材１２ａに係合されている。そして、
この回転制御部材１２ａ、１２ｂのうちで、図中右側の
回転制御部材１２ｂは第１コイルスプリング１０ｂの右
端部ｌｌｂが巻付方向（左回り方向）へ回転するのを阻
止し、図中左側の回転制御部材１２ａは第２コイルスプ
リング１０ａの左端部１１ａが巻付方向（右回り方向）
へ回転するのを阻止するようになっている。尚、回転制
御部材１２ａ、１２ｂは、前記各実施例と同様に、ブラ
ケット５の円筒部５ａに外嵌されたワンウェイクラッチ
１３と、このワンウェイクラッチ！３の外周に嵌着され
たホルダ１４とからなっている。
ある。この図において第１回転部材ｌは、左右一対の大
径軸部２ａ、２ｂを備えており、大径軸部２ａ、２ｂの
軸方向外側に位置する小径軸部３，３が軸受４を介して
ブラケット５に回動可能に支持されている。そして、こ
の第１回転部材１の大径軸部２ａ、２ｂ間の小径軸部３
には、第２回転部材６が軸受７を介して回動可能に外嵌
されている。この第２回転部材６は、略中央部分に大径
部８が形成され、この大径部８の両側に第１回転部材１
の大径軸部２ａ、２ｂと同径の円筒部９ａ、９ｂが形成
されている。そして、第１回転部材Ｉの大径軸部２ａ、
２ｂと第２回転部材６の円筒部９ａ、９ｂには、コイル
スプリング１Ｏａ１０ｂがそれぞれ跨って巻装されてい
る。このコイルスプリング１０ａ、ＩＯｂは、共に図中
右側から左側に向かって右回りで巻かれており、図中右
側の第【コイルスプリング１０ｂの右端部１１ｂが折り
曲げられて回転制御部材１２ｂに係合され、図中左側の
第２フイルスプリング１０ａの左端部１１ａが折り曲げ
られて回転制御部材１２ａに係合されている。そして、
この回転制御部材１２ａ、１２ｂのうちで、図中右側の
回転制御部材１２ｂは第１コイルスプリング１０ｂの右
端部ｌｌｂが巻付方向（左回り方向）へ回転するのを阻
止し、図中左側の回転制御部材１２ａは第２コイルスプ
リング１０ａの左端部１１ａが巻付方向（右回り方向）
へ回転するのを阻止するようになっている。尚、回転制
御部材１２ａ、１２ｂは、前記各実施例と同様に、ブラ
ケット５の円筒部５ａに外嵌されたワンウェイクラッチ
１３と、このワンウェイクラッチ！３の外周に嵌着され
たホルダ１４とからなっている。
以上の実施例構造によれば、第１回転部材１が右回動す
ると、第１コイルスプリングｔｏｂが拡径変形する。一
方、第２コイルスプリングｌｏａは回転制御部材１２ａ
により縮径変形（巻付方向の回転）が阻止される。その
ため、第２コイルスプリングＩＯａは、第１回転部材ｌ
の大径軸部２１と第２回転部材６の円筒部９ａとを締め
付けることができない。従って、第１回転部材ｌと第２
回転部材６とは一体回動することがなく、第１回転部材
ｌから第２回転部材６にトルクが伝達されない。
ると、第１コイルスプリングｔｏｂが拡径変形する。一
方、第２コイルスプリングｌｏａは回転制御部材１２ａ
により縮径変形（巻付方向の回転）が阻止される。その
ため、第２コイルスプリングＩＯａは、第１回転部材ｌ
の大径軸部２１と第２回転部材６の円筒部９ａとを締め
付けることができない。従って、第１回転部材ｌと第２
回転部材６とは一体回動することがなく、第１回転部材
ｌから第２回転部材６にトルクが伝達されない。
第１回転部材１が左回動すると、第１コイルスプリング
ＩＯｂは回転制御部材！２ｂにより縮径変形（巻付方向
の回転）が阻止される。そのため、第１コイルスプリン
グＩＯｂは第１回転部材ｌの大径軸部２ｂと第２回転部
材６の円筒部９ｂを締め付けることができない。一方、
第２コイルスプリングｌＯａは拡径変形する。従って、
第１回転部材１と第２回転部材６とは一体回動すること
がなく、第１回転部材ｌから第２回転部材６にトルクが
伝達されない。
ＩＯｂは回転制御部材！２ｂにより縮径変形（巻付方向
の回転）が阻止される。そのため、第１コイルスプリン
グＩＯｂは第１回転部材ｌの大径軸部２ｂと第２回転部
材６の円筒部９ｂを締め付けることができない。一方、
第２コイルスプリングｌＯａは拡径変形する。従って、
第１回転部材１と第２回転部材６とは一体回動すること
がなく、第１回転部材ｌから第２回転部材６にトルクが
伝達されない。
第２回転部材６が右回動すると、第１コイルスプリング
ＩＯｂが縮径変形し、この第１コイルスプリングＩＯｂ
が第２回転部材６の円筒部９ｂと第１回転部材ｌの大径
軸部２ｂとを締め付ける。
ＩＯｂが縮径変形し、この第１コイルスプリングＩＯｂ
が第２回転部材６の円筒部９ｂと第１回転部材ｌの大径
軸部２ｂとを締め付ける。
一方、第２コイルスプリング１０ａは拡径変形する。従
って、第１回転部材！、第２回転部材６及び回転制御部
材１２ｂは一体となって右回動し、第２回転部材６から
第１回転部材ｌにトルクが伝達される。
って、第１回転部材！、第２回転部材６及び回転制御部
材１２ｂは一体となって右回動し、第２回転部材６から
第１回転部材ｌにトルクが伝達される。
第２回転部材６が左回動すると、第１コイルスプリング
ｌＯｂが拡径変形する。一方、第２コイルスプリングＩ
Ｏａは、縮径変形して第２回転部材６の円筒部９ａと第
１回転部材Ｉの大径軸部２ａ−とを締め付ける。従って
、第１回転部材１．第２回転部材６及び回転制御部材１
２ａは一体となって左回動し、第２回転部材６から第１
回転部材１にトルクが伝達される。
ｌＯｂが拡径変形する。一方、第２コイルスプリングＩ
Ｏａは、縮径変形して第２回転部材６の円筒部９ａと第
１回転部材Ｉの大径軸部２ａ−とを締め付ける。従って
、第１回転部材１．第２回転部材６及び回転制御部材１
２ａは一体となって左回動し、第２回転部材６から第１
回転部材１にトルクが伝達される。
第４図は本発明のクラッチ装置の第４実施例を示す図で
ある。この実施例は、前記第３実施例における回転制御
部材１２ａ、１２ｂのホルダ１４を第２回転部材６の大
径部８に近接する位置まで延設し、この延設端にコイル
スプリング１０ａ。
ある。この実施例は、前記第３実施例における回転制御
部材１２ａ、１２ｂのホルダ１４を第２回転部材６の大
径部８に近接する位置まで延設し、この延設端にコイル
スプリング１０ａ。
１０ｂの端部１１ａ、Ｉｌｂを係合しである点が前記第
３実施例と相違する。又、本実施例では、図中右側の回
転制御部材＋２ｂは左回転のみ可能であり、図中左側の
回転制御部材１２ａは左回転のみ可能となっている。尚
、以上述べた構成を除く本実施例の基本的構成は、前記
第３実施例と実質的に同様である。
３実施例と相違する。又、本実施例では、図中右側の回
転制御部材＋２ｂは左回転のみ可能であり、図中左側の
回転制御部材１２ａは左回転のみ可能となっている。尚
、以上述べた構成を除く本実施例の基本的構成は、前記
第３実施例と実質的に同様である。
この第４実施例構造によれば、第１回転部材１が右回動
すると、第１コイルスプリング１０ｂが拡径変形する。
すると、第１コイルスプリング１０ｂが拡径変形する。
一方、第２コイルスプリングｌＯユは、縮径変形して第
１回転部材ｌの大径軸部２ａと第２回転部材６の円筒部
９ａとを締め付ける。
１回転部材ｌの大径軸部２ａと第２回転部材６の円筒部
９ａとを締め付ける。
従って、第１回転部材１．第２回転部材６及び回転制御
部材１２ａが一体となって右回動し、第１回転部材ｌか
ら′：ｊ！、２回転部材６にトルクが伝達される。
部材１２ａが一体となって右回動し、第１回転部材ｌか
ら′：ｊ！、２回転部材６にトルクが伝達される。
第１回転部材ｌが左回動すると、第１コイルスプリング
ＩＯｂは縮径変形して第１回転部材ｌの大径軸部２１）
と第２回転部材６の円筒部９ｂとを締め付ける。一方、
第２コイルスプリングｌＯａは拡径変形する。従って、
第１回転部材１．第２回転部材６及び回転制御部材１２
ｂが一体となって左回動して、第１回転部材ｌから第２
回転部材６にトルクが伝達される。
ＩＯｂは縮径変形して第１回転部材ｌの大径軸部２１）
と第２回転部材６の円筒部９ｂとを締め付ける。一方、
第２コイルスプリングｌＯａは拡径変形する。従って、
第１回転部材１．第２回転部材６及び回転制御部材１２
ｂが一体となって左回動して、第１回転部材ｌから第２
回転部材６にトルクが伝達される。
第２回転部材６が右回動すると、第１コイルスプリング
１０ｂは回転制御部材１２ｂにより縮径変形（巻付方向
の回転）が阻止される。そのため、第１コイルスプリン
グ１０ｂは、第１回転部材ｌの大径軸部２ｂと第２回転
部材６の円筒部９ｂとを締め付けることができない。一
方、第２コイルスプリングＩＯａは拡径変形する。従っ
て、第１回転部材ｌと第２回転部材６とは一体回動する
ことがなく、第２回転部材６から第１回転部材ｌにトル
クが伝達されない。
１０ｂは回転制御部材１２ｂにより縮径変形（巻付方向
の回転）が阻止される。そのため、第１コイルスプリン
グ１０ｂは、第１回転部材ｌの大径軸部２ｂと第２回転
部材６の円筒部９ｂとを締め付けることができない。一
方、第２コイルスプリングＩＯａは拡径変形する。従っ
て、第１回転部材ｌと第２回転部材６とは一体回動する
ことがなく、第２回転部材６から第１回転部材ｌにトル
クが伝達されない。
第２回転部材６が左回動すると、第１コイルスプリング
ｔａｂが拡径変形する。一方、第２コイルスプリングＩ
Ｏａは回転制御部材１２ａにより縮径変形（巻付方向の
回転）が阻止される。そのため、第２コイルスプリング
］Ｏａは、第１回転部材ｌの大径軸部２ａと第２回転部
材６の円筒部９ａを締め付けることができない。従って
、第１回転部材１と第２回転部材６とは一体回動するこ
とがなく、第２回転部材６から第１回転部材ｌにトルク
が伝達されない。
ｔａｂが拡径変形する。一方、第２コイルスプリングＩ
Ｏａは回転制御部材１２ａにより縮径変形（巻付方向の
回転）が阻止される。そのため、第２コイルスプリング
］Ｏａは、第１回転部材ｌの大径軸部２ａと第２回転部
材６の円筒部９ａを締め付けることができない。従って
、第１回転部材１と第２回転部材６とは一体回動するこ
とがなく、第２回転部材６から第１回転部材ｌにトルク
が伝達されない。
第５図〜第８図は、前記第１図〜第４図のクラッチ装置
の各応用例を示すものである。
の各応用例を示すものである。
即ち、第１図〜第４図において示した回転制御部材１２
．１２ａ、１２ｂが、第５図〜第８図に示すように、コ
イルスプリング１０．ｌＯａ、１０ｂの外周に相対回動
可能に外嵌されたホルダ１４と、このホルダ１４に外嵌
されたワンウェイクラッチ１３とで構成され、ワンウェ
イクラッチＩ３がブラケット５の円筒部５ａの内周側に
嵌着されたしのである。尚、ホルダ１４には、ワンウェ
イクラッチ１３の軸方向位置を決めるフランジ１４ａが
形成されている。
．１２ａ、１２ｂが、第５図〜第８図に示すように、コ
イルスプリング１０．ｌＯａ、１０ｂの外周に相対回動
可能に外嵌されたホルダ１４と、このホルダ１４に外嵌
されたワンウェイクラッチ１３とで構成され、ワンウェ
イクラッチＩ３がブラケット５の円筒部５ａの内周側に
嵌着されたしのである。尚、ホルダ１４には、ワンウェ
イクラッチ１３の軸方向位置を決めるフランジ１４ａが
形成されている。
この第５図〜第８図に示した各応用例は、上記した様に
回転制御部材１２．１２ａ、１２ｂの構成が相違するも
のの、前記第１図〜第４図の各実施例と同様に作動する
。
回転制御部材１２．１２ａ、１２ｂの構成が相違するも
のの、前記第１図〜第４図の各実施例と同様に作動する
。
尚、第９図に示すようにブラケット５を軸方向に延設し
てコイルスプリングを覆うことにより、コイルスプリン
グＩＯ９第１回転部材ｌ及び第２回転部材６等の摺接部
分にゴミ等が侵入するのを防１１−０できる。
てコイルスプリングを覆うことにより、コイルスプリン
グＩＯ９第１回転部材ｌ及び第２回転部材６等の摺接部
分にゴミ等が侵入するのを防１１−０できる。
発明の効果
以上述べたように本発明は、コイルスプリングが第１回
転部材と第２回転部材を締め付けて、第１回転部材と第
２回転部材とを一体回動させることにより、第１回転部
材と第２回転部材との間でトルクが伝達されるようにな
っているため、従来例のような作動不良を生じることが
なく、確実にトルクの伝達又は解除ができ、クラッチ装
置の信頼性を格段に向上することができる。
転部材と第２回転部材を締め付けて、第１回転部材と第
２回転部材とを一体回動させることにより、第１回転部
材と第２回転部材との間でトルクが伝達されるようにな
っているため、従来例のような作動不良を生じることが
なく、確実にトルクの伝達又は解除ができ、クラッチ装
置の信頼性を格段に向上することができる。
第１図は本発明の第１実施例であるクラッチ装置の一部
を切り欠いて示す斜視図、第２図は第２実施例を示す同
斜視図、第３図は第３実施例を示す同斜視図、第４図は
第４実施例を示す同斜視図、第５図は第１図の応用例を
示す同斜視図、第６図は第２図の応用例を示す同斜視図
、第７図は第３図の応用例を示す同斜視図、第８図は第
４図の応用例を示す同斜視図、第９図は他の実施例を示
す同斜視図である。 ｌ・・第１回転部材、６・・・第２回転部材、１０１０
ａ、ｌ０ｂ−コイルスプリング、１１．１１ａ、ｌ１ｂ
−係合端（端部）、１２ １２ａ、１２ｂ・・・回転制
御部材。 外２名
を切り欠いて示す斜視図、第２図は第２実施例を示す同
斜視図、第３図は第３実施例を示す同斜視図、第４図は
第４実施例を示す同斜視図、第５図は第１図の応用例を
示す同斜視図、第６図は第２図の応用例を示す同斜視図
、第７図は第３図の応用例を示す同斜視図、第８図は第
４図の応用例を示す同斜視図、第９図は他の実施例を示
す同斜視図である。 ｌ・・第１回転部材、６・・・第２回転部材、１０１０
ａ、ｌ０ｂ−コイルスプリング、１１．１１ａ、ｌ１ｂ
−係合端（端部）、１２ １２ａ、１２ｂ・・・回転制
御部材。 外２名
Claims (1)
- （１）第１回転部材と、 この第１回転部材に対して相対回動可能に配置された第
２回転部材と、 前記第１回転部材と第２回転部材とに跨って巻装された
コイルスプリングと、 このコイルスプリングの一端が係合され、この係合端に
おけるコイルスプリングの巻付方向の回転を阻止する一
方、その緩み方向の回転を許容する回転制御部材と、 を備えたことを特徴とするクラッチ装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27280388A JPH02120526A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | クラッチ装置 |
| US07/429,004 US5022505A (en) | 1988-10-28 | 1989-10-30 | One-way clutch for transmitting only rotation of first member to second member |
| EP89311170A EP0368526B1 (en) | 1988-10-28 | 1989-10-30 | Clutch |
| DE68912079T DE68912079T2 (de) | 1988-10-28 | 1989-10-30 | Kupplung. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27280388A JPH02120526A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | クラッチ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02120526A true JPH02120526A (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=17518971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27280388A Pending JPH02120526A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | クラッチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02120526A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0587154A (ja) * | 1991-09-26 | 1993-04-06 | Ntn Corp | トルクリミツタ |
| JPH0625626U (ja) * | 1991-12-19 | 1994-04-08 | エヌティエヌ株式会社 | トルクリミッタ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60245832A (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | クラツチ装置 |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP27280388A patent/JPH02120526A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60245832A (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | クラツチ装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0587154A (ja) * | 1991-09-26 | 1993-04-06 | Ntn Corp | トルクリミツタ |
| JPH0625626U (ja) * | 1991-12-19 | 1994-04-08 | エヌティエヌ株式会社 | トルクリミッタ |
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