JP2561821B2 - 制動機の制動レバ−用自動調整装置 - Google Patents

制動機の制動レバ−用自動調整装置

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JP2561821B2
JP2561821B2 JP61184375A JP18437586A JP2561821B2 JP 2561821 B2 JP2561821 B2 JP 2561821B2 JP 61184375 A JP61184375 A JP 61184375A JP 18437586 A JP18437586 A JP 18437586A JP 2561821 B2 JP2561821 B2 JP 2561821B2
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    • F16D65/52Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play
    • F16D65/60Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play for angular adjustment of two concentric parts of the brake control systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、制動機軸に相対回転しないように結合可能
なウオーム歯車にかみ合うウオームを持つウオーム軸
が、制動機軸の軸線の周りに揺動可能にこの制動機軸上
に設けられる制動レバーに支持され、ウオーム軸の軸線
の周りに巻付きばねの形の一方向継手が設けられ、制動
調整のためこの一方向継手が、駆動運動を駆動装置から
ウオーム軸へ一方向にのみ伝達することができる、特に
路上通行車両用制動機の制動レバー用自動調整装置に関
する。
〔従来の技術〕
ドイツ連邦共和国特許第2528603号明細書から公知の
この種の装置は、大体において、車両の制動機軸に結合
されているウオーム歯車を含み、このウオーム歯車は、
制動レバーの本体内に支持されるウオームとかみ合つて
いる。
制動レバー本体に設けられてから動き行程を持つ駆動
装置が、ウオームを駆動する。駆動装置に設定されるか
ら動き行程は、初期位置から制動胴へ接触するまでの制
動ライニングのから動き行程に比例している。
例えば制動ライニングの摩耗の際、ウオームが駆動装
置により一方向継手を介して回転せしめられる。これに
より制動レバーは、制動機軸の周りに揺動せしめられる
ので、制動ライニングの摩耗に応じて制動機軸が制動操
作機構例えば制動シリンダに対して新しい初期位置へも
たらされる。
一方向継手はウオーム軸の周りに設けられるコイルば
ねのような巻付きばねを含み、制動機の調整方向におけ
る回転の際、駆動装置からウオーム軸へトルクを伝達す
ることができる。
このため一方向継手は、ウオーム軸上に前後して設け
られる2つのスリーブを持ち、これらのスリーブが巻付
きばねにより包囲されている。第1のスリーブは、ウオ
ーム軸上で制動レバーの揺動角に関係して回転可能であ
る。第2のスリーブは、第1のスリーブに対して所定の
回転角で回転可能である。
この回転角は、ウオーム軸と第2のスリーブとの間で
作用するストツパにより制限される。第1のスリーブ
が、ウオーム軸により保持される第2のスリーブに対し
て制動調整装置の調整方向に回転せしめられると、両ス
リーブの外径と巻付きばねの内容との間で有効となる摩
擦が、巻付きばねの直径を縮小する。巻付きばねの直径
の縮小は、両スリーブと巻付きばねとのプレスばめ状結
合に至らされるので、駆動装置からこのように拘束され
た継手を介して、ウオーム軸へトルクが伝達されて、制
動機を調整するようにウオーム軸を回転せしめる。
制動をゆるめる際、すなわち両スリーブが調整方向と
は逆の方向に相対回転運動をする際、摩擦結合が解除さ
れるので、一方向継手はフリーホイールとして作用す
る。
調整装置は、例えば調整の際または制動ライニングの
交換の際、制動機を手で動かすのを可能にする。このた
めにウオーム軸は適切な工具(スパナ、クランク)によ
り回転可能である。しかし制動片を制動胴から釈放する
ようにウオーム軸を回転させると、一方向継手は、巻付
きばねとスリーブとの摩擦の増大により、制動機の自動
調整に関して上述したのと同じように作用する。
しかしトルクは、逆方向すなわちウオーム軸から駆動
装置へ一方向継手を介して伝達されるので、ウオーム軸
を回す前に、巻付きばねとウオーム軸上の両スリーブと
のプレスばめ状結合に打勝たねばならない。トルクの増
大につれて摩擦が滑りを生ずるまで増大するので、例え
ば変化する潤滑状態または巻付きばねの製造公差によつ
て生ずる望ましくない摩擦変動が、巻回方向の引張り力
を、巻付きばねの降伏点まで増大させてしまう。このこ
とは、ウオーム軸の所望の空展が可能であるか、または
巻付きばねの破断が起こることを意味する。
巻付きばねとこの巻付きばねに摩擦結合する面との間
の摩擦力を小さくすることによつて、伝達可能な最大ト
ルクを減少させることができるが、このような手段によ
り、摩擦変動による伝達可能な最小トルクも減少される
ことになる。その結果、自動調整のために必要なトルク
がもはや得られなくなる。そお結果として、一方向継手
の早すぎる滑りにより、制動機の調整が不正確になる
か、または制動機の調整が全く行なわれなくなつてしま
う。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、公知の装置と比較して簡単な手段
で、調整装置の操作による制御片と制動胴との間隔の拡
大の際、ウオーム軸から巻付きばねへ伝達されるトルク
が所定の値を越えないように、冒頭にあげた種類の調整
装置を改良することである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するため本発明によれば、巻付きばね
と制動レバーハウジングとの間に、巻付きばねの端部範
囲にある突出部分とこの突出部分に対応する制動レバー
ハウジングの相対回転しない部分とから成る一方向回転
阻止装置が設けられ、この一方向回転阻止装置の突出部
分および相対回転しない部分が、ウオーム軸の縦軸線の
周りにおける巻付きばねの巻き方向(巻回方向ともい
う)に生ずるねじれを阻止するように形成される形状適
合部を持つている。
〔発明の効果〕
制動機の制動片と制動胴との間隔を手動で調整する
際、手でウオーム軸を制動解除方向に回すことにより、
巻付きばねが半径方向に収縮するので、巻付きばねとウ
オーム軸との摩擦が増大し、それによりウオーム軸から
巻付きばねへ伝達されるトルクが増大し、また巻付きば
ねの巻き方向におけるねじれが増大し、この巻付きばね
の破断に至ることがあるが、本発明によれば、巻付きば
ねと制動レバーとの間に設けられる一方向回転阻止装置
が作用して、巻付きばねの巻き方向に生ずるねじれを阻
止するので、ウオーム軸をさらに回しても、巻付きばね
の半径方向収縮が阻止され、したがつてウオーム軸と巻
付きばねとの摩擦の過度の増大、したがつてウオーム軸
から巻付きばねへ伝達されるトルクの過度の増大が阻止
される。
また巻き方向におけるねじれの過度の増大もなくなる
ので、巻付きばねの破断も防止される。一方、手動調整
の際におけるウオーム軸の回転方向とは逆の方向に操作
される調整レバーにより、一方向継手を介してウオーム
軸を回して、間隔の自動調整を行なう際、一方向回転阻
止装置は作用しないので、この自動調整が妨げられるこ
とはない。
〔実施例〕
図面に示された実施例について本発明を詳細に説明す
る。
第1図は制動レバー1を示し、この制動レバー1は、
スプライン3を持つウオーム歯車2を介して制動機軸4
に結合されている。制動機軸4は、公知のように規定さ
れた角度だけ、この制動機軸4の軸線の周りに揺動する
ことができるので、図示してないS形カムを介して制動
片を制動胴に接触させることができる。スプライン3に
より制動機軸4に相対回転しないように結合されるウオ
ーム歯車2は、制動機軸4に対して直角に延びかつ制動
レバー1に回転可能に支持されるウオーム軸6上のウオ
ーム5にかみ合つている。ウオーム軸6上に一方向継手
7が設けられ、この一方向継手7は、ウオーム軸6上に
回転可能に支持される第1のスリーブ8と、ウオーム軸
6に固定される第2のスリーブ9と、これらのスリーブ
8および9の外径の周りに巻付けられる巻付きばね10と
から構成されている。スリーブ8は、調整切欠き12(第
2図)を持つ調整レバー11と一体に形成され、この調整
切欠き12は、車両に枢着された固定点13に対してから動
き行程Lを持ち、このから動き行程だけ調整レバー11自
由に揺動可能である。ウオーム軸6に相対回転しないよ
うに結合されて工具例えばスパナまたはクランクを当て
るのに適している多角形片14によつて、ウオーム軸6を
手で回すことができる。
制動レバー1のハウジング部分と巻付きばね10との間
に、爪車と爪とから成り爪車(ラチエツト)機構のよう
に作用する一方向回転阻止装置15が設けられて、巻付き
ばね10が制動レバー1に対してウオーム軸6の周りに巻
き方向へねじれるのを阻止している。
第1図および第4図によれば、一方向回転阻止装置15
は、制動レバー1に相対回転しないように結合されて、
形状適合部としての内歯を持つ環状歯車から成る爪車16
と、巻付きばね10の突出部分としての巻回端部18から半
径方向に外方へ突出して爪車16にかみ合う形状適合部と
しての爪17とにより構成されている。
第4図によれば、一方向回転阻止装置15は、制動レバ
ー1に相対回転しないように結合されて形状適合部とし
ての端面歯を持つ歯付き環状板から成る爪車19と、巻付
きばね10の巻回端部21から軸線方向へ突出して爪車16に
かみ合う形状適合部としての爪20とにより構成されてい
る。
爪車16の内歯および爪車19の端面歯は、一方向におけ
る回転を阻止し、逆方向における回転をゆるすため、急
峻な歯面とゆるい傾斜の歯面とをもつ鋸歯状に形成され
ている。
上述した装置の動作は次の通りである。
制動の際、制動レバー1のレバー腕に作用する動作操
作機構例えば制動シリンダによつて、制動機軸4と共に
制動レバー1を矢印で示す方向Bに揺動させ、制動機軸
4を介して制動片の制動ライニングを制動胴へ押付け
る。制動ライニングの摩耗が限界内にあり、したがつて
制動機の調整が行なわれない限り、調整レバー11の調整
切欠き12は、から動き行程Lだけ動く。制動ライニング
の摩耗により、制動ライニングが制動胴に接触するま
で、初期位置からの制動行程が増大する。その結果制動
機軸4の周りにおける制動レバー1したがつて調整レバ
ー11の揺動角が増大し、調整レバー11は、から動き行程
Lだけ移動した後固定点13に当り、制動レバー1の増大
した揺動角に比例して、ウオーム軸6の周りに回され
る。しかし巻付きばね10の巻回方向は、制動機の制動行
程では一方向継手7が調整レバー11の回転をウオーム軸
6へ伝達しないように定められており、すなわち一方向
継手7は連結解除方向に動く。
制動レバー1が制動解除方向に初期位置へ戻る際、調
整切欠き12はまずから動き行程Lだけ移動する。それか
ら初期位置へ調整レバー11が戻され、しかも調整レバー
11が制動行程中にから動き行程Lを越えて回転せしめら
れた角度だけ戻される。その際ウオーム軸6に固定され
たスリーブ9に対して、調整レバー11の回転に従うスリ
ーブ8の回転は、巻付きばね10の巻回方向に行なわれる
ので、半径方向に収縮する巻付きばね10とスリーブ8お
よび9との間で増大する摩擦により、スリーブ8と9と
が巻付きばね10を介して連結され、今や連結状態にある
一方向継手7を介して、から動き行程Lを越える調整レ
バー11の角変位は、調整運動としてウオーム軸6へ伝達
され、こうして自動調整が行なわれる。
さて手動調整のため、工具例えばスパナまたはクラン
クを多角形片14に当てて、ウオーム軸6を手で回すこと
ができる。それにより制動レバー1は、ウオーム軸6の
回転方向に応じて、ウオーム5とウオーム歯車2とのか
み合いを介して制動方向または制動解除方向に、制動機
軸4の周りに揺動することができる。
調整切欠き12が固定点13に当つた後、ウオーム軸6を
引続き制動解除方向したがつて巻付きばね10の巻回方向
に回転させると、前述したように巻付きばえ10がスリー
ブ8および9へ向かつて半径方向に収縮するので、巻付
きばね10とスリーブ8,9との摩擦の増大により、ウオー
ム軸6から巻付きばね10への伝達トルクが増大する。し
かしこれは回避される。なぜならば、急峻な歯面とゆる
い傾斜の歯面とをもつ鋸歯状の歯を周囲または端面に形
成されている爪車16,19とこれに係合可能な爪17,20とか
ら構成される一方向回転阻止装置15が作用するからであ
る。すなわち巻付きばね10の巻回端部18,21にある爪17,
20が、爪車16,19の鋸歯状の歯の急峻な歯面に係合して
回転を阻止され、それにより制動解除方向にウオーム軸
6がさらに回転する際、巻付きばね10の半径方向収縮、
したがつてスリーブ8および9とこの巻付きばね10との
摩擦結合が防止される。こうして切り離される一方向継
手7は、制動解除方向におけるウオーム軸6の手動操作
を妨げない。
制動方向におけるウオーム軸6の手動操作の際、一方
向継手7は連結解除方向に作用し、すなわちスリーブ9
は巻付きばね10の巻回方向とは逆の方向に回転せしめら
れるので、巻付きばね10の半径方向拡張が起こる。
一方向継手7の連結は、前述したことからわかるよう
に、巻付きばね10の巻き方向に、スリーブ8と9とを互
いに逆向きに回すことにより、したがつてこれらのスリ
ーブと一体の調整レバー11とウオーム軸6とを互いに逆
向きに回すことにより、巻付きばね10を半径方向に収縮
させることによつて行なわれる。
したがつて調整レバー11により、一方向継手7を介し
てウオーム軸6を自動調整する場合、手動調整の際ウオ
ーム軸6を手で回す方向とは逆の向きに調整レバー11が
回される。今や連結状態にある一方向継手7のため、ス
リーブ8,9および巻付きばね10は一体になつて、手動調
整の際における回転方向とは逆の向きに回される。した
がつてこの一方向回転阻止装置15は作用しない。すなわ
ちこの自動調整の際、ウオーム軸6の手動調整の際の回
転方向とは逆の向きに回転する巻付きばね10の爪17,20
は、爪車16,19の鋸歯状の歯のゆるい傾斜の歯面に沿つ
てこの歯を乗り越えるので、爪車16,19により妨げられ
ることなく回転することができる。
第5図によれば、制動レバー1と巻付きばね10との間
で作用する一方向回転阻止装置15は、締付け一方向回転
阻止装置として構成されている。制動解除方向における
ウオーム軸6の回転の際、締付け一方向回転阻止装置15
は、第1図、第3図および第4図について説明した爪車
機構のように、スリーブ8および9上における巻付きば
ね10の半径方向収縮を阻止する。
この締付け一方向回転阻止装置は、ウオーム軸6を収
容する制動レバー1にあつて内壁に形状適合部としての
摩擦面22を持つ孔25と、巻付きばね10の端部に結合され
て外周面に形状適合部としての摩擦面24を持つ突出部分
としての摩擦部材23から成つている。
この摩擦部材23は、巻付きばね10の終端巻回の一部か
ら形成され、これらの終端巻回の直径は、図からもわか
るように、スリーブ8および9と伝動結合可能な巻付き
ばね10の巻回部分の直径より大きい。
制動解除方向におけるウオーム軸6の回転は、摩擦面
22と24との間の摩擦の増体によるトルクの増大を引き起
こす。その結果、巻付きばね10とスリーブ8,9との摩擦
の増大が阻止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は制動機の制動レバー用自動調整装置の一部を切
り欠いた側面図、第2図は第1図による装置を矢印方向
Aから見た図、第3図は内歯とこれに係合可能な爪とか
ら成る一方向回転阻止装置の側面図、第4図は端面歯と
爪から成る一方向回転阻止装置の側面図、第5図は締付
け一方向回転阻止装置の側面図である。 1……制動レバー、2……ウオーム歯車、4……制動機
軸、5……ウオーム、6……ウオーム軸、7……一方向
継手、10……巻付きばね、15……一方向回転阻止装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イエルク・ヴアンセロウ ドイツ連邦共和国ロンネンベルク4・ア ム・レールカンプ20 (56)参考文献 特開 昭60−125424(JP,A) 実開 昭59−77630(JP,U)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制動機軸に相対回転しないように結合可能
    なウオーム歯車にかみ合うウオームを持つウオーム軸
    が、制動機軸の軸線の周りに揺動可能にこの制動機軸上
    に設けられる制動レバーに支持され、ウオーム軸の軸線
    の周りに巻付きばねの形の一方向継手が設けられ、制動
    調整のためこの一方向継手が、駆動運動を駆動装置から
    ウオーム軸へ一方向にのみ伝達することができる、制動
    機の制動レバー用自動調整装置において、巻付きばね
    (10)と制動レバー(1)のハウジングとの間に、巻付
    きばね(10)の端部範囲にある突出部分とこの突出部分
    に対応する制動レバーハウジングの相対回転しない部分
    とから成る一方向回転阻止装置(15)が設けられ、この
    一方向回転阻止装置(15)の突出部分および相対回転し
    ない部分が、ウオーム軸(6)の縦軸線の周りにおける
    巻付きばね(10)の巻き方向に生ずるねじれを阻止する
    ように形成される形状適合部を持つていることを特徴と
    する、制動機の制動レバー用自動調整装置。
  2. 【請求項2】制動片と制動胴との間隔を増大する方向に
    おけるウオーム軸(6)の回転の際、一方向回転阻止装
    置(15)が、ウオーム軸(6)の周りにおける巻付きば
    ね(10)の巻き方向に生ずるねじれを阻止することを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】一方向回転阻止装置(15)が、ウオーム軸
    (6)の周りに設けられかつ制動レバーハウジングの相
    対回転しない部分としての爪車(16,19)と、巻付きば
    ね(10)の突出部分としての巻回端部(18,21)にある
    爪(17,20)とを持つ、爪車機構から成つていることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  4. 【請求項4】形状適合部としての爪(17,20)が、巻付
    きばね(10)の爪車(16,19)に近い巻回端部(18,21)
    に、半径方向または軸線方向に突出して形成されている
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第3項に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】爪車(16)が、形状適合部としての内歯を
    持つ環状歯車から成つていることを特徴とする、特許請
    求の範囲第3項に記載の装置。
  6. 【請求項6】爪車(19)が、巻付きばね(10)の巻回端
    部(21)に対向する形状適合部としての端面歯を持つ歯
    付き環状板から成つていることを特徴とする、特許請求
    の範囲第3項に記載の装置。
  7. 【請求項7】一方向回転阻止装置(15)が、制動レバー
    (1)とウオーム軸(6)に属する巻付きばね(10)の
    部分との間に設けられていることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】一方向回転阻止装置(15)が、締付け一方
    向回転阻止装置として、制動レバーハウジングの相対回
    転しない部分としての摩擦面(22)と、巻付きばね(1
    0)の終端巻回に結合される突出部分としての摩擦部材
    (23)にある摩擦面(24)とを持つていることを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】摩擦部材(23)が巻付きばね(10)の一部
    分から成り、この部分の外周面に摩擦面(24)が形成さ
    れていることを特徴とする、特許請求の範囲第8項に記
    載の装置。
  10. 【請求項10】制動レバー(1)にある摩擦面(22)
    が、摩擦部材(23)を収容する制動レバー(1)の孔
    (25)の内壁に形成されていることを特徴とする、特許
    請求の範囲第8項に記載の装置。
JP61184375A 1985-09-21 1986-08-07 制動機の制動レバ−用自動調整装置 Expired - Lifetime JP2561821B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3533686.2 1985-09-21
DE19853533686 DE3533686A1 (de) 1985-09-21 1985-09-21 Selbsttaetige nachstelleinrichtung fuer den bremshebel einer bremse, insbesondere fuer strassenfahrzeuge

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Publication Number Publication Date
JPS6293529A JPS6293529A (ja) 1987-04-30
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US (1) US4718522A (ja)
EP (1) EP0216008B1 (ja)
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