JPS6293529A - 制動機の制動レバ−用自動調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特許請求の範囲第１項の前提部分に記載の、
制動線の制動レバー用自動調整装置に関する。

〔従来の技術Ｊ ドイツ連邦共和国時＃第２５２８　（ｉ　（１３号ＩＩ
ＪＪ細書から公知のこの種の装置は、大体において、車
両の制動軸とはまり合い結合されているウオーム歯車か
ら成り、このウオーム歯車は、制動軸上に配置された制
動レバーのハウジング内に設けられたウオーム軸とかみ
合っている。

制動レバーのハウジング内に配置された、かう行程を持
つ駆動装置４が、レバー機構として制動レバーに配ｍさ
れた変位機構と伝動結合しでいる。駆動装置に設けられ
たから行程は制動レバーの変位と関係があり、この変位
は、初期位置から制動胴との制動ライニングの接触まで
の制動ライニングのから行程に比例している。

例えば制動ライニングの摩耗の際の駆動装置の所定のか
ら行程から、ウオーム歯車装置のウオーム軸は駆動装置
により一方向継手としてのフリーホイール装置を介して
回転せしめられる。

これによって制動レバーは制動軸の軸線の周囲を移動せ
しめられるので、制動軸は制動ライニングの摩耗に応じ
て操作機構例えば制動シリンダに対して新しい初期位置
へもたらされる。

一方向継手はコイルばねのような巻き付きばねを含んで
おり、この巻き付きばねはウオーム軸の縦軸線の回りに
配置されており、この巻き付きばねは、制動機の調整方
向における回転の際に駆動装置からウオーム軸ヘトルク
を伝達することができる。

一方向継手は、ウオーム軸上に前後に配置された２つの
スリーブを持っており、これらのスリーブは巻き付きば
ねにより包囲されている。

第１のスリーブはウオーム軸上において変位機構によっ
て制動レバーの角変位に関係して回転できる。第２のス
リーブは第１のスリーブに対して所定の回転角をなして
回転速ｉＩ！Ｉｌ可能である。

この回転角は、ウオーム軸と第２のスリーブとの間で作
用するストッパにより制限される。

第１のスリーブが、ウオーム軸により保持された第２の
スリーブに対して制動調゛絡１Ａ置の調整方向に回転せ
しめられる場合は、両スリーブの外径と巻き付きばねの
内径との間で作用するＩＷ擦結合が巻き付きばねの直径
を縮小する。巻き付きばねの直径の縮小は両スリーブと
巻き付きばねとのプレスばめ弐結合に至らせるので、調
整装置Δからこのように拘束された絹；手を介してウオ
ーム軸へトルクが伝達され、このトルクは制動機を調整
するようにウオーム軸の回転を生ぜしめる。

制動機をゆるめる際、すなわち両スリーブが調整方向と
は反対方向に相対回転運動する際、摩擦結合は解除され
るので、一方向継手は°ツリーホイール装置として作用
する。

調イ６装置は、例えば装置の調整の目的のためにまたは
制動ライニングの交換の際に制動機を手で調整すること
を可能にする。このためにウオーム軸は適切な工具（ス
パナ、クランク）により回転可能である。しかじ制動片
を制動胴から解除するようにウオーム軸を回転させる際
、一方向継手は巻き付きばねの摩擦結合の強化とともに
、制動機の自動調整との関連で上述したように作用する
。

しかしトルクは反対方向に、すなわちウオーム軸から調
整装置へ一方向継手を介して伝達されるから、ウオーム
軸の回転前に、巻き付きばねとウオーム軸上に上述した
やり力で配置されたスリーブとのプレスばめ式摩擦結合
が克服されなければならない。摩擦結合はトルクの増大
とともに滑りまで増大するから、例えば変化する潤滑状
態または巻き付きばねの製造公差によって引き起こされ
る望ましくない摩擦値変動が引張力を巻回方向に巻き付
きばねの材料の降伏点まで増大させてしまう。このこと
は、ウオーム軸の所望の回転が可能であるか、または巻
き付きばねの破損が起こることをＭ昧する。

巻き付きばねとこの巻き付きばねと摩擦結合している面
との間の１１ｉｌｉ擦力を小さくすることによって、最
大伝達可能トルクを減少させることができるが、しかし
このような手段によれば、摩擦値変動による最小伝達ｐ
能１ヘルクも減少せしめられる。この結果として、自動
調整のために必要な１−ルクがもはや得られなくなる。

この結果として結局、一方向継手の早期の滑りによって
制動機の調整が−Ａ不正確になるか、」；フ、−は制動
機の調整が行なわれなくなる。

、〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明のＮ題は、公知の装置と比較して、制動片と制動
胴との間隔の拡大の際に筒車な手段によって調整装置の
操作により、ウオーム軸から巻き付きばねへ伝達される
トルクが所定の値を超えないように、冒頭に挙げた種類
の調整装置を改良することにある。

〔問題点を解決するための手段、〕

この課肩は、特許請求の範囲第１項に１８載の発明によ
って解決される。別の構成および有利な実施例は特許請
求の範囲の実施態様項に記載されている。

本発明は、巻き付きばねとウオーム軸との間で作用する
１８１６カを増大させることができるので、自動調整過
程の際に一方向継手の早期の滑りに対する一響大きい保
護ができるという利点を持っている。

〔実施例〕

図面に示された実施例について本発明の詳細な説明する
。

第１図は制動レバーｌを示しており、この制動レバーは
、スプライン断面３を持つウオーム歯車２を介して制動
軸４と結合されている。制動軸４は公知のやり方で、制
限される角変位だけ、この制動軸の縦軸線を中心として
揺動することができるので、なるべく５形カムＵ、より
移動可能な制動片を制動胴に接触させることができるの
が好ましい。制動軸４に相対回転しないように結合され
たウオーム歯車２はウオーム５とかみ合っており、この
ウオームのウオーム軸６は制動レバー１に回４ｆｉ可能
に支持されかつ制動軸に対して直角に配置されている。

ウオーム軸６上にフリーホイール装置のような一方向継
手７が配置されており、この一方向継手は、ウオーム軸
６上に回転可能に支持された第１のスリーブ８と、ウオ
ーム軸６に相対回転しないように結合された第２のスリ
ーブ９と、これらのスリーブ８および９の舊径の回りに
巻き付けられた巻き付きばね１０とから成る。スリーブ
８は、このスリーブに相対回転しないように結合された
調整口状部１２付き調整レバー１１を持っており、この
調整口状部は、車両に枢着された固定点１３に対してか
ら動きＭ隙りを持っており、このから動き遊隙だけ調整
レバー！１が自由に揺動することができる（第２図）。

ウオーム軸６に相対回転しないように結合された、工具
例えばスパナまたはクランクを当てるのに適している成
形品１４によって、ウオーム軸６を手で回転させること
ができる１、 制動レバーｌのハウジングと巻き付きばねｌＯとの間に
、拘束部材と爪とから成りかつ片側で作用する、歯付き
拘束装置のような拘束装ｆｉｆｆ１５が配置されており
、この拘束装置は、一方の方向における制動レバー１に
対するウオーム軸６の縦軸線を中心とする巻き付きばね
１０のねじり運動を防出する。拘束装置１５は制動レバ
ー１と、ウオーム軸６に対応する巻き付きばね１０の部
分との間に配置されている。

第１図および第３図によれば、拘束装ｆｆ１１５は、制
動レバー１に相対回転しないように結合された、内歯付
き環状歯車から成る拘束部材１６と、半径方向に巻き付
きばね１０の外径より突出しかつ拘束部材１６に対応す
る巻回終端部１８により形成された爪１７とから構成さ
れている。

＠４図によれば、拘束装置１５は、制動レバー１に相対
回転しないように結合された、平歯を持つ歯付き板から
成る同東部材１９と、軸線方向に出されかつ巻き付きば
ねｌＯの拘束部材１９側の巻回終端部２１により形成さ
れた爪２０とから構成されている。

拘束部材Ｉ６の内歯および拘束部材１９の平歯は鋸歯状
の拘束歯切り部のように構成されている。

装置の動作のやり方は次の通りである。

制動レバーｌのレバー腕に作用する操作宋子、例えば制
動シリンダによって、制動軸４を持つ制動レバー１を矢
印方向Ｂに揺動させる場合は、調整レバー１１の調整口
状部１２は、基ｍ機の調整が行なわれない間は、から行
程１．だけ移動する。制動ライニングの摩耗により、初
刑位置から制動ライニングが制動胴に接触するまで制動
行程は拡大する。この結果、制動レバ・−一１および調
整レバー１１の揺動角が拡大し、１τのＡｍ整Ｌ／バー
は、固定点１３からか）；〉行程１４だけ移動した後に
制動レバーｌの拡大された揺動角に比例して回転せしめ
られる。しかし巻き付きばね１０の巻回方向は、一方向
継手７が制動機の接触行程のあいだ調整レバーＩｔの回
転をウオー・ム１ｌｌ１６へ伝達しないよう乙こ定めら
れており、すなわち一方向継手はフリーホイール方向に
移動する。

制動Ｌツバ−１を初期位置へ戻す際に、調整口状部１２
はまずから励き遊隙したけ移動する。

その後？Ｕ期位置への調整レバー１１の戻しは、調整レ
バー１１が接触行程のあいだから行程りを越えて回転せ
しめられた角変位だけ行なわれる。ウオーム軸６に相対
回転しないように結合されたスリーブ９に対するスリー
ブ８の調整レバーＨに対応する移動は、巻き付きばね１
０の巻回方向に行なわれるので、スリーブ８および９Ｊ
Ｉ４の外径と巻き付きばね１０の内径との間で強まる摩
擦結合はスリーブ８および９と巻き付きばね１０とのプ
レスばめ式結合まで作用し、調整運動をするようにウオ
ーム軸６へ伝達される。

ウオーム軸６は工具、例えばスパナまたはクランクを成
形品１４に当てることにより手で回転させることができ
る。これによって制動レバー１はウオーム軸６の回転す
向に応じて、ウオーム軸６がウオーム歯巾２Ｌを回転１
ノながら進むことにより制動方向または制動解除方向に
制動軸４に対して揺動することができる。

調整口状部１２が固定点１３に当たる際にウオーム軸６
を制動解除方向に回転させろ場＆は、巻き付きばね１０
がスリーブ８および９・〜）同方向に収縮する１頃向が
あるので、巷き付きばね１０の内径とスリーブ８お、よ
び９の外径との摩擦結合の強化に上べ）トルクが増大す
る。しかしこれは防１１二されろ。なぜならばＶη束装
府１５は巻き付きばね１０の巻回方向とは反対方向に作
用するからである１、コき何者ばねｌＯの爪１７゜２０
は同乗方向にＩｆ１１東部材１ｆｉ：１デ、−はにす（
シＦｊ＋Ｓ手、１１９に係合するのｐＸ巻き付きばねｌ
　（−１の内径・ハ珊小、しｔこ７−）３つ二ｔ：’、
ｉ＋’Ｊ動解除、７ｉ向に白オーム軸６がさらに同顛す
る際のスｌ＋−ブ８および９における１店慝結凸ｆ１へ
向上される。１−うしてｌ自尊外された一方向継手は、
制動解除ｌｊ向におけるウオ−ム軸６の手動調整を妨げ
ない。

制動方向におけるウオーム軸６の手１ａＩｌｖ１１整の
際、一方向継手７はフリーホイール方向に作用し、すな
わちスリーブ９は巻き付きばね１０の巻回方向とは反対
方向に回転せしめられるので、巻き付きばね１０の拡大
が起こる。

一方向継手７を介して調整レバー１１によりウオーム軸
６を自動的に調整する場合は、拘束装置１５は作用しな
い。巻回方向に収縮する巻き付きばねＩＯの爪１７．２
０はこのｍ整過程の際に拘束部材１６．１９の鋸歯状の
拘束ｍ切り部を跳び越える。

第５図によれば、制動レバーｌのハウジングと巻き付き
ばね１０との間で作用する拘束装置１５は締め付け拘束
装置として構成されている。

制動解除方向におけるウオーム軸６の回転の際、締め付
け拘束装置は、第１図、第３図および第４図のもとに説
明された歯付き拘束装置のように、スリーブ８および９
における巻き付きばね１０の収縮を防Ｉ］―する。

締め付け拘束装置は、制動レバー１においてウオーム軸
６の縦軸線の回りに配置された、第１の摩擦面２２を持
つ孔２５と、第２の摩擦面２・１が対応する、巻き付き
ばねｌＯと結合された摩擦部分２３とから成る。

摩擦部分２３は、制動レバー１に向いている巻き付きば
ね１０の終端巻回の一部から形成され、これらの終端巻
回の巻回直径は、上述したやり方でスリーブ８および９
と伝動結合している巻き付きばね１０の巻回の残り部分
の巻回直径より大きい。第２の摩擦面２４は、摩擦部分
２３の外側表面により形成される。

制動解除方向におけるウオーム＠６の回Ｉｆｆは、摩擦
面２２および２４の間の摩擦結合の強化によるトルクの
増大を引き起こす。その結果として、巻き付きばね１０
の内径とスリーブ８および９の外径とのｙｌｉ擦結合の
強化が防Ｉｋ、される。

【図面の簡単な説明】

第１図は制動機の制動レバー用自動調整装置の一部を切
り欠いた側面図、第２図は第１図による装置を矢印方向
Ａから見た図、第３図は内歯を持つ、第１図による装置
の歯付き拘束装置の側面図、第４図は平歯を持つ、第１
因による装置層の歯付き拘束装置の側面図、第５図は第
１図による装置の締め付け拘束装置の側面図である。 ｌ・・・制動レバー、６・・・ウオーム軸、ＩＯ・・・
巻き付きばね、１５・・・拘束装置特許出願人　ヴアブ
コ・ヴエスティングハウス・ファールツオイクプレムゼ
ン・ゲゼ ルシャフト・ミツト・ベシュレンク ＬＬ−の、ン一、＋”ニー、：、ｌ−−ニュニセなし）
第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　制動軸とはまり合い結合できるウォーム歯車が設け
   られ、このウォーム歯車がウォーム軸と係合し、このウ
   ォーム軸が制動レバーに配置され、この制動レバーが制
   動軸の縦軸線の周囲を揺動できるように制動軸上に配置
   され、ウォーム軸の縦軸線の回りに巻き付きばねの形を
   した一方向継手が設けられ、この一方向継手が拘束方向
   に駆動運動を駆動装置からウォーム軸へ制動調整するよ
   うに伝達することができる、制動機の制動レバー用自動
   調整装置において、巻き付きばね（１０）と制動レバー
   （１）との間で作用する拘束装置（１５）が設けられ、
   この拘束装置が一方の方向におけるウォーム軸（６）の
   縦軸線の回りの巻き付きばね（１０）のねじれを防止す
   ることを特徴とする、制動機の制動レバー用自動調整装
   置。 ２　拘束装置（１５）が、制動片と制動胴との間隔を拡
   大するようなウォーム軸（６）の回転運動の際に、一方
   の方向におけるウォーム軸（６）の縦軸線の回りの巻き
   付きばね（１０）のねじれを防止することを特徴とする
   、特許請求の範囲第１項に記載の装置。 ３　拘束装置（１５）が、ウォーム軸（６）の縦軸線の
   回りに配置されかつ制動レバー（１）に相対回転しない
   ように結合された拘束部材（１６、１９）と爪（１７、
   ２０）とを持つ歯付き拘束装置から成ることを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１項に記載の装置。 ４　爪（１７、２０）が巻き付きばね（１０）の拘束部
   材（１６、１９）側の巻回終端部（１８、２１）により
   形成されていることを特徴とする、特許請求の範囲第３
   項に記載の装置。 ５　拘束部材（１６）が、内歯（１７）を持つ環状歯車
   から成ることを特徴とする、特許請求の範囲第３項に記
   載の装置。（第３図） ６　拘束部材（１９）が、巻き付きばね（１０）の巻回
   終端部（２１）側の平歯（２０）を持つ歯付き板から成
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第３項に記載の装
   置。（第４図） ７　拘束装置（１５）が、制動レバー（１）とウォーム
   軸（６）に対応する巻き付きばね（１０）の部分との間
   に配置されていることを特徴とする、特許請求の範囲第
   １項に記載の装置。 ８　拘束装置（１５）が、制動レバー（１）においてウ
   ォーム軸（６）の縦軸線の回りに配置された第１の摩擦
   面（２２）と、巻き付きばね（１０）の終端巻回と結合
   された摩擦部分（２３）に対応する第２の摩擦面（２４
   ）とを持つ締め付け拘束装置から成ることを特徴とする
   、特許請求の範囲第１項に記載の装置。（第５図）９　
   摩擦部分（２３）が巻き付きばね（１０）から成り、こ
   の巻き付きばねの外側表面が第２の摩擦面（２４）を形
   成することを特徴とする、特許請求の範囲第８項に記載
   の装置。 １０　第１の摩擦面（２２）が、摩擦部分（２３）の回
   りに配置された制動レバー（１）の孔（２５）から成る
   ことを特徴とする、特許請求の範囲第８項に記載の装置
   。