JPH021199A - 熱風循環式リフロー装置を使用する場合の炉内温度設定方法 - Google Patents

熱風循環式リフロー装置を使用する場合の炉内温度設定方法

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JPH021199A
JPH021199A JP13596588A JP13596588A JPH021199A JP H021199 A JPH021199 A JP H021199A JP 13596588 A JP13596588 A JP 13596588A JP 13596588 A JP13596588 A JP 13596588A JP H021199 A JPH021199 A JP H021199A
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JP
Japan
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temperature
hot air
air
air circulation
atmospheric
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Application number
JP13596588A
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Inventor
Keisuke Hayashi
啓介 林
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、熱風循環式リフロー装置を用いて、各種電気
配線基板上に供給されているクリーム半田を溶融させて
、電気配線基板パターンと電子部品の物理的及び電気的
接合を得る場合の炉内温度[従来の技術] 従来、電気配線基板上に供給されているクリーム半田を
一括で溶融させる場合、大きな熱量を有する熱源からの
輻射熱もしくは伝導熱を使用する方式と飽和雰囲気温度
内で加熱を行なう方式の二つに大別される。輻射熱・伝
導熱を用いる方式としては赤外線輻射熱カロ熱方式、ホ
ットプレート方式等がある。飽和雰囲気温度加熱方式と
しては、特定の沸点を有する不活性溶剤の気化潜熱の放
出を用いるVPS法がある。
熱の伝導の一般式から、加熱されている物体の温度は、
その加熱源との温度差がある限りその加熱源の温度迄上
昇していく。
赤外線輻射熱方式やホットプレート方式等は、ごく高い
温度に制御された熱源からの輻射熱や伝導熱を必要量の
み与える方式である。このまま基板を装置内に放置すれ
ば所要以上の熱量を得て過熱してしまう。つまり、装置
として見た場合、すフロ一対象機種により所要熱量が異
なるのでその都度設定を変更する必要がある。
VPS法の場合、飽和雰囲気温度加熱方式である為、ま
た不活性溶剤の熱伝導係数が高い為の二つの理由で、リ
フロ一対象機種の違いによる温度勾配の差は殆んど無い
。また飽和雰囲気温度以上の温度に過熱される事は無い
但し、従来飽和雰囲気温度加熱方式としては一種類のみ
存在するVPS法は、イニシャル・ランニングコストが
非常に高い事、溶剤の過熱により毒性ガスが発生する事
、溶剤の気化潜熱の放出を利用する為、溶剤の沸点が飽
和雰囲気温度となり溶剤の種類の数しか雰囲気温度を設
定出来ない事等の欠点を有する。
[発明が解決しようとする課題] 前述の従来技術については、赤外線輻射熱による加熱方
式の場合、リフローされる基板2部品の色の違いによる
赤外線の吸収率の差が存在する事と、部品の大、小によ
る熱容量の差が存在する事の二つの理由により、同一基
板上の基板位置の違いによる温度のバラツキ、部品の種
類による温度のバラツキが生じてしまう。この場合、リ
フローしようとする機種によっては、どうしても電子部
品や基板にある程度の熱的ストレスを与えざるを得ない
場合がある。また、リフローを行っている途中で基板が
その搬送装置より落下した場合、その基板、電子部品は
過熱し、燃えてしまう。またこの方式では基板のソリの
発生量が大きい事と多層基板に於いて内層の温度が非常
に高くなり易く、基材との間に剥離を生じさせ易い欠点
もある。
また、前項で述べた様に、VPS法は加熱特性が良いに
も拘らず、コストの高い事、毒性ガスの発生、設定温度
が限られる欠点も有する。
本発明の目的は、かかる従来技術の有する欠点を無くシ
、シかもVPS法の利点になるべく近い形で使用出来る
コストのかからないリフローを行なう方法を提供する事
である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、熱風循環式リフロー装置を使用して電気配線
板上のクリーム半田を溶融させる場合つ炉内温度設定方
法において、循環する熱風の温度を検知する手段を有し
、該熱風の雰囲気温度を所定の温度に設定することを特
徴とする。
[作用コ 本発明では、熱風の雰囲気温度を半田の溶融に必要な温
度に設定する事、また、熱媒体である空気流の速度を可
変とする事で熱伝達係数を高くする事の二つにより通常
の熱風循環装置を飽和雰囲気温度加熱装置として使用出
来る様にし、その結果従来vps法の有している優れた
温度特性を非常に低いコストで行なえろ。
[実施例コ 本発明は前記課題を解決する為、熱風循環式リフロー装
置4を使用する。
第1図は本発明の熱風循環式リフロー装置の構造図であ
る。空気は12の循環装置により各炉内を循環する。空
気の循環速度は16のファンモーター周波数インバータ
ーにより可変となっている。循環の経路を14に示す(
矢印の向きは逆方向でも可)。空気はヒータ13により
加熱されるがその温度は温度センサー15に拾われ、ヒ
ーター出力にフィードバックされる為、炉内温度は設定
温度で飽和する。
本装置はりフローの熱が雰囲気空気から′4気配線基板
、電子部品に伝わる方式である。
本装置では雰囲気温度の設定が可変である為、設定温度
を高くしておき、リフローされる基板が所要温度に達し
た時点で基板から装置を出る様に設定する方法と、所要
温度を設定温度にしておき飽和雰囲気カロ熱装置として
使用する方法のいずれも可能である。設定温度を所要温
度とした場合の温度勾配は第2図となる。基板温度T2
は所要温度=設定温度T、に達するとそれ以上には上k
パしない。そのまま半田溶融に必要な熱量を得た?え装
置外に出る様に設定する。
こごで熱風循環式リフロー装置の可変項目としては、熱
風の設定温度Tt  を基板搬送コンベア速度V、熱風
の風速Wが必要となる。
リフロー条(’P自体は、半導体パッケージの実装条件
により決定されるが、その要求条件としては例えばMa
x、235℃ 5秒以内、温度上昇、下降速度1〜b T1は235℃より数度低く設定して、235℃には決
して届かない様にする。次にコンベア速度■の決定によ
り温度上昇、下降速度が1〜b/秒以内になる様にする
。また、リフロ一対象基板が熱風により吹き飛ばされる
心配の無い範囲で熱風の風速Wを高くして熱風の熱伝達
係数を高くする。
以上により熱風循環式リフロー装置の温置勾配図が第2
図<b)となり、VF6法と同じ飽和雰囲気温度加熱方
式となる。
ここでガラス基材、紙基材、セラミック基材等の基板材
の種類、基板厚、基板寸法、リフロ一部品点数の多少に
拘らず設定温度T8.コンベア速度Vは共通で設定する
基板寸法が非常に小さい為に、特に熱風による吹き飛び
の心配な場合の風速をWl それ以外の場合の風速なW
2とする。
基本的にリフロ一対象機種が変更の時点で、特に基板寸
法により吹き飛びが心配な場合のみWをW、として、そ
れ以外の設定項目は一定のまま対応できる。
第3図は、第1図の周波数インバータ−160回路図で
あり、図示されるように、インバーター61により、上
部ファンモーターs2.下g(Sファンモーター53の
周波数が変化させられる。
[発明の効果] 以上に示した通り、本発明は、設定温度T1コンベア速
度■を設定(固定)して飽和雰囲気温度加熱方式のりフ
ロー装置として用いる手段により、リフロ一対象機種の
寸法・材質・部品数に拘らず不変の設定で同一条件のり
フローを行なえる効果がある。
また、熱風循環式リフロー装置を飽和雰囲気温圧加熱の
装置として用いる手段をとった事により基板2部品の位
置、大きさ2色による温度のバラツキが従来と比べ非常
に小さくなり、従って対象基板及び電子部品に熱による
損傷を与える事なく、クリーム半田を完全に溶融させる
事が可能となる効果がある。例えば赤外線輻射熱方式で
は、黒色のパッケージ品は基板に比べて温度が上昇し易
く、充分なりリーム半田の溶融を得られる迄熱量を与え
ると部品パッケージ温度がメーカー推奨実装温度を越え
てしまう場合がある。
また、飽和雰囲気温度加熱では基板に対して全体に均一
な加熱が行われる為、従来の赤外線輻射熱加熱装置によ
るリフローではソリ防止治具が必要な薄型で複雑な基板
どりの基板についてもソリの発生を少なく押えられる効
果がある。
また、従来、多層基板のりフローについては赤外線輻射
熱加熱方式では内j]湿温度外層温度より高くなる為、
基材と内層間に剥離を生じる場合があった。しかし、本
発明により剥離発生を完全に押える効果がある。
コスト面では、従来の飽和雰囲気温に加熱方式であるv
PS装置の導入によるランニングコストである年間4千
万円(VPS装置メーカーの試算式による)分の経費節
減効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱風循環速度可変装置なIllえた熱
風循環式リフロー装置の主要断面図。 第2図は本発明のりフローに於ける炉内温度勾配図。 第3図は第1図の循環用ファンモーターの周波数インバ
ーターの回路図。 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴木喜三部(他1名)第 図 韮&T 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱風循環式リフロー装置を使用して、電気配線板上のク
    リーム半田を溶融させる場合の炉内温度設定方法におい
    て、循環する熱風の温度を検知する手段を有し、該熱風
    の雰囲気温度を所定の温度に設定することを特徴とする
    熱風循環式リフロー装置を使用する場合の炉内温度設定
    方法。
JP13596588A 1988-06-02 1988-06-02 熱風循環式リフロー装置を使用する場合の炉内温度設定方法 Pending JPH021199A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13596588A JPH021199A (ja) 1988-06-02 1988-06-02 熱風循環式リフロー装置を使用する場合の炉内温度設定方法

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JP13596588A JPH021199A (ja) 1988-06-02 1988-06-02 熱風循環式リフロー装置を使用する場合の炉内温度設定方法

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Publication Number Publication Date
JPH021199A true JPH021199A (ja) 1990-01-05

Family

ID=15163994

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JP13596588A Pending JPH021199A (ja) 1988-06-02 1988-06-02 熱風循環式リフロー装置を使用する場合の炉内温度設定方法

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JP (1) JPH021199A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05230476A (ja) * 1992-02-24 1993-09-07 Koike Kagaku Kk 燃料油用水分除去剤
JP2016147308A (ja) * 2015-02-06 2016-08-18 株式会社EBox研究所 アルミニウム製封入管およびろう付け方法
US20190381591A1 (en) * 2016-05-31 2019-12-19 Endress+Hauser SE+Co. KG Manufacturing line for soldering

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05230476A (ja) * 1992-02-24 1993-09-07 Koike Kagaku Kk 燃料油用水分除去剤
JP2016147308A (ja) * 2015-02-06 2016-08-18 株式会社EBox研究所 アルミニウム製封入管およびろう付け方法
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